音楽のお小言


第111回7月3(木)
赤い海を見ているようだった。赤く染まった海原が、僕の心のようにざわめいていた。

何気なく観てしまった「Dr.コトー診療所」のドラマ
ドラマそのものもなかなか楽しめたのだが、何よりも音楽にビックリ。
これ、近年みたドラマの音楽の中でも3指に入るかも。非常に魅力的で素晴らしい。

放映もそろそろ酣、というところで全力を持って注視。
エンド・ロールを睨みつけつつ、「音楽」のところをチェェェック!!

「音楽:「Dr.コトー診療所」オリジナルサウンドトラック」

いや、だからね?(鬼の形相)。

それを誰が担当しているかを知りたいのだよ。
だが調べども調べども解らない。
HMVの紹介も、コンポーザーが表記されていない。

なにやら色んな風味の音楽。
特徴的なのはストリングスの旋律なんだけど、
なんか、間違ってなけりゃ三味線?結構トラッド的な妙味もあって非常に趣がある。

サントラも8月なのでCCCDじゃない限り買うと思う。

結局調べたら吉俣良という人。
はじめて聞く名前で、というのも表立って名前を出す人ではないらしい。
色んなアーティストのプロデュースや、ドラマの音楽を担当されているそうで。
「aiko」なんかとは結構係わり合いが深いみたい。でも牧場主の嗜好半径には入ってこないなぁ、と。

唯一「Angel’s voice」(奥井雅美)だけ。被ったの。
しかもこのアルバム、装丁は好きだがあんまり良くないんだよな(
苦笑)。
何ていうか、「声」を聴かそうとするのは解るんだが、無理矢理というか、「それで?」感というか。

あとは「Queen’s Fellows」(V.A)も。
っても、これは作品自体ケチつけようがないので。崇高すぎる。

やー、ドラマは毎回観よう。

時任三郎は今が一番カッコイイと思う。昔よりよほど。

「2〜4時間、たったっか〜えまっすっかッ!?」とかよりも(若い人解りません)。

女性では大塚寧々もそう思った。


第112回7月8(火)
僕の存在そのものが彼女にとっての力となる。そんな関係になりたい。

ちょっと趣向を変えてみよう。
「オリコン」の週間チャートをみて感想を記そう。

ネタ埋めだという事実に触れないのが大人だゾ☆

あと前もって言っておくと結構毒があります。
オリコンの上位に好きなアーティストがいるという方は読まないほうが吉。

注意はしたから。

1位「勝手にシンドバッド」(サザンオールスターズ)。

って言われてもなぁ・・・。
嫌いじゃないけど別にCD買うほど好きでもない。
1stシングルを今になって発売する意図も解らないし、どうも蚊帳の外。
実は桑田ケイスケ(
漢字知らない)の声質があんまり好きじゃない。粘りのある歌い方とかも。

2位「morrow」(Dragon Ash)。

曲としてのレベルは毎回高いと思う。
今回はどんなのかナーと思いきやメロウでいてしっとり。
アルバムは聴いた事無いんだけど、シングル単体で聴いていくのが正解かも。

4位「接吻」(中島美嘉)。

前作「Love Addict」(同)をどう見ましたか。
やっぱりというかアッサリと埋もれてしまって「あ、あったね、そういうの」な感。
でもああいう曲は中島美嘉以外が歌ってもつまらないのだ。ああいうの歌い切るのは相当だと思う。
そして「接吻」。ああ、なんかもう好きにしてぇぇ、という感じ(
)。あと5年したらすごいことになるよ。中森明菜系。

8位「Together」(EXILE)。

ラストでも「流刑」(6E)でもない「EXILE」()。
相変わらずこの「ダ・パンプ」系は全く区別がつかない。
唯一「w−inds」だけは
悪い意味で区別できるが、それもどうか。
あんたたちは踊らないと歌えないのか。「踊れない歌は歌じゃない」とは某アーティストの言葉だが、
しかしそれにしてもキミタチはどうしてバタバタ踊るのだ。CDになったら無用でしょう。
魚じゃないんだから

11位「さくら〜独唱〜」(森山直太朗)。

歌上手いのかどうか微妙。
下手じゃないと思うし、全然嫌いじゃない。
ここまで盛り上がっちゃったらCD買う気にはならんけど。
ただ頭痛くなるファルセットが何言ってるのか全然解らない。
全体的に詩を聴かせようとする意図は見えるんだが、矛盾していると思う。

26位「七転び八起き」(RAG FAIR)。

真っ先に思ったのは「まだいたのか」、と。
ごめん。どう頑張っても好きになれる要素が無いや。
まあこういう事を書く牧場主なんかに好きになってもらっても迷惑だろうけど。
とにかくブームは去った。流行など半年持つか持たないかのこの日本でよくやったと思う。
ハッキリ言ってしまえば一発芸にしか見えない、聴こえない以上、末席を濁すには長すぎる、と思う。

あとは知らんのとかこれら以上にどうでもいい作品ばかりなので以上。

この企画、1通でも「今後も!」というのがあれば続行。

無ければ毒が激しいために1回こっきりだったということでよろしくッ☆


第113回7月12(土)
灯火が消えた。一瞬で闇に包まれて、僕はようやく現実を理解できた。

というわけで買ったCDなんかを並べてみたい。

「彼女の夏」(サニーサイドアップ)。
とりあえず絶対買うと決めていたのがこの3rdマキシだけ。
「京都慕情」(同)、「snow love song」(同)のどれも良かった。
リーダーと山田姉弟という、男2人女1人という、ちょっと珍しいグループ構成。
アコースティックでいてノスタルジックな楽曲はどれも根本的によく作られている。とても丁寧な印象。

c/w曲の印象が薄いのが難点だが、
リーダーの厚みがあって感情豊かなボーカルと、
「おねえちゃん」こと山田和嘉子のボーカルという2つの武器を持つ。
「snow love song」のリード・ボーカルが山田和嘉子。CM曲でもあったから知名度はそれなりに。
本人は結構なアニメ声なんだが、歌うと少年っぽい、どこか中性的な声質で好き好きは分かれそうだが個人的には好き。

今回の「彼女の夏」はリード・ボーカルがリーダー。
しかし裏手に回ったおねえちゃんのコーラスが絶品。本当、好きだ。
あとリーダー本人が担うピアノ・アレンジが秀逸。あと詞も印象的かな、と思う。

「コンプリート・ベスト・オブ・アンドレ・ギャニオン」(アンドレ・ギャニオン)。
まさか知らない、という人はいないと思うが牧場主もCDを買ったのははじめてだったりする。
今まで気になってはいたんだがどうしても手が伸びなかった。今回はポイントのおかげで購入〜。
ニューエイジ系のピアニストで、必ず耳にした事があるはずだ。牧場主はピアノスキーな人なのでよろしく。

CDは種類が多く、とりあえずベストを。
車で聴く音楽ではないので部屋でお酒片手にウットリしたい。

「Geofu」(Sowelu)。
新作マキシが確かCCCDで脳裏から削除されていた「Sowelu」。
「熱烈的中華飯店」の主題歌、「Rainbow」が決め手、かな。マキシ欲しかったし。
基本的に歌は上手いと思うんだが、ちゃんと聴いたことがないのでどうなのかなぁ、と。
何よりも「気になっていてポイントのおかげで金額的に余裕があってCCCDじゃない」のが理由(
)。

「赤熱演舞」(陰陽座)。
発売元が「キングレコード」で一瞬躊躇う(
コラ)。
だ、大丈夫なのかなぁ。音楽は・・・大丈夫なのかなぁ(
コラ)。
あまりにも印象が奇抜すぎて正直最後まで躊躇ったが、こういう時でないと買わないので。
なんだか「妖怪バンド」、だっけ?「サイコ・ル・シェイム」もどっか消えたし、今後が少し心配かも。

「いくつもの川を越えて生まれた言葉たち」(森山直太朗)。
本格的な批評をする音楽誌ではほとんど評価が高くないこの人。
明らかに「さくら〜独唱〜」(同)が一人歩きしているからだろうと思うけど。
¥2,000という安価でなければ買わなかった。正直、好きになれる声ではないのだけれど。
CMとかじゃなくて、ちゃんとCD聴いて、どういう音作りしてるのかが知りたいから。楽曲自体にあんまり興味無い。

「Modern Lights」(オレンジペコー)。
多分、買った中で一番素直に聴けそうなのがこれ。
色んな音楽の要素をふんだんに取り込んでいるため整合感がどうかな、とは思うけど、
それでも彼らのことだしあんまし心配していない。男女2人という組み合わせは形として1番好き。

「セルフ・ノーツ」(岩代太郎)。
ドラマや映画音楽でお馴染みな人の最新作。
楽曲を見るとベストっぽいんだけど、クラシック・アルバムという位置付け。
決め手は「Time of Destiny」、かな。大河ドラマ「葵〜徳川三代〜」の主題歌。
でも「岩代太郎の最新作がCCCDじゃない」というだけで楽曲を問わず買っただろうけど。

こんなとこです。
他にもいくつかないこともなかったけど軒並みCCCDだったので。
もうあんまりCCCDに毒吐く頃合いでもないんだけど(
悪いのは購入側だし)、どうもなぁ。

つーか積まれませんように(ダメ)。


第114回7月16(水)
好きだ嫌いだと言える間が華、だったりして。

えーっとデスネー(元ネタ不明)。
局地的にご好評いただいた例のオリコンのコメント企画なんですが。
火曜更新なのに前回月曜日に書いてて鮮度もクソもない、というところへのツッコミは無かったんですが。

いや、今見てきたんですよ。で、あんまり書くこと無いなぁ、と・・・。
なんていうか、興味の無いアーティストが大半なので、本当に「ふーん」で終わっちゃうのだ。
もう少し切り口考えて、もしかすると明日、明後日くらいに何か書くかもしれません。ダメだったら来週。

前回買ったCDの中で、とりあえず3枚聴いた。
「彼女の夏」(サニーサイドアップ)、「赤熱演舞」(陰陽座)、
そして「コンプリート・ベスト・オブ・アンドレ・ギャニオン」(アンドレ・ギャニオン)の3枚。

ネタは「赤熱演舞」で行きましょう。
これ、ライヴ・アルバムだったらしい。全然知らなかった。
元々「陰陽座」自体気になっていて、その新作がCCCDじゃないので買ったのだが、
個人的にライヴ・アルバムって好きじゃない。所持するCDを全部合わせても5〜6枚くらいじゃないだろうか。

確固とした理由を聞かれると困る。
エネルギッシュで場の雰囲気を感じる事は出来るが、
あまり「現場」というものに興味がなく、どうしても乱雑なイメージを受けるからだと思う。

でもこの「赤熱演舞」。
ライヴ・アルバムという印象をほとんど受けない。
あのウザったい観客の歓声が無いのだ。純粋に音と歌を聴ける。
最後の方では一応それらしいのは聴く事が出来るが、随分大人しいライヴ・アルバムもあったものだ。

この「陰陽座」。
知名度がどんなものか知らない。
もしかしたら「氣志團」くらい有名かもしれないし、そうじゃないかもしれない。
女性1人、男性4人の構成で、ボーカルは主に女性の黒猫と、リーダーらしい瞬火の2人が担う。

つーか「妖怪バンド」というスタンスがどうなのか、というところか。
音楽は今時こんなのやる人いるんだなぁ、というパンク。喧しいくらいの生楽器がお好きなら。
あと歌詞に横文字が一切出てこないのもスタイルの1つだろうな。詩・曲の大半は瞬火が作っている。

これねー、褒めて書けば良いのか逆なのか悩むところだ。
牧場主は天邪鬼なので、「信者」と化したアーティスト以外はだいたい7割褒めて3割貶すか、その逆。

ヘヴィ・メタル、までは行かない。
最近「175R」とか「FLOW」とかあの辺が流行ってるけど、
それらに比べてガンガンに、ギンギンに、ギュンギュンにやかましい。
たまに聴きたくなるんだろうけど、
毎日聴いてると多分頭が悪くなりそうなので一旦封印した。

ボーカルの黒猫。
金取るだけの歌唱力はある、と思う。
ただ、バンドの個性の中で彼女の個性、というものがあまり感じられない。
あと「舞い上がれ」という曲はどうしても彼女の声が椎名へきるに聴こえてしまう。
一旦この意識が芽生えてしまうと最悪で、もう一生離れてくれないと思う。
結構、シャレになってない

多分魅力の一部なんであろう甲高い部分が、ね。
御し切れていないというか、不安定なところがあって頭が痛くなってくる。
そりゃライヴ・アルバムだからだろ、とか言われそうなんだが、これ、本当にライヴ色が薄い。
こういうライヴ・アルバムなら抵抗無いんだけど、逆に言うとそういうのを期待してた人からすると不満なのかな。

ノン・ストップなのには驚いた。
だからなのかもしれないが、曲単位の個性というか区別がつかない。
音楽とかバンドとしてのスタイルは好きなだけにこの辺が少し残念かもしれない。
フル・アルバムで聴くとこのジャンルのクセに退屈しそうだが、マキシとかなら聴き続けられると思う。

が、残念ながらCCCDなんだよなぁ、マキシ。
これももちろんCCCDだったら意地でも買わなかったが。

発売毎にチェックはする。
CCCDなら削除だが、次の作品も買うんじゃないかな。

面白い、とは思うので。


第115回7月18(金)
あの人以外、風景に溶けてしまったから。何も見えなかったから。

どういう切り口で書こうか結構悩んだ。
や、オリコンの話ではないのであしからず。

「オススメのゲームはなんですか?」
牧場主はこの質問を受けた場合、基本的には一律「AIR」と答える事にしている。
お話ゲーがダメな人、もっとキレたお話のゲームを所望する人用の答えは別にあるが、まずはこれ。

細かいところで言うとコンシューマー用の方を推す。
18禁のシーンは無用なのでPCでも一般用なら、とも思うが、
個人的にはこの作品に関してはキャストがイメージと迎合できていたので声付きを。

で、音楽のところでどうしてこういう切り口なのか。
更に言うと、メールや掲示板などから恒久的にここをご覧の方は約7〜8名。
1日の来場者様数は1日平均50〜60を推移しており、ここをご覧の方ももう少し多いかもしれない。
だが「アクションを起こしてくれた方を対象として」の色が強いコンテンツだ。そういう意味では裏日記に近い。

そういうごく少数の特定された方へ向けてのテキストではないかもしれない。

今日のネタは「Birthday Song,Requiem」(Lia)。
さらに細かく言うとこの作品中のc/w曲、「恋心」(Lia)だったりする。

今になって書くのは一般販売が正式に決定したから。
発売日未定だし追々こうなるのは明白だったが、「公式」の点が重要なのだ。

「Key」のゲームの作品、
現在では「Kanon」と「AIR」のみの2点。
この両作品のメイン・シナリオ・ライター(
という位置付けが正確かどうかは不明だが)の麻枝准氏。
更に正確に言うなら、今日のネタは少しこの人のネタになる。基本的には「「Key」ってナニ?」という人向けだ。

牧場主は、この人の書く詩が好きではなかった。
これは過去形ではなく、もしかすると今でも首を傾げてしまう。
でも、「恋心」の歌詞だけは別。どれだけ聴いたか解らないが、この曲の歌詞は、諸手を上げて褒めちぎりたい。

まず麻枝氏が詩を書いた主な曲。
「Last regrets」(彩菜)にはじまって「風の辿り着く場所」(同)の2曲。
そして「AIR」に移って「鳥の唄」(Lia)、「青空」(同)、そして「Farewell song」(同)。
「Key Sound Label」の1stマキシ、「Natukage」とc/wの「nostalgia」(同)。とりあえずこれだけ。

曲の質そのものは文句無くどれも高いと思う。
これは根底に「I’ve」の高瀬氏のアレンジが効いているからだと思う。
だが、詩がどうしても「すげー良いよ!」という評価まで行かない。ここが辛い。
しかもどれか1曲を無作為に抽出して詩を眺めたなら、そう悪いものではない。むしろ、新鮮な類に入る。

だが、これを並べるとまるで無表情。どれもスタンスが同じなのだ。
1曲1曲は個性的でも、それが並べられると面白いように没個性になる。
これを確信犯的な、ある種故意に並べてるのなら大したものだが、それではいけない。
例えば同じゲーム内で使われる曲なら構わない。だが、ゲームは違うしゲームから離れた位置の作品もある。

それらを全て同じテーブルに置いて並べるとどれも同じ。
これらの詩もおそらく世間、というかそういうゲーマーの方達の中での評価は高いと思う。
そもそも「Key」自体が狂信的な評価の仕方をされているのでその辺も少し引くといえば引くが、
まあその一端を牧場主も担っている自覚はあるので強くは言えない。つーか立派に「信者」だという自負すらある。

「Kanon」と「AIR」は全然違う。
根底に敷かれたテーゼが同じではあるが、
そもそも「Kanon」はスタイルとしてはその辺のぎゃるげと同じくオムニバスだ。
それぞれのキャラによってまったく異なった物語を織り成すし、まずシナリオの書き手がキャラにより完璧に異なる。

それに対して「AIR」は一片の長編。
最終的な結末はたった1つ。それまではそれを成すための欠片に過ぎない。
その明確な色分けが、2つの作品の主題歌をとっても成されていなかったように思う。

そしてようやく本題、「恋心」。
真っ先にこういったストレートど真ん中な作品名に驚いた。
もう少し踏み込めば、これは隠し玉、というかかなりの決意がないと付けれないと思う。
何せそれまでがそれまでだ。こういった直線的に訴求してくる作品名はこれまで無かった。

この作品の詩、本当にド直球の「恋」。
これ以上もこれ以下もこれ以外も無いというくらいの恋。
しかも相当にロマンシチズムに溢れていて、実はこれまでと一線を画している。

「本当の」、という注釈は的外れだ。
そんなもの、100人いれば100通りの「本当」がある。
それを解ってはいるが、やはりこれは「本当の恋」なのだと思いたいし、思う。

まず目線がこれまでと違う。
一人称が「僕」なのはこれまでと同じくだが、
その「僕」がどこにいるか、どこから詩を紡いでいるかが完全に異なる。

曲の終盤、似たフレーズが6度リフレインされる。
曲のクール・ダウンとしての役割も果たすし、その点でも印象深いが、
しかしやはりこのたった6行の詩が、もちろん個人的に、という注釈は必要だが心に残る。

出会いを、

花を、

季節を。

ゆく日を、

闇を、

眠りを。

詳しく書くとおそらく犯罪なので書けないが、
この程度なら・・・まあダメなら明日にでも削除するが、
はじめてリリストとしての麻枝氏を好きになれそうな気がした。

ああ、どうしてゲームの話から入ったか、か?

これ、ゲームをプレイした人には一目瞭然なのね。
や、「恋心」の話ではなくて、「Kanon」と「AIR」と、それらに使われた楽曲群なんだけど。
本当に「ゲームそのまんまじゃん」、という詩の内容なので、一応紹介という意味合いを兼ねてこうした。

曲としても「Birthday Song,Requiem」より「恋心」の方が好きだ。

1日として聴かない日は無い。

もう、病的。


第116回7月28(月)
旅が私の人生なんだ。人生が旅なのではない。

1回で終わったら怒られるので2回目。
オリコンのチャートを見ての感想の話ですけれども。

1位は「B’z」。
こういうのがあるので実はあまり更新したくないんだが、
ごめんなさい、どうしても「B’z」だけは好きになれないんだ。非国民で本当にゴメン。
「B’z」というよりはあのボーカルの人の方。名前も知らないのだが、あの声質は一生好きになれない。

もう片方の人のはソロ・アルバムを買ったくらいだから、音楽的には好きな方だ。
だけどあの声を聴くと気が狂いそうになる。「世界水泳」を観る際に何度聴かされたことか。

嫌いな人にとっては拷問に等しかった

当牧場の来場者様にも「B’z」ファンって絶対多いんだよ。
その方たちからブック・マークを外されるのかと思うと悲しいが、もうこの際か。

すまん、嫌い。

2位が「ourselves」(浜崎あゆみ)。
3位にダブル・スコアでの2位はまあ当然なんだろう。「B’z」と同じで。
好きか嫌いかと聞かれれば「別段嫌いじゃないが「avex」なのでシカト決定」、というところ。
実はCCCDでなければ買ったであろうアルバムやマキシもいくつかあったりするが、今となってはどうでもいい。

音楽もあざといが、もう慣れたというべきか。
上記したように嫌いではないが、浜崎を大音量で流しながら走る車は
酸っぱい

3位が「夏の思い出」(ケツメイシ)。
「ケツメイシ」というのが薬草だか漢方がどうとかとかいうのは知っている。
だが「それまでに知っていたか」、つまり先入観の方が重要で、未だにお尻を想像する。ごめん。

「花鳥風月」(同)は素晴らしかった。
この国でまだこんな音楽が輩出されるんだなぁと感慨深かった。
それ以降もその上にアグラをかくことなく、高いレベルの作品を輩出しているように見える。
このバンド名でなければ好きになっていたかもしれない。どうしても「ケツメイシ」と口に発するのが嫌。
この破廉恥!)。

4位は「Right on,Babe」(ゴスペラーズ)。
もう何を聴いても「あーなーたのー風ーになぁってぇ〜」に聴こえる。
もちろん「RAG FAIR」と比べて聴くと平壌とマルセイユくらいの差がある(
意味解りません)。
でも、なんというか、やっぱりあのアカペラ・ブームの功罪は大きいなぁ、と思ってしまうのは仕方ないと思う。

や、彼らはそんなブームよりももっとずっと昔から活動してた。
下積み、という言い方が正しいのかどうかは解らないが、不遇の時代だってあった。

でも、だから好きになるのかというと話は別、ということ。

5位と6位が「トミー・なんちゃら」。
もう本当に意味が解らない。試してる?バカにしてるの?
横浜に富岡っていう投手がいるから彼に歌わせよう。実に立派なトミーだぞ。
だた唄よりも野球が得意な点がどうかと思うが、今の音楽界、別に上手いボーカリストが求められているわけでもないし。

「トミー・フェブラリー」と「トミー・ヘヴンリー」。
となるとやはり第3の、第4の「トミー」が今後間違いなく現われる。

「トミー・ヘイトレッド」とかどうですか。20/2で2ターン・キル完成。

「トミー・フォーマルハウト」だと天体オタクさんは泣いて喜ぶ。

「トミー・フェブラリー・ステークスはダートの1,600m」だと牧場主が泣いて喜ぶ。

7位が「安室奈美恵」。
ああ、まだ「avex」なんだ。出直しておいで。

8位「Perseus−ペルセウス−」(島谷ひとみ)。
ああ、野球の歌だ。
あの1秒くらいでちょうどいいと思う
何度聴いても、いつのを聴いてもまったく同じボーカル。
成長という観念をどこかにお忘れかな?

ハッキリ言うと、このくらいのボーカル力ならカラオケ・ボックスに必ずいる。
「これでお金を取れます」というのを実践して見せているなら模範としてとても立派だとは思うが。
「avex」だからとりあえず嫌いなんだが、こういうのを闊歩させているから「avex」が嫌いなのかもしれない。

もう1度演歌に戻れとは言わない。

演歌は、もっと歌唱力を必要とするからだ。

9位が「7AIR SALT5 11WATER」だって。なんだこりゃ。
数字と英語の組み合わせも意味が解らんが、
塩っていうのはあんまりだと思う

17位に水樹奈々がいる。どうしたんだろう。

21位と25位と30位に「F・F−X−2」の主題歌か何か知らないが3曲。どうしたんだろう。
ていうかやっぱり「avex」というのはウワサでも何でもなかったのか。まああんまし「F・F」好きじゃないしご愁傷様。

なんかひどく毒っぽくなってしまったぞ。どうしてくれるんだ!?(責任転嫁)。
しかしこの30枚の中で、もし「1枚プレゼントしてあげる」とか言われたらどうしようか。

うーん。

「31位以下をお願いします」かな。

・・・アルバム編に移行した方がいいでしょうか。


第117回7月29(火)
「優しさ」は相互に共通するものではあるが、残念な事にその答えは1つではない。

これまで100回以上くだらない事を連ねているが、
意外というか、自分でも今まで気づかなかった事がいくつかある。

その1つが「ZABADAK」に関してほとんど語っていない事。

語るべきなのかどうか、そしてまたそれは一部ででも希望されることなのか。

まあ、いいや(えー?)。

「ZABADAK」は、オタクなら必ず通る道だ(えー!?)。
少なくとも牧場主はそう教わったし、それは今では確信に近い認識を持っている。
別にアニメやゲームに係わる作品を輩出してきたわけではない。むしろそんなのは皆無だ。

牧場主は高校1年の時に出逢った。
高校時代に演劇をやっていたが、その先輩にハメられたのだ。
高校時代はその先輩達数名という非常に狭いコミュニティで愛着を深めまくった。
ちなみにクラスメートや同学年で知ってる人間はいなかった。その後も同年代で知る人は現われなかった。

その先輩も、姉にハメられたのだと言っていた。
つまり、年代的には少し上の方たちが主に層を担っていた事になる。
もう解散して10年近くになるが、今でも着実にファンを増やしている、らしい。

特に声優の保志総一朗から入ってきた人も多い、らしい。
彼は自らの公式サイトで「ZABADAK」のMDを披露していた。今でもあるのかな。

ちなみに彼の好きな曲と牧場主の好きな曲はほとんど被っていなかった。

なぜだ!?黙れ)。

「ZABADAK」は、現在では吉良知彦のソロ・ユニット。
だがやはり牧場主は上野洋子とでの2人の頃を「ZABADAK」だと思っている。
もちろんこれは自分勝手な思い入れに過ぎないのだが、吉良知彦は吉良知彦。「ZABADAK」は2人。

ああ、当初は3人だろ、とかいう微妙なツッコミは要りませんぞ。

ああ、手が疲れてきたのでこの辺で。
次回からしばらく「ZABADAK」語りにしたい所存。

あ、でも「ニコパチ」(坂本真綾)が・・・!

っても既に知ってる曲ばっかだからなぁ・・・。


第118回7月30日(水)
悲しいものの本質が真実であるのか、はたまた逆なのか。

というわけで「ニコパチ」(坂本真綾)。
どうこう以前に「このCDのおかげで忙しすぎて死ねる」というのを4名から聞いた。
河内屋氏など1〜2ヶ月前の事だったが「今から想像するだけでもげんウザ」などと仰っていた。

「げんウザ」とは「げんなり」+「ウザい」(死語)を組み合わせたゾイド乗り氏による造語。

河内屋氏本人はそんな言葉使ってません悪しからず。

とまあとにかく恐ろしい事態を招くであろう事は想像に容易かった。
牧場主は、かつてバイトしていた店舗へ引き取りに。半ば無理矢理某氏に予約させられたのだ。

これくらいのタイトルなら地元にもあっただろうからちょっと面倒だった。
12/10の4thアルバムは地元で買うことにしよう。・・・本当に店頭並ぶのだろうか。少し不安だが。

あと「sky」(堀江由衣)と「Still in the groove」(水樹奈々)を。
前者は2ndが後を引くから。声は10人中10人が受け付けないが。
珍味かよ
あとプロデュースをはじめとしたスタッフ陣がこのテの主砲のためにしっかりしてる。曲の供給も。

後者はビックリ箱()。
1stが勘違い満載でやめようと思ったが2ndで開き直った。それでいい。

あと「SSS〜Simply Sing Song〜」(上野洋子)も。
これは違う店舗だが、アイリッシュ・トラッドのカヴァー集。うひぃ(
恍惚)。
店頭に見当たらなくてスタッフにお願いしたのだが、とても心地良い接客が満足でした。

さて「ニコパチ」。
コメントする事特に無いんだけども。
いや、もちろん良い意味なんだけどね。みんなそうだと思うけど。

「指輪」(坂本真綾)は8cmシングルのヴァージョンではなかった。
これ、坂本真綾の曲の中は言うに及ばず、菅野よう子のボーカル曲の中でも1番好きだ。
今まで聴いた日本のボーカル曲の中でも3番目に好き。聴く度にトリップしてしまう。あまり語りたくすらない。

あと何度聴いても9曲目は腰が抜けそうになる。
一体いつの時代から抜け出してきたのかという純正・アイドル・ポップ。
マキシを聴いた際にも書いた気がするが、これだけ懐広かったら何もかもダメだよ。カブレラか(
)。

「ハチポチ」(同)と同じくそれほど回数は聴かないだろうけど必携作品。

「Lucy」(同)の1/3くらいの好き度()。


第119回7月31日(木)
笑うしかなかった。こんな状況で笑っていられる理由は、それしかなかった。

今日は「I’ve」なネタです。
そう、「LAMENT/OUTFLOW」(I’ve)。
「regret」(同)からの流れを汲む「Girls compilation」シリーズ。

発狂しても良かとですか!?何語)。

今でもリアルに「disintegration」(同)を聴いてるというのに。
その前作から14ヶ月。「verge」(同)から「dis〜」に2年の間があったのですごく早い印象。

「diRTY GiFT」(同)が間に挟まってるせいもある。
しかも2枚組みだって。2枚合計で25曲。「verge」とまったく同じ。
というよりも正確には「LAMENT」が4thコンピで、「OUTFLOW」が5thコンピらしい。

それを一まとめにしてさらにお馴染みPVのDVDをつけて9/5。

明日になりませんか?

それぞれは後日単品で発売するらしい(DVDは除く)。
それで¥5,000だって。もう叩き売りな感覚。単品1枚¥2,800らしいし。
あと「I’ve」繋がりで言えば「COWPOKES」のアルバムも9/3にでるらしい。うわー。

収録曲もすごいですな。
これでもかという感じで、入って欲しかった曲の大半を収録。
特に「Velocitiy of sound」(MOMO)や「sensitive」(KOTOKO)をようやくCD音源で・・・。

本当、明日になったりしないのですか?


第120回8月7日(木)
たまに、でいい。何かを見つめ続ける事も、大事だ。

さすがに1週間に1度の割合で更新すると色々と。
となると「ZABADAK」語りが出来ませんな。むしろするなという神の意志かもしれない。

どれにしようかと思えるくらいには新譜をいくつか。
今日も「
HMV」から荷物が届いてそれだけでCHO〜発P脱P〜という感じ。

真似してみました。

死にたい

あとすごく寒い。

「Beautiful Energy」(女子十二楽坊)。
中国人女性12人による古楽器メインのビッグ・バンド、とでも言うのだろうか。
トラッドに寄った「東京スカパラダイスオーケストラ」、というと刃物が飛んでくるかもしれないが。

まあトラッドでもなんでもないけど。
メロディー・ラインが基本的にポップ寄り。
まずこれを是と見るか非と見るかで評価は全然異なると思う。
非と見たなら、そう聴こえたのなら、よくある一発芸という認識でも構わないと思う。

少なくとも珍しいタイプの音楽には違いない。
が、普段から大陸〜東洋のワールド・ミュージックを聴く人には、多分そう聴こえる。

むしろ不快に思う人多いだろうなぁ。
牧場主は結論から言うと好き。こういうのもアリだろう、と。
言い換えれば、牧場主のようによく聴くのがJ−POPSだ、という人にはおそらくクリティカル・ヒット。

曲によってはキャッチーで、特に1〜3曲目で判断が決まるとも思う。
日本の名曲を4曲カヴァーしているのところも良い意味でアクセントになっている。
順に「世界に一つだけの花」、「川の流れのように」、「ラブストーリーは突然に」、「地上の星」の4曲。

イマイチ選曲の基準が解らんが、日本人なら誰でも知っているだろう。
特に前者2つはメロディー自身が持つ美しさを直に堪能できる事間違いナシ。
個人的に「世界に〜」は歌詞が押し付けがましくて嫌いなだけで、曲そのものは大したものだと思う。

どうしても「ダブル・フェイマス」を思い出す。
あちらは歌モノと半々くらいなので比べていいのか解らんが。
や、でも「ダブル・フェイマス」は趣味に走りすぎなだけかもしれないけどね。

「スーヴェニール」(ダブル・フェイマス)と比べてどちら、と聞かれると、
それはもう比べるべくも無く「スーヴェニール」、と答えるのだけれど、それはまた別か。
しかも「畠山美由紀が好きなだけでしょ?」と聞かれても頷きそうな自分が恐い。・・・ごめん(
)。

「Wild and Gentle」(畠山美由紀)も今日聴いた。

どうもこういう陽より陰のボーカルが好きなのね。

ってこれ前にも書いたな。


第121回8月19日(火)
意志という名の御旗の元。譲れる道理そのものが無い。

ゲームやってたら絶対更新しなくなるな。
日記はやっつけでゲーム日記やマジックは見捨ててもここだけは。

なんか、色んなことが間違ってる気もするな。

`最近聴いたのは・・・何かあるかな。
「OPUS」(Vita Nova)とか「WILD AND GENTLE」(畠山美由紀)とか。

前者はベスト盤。
サウンドプロデューサー吉野裕司率いる・・・なんだろ。
一応「ボーカル企画ユニット」という表現をしていた気がするけど、意味も解らない。
様々なアーティスト(
大半は女性)をフィーチャーリングしていて、結構楽屋的な印象がある。

上野洋子がサブ・プロデューサーとして毎回参加。
そしてこの「OPUS」だけど、結果から言うと1番にはなりえず。
まあベスト盤なので人にススメるならこれかな、というのなら間違いではないと思う。

「エンシェント・フラワーズ」(Vita Nova)や「ラウル」(同)とかよりは聴きやすい。
「Vita Nova」の1番手は「SHIAWASE」(同)なんだけど、ボーカリストの好き好きで評価違うかも。

牧場主はアニメ系の音楽をよく聴く。
菅野よう子を筆頭に梶浦由記や上野洋子に吉良知彦の両「ZABADAK」、
穂刈久明や`島邦明とかも意外なところ(
)で提供していたりするので出来るだけチェックする。

で、この吉野裕司。
結構、特にビクター系で盛んに活動。
上野洋子と2人で「プラトリトゥラー」というユニットを組んで、様々なアニメに音楽を提供している。
「まりんとメラん」とか、最近では「.hack」系の何か(
まだ区別できない)とかも。売れてないみたいだけど。

そういう人(どういうオチだ)。

音楽的にはバラバラ。
上野洋子が後ろにいるから余計そう感じるのかな。
根底がバリバリのコンピューター・ミュージックがあったり、
逆に聴いた事の無い楽器が所狭しと奏であったりとそう言う意味でバラバラ。
かなり有名なボーカリストを起用するのでア・カペラやそれに準じた曲を詰めるのもいいアクセントになっている。

中近東から北欧が主、といいたいけど自信は無い。
もちろん解りやすいメロディの、いわゆるJ−POPS的な曲もある。
聴き様によっては雑多な印象で掴みづらいかもしれない。それが難点かな。

「OPUS」でのボーカリストは以下を起用。
上野洋子を筆頭に、かの香織、EPO、Ikuko、KOKIA、
濱田マリ、ハラミドリ、甲田益也子、JURI、本間哲子、小川美潮、遊佐美森。

書いといてなんだが知らない人もいるけど。
ハラミドリって誰だろう。なんか野鳥とかイメージしてしまうんだけど(
コラ)。

この中でも好きなボーカリストが多いから嬉しい。
かの香織やKOKIA、EPOや遊佐美森はソロ作品買ってるくらいだから。

なんていうか、カラッと晴れた日のベランダで、ビール片手に聴きたい。
上野洋子が絡んだ作品にしては、といったら失礼だが、珍しく誰か音楽好き人間2人とで聴きたい音楽。

「Puzzle」(上野洋子)は誰かと聴くとその人は遠い目をして離れていっちゃいそうだけど()。


第122回8月23日(土)
触れて欲しかった。ただそれだけ。それだけじゃ、おかしい?

定期購読している雑誌というのがいくつかある。
だがその中でも発売日に買って読むというのは「ミュージックマガジン」誌くらいだ。

買ったCDが誌のレビューなり紹介なりで掲載される事は少ない。
これは牧場主聴く音楽の範囲が狭い事も理由ではあるが、それだけではない。
悪い意味ではなく「質より量」という掲載の仕方をするので、知らない作品、アーティストばかりなのだ。

特に牧場主のストライク・ゾーンであるアニメ/ゲーム系は皆無と言っていい。
1度菅野よう子の特集があったが、冠名も「アニメ音楽界の女王」というもので、かなり浮いていた。

が、さすがにというか「ニコパチ」(坂本真綾)は載った。
「イージーリスニング」(同)や「Lucy」(同)も載ったのでそれほど驚きはしないけど。

それ以外で覚えているのは「24wishes」(田中理恵)くらいだろうか。
あとは「ELOTIC&HERETIC」(ALI−PROJECT)もレビューされていたな。

「dream」と並列の10点満点中3点だったけど号泣)←根に持っている。

で、「ニコパチ」。
書いてあることは概ね共感できる。
「菅野よう子の音楽性が坂本真綾を生かしきれていない」というのは、ああ、なるほど、と。

これの逆を「DIVE」(坂本真綾)で感じたと、過去に書いた。
逆という言い方は適切ではないが、いくらなんでも20前後の小娘にこの音楽はないだろう、と。

誤解の無いように書いておくと、坂本真綾のボーカリストとしての資質には舌を巻く。
だがそれも「Lucy」ではじめて実感できたくらいで、「ハチポチ」(同)や「DIVE」あたりでは思わなかった。

今回の「ニコパチ」。やたらと英語詩の曲が多いのは確かに気になった。
特に英語詩での発音が気になるというほどではないのだが、こう多いとあまり好い気はしないかな。

でも、「gravity」(同)は改めてすごい曲だな、と。
「ヘミソフィア」(同)と並べて聴くと面白いよ。・・・こ、個人的に、って付けとこ。

あとさすがに「I’ve」関連ははじめてじゃないか、載ったの。
「I’ve」、といってももう1つの一面であるトランスCDのほうだけど。
「verve−circle」の最新作。まだ引き取ってないけど聴くの楽しみだなあー。

だから早く4th&5thコンピを・・・!

あと2週間切った。それまでに未聴CDをいくつか片さないと・・・。


第123回8月27日(水)
太陽に手を翳した。指の隙間から溢れる光に目が慣れた時、今なんだと、そう言われた気がした。

というわけで「スカイガンナー」のサントラ。
えー、まず最初に断っておくとあんまり期待はしていなかった。
まずトラック数34という、1枚のCDには多過ぎる曲数は、1曲の時間が短い事を意味している。

だが、よく考えてみるとゲーム自体の発売からもう2年が過ぎている。
今更になっての発売と言う事はつまり、それほどファンの希望・要望が多かったこともあるだろう。

音楽は陰下真由子。まったく知らない人だ。
2〜3周聴いて思ったのは「音大出で、よく聴く音楽はクラシック」な印象を受ける。
どの曲も綺麗にまとめ上げられていて、お茶目心はあるにしても遊び心が伝わってこない。

やはり1曲の分数はとても短い。
曲と言うよりSEに近いものもあるのがなんともはや。
その代わりに、というのが適切かどうかは解らないが、ボーナス・トラックが3曲。

が、そのうち1曲もほぼSE。
そしてもう1曲は書き下ろしのメドレー。

ゲーム・ミュージックにしては珍しく、全体的にクラシカルな音楽。
楽器類に死ぬほど詳しくないのでどの音がどの楽器なのか解らないのが辛い。

しかしこの人、数少ない種類のストリングスで実に面白いメロディを作る。
前述したように曲そのものがどれも短いので非常に淡白な印象を受けてしまうのだが、
「Jet Black Gunner」や「六本の十字架」などの重厚な曲は作品を代表する良い曲だと思う。

そして才能を感じるのが「ヴァントル交響曲第7番「逃避行」」。

これも根底のリズムは重厚なのに強烈にチープ。
ゲームをプレイした方はまず笑うであろうこの曲が一番印象に残る。
こういう曲をつくれるかそうでないかでその人の音楽の幅を図る事が出来る。

あと「ヴァントル交響曲第4番「嵐の弾幕」」、
この作品では珍しくミステリアスな曲調の「Lunatic Blue」、
そして「Fresh Hand」の軽いリズミカルな曲調も個人的にはツボかな。

しかし、「六本の十字架」とか聴くとアドレナリンが大放出。

「ク、クロスミサイル3連発!?」とか叫びそう

「機体がオーバー・ヒートしてヤリミサイルをパワー・スライドで交わせず撃墜」とか。

ゲームやりたくなってきたな・・・。

あとラスト・トラックの「メルヴィーユ〜旅立ち」。ボーナス・トラックの残りの1曲。
とりあえずこういうメロディー・ライン作れる人の音楽なら間違いはない。良い曲である。

というわけで検索にかけてみた「陰下由美子」。

コ、コナミの人だったんだ・・・(今はフリー)。

しかも曲の提供の大半が「ときめきメモリアル」・・・。しかも「1」・・・

この人の作ったボーカル曲を聴いてみたいのは山々だが・・・。
しかし・・・しかし・・・うぅ(
葛藤)。さすがに周りにいないぞ。どうしてくれるんだ(転嫁)。

そして「スカイガンナー」唯一のボーカル曲にして主題歌の「遥かな空へ」。
2分と数十秒という短さももったいない、と思ってしまうのは素人考えなのだろうか。
ボーカルも曲調も透明感に溢れているる良い曲だが、歌ってるのは誰なんだろう・・・。

表記では「KAZUKO HAMANO」とあるけど。

インディーズなのでその辺に売ってるものではないけど、
この内容で¥2,500(税抜き)ならコスト・パフォーマンスは悪くないと思う。

ま、ゲーム未経験の人はどう頑張っても買えないけど。

逆にいえば、ゲームプレイした人の大半は欲しいはず。

とりあえず未経験の人にはゲームの方をオススメ。面白いよ。


第124回9月3日(水)
これが最も効率的で最善の選択だった。なのになぜ、こうまで胸が痛むのか。

「LAMENT/OUTFLOW」(I’ve)まであと2日。
それまでに未聴CDをたくさん消化しておこうキャンペーン開催中。

ネタはいくつかあるが、思い出せるものは少ない。
まず「sky」(堀江由衣)と、「SSS〜Simply Sing Song〜」(上野洋子)。

どっちにしようかナーと悩むが、前者にしよう。

以前、結構前に声優のCDをいくつか羅列した。
もちろん反響は無いのだが、意外に逆リンクはされていた。ビックリ。

声優の3rdアルバム。
キングレコードのアニメ部門、スターチャイルドの主砲。
オリコン・チャートで3位とか4位とかになっていたのには驚いた。
週間売上げか何かだったんだが、それでも。「ニコパチ」(坂本真綾)くらいなら解るんだが。

前作「黒猫と月気球をめぐる冒険(堀江由衣)が意外とツボだった。
多分に京田誠一という1人のサウンド・プロデューサーの影響があったのだが。

今回、作詞・作曲陣が前作に比べて多彩。
岡崎律子や雲子、松浦有希などお馴染みの名前もあれば、知らない人も何名か。

だから整合感バラバラ。
アニメ系のアーティストだから仕方ない部分もあるが、これはどうも・・・。
せっかく前作で雲子提供の割合が多くてしっかりした軸と作風が確立出来ていたのに。

全体的にライトでポップで素軽い音楽は層を考えると正鵠。
牧場主も彼女が歌うならそういった音楽を望むし、ここまで2作でラインはできていた。

だから余計にラスト・トラックの「In the sky」なんかが蛇足に思えて仕方ない。

岡崎律子作詞・作曲の「Romantic Flight」と「Angel 恋をした」の2曲。
1枚だけCDを持っているが、この人の作る音楽と、堀江由衣の声質とは合致していると思う。

個人的に大好きな大津美紀氏の楽曲も合うんじゃないかな、と思う。

前作に比べると個人的に「これ!」という曲が無いのが残念だが、
一応全13曲の曲としての位置は悪くないし、1枚の作品としては良く出来ているとすら思う。
何しろ声優としては今一番人気があるはずなので、世間に顔向けしても何らおかしくない音楽なのだ。

ただ、惜しむらくは堀江由衣は歌が下手だ。

声に透明感はあるし、意外と深みのある声をしている。
だが、根本的に上手いか下手かという判断をするなら、迷うことなく、下手だ。
面白いのは1st、2ndと比べると成長している点。何歳なのか知らないが、ちゃんと成長はしている。

声質はもちろんアニメ系に縁の無い人からすると苦痛の極み。
牧場主は慣れたという表現はおかしいが、そもそも別に嫌いではない。
好んで聴きたいと思う声質ではもちろんないし、第一に本人を好きでも嫌いでもないが。

そういう人間からすると、¥3,000近い価値は充分だと思う。
言い換えれば、歌が下手なことを除けばJ−POPアルバムとして他に何ら不満は無い。

歌が下手だと何度も書くと怒られそうだが、
だからこそ余計に「I just wanna be with you」のような曲が活きる。
これだけ必死になって歌われるとさすがに好感が持てる。合格点だと思うのだ。

当初女性からも結構支持があることが信じられなかったが、今なら納得できる。
作風が統一されていないと書いたが、あえて言えば少女漫画の雰囲気と似ている部分がある。

甘ったるいアニメ声が特徴の声優なら他にもゴマンといるが、
その誰よりも少女漫画的なロマンチシズム溢れた声と、歌い方をしている。
加えるならば歌詞も非常にソレ風味で、個人的にはどうかと思うのだが、女性からは受けると思う。

ただ、ここまで良い点と悪い点を交互に同等に書いた。意識的に。

そして最後に一番納得のいかない点を書きたい。

売りである声に、どうしてそんなにエフェクトをかける必要があるのか。

素直に勿体無いと思う。
確かに幻想的な印象は出せるし、ある程度の下手さも誤魔化せるが、
そもそもファンだって「歌の上手さ」を求めて買う人なんてほとんどいないはずだ(
多分)。

だったら自前のボーカルでいいんじゃないかと思う。
少なくとも前作はそうで、拙いながらもたどたどしくも懸命さが評価できた。

今回、色んな意味で没個性。

全体的な質は間違いなく上がっているが、前作に比べて面白いとは思わない。

4th、5thと出るんだろうから、もう少し「どう聴かせたらファンは歓ぶか」を考えて欲しい。

て、牧場主がファンじゃない以上、あまり説得力は無いけど。

周りに聴いてる人いないしな。


第125回9月5日(金)
抱きしめたこの腕の中に残っている。この温もりと、あの決意とが。

2曲目「Close to me・・・」(KOTOKO)。

牧場主選手ダウーン!

1・・・2・・・3・・・4・・・。
なんとか立ち上がりました。ジャッジにファイティング・ポーズを取ります。

3曲目「さよならを教えて〜comment te dire adieu〜」(MELL)。

ダウーン!

間髪をおかずにダウンです!もはや限界でしょうか?
1・・・2・・・3・・・あっ、比較的早めの回復。しかし目が涙目です。

5曲目「sensitive」(KOTOKO)。

またまたダウンです!
しかも前のめりに倒れた!これは危険です!

1・・・2・・・3・・・4・・・5・・・いけません、立ち上がる気配がありません!

6・・・7・・・あっ、何とか立ち上がりました・・・が、姿はまるで亡霊のようです!
ジャッジをちゃんと見ているのか、遠い何か幻影を見ているのか解らない目が危険な感じです。

7曲目「Ever stay snow」(SHIHO)。

連打連打連打!もう為されるがままです!
このまま試合を続行すると危険な状態です!抵抗の意志すら読み取れません!

9曲目「空を舞う翼−Album mix−」(島宮えい子)。

ああ、ここへ来てなぜ笑顔なのでしょうか!?
何か見てはいけない何かを見ているような表情です。ヤバい気がします!
そういえば公共機関でよく目にする指名手配犯のポスターとかこんな目の人ばかりです!

11曲目「Velocity of sound」(MOMO)。

カンカンカンカンカン!!ゴング)。


第126回9月12日(金)
小さくても絆があれば、大きな苦難にも立ち向かえる。

前回更新分の記憶が無いのだが。
読み返すとかなり本気で首吊った方がいい気もする。

牧場主はたま〜に書き物期間に入る事がある。
いくつかの条件がすべて符合しないと発動しないのだが、
1度発動すると結構長い間取り憑かれたように腐乱にキーボードを叩いている。

さて、ここからが今日のお題。BGMだ。

コミック作品、特に少女系ではよく紹介されている。
どういうわけか少年・青年系ではあまり目にする事は少ない。

ここをご覧の方でも小説や漫画を書く方がおられると思う。
さて、あなたは何かのBGMをかける方だろうか。その場合、主に何を。

牧場主は、意外かもしれないが書き物中は常に無音状態だった。
テンションのすべてを画面や原稿用紙に注ぎ込むため、音は邪魔だったのだ。
中高時代の期間中は1人部屋に引き篭もり、夕方帰宅してから深夜まで学習机で唸っていた。

どうも両親は学校での予・復習をしていたものだと、今でも勘違いしている。

一応言っておこう。

牧場主は、入試も含めて「勉強」というものを家で行った経験はほぼ皆無だ。
人としてどうかと確かに思うのだが、学校で最低限目と耳を働かせていれば不必要だと思っていた。

BGMだ(強引)。

これは今でもだが、歌モノはやはり気が散ってしまう。
神経が曲よりも詩に行ってしまう事が多く、集中できない。だからラジオもダメ。TVは論外。

が、数年前からいくつか身勝手な条件に適う作品に出逢えた。

最近の最たる例が「Puzzle」(上野洋子)。
何度もネタにしてるので「いい加減にしろ」と怒られそうな気がする。
一応歌モノとすることも出来なくはないが、何言ってるのか解らない、さらに意味の無いものも多い。
音楽は中近東〜北欧までの様々な音楽観と、そして本人が奏でる多種多様の楽器群がとても心地良い。

上野洋子は吉良知彦と「ZABADAK」というバンドをやっていた。
約10年前に「ZABADAK」は解散し、今では吉良知彦のソロ・ユニットとなっている。

現在でも上野洋子は「元「ZABADAK」」という冠をつけられることが多い。
だが「ZABADAK」での彼女は、当初は「吉良知彦のオマケ」だったと本人がインタビューに答えていた。

そんな彼女がソロになってはじめて輩出した作品が「VOICES」(上野洋子)。
だがそれまで「ZABADAK」で魅せた柔和で強烈な個性を放つ「歌」はそこに無かった。
あったのは趣は感じられてもボーカルというよりもコーラスに近い、期待・予想とは裏腹の作品だった。

ファンは、これは牧場主も含めて、その大多数は批判した。
やはり求められていたのは「ZABADAK」としての上野洋子だったからだ。

そしてこの悪い反響が、「VOICES」の第2弾的な「Puzzle」を輩出するまでに長い期間を要した。

この間、久しぶりに「VOICES」を聴き直した。
なるほど、凡そJ−POPSの欠片も感じられない音楽は、当時なら否と下すのも解る。
だが今なら。少なくとも昔よりは様々な音楽を聴くように、聴けるようになった今なら、当時のような印象は持たない。

そこにあるのは深みと整合感に溢れた、「上野洋子の音楽」だった。

あとBGMとしてよく聴くのがサントラ類。
とはいっても菅野よう子作品は除く。これまた良い意味で集中できない。
最近だと「ココロ図書館オリジナルサウンドトラック」(保刈久明)がお気に入りだった。
男性オタク向けアニメのサントラだが、アコースティックで情緒に富んだ音楽はBGMとして最適な1つだ。

あとは各種コンピレーション群。
その中でもお気に入りは「サロン・ド・カノン」(V.A)と、その第2弾。
ピアノとストリングス中心のやや「ウィンダムヒル」レーベルのニューエイジっぽい作品。
良い意味でも悪い意味でも他所の範疇を超えることはないかもしれないが、旋律の美しさなら随一。

こんなところ。
もちろん人の好き好きには違いない。

牧場主が書き物のBGMに出来る作品の共通点が1つ。

運転中に流すと眠りそう

えー?


第127回10月1日(水)
信念がある。だから赦しなど要らない。

忘れていたわけではない。
ただ、毎回毎回チェックしても面白くなさそうだっただけ。

そう、オリコン。

珍しく反響のあった企画()なのに1〜2回で頓挫。
しかし日間シングル、週間シングル、月間シングルとそれぞれのアルバム版。
どれをネタにすればいいのかまったく解らない。シングルかアルバムかで今回も結構悩んだ。

結果から言うと週間シングルベスト30を参照している。

1位「虹」(福山雅治)。

「きみをずっとしあわせに〜」の人()。
俳優なのか歌手なのかよく解らん。なんなんだろう。
ちなみに「桜坂」(同)は家に3枚ある(
えー!?)。母と牧場主と弟と。

だから世代を超えて人気はあるんだろうなぁ。
あんまり好きな声質じゃないんだけど。それほど上手いとも思わんし。
「桜坂」は好きだがこの曲もどうしてこれだけ売れるのかは解らない。知名度かな。

2位「メリッサ」(ポルノグラフィティ)。

ウィルスか?)。
もしくは何かのキャラなのか。何このタイトル。もしくは馬?(
大違)。
そもそも聴いた事がないのでどうもこうもコメントしようがない。企画に問題アリか!?

「ポルノグラフィティ」自体は好きでも嫌いでもなく。
しかしメンバー間の仲って悪そうな気がする(
失礼だろ)。
メロディはどれもキャッチーで人気も頷けるんだが、すぐに飽きそうな気もする。すいません。

3位「THE LAST NIGHT」(松浦亜弥)。

つんく自体は嫌いじゃないし、
むしろあの多才っぷりは一目置かれるべきだと思う。
ただ、イマイチどの層のどういう支持を得たいのかが解らない。
男性に限っては秋葉原系ではないオタクが相手なイメージがあるんだけど。

これも聴いた事ないのでコメントのしようが無く。
この人は整った顔立ちだと思うけど、あんまり好きじゃない。
この「モーニング娘。」系もそろそろ個人を区別できるようにならないとダメだろうか。

区別できる頃には解散してそうな気もするけど。もう落ち目みたいだし。

4位「本日ハ晴天ナリ」(Do As Infinity)。

なんだこのタイトル。ケンカ売ってんのか。
もういい加減何とかして欲しいこのセンスの無さ。ひどい。
今時こんな言葉コロ助でも使わん(
意味解りません)。まだウィルス名のほうがマシ。

「avex」の「ちょっと顔立ちがよければ歌はどうでも良し」な態度に反吐。
そうじゃないユニットとかバンドとかもあるんだろうけど、連想できないからないのかもしれない。

「CCCD」がどうのこうの以前からここはブランド・イメージが最悪だが、
それでもアーティスト個人はそう嫌いじゃない方たちもいる。いるが、それ以上にどうしてもダメ。

5位「moon gate」(day after tomorrow)。

あー「Do As〜」と区別出来ない。どっちがどっちだ。
多分女1人男2人の若いバンドがこっちだったように思う。違ってもどうでもいいや。
この「カラオケ屋でそこそこ歌の上手いカワイイ娘を連れてきました」的ユニット。これが「avex」。

「女1人男2」で間違ってなければ、歌は下手。
3年後はもういないと思うが、ここまでよく売れてると思う。脅威だ。
どうしてこういうのが支持されるのか解らんが「それは聴いてないから」とか言われそうだし。

だってまず聴く気にならんセンスをどうにかして欲しい。

6位〜7位はコメントできず。解らないし。もう何がなんだか。

8位「負けないで、負けないで・・・」(林原めぐみ)。

驚いた。まだ歌ってたんだ(問題発言)。
9位にも昔ヒットした曲のリバイバル版がチャート・インしていた。驚いた。

本人ともどものリバイバルか?問題発言)。

今更「カルナバル・バベル」な意味も解らん。
8cmのシングル盤は探せば部屋から出てきます。「BLUE SEED」ね。懐かしい。
しかし・・・「まあ、頑張って」的なコメントしか出てこないのはどうなのだろう。相変わらず広い支持層で。

なんか・・・毒吐き場みたくなってきた・・・。

10位「ハダシの未来」(嵐)。

ここまできてやっと「歌の上手いアーティストの作品」。
ジャニーズ系は確かに一歩引くんだけど、彼らは、本気で歌は上手い。
「SMAP」とか「TOKIO」とかメじゃない。全部ひっくるめたアイドル系で1番かも。

この曲自体は知らないんだけど、期待は裏切らないだろう。
「avex」ももっと資質のある人を引っ張ればいいのに。育てる能力はゼロなんだから。

11位「君に捧げる love song」(浜田省吾)。

マダ〜ム達のオアシス、ハマショー()。
相変わらず深みのある艶声が美味ですな。安心して聴ける。
ほとんど聴いた事無いんでどれと比べてどうとか言えないんだが、さすが、と。

αステーション」(京都FM)の某番組にこないだゲスト出演していた。
なんか、気取ってない事ないんだけど、それでも気立ての良い面白い方でした。

13位「Realize」(玉置成美)。

タイトルがすげー長い。覚えられない。
正確には「Realize Reproduction〜GUNDUM SEED EDITION〜」。
世界中探してもこんなに長い名前の馬はいないのぞ(
極違)。もっと短いタイトルにしていただきたい。

「メリッサ」とかコラ)。

ここ観てる人、結構「SEED」観てる人多いしなぁ・・・。
あんまり悪く書きたくないんだけど、歌、別段上手くないでしょ?
この人も5年後は普通の大学生やってると思うんだけど、まあ良いプロモートだったということで。

しかしこの曲は原曲とどう違うんだろう。
や、説明してもらっても「ふ〜ん」で終わるので無視してください。
けど「SEED」もソニー系だから最後に中島美嘉引っ張ってきたけど、アレだけかな。興味あるの。

あんまり音楽的な評価を聴かないのでどうなのかよく解らない。

しかもいつのまにか終わったみたいだし。がび〜ん(恥語)。

15位「The Power of Smile」(KOKIA)。

「あ〜たらし〜い〜力ーをーく〜ださい〜」の歌()。
この曲でようやっと「KOKIA」も広く知られるようになったのではないだろうか。
本名が「アキコ」で、それを引っくり返したのが「KOKIA」というアーティスト名。らしい。

心に染み込んで来る、浸透性の高い美声。
悪く言えば今流行の在り来たりの声質だが、とんでもない。
確かな実力に裏打ちされたボーカル力が底辺にあるため、これは広く支持されるはず。

しかし・・・好き嫌いで書き方に差がありすぎです。

16位「ふたつ星」(I WiSH)。

こないだこのボーカリストの正体()が発表されていた。
「ai」だかなんだか。ってーか、誰だYOオメー!ってのがパンピーの感想(
死語連発)。
表裏のない、良く言えばストレート、悪く言えば珍しくも何ともないメロディー・ラインが特徴の男女1人ずつ。

ってかなんで「WiSH」の「i」だけ小文字なの?ナメてんの?
だったら略して体育会系に
「アイ!ウィス!」とかでいいと思うよ。敬礼付きで(ひどい)。

これも「CCCD」じゃなけりゃもちっと良く書けるんだけど。
5年後も一線級にいるかというといないと思う人は多いと思う。牧場主もその1人。

あとは飛んで22位「一人ジェンガ」(矢井田瞳)。

そもそも「ジェンガ」って若い人知らないんじゃ・・・

色んなところから訴えられそうな毒度を持ってサヨナラ。

さすがにこれで次回を望む声もなくなるだろう。

ってなくてもやるけど。


第128回10月3日(金)
たった1つのお願いです。鮮やかな陽光の向こうで、あなたは笑っていてください。

今年も残り3ヶ月。ウソみたいな速度だ。
一応恒例(
)の音楽大賞も年末にはアップしたい、と思う。
去年は上半期と下半期の2回やったんだけど、以前に書いたように今年は1回。
理由は単純に去年に比べて聴いた数が少ないのであんまり半期に区切ってやる必要も無いから。

一応曲単位編と、CD単位編で計画。
曲単位も色んなジャンルに分けたいんだけど、そこまで聴いてないしなぁ。

曲単位もポップ曲なら現時点で1位ってのは決まってます。
「I’ve」でも菅野よう子でも上野洋子でもなく、「
サニーサイドアップ」。

そう、「彼女の夏」(サニーサイドアップ)。

これを超えてくれる曲はもう今年はないんじゃないかな、と。
京都以外だと知名度的にかなり問題があると思うんだけど、ぜひに。

「Birthday Song,Requiem」(Lia)も素晴らしかったけどね。
つーかあの作品は今となってはc/wの「恋心」(同)の方が好きだし。

CD編は全然解らないけど。

まだ3ヶ月あるし良いCDを探して・・・!


第129回10月11日(土)
理解しようとしなかったら、何物も永遠に理解できない。

今回は10月10日から限定された店舗で一般発売された、
「Key Sound Label」の新作となる3rdマキシ・シングル、「Spica/Hanabi/Moon」(Lia)。

ここをご覧の方で、「Key」というのがどういうものであるかを知らない人もいるかもしれない。

そもそも「Key」というのはゲーム制作のための数名による集団だ。
その「Key」が制作した作品はこれまで2つ。結成から4年も5年も経って、たったの2本。

しかしその2本が市場に与えた影響が非常に大きい。
処女作の「Kanon」と、そして「AIR」の2本。紛うことなくこれだけだ。

そして「Key Sound Label」。
これは「Key」の音楽関係の作品を発売するための、独立した存在。
法人ではないようだが、これはPCゲーム界においては異例の事だ。今後もそうないと思う。

だが、それを納得させるだけのクオリティが、「Key」の音楽にはある。
上記2本のゲーム作品のサントラは、ゲーム業界そのものの音楽として一線級の質。

そしてこれまで3枚発売したマキシ・シングル。
まず記念すべき1stの「Natukage/Nostaigia」(同)。
「Natukage」は「AIR」で使用された人気曲をボーカライズした曲。

作詞、作曲は「Key」の中心的人物、麻枝准。アレンジは岡部亮。
「Nostalgia」も同じくの布陣で、マスタリングに「I’ve」の高瀬一矢。

2ndの「Birthday Song,Requiem」(同)。
表題曲、c/wの「恋心」ともに作詞、作曲は麻枝准は変わらず。
表題曲のアレンジを戸越まごめ、「恋心」のアレンジは岡部亮が担当した。
もう1曲のc/wは表題曲のリアレンジで、そのアレンジを「FISH TONE」こと中坪淳彦が担当。

そして今回の3rd。
3曲とも作詞、作曲はもちろん麻枝准。
「Spica」のアレンジは「SORMA」、「Moon」をたくまるが担当。

肝心の感想は次回に。


第130回10月14日(火)
この想いは私の城だ。土足で立ち入ることは、絶対に許さない。

「Spica/Hanabi/Moon」(Lia)はまたいずれ。
というのも、珍しく世間で好評価なのかそうでないのかを見て回った。
牧場主の感想はどうもズレているらしい。「いや、そこじゃないだろ」というような。

少し時間かけてまとめてみたい。

さて、話は改憲と創憲くらい変わるが(同じです)、
当牧場にはマジックのコンテンツがある。
あるんだ、実は
あそこでしばらく同一のネタでかなりの時間を稼いでいるかけている。

ふと、「これは音楽でも同じ事が出来るのではないだろうか」、と思いついた。

アルバムの1曲目からラスト・トラックまでを1回更新につき1曲、コメント。
13曲入りならなんと13回分も浮く。素晴らしい!これはぜひとも励行したい!(
よしなさい)。

しかし難点が。マジックは、あれだ。
やってる人ならどんなカードを出そうがだいたい解る。
そもそもカードの紹介というところに着眼点を置いているのだ。

つまり、「なんだよそれ〜」というアルバムはそもそもここに出せない。
どうしよう・・・多分菅野よう子とかだったらここ見てる人ならだいたい・・・。

けど菅野よう子の作品をどうこう言えません、牧場主。
知ってる音楽家で唯一言葉でどう説明したものやら解らない人だし。
「とにかくすごい」の連発とかになるんだったらはじめから書く意味も無い気がする。

とにかくすごいよしなさい)。

ネタ・・・ネタ・・・うーん。

なんでこんなことで悩んでるんだッ!?

何かあればご提案を。
てーか多分ないし。無かったら「LAMENT/OUTFLOW」(I’ve)だし(
やっぱり・・・)。

もう奇痴外みたく聴いてるんですけど・・・。


第131回10月18日(土)
悲しみに決別するのではない。悲しみと共に生きていくんだ。

少し前の話ではあるが、「POR」のCDを買った。
「POR」という単語にピンと来る人はかなりの「I’ve」ファンじゃないかと思う。
「Velocity of sound」(I’ve)や、「DROWNNING」(同)などでボーカルを務める、
「MOMO」が主宰(
)するユニット。といっても現在は男性1人と「MOMO」の2人らしいけど。

前々からその存在は知っていたが、
なにしろCDは自主制作で一般流通に乗せないものだから、
まあ、端的に言うと頼むのが面倒くさいのでこれまで食指を伸ばさなかった。

が。

ちょっとシャレにならないくらいこの声が好きなので(実は)、
意を決して(
大袈裟な・・・公式HPで手続きを取って、お金を振り込んだ。
アルバム2枚とマキシ2枚に送料手数料などを含めて¥6,000強くらいだったと思う。
というよりも現在ではその4枚しか買えないようだ。試聴も出来るが面倒なので全部一通り買う。

もともと楽曲よりも「MOMO」のボーカルが目当てなので、
どういう楽曲であっても特に気にしないというか、その辺は無頓着だなぁ。

現時点で聴いたのは2枚。
1996〜2001までのベスト盤的な「orgol」(POR)と、
3曲入りのマキシ「soup」(同)の2枚。とりあえず古い順に聴こうと。

まず「orgol」。
全9曲入りも、1曲目はイントロ的な役割のインスト曲なので8曲。
まず最初に思ったのが微妙な違和感。それも、ボーカルの「MOMO」に対しての、違和感。

元々「DROWNNING」や「GREEDY」(I’ve)のような、
深みがある、味で言うならビターな、「I’ve」の中でも大人向けな印象を持っていた。

なんというか、やはり数年前なのだなぁ、と。
端々から「MOMO」らしい、といったら語弊はあるが、
期待・想像していたボーカルは感じるんだが(
当たり前)、どうにも、違和感が払拭できない。

数周聴いて何となく理解できた。

公式HPのプロフィール欄にもあるんだが、
本人の好きなものに「80年代の歌謡曲」というのがある。
今だともう「懐メロ」扱いされそうな80年代だが、これを思い出してピンと来た。

楽曲が、古臭い。

なんというか、良く言えば耳障りに支障のない、
そして悪く言うなら、現行の流れにそぐわない、時代を遡る楽曲群。
好き、もしかするとファンだと公言しそうなくらい好きな声なので悪く言いたくないんだが。

ちなみに全曲の作詞と作曲も「MOMO」が手掛けている。
そうか、元々はシンガー・ソング・ライターなんだ。「I’ve」で言うなら「KOTOKO」みたい。

この「orgol」はあまりオススメは出来ないけれど、
しかし「soup」は良かった。なんというか、音楽的な進化がちゃんとある。

この辺りになるとちゃんと「I’ve」で聴いた「MOMO」と差が無い。
しかも「I’ve」では聴けないだろうと思う、どちらかと言うと純粋なポップ寄りの曲。
c/wの「砂あらし」は一転してバンド・サウンドで、「ホロスコープ」はボーカルを聴かせるバラード。

褒めたり貶したり忙しいんだが(牧場主はどんな対象であれ褒めた同じだけ貶します)、
作詞と作曲に限っては、同じ土俵、つまり「I’ve」でいうなら「KOTOKO」の方が1枚上かな、と思う。

もちろんこれは各々の嗜好・感性に委ねられるし、
そもそも「KOTOKO」の作曲した楽曲群は「I’ve」がアレンジなどで係わっている。
そういう点で純粋にどちらが上だとか下だとか言うのもナンセンスの極みだとも思うけども。

少し前まで「KOTOKO」はあんまり好きじゃなかったんだが。
好きじゃない、というかどうしてあそこまで支持されるのかが全然解らなかった。

まあ「KOTOKO」についてはまた今度。
メジャー・デビュー・アルバムが出た頃にでも(
来年の春ですよ・・・)。

「POR」もまだあと2枚聴いてないのでどうにも。

やっぱりいい声してるね。それは間違いないわ。


第132回10月21日(火)
夢を叶えてやるのが務めなのだと。それが親としての最後の仕事なのだと。

欲しかったのは「Play」(MOBY)だった。
「プリメーラ」という車のCMに使われている「Porcelain」が目当て。
CD自体は3年前のものだが、この曲はCMで流れた瞬間引き込まれた。買うべきだ、と。

元々天邪鬼でひねくれ者だが、根はミーハーなのだ。

「MOBY」という名前に心当たりが無いわけではなかった。
1年以上前だが「ミュージックマガジン」誌で特集されていて、興味を持った。
その特集は新作だった「18」(同)のプロモートだったのだが、「見かけたら買う」と一応決めていた。

そして今日に至る

結果として買ったのがその「18」。
知らなかったのだ。どういう曲か、どの作品に収録されているのかを。

時間の都合上途中まで聴けたけど、いいね、これ。
音楽的なジャンルを問わず、洋モノに縁が無いというか手が出ないんだけど、
これは久々に聴き倒せるアルバムかも。正確にはBGMとしてとても心地良い音楽、かな。

根底はエレクトロニカ、もしくはクラブ・ミュージックになるんだろう。
でも、プログレやラテン、アンビエントからスタンダードな歌モノまで多種多様。
どの曲か忘れたけどサンプリング・ギターがとても心地良い曲があった。好きな上品さだなぁ。

あとブックレットが面白かった。
本人が直々にこれまでの経緯を記してるんだけど、笑う意味で面白い。

「このレコードの売上げ枚数は・・・8枚だったかな」とか。

8枚ってなんやねん関西弁)。

でも「Play」が欲しいぞぉ!
今日行ったCD屋に、輸入盤だけどあった気がするぞ!うおー!

一応「HMV」でも試聴できるので興味があれば。

エレクトロニカとかテクノって、層は狭く深いのに妙に敷居が高く感じるなぁ。

まあなんだって良けりゃ好きなんだけど。


第133回10月25日(土)
その眼差しは、強く、遠く、そして美しく。刺すような、でも、優しい光。

早く出ないかナーと酔い時に「Short Circuit」(I’ve)の曲一覧を眺めたりしている。

・・・。

・・・。

・・・・・。

7曲目、「Senecio」(詩月カオリ)のアルバム・ミックス。
ここの編曲に「中坪淳彦」ってあるんだけど、これ、誤植じゃないの?(違)。

・・・

なんか、全然予想が出来ないんだけど。
コンセプトがいわゆる「ハイパー・ロリ・ポップ・CHU〜ン」(
極恥)だし、
「Senecio」はどっちかっていうとロリ・ポップじゃなくてバラードだと思うんだけど、
まあ、詩月カオリの声質が声質なので収録される事自体にそれほど違和感というものはない。

ないんだけど、リミックスが中坪さん?

・・・

いや、やっぱり全然予想できないんだけど。
原曲の編曲は作曲と合わせて中沢伴行だったと思う。
この人は「恋愛CHU!」(KOTOKO to AKI)という
前科)があるので解る。

・・・

中坪さんって「王子よ〜月の裏から」(島宮えい子)の人。
「I’ve」から外れると「fish tone」(fish tone)や「KING JOE」(同)の人。
アレンジも「Treating 2U〜wrap up style〜」(MAKO)でいきなり度肝を抜いた人だ。

・・・

よもやこういったコンセプトで中坪さんの名前を見ようとは。
「LAMENT」(I’ve)でも「OUT FLOW」(同)でも名前無かったのに。

そういえば色々と見回っていると気付いたことがある。
詩月カオリって「I’ve」ファンの間でもそれほど人気のあるボーカリストじゃないらしい。

というかボーカリストの中ではダントツで「KOTOKO」が人気で、
それ以外のボーカリストは、なんていうか、あんまり絶対的な人気というのが無いようだ。
牧場主は4〜5番目に好きなんだけど、まあ、メジャー・デビューしようとするくらいだから解らないでもない。

というかこの詩月カオリの人気の無さがちょっと解らない。
まあ彼女が歌うとどんな歌も「そっち系」に染まっちゃうんだけど、それでもなぁ。
それでもなぁ、というよりは、そういうの(
声質)が人気になるはずだろう、層が層なんだから。

牧場主は「KOTOKO」より好きだけどなぁ、歌い手としてのみなら。

層が層だから!首締)。

まあこのコンセプトも一部では結構物議ものらしいし、
収録曲の大半は知った曲ばかりだし、ジャケットははじめてキャラ絵だし、

でも明日に出せ!横暴)。

オリジナル2曲が無くても買ったんだろうな。信者だし。

てかこの2曲がどう出るんだろう。
コンセプト通りならともかく、「LAMENT」(KOTOKO)みたく腰抜かすような曲だったらビビる。

しかし作詞が「KOTOKO」ばっかしだな・・・。


第134回10月28日(火)
囚われていたいと願ったのは私自身。あの時私は、絶望ではなく希望の渦にいた。

早速「...Split」(Neurosocietia)を聴いた。
全5曲入りで¥1,500。コスト・パフォーマンスとしてはこんなところ。
何しろ正規流通(
語弊はあるが)ではないので、もう少し高くてもいいんじゃないかな。

全部で5曲。その中歌モノは3曲。
ボーカリストも川田まみ、島宮えい子、「MELL」という顔ぶれ。
ただし、全編英語詞なので、あまり「I’ve」での「らしさ」みたいなものは感じられない。
ブックレットに歌詞掲載が無いので何言ってるか全然解んないんだけど、作詞は「Neuro〜」自身。

歌モノもあり、ボーカリストがこの面々。
牧場主でも半分くらいは「I’ve」的な音楽を想像した。

なーんーでーすーかーこーれー(遠くを見つめて)。

1曲目「Chronicle」でもう降参。
イントロで「へぇ〜、アンビエント調なんだ」と思った1分後。

激しいギター&ベースの怒涛としか形容できない音楽に頭の中が蒸発()。
パンクほど軽くは無く、メタル、といっていいのかは微妙だがとりあえずハード・ロック。
この1曲目は歌ナシのいわゆるインスト曲なんだけど、こういうのは久々に聴いた気がする。

ギターぎゅんぎゅん系)。

パッと思い浮かんだのがあの「B’z」の歌わない人の作品。
牧場主は「DRAGON FROM THE WEST」(TAK MATSUMOTO)と、
それよりはもっと落ち着いた、しっとりとしたメロディを聴かせる感じの「華」(同)の2枚しか持ってないが、
その前者の方の音楽を思い出した。スポーツ番組「すぽると!」の主題曲になっていたりするような音楽ね。

ゲーマーの方へは「ギルティ・ギア」の音楽。
免疫が無ければ「うるせぇ!」と耳を塞ぐような音楽だ)。

だから、これでもか、という音量で聴くのが正解。

車中で聴いているが、とりあえず携帯の着信音は聴こえなかった(実話)。

さらに、真後ろから迫り来る救急車にも気づく事が出来なかった(それはダメだ)。

ってか前方の車が海を割るように逃げていくので気付いたから迷惑はかけてないよ?

一瞬音が漏れていて牧場主の車が避けられているのかと思った。
でも擦れ違う際に顔をしかめたご老体を3人までは数える事が出来た。

若干「ユーロ・ビート?」という曲もある(島宮えい子の曲)。
曲単位では好き好きが分かれるかもしれないが、1つの作品として音楽的には色々楽しめる作品。

しかしラスト・トラックの「Split」(MELL)は文句の付けようの無い名曲。
どこがエレクトロニカなんだ、どこが「I’ve」なんだ、という感想を持つに至る。

しかし、「I’ve」で活躍するアーティストはソロでもすごい。
「HARD STUFF」とか「FISH TONE」ももっと作品出して欲しいなぁ。

ミニ・アルバムなので今度はもっとボリュームのある作品を希望。

でも「Split」の5曲はすべて7分前後以上なので意外と満腹感はある。

それも英語詞なのだから歌い手は大変だったろうな。

「MELL」のボーカルをはじめて上手いと思った。

でも相変わらず島宮えい子は英語詩に向いてないな、とも思った。


第135回10月30日(木)
俺にとっては百薬の長ではないよ。むしろ毒だと思うんだ。

順調に「未聴CDを片していこうキャンペーン」開催中。
我ながら実にアホくさいキャンペーンではあるが、とりあえず何とかしないと。
11月下旬に例の、世界を敵に回す作品、「Short Circuit」(I’ve)が待っているし、
12月にはこれで今年は音納め(
)、「少年アリス」(坂本真綾)がベルリンの壁よろしく聳えている。

だからあと以下1ヶ月弱の間に出来るだけ数を聴きたい。
この2枚だけで12月〜1月の2ヶ月間は、もしかすると3ヶ月くらいは賄えてしまいそう。
現に9月頭の「LAMENT/OUTFLOW」(I’ve)を未だに毎日聴いてる人だしな(
末期症状)。

本題。

今日は「verve−circle」の最新作、
「verve−circle−サイケデリック・トランス・エディション」(verve−circle)を。

長いよ

「I’ve」の「Disintegration」(Lia)や、
「OUTFLOW」(MELL)を「GMS」がリミキシング。
それ以外は、ってかこの2曲もだけどまんまサイケ・トランス。油断すると脳天から魂が噴き出る音楽(
)。

現実世界に不満の多い、空想が趣味という人が聴くとどっか連れてってくれます。

牧場主は地獄みたいな楽園を垣間見ました)。

そういえば最近の菅野よう子の作品もサイケ・トランス的な曲が目につくなぁ。

あとは合間に「Stokesia」(I’ve)も聴き終わり。
ほとんど知った曲なので知らなかった曲だけ数周集中して聴き倒した。
「snow angel」(KOTOKO)というのが良い曲だね。「KOTOKO」の嫌いな方の歌い方だけど。

次は「FICTION」(梶浦由記)かな。


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