音楽のお小言

0066.「その他」5/3、2002

 どうしても新鮮味に欠けてしまうがCDの紹介的な意味合いで書いているので気にしない事にする。ネタは「ヴァイタライザー」(キック・ザ・カン・クルー)で。生まれて初めてヒップホップという認識をちゃんと持って買ったCD。先に結論から言うと間違いなく2002年のベスト10に入る作品。ヒップホップに対する、まだ微妙に残っていた偏見を全て払拭された。自分で自分が信じられなかった

 「マルシェ」のメロディーラインがどうしても忘れられず、ダメ元という意識の元で買った。もちろんミュージックマガジン誌の評価も後押しした要因ではあるけれど、やはり「マルシェ」1曲のためだったと断言できる。もちろん予想通りに素晴らしい楽曲ではあったが、それ以外の曲も、特に「イツナロウバ」や「Lifeline」が涙モノ。「音楽として非常に高いクオリティを誇る」という誌上コメントに全く持って同感で、これ以上に「音楽として聴かせてくれる」CDはそうそうないと断言できる。それに輪をかけて素晴らしいのがなんといっても詩。

 日本という国で、リトル以上に「国語力」に優れた作詞家はいないと思う。表現力や物語性で魅せる作詞家は多々あれど(そして個人的な嗜好で言えばその方が好きでもある)、ラップという特性上必然的に求められる押韻を、何の違和感もなく並べてみせる。これは一度ブックレットで確かめて欲しいのだが、おそらくは想像を越えたクオリティを約束できる。

 聴く前と聴いた後でこれほどに印象の変わるCDというのも珍しい。間違いなくオススメだ。

0065.「I’ve」5/3、2002

 とにかく3rdコンピまでネタなさそう。今でも一番は「Now and heaven」(島宮えい子)。

0064.「アニメ/ゲーム」4/30、2002

 前回は「ヘミソフィア」(坂本真綾)、それ以降のこのジャンルのCDはいくつかあれど、どれにしようか。「dbソングブック」(桑島法子)にしようか。ちなみにタイトルはうろ覚えなので間違ってるかもしれないがまあご愛嬌だ(そんなわけあるか)。この人、何で勝負するかというとそれは声質なのだと思う。他のその類のアーティストとは異なり、いつも声優というスタンスを崩すこと無く歌い続ける。これはこれで評価されていいと思う。

 ・・・という評価だった。ついこないだまで。「Flores〜死者への花束」というアルバムがある。この作品、純粋なソロ・アルバムとしてはデビュー作となるのだが(CDでは「db〜」と同じスタイルでもう1枚出している)、このCDがまたなんというか「声優というカテゴリーからの脱却を試みるも作品としてのビジョンが定まらず何がしたいのか結局解らないまま見切り発車で出してしまった」というようなCD(むごい)。

 あまり悪く言うつもりはないのだが、「普通にポップス歌ってればいいのに」、と思える内容だった。往年の名曲「いつでも夢を」をカヴァーしたり、宮沢賢治を引っ張り出してきたりと試みとしては面白いかもしれないが、それを無理矢理1枚に詰め込んだせいで非常にバラついた印象が残る。意図が解らないのだ。演奏陣、そしてプロデュースと名だたるスタッフが名を連ねているのに、中途半端なCDに仕上がってしまった。

 そしてそれほど間をおかずに発売された「db〜」だが、とりあえず個人的な物言いでは「Cocoon」がハイライト。何でって作曲が「ZABADAK」こと吉良知彦氏だから。独特の上ずった歌い方をする桑島法子の裏で実に良いギター、そしてコーラスをこなす。ま、この1曲のために買うつもりだったので期待もクソもないのだが、意外だったのが「Believe」のアレンジ版が収録されていた点。明らかにボーカルがインストに負けているんだけれども、それでも桑島が歌う曲の中では最も人気のある曲ではないだろうか。ただ曲としてはこのアレンジ版より素直にオリジナル版(シングル盤の事だ)で良かったかな、と思う。持ち前のアグレッシヴさ、スピード感を押し出したいのは解るが、それがつんのめっている印象を受ける。要はやりすぎ。あとやはりボーカルがついてきてない。キャッチーな曲に違いはないので持ち歌としてはこれを前面に出す形でいいとは思うが。

 個人的には「Tears of Eden」という曲が一番良かった。何だか「おい、これって「Love me...」じゃん!」と叫んでしまったくらいイントロがソックリだったが(苦笑)、それは関係ないか。あ、「Love me...」というのは「Elise」というエロゲの主題歌デス。「I’ve」以外のゲーム主題歌では3本の指に入るくらい好きな曲だがあまり関係ないし今聴くと思いいれも違うかもしれないし。

 こういう「撫で上げる」歌い方にもっと磨きがかかればそれはすごい武器になると思う。曲自体が良質であるので歌い方どうこうという問題ではない気もするが。あとはラストトラック「Air Fish」がキラリと光る。明らかに意識した声質の使い分けが見事。これがあからさまに聴こえてしまうと一発でアウトだが、全然問題ナシ。曲としてはこれが「Flores〜」に入ると良かったと思うのだが。ずいぶん1枚のCDとしてまとまると思うし。

 結論。オススメではないがCDとしてはそれなりに楽しめた。「Flores〜」はチト厳しい。

 ・・・だって、さ、桑島どうこう以前にまんまアメルなんだもん(笑)。

0063.「J−POPS」4/12、2002

 あー、なんだか随分時間経っちゃったけど、聴きました、ということで「jupiter」(BUMP OF CHICKEN)。実は聴くまでこのバンドにあまり良い印象は持ってなかった。これは確固たる理由は無いので憤慨してもらって構わないが、「何か流行ってる」という程度の印象しかったのが原因かもしれない。自分がよく知らないのに周囲で人気がある、というのが生理的に嫌悪感を生み出すからかもしれない。最低である。

 結論から言おう。大変に素晴らしい作品である。今日本のロック・バンドで彼ら以上に開放感と力強さに溢れた存在があるだろうか。これはちょっと想像できない。なるほど、これは人気が出るわけである。頷く以外許してくれない。音楽が瑞々しい。ロックでこういった感想を持ったの生まれて始めてである。力強い、と書いたが詩がビックリするくらい知的。感傷をちゃんと理知として表現している。すごい。

 「ハルジオン」、「ダイヤモンド」と彼らを代表する楽曲はもちろん含まれているし、一気にメジャーまで駆け上がらせた「天体観測」がなんともいえずに美味。駆け抜けるかのようなビートに心地良いドラムス、ベースの重低音が、決して煩雑な印象を抱かせない。繊細、と感じる。

 艶っぽいボーカルはそれほど好きではないし、歌い方に独特の癖があるので聴く人全員が諸手を上げて好感を抱くかどうかは解らないが、音楽としてやはりこれだけ人気があるのは頷ける。某音楽雑誌で「まずは期待を裏切らない仕上がり」と評されていたがとんでもない。これがデビュー作だろう。1stからこれだけの作品を輩出できるのは他ならない彼らの資質なはずだ。2ndが出るなら迷うこと無く購入する。迷う余地すらない

 あ、でも一番好きな曲は「天体観測」でなく「ダンデライオン」だったりするんだけど。んーなのどうでもいいくらいにオススメだ。

0062.「トランス」4/10、2002

 サクサク行くぞ。あ、そういえば今日「ホログラム」(島宮えい子)が届いた。なんで7日までに届かないんだ!ネタに出来たのに(「I’ve」としていいのかは解らないが)。ってそりゃ5〜6日くらいに頼んだものな。届いたらそれはそれで恐い。

 トランスネタはいくつかあれどやはり強烈にプッシュしたい「TRANCE MAGIC Vol.2」(V.A)を。「1」の方はクレジットに「HARD STUFF」や高瀬一矢、中沢伴行、「FISH TONE」(こと中坪敦彦も)と「I’ve」ファンにはお馴染みの名前がズラリ。これが「2」になるとかなり少なくなるのだが(もちろん参加はされている。曲数が減ったという事)、CDとしては「1」よりも「2」の方が完成されている印象を受ける。

 HPの影響だろう、「トランスってどういう音楽?」というのを何回か聞かれた覚えがある。通り一遍等でこう答えている。「切ない躍動感に裏付けられた美しくも儚い音楽」と。もちろん一言にトランスといっても細分化されるはずだし、その中にはちょっと合致しないジャンルだってある。だが、やはり「SALT WATER」(CHICANE)や「Flaming june」(BT)からこういった音楽に入ってしまったことから、心象は今後も変わらないと思う。

 で、このCD。「Luding Out」(HARD STUFF)をご存知の方には話が光のように速く済むのだが、まあそういうわけにもいくまい。1曲目から3曲目までは予想通りのサイケデリック・ビートで始まるのだが(3曲目は女性ボーカルが乗る)、4曲目「Moon Monitor」(Michael Ruben’s)でそれまでの雰囲気を流し尽くすかのような、一面の朝霧の風景を思い起こさせる幻想的な音楽へシフトする。

 圧巻なのが続く5曲目「Stick Into Mind」(Adam Beilenson)から6曲目「Air of Christ−Air On The G String−」(FISH TONE)の道程。前者は比較的単調ながらもかなりキャッチーな曲で、一瞬にして現実に引き戻す。そして続く「Air〜」。1stアルバム「FISH TONE」でも、続く2nd「KING JOE」でも見られなかった、温かみ溢れるストリングスの調べ。この人の懐はあまりにも広い。1stを端的に表せば「深淵」、対する2ndは一転して「暗舞」とでも言おうか。そのどちらでもない、優しい躍動が聴く者を包みこむ。素直にやられた、と思った。

 その後も12曲目「Unicorn Soul of Life」(K.E.A)、14曲目「Bar Line Sound」(White Base)(←この曲がこのCDの中で一番好きであったりする)、17曲目「Double Edged Key」(Hallucination)、19曲目「Endless Cloud」(DJ SKY FIELD)、20曲目「Groove in Mind」(DJ FLY)と予断を許さない名曲がズラリと並ぶ。

 そしてこのシリーズ、トラックの最後は必ずとあるジャンルの曲で締められる。今回は「Des−ert Fine」(oto)だ。「oto」というアーティストにピンとくる方はもう脇目も振らずにこのCDを買いに走るべきである。それまで誰も予想だにしない、明らかに確信犯的なアンビエント・ミュージック。20曲で極限まで昂ぶった感情を一気にクール・ダウンさせるこの構成はあまりにも秀逸で、CD1枚を完全な作品として高い位置に昇華させている。

 「1」も素晴らしかった。「3」も、おそらく書きはしないと思うが同構成で良作である。だが、やはりこの「2」があまりにも素晴らしく、涙モノである。

0061.「その他」4/7、2002

 この「その他」というのはジャンル的に「トランス」でも「J−POPS」でも「アニメ/ゲーム」にも「I’ve」にも属さないCDネタか、あるいはCDとは直接関係ないネタの事だ。前回の「その他」(「0056.」のこと)みたいな感じかな。あ、訂正。その「0056.」で「VOICES」(上野洋子)のことを「あくまで非ロジカルで、自分らしさを前面に出した」なーんて書いてるが、あくまで当時の牧場主はそう感じただけ。この人、1つの音をそれぞれ目的の形に織り上げていくタイプで、それは非常にロジカルな音楽。隅々まで考え尽くされ、それらすべては「狙われて」そうなっている。

 今回のその他。CDとしてのネタはあれから「エスペラント」(ダブル・フェイマス)、「ヨロコビ」(エキセントリック・オペラ)、「ユーロ・ディーヴァ・ジェニアー・トラックス」(ジェニファー)、「イマジナリー・ロード」(ウィル・アッカーマン)、「DRAGON FROM THE WEST」、「華」(両タイトル松本孝弘)、「ヴァイタライザー」(キック・ザ・カン・クルー)などがあるようだ(なんで他人事・・・)。

 どれにしよう。そういえば去年やった「2001年みるみっく牧場流CD大賞」、あれ、今年は上半期と下半期に分けるつもり。6月で一旦区切って。その中で間違いなくベスト10に入るであろう作品が、「夏影/Nostalgia」(Key+Lia)、「TRANCE MAGIC Vol.2」(V.A)、そして「ヴァイタライザー」だ。よって「ヴァイタライザー」は却下。その時に。なんせ今まともに書けないよ

 ・・・あ、結構な量になったな。でわまた今度という事で(待て)。

0060.「I’ve」4/7、2002

 この項は失敗だろう。さすがに音楽目的でPCゲームを買うことは滅多になく(ゼロではなくなったが)、3rdコンピも出ることは出るらしいがいつなのかは解らないし、ということは収録曲も不明。何をネタにしろというのか>自分

 「TRANCE MAGIC」は明らかに「トランス」の方だし、そもそもPCゲームをこの2ヶ月近くプレイしてないので「I’veの新曲」というものを知らない。「Shooting star」(KOTOKO)とかはさすがに古く、しかも「アニメ/ゲーム」の方だとも思うし。

 ウム、次の頃には何かネタがあると信じて。明日も夢見て

0059.「アニメ/ゲーム」3/21、2002

 実はネタが少ない。買い出しに出ねば。「ヘミソフィア」(坂本真綾)かな。TVアニメ「ラーゼフォン」のOP曲。作曲菅野よう子はもちろん、今回作詞に岩里祐穂氏を再起用。作品単位で言うと「マメシバ」(坂本真綾)のc/w曲、「空気と星」以来だからそうは感じないかも知れないが、前作「イージーリスニング」(坂本真綾)では一切提供されていなかったので個人的に「やっと帰ってきてくださった」という思いがある。

 ちなみに「ヘミソフィア」のc/w、「音楽」(すごいタイトル)も氏の賜物である。基本的に牧場主は「岩里祐穂×菅野よう子」のコンビを「「WP」でいう外道配合」と名づけている。どうでもいいデスね、ハイ。曲は・・・正直に意外な仕上がり。良い意味にとってもらっても悪い意味にとってもらっても構わないが、「へぇ」と感嘆の吐息を漏らしたのは確かだ。根底をサイケデリックなデジタル・ビートが網羅するのは「True love」(「ブレンパワードオリジナルサウンドトラック2」に収録)と同じだが、それと坂本真綾のボーカルが重なり合うか、という問いにはすぐに首を縦に振れない(牧場主は、だ)。

 あと全体を通してアクセル全開に前のめりする構成なので、とにかく詩がよく解らない。何て言ってるのか不明瞭で、ザラついた感触が残る。不満といえば不満だが、あくまで個人的な嗜好であるので強く言わない。「指輪」や「空気と星」、「光の中へ」のように、ミディアム・バラードをしっとりと歌い上げる曲がすげー好みなだけなので、詩にそれほど興味のない人は気にならないだろうとも思う。

 そう考えると実に良い曲であると思う。なによりもインパクトがある。それほどキャッチーではないが、曲が持つ引きずり込む力は強力だ。聞いた直後に沸き起こる空虚感は、この曲の存在感を表したそのものではないかと思う。

 「音楽」。・・・聴いてみれ

 でもその2曲が¥1,000強で買えるんだからお買い得な事に変わりはなし。魔王だしな。

0058.「J−POPS」3/9、2002

 1ヶ月ぶり・・・。帯以外CDは車から出さないのでついつい忘れるからだな。車の中はえらいこと(関西弁)になるまで整理しないし・・・。前回の「J−POPS」では「カラーズ」(ZABADAK)のことを書いてるのか。では今回は「この手のひら」(古内東子)で。とにかくこの人は期待を絶対裏切ってくれない。ファン層は女性の方が多いが、男性だからどうだ、という意志は、彼女の歌声と詩の前では意味を成さない

 メロディーラインが繊細で詩も切ないのに、ボーカルがソウルフルだから力強い。このアンバランスさが彼女の持ち味だと思う。しっかりとバラードを歌い切る女性ボーカリストはおそらく、我々が思ってるよりも圧倒的に少ないはずだ。だからこそ貴重な存在で、甘受する我々は幸せだと言える。古内東子の代表曲といえば「誰より好きなのに」だろうが、牧場主はこの曲の方が好きだ。特に冒頭の詩がひどい。「朝が来るように。春が来るように。人の幸せも、舞い降りてくればいいのに」。これをあの艶っぽい声質で撫で上げる。むしろ男性向けではないだろうか。TVドラマ「母の告白」の主題歌であるので、ビデオに撮ってOPだけ見るというのもアリ。月曜〜金曜の13:30〜だ(関西では)。マキシを買っても絶対損は無いが。

 もひとつ行っておこう。「ワダツミの木」(元ちとせ)。最近徐々にチャート順位を上げてきて、物によれば余裕でベスト10入りしているので、牧場主が買ったCDにしては珍しくご存知の方も多いと思う。初めて聴いたのは今年の始めの頃、たまたまFM番組を聴いていたら流れていたのだ。一瞬で引きずり込まれるメロディーラインにハッとなった。トラディショナルで物珍しい、と言えばそれまでだが、裏付けるだけの歌唱力がある。

 このテの曲は実は飽きっぽいという難点があるのだが(少なくとも牧場主は)、この曲はどうだろう。ボーカルも「千年に1人の逸材」などと煽ったり、間奏のトランペット(?)が邪魔っ気だったりと、いくつかベタ褒めに出来ない部分はあろうとも、飽きる要素は少ないのではないかと思う。こういう曲が売れるのであれば、まだまだ堕落の一途と評されて久しい日本の歌謡曲界も見逃す事の出来ない市場だと思う。ま、そんなこと思ってもいないが。

 さてもういっちょ。「丘に咲く花」(三角堂)。このアコースティック・デュオを知ったのは1年前くらいか。一時期有線で「春」(アルバム「堂」に収録)が流れまくっていた、そのおかげだ。その頃の日記で取り上げた日もあった。アルバム自体は全曲が全曲同系統で、そういう意味では没個性だった。ただ曲単位としては「春」が名曲である事は疑いようがなく、今でも思い出したようによく聴く。

 今回、何が耳についたかというとまず「アコースティック色が薄い」ということ。これは良い悪いという意味で語るわけではないが、持ち味の1つを削ってまで今回の作品を輩出したという観点では評価されていいと思う。それが「三角堂」なのか「よくある歌謡曲ユニット」に埋没するのかが、今後試されるのだろう。つまり、試金石のような作品。個人的にはむしろ独自性を強調できるc/w曲「ラクダ」を推したい。表題曲も全然悪くないデスよ。むしろメジャーへの階段を一歩一歩しっかりと踏みあがっている印象はある。良い曲を輩出してもらいたいものだ。

 以上。たまに更新したいとは思うのだが、閉鎖という選択肢も見えているので(いかにも語彙の不足が目立つ)不透明ではあるが。

0057.「トランス」2/6、2002

 ワオ!2週間ぶり。買ったCDは全部ネタにしてやろうと思っていたのだが。で、トランスといえば最近はもっぱら「TRANCE MAGIC Vol.1」を聴いている。参加アーティストを見るとビックリしたのだが、内容もそれまでの「digibeat」で発売された「Luding Out」(HARD STUFF)、「FISH TONE」、「KING JOE」(共に「FISH TONE」)から引っ張り出してきた、オールスターな感じ。

 面白いのが「Freak of nature」(I’ve)を「WORM WORLD」としてアレンジし、収録している点。全20曲の中でダントツに好きなわけだが、もちろん「ダバダ〜♪」から始まるエキセントリックでサイケデリックな電子ビートは健在。むしろより大らかになり、間口を広げたアレンジがなされている。それらのCDを全部もってる人には是非に勧めるまでには行かないが、純粋なトランス・コンピとしても大満足。その19曲目である「Freak〜」の後は「Dark Silver Moon」(oto)で綺麗にクールダウンさせてくれる。この構成考えた人はエライ。拍手。

 そう、「subeyes−001」(oto)で洗練されたアンビエント・ミュージックを堪能させてくれた「oto」も参加している。まさにオールスター。

 これで「Dream Sound Factory」とか参加してたら鼻血出していた可能性も否定できない。でもよく「verge」(I’ve)から引っ張ってきたな、「Freak〜」。Vol.2でも何か収録されるんだろうか。まあ可能性としては「Discrimination」しかないだろうけど。この曲も好き。もったいぶったボーカルの使い方が。ま、収録されないんだろうけど(笑)。

 というわけでトランスでいた。

0056.「その他」1/20、2002

 18日に「ZABADAK」の事を書いたら、今月のミュージックマガジン誌に上野洋子の新譜情報があった。しかも2枚も。そこで氏は、「前に出した「VOICES」が、ザバダック・ファンからはけっこう批判も多かったんです」「ザバダック・ファンの中にしか自分はいないんだったら、こういう作品(今回の新譜の1枚、「PUZZLE」の事)を出しても意味ないと思って、作るのをずっと控えていたんです」などと、これまでに至った経緯を、多少の皮肉(牧場主は、悪い意味ではない皮肉だと思う)を込めてインタビューに答えている。

 「VOICES」というアルバム。どこにも売っていなかったため牧場主が聴いたのは結構最近になってからだったのだが、確かに、それまでの「ザバダックの上野洋子」らしさは微塵も感じられない内容だった。中近東の民俗音楽を思い起こすような包容力も、バロックを意識させる荘厳でいて、それでもボーカルで柔和さを演出する音楽も、感じられなかった。あくまで非ロジカルで、自分らしさを前面に出した音楽は、「癒し」の一言で(考えると当時は癒しという変なブームはなかったのだろうが)、そういった期待を裏切られたが為の、批判だったのだろう。

 だからこそ、氏は「「PUZZLE」よりもわかりやすいから、今までの私のファンはきっとこっち(ポップ性を重視したもう1枚の新譜、「アスタリスク1」の事)の方が好きでしょうね」と、やはりこれも皮肉をこめて言う。最後に自分のことを「しょせん、パンクですから」とまで言い放つ彼女は、音楽に対して本当に真摯な態度、そして立場であるのだと思うし、1ファンとして思いたい。

 今でも「日本のボーカリストで最高の存在は」と聞かれると何の疑問もなく「上野洋子」と答える。最近のファンからして氏といえば、やはりメルヘンであり、ファンタジックなイメージ(それは多分、少し前まであの新居昭乃らとユニットを組んでいた「マーシュ・マロウ」の影響もあるだろう)を持たれるのかもしれないが、間違いではなくとも側面でしかなりえない、という事を氏は言いたいのかもしれない。

 正直、「VOICES」には、上記した期待からくる多少の落胆があったのは否定しない。

 だからこそ、今回の記事を読み、もう一度引っ張り出して聴いてみようと思う。

 時が経つにつれ、音楽というものに対しては、必ず微妙な立場の差異が存在するのだから。

0055.「I’ve」1/18、2002

 これから「アニメ/ゲーム」と「その他」の間に「I’ve」を。さすがに新作はそうそう出ないだろうし、そういう場合はお茶を濁すが。

 では早速。2001年の冬コミで限定発売された「I’ve」セットから。この時点で聴いたのが「シフト−世代の向こう−」(Lia)と「C−LICK」(だったかな。あんまり覚えてない)。オリジナル曲としては結構振りなのではないかな?という感じの「シフト〜」。初日で擦り切れるかというくらい聴いてやった(擦り切れません)。この曲に限っては、というよりも、Liaのボーカルが存在感強すぎないかな、と思う。これは良し悪しなのだが、どうだろう。好みか。最初数回聴いたときは「ん〜?期待が大きすぎたかな〜?」と訝しんだが、回数を重ねるとなかなかどうして。

 この曲の良さに一気に気付くには、インストで聴くといい。思わず「ああ、こういう曲なのか」と頷いてしまった。・・・牧場主だけか。そうか。最近「LOVE A RIDDLE」についてもそうなのだが、どうにも「I’ve」に辛口になってきているような気がする。早く3rdコンピ出さないかな〜、とか思ってたら「verge」から1年半が経過してしまった。本当に出るのかしら。

 「I’ve」にしては珍しく、曲自体が長いのも特徴(6〜7分)。もう1枚については次回の「I’ve」で。

0054.「アニメ/ゲーム」1/18、2002

 どんどん行くぞ。ネタは「I.D.E.A〜僕らは毎日、夢を見る」(RoST)だ。解散したのかと思っていたが全然そうではなかったモヨウ。もう、この解りやすくて何も考えずに聴ける音楽が好き。アルバムとしては2枚しか出していないと思うのだが、それらも個人的にプッシュしたい。もうワル乗りしているのに3人ともが「俺達が楽しいんだから君たちも楽しいはずだ!」といわんばかり。ああ、ついていってやるともさ!(笑)。

 この表題曲は「ロックマンX6」(7かも。8かも。もう知らん)の主題歌ということもあり、意外と「マジメに」歌っている。この業界、基本的に受け入れやすいように軽い、出来るだけポップ性を重視したような曲が多いが(悪いとは微塵も思わない。頭が弾けるような、極端に軽い曲も個人的には、大好きである)、「RoST」はその中でも上位にいる。歌は、下手ではない。声優3人のユニットであるが、それぞれがある程度の歌唱力をもっている。

 ていうか、石川英郎は上手い。個人的に男性声優で文句無く歌が上手いと思っているのは彼と森川智之だけだ。女性声優は・・・よく解らん。歌いすぎだ。で、本ネタは2曲目、「フリスビー」だ。ついにきたか、ユーロビート(笑)。しかも冒頭だけであとは普通にデジタルポップなのも、「RoST」らしいといえばらしいし。笠原留美が極限まで声をひねり出している点も面白い(笑)。

 これは中々良いCDかも。ファンなら文句なしに。あとはこういう軽い音楽を頭ごなしに嫌うバカだけか。

 彼らは自分でもっと良質の音楽を作れるんだろうな〜、と思う。牧場主にはそれは出来ないから、音楽は基本的に悪く言わない。

0053.「J−POPS」1/18、2002

 ネタは「カラーズ」(ZABADAK)。いつの間にやら発表していた(2001年11月)、「ZABADAK」こと吉良知彦の新作。ちなみに。牧場主は「ZABADAK」というと解散前の、吉良知彦と上野洋子のユニットのことを指す。上野洋子が抜け、「ZABADAK」という名称はそのまま吉良知彦が受け継ぎ今に至るわけだが、情けないだの意地だけじゃないかだの言われようとも、今の「ZABADAK」は「吉良ザバ」にすぎない。

 牧場主にとっての「ZABADAK」は、知った頃にはもう無くなっていたのだ。解散して約10年が経つが、こと音楽に関してだけは、なぜもっと早くあの頃の「ZABADAK」を知らなかったのかとずっと後悔している。今、「日本語詩で歌われる曲の中で最高評価の曲は?」と聞かれれば、間違いなく、光よりも速く「光の人」と答える。「指輪」(坂本真綾(菅野よう子))も「ポロメリア」(Cocco)も素晴らしいが、「光の人」と比べると霞んでいなくなってしまう。ちなみに現状での「日本の歌謡曲ベスト3」はそれ。「光の人」、「指輪」、「ポロメリア」。

 さて、なんだか無駄に前説が長くなってしまったが「カラーズ」。上野洋子の姿はもちろん無いが、小峰公子はずっと吉良知彦と活動をともにしているので、そういう意味では安心して聴ける。が。こういう音楽を続けていくのなら、「ZABADAK」という名称は捨て去って欲しい。「吉良知彦」でいいじゃないか。全編沖縄民謡を思い起こす、トラディショナルな作り。好きなのだが、「ZABADAK」としては「?」が浮かぶ。

 吉良知彦個人となってからのベストアルバム的な「STORIES」は良かった。匂いがしたから。だが、今作は違う。悪いわけではない。CD単体で聴くと、これだけ知名度が低いことに憤りを覚えるくらい、秀作だ。吉良知彦といえばギター。今作もそれは健在だ。ずっと昔からのファンは、おそらくこのCDを聴いて、それほど不満に思わないはずだ。だが、やはりこれは吉良知彦の音楽であっても「ZABADAK」の音楽ではない。

 無茶な事を言っていると思う。どうしようもない。上野洋子はもう「ZABADAK」とは何の関係もない。今も精力的に音楽活動をこなしている。吉良知彦が「クロノクロス」に参加すれば、上野洋子は「幻想水滸伝II」で相変わらずのファンタジックで浸透性の極めて高いボーカルを披露する。

 吉良知彦が「カフカ−伯爵カインシリーズ−」(由貴香織里、花とゆめコミックス)のドラマCDで音楽を担当すれば、上野洋子は「目隠しの国」(筑波さくら、花とゆめコミックス)のドラマCDで音楽を手がける。共通点を見つけようとすれば意外と多い(活動面を見れば)のだが、この2本の線が交じり合う事はもう二度とないのだろう。だからこそ、それを切望する。大人気ないのは牧場主の欲求なのだ。

 「STORIES」は良い。「カラーズ」もクセはあるが好きだ。だが、「ZABADAK」の最後を飾るベストアルバム、「ディケイド」や、個人的に最高級の「ピーセズオブザムーン」、「光の人」を収録した「リメインズ」にまで評価が高まる事は、二度とないとも思う。

 求めるものは、二度と手にはいらない。牧場主にとっての「ZABADAK」は、知った瞬間でもう、時間を止めてしまっている。

0052.「トランス」1/18、2002

 特にネタも・・・。でも更新しないと次の「J−POPS」に行けない。一応前更新時からは「スピリチュアルライフミュージック」(V・A)を買ったりしたのだが、どうにも「批評」はもちろん「感想」にも困る。よってもっと聴いてから何がしかのコメントをしたい。ただあれだけ曲数が詰まってあの値段、という意味では、それだけでコスト・パフォーマンスに優れているとは思う。

 ついでにこの「トランス」とした項は、あらゆるトランスミュージックに限定したものではなく、テクノやハウス、ブレイクビーツなど、要するに「打ち込み系」の音楽全ての項だと思ってくだされ。ユーロビートやダンスミュージックは「その他」の項に。

 ・・・次。

0051.「その他」(1/13、2002)

 たまには「I’ve」の話。最近ふと「自分にとって「I’ve」で好きな曲、というのは何なのだろう」と思い、ちょっと考えてみた。一番好きな曲というのはもちろんデフォとして存在する。「Now and heaven」だ。次点と聞かれれば「Dreamer」かな、と。で、「明日の向こう」、「birthday eve」、「prim」、「Cross Talk」、Never forget this time」などなどなどなど。でも、「birthday eve」以降はどれも差なく好きなので、個人的には「ベスト3とそれ以外」という感じになっている。それくらい上記3曲には思い入れがある。

 しかし、だ。「dear feeling」が発売されてから1年、全くこのベスト3が変わらないというのはどういうことなのだろう。「Now and heaven」と「Dreamer」の間には結構な差がある。ナリタブライアンの菊花賞くらいか。「Dreamer」と「明日の向こう」の差はトゥザヴィクトリーのエリザベス女王杯くらいだが。この1年、もちろんずっと聴き続けてきたが、個人的なベスト3に食い込む曲はついに現われなかった。

 ベスト3のうち2曲がゲームの主題歌ではない、つまりオリジナル曲というのはどうなのだろう。そういえば「空より近い夢」や「Discrimination」も好きだ。「I’ve」の純粋なCD、といっても「regret」、「verge」、「Eye’s blue」、「dear feeling」くらいしか持っていなかった気がするのだが。

 普通に「I’ve」の曲のベスト3ってなんなんだろう。「birthday eve」や「Ever stay snow」、「Treating 2U」とかなのかな。

0050.「アニメ/ゲーム」(1/7、2002)

 とりあえず書いとかないと。「夏影/Nostalgia」(Lia+Key)。参った。もう降参。何がなにやら。「ノスタルジック」というのは郷愁という意味なのだが、郷愁自体の意味としては故郷を礎としての情景や、風景を思い返す「感情」のこと。つまり、実際は目の前にしていないのに、あるはずがないのに、その懐かしい光景を思い返す空虚な、でも優しい感情の事だ。で、「Nostalgia」。このタイトルネーミングは、正しい。牧場主個人が思うに、曲そのものも、ボーカルも素晴らしいが、何よりもこの曲と曲名のイメージの一致こそが、評価されてもいいのではと思う。

 二曲を通して、歌詞が似たり寄ったりなのがどうかな、と思わなくもないが、作詞が麻枝准氏本人なので、一連のファンとしては「仕方ないか」、と苦笑するのではないかと思う(笑)。ボーカルを務めるLiaも、「夏影」よりも「Nostalgia」の方が伸び伸びと歌っている印象を受ける。むしろ「夏影」を歌いきる事は難しい。「AIR」のBGMの中でもボーカル曲に起こしやすいとも思わないが、可否は置いといて歌いきった事を評価したい。

 その「夏影」。間違ってたら恥づかしさ満開で逃げたくなるが、あのサビ直前のストリングスは、高瀬氏の賜物ではないかと思う。そしてサビ中にインパクトを持たせる錫杖(でいいのか、あれは)のSEは麻枝氏ではないかと(どうもこだわったっぽい印象を受ける)。冒頭でかなりムリっぽく聴こえたボーカルも、二分半ばで流れるサビの頃には思わず唸ってしまうほどに卓越した歌唱力を持つ。良いとか最高だとかオススメだとか、色々な賛辞が頭を過ぎるが(相変わらず貧相な語彙だな、全く)、最終的には「参った」しか思い当たらない。巷でどういう評価を受けているのか知らないが、「Nostalgia」も同じくらい素晴らしいと思う。あ、でも最後の最後にもう一音だけ欲しかったかな。

 これで¥1,000とかそこらなんだろ?なんだこのコストパフォーマンス。意味が解らない。すごい。

0049.「総括と抱負」(1/4、2002)

 去年はまあ数だけは聴けたと思う。ジャンル的なバランスもまあ、ほどほどに。ていうか、さ。あの音楽大賞ね、すでに書き直したい(苦笑)。アルバムでは「セカンド・ネイチャー」(ミリアム・ストックリー)が入るし、曲単位でも「夏影」(Lia)が入る。まあいいんだけど。

 特に「こうすればよかったなぁ」というのはないな。欲を言えばもっともっと(×20)CD買いたかったのだが、それを言えばキリが無いし。来年はもう少し日本でよく聴かれている歌謡曲に目を向けようと思う。下記の「ミュージックステーション」なんて毒しか吐いてないし。そういえば何年かぶりにオリコン1位の曲を買いそうになった。「トラベリング」(宇多田ヒカル)なのだが、案の定10回くらい有線で聴くともう飽きたので買わない。インストで聴くと絶対「m−flo」と区別できないぞ、あれは。とまあそんなことは置いといて。

 今年は、そうだな、ゲームの予算をこっちに回す事にしているので、枚数的にはさらに聴けるのでは。ただ枚数だけ聴いても仕方がない部分もあるし、ジャンルをもっと広げないと。ハウスやブレイクビーツをもっと、というのはアタリマエとして、ゴア・トランスやプログレ・トランスにもっと・・・トランスばっかし(笑)。カントリーやサザン・ロック、ブリティッシュ・ロックを聴くようにしよう。日本では70〜80年代のフォークやブルースを。

 あとはアニメやゲーム系の音楽も常時聴く。「夏影/Nostalgia」は素晴らしい・・・。HPとしては音楽専用の掲示板を、需要があれば開設しようかと。シナリオ系のゲームと違ってオススメされても全然平気なので、良い音楽があればぜひに教えてくださいまし。

 競馬やマジックでも同じ事を書いていた気がするな。・・・ま、いっか。

0048.「緊急特番」(12/28、2001)

 本来なら順番は「アニメ/ゲーム」なのだが、今、横のテレビで「ミュージックステーション」の特番をやっているので観ながら書き足していこうと画策。ちなみに現在時刻19:30。何とか言う人の「ラブ・涙色」という歌が終わったところだ。誰か知らない。以前にその致命的なタイトルネーミングに眩暈を覚える。今時エロゲーでも使わない。次は「hitomi」と「愛内理菜」らしい。前者は他の数人と間違えてしまうアーティスト。申し訳なし。後者は、え?これ歌手なの?崩れる直前のアイドルじゃないの?(暴言)。なんだかタレントの「YOU」に似ているぞ。芸風も同じなのか。

 「IS IT YOU」(hitomi)。ああ、声聴いたら判別できるわ。歌ってないだろ、これ。「直前リハした物を使って本番は口パク」っぽい。違ったらごめん。このストリングスの使い方は好きかも。ただ、ドラムスやその他のパーカッションがやかましい。途中の毒物でも盛られたかのようなサンプリングもウザい。曲はCMなんかで聴いた事がある程度。買いはしない。

 「NAVY BLUE」(愛内理菜)。小林幸子が現代風に衣装アレンジしてみました、な格好がイタイ。あ、でも歌は上手いと思う。ただサビの部分で微妙に重ねているのが小癪。結論。「私は本格派路線でいきたいのに、会社がアイドル路線を強要するのよ!あ〜、ウザいッ!」と本人は思ってないか?まあ売れるほうの勝ちだ。残念ながら会社の後押しナシでは生き残れそうにない。これで作詞・作曲まで本人なら退社すべし(未確認)。

 「Look Back Again」(矢井田瞳)。アルバムジャケットが怖い人。この曲の、「イェイイェイイェイ」の部分が非常に嫌い。これは苦痛。曲よりも観客のニセノリ(楽しめているのですか、あなたたちは本当に)が居た堪れない。この人はライブ向きなんだね。伸びのある性質は「鬼束ちひろ」に通じていて、それを軟式にした声。独特の語尾の延ばし方に好み分かれるでしょう。歌詞は良いの書く。でもあのジャケットは怖いんですけど?「ストリートファイター」という格闘ゲームに火を吹く黒人がいたが、あれに似ている。怖い。

 「ONE」(RIP SLYME)。今大流行のヒップホップ。ファンを「ヒッピー」。引田天功のファンか(大違)。ヒップホップなアーティストは、他の同ジャンルのアーティストとの区別が困難だ。この日本語と英語を半分づつ位に混じり合わせた歌詞が苦痛。バカにされている気分だ。日本語とスワヒリ語のハーフでどうか。バカ売れ。ウッハウハ。5人である必要性も微妙。2人で出来る。ポスト・ゴスペラーズを狙っているのか?

 「ANOTHER WORLD」(Gackt)。宇宙人。目の前に出たら理由無く泣いてしまう気がする。「マリスミゼル」のボーカリストだった事を最近知る。「マリスミゼル」はインディーズの頃に少し聴いていた。ああ、この人のライブは行くと損をする気がする。120%形式美のボーカルはどこへ行ったのか。これではその辺のビジュアル系と同じ。CDで聴く分には良いと思う。ただ、4〜5回で飽きそう。こうやってたまに聴くのがいいと思う、この人の曲は。お爺さんお婆さんが聴くと即死しそうなコードは、現代の若者にピッタリ。ビジュアル系がほとんど生き残れていないのは、画一的な曲しか配給しなかったからに他ならない。この人は同なのだろう。とりあえず、お笑いで喰っていける。羨ましい。

 「いつも何度でも」(木村弓)。曲がどうこう以前に、こういうトラディショナルな曲は永遠に続いていくべきだと思う。そしてそれが映画の背景にあるとはいえ爆発的に売れたということは、音楽ファンとして単純に嬉しい。ただ、車の中で聴くと事故るだろうな。寝る。「Gackt」の曲で憤死した老夫婦が生き返りそう。牧場主は、あなたたちの味方だ、どっちかっていうと。

 「明日があるさ」(ウルフルズ)。ベスト盤を持っている。ただそれだけ。ファンというわけではない。好きでも嫌いでもなく。役者としていい味出していたのだから、歌辞めて転業しない?ダメ?ちなみに歌詞は好きじゃない。もっと、こう、形式的なのが好きなのよ。泥臭い。

 「おやすみなさい」(aiko)。お、お、お、小津先生ッ!!(錯乱)。ああ、ちゃんと歌ってる。安心(解らないだろうけど、本当にライブ更新してるので)。ああ、結構良い曲だったんだねぇ。聴く度に味が出るタイプだ。あ、バイオリン!?なる。あのギターがそこまでやかましく聴こえないのはこれでカモフラージュされているのか。でも、何だか普通の娘なんだね。「愛内理菜」も少しは見習ってはどうか。

 「曲名未確認」(Every Little Thing)。ニセ宝塚な衣装が浮いている。ピーコの出番か。赤毛の似合わない女。黒毛も似合いそうに無いな。・・・どうしろというのか。ギャルゲーのようにピンク髪はどうか。・・・え〜っと、ファンはいる?いるのか?怒らない?歌、下手デショ。サビこそリズムに隠れてごまかしてはいるが、冒頭は、ちょっとひどい。寝起きか?仲間の男性はちょっとこの先考えた方がいいと思う。これで売れ続けるなら、本当に日本の歌謡曲はどうなってしまったのかと危惧する人が続発するぞ。いや、むしろそうなるはずだ、必然的に。

 「アゲハ蝶」(ポルノ・グラフィティ)。こういうグループは、ボーカルとそれ以外のメンバーに分かれてしまうのが哀しいところ。「GLAY」のように、日本を覆い尽くすほどになるとまた別だが。それほど美形でもないし。まあ音楽と関係は、ない。相変わらずキャッチーな曲でファンはさぞ安心。ただやはり何を言っているか全く不明なところは、個人的に好きではない。ああ、アコーディオンなのか、この音色は。おお「ヴォイス」も続けてか。ていうか、メンバー内で詞も曲も作ってるんじゃないのかよ。評価激減。1人でいいじゃねぇか。歌い手だけでよ!(ヤサグレ)。ああ、ファン多そうだからあまり言わないでおこうっと(遅いッ)。「ヴォイス」っていい曲なのかなぁ。まあ数百回聴けば評価も変わるのかも。かも。

 「remain〜心の鍵」(小柳ゆき)。ホームレスのような髪と帽子。首から上だけを遠めに見ると長居公園の住人のようで(そろそろやめておきなさい)。イメージはと聞かれて「エレガント」と答える。・・・どこにエレガントなホームレスがいるのか(だから・・・)。歌、上手ッ!こりゃすごい。「Tina」とどちらが上だろうか。ごく普通のバラードなのにエネルギッシュで、歌がソウルフル。これは売れるわ。ていうか、こういうのが売れないとダメなのでは。「NEVER FORGET THIS TIME」(I’ve)とか歌ってくんないスかね?(無茶だ)。

 「何だかいっぱい」(コムロ中心のいっぱいいるよく解らないヒトタチ)。まずは「浜崎あゆみ」+「KEIKO」。コムロさんは何をトチ狂ったのか最近ダッチ・トランスに日本人ボーカリストのボーカルを乗せようと必死。「globe」もいい迷惑では。まあ「浜崎あゆみ」のバカ売れに調子に乗った「えぃべっくす」の策略だろう。「抹消」(IN)をどうぞ。歌は、聴いていると頭が痛くなってきます。この両名、組んだのは失敗。誰が二人競っていいといったのだ。甲高いを通り越して病的。次に「コウダナントカ」+「BoA」。後者って「lain」というアニメのOP歌ってたあれとは違うの?(笑)。このシンセの使い方が珍しいわけではないが、これを通してやってしまうと「えぃべっくす系」になる。苦痛。何でボーカルの質がソウルなのに無理矢理クラブミュージック(っぽい)に載せようとするのか。最後は「安室ナミエ」+「未確認」。書いてる途中にテロップ流すんじゃありません!(知った事か)。曲名も、片割れも確認できなかった。またラップ・・・。しかも「ちゃげらぅ!」(日本語で書くといかにバカっぽいかがよく解る。「ちゃげらぅ!」)って・・・。コムロさんはアレか?時代に逆行しようという意思でもあるのだろうか。もし出来たならノーベル賞間違いなし。ドラえもんもビックリだ。

 「メドレー」(モーニング娘。)。キャー!サイコー!たまんなーい!ちゃげらぅ!(虚ろな目)。ノーコメント。とりあえずメジロブライトからメジロライアン、アンバーシャダイ、ノーザンテースト、ノーザンダンサーへと遡ります。ノーザンダンサーとは父ニアークティック、母ナタルマで、カナダの大富豪、E・P・テイラーが送り出した、ゲインスボローの3×4を持つ(以下延々と血統論議が続く)。

 最後までやってやろうかと思ったけど、キムタクの忠臣蔵が始まるのでここまでだ。この後「ケミストリー」や「Mr.Children」などがいたらしいが。まあファン多そうなのでここで中断がベストか(ハナからコキ下ろそうというその姿勢を正しなさい)。

 クレーム可。むしろCD大賞の反響が少なすぎる(苦笑)。

0047「J−POPS」(12/26、2001)

 ここか次の「アニメ/ゲーム」か迷ったが「Humanity」(WORK−S)。「Key」などのゲーム作品の音楽を手がけ、もはやPCゲーム業界では不動の評価を得ている折戸伸二が手がける、「バンド」。最初は何かの冗談ではないかと思った。が、本当だった。氏が評価を得たのはゲームミュージックであり、それはつまりDTM、打ち込みサウンドでのことである。もちろん普通のポップス、ボーカル曲も製作しているし、それらが評価もされてはいるが、通して古き良き生演奏の作品を連続で輩出するなどとは夢にも思わなかった。

 結論。さてどうだろう。残念ながら大手を振って「良いCDデス!」とは言えない。むしろ、音楽としては何一つ創意工夫の見られないポップスである。これを買った人のほとんどは「Key」のファンだろう。それらの人はこのCDを良いとみているのだろうか。そんな人たちに向かってこういう批判めいた事を書くのは憚られる気はするのだが、「最高〜!」とウソをつくよりはマシだと思い書く。

 何がいけない。どこが悪い。そんなのは解らない。自身が良くなかったと思えばそれまでだからだ。音楽的な知識に乏しい牧場主が「何様!?」とも思える書き方をするのに憤慨される人もいるのだろう。だが、これはないよ。期待が大きすぎたわけではない。この一連の曲群のどこに楽しみ方を見出せばいいのかが全く解らない。これはプロの作品なのか。アマチュアの作品なのか。後者なら、謝ろう。前者なら、その方向性から考え直すべきだ。

 最後の「鳥の詩−bossa nova version−」もイマイチよく解らないアレンジで。ジャズらしくなく、「アレンジしてみたものの中途半端なR&Bになってしまいました」という感が否めない。「ボサ・ノヴァ」の意義を誤っているのか。まさか、ね。

 同じアレンジされて発売された物でも、「WHITE ALBUM」のEDテーマであった「POWDER SNOW」。これもアレンジして新しく発売された。このアレンジは素晴らしい。アレンジそのものも違和感を残さない、丁寧なものであるが、何よりもコーラスアレンジが秀逸。ボーカルもあそこまでスピリチュアルに歌いきられては脱帽というよりほかない。編曲者の豆田将氏でも招聘したらどうだ(無茶苦茶な・・・)。

 というわけでファンに喧嘩売ったような今回。別にクレームつけてくれても構わないが。ただ、もう一枚。「夏影/nostalgia」は次回に。これは逆に甘い事しか書かないので。まずいって、この曲は。「夏影」も「nostalgia」も素晴らしいすぎて涙物。

 予習(←?)。

0046.「トランス」(12/26、2001)

 で、「CO−FU2」(CO−FUSION)。ちなみに2ndらしいが1stは持っていない。感想。牧場主の好きな系統の音楽ではない。悪いとは思わないし、そんな事は言えるはずもない。ただ、このビートを下品だと感じてしまう辺り、やはり個人的な好き嫌いの範疇だろう。特に1〜2曲目が辛い。正直、ウルサイ。いや、こういうポップ性を極力排除したブレイクビーツは、「音楽は良い以前に楽しくあれ」という心がまえの牧場主に向いていないだけだろう。逆にいえばテクノでも本格志向(そんな定義があるのかは知らないが)な人にはこれほどのCDもそうない気はする。

 結論から言うと「ミュージックマガジン誌での評価は解らなくはないが、牧場主は好きじゃない」ということで。あ、ただ「レイ・ハラカミ」が関わった最後の曲(もう曲名は忘れている)は名曲。これは疑いようもなく。全編これで通してくれれば・・・いや、それじゃオリジナリティもクソもないもんな。

 テクノやハウス、ブレイクビーツはポップなものももちろん好きだが、一番すきなのはゴア、サイケデリック系なのデス。

0045.「その他」(12/21、2001)

 今日も今日とてCD買って満足さん。ブツは「ヴェスパタイン」(ビョーク)、「CO−FU2」(CO−FUSION)、「セカンド・ネイチャー」(ミリアム・ストックリー)など。ジャンルは順に英ロック、テクノ、ニューエイジ(ヒーリング)。「ヴェスパタイン」はミュージックマガジン誌で非常に評価が高かったため、「あれば買う」と心に決め。「CO−FU2」も同じく今号で「最高」とまで評価されていたので。「セカンド・ネイチャー」は、牧場主が「世界最高の歌姫」と自認しているミリアムの2nd。買わない手はない。「アディエマス」のボーカリストだ。

 この時点で聴いたのは「CO〜」と「セカンド〜」の2枚。「CO〜」は次の「トランス」のネタなので「セカンド・ネイチャー」を。とにかく素ン晴らしい歌声。これまで数々の「癒し系」だと評するCDを聴いたが、この歌声に勝る癒しなど、ない。多分系統的に真っ先に比べられるのはエンヤになるんだろう。もちのんエンヤも大好きだ。ミリアムはエンヤに比べて声質が軽く、その分馴染みやすい。エンヤの場合、ボーカルを何重、何百重に重ねるという独自のサンプリング方法を取っているので、非常に神秘的で、まろやかなのが特徴。

 どちらが良いとか、そういうのはナンセンスだが、牧場主はどちらも大好きだ。前作「ミリアム」よりもポップに仕上がっているので、1stよりもこちらから入った方が馴染みやすいかもしれない。これはもっと聴かれるべき歌声だろうと思う。

 で、今号のミュージックマガジン誌にある、「各ジャンル別今年のベストアルバム」。購読している人は準備を。

 まず「ロック(アメリカ/カナダ)」。全滅。何も持ってない。ていうか、何でこのジャンルはジャケットデザインに欠けているのか。間違っても「ジャケ買い」はしないであろう数々。続いて「ロック(イギリス/オーストラリア)」。全滅。・・・まあロックはあまり聴かないから(ボソッ)。1位の「レット・イット・カム・ダウン」(スピリチュアライズド)のジャケットはインパクトあるなぁ。店頭で見たら買うかも。ロックも聴くんだってば。

 「ロック(ヨーロッパ)」。2位の「ヴェスパタイン」(ビョーク)を購入。楽しみ。エレクトロニカ系の音楽ってちゃんと聴くの初めてじゃ・・・。「ロック(日本)」。「くるり」ってすごいのか。人をナメたネーミングで個人的に手は出さないだろうなと思ってたのだが。4位に「サングローズ」(Cocco)。あと今非常に気になってる「POINT」(コーネリアス)。ジャケットも好み。・・・買うのか(ハァ)。

 「歌謡曲/ポップス」。「aiko」が1位でビックリ。矢井田瞳と区別がつかないって言うとメタクソに怒られるんだろうな。結局「買う買う」と言っておきながら未聴の「インソムニア」(鬼束ちひろ)が3位。個人的には「Dark Ocean」(古内東子)がランクインされていたのが単純に嬉しかった。

 あとランクインされていたCDで購入済みだったのは「I」(Buffalo Daughter)や「ビート・ブレスレット」(リョウ・アライ)などがあった。では。

0044.「アニメ/ゲーム」

 ネタはいくつか。「Tough but tender」(野田順子)、「supersonic girl」(水樹奈々)、「LOVE A RIDDLE」(KOTOKO)など。下記の「all of my mind」(和田光司)も分類的にはここだよな。ていうか何で全部横文字なんだろう。まあいいや。

 どれもこれももう1つ、というのが本音。特に「LOVE〜」は期待が大きすぎたもよう。確か一般流通では「I’ve」のデビュー作になるんじゃなかったかな。「おねてぃ」がアニメ作品である事、さらに言うなら「おねがいティーチャー」の略である事すらも知らなかった牧場主は何を言う資格も無いのかもしれないが。とにかく音を詰め込みすぎ。なぜシンプルに、かつダンサブルに仕上げられなかったのか。「birthday eve」はその最高峰。無駄な音が何一つとしてない。これを目指して欲しかった。曲的には同じ系統なのだから。力を入れすぎたのだろうか。あと付け加えるなら、声優の朗読も、作品を知らない牧場主のような人間には苦痛以外の何物でもない。誰を狙っているのかも不明。「I’ve」ファンしか買わないデショ?

 「supersonic girl」に至っては「失敗」と断定。全曲の中で一番好きなのが「水中の青空」の時点で後悔が襲う。何か勘違いされては困るが、牧場主はダメなCDはダメだというぞ。水樹奈々の場合、歌唱力は声優としてなら多分ダントツ(坂本真綾を除く。あれはもう「声優の仕事をするアーティスト」だ)。しかしながら「声優」として出した「デパール」(「ノエル・ラネージュ」のイメージCD)に到底及ばない。

 当時アニメショップでアルバイトをしていた頃、送られてくる「ごった煮MD」(アニメなどの主題歌を適当に詰め込んで、BMGとして使うようにという意味合いの物)に収録されていた「テルミドール」や「空と心と・・・」などを聴き、「ノエル・ラネージュ」というゲームの存在すら知らずにCDを買った。ファーストトラックの、キャラとしての朗読があまりにも痛く、やめていただきたいのだが、CDとしては抜群のコストパフォーマンスを誇っていると思う。

 だからというか、「声優としての水樹奈々」には一切興味が無く(何の仕事をしているのかも知らない)、ただ「歌手」(というとクレームが来そうだが)としてCDを買い続けてきた。だからこそ、今作には期待していた。それを裏切られただけなのか。ヤケにアイドル路線(死語か?)を目指そうとするジャケットも辛い。まあ「デパール」のジャケットも「・・・」だが。「デパール」を知らなければ「可もなく不可もなく」。ただ、水樹奈々のアルバム単位としてはデビュー作になるのだろうが、これではこの先が不安である。

 「Tough but tender」はまた後日。これも結論は「2ndなのに1stより落ちる」だが。

0043.「J−POPS」

 最近聴いた物では「all of my mind」(和田光司)か。牧場主にとっては「デジモンの主題歌の人」という認識しかなく、世間一般でもそれほど間違った認識ではないと思う。といっても牧場主は「Butter−fly」しか知らないわけで、この曲が入っている事もあり、興味本位で購入。多分他にもアニメなどの主題歌も含まれているのだろと思う(だって歌詞に「勇者が〜」とかあるんだよ)。知らないけど。

 ああ、「The Biggest Dreamer」は今のデジモンの主題歌だったはず。多分。どこかで聴いた事がある。で、アルバム。正直言って期待が大きすぎたのか諸手をあげて「最高!」といえるアルバムではない(あくまで牧場主個人的に、ではある)。ただ、アドレナリンは分泌される(笑)。特に「Seven」(これって何かの主題歌?)がお気に入り。ちなみに牧場主はカラオケに行くと必ず「Butter−fly」を歌い、周りをげんなりさせる。ほっとけ。

 総じて評するなら「ボーカルが曲に負けている」で済む。ファンなら落胆しない出来ではあるが、知らない人にオススメといえるかと聞かれれば、それは難しい。これなら牧場主は「Kaya」の方が好きだ。

 そして最後の12曲目。あれ唄ってるの「徳永英明」だろう。隠しても無駄だ(笑)。

0042.「トランス」

 こないだ「すぽると!」の特集で「広島東洋カープの誤算」というのをやっていた時、BGMに「SALT WATER」(CHICANE)が使われていて恍惚に。スンマセン、最近ネタないデス。良いトランスCD教えてくださいまし。

0041.「その他」

 日付を記してないから解りづらいけど、やっぱり久しぶり。「その他」って何を書くんだろう。・・・あ、自分でローテまわしてるんだったか。というわけでどれにもジャンル分けできそうにないCDを。ここ最近ではもちろん「スーヴェニール」(ダブルフェイマス)だろう。1曲目から「・・・なんだこの音楽は!」と漏らしてしまった。「Buffalo daughter」といい、最近新規の音楽に浸かり始めている。

 で、「スーヴェニール」。無国籍なのに全トラックを通して統一感があるところが異様。全然異なったジャンルやコード進行なのに、でも、それでいて底辺に流れる方向性が四散していない。とにかく音が楽しい。躍動感があり、単純に「音が楽しい」と感じられる。こんな音楽は最近聴いたことが無かった。一瞬「ん?これはジャズなのか?」と思ったりもしたが、それはサックスが音頭を取っているからに過ぎないのだろう。

 多種多彩なパーカッションが所狭しと飛び跳ねる。なのに騒然とした印象を受けないのが「ダブルフェイマス」の力なのだろう。曲単位では「Rusting ship」かな。何だかミュージックマガジン誌そのままだが(笑)。良い曲なんだよ〜。

 これは久々に「間口の広いオススメCD」だわ。

 「音楽に国境は無い」という言葉。口にするより「ダブルフェイマス」を耳にした方が早い。

0040.「アニメ/ゲーム」

 久しぶりに更新っと。この項はここのところ新しいCDを買ってもネタにならんようなものばかりだったしな。で、今回のネタも新譜ではなくてかーなり前の作品。「怪傑蒸気探偵団オリジナルサウンドトラック−WHITE−」デス。久しぶりに聴いたのだがすんばらしいですな。ちなみに牧場主がアニメ店でバイトをしていた頃はこの辺だった気がする。ここでバイトしていたおかげで出会った音楽も、今思うと結構多い。

 菅野よう子に大津美紀、下の真行寺恵理(というかしつこいが「HARD VOLTAGE」)、奥井雅美に水樹奈々、あと「雛鳥の囀」のサントラという点でも佐野広明とか。ああ、話がズレてきた。「WHITE」。サントラの名を借りたボーカルアルバム。この作品をアニメとしてみていた人はご存知だろうが、作品中頻繁にボーカル曲を挿入する。それはもう、頻繁に。今こういった手法を取ってる映像作品ってないのではないだろうか。

 ラストトラックの「Amazing Grace」が異色ではあるが、OP、EDテーマ、各メインキャラのテーマ(ボーカル曲)の全てが秀逸。この頃のアニメ作品の音楽は捨て置けないものが多い(と思うだけで、今の作品の音楽を菅野よう子以外知らないので説得力はない)。オススメですよ。インストCDも欲しかったんだけど、ついつい忘れてここまで。というかボーカルアルバムの出来が素晴らしかったから満足してしまっている自分もいる。

 そういえば保志総一郎が・・・いや、何も言ふまい。過去の遺産だ(←?)。作品のいくつかに詩を提供している「MOMO」って、あの「I’ve」の人なのだろうか。いや、いくらなんでも違うだろう。・・・そうだと恐いけど。いや、何となく。「Memories」は曲としてもともかく、詩が。詩が。滋賀(黙れ)。

 あ、でもジャンル的には普通のJ−POPSだから、理由も根拠もなく日本の歌謡曲を毛嫌いしてる頭デッカチさんは無視していいでしょう。

 そんな人は牧場主が無視しますので。演歌もHipHopも好きではないけど嫌いとは言わない。そういう姿勢でいるので。

0039.「J−POPS」

 「POPS」ではないが、今日久しぶりに「HARD VOLTAGE」(真行寺恵理)を聴く。一部の人には「IN MY DREAM」(アニメ「ブレンパワード」OP曲)で有名だろうが、アルバム内ではそれほど評価される位置にある曲ではない。むしろ他の曲が素晴らしすぎるので、「IN MY DREAM」ですら霞んでしまうといったところが真実だろう。牧場主はそう思う。

 発売からかなり間があるが、色褪せないところは今の日本の歌謡曲界でも珍しいのではないだろうか。そもそもアーティストとしての真行寺恵理の全てが新鮮味に溢れた新鋭、といった感じは受けない。一時相川七瀬に似たり寄ったりなどと言われることもあった。だがそれは違う。少なくとも真行寺恵理は作詞・作曲を自らが担当している、シンガーソングライターである。その点が決定的に異なる。

 既聴感があり、ジャンル的にもありふれた「J−ROCK」であるのに真行寺恵理をいつも高い評価してしまうのは、その圧倒的なボーカル力(カラオケで敢行すると憤死する)であり、力強さに裏付けられた、「真行寺恵理の言葉」(有体に言うと作詞)の数々だと思う。

 もっと端的に一言で言うならばスタイリッシュなのだ。少なくとも今、「売れている」曲でそう感じるアーティストは非常に少ない。個人的な主観贔屓?おそらくそれもあるだろう。だが、「HARD VOLTAGE」を聴き尽くした人間がそういうのであれば納得する。「プリンセスプリンセス」に端を発した日本のフェミニン・ロックは、あまり評価されることが多くない(浜崎あゆみは違うよ、念のため。ていうか、彼女は評価の線すらも違う)。

 それでも、数少ない存在が担う先へ、真行寺恵理に多大な期待を有している。・・・とか書いておきながら他のアルバムはイマイチなんだよ。「HARD VOLTAGE」だけ。一体どうすればあそこまでアルバムとしての出来が異なるのか理由も解らない。

 というわけで、久しぶりの更新。せっつかれると早いのだが、まあそういうわけにもな(苦笑)。

0038.「トランス」

 う〜ん、トランス好きって言っても、所詮は聴きはじめてまだ一年くらいなので、それほど枚数的にも曲的にも知識範囲は広くない。そもそもそういった音楽系のHPなどへ行っても、至るところで新しい単語に出会うのでもう何がなにやら。元々音楽的な知識はほとんど無いに等しいので(学業中は五段階評価で「2」か「3」しかもらったことがない)、突っ込まれると色々と厳しい。

 テクノ・トランスというのは一体何だ?テクノ・ポップというのはまだ解る。そもそもテクノの懐は広すぎる。まるでネアルコのよう(どういう意味かはその辺の競馬人にでも聞いてみよう)。などということをCD屋(広いところ)で思っていた。店によって陳列されてる棚が違うのは嫌がらせなのか。

 最近良いトランスを探してます。そんな日々。

0037.

 「その他」。こないだ買ったトランスのコンピが一枚行方不明で困っている。どこいったんだろう。ま、それはどーでもいいデスが。で、そのトランスCDなどと一緒についに「ジャケ買い」を敢行。一切何も知らないアーティスト(出来ればジャンルも)のCDを、ただ「ジャケットがカッコいいから」という理由のみで購入する理解しがたい計画だ。とりあえず「virginレコード」の「HOUSE」コーナーで物色、購入。

 「K−klass」の「K−2」というアルバム。ちなみに今でもどちらがアーティスト名でどちらが盤名なのか解っていない。「K−2」の「K−klass」かもしれない。まあ、どっちでもいい。ジャケットはなんだか「物質の分子はこんな形デスよ?」みたいな「レゴ」のおもちゃの一部のような物体が、紫色の背景を浮遊しているジャケット。書いてて意味が解らないので読んでも意味は解らないだろう(笑)。

 比較的当たりっぽいアルバムではあったが、どうもこれが「HOUSE」だとは思えない。違うだろ、これは。フツーの英POPSっぽい。ピアノ・ストリングスを多用しているところはいいと思うが、「HOUSE」ってこんな音楽だったか?という内容。悪くはないデス。

 「FISH TONE」(FISH TONE)なんて一発でジャケット買いしただろうな。「KING JOE」(FISH TONE)は買わんが。あと「Lucy」(坂本真綾)もキツイ。間違ってもジャケット買いはしないと思う。恐いよ、あのスタイリングは。何か方向性に誤異を感じてしかたがない。

 例えば麻枝准氏が一時期雑誌などで紹介しまくったCDなんて、もう解りやすいったら。「Trance Essence」シリーズ(DJ19)や「morning tracks」シリーズ(DJ YODA)なんて一緒じゃないか(笑)。「ESCM(BT)もそう。

 というわけで、さすがに乱舞するほど購入は出来ないけれど、たまにやっていこうと思うデスよ、ジャケ買い。

0036.

 「アニメ/ゲーム」。駆け足でCDをいくつか聴く。まずは「FUTURE BLUES」(劇場版カウボーイビバップサントラ、菅野よう子)。お気に入りは「PUSHING THE SKY」と「No Reply」。特に後者は良いね。前者の山根ボイスもいかにもビバップっぽくて安心して聴ける。というよりも1曲目からして菅野よう子だからね〜。シークレットトラック、山根麻衣の「Rain」も感無量。

 続いて「スクライド」のOP曲とED曲。結論から言うとEDの方が好き(タイトルは両方覚えてない)。しかしこれからマキシCDは1節でも聴いてから買うようにしよう。期待も何もあったものじゃない(笑)。OPは・・・どうなんだろ、アニメのOPとしてはそれなりに。ボーカルの声質があまり好きではないというのが原因かも。しかしどういった理由があれ歌詞に「ファイヤー」という言葉を入れるその勇気には脱帽。

 そして「THE PLACE OF HAPPINESS」(水樹奈々(タイトル間違えてるかも))。一応1オタクとしてカミングアウトさせてもらうと、昔声優のCDを、声優のファンだからという理由で買っていた時期があった。別に隠しもしないので言っておくと、國府田マリ子という声優。1stアルバム「Pure」から3〜4枚。歴史は非常に浅い。やめた理由は高校を卒業しそうになったのと、アルバムを重ねるにつれ質が落ちていったから。

 今はこの水樹奈々と坂本真綾。坂本真綾の場合、以前まで「菅野よう子じゃなくなったら絶対買わない」と思っていたが、この「Lucy」から「イージーリスニング」ときて急激に歌が上手くなってる。これだったら菅野よう子じゃなくても買っていい。飯塚雅弓の場合はもっとハッキリしていて、アルバムの中に大津美紀が曲を提供しなくなったらやめる。逆に1曲でもあったらそれだけで¥3,000使っていい。だから違う。

 話が大きくズレたな。で、「THE〜」。個人的な贔屓目を除いても歌は上手いと思う(というかこの人が声優としてどういう仕事をしてるのかは知らないし、また、興味もない。歌が上手いと思うから買ってるだけ)。けど、こういったロックとも取れるアグレッシブな歌い方よりも、二曲目の「水中の青空」のような曲の方が明らかに合っている。せっかく歌声に伸びと透明感があるのだから、捲くし立てる歌い方(前曲「Heaven Knows」のような)よりも、もっと簡単に言えばバラードだけを歌ってるだけで良いと思うのだが。まあそんなわけにもいくまいな。

 最後に奥井雅美の「DEVOTION」。どういうわけか「Her−Day」を最後にアルバムとしての質が下がり気味か?と危惧していたら、これでもまだ留まらないらしい。株価のようだ。とはいっても奥井雅美。及第点は軽く突破。金返せとまでは思わない。個人的にはやはり「Her−Day」が一番か。ファンだったら買っても損はしないはず。ただ、新規に奥井を求めるなら、「Her−Day」、「Vi−sit」辺りをススメたい。

 まずは一通り。まあまだ2〜3周しか聴けてないのもあるので参考程度。誰に?さあ?(笑)。

0035.

 「J−POPS」。「1stアルバム」(Ka−ya)を聴く。密かに「シークレットトラックで「心(SORA)」が入ったりしてないかな〜」という期待があったが、マジで入ってやしなかったので少し残念。最初の一周を聴いた時点では「ん〜、それほどでもかな〜?」といった感じで、とてもオススメという域には届きそうになかったが、回数を聴くとなかなかどうして。割と良いね、このアルバム。

 とりあえず「旅人」(PCゲーム「誰彼」OP)と「あの頃のように」(「Ka−ya」のデビュー曲・・・か?ていうか、この曲ってオリジナルじゃないデショ?)、そして「形のない街を目指して」(TVアニメ「こみっくパーティ」ED)のシングル化された曲は全て収録されているので、そういった意味では必須の一枚かもしれない。問題は、残りのトラックだ。

 気になるのが曲によってボーカルの声質がガラリと変わる点。これは「カラオケでは歌うな」と示唆しているのかもしれない(笑)。まるで違う。それでも「あれから僕は」と「すずらん」は良い曲だ。両曲、並べて聴くと区別がしにくいほどに、曲調も、そして歌詞も似たり寄ったりな点が気になるが、それでもこのアルバムの中で1、2を争うほどの位置にあると思う。

 しかしタイトル「1stアルバム」って、訳すと「突っ込め」という意味なのだろうか。どういった経緯でこのタイトルになったのか気にはなる。次回作は「2ndアルバム」そしてその次は「3番サード江藤」とかになるのあろう(なんだ最後のは?)。

 最近このジャンルを全然聴いてないから(俗に言うとオリコンで上位にあるような曲全般)新鮮という意味もある。なかなかどうして。

0034.

 「トランス」。気がつくと感想とかも書いてなかったな。そう、「KING JOE」(FISH TONE)。「RX−78−2」とか、遊び心は十分なものの(一応ガンダムのBGMから拾ったらしいのだが、こんな曲あったかな?あまり初代は詳しくないので不明)、トランスアルバムとしてはさてどうだろう。というのも、これが「FISH TONE」の初作品であるのならこれもいいだろう。だが、前作「FISH TONE」を踏まえての、「JING JOE」なのだ。

 結果的には不満足。「birthgate trance」と銘打ち、完全にダッチトランスに移行してしまった。もちろんダッチトランスとしての評価は全く異なるものの、個人的には「FISH TONE」のような、トランスというよりはテクノそのものに近い、しかも今まで聴いた事もない東洋イズムを前面に押し出した音楽をもう一度と期待していた。アジアン・テクノという定義が存在するのかどうかは知らないが、そういった音楽を、だ。

 「RIVIVE」や「LAVENDER’S HILL」(共にアルバム「FISH TONE」に収録)よりも「FOOD MAN」や「KING JOE」(こちらは「KING JOE」)のような曲が好きな人も多いのだろうが、けどなぁ(苦笑)。正直それだったら同じ「gidibeat」レーベルの「HARD STUFF」にも出来ると思うし、逆に、あの透明感を押し出したトランスは「FISH TONE」にしか出来ないと思うのだが。そう感じた人も多いと思う。

 「たった一枚だけ無人島に持っていくCDを決めなさい」という問いがあれば、「FISH TONE」を選ぶかもしれない。それくらい、このCDから受けた衝撃や感銘は、計り知れない。もし叶うのならば、次回作は「FISH TONE」への回帰を願って止まない。

 自然という名の音楽をもう一度。「FISH TONE」で出来たのだから、不可能ではないはず。それを、切望する。

0033.

 「その他」。CD屋のスタンプカードがいっぱいになると、ちょっと自分に陶酔したりしない?(笑)。こないだので「virginレコード」のスタンプがいっぱいになり、ちょっとした達成感を味わう。8〜9ヶ月で五万円。思ったよりも時間がかかったな、と思うのだが、さて、このスタンプシステム、各店で全然違うと思うのだが、どこのが一番親切なんだろうか。

 まず有効期限は無い方がいいに決まっている。牧場主など地元「ない@うレコード」のカードをすでに何枚かそれで失った記憶がある。¥3,000分だぞチキショー!(笑)。CD1枚じゃないか。気付いた時の絶望感など、「ティアリングサーガ」で「ブサイクだから」という理由でエゼキエルを仲間候補から光よりも速く外し、結果レティーナを仲間に出来ない事を知った時と同じくらい感じた(長いよ・・・)。

 ¥500で1個でも、¥1,000で1個でも、結果的にどの金額でどの金額の返還があるかで同じなわけだが、それでもやはり細かい方が都合がいいに決まっている。そして、返還される金額は小さくてもいいから、すぐに溜まる程度の、せいぜい30個程度のものが喜ばしい。

 つまり¥15,000でいっぱいになるくらいか。これだとまあ荒利率からいっても返還されるのは¥1,000くらいだろう。そんなものでいいんじゃないかな、と思う。「virginレコード」の場合、五万円で¥3,000の返還。期限は一年。ちょっと他の店に比べると「ぼって」いる。

 まあそれでも品揃えが全然違うから基本的にはここで買うようにしてるわけだけど(笑)。でも「な@とうレコード」が一番多いのは当然だ。地元だもんな。かなり有名なアーティストや、ちょっとしたアニメのサントラ(特に菅野よう子系はなぜか品揃えが良い)、取り寄せなどを含めるとさすがに。

 「新星堂」のスタンプカードもあと2〜3千円でコンプ(?)なのだが。滅多に行かないしね〜。

0032.

 「アニメ/ゲーム」。さて、ようやくこの項か。ネタはもちろん「イージーリスニング」(サカモトマーヤ)だ。素晴らしい。何というか、もはや日本の歌謡曲という括りの中でもトップレベルの作品だ。どこがイージーリスニングなのかは数十回フルリピートした今でもよく解らないのだが、そういった揚げ足取りな点を除けば、これほどに良質のCDも、そうはない。

 「Lucy」(坂本真綾)とどちらが良いかと聞かれれば、その答はかなり難しいが、「イージーリスニング」と答える人も多いだろう。全然不思議じゃない。全曲作曲が菅野よう子(カンノヨーコ)という点にも安心したが、それよりもすごいのが、アルバムを重ねる毎に凄まじい勢いで坂本真綾自身の歌唱力が成長しているところ。1stアルバム「グレープフルーツ」は、確かに曲としても良い物も多いのだが、菅野よう子と、(牧場主にとっては)岩里佑穂の影に隠れて、言ってしまえば「別に坂本真綾でなくてもいいじゃん」なCDだった。彼女自身も「歌手」ではなく「声優」として歌っているのも気になった。

 2nd「DIVE」で明らかな路線変更を試み(ジャケットからそれが解る。才能を見出した菅野よう子もやはりすごい)、内容は賛否両論だが牧場主はもちろん好きだ。そしてベストアルバム「Hotch Potch」を挟み発表した3rdアルバム「Lucy」では、ついに「声優」から「歌手」(アーティスト)への脱却に成功したと思っている。それほどに、曲も、歌い手も、すばらしいアルバムになっている。

 そして「Lucy」から五ヶ月しか経たないうちの「イージーリスニング」でも、その確信は変わらなかった。どれも名曲だが、特に「blind summer fish」のようなボーカルが発揮できるのであれば、この先、退化の憂いも消えてなくなるというもの。「inori」もまた、一曲目という事もあり、我々の心を掴んで離してくれそうにない。名盤である。

 注文というか、「もっとこうしてほしかったなぁ」という所が全く無いわけではないが、最近でここまでコストパフォーマンスに富んだCDも珍しい。

 これは希有。「J−POPS」も菅野よう子に限っては、絶対見限ることのできないジャンルとなった。

0031.

 「J−POPS」。スマップの「裏・ベスト」と称されるアルバムが出た。コラッ!人が「オレンジ」を聴くためだけに「らいおんハート」を買ったというのに、このアルバムにちゃっかりと収録されているのはどういう了見だ!?(笑)。名曲だよね〜、「オレンジ」。スマップの曲の中でも一番好きかもしれない。ずっと有線で流れたんたんだけど、タイトルが解らなくて挫折していたんだよ。

 しかし随分前のオフ会(ではなくただの呑み会だというのに)で七福嬢が歌ってくれたのでようやくタイトルが判明。

 歌いますとも。ええ。ごめん(?)。

0030.

 「トランス」。「breeze」という、トランスではないがCLUB音楽の、リラクシングコンピレーションというCDを聴く(監修はDJ19こと田中裕之)。ジャケットが美しく、また、「Flaming June」(BT)が収録されていたので、まあハズレだとしてもその一曲のためなら、という思いもあった。

 CDとしては可もなく不可もなく、確かに「CLUBミュージックの、ヒーリングに近い(または同義)リラクシングミュージックだな」という程度の物で、それほど優れたタイトルではないかもしれない。だが、このジャンルは非常に有り難い。そもそも最近「癒し系」とか「ヒーリング」とかつけるだけで、内容は全然トンチンカンなCDというのに結構出会ったのだが、これはそうじゃないからだ。

 ヒーリングというのは、ただ落ちついた、悠長に音楽を垂れ流しにするだけでいいのではない。今何故かカフェミュージックが流行の兆しを見せているそうだが(もちろん好き)、これが癒し系、と言われるのならともかく、「ヒーリングじゃないヒーリングアルバム」が溢れている。

 「breeze」はちゃんとした、リラクシングを表したクラブミュージックである。「System F」がミキシングで参加していたり、「ウィリアム・オービッド」や「Flaming June」をBTとポール・ヴァン・ダイクがミキシングしていたりと、中々聴き所は多いかもしれない。

 あれ?やっぱりオススメなのか?(笑)。

0029.

 「その他」。まあポコポコとCDだけは買っている。枚挙するのは面倒なので、TOPページの下部を参考にしていただければほとんど解るのだが、その中で、何と四分程度聴いただけでムカツイて封印したCDというのがある。タイトルは忘れた。avex tracksから発売された、トランスのベストコンピだというアルバム。もちろんトランスコンピは今一番欲しているタイプのCDなのだが、発売元に気付かずに買った牧場主が悪いのだ。

 久しぶりに「ああ、大損・・・」と天を仰いだCDだ。もはや残り二十数トラックは聴く気すら起きないし、もうavexのCDは絶対買わない。今でもやはり気付かずに買ったトランスのコンピアルバムが2枚あるが、封を開けないだろうと思う。勿体無いが、時間の無駄っぽい。それくらい劣悪なCDだった。

 avex嫌い。ここの出す音楽はどれもこれも肌に合わない。ダッチトランスを下品にすればただの騒音にしかならない。解っていないのかあえての嫌がらせなのか。某雑誌で「I’ve」の高瀬一矢氏が「avexのトランスは違う」と発言されてたのだが、身を持って痛感した。

 好きな人は好きでいいのだろうが、あんなトランス聴いてたらトランスが可哀相だとさえ思ってしまう。ちなみにユーロビートもかなり嫌い。というか「digibeat」レーベル以外のユーロビートがそもそも肌に合わないと思うのだが、avexはダメだ。そう結論を下す。

 別に不買運動を誘っているわけではないんだけれども。もっと良いCDを数十枚オススメするから考え直せ。

 金返せと思ったCDは生まれて初めて。冗談じゃないよ、本当(うわ、100%愚痴。サイテー)。

0028.

 「アニメ/ゲーム」。「Ask DNA」(菅野よう子)と「ひまわり」(飯塚雅弓)のどちらにしようか迷ったが、後者で行く。「ひまわり」だが、さてどうだろう。そもそも純粋な声優としての飯塚のファンでは決してなく(そういった風潮とは高校入学と同時に卒業ちまちた)、購入理由は言ったように大津美紀氏が楽曲を提供しているからに他ならない。この「ひまわり」でも1曲だけ、「Melody」という曲を提供されている。

 まず不満なのが作詞が飯塚雅弓本人が担当している事。もちろん本人のアルバムのため、それはそれはファンは喜ぶのだろうが、ちょっと待ってくれ。あの曲に大津氏本人が詩を担当されたら、それはもう名曲だろうと思うんだ。そもそも日本の「歌謡曲」たる以上、詩という部分を侮ってはいけない。そうでなければ聴く必要がないとさえ思う。牧場主は、「誰が曲を作ったか」というのはもちろん大前提だが、「誰が歌っているか」よりも「誰が詩を書いているか」の方に注目する。だからこそ、何よりも1曲の根源を全て成してしまうシンガーソングライターという職は素晴らしいと思う。

 もちろん人は万能ではない。万人に受けるような詩を書けというのも無理な話だ。だが、「誰より好きなのに」(アルバム「ミントと口笛」に収録)とこの「Melody」の詩を比べてみた場合、明らかに勿体無いなぁ、と思ってしまう。飯塚雅弓に詩を書くなといっているわけではない。そもそも大津美紀氏の曲を聴くため「だけ」に購入する牧場主が間違っているのだというのも理解はしている。そう、要するに愚痴だ(笑)。

 だってぇ!(泣)。この辺坂本真綾も似ている。詩は全部岩里祐穂氏に任せるくらいの潔さが欲しい。作詞魔王だもの。勝てないって(?)。

0027.

 「J−POPS」。ネタはないな。最近はこのテのCDはあんまり買ってないようなので(「Kaya」の「あの頃のように」を買う。何だかんだ言いつつも買い集めるこの様を人は「ファン」と言ふらしい。好きデスよ、ええ)、キビシイのは仕方ない。あの「聞いてアロエリーナ♪」の曲がすごく気になる。有線で親の仇の用にかかりまくっているので頭に残っている。歌っているのは誰だ!?CD?買う(ヲイ)。

 さて、下の「0027.」などでも解る通り、暇があったら「Dream Sound Factory」は良いよ〜と言ってる牧場主だが、このままではラチがあかないのでダウンロードして視聴できればいいだろう、と思い、「ここ」。思いっきり直リン、許可など知るかの姿勢で貫いてるので(死ねよ)、まあ興味があったら、というか、聴いてハマれば面白いかなという邪推もある(笑)。

 ちなみに「Dream Sound Factory」の他にもこの「digibeat」レーベルは「HARD STUFF」(「I’ve」の高瀬一矢と中沢伴行のユニット。トランス)や「SORMA」、そして何よりも「FISH TONE」を擁する、日本の電子音楽界ではこれ以上ない面子を揃えているレーベルである。

 「J−POPS」?関係ないな(ヲイ)。これらが全部視聴できるのでどぞ。

 牧場主はもちろん「Love」と「Rise」、「FISH TONE」や「One Way」を推すデス。

 「KING JOE」、明日入荷するのだろうか。無理だろうな。田舎だし。聴きてぇっ!

0026.

 「トランス」。ああ、「Love」(Dream Sound Factory)が美しい〜。何度聴いてもこの曲より美しい曲なんて思いつかない。世界一美しい曲は「SALT WATER」(CHICANE)で決まりだろうけど、日本一ならこれだな〜。トランス以外で美しさに勝てるジャンルなど無いと思うんだけど。

 同じく「Dream Sound Factory」の「RISE」もまた素晴らしい〜。地上から蹴り飛ばされて空中を漂うような浮遊感。日本でこんな音を捻り出せるアーティストがいたとは驚きだ。ダッチトランスの焦燥感や開放感ももちろん好きだけど、こういった曲を聴くと、やっぱり日本では同じ「digibeat」レーベル単位では「Luding Out」(HARD STUFF)よりも「FISH TONE」(FISH TONE)や「Love」なんだよな〜。

 マジでオススメ。というよりも、これらの曲を聴いて何も思わなければ、牧場主はあなたに音楽の話を一切しなくなると思う

 牧場主の音楽に関して、根源を成す曲。「Love」。オススメ。

0025.

 「その他」。最近ふとした機会で「I’ve」の非公式ファンサイトの、「I’veの曲のランキング」なるものを見ることがあった。上位からズラッと、「ああ、確かに。うんうん、牧場主もその曲は大好きよ」などと思っていたのだが、「Now and heaven」が、載ってもいなかったのにはがっかり。

 もはや牧場主がこの曲に惚れこんでいるのを「中坪マジック」と呼称して憚らないが(だって「FISH TONE」なんて三日置かずに聴くんだから、いかにのめり込んでるかが解ろうというもの。ビバ!「Dolphin’s Dream」)、まあちょっとしたショックだった。

 「Ever stay anow」も名曲だとは思う。ていうか、この頃の「I’ve」が一番好きなんだが。最近ってどうよ?知らんだけか。うん、そうだ。

0024.

 「アニメ/ゲーム」。飯塚真弓のNewアルバム購入決定。あ〜あ。1曲¥2,913(税抜き)。大津美紀氏のファンなので。飯塚真弓のファンの方には申し訳無いが、大津美紀氏の作曲であれば飯塚真弓である必要は無い。この辺り坂本真綾によく似てるかもしれないが、坂本真綾は段々歌声や歌い方が好きになっている気がするのであまり参考にならないかもしれない(コラ)。

 飯塚真弓といえば、大津美紀氏が参加された「かたおもい」、「ミントと口笛」、「so loving」、「Aeris」の4枚を持っているのだが、大津氏の曲はどれもすばらしく好きだ。特に「love letter」(「so loving」収録)と「My wish」(「Aeris」収録)の、シングルカットされた二曲はずっと聴きつづけていくだろう。暖かく、優しさに満ちた曲に、あまりに切ない詩が作品としての調和を見事に果たしている。

 アルバム単位では「so loving」がオススメか。「love letter」や「オレンジと観覧車」、「eternity〜ひとひらのラブソング〜」、「好きです。」と四曲も氏の曲を聴ける。声質を問題無く聴けるのならば、これはオススメしよう。

 1曲¥2,913(税抜き)なら。何の抵抗も無く買わせていただきます。

0023.

 「J−POPS」。あまりネタはないな。「五輪真弓」の感想とかでいいデスか?また今度、と。では「サムシングエルス」でも。この間衝動買い。「ギターマン」ですな。「ウソツキ」が聴きたいので。まあ嫌いじゃない。「ブルームオブユース」とどう違うのか教えて欲しいのだが。まあまあ、というよりはあまり期待もなかった分「こんなものか」といった感じ。悪い意味ではないが、そもそも嫌いなら買ったりもしないので。

 イマイチこの音楽を「ロック」と呼んでいいものかどうか解らないのだが(今の日本の音楽を全て一まとめに「じぇいぽっぷす」と呼ぶと怒られそうなので)、そもそも何を定義に「これは「ロック」、これは「ポップス」」というのかというところすら解っていない。誰か教えてくれ。「GLAY」はロックバンドか?そうだろうな。では「モーニング娘。」はロックユニットか?違うだろうな。両極端?とんでもない。

 まあ自分でも沸沸と「またしても「音楽強化期間」の再来か?」という実感があるので、もしかしたらその辺の「日本の」音楽を買い漁るかもしれない。まあ今でもある程度は聴いてはいるんだけど。「HARD STUFF」とか(笑)。あまりオススメ出来ないけど、「Luding Out」。

 誰か教えてください。「ケミストリー」は定義的に音楽ジャンルは何デスか?「R&B」でいいデスか?いや、「アーティスト単位ではないよ」というのも重々承知ではあるのだけれど。「菅野よう子」なんて「菅野よう子ロック」とか「菅野よう子バラード」とか「菅野よう子ジャズ」とか、こいうのだったら解りやすいけど(笑)。あの人は違うよ。魔王だもの。「美味しいよっ!」(?)。

 ああ、7〜9月に渡って何枚も菅野よう子が聴けるのか・・・。しやわせ〜。

0022.

 「トランス」。最近よく聴いているのが「K−STYLE」というトランスコンピ。適当に衝動買いした物。しかも内容が日本人DJがミキシングしたものだと知り「・・・」と苦虫を噛み潰した顔をしてしまったが、いやはやどうして。中々侮れませんな。目的は「Super Nova」(Transa)という曲だったのだけれど(「Trance Essence #(edge)2」というコンピアルバムにも収録。これには「L’ESPERANZA」(AIR SCAPE)も収録されているので激オススメ。ダッチトランスに興味ある人は是非に!)、他にもやはりダッチトランスの醍醐味、どれもグルーヴに溢れ、飛べる。

 そもそもどうして日本人DJだというだけで一枚落とした評価をするのか自分でも解らないのだが(根拠もなければバカだという自覚もある)、「DJ19」や「FISH TONE」などを考えると・・・。すげぇ「KING JOE」が聴きたいデス。つーか発売されたらその事しか書かないので皆さん買いましょう(コラ)。今はまだどのDJの何を・・・という状態ではないな。どんどん聴かないと。だからこそコンピアルバムはありがたい。

 CDも買いまくろう。ゲームとは違い、時間はある。それがまだ救いではあるし。

0021.

 「その他」。買いましたがな「EURO4」。「digibeat」レーベルのCDは結構持ってるな。「Dream Sound Factory」や「HARD STUFF」、「SORMA」とか、そして「FISH TONE」とか。そう、「KING JOE」(FISH TONE」の予約に店へ行くと、「EURO4」があったのだ。一応発売される事だけは知っていたが、最近だとは知らなかった。

 これもな〜。確かに牧場主はユーロビートも違和感なく聴けるんだよ。まあ一年前の自分に「一年後、あなたはユーロビートを聴きまくってるよ」と宣告されれば首を吊ったかもしれないが(コラ)。それくらい「強化政策〜音楽編〜」の効果は絶大だったのだ(自分で言うな)。

 で、だ。「EURO」シリーズ。一応「ベスト」と「プラチナ」を除いた「1」〜「4」まで買ったわけなのだが、どうよ(?)。「1」と「2」でいいんじゃないかと思う。特に「2」は純粋に「音が楽しい」。パラパラとか、踊る事の意義は共産党の存在意義のごとく見つけられないのだが、普通に音楽の一片として全然違和感なく聴ける。「1」も「2」に比べると全曲同じだというか、ユーロビートのCDにしては「堅い」というか・・・。

 しかし「3」になって質がガクッと落ちる。なんだあれは?一部の「I’ve」ファンの中で話題になった(らしい)「Video kills video star」も、オリジナルをちゃんと聴いたわけではないけど大した事ないし。つーか遊びすぎ。音楽の性質上遊びが全くなくなれば(おふざけが弱ければ)ただの質の悪いテクノになるわけだけどね〜。「1」はそういった意味で推しに欠ける。

 「3」はそれがいきすぎた感じ。正直ウザい。全曲「WORM WORLD」が絡んでるんだけど(「4」も)、どーもこうも、本当にこれ高瀬さん絡んでるのか?と聞きたい。「4」はまだ2周くらいしか聴いてないので言明は避けるけれども、「2」ほどではないと思う。

 でも本当「EURO2」はオススメ。ユーロビートを単なる下劣な音楽という人しかしない人にはぜひに。つーか何を根拠にそう思っているのか知らんが(演歌とかもそうだ。何を持って自分の聴く音楽に優越感を持っているのか。聴いた事も無いのに悪く言うのはどうかと思う)。

 今度「五輪真弓」のCD買おうっと。なんだか急に聴きたくなった。

0020.

 「アニメ/ゲーム」。困った。「Lucy」(坂本真綾)に飽きが来ない。三月末から引っ切り無しに聴いてるのでもう三ヶ月・・・。最初こそ「んー?たいしたことないか〜?」とか思ったものだが(日記にそう書いてあったしな)、聴くたびに逃げられなくなる。

 元々もちろん、菅野よう子目当てで買ってるわけだけど(そして作詞家岩里佑穂)、歌、上手くなってる。決して透明感溢れる美しい声ではないんだけど、歌い方に温か味を持たせてる。それが鼻につく楽曲ももちろんないわけではないけれど(「マメシバ」がそれほど好きではないのはこれが理由)、「空気と星」や「木登りと赤いスカート」は素晴らしい(若干岩里佑穂だから、という理由もなくはない)。

 「Key」の麻枝氏がとある雑誌のコラムで「今一番好きなボーカリスト」とまで言ったのには驚いたが。上手いとまで言わなくて良かった・・・。ま、でも根底にあるのはやっぱり菅野よう子。インスト曲もボーカル曲ももう両手を上げて「ごめんなさい」としか言えない。つまり、「万が一プロデュースが菅野よう子でなくなっても、とりあえず買ってもいい」という評価にまで上がった、ということ。何様だよ、オマエ(笑)。

 4枚の中で一番好きかも。それくらいオススメ。

0019.

 「J−POPS」ではないがPOPSを。久しぶりに「Me&My」の「Fly High」を聴く。絶えられない人には苦痛でしかないこのダンスポップも、牧場主は割に好きだ。特にこのアルバムは、「Me&My」がただの色モノではなかったことをちゃんと認識させてくれた。

 一過性な趣が強く、すぐに飽きが来てしまうのがこのジャンルの悲しいところなのだが、それさえ除けばかなり長い間聴きつづけられる良質が多い。ユーロビートと違う所はあくまで「ボーカル曲」であり、ユーロビートはどちらかというとボーカル云々にまで話がいかない。どうとも言わないが。

 「DUB−I−DUB−I」で消えたのかと思ったが、そうじゃない。むしろしっかりと歌うこの姿勢は、明らかに「音楽」をしている。

 まあトランス色が強いからこういった言い方になるんだろうけどね(苦笑)。前作はちょっとナニな出来だったもの。

0018.

 「トランス」。今日は「Dream Sound Factory」(以下「DSF」)をBGMに仕事。とにかく一生聴きつづける音楽の1つである。4枚のマキシCDしか持っていないのだが(他に出てるのだろうか。謎だ)、とにかく「Rise」、そして日本一美しい曲「Love」が素晴らしい。

 とてつもなく壮大で、そしてあまりにも切ない。「トランス」というジャンルを一言で表せと言われれば、牧場主は「切ない」と答えるだろう。「Love」などはその極みであると思っているが、他にも「SALT WATER」(「CHICANE」)、「One Way」(FISH TONE)などもそうだ。

 ・・・ダッチトランスは違うよ。あっちのトランスは飛ぶための音楽で、もちろん嫌いではないのだが、まるで趣向が異なる。「System F」や「AIR SCAPE」、「Armin」などが有名だろうけど(国内なら「HARD STUFF」とかか?)、美しさよりも疾走感や躍動感に溢れている。

 一度聴くといい。¥1,000ちょっとだしね。でも「Love」の3曲目、エディット名を忘れたけど、あれはそのまま「L’ESPELANZA」だと思うんだけどなぁ・・・。てーか、あの曲と同じような曲ってかなりあるしね。「Children」(「Robert Miles」)みたいなもんか。基盤。

0017.

 「その他」。意外とここの更新が進まない。まあ音楽的な知識に乏しいのでお茶を濁すか錯乱するしかないのだがねッ!(逆ギレ)。

 本題。あなたの好きなアーティストを、他の人に勧めるとして、あなたは「自分が一番好きな曲」を勧めるだろうか?それとも「一番万人受けしそうな曲」を勧めるだろうか。牧場主の場合、それは後者になる。実例でいうと、例えば「I’ve」の場合、個人的に一番好きな曲は「Now and heaven」だといった(実際は「flow」か「明日の向こう」のような気がしないでもないが、とりあえず今はこう答えている)。

 が、もし人に勧めるとなれば、「Cross talk」か「Treating 2U〜wrap up style〜」を聴かせるだろう。トランスの場合、間違いなく「BT」の「Flaming june」である。これも一番好きという訳ではないが、この壮大さに打たれない人間はいない(断言)ので。

 まあ自分の一番好きな曲を聴かせてダメだった場合よりも、万人受けしそうな曲を聴かせてダメだった場合には「一番好きな曲はこれじゃないんだよ、フフン」という逃げ方が出来るからかもしれない。なんつー偏屈なんだ・・・(苦)。

 ・・・結構難しいデスね。

0016.

 「アニメ/ゲーム」。今日は「殻の中の小鳥」(佐野広明)や「Kanon」、「AIR」の音楽などを聴きつつ仕事。この両「Key」作品の音楽は語り尽くされた感があるけど、牧場主としては「Kanon」では「pure snows」がダントツに好きで、次いで「凍土高原」。「AIR」では「双星」なのであります。

 特に「pure snows」は「こんな曲が輩出される限り、ゲーム音楽業界に暗い未来は無い」とまで思ったほどの曲。この曲のおかげで「Kanon」は「Kanon」足り得たとまで思う。どうもこの作品に対しては否定的な物言いが多くなるが(逆な人が多いため、牧場主くらいは、などと思ってしまう天邪鬼)、音楽に関しては両手を広げて「ごめんなさいでした」となってしまう。

 何だか知名度的に・・・な感じではあるが、どっかで書き、これからも書くと思うが「佐野広明」氏の音楽もまた、素晴らしい。むしろ好みで言えば折戸さんの音楽よりも好みだったりするしな。「まだ見ぬ道」がDOSの時代からあった事に驚く。間違い無く語り継がれるべき遺産である。「Sweet on you」(「同級生2」ED)なども同じくとして。

 実は、「雛鳥の囀―音楽盤―」の出来は、それほどよくない。曲のバラツキが激しく、サントラとしては物足りない気がする。だが、それを「オススメ」の域まで持っていくのが「絡まる糸を解きながら」、「眠りの時には誰かの腕で」(特に終盤数十秒が致命的。ひどい)、そして「まだ見ぬ道」である。

 ここのゲームは時間的な都合から出来るものでは無く、ついつい遠慮してしまうのだが、音楽だけはま紛う事無き良質である。

0015.

 今回「J−POPS」について書く事は無いのでパス。

0014.

 「トランス」。といえばもちろん「Luding Out」の話題でしょう。「めっちゃ「レスペランザ」(AIR SCAPE)やんけ」(ボソッ)。というのはまあ公然の秘密として置いといて、良いCDですな!曲名を覚えてないんだけど、二曲目と四曲目(これは表題曲「Luding Out」)、RPGのED曲みたいな七曲目も好きだ。ラストトラック八曲目もイチオシ!

 しかしな〜・・・。二曲目って、本当に「レスペランザ」そのまんまなんだけど?曲調云々よりもトラック構成そのものがそのまんま。起伏も、サビへの持って行き方もまるで同じ。気のせいかなぁ・・・?

 しかし「freak of nature:start(end)」や「Discrimination」(共に「I’ve」)みたいなトランスではなかったことに半分安堵で半分落胆。いや〜、好きなだけなんだけど(笑)。別に「ダバダ〜♪」を入れろといってるわけではなく(苦)。

 結論。二枚目出すなら死んでも買う。以上か。

0013.

 「その他」。買っちゃったよ「image2」。決めては「ニュースステーション」のOP曲と、葵さんDIE・・・じゃない「葵〜徳永三代〜」の曲。ま、結果的に言うと「ニュースステーション」の曲はイマイチしっくりこなかったし(それでもああいった極めて大陸的で牧歌的な曲は大好きである)、「葵」に至ってはOPだと思っていたがそうではなかった。何だか騙された気分だ(コラ)。

 しかしながらやはり「葉加瀬太郎」はズルイというか、「加古隆」もズッコイというか・・・。よ〜く考えるとなんて贅沢なCDなんだろう?どれもこれもどっかで聴いた事のある曲ばっか。すごい。「1」も買わねば。

 もっと聴かないとどうとも言えんな、しかし。

0012.

 「アニメ/ゲーム」の項目。坂本真綾の・・・いや、魔王菅野よう子の「Lucy」だが、聴く度に好きになっていく。ヤベェ。最初、日記かどっかに書いた記憶があるのだが、「それほどでもかな〜?」などと思っていたが、いやはやどうして。ほぼ全曲好きだ。こんなアルバムは「verge」(I’ve)くらいか。

 魔曲「空気と星」を除くと、作詞の魔王岩里佑穂氏が提供した「木登りと赤いスカート」と「Rule〜色褪せない日々〜」、他にも「Tシャツ」、「マメシバ」、もちろん「紅茶」も好きだ。ラストトラックの例の長いタイトルにもウットリ(?)。

 これはオススメだわ。「Hotch Potch」を除いたオリジナルアルバム3タイトルの中では一番オススメかもしれない。

 別に大津美紀氏のHPでも紹介されていたから、というわけではないのだが(苦笑)。

0011.

 「J−POPS」。思わず普通の日記の方に(普通じゃないって?人には言ってはならない事が漫然としてある、ということを知らないのかい?(笑))書いてしまったが、「雪よ降り続いて〜♪」のCD、ようやっと買えた。「三角堂」の「春」という曲である。牧場主はそれこそ漫然と「こんな良い曲なんだからシングルカットされてるよね〜」などと思っていたが、アルバムに収録されているのみ。しかも発売が00年の一月(二月かも)。古ッ!

 まるで「ゴスペラーズ」のように徐々に、だが確実に人気が浸透していったらしい。FMでは滅多にかからないが、有線ではかかりまくる。どこかしら「カズン」っぽい、というよりもまんま「カズン」なのだが(「カズン」って今どうしてるのかしら?割に好きなんだけど・・・)。で、「春」を収録した「堂」というCDを買い、聴いてみた。「ZABADAK」ほど音楽性の広がりはないが、アコースティックギターをふんだんに取り入れた「自然派」な音が心地良い。

 つーかアコースティックギターとハーモニカしかないんだけどな。でもそれで充分だという感じ。しかもこの「三角堂」というのは男女のデュオらしいのだが、女性の方を「流」、男性を「春」というらしい。ということは「春」という曲の作詞・作曲は「春」氏である。これがすごい。

 よほど自信があったのだろうか。言ってみれば「作詞・作曲=みるみっく。曲名「みるみっく」」なのである(死ね)。

 一度聴いてみるといい。有線流してる店に行けば、30分のうちに必ず一回はかかる。そしてすぐに「あ、この曲か」と解る。宿題。

0010.

 で、トランス。「Luding Out」はまだ買ってない。「予約せねば!」と気付いたのが4月半ばで、ご存知の方もいるかもしれないが、こうなってはもう間に合わない場合が多い。特に牧場主の住んでいるところはお世辞にも都会とは言えないので、だいたいマイナーな作品は予約しないと買えないのが通常だ。日頃愛用しているCD屋に「morning tracks3」があったのには滅茶苦茶驚いたが、それくらいである。

 「I’ve」の高瀬氏と中沢氏のトランスCD。別に危惧はしていない。「verge」収録の「Discrimination」や「freak of nature:start」と「〜:end」は、アルバム内でも、個人的にだが好きなタイトルである。・・・珍しいのか?まあ馴れている。ちなみに「verge」で一番好きなのは「Now and heaven」、次いで「Dreamer」、「Never forget this time」、「Discrimination」と答えることにしている。

 なんだか「I’ve」の話になってしまったが、ついでだ()。「verge」で一番人気があるのが「Treating 2U−wrap up style−」らしい。でもって「鳥の唄」や「空より近い夢」が続くらしい。もちろんそういった曲も大好きだが、牧場主が推す曲は上がらないらしい。残念だ。

 まあでも「regert」では「Cross Talk」であることには牧場主も一致だ。ゲーム業界でも飛びぬけて素晴らしいタイトルであろう。異論はない。

 トランス?・・・なんで「I’ve」の話になってんだ?しかもまた独り善がりな・・・。

0009.

 「その他」。なんだ、その他って。そういえば、ユーロビートって、どう?嫌い?ん〜、嫌いな人って多いだろうね。一応牧場主が書く場合、ダンス系の音楽(「ダンスマニア」系)とユーロビートってまとめる傾向にあるけど、そもそも間違いではあるな。

 牧場主はこのジャンルの場合、もう「digibeat」の「EURO1〜3」しか聴かなくなったけど(まあI’veが絡んでるから、というのが本音だな)、別に嫌いじゃない。そもそも聴くのすらダメなジャンルというのは牧場主にはないので、演歌でも全然大丈夫。

 まあこの「EURO」(特に「2」)はアルバムとして高いレベルにある・・・と思うのだが、まあジャンル的に市民権を得ているとは思えないから説得力はないな。「RING THE BELL」や「LOVI’N YOU」(違うかも)なんか好きなんだが。

 ま、聴いた事もないのに「嫌い〜」とかいうのは牧場主が一番見下す性質なのは確か。牧場主が物事を悪く言う場合、その対象を経験して、それを踏まえて(或いは120%ギャグで)言ってるので、その辺りは誤解しないでくれたまへよ。

 これは音楽に限った話でもないんだけど。

0008.

 「アニメ/ゲーム」の話題。これに分類するのもどうかと思うが、今日(4月16日)は奥井雅美と米倉千尋を聴いていた(他にCHICANEとアディエマス、I’veと多岐に渡っていたが)。この両者もよく区別がつかないなどと聞かれるが、まあ否定しない。牧場主が「ウタダヒカル」と「クラキマイ」の区別がつかないのとほとんど同じだろう。まあ最近はさすがに解るというか、それでは非国民なので勉強したというか

 個人的に思うに奥井雅美は、アルバムを重ねる毎に好きではなくなっていく。ベストアルバムは「Her−Day」だろうが、これを除くとどうにも初期の頃の方が良い歌を歌ってるのではないかな、と思ってしまう。まあ個人的に好きな曲が初期の頃のばかりなだけかもしれないが。

 「邪魔はさせない」、「最高のGAMBLE」、「虹のように」、「MASK」、「真面目なキッカケ」など。その頃アルバム「Ma−king」が廃盤だかどうとかで急いで取り寄せたが、「Vi−sitt」の方が断然好きなんだがなぁ・・・。少なくとも「Do−can」よりは好きだ。

 ま、似たような曲が多いというのはファンの一人である牧場主も認める。

 一番好きな曲は「IN THIS ARM」かな?もしくは「HOT SPICE」か。どーでもいいデスね。

0007.

 さて、ここで紹介するのはおそらく知名度の低い作品ばかりになるのだろうが、そういった中で一つ。飯塚雅弓の「ミントと口笛」というアルバムを一つ。一応言っておくと、飯塚雅弓、という人物は声優で、アニメ・ゲーム業界ではおそらく1・2を争うくらい人気なんじゃないかな?今は知らないけど。まあ知らなくてなんの問題もない。歌も上手いとはあまり思わないが、その辺りの声優よりは上手いと思う程度。

 ただ、大津美紀氏の作曲した曲を、何曲か歌っているので、牧場主は調べた上、買っている。だから飯塚雅弓のファンでは決してない。「Fly Lady Bird Fly」(だっけ?)は大津氏の曲がないのでも買ってないし。その中でも「ミントと口笛」に収録された「大好きな君だから」は素晴らしい。そもそもシングルカットされた「love letter」と「My wish」も氏の作曲でこれまた素晴らしいが、「大好きな君だから」もまた、このまま埋もれたままなのはあまりに勿体無いと思う作品だ。

 まあさすがに「良いから買え」とは言えないが、偏見視されてる(のかどうかもよく解っていないが)ものでもその本質を知ろうとしないとダメだ、ということだね。牧場主の場合、音楽だけは浅く不覚を目指しているのでそういった偏りはないと自負している。

 ま、機会があれば聴くといいよ。牧場主個人は大津氏の曲は、永遠に聴きつづけるけどね。

0006.

 探してるのが「Lost Witness」の「Red sun rising」。持ってる人がいれば貸してください。あと「AIR SCAPE」のCD全部。全部買う。けどCD検索機などで探しても見つからないんだよな。どうしてだろ?「レスペランザ」のマキシCDはあるはずなのだが。まあ「レスペランザ」事態は聴きまくったので・・・いや、それでも欲しいな。うん。

 誰か良いトランスコンピアルバム知ってたら教えてくれ〜。今はすべてを吸収しないと。取捨とか言ってる段階でもないしね。

0005.

 今日は「雛鳥の囀」のサントラを聴きつつ。ああ、「アニメ/ゲーム」ね。このサントラ、残念ながらオススメ出来るほどに素晴らしいタイトルではないけれど、数曲だけは、このジャンルに興味のある人は聴いておいた方がいいと思う。「まだ見ぬ道」も入ってるし。

 「絡まる糸をほどきながら」。これ。こんなに良い曲だったかぁ!?(苦笑)。「眠りの時には誰かの腕で」も良い曲だが、「絡まる〜」も素晴らしい。残念ながらゲームは未プレイなのでどの場面に使われるのかは知らないが、何というか、確信犯的な場面で使われるんだろうな。

 ああ、思い出した。「殻の中の小鳥」と「雛鳥の囀」のサントラはインディーズ扱い。牧場主は以前に勤めていたアニメ専門店で立直一発で予約を入れた(スタッフなのに・・・)。上司の言葉。「あれ?予約入ってる・・・何のCD?ってお前やないか!(関西弁)」。

 すんません。「そよ風の中で」を聴いて以来、氏の音楽にはかなりぞっこん(死語)なので。18禁業界ではこれ以上も早々ないよ。

0004.

 一応ローテーションを組む。「トランス」→「J−POPS」→「アニメ/ゲーム」→「その他」というサイクルでとりあえず動かしてみよう。ちなみに「J−POPS」は「日本語歌詞の歌謡曲全般」という意味で用いる。「J−ROCK」も(この言葉最近聞かないな。死語になったのか?)、「J−POPS」にまとめる。

 で、一発目からトランスは避け、「J−POPS」を。つーか、「ZABADAK」。サイコー!では(コラ)。

0003.

 さて、あまりトランス一色になるのも非常に考えものなので、今日は「ゲーム音楽」のことでも。でも、最近は昔に比べるとずいぶん陽も当たるようになってきて、CD屋にいけば必ずコーナー展開されている。あり難い事だ。

 昔、といえばやはり「日本ファルコム」のゲームか。あとは「ドラクエ」シリーズや「F・F」なんかも確かに音楽は素晴らしいと思う。18禁では・・・やっぱし「エルフ」の音楽ではなかったかと思う。あの頃(PC−98が最盛期の頃)の音楽事情では頭一つどころかマンノウォーの伝説のレースくらい抜きん出ていたのではないか?

 牧場主は「同級生2」の音楽にかなりハマった。あれは、今聴いても全然色褪せてないと思う。必死になってサントラを探した覚えがある(ドラマも一緒に入っていてげんなりした覚えも同じにある)。「Sweet on you」(EDテーマのはず)は18禁ゲーム業界で永遠に残る楽曲だろう。

 さすがに質自体は向上してきているというか、目が向け始められたので手を抜かなくなったというか、素晴らしくなってきているとは思うのだが。

 だって、ねぇ?エロゲーのサントラが「普通に」販売されてるのって、ちょっと前では考えられない事だったんだから。

0002.

 というわけで、何度も言っているが「世界一美しい曲」は「CHICANE」の「SALT WATER」ね。必ず聴くように。宿題。日本では・・・ん〜・・・。日本一美しい曲?・・・「君が代」?(違)。「Dream sound factory」の「Love」かな。宿題。

0001.

 さて、日記の方に書くと暴走気味になるので、仕方なく別コンテンツを作成。音楽についての思ったことや、オススメなんかを書くところになると思うので、興味のない方はマジックや競馬のお小言同様、無視して頂いて構わない。書き方も結構にべらんめぇな書き方にすると思うので、先に断っておく。一応ジャンル的な隔たりはないように心がけるが、あまり当てにしないように(コラ)。

 まず、これから先頻繁に出てくるであろうアーティストを列挙しておく。これらの一つでも聴いた事があれば、おそらくはこの先の雑記も大丈夫だろうと思う。が、何一つとして知らないと言う人がいれば、少し厳しいだろうとも思う。では。

「CHICANE」。曲名で言うならもちろん「SALT WATER」。
「BT」。もちろん「Flaming June」。
「I’ve」。「regret」と「verge」の二枚でとりあえず。曲名は・・・「恋愛CHU!」?(苦笑)。
「ZABADAK」。例示しそうなのは「光の人」、「POLAND」、「遠い国の友達」、「harvest rain〜豊穣の雨〜」、「二月の丘」。
「飯塚雅弓」。大津美紀氏の作曲した曲全部。あとはいらない。
「奥井雅美」。似たような曲も多いので例示しないが、一応。
「Robert Miles」。もちろん「Children」。
「Dream sound factory」。もちろん「Love」。
「FISH TONE」。「FISH TONE」の曲全て。強いて言うなら「ONE WAY」、「FISH TONE」、「Recycle J.P.N」。
「折戸伸治」。とりあえずは有名な「Kanon」と「AIR」の曲を中心に。
「佐野広明」。「殻の中の小鳥‐音楽盤‐」と「雛鳥の囀‐音楽盤‐」。曲名はもちろん「まだ見ぬ道」。
「坂本真綾」。アルバム全て。曲名は「指輪」と「空気と星」、「光の中へ」(解りやすッ!)。
「Will Ackerman」。「Opening of doors」など。
「ゴスペラーズ」。とりあえずは「永遠に」のみで。
「Cocco」。「ポロメリア」だけでいい。
「エニグマ」。タイトルよりはアーティスト単位で。
「古内東子」。一部の「核」級の曲と、あとは詩。
「菅野よう子」。「ブレンパワード」、「∀ガンダム」、「カウボーイビバップ」、「天空のエスカフローネ」などの有名どころを全て。魔王だから。

 列挙するには暇が足りないが、上記のどれかには、あなたが聴くアーティストと重なっていると信じたい。あと有名な「J−POPS」も細々と聴いているが、だいたいは「菅野よう子」とトランスがメイン。「I’ve」は「発売」されるタイトルがあまりにも少ないので。曲は押しなべて好きだが。

 一応オリコンの上位に来るような「J−POPS」から、トランスやクラブといった電子音系、ごくごく一部の人にしか(それすらも)解らないオタク系の曲まで何でも聴いているので、そういった意味では懐は広いと思う。果たしてこれを読んでいる人の中で「ヤだぁ、ドキドキしちゃう〜」や「ヒっ、ヒっ、ヒヨコの目玉焼き〜♪」といった笑い所を理解してくれる人が何人いるかは解らないが(苦笑)。

 まあ、本音は日記で音楽の事を書くのが居たたまれなくなった、というものだが(笑)。