1月1日(火)
あの高いビルの山々の雲間からのぞいているのは、きっと、舞い降りた天使のかかと。
あけましておめでとうございます。
正確には、
「あけて結構経つけどとりあえずめでたいのでおめでとう」
である。
書いてるのは4日だ。もう何も言うな。解っている。石はダメだ。痛いから。
何年かぶりの3連休をいただきまして。
この1日〜3日は「寝てるor酔っている」の超二択。
去年に引き続き酔った頭でまあじゃんなるものを嗜んでまいた。
箱根駅伝見て涙腺緩みっぱなしでいた。
そんなことはでおうでもいいという噂。
とりあえず今年の抱負でも。
・・・。
・・・。
・・・・・。
「ま、テキトーに頑張りマショ」。
以上だ。
あとはもっと新来訪者様が親しみやすいようなHPにしたいと思ったり。
メールフォームでも置こうかと思ったり。
ま、色々考えます。よろしく。
1月2日(水)
感情は常に、理性を裏切る!!
速攻でネタに詰まったので最近読んだコミックでも。
案の定あなたの読んでなさそうな物をチョイス(やめなさい)。
「緑の黒髪」(望月花梨、花とゆめコミックス)
短編2本、「緑の黒髪」と「シャボン」を収録。
個人的に「シャボン」の方が思うところがあって好き。
見せ掛けの強さも必要だと思う。弱いところを見せたくないという姉の姿には、それを保持するだけの強さも必要となる。
だがその反面、一端でも弱さを見せるとそのあまりの脆弱さに愕然としてしまうのだろう。
これは誰にでも当てはまる。
「Papa told me−完全版−」(榛野なな恵)
「YOUNG YOUコミックス」で発売されていたが、その中から人気の高い話を選別して収録した物。
絵も話も独特のクセがあるが(だからプロという見方もできる)、ほのぼの系なのにシナリオのスパイスがいい感じ。
さすがに人気の高い話だけを収録しただけあって、どれも考えさせる。
個人的には「ヴァニティヴァニラ」かな。これは誰しもぶち当たる難問。牧場主も当時かなり悩んだものだ。
もちろん答えなど見つからないし、答えてくれる人もいなかった。
今問われても、答える事はできない。あえていうなら、「人間だから」が答えか。
ちなみに「ちせ」というと某最終兵器な少女が一般的だが(そうか?)、牧場主はこの主人公がイコールとなる。
あ、そういえばあれもコミックス完結したから3巻から読破できるな(そんなんばっかりや)。
とまあネタ潰し。
ゲームでもシナリオ系がお好きな人なら楽しめるでしょう。特に後者。
苦情は受け付けないぞ(笑)。
1月3日(木)
うん。特に私はそれができないばかりに、大事な人、傷付けちゃったからな。
2000年3月。当時12歳の女児が亡くなった。
場所は東京女子医大病院。死因は、心不全だった。
少女は生まれつき心臓に欠陥を持つ体質で、
だがそれは、激しい運動さえ避けていれば、ごく普通に生活できる体質でもあった。
しかしそれを家族も、少女本人も潔しとせず、根治させるために、心房中隔に開いた穴を縫い合わせる手術を受けた。
3日後。意識を取り戻さないままに、少女の短い生命は潰えた。
心不全と発表されていたそれはしかし、人為的な原因での、医療ミスだった。
手術中、少女の心臓はほぼ停止状態にあるため、血液の循環は人工心肺装置に依存する。
しかし、血液を吸引するポンプの回転数を誤ったために、血液が正常に循環しなかった。
心肺装置が機能しなかった時間は約20分間。
この間、血液は身体を循環しなかった。待ち受けている結果は、想像に難くない。
そして、その通りとなった。
それを医大側は心不全だと言った。
少女は遠い空からこれをどう受け止めているだろう。
あまりにも悔しくて、悲しくて、涙を流したかもしれない。
その涙が両親に届いたのかもしれない。
語弊を覚悟して記せば、医療にミスが起こるのは、ある意味仕方がないことだ。
残念ながら、そればかりは割り切るしかない。
例えその結果、尊い命を奪われる結果になったのだとしても、
割り切るか、あるいは忘れるかしか、遺された者に選択肢は用意されていない。
だが、これはあまりにも残忍だ。
どんなリスクを背負うのであれ、これだけはやってはいけなかったはずだ。
まるで命を弄ぶようなこの行為は、許させるべきではない。
この事件はすでに忘れられつつある。
それはいい。
だが、両親を始めとして、遺された者に深く鋭い傷痕を残したこの悪事の責任は、最後まで追及すべきだ。
少女が自分でありたいと生きようとした意志が、最悪の結果で打ち砕かれた。
この責任は、まりにも重い。
そして遺された者が受ける悲しみもまた、同様に重い。
1月4日(金)
今の僕に作ることのできる唯一の幸福の色だ。褪せること無く、いつまでも。君の頬にあるように。
お久しぶり。牧場主です。
これを書いてるのは1月4日(金)だが、日記は12月30日(日)以降溜まっている。
6日間分も一体何を書けというのか(逆ギレ)。
今日は、仕事始め。ウザいったらありゃしないわね(笑)、
まあいきなり明日から週末だから気楽に行きマショ。
各コンテンツに昨年の総括と今年の抱負を書いたので、興味のある人はどぞ。
ま、これからCD−Rを焼く作業に入らねばならんので(忘れていたというのはナイショだ)、
ここまでにしておこう。
面白くない?
君は一体この牧場に何を期待しているのか(暴言)。
当牧場は、牧場主の超個人的なストレス発散の場だ(笑)。
1月5日(土)
できれば、見つけたそのことばは、やっぱりそれとなく添えておいて。
またしても2日分か。これを書いているのは日曜日だ。こんなんばっかりや(関西弁)。
で、日曜日の事を書こう。
土曜日の夜、それまで頼まれていたCD−Rをすっかり忘れていて、その日で焼く事に。
作業自体に時間はかからないが、どうにも選曲に時間をとられる。
あ、ちなみにゲームのインスト曲を集めた物。20,000hitの・・・(アコギなのでやめなさい)。
これも入れたいあれも入れたいと最終的に集まった数40曲以上。容量的に泣く泣く半分に削る。まあ、それはいい。
翌日の起床は余裕を持って05:30。焼き終わり、飯も喰わずにベッドに潜った時間は3時前。
金曜の夜も「AIR」クリアするために05:00前後まで起きていたのでかなり辛いだろうと覚悟はしていた。
そして追い討ちをかけるように、雪が舞っていた。
ケタタマしい目覚ましに起こされ、まず寝坊は避けられた。
窓の外はまだ真っ暗。そして舞っている白い十群たち。この時は「まあ、大丈夫デショ」と楽観的だった。
氏のところへは山道を突っ切るルートが時間的に一番早い。
飛ばせば1時間かからない。ゆっくり行っても1時間半で着く。
その山道に入っていった瞬間、突如として降雪がひどくなってくる。
ただ、地面の積雪は大したものではない。1〜2cmくらいだった。
ただ、だから大丈夫か、という認識は、チョコレートパフェにハチミツを垂れ流し、コンデンスミルクをチューブ丸ごとぶっ掛けたくらいに甘かった。
地面が凍結している。それも、もはや機能不全なくらいに。
速攻でハンドルを取られる。
右へ曲がろうとすると、車は「嫌だ。事故ろう」と拒否をする。
左へ曲がろうとすると「嫌だ。今は右な気分」と言う事を聞かない。
ハッキリ言って、この恐怖は相当なものだ。どんどんひどくなる雪。
山道へ突入したばかりでさらに悪化するであろう道路状況。
すでに運転できる状況ではない。事故るのは時間の問題だ。
停車する。路肩に停め、しばし考える。選択肢はいくつかあった。
1.慎重に進む
2.引き返し、別の路を考慮する
3.ていうか引き返す事も不可能っぽい(ハンドルが効かないんですもの)のでJAFを呼ぶ(氏にはドタキャンを)
4.特攻
妥当なのは「2」だ。幸い大きな国道からでもたどり着ける。
ただ、時間的に間違いなく遅刻覚悟なのと、すでに引き返すためのUターンする度胸がない。
前に進むならともかく、ほとんどハンドルが効かないのに数mとはいえバックなど自殺行為だ。
こんな時に後ろから車でも来たらそれこそ玉突き事故になる。よって「2」は却下。
「3」もマジで考えた。だが、見渡しても人工的な建造物の一切ないこんなところだ。
いかにJAFといえど相当な時間がかかるだろう。その時には今以上にどうしようもなくなっている可能性が高い。
ネタとはいえ「4」を考えた牧場主はアホだ。2秒で昇天する。
結果、「1」を選ぶ。事故ったらその時。とにかく遅刻だけは避けたい。
選択肢が決まったところで発進!と思ったらエンジン音が木霊するだけで10cmも進まない。額から冷たい汗が伝う。
半泣きになりながらトランスファを変換し、強行始動を試みる(4駆っていいなぁ・・・)。
ノロノロとようやく進む。
そしてすぐに頼んでもいないのに強制頭文字D。
突如として右へハンドルを取られ、咄嗟に左へハンドルを切ると滑って切りすぎる結果になる。
慌てて右へ切ると、やはり切りすぎて超・蛇行運転状態。死を覚悟する瞬間だ。
こういう場合、ハンドルから手を離すのが正解なのだが、そうそう正常に判断できるものではない。
右へ曲がりすぎたら左へ切ってしまうのはアタリマエなのだ。
100mほどそれを繰り替えし(よく事故らなかったと思う)、
またも停車。呼吸と心臓を落ち着かせる。
そんな道程が、数十km続く。
途中見かけた事故車4台は誇張ではない。
「ネタになるかも」と、右足のアクセルペダルをあと2cm踏み込むだけで、それらの仲間入りが出来る。それも光のような速度で。
速度は20km〜30kmで進行。試してみたが、35kmでスリップする(試すな!)。
しかも山道は次第に険しくなり、前後から車はほとんど来ないが(そりゃそうだ。冷静に考えるとこの状況でこの道を行くのは自殺行為)。
途中またも切羽詰った状況になり、停車。
ふと横を見るとラブホテルが。
助けを請おうかと思ったが人として何かを失う結果になりそうなのでやめる。
1人で入っていったら何て言われるのだろう。いや、それよりあの坂道を登りきれたとも思えないし。
それが2時間続いたとき、朝靄に街の灯が見える。
心臓に手を当てると、まだ動いていた。生きているのである。全身で歓びを感じる。
今後一切、この時期にあのルートは使わないと心に決め、滑らない道を走った。
マジな話だ。絶対事故ると思っていた。あ〜、怖かった。
1月6日(日)
ホントにムリと想ってたら、アキラメつくよ。望みないと思ったら続けられないの!
日曜日。リトル・ミィ氏のお供で、インテックス大阪の同人誌即売会へ行って来た。
これまでで最高の投資額。8冊も買ってしまった。自分でビックリだ。
内訳。
サモンナイト2本=4冊
シャーマンキング本=2冊
ティアリングサーガ本=1冊
ボクと魔王本=1冊
以上。
シャーマンキング本は唯一「以後全部買う」というサークルの。
もう本編はどうなってしまったのかサッパリ解らないけど、ここのサークルの絵と、セリフでない詩が好きで。泣けます、牧場主は。
ティアリングサーガ本はムリヤリ「お前も買うように」と命令されて(笑)。
でも爆笑なので満足。牧場主もホームズは男に走っているような気がするぞ。どうでもいいか。
サモンナイト2本のうち1冊は氏を経由して頂いてしまった。恐縮で頭が上がらない。
しかも絵がすごくお上手で。何ていうか、プロ?真剣に。
ちなみにそんな注釈はいらないだろうが全部健全本だ。
まあ、違う意味で健全でないという指摘は、間違ってない気がするが。
男性向けのところへはいまだ足を運べません。カンベンしてください。
しかし、なぁ。まずチェックするのがサモ2関連と花ゆめ系なのは男として、18禁に走るより間違ってるという自覚は、ある(笑)。
何だかんだで1年振りくらいではなかっただろうか。
少し寒かったのが辛かったが、まあ耐えられないほどでもなかったし。
楽しかったデス。
1月7日(月)
ごめんな。んで、ありがと。
第一掲示板を閉鎖。
長らくのご愛顧、そしてカキコしていただいた方々に厚く御礼を申し上げる次第。
閉鎖の理由は「浮き」が激しかったせい。
だが、自分で言うのもなんだが方向性は気に入っていた。
真摯な意見をいただいて、勉強になる事も参考になる事もあった。
だが、それは流行らなかったようだ(笑)。
とか思っていたらとある人に
「あれは、やろうとしていることは解るんだけど、牧場主が一発目に書かないと(ネタを振らないと)ダメなんじゃない?」
と言われる。
なるほど。牧場主としては逆を意識していたのだが、みなさんもそうだったのか。
まあ今更言っても仕方がないが。
まあ、他の消えたコンテンツや掲示板と共に、要望があればすぐにでも復活予定。
それまで凍結という事で1つ。
で、ついでなので現在進行中なものを。
「Zill O’ll」と「サモンナイト2」の「introduction」をチマチマと。
「cardlist」はアップしてないがこれまたチマチマ進行中。
「GameSS」もチマチマ・・・チマチマばっかりや(関西弁)。
「dictionary」第6次改訂中。
そしてお待たせというか毎度の汚物というか、「みるみっく牧場流2001年ゲーム大賞」も今週、いや来週中には。
そんな中、これアップしたらゲーム始めるけど。
1月8日(火)
オレたちはできない事が山ほどある。だから、助けてもらうんだ。「助けてもらえてよし!」なんだよ。
最近トレンディードラマに興味を持つようになったモヨウ。
とはいっても前のクールでは「さよなら、小津先生」しか見てないけど。
で、今回。どうよ(←?)
とりあえず「人にやさしく」を観たよ。
半泣きだったよ(お前そればっかりや(関西弁))
とりあえず香取とりょうだけで何とかなってるという感じがしないでもない。
あ、もちろん陣内さんも。ていうか、この人なにやらしても様になるのだが。
今まで香取に俳優としては良い印象を持っていなかったのだが、今回で払拭できそう。
まあ、捲くし立ててごまかしてる部分が気になるが、こういう家族ドラマ(「一つ屋根の下系)は穣に訴えるのが常套なので良し。
しかしあの3人の中の1人。
牧場主が「おお、ビジュアル系のメンバーみたいなヤツだ」とか思ったらその通りでやんの(「ソフィア」というバンドらしい。無知でスマン)。
でも、「出てくるな」というほど下手ではない。むしろ違和感は、薄い。
なぜに関西弁なのかよく解らんが。
音楽が良さげ。サントラは見つけたら買う方向で。
あと観ようと思っているのは「恋ノチカラ」かな。堤真一目当てだろうだって?なんで解るの?
「ロングラブレター」。やりそうなことはシナリオ系AVGで堪能できそう。シカトの方向で。
「初体験」と「恋するなんとか」(タイトル忘れまいた)。今日観忘れたのでシカトの方向で(仕事だったんだよ・・・)。
以上。ネタ埋め。生き埋め(OD)の方向で(←?)
1月9日(水)
ずっと、夢見てきたことでしょう。―――でも今は、幸せになんか、なりたくない。
今日TVで「ハモネプ」をやっていた。
やってる事には好感が持てる。冗談でない話、「誰かと目標を共にする」ことは後生必ず役に立つ。
気に食わないのは番組の構成。
くどい。
もう、何もかも。
スタッフを確認できなかったが、これはひどい。ゴールデンでやっていいレベルではない。
最近CM間の繋ぎ方が気に入らない、という意見をよく聞く。牧場主もそう思う。くどすぎて話にならない。
これは特にバラエティに多く、しかもつまらない番組に限って常套手段として活用する。
このネプチューンの番組が人気なのかは知らないが、故意的に気分を害しようという意志すら見える。視聴者をバカにした番組だ。
これで内容的にもバカならそれでいい。記憶から削除して永劫に忘れるだけだ。
だが、これは出演者があまりにも哀れである。
似た系統に「30人31脚」がある。
やってる事は素晴らしいが、それをバックアップすべき放送局が、下品に堕としている。むごい。
真剣にこれは罪ではないかと思う。
もう観る事は、ない。
牧場主はバラエティ番組の大半が嫌いだが、原因は主にこの構成に起因する。
こんなレベルでゴールデンを保てる、という言い方も出来る。
これは視聴者の品位をも問われているのではないだろうか。
牧場主はバカにされるのが嫌いである。
好きな人は、あの構成で観続ければいいと思う。さて?
1月10日(木)
・・・多分・・・あなたには視えないもの。
今日は仕事で大阪中心部へ。朝っぱらから。
高速を飛ばし、駆け抜ける。当然のように、迷う。もはや定番だ(やかましいぞ)。
行き着いた先は「本屋のための本屋」。無論一般人は入れない。
と書いてはみたが、私服で普通に入っていっても別に止められない。ただ、意味がないだけで。
もし仕事辞めてもそ知らぬ顔で出入りしてやろうと思う。
とりあえずそこは西日本で最大の規模を誇る。
ただ広いフロアには大量の本・本・本。吐き気がしてくる。
無い商品は無い気がする。新刊はもちろん、「なんでこんなんがあんねん」(関西弁)な本まであったりする。
例えば「Winning Post 3」の攻略本。しかも1冊ではない。どこにニーズがあるのか謎。
成年本も、男性向けはもちろん女性向の、アニパロ物まで大量に。もちろん立ち読みだって可能だ(読まないが)。
そして割と開放感に溢れている。
理由はいくつもあるが、何より万引きが一切起こらない点だろう。イチイチ注意しなくてもいいのである。
これは精神的にかなり楽だ。
まずは新刊文芸書を見て回る。死ぬほど回る。
苦痛なのは自分の興味の無い商品でもちゃんとチェックしなければならないという事。
これが自分の趣味だけで見て回れるなら・・・ヤバい。プチエクスタシーだ。
ザクザク見て周り、コミックへ。
ウザいほどの在庫量。半端ではない。しかも一般客へ向けてではないため、陳列がかなり適当。
乱雑とまではいかないが、猛烈に積まれている。いいのか、これは。
ちょうど昼休みなった様子。半分くらいが「休みだ休みだ」と出て行くのだが、
一様に自分の好きな商品を取り、休憩室であろう奥へと向かう。
・・・いいなぁ(ボソッ)。
こんだけ本があれば読みたいものなど読み尽くす事は出来ないだろう。
しかも毎日更新だし。
本好きの人間が本屋に勤めると、その理想と現実のあまりのギャップに落胆するが、
ここはそうでもなさそう。なんでもあるし、万引きを気にしなくていい。生まれ変わったらここかな。
まあもちろん大変なのだろうが。
しかし児童書から少し歩くだけで成年コミックがバクダンのように並んでいるのをみると卒倒しそうになる。
ちなみにここで適当に座って読みまくっても誰も何も言わない。
・・・商品を確かめているからだ。売れるかどうか。
自分の趣味?・・・いやいや、あくまで商品としてだな。
・・・ゴメンナサイ。一生懸命「聖戦の系譜」の攻略本を懐かしながら読んでまいた(笑)。
文庫へ。
・・・ハッキリ言って見舞われる量ではない。
泣きたくなりながらとりあえずライトノベル
(主に「角川スニーカー文庫」、「電撃文庫」、「富士見ファンタジア文庫」など、少年向きの文庫群。「コバルト文庫」や「ホワイトハート文庫」なども)
を見て周り、大手を散策するだけでタイムアウト。
かなりの速度で見回ったが時間が全然足りない。1/4くらいか。
さすがに絶版本は無かったが(探してみた)、なんでもあるもんだな〜、と思った。
「コーエー」の攻略本だけで棚を4〜5つ、フルに活用していたぞ。おかしい。
あ、本当に何知らぬ顔で入っても何も言われないのでチャレンジ精神旺盛な人は試していよう。
責任は問わないがな。
しかも本はもちろん売ってはもらえないし、見つかるとどうなるか解らないが。
持って帰ってきた量もかなり多かった。
数十万円分。ぎゃふん。調子に乗りすぎまいた。
たまに行こうと思う。
ついてきたい人は名乗り出れ(笑)。
ウチの人間だという事にしておけば・・・いや、これって悪い事なのか(笑)。
本好きには最高のパラダイスだ。
あそこでなら3日くらい飲まず食わずで全然平気。
帰る頃には精神的に癒されるものだからお肌ツルツル(笑)。
1月11日(金)
―――その日が、世界の命日だ。
牧場主がお送りする「ダメ人間カミングアウト」。
・・・。
・・・。
・・・・・。
知世を娘にさせてください。
絶対嫁には出しません。
むしろ交際も不可。認めない。
以上。
あ〜、あんな娘なら欲しいぃぃ。
ああ、知世っていうのはちょっと前に書いた気もするが、
「Papa told me」(榛野なな恵)の主人公。
といういつものようなダメネタは置いといて。
元が「YOUNG YOU」という漫画雑誌で十数年連載されていたもの。
まあ読者層からいって当牧場をご覧の方にとってはご存じないだろう。20代〜40代の女性の雑誌だからだ。
だからこそ、という言い方はおかしいが、すごく新鮮。
昨日酔った頭で読んでたら「ホリー・アイランド」に感銘を受けてしまった。
で、思わず載せてしまいましたとさ。
あの考え方が出来るようになれば、大人なのだろうと思う。
少なくとも、今の牧場主には無理だなぁ。
・・・わざわざ何で解らないネタから日記のネタを拾うんだろうな>牧場主
ま、偏屈だといわれればそれまでだが。
小ネタ。
夜中に1人でラーメン食べに行くと(そしてそれがその日の初めての食事だったりすると余計に)
なぜか無性に泣きたくなってくる。
お試しあれ。
2度としねぇ。
1月12日(土)
しかし父親としては、いくらはりぼての城とはいえ、おいそれと白旗を上げるわけにはいかない。
べっち氏の提案により、呑み会をする事に。
言い出しっぺはべっち氏だという事をここに明記しておく(笑)。
ということは、できるならオフ会にしてみたいなと画策。
オフ会。当牧場で何度か試みるも一度として「オフ会」になりえなかった禁忌の催事。
もう一度、賭けてみる。
君は、当牧場のオフ会に来てはくれないか。
いつもの「オフ会ではない、ほとんど同窓会(職場の)のような呑み会」も良いのだが、やはりサイト管理者としてオフ会を催してみたい。
興味のある人はさあすぐにメールを!
ていうか、むしろなくても送れ(横暴)。
牧場主が「間違った愛」と「不必要なおもてなし」で迎えます。
氏とは「1月中にできれば良いね」などと言っていたが、ほぼ100%ムリなので、
日程的には余裕をもてます。
もちろん参加資格などない。
むしろ強制的に参加させてやろうかという心意気なので(笑)。
牧場主とバカトークが出来るならなお可。
内容的にも場所的にもまだ何も決めてないので、
参加意志だけでもいただけると死ぬほど喜びます。
オフ会。禁忌の箱を開けることになるのだろうか。
その箱はパンドラの箱か。もしくは「希望の小箱」か(違)。
お待ちしてます。
1月13日(日)
うん。でも、大事にしたいと思ってしまうんだ。
昨日あれだけ呼びかけたのだがあまり反響が少ない>オフ会
もう一度告知。
オフ会やります(やろうとしてます)。
日時・場所・内容・人数・その他詳細一切未定も、意思だけは明確に。
もう一度お願いしたい。
禁断の楽園に足を踏み入れませんか?(違)
・・・っていうか来てぇ(ボソッと懇願)。
現在メールにて受付を募集しています。
近いうちに専用掲示板も開設します。
でも今はメールのみです。
とりあえず「牧場辞典」に掲載されている方は無理矢理にでも参加していただきます(笑)
オフ会強化週間に決定。ある程度人数集まらないかぎり日記の端に毎日仕込みます。
内容は決定してませんが、牧場主の溢れんばかりの愛(方向性に責任は持ちません)は確実に受け取れます(要らねぇ・・・)。
実際の牧場主を見て「・・・」と落胆する事も可能(?)。
この際来ていただけるなら石を投げても構いません(??)。
ていうか、もはやあんなことやこんなこ(大人の都合により削除)。
今一度問う。
そこの、これを見ているあなただ。
メールください(笑)。
1月14日(月)
恐竜は去り、子供達は見知らぬ森に。
後日見るとヘコむのであまり嫌なのだが今日は夢ネタ。
原因は解らないが牧場主はエレベーターに乗っていた。
・・・あれ?エスカレーターってどっちだっけ?
・・・とりあえず箱型のヤツだ!(キレ)
最上階が70階くらいまであって、
高所恐怖症+密閉恐怖症な牧場主にしてみればエレベーターは最悪の発明品なのだが、
基本的に高い場所は恐いが好きなのでそれほど苦でもなかったりする。
ただしそれは外観が見渡せるタイプの箱である場合だ。
ただの密閉され、外も見えないような箱は、数分で吐き気がしてくる。
とまあどれは置いといて。
煙と何とかと同じくとりあえず高いところが好きな牧場主は、満足して最上階から1Fへと降りることにした。
エレベーターには牧場主のほか何人かいて、
それほど広くない内部も余裕を持っていた。
突如、「ガクン」という奇怪なSEが耳に入る。
一瞬だがガクリと揺れる。
グォォォォォ!という経験した事のない爆音とともに、
明らかに落下していくと思われるエレベーター。
というか、外の景色が「線でスクロール」していく。
・・・恐ッ!
でもプチエクスタシー!(ヲイ)
悲鳴と怒号に包まれる内部。
なぜか独り冷静沈着で外観を眺めている牧場主。
そして突如として解説を始める。
「まあまあ落ち着き給へ皆の集よ。こういう時にただ慌てふためくだけでは解決はしないのだよ」
なぜか大仰しい口調になる牧場主。
何様だよ、と思うのだがシン・・・と静まる内部。相変わらずグォォォという望みもしないSE。
気にせず牧場主は続ける。
「こういう場合、着地した瞬間の衝撃が直接的な被害の原因となるのだ」
フムフム。
「だから、着地する瞬間に飛べばいい。飛べば」
!?
唖然とする内部。そして第3者の始点からその様子を眺めている本当の牧場主。
自分を殺したくなる状況は今までもいくつもあったが、ここまで情けない場合も珍しい。
しかし歓声に包まれる内部。
解った。こいつらもバカだ。
声々に「ブラボー!」、「さすが!」「救世主!」
という賛美のセリフを聞きつつ満足そうに「まあまあ」と手を挙げて答える牧場主。
・・・殺してぇ(ボソッ)。
その場にいたならとりあえずの解決策として殺人だよな。牧場主をよ。
多分緊急避難で許されると思うんだ。マジで。
さらに続ける牧場主。
「だから、いかにジャンプするタイミングを掴むかが大事なんだ。物理化学的に」
・・・どこの世界の物理化学なのだ。
「幸いここは外観である程度そのタイミングを掴める。えっと・・・」
そうして外を見た瞬間。
見えたのはおそらく国道らしき地上道路。
そしてそれが「ああ、もう1Fだよ」と認識した瞬間、
ドギャァァ!
という衝撃的なSEとともに目覚めると朝の06:00。
うんざりして考えた事。
「あ、こりゃネタになる」
死んどけ。
1月15日(火)
悪魔を謀ると高くつくよ。レシピはもらっていく。慰謝料として、君の命もね。
今日はこの後も仕事なので空いた時間に。
ていうか、空いた時間で出来る事が更新しかないというのもどうかと思う。
巷で評判の「アブトロニック」。
商品そのものの性質よりも、あの「テレコン」そのままのCM内容に反響が大きい。
ならば一度どういうものか調べておかねばと思い、検索。
もちろんあっさり発見。
まずは
「たった10分間のエクササイズで600回の腹筋運動をしたのと同じ!」
という謳い文句。
使用者を殺す気満々である事が計り知れる。
10分間で600回、ということは1分間で60回、
つまり1秒に1回、腹筋するのと同じだといいたいらしい。
死ぬだろ、マジで。
この「アブトロニック」のコピーは「Future of fitness」。
未来に向けて人類を滅ぼす気か。まあ人口の抑制には役立つかもしれない。
しかし出来れば個人的に関わりたくは無い。
あと、
「「アブトロニック」は音を立てません。従って、テレビを観ながら、ショッピングしながら、歩きながらの使用が可能」とある。
・・・どれも嫌だ。
テレビは集中して観れない。音を立てないといわれても歩きながらの使用は人として何かを失っていそうで嫌だ。
ましてやショッピングしながらなど挙動不審も甚だしい。
下手をすれば万引き犯と誤認される可能性アリ。
事務室で腹部に隠されていたのは商品ではなく、「アブトロニック」。
万引きよりも痴態かもしれない。
少なくとも牧場主なら強行脱出を試みる。
寝ている間の使用というのはどうか。
落ちついて寝ていられない可能性もあるが、1番使いやすいかもしれない。
ただその場合、
結果的に「8時間睡眠=480分=28,800回の腹筋運動」である事に注意は必要だが。
翌日、間違いなく強烈な筋肉痛で悶絶死している可能性も、考慮しておいたほうがいいだろう。
でもこれって腹部とかはともかく、顔面などに装着して使用するとどうなるのだろう。
・・・割れるのかな。腹みたいに。
※一応この文面をマジに受け取る人などいないと思うが、
下手に苦情でも来ると面倒なので注釈しておく。
あくまで「1分間に1回の腹筋運動」というのは「同等の効果」である。
何も腹筋を無理矢理強制する運動ではない。
あと歩きながらとかショッピングしながらの使用ももちろん可能。可能だ。可能だぞ。本当だ。
・・・多分な。
1月16日(水)
今なら無料で胸のうちを聞いてやろう。
牧場主は、少女コミックをよく読むと有名らしい。なんだ、有名って。
まあ、いい。最近否定するのも面倒になってきた。以前に、否定も出来ないしな。
だが、その主は「花とゆめ」であって、その他のは意外と疎い。
だが、そんな「花とゆめ」以外からひとつ。
「あたしはバンビ」(槙ようこ、りぼんマスコットコミックス)を。
あ〜、もうこれを見ている人の何十%が「引いた」のがよく解る。ウム、その意気だ。
前作「ソラソラ」も読んだ。そしてこの「あたしはバンビ」の2巻。帯がすごい。
「2001年度、少女漫画界で最も泣けたシーンが読める!」とある。
だいたいこのテのコピーはウソと割り切っていい。
牧場主が「世間一般でかなり広く読まれている作品」を事の他拒絶するのは、
外部から価値観の地均しを強制されているようで嫌悪感を感じるからだ。だがこれは被害妄想といっていい。
で、この作品。
ああ、普通この作品を読む層は、泣いちゃうのかもしれない。という結論。
この人、マンガに向いてない。エッセイスト向き。
少女コミックを読む人にはお馴染みなのだが、少女コミックスには「柱」がある。
少年漫画はこれが無いから嫌い、というのも明記しておこうか。どうでもいいのだが。
この槙ようこの柱を読んでいるとよく解る。そして、数年後、この人はマンガ界にいないような気もする。
人気・実力からしてりぼん誌の次代を担う(ていうか、もう1・2位の人気ではある)存在なのに。
だって、ラストのおまけ4pが異常に面白いんだもの。腹捩れるかと思った。
オススメはしないけど(以前に当牧場の来訪者様に向けての作品では絶対にない)。
あ、その「絶対泣けるシーン」、作者が「このシーンが思い浮かんだからこの話を書き始めた」
とまで言うように、力入ってました。
でも
「これ書いたからこの作品もう終わり、決めた。終わり終わり」とか公言するのはどうかと思う(笑)。
筆者らしいといえばらしいけど。
小ネタ。
牧場主の食事には特徴がある。
偏食はあまり無い。だが、致命的に遅い。牧場主と食事を同じくされた肩は良くご存知だろう。
そして基本的に小食でもある。女性はそのあまりの小食っぷりにショックを受けるらしいが、知った事ではない(笑)。
だが、今日は違った。とにかく腹が減った。
よく考えると昼も食べてなかったせいもあるのだが、基本的に食事など1回で十分なので珍しいことでもない。
猛烈に腹が減る。目が霞むくらいに。光り輝く向こうに池田@作の姿が見えたり見えなかったり(抜刀準備)。
仕事を終え、帰宅し、空腹を尻目にまずシャワーを浴びる。
冬場は出来るだけ浴槽に浸かるようにはしているのだが、この日はさすがにシャワーで済ます。
鬱になる、というよりは答えの無い精神問答に突入する悪いクセがあるので浴槽に浸かるのは嫌いなのである。
シャワーを終え、虐め抜いた腹を満たすべく食事。
すごく食事。いつもの4〜5倍くらい食べる。それでも一向に空腹感の収まらない我が腹。何て燃費の悪い身体なんだ。
ヤケクソに食べてもほとんど胃に落ちた感じがしない。
食後に冷蔵庫に放置されていたコンビニのデザートを2つほど持ってきて、食す。
この辺から家族の目が、何か異様な種族を見る目に変わる。
とにかく食べる。冷凍のエビピラフも開ける。
そしてエビピラフを1/3ほど食した時に、異変は起こった。
「・・・い、痛ッ!い、い、い、い痛痛痛痛痛ッッッッ!!??」
まるで一度食道を通った食物が胃に入った直後4次元ポ@ットにでも入りその存在を消され、
それを延々と繰り返し、満足がいくとおもむろにポケットは役目を果たした、という感じ。
胃の許容量を遥かに超えた中は、多分すごい事になっていたと思う。
気がついたかのように上へ下へと大騒ぎ。吐きそう。トイレ行きたい。ていうか、そんなに早く腸とか通るものなのか?
洗面所で吐こうと懸命に頑張る牧場主。
飲みすぎたときなどはともかく、意識的に吐こうとするのは難しい。結局、吐けなかった。
ていうか、一気に吐瀉されるごはんとかエビピラフとかケーキとかを想像すると、
「それははたして人としてどうなのか」と思い、我慢することを選んだ、という事実も、ある。
・・・何色なのだろう(汚ッ)。
なんだったのだろう。死ぬ前触れなのか。
ではせめて牧場主の夢をかなえてくれないか。
お、いいのか(妖精さんとお話中)。なら(以下放送禁止的内容、および大人の都合により削除)。
よし、殺してくれ。いつ死んでもいいぞ。ていうか殺せ。
1月17日(木)
だって、今まであたしの瞳に映ってた人たちは、みんな笑ってたし幸せそうだったし。でもきっとみんな、いろいろあるんだろうな。
家に帰ると郵パックで「I’ve」のCDセットが。
Crescent Glaces様に我儘を承知で頼んでいたブツ。
どうもありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます(笑)。
早速ガサガサ開けてみるとCDが2枚、DVDが1枚、シングルサイズのCDSが1枚。
1枚だけだと思っていた牧場主はビックリ。
でもよく考えるとCD1枚で¥5,000という時点で疑問を持てよという感じですか>牧場主
基本的に日記では、過去ログとしてかなり長い間残ってしまうので、
人様の固有名詞を載せる事を意図的に避けている。
「俺はこの日牧場主を遊んでやったのに日記に書かれてない!」とか思う人がおられるかもしれないが、
故意的に避けているので変に意識しないように。
「これは日記のネタにしていいのか?」
という問いに肯定していただければ、嫌がられる勢いでネタにする。
「言うんじゃなかった」と後悔してももう遅い。出来れば名誉毀損での起訴は避けていただきたいが。
というわけで削除希望されるなら言って下さい(笑)>Crescent様
個人的にこのまま送料込みの¥6,000程度を踏み倒して、
「実録!訴えられるまで」というノンフィクションをやってみたいのですが。
・・・ウソです(笑)。
明日郵便局に走ります(笑)。
え?ゾイド乗り氏とか油氏とか(両氏ともに「dictionary」参照)は頻繁に出てきているだろうって?
もちろん、彼らに許可など貰っていない。貰う意志も無い。
両氏は一挙手一投足、口から発せられる言葉の全てがネタなのだ。
ナニを躊躇する必要があろう!(ダメだ・・・)。
前者は「マチュピチュ遺跡」とか「金髪美女」とか「ディアナ王女」とか「ティアナ姫」とか「オーガス02」とかが口癖なのはどうかと思う。
そんな人、ネタにするなというのが無理だ。
これで外見がそれっぽい人ならともかく、本人に言うと調子に乗るので言わないが美形なのである。
日本橋によく一緒に行くが、大衆の中で一番情景と一致していない人物だろうと思う。調子に乗るので本人には言わないが。
このギャップが人として人生が何か壊れている気がする。
あ、牧場主はどんどんネタにして頂いて構いません。
ウソはカンベンですが、基本的に「面白ければなんだって良し!」な性格なので。
人様の日記などに書かれると恥ずかしいのですが、あれは快感なので(笑)。
告知
オフ会参加者募集中です。死ぬほど。殺してください。
参加意志表明者の方々にはもれなく100%メールで現在の状況をお送りしてます。
詳細はほとんど決定してませんので、今ならまだある程度の要望も取り入れ可能です。
出来れば牧場主の逝っちゃったトークについてこれる方限定にしたいです。半分ウソですが。
よろしく。
1月18日(金)
そう簡単にあんたはいなくなったりしない。させない。
その男は、稀に見る才気を、余すこと無く発散させた。
その男は、ただ一言、「天才」という通り名でのみ、呼ばれていた。
その男は、華だった。その場に彼がいるだけで、その景色には色がついた。
調教師。いや、元・調教師田原成貴。
その端整な顔立ちと、全てに一体となるような騎乗で、彼は一流と呼べる成績を収めた。
ある一頭の馬がいた。
サラブレッドはオーナーの所有物である。どう使うかはオーナーの意志に一任される事が多い。
それでも、この馬のローテーションは、常軌を逸しているとしか思えなかった。
牝馬ながら、屈強の男達に混じって走り、条件もバラバラ、ローテーションも前代未聞。
そんな愛馬を慮り、彼はオーナーに告げた。
「こんな使い方をしているようでは馬が可愛そうだ。馬はあなたの所有物かもしれないが、その前に生き物だ。
次のレース、このままだったら絶対に勝てない。俺が乗っても勝てはしない。もし勝てたら、丸坊主にでもなってやる」
ある一頭の馬がいた。
それまで大仰な成績を収め、競馬界を牽引していたその名馬は、
一度彼に背を預けた。だが、原因不明の大敗。そして、骨折。
1年後。サラブレッドの1年は人間の4年に換算される。
その莫大な時間が過ぎ、その名馬は帰ってきた。再び、彼に背を預けて。
常識では考えられない事が起きる。人々が奇跡というものを体感した瞬間だ。
彼は、名馬の鞍上で涙を流した。果たすべき約束を果たした、それは男の姿だった。
その後も栄光に包まれる成績を収め、彼は鞭を置いた。
そして、これを境に何かが、何かがズレてしまった。
理由は知らない。
原因も知らない。
知りたくも無い。
覚せい剤取締法、そして銃砲刀剣類所持取締法違反。
たった一言で、彼に下された社会的制裁は、相当なものだった。
そして、ついに中央競馬会からも処分が下された。
15年間の、競馬界からの追放。
彼は、何を考えていたのだろうか。
何を思っていたのだろうか。
何を見ていたのだろうか。
どこへ行こうとしていたのだろうか。
15年後、彼が時代を振り返ったときに、その胸に去就する感情は、なんなのだろう。
それは我々にも、
彼が跨った名馬たちにも、解らない。
1月19日(土)
変わっていこうとなさっているのです。なのに、心配ばかりしていては失礼ですよね。
実はゲームなどの「SS」(ショートストーリー)を書くのが好きである。
好きではあるが、あまり発信したりしない。自分で書き、自分で楽しむ。
・・・危なッ!
だがしかし。
あまりにもその欲求がたまると、「gameSS」のようなバクダンに変わる。
このコンテンツ。当牧場開設当初から存在する。実は。
何だかコンテンツ名も何回か変更され、というかTOPの総更新時には必ず削除されるモノ。
今日、HDD内のよく解らないデータの整理をやっていると、出るわ出るわ。
書き出したはいいが途中で飽きて放置プレイされた数々が。
それらを一応読み返し、ぐったりしながらちゃんとまとめて保存する。
でも結構いっぱいあったなぁ、と自分でも意外>ていうか、覚えとけ
こういうことに実は一番時間とられているのだけれども、趣味なのでやめようとは思わない。
ネタはコンシューマーからだけ。
PCゲームのものはなぜか書きたいと思わない。
それはシナリオが一定以上の位置にあるためこれ以上動かせない作品、
例えるなら一連の「Key」の作品であったり、最近では「Rennaisace」であったりだ。
SLGが好み。
「Zill O’ll」は風呂敷を広げすぎてどうしようもなくなって途中で頓挫したが(だからコンテンツが封印された)、
「リトルマスター」ネタが結構時間かけて書かれていた。
・・・まあスカッシュを書きたい一心だろうと思う。生涯最高の萌えキャラ。公言して憚らない(憚れ)。
多分次が槍もってダブルムーブする人かな(どうでもいい)。同性キャラでは。
ということを今まで書きながら思っていたわけだよ。
リアクション返してくれた方は後悔しているだろう。
なぜこんなに続くのか、と。
小ネタ。
現在牧場主は「聖教@聞」を取っている。
いや、正確には「取らされて」いる。
仕事上、どうしても付き合いでこのテの勧誘を断れない場合がある。まあ、仕方がない。
基本的に読まずにどこか闇へ葬り去られるのだが(購読者に喧嘩売った内容だな)、
今日始めて読んでみた。
感想としては、作りは普通の、薄い普通の新聞である。
ただ、あらゆるところがイタイ。
軽い、ジャブに似たイタみが隠し味で取り入れられている。
この手法を簡潔に何というか、牧場主は知っている。
洗脳だ。
「池田@作様は人類史上最高の楽園を想像なされようとしている」(チュニジア駐日大使婦人のコメント)とかを、
何にも、誰にも憚らずに紙面に載っている。
洗脳だ。
一番ひどいのが4コマ。
牧場主はこのテの新聞にも4コママンガがあること自体に驚いたのだが、内容が、すごい。
サラリーマンらしき男性二人が居酒屋で飲みあっており、
そこへ高級な(フグだったような気がする)料理が運び込まれる。
一人が食べ続けると、もう一人は「どうぞどうぞ」と次々にその食べ続ける人間に勧める。
「君は食べないの?こんなに美味しいのに」
と言うと、その勧めてばかりの方は言う。
「いいよ。君の幸せそうな表情を見るのが僕の幸せだ」
と。
洗脳だ。
しかもオチがない。
意味が解らない。
洗脳だ。
こんなネタを書かされ続けて、病気になったりはしないものか。
ああ、治してくれるもんね。彼が。足裏で(違)。
無料ならネタにも出来るがこれで金を取ろうというのだから。
洗脳か。
1月20日(日)
待っていて、くれたなら。
困った。今さっきまで書こうとしていたネタがどっかへ行った。
これはイヤガラセに違いない。
そうか、イヤガラセか。
よし、ここはひとつ、牧場主もここをご覧の方々にイヤガラセをしてみよう。
さて、決めたはいいがナニがいいかな。
ナニか。
そうか、ナニだな。
イタイ話とかでどうだ。
肉体的もあるが、読んでいて思わず不快感を示すような、精神的なイタみ、とか。
でもそれは大抵の場合書いてる方のHPをも奪ってしまうので取り扱い注意だ。
でももはや喪うものなど何もなく、
基本的にどう思われていようが気にしない牧場主としては、関係はないな。
ぶちかましイオスさんトークとかはどうだ。
ダメか。そうか。
ヤケクソにアルコンさんとの出会い方、とか。
まだダメか、そうか。
突拍子もなくロザリーのように影をピンク色にするにスタンと出会う方法、とか。
これでもダメか。そうか。
さりげなくロリコ(略)宣言、とか(いや、ユエル萌え〜とか発信すると、多分そう思われてるっぽいので)。
・・・待て。ダメ、というか、それはイヤだ。何か、人として踏み出してはいけないラインのような気がするから。
そもそもこの数行だけで相当イタい。ウム、目的は達成した。
オフ会ではこういった毒が舞う予定なので、注意が必要だ。今更になっての参加希望の取り消しは認めない。
それらの内容全てに予想がつく人は、オタクというよりすでにビョーキ(だって、牧場主と同等だもの)。
オフ会参戦希望者。もちろんまだ募集中。
でもそろそろメールで専用掲示板のアドレスを送るので、
そうなったら基本的に締め切る方向で。
ご参加通知、お待ちしております。
1月21日(月)
夢を叶える人は、愛されている人は、喜びと同じ痛みを、全身で受け止めて戦ってるんだ。
今日はこっちに音楽ネタ〜。
とはいっても大したことではないが。
とりあえず今日の戦利品。
「CRAZY FOR YOU」(古内東子)
「Cuore」(Tina)
「POINT」(コーネリアス)
そして
「色彩のブルース」(エゴ・ラッピン)
最後の「色彩の〜」は、確か映画か何かの主題歌になっていたのでは。違ったらスマヌ。
いつも行くCD屋でイヤガラセのように流れていて、もう聞き飽きた感もあるのだが、気がついたら手に持ってレジに!?
「POINT」はついに。前々からずっと気になってはいたのだが、やはり買ったのか>自分
ていうか、半分はあまりにも評価が高いので試しに、と。半分は、ジャケット。
そのジャケット、「ドル@ーガの塔」に出てくる「ブルー=オ=ウィスプ」みたい(解りません。何歳ですか)。
さて、今回こちらでは書かないように心がけている音楽ネタなのは、ふと思いついた事があるから。
これはもう自負なのだが、牧場主は事音楽に関しては広く、浅い。
つまり、ジャンル的な物言いで言うならばそれはもう、どんなジャンルの音楽でも好きだ。
クラシックからダッチ・トランス、トラディショナルからブレイクビーツ、
R&Bからハード・ロック、チル・アウト・ミュージックからビバップまで、それはもう、何でも来いの姿勢だ。
だからこそ、要望されればいくらでもオススメするし、
昔はダメだったが今はオススメされても全然おっけーだ。
というのも、貸したCD全てに対してある程度の高評価をしてくれた人がいた。
ここ数年会ってないし、彼のその感想は本音なのかもしれないが、
とにかく、ウソの感想は困る。
こちらを気遣ってくれているのか、それとも主体性に欠けるのか、本音を隠してまでもこちらの喜ぶようなコメントを寄せてくれる場合がある。
カンベンしてくれ、と思う。
そこのあなたはどうか知らないが、
ウソをつかれてまでこちらにあわせようとするのならば、それが解ってしまったならば、もうその人に信頼を置くことは出来ない。
こちらが真摯に意見を求めているのに、それを欺きで返すのは、冒涜である。
気遣いだと意見する人もいるだろう。解らなくはない。
ただ、牧場主としてはそんな虚偽にまみれた気遣いなど、俗悪に感じてしまうだけの事だ。
このスタンスに同意してくれる人にのみ、音楽に関しては、オススメしたい(ゲームはまた別)。
逆にオススメしてもらっても、それが牧場主の趣味と合わなければ、虚飾な気遣いなど一切しない事も記しておく。
それでも構わない、というのであれば、どんどん良い音楽をオススメしてくれ。
その牧場主のコメントにヘコんでも、知らぬ。
価値観は誰にも共有されない。それは誰しも解っているだろうからだ。
何かそういう気遣いを期待してオススメしてくれるのならば、それは丁重に辞退する。
・・・とまあ、堅っ苦しい事を書いてはみたものの、これは実体験からではない。
とある音楽記事に対しての、牧場主なりの姿勢である。
昔、音楽といわずゲームといわず書籍といわずオススメされるのが大の苦手だったのは、そういった要因もある。
「色彩のブルース」はちょっと前、
「この音楽が嫌いな日本人などいない」(元は何だったか忘れた。ネットだったか雑誌だったか)
という、牧場主の一番嫌いな、そして牧場主が好んで使う、「価値観の地均し」を目撃してから、
これは買うことはないかな、と思っていたCDだ。
これをどう捕らえるかは諸兄にお任せする。あなたの価値観など、牧場主は知らないから。
以上、これを愚痴だと思われては困るがそう思われても無理はないかな、という音楽ネタでちた。
以降、音楽ネタはもうこちらでは書かないのでご安心を(笑)。
1月22日(火)
もう、やめてやれ。もう・・・充分だろう。
「ブルー=オ=ウィスプ」の仲間には「ウィル=オ=ウィスプ」もいるぞ。ちなみに両者無敵だ。早く階段へ走れ。
だからどうした?
・・・さて、日記だ。
で、だ。今日は時間を見つけてCD屋へ行ったわけだ。
「PUZZLE」(上野洋子)と
「アスタリスク−1」(アスタリスク(上野洋子))を探しに、だ。
何?音楽ネタはもう書かないはずだ、だと。
何のことだ。
昨日の牧場主は今日の牧場主とは別人だ。
で、だ。「アスタリスク−1」の方はインディーズなので取り寄せなのだ。
「PUZZLE」は普通に見つけたので買ったのだが、
その際、ついでなのでこれでもかと取り寄せを頼んでみた。
「SEA OF MEMORY」(V.A)とか、
「TRANCE MAGIC vol.1」(V.A)とかだ。
メモを手渡したのだがこの女性店員の対応が素晴らしかった。
何ていうか、「ウチで働いてくれませんか」と思わず拉致しようとしたくらい(犯罪です)、丁寧だった。
一応こちらも客として取り寄せるより、店員として取り寄せを頼まれる仕事の方が多かった身だ。
何が面倒で、どういうお客様が助かるか、というのは心得ている。
それでも、最大の落ち度である「商品番号の未確認」(本ならISBNコード)という禁忌を犯してしまう。
ひとつだけ、ひとつだけ調べても解らなかったのだ。
半ば恐縮しながらお願いするも、何とまあ素ン晴らしい丁寧な対応。思わず唸ったね(病気です)。
インディーズ盤はある程度時間がかかるという旨を注釈されたのだが、
もう全然構わん。聴きたいのは山々だがそれほど子供ではないし、他に聴くCDはそれこそ順番待ちの状況だ。
それ以前にあそこまで「マニュアル通りの完璧な接客」をされると文句はおろか要望も口に出せたものではない。
お見事、である。
精神的に満たされて最上階で適当な和食屋へ。
ディスプレイで非常に美味に見えた「天ぷら定食」が、実際目の前に運ばれてくるとそれだけで胸焼け。
こんな客は逝った方が良ひデスか。
意地で喰い切った頃には目の前が真っ白だったのだが。
安いしまあ美味かった。量もこの値段なら妥当だろう。
だが、それはあくまで常人に向けての話だ。
牧場主はこの半分でも良か(削除)
天ぷらって2〜3口で飽きないかね?そうだと言えッ!(横暴)
1月23日(水)
別にそこまで望んでたんじゃなくて、ただもう少し、幸せな時間にいたかったんだ。
忙しいのだろうか。微妙だ。夜遅い時間の更新でスマヌ。
本当は更新などせずにゲームをするのが、このHPの管理者として正しい方向であると解ってはいるのだが。
結構大事な仕事上のイベント。
とはいっても別に難しい事ではなく、ただ緊張するだけ。
基本的に牧場主は人見知りが極端に激しく、初対面の人と会う時には何をどう喋っていいのか解らない。
仕事上出版社の人間とは話す機会があったりするが、
自分の年齢の倍以上の人間ばかりなので話が合うもクソもない。
今回。
とにかく緊張した。出されたお茶を飲んでも、喉が潤う感覚までは解るのだが、味が全然しない。
「これは尿ではないのか」と一瞬危惧してしまう(汚い)。
いや、飲んだ事ないから味は解らんのだが(汚い)。
一時期「飲尿健康法」が取りざたされたとき、この国は終わりだと思ったものだ(汚い)。
まあその筋の人には趣味が一般化されて大歓迎だったのかもしれないが。
「その筋」というのが何かは、解らないが。
・・・どうして仕事から尿の話になってしまったのか。
牧場主の仕事は尿を扱うのか。
氏名:みるみっく
住所:リィンバ(削除)
職業:尿
・・・鬱だ。
ちなみに住所はバイアシオンやライナーク王国でも代替可。
職業は牧場主とか。
・・・鬱だ。
1月24日(木)
言えばきっと止められる。でも・・・止めるわけにはいかない。これは、わたし一人の闘いなのだから。
7時間も8時間も車に乗っていたようなものだから腰が痛い。
などという愚痴から始めてみる今日の日記。
今日は大きなネタが一つ。
性質的にはネタにしてはいけない事なのだが、
ネタになるなら悪魔にでも堤真一にでも魂を売る牧場主なので(例えがよく解りません)構わないだろう。
同業の人間達が一同に集まり、会議というか会合というか。
一人だけで平均年齢をガクンと下げる牧場主。
ちなみにこういった集いで必ず起こる名刺交換。
ウゼぇ。
一番嫌いな社会習慣だ。
どうせ名前なんて覚えないし覚えられないんだしよ(コラ)。
出席者は計10名前後。
地元(とはいってもかなり離れた地になるのだが)に新しく店舗を出すということで、その説明会のようなものだ。
実はこの業界、非常に体質的に古く保守的でかつ排他的でもあり、
再販制度と合わせて「特殊な業界」の第一人者足りえる要因になっている(悪い意味で、だ)。
簡単に言うと、
「オレらの近場に同業店出すんじゃねぇよ」という意味だ。
もちろん法的な強制力は一切無いが、業界が業界だけに蔑ろに出来ない側面があり厄介なのだ。
今回、さも当然の、恒例となったその会合の場でそれに異を唱えた者がいた。
取次、と呼ばれる業種がある。書店小売店に卸す、言わば本屋の本屋。
その業種で第3の位置にいる「大@屋」がそれだ。
もう真っ向から喧嘩腰。
言ってる内容は「正規の手続きを踏んで出店するのになぜこのような集まりが必要なのか」
といった、それはもう当然なのだが禁忌とされているセリフのオンパレード。
心中苦笑しながらさてどうなるものやら、と思っていたら、
案の定大論争。
なかなか楽しい(不謹慎)。
牧場主的には両方の言い分は解るが基本的に@阪屋の意見がもっともだと思う。
飛び交う怒号。罵倒。唾。
・・・汚いッ!
出店する張本人は数少なに体質の批判をするが、
大阪@はハナから喧嘩を売りにきて、明らかにそれまでの体質を破壊しにかかっている。
正直に、親切な取次もあるものだと思う。
普通取次は顔出し程度でとやかく言わないのだが、他の2つに大きく引き離されている3位の取次であるから、
親身になってくれているのかもしれない。
ていうか、出店する張本人、ハイ@ール・モモコにそっくりで恐いんですけど。
それが隣に座り、チラチラと牧場主を見るんですけど。
すごく目線がイヤなんですけど。
邪悪で。
話してみるとまあ柔軟な考え方をする普通の人なのだが。
となりの旦那さんはキタロウみたいで(声もソックリ)吹き出しそうになった。スマヌ。
結論。
コーヒーばっかり飲んでた日。
いつもある程度摂取して変な目で見られるのだが、
今日はダメだ。一切食欲が湧かなくなるくらい飲まされた。死ねる。
今回、これが暴力沙汰になったら牧場主はどうしただろうな。
答え。
デジカメ(買ってません)
忘れずネタにするために状況を脳裏に叩き込む。
真剣にそう考えた牧場主は、多分、場にいる必要はなかっただろう(笑)。
1月25日(金)
共通の何かで理解し合おうとする必要がなければ、そういうものだと思うよ。
このあいだ長距離ドライブしていると(そんな暇あったらゲームすれ、というのは却下だ)、
デカイ総合病院の側を通った。
頻繁に搬入出する救急車。
吐き出されるように次々と出てくる老人達。
信号待ちをしていると様々な光景を見れるので中々楽しい。
なので信号待ち自体は嫌いではない。
そこへ一組の男女が歩いてくる。
明日にも世界が滅びそうな表情の青年。
それを必死に励ましている様子の女性。
一目でそれとわかる恋仲なのだが、それにしては青年の表情があまりにもひどい。
末期ガンの宣告でもされたのか。もしくは性病とか。
いや、これから病院へ向かおうとしているのでそれはないだろう。
それに、性病などが発覚しようものならすでに隣に女性はいないと思う(偏見)。
一生懸命推理していると、男性があるジェスチャーをする。
メいっぱい口を開け、その口に手首ごと手を突っ込む動作。
苦悶する表情の成年。
・・・胃カメラ?
なるほど、それなら納得がいく。
これから待ち受ける恐怖と絶望。100%回避不可の懲罰ではあの表情も仕方がない。
だが、胃カメラの経験が無い人は必ず「大袈裟な」というニュアンスで経験者を非難する。
牧場主も2000年の9月に経験した。
それを何人かに話してみたが、誰も彼も「そこまでひどいものじゃないだろ?」という表情・態度で流す。
一度経験してみれ。
得体の知れない太い管が口内を、食道を、胃を犯す。
口内麻酔はなされるが不幸にして感覚は明確として感じる事が出来る。
汚される体内。
一言で言うなら、それは陵辱。
その時にも書いたが、今なら10万払うからカンベンしてくれと、泣いて謝る。
しかもあの成年の表情から、彼は初体験ではないだろう。あの表情は、微塵の楽観も表れてはいなかった。
苦悶の苦痛を味わい、1万近くの出費。
冥福を祈る。
ていうか、国は逆に交付金でも出すべきだ。
あれは懲役に近い。
・・・しかし、だ。
彼女同伴で胃カメラというのはどうか。
少なくとも牧場主なら、断行後の蒼白にして悲痛、実現の元となった絶望の表情を見られたくはない。
それを見られたい青年なのか、
それを見たい女性なのか。
どっちもどっちだが。
もし自分の彼女が嬉々として「明日私胃カメラ〜♪」とでも告白しようものなら。
・・・そんなマゾ女嫌だし、そんな表情見たくもない。
安倍みつるじゃあるまいし(解りません、普通。ていうかドラマCD買おうか悩まないでください)。
でもなかなかお似合いなカップル(死語)だった。
成年は渡部篤郎を意識してるんだろうなと思えるユースケ・サンタマリア崩れ似(むごい)。
女性は・・・モーニング娘。(「。」までつける仕事の細かさを褒めれ)の・・・誰かに似てた気がする。
すまん、今何人なのかも知らなければ名前も誰一人として知らない。いや、聞けば1〜2人は知ってるだろうが。非国民デスか?
願わくば病院出た頃には別れてる、ということがないように。
だって、ありそうだもの。
胃カメラ同伴のカップル。
何かが違うと思うのだが、それが何かは、解らない。
1月26日(土)
生易しくないけど、でも、誰が、あきらめるもんか。絶対。
今日はネタがいくつかある。嬉しい。
その中で最大のネタを日記として記そう。ネタは競馬だ。・・・待て逃げるな。
今日、およそ2年振りくらいに京都競馬場へ行った。
どうしてもあの人の多さと、不特定超多数のマナーとモラルに欠けた落伍者のせいで、しばらく行く気は無かった。
今年、牧場主はここ数年の競馬感を振り返り、このままではいけないと、
「強化年間〜競馬編〜」を実行中。その一環として、封印していた競馬場巡業を開始した。
当初は一人で行く予定だったのだが、
冗談半分でゾイド乗り氏に「競馬行こうか」と誘うと、意外なことに肯定する答えが。
まさか今更「冗談だった。テヘッ」などと言えるわけもなく、連行する事にする。
早朝。睡眠時間をあまり取れないままに出発。
車で行くとなると4〜5年振りとなるので、所要時間のメドがたたなかったせいだ。
結果としては出発から1時間半程度で、余裕に到着。
駐車場もかなり空いていて、「今日は本当に開催があるのか」と危惧したくらいだ。
ただ駐車料¥2,000は明らかに高い。
入場料を¥2,000にしていいので(女性とマナーの良い人は除く)駐車料は下げれ、JRA。
1レース。パドックで2人、ぐるぐる回る馬達を傍観。
基本的に牧場主、馬券の買い方は「前日に検討する時間を取れるかどうか」でかなり異なる。
もし可能なら、血統を軸に走破タイムの実績、そしてパドックで決める(だから基本的に新馬戦は買わない)。
だが、それが出来なかった場合、直感とネーミングが全てだ。
このレース、2人して意見が合った。
3番人気だったスターアミュレットだ。
だが、牧場主は素直にネーミングセンス(とステイゴールドの下という事実)だったが、ゾイド乗り氏は違った。
「あの馬、ルーズソックス履いてるから」などとぬかした。
嫌な予感がする。
非常に、とても嫌な予感がした瞬間だ。
さらに「あの馬は昨日合コンしていたはずだ、絶対」と言う、
根拠も必要性の欠片も感じられないセリフを吐く。
ていうかお前見たのかよ(笑)。馬と合コンする人間。・・・最高級の妄想狂だ。
牧場主、スターアミュレットからマーブルオーディンとパシャドールに流す。
ゾイド乗り氏、スターアミュレットとパシャドールの馬連1点。
結果、勝ったのは「こんな名前の馬来たら嫌だよな」と2人して笑っていたヘラクレスイサム。
2着にビッグミラクルで2人とも馬券はかすりもせず。
嫌な予感はますますもって現実味を帯びてくる。
スターアミュレット、1頭だけ我を忘れたかのように離された最下位で入線。
氏曰く、「合コンの疲れだ」、と。
ちょっと黙れ。
ちなみに両者、1レースごとの買い方は決まっていて、
牧場主は「1レース¥1,000。単勝・馬連・ワイドを1点〜3点織り交ぜる」
ゾイド乗り氏、「¥100馬連1点のみ」
単純明快である。牧場主などよりよほど漢だ。
漢が「合コン」という単語を2分に1回発するのかどうかは、解らないが。
ちなみにこのレースのおかげで乗っていた四位(「シイ」と読む)騎手を目の敵にし始めたゾイド乗り氏。
2レース。
またも牧場主はネーミングからパーフェクトゲームを軸に、
ブラックジャンボ、そしてサクラバクシンオーの仔という理由でテイエムダッシュの2点に流す。
ゾイド乗り氏、ネーミングとインスピレーションから、
フレンチロケットとラブリースイートの馬連1点。
ちなみに¥100でも15万くらいになって返ってくるオッズだった。
だが、意外にラブリースイートが頑張り、馬券には絡まなかったものの4着。
フレンチロケットは多分、おそらく、ずっと後ろの方。
ちなみに牧場主の馬券も全然当たらず。この辺から1日¥12,000の出費を覚悟し始める。
3レース。
牧場主はマインドトリックを軸に流そうかと思ったが(名前だけで)、
他に目ぼしい、惹かれる名前の馬もいなかったので単勝1点。
ゾイド乗り氏、レガシードールとタイフィールの1点。
ネーミングから選んだと言い張っていたが、前者はともかく後者は未だに解らない。
何だか風呂場のタイルを思い浮かべるのは牧場主だけか。
結果、1着マインドトリック。ゲットォォォ!と喜ぶ牧場主。
直後に、「これは今まで長い間競馬に親しんできた人間の買い方ではない」という事実に気付き、少しヘコむ。
羨ましそうに牧場主を眺める氏。フフン(優越感)。
4レース。
氏がいきなり「これはないな」と言い放った1頭の馬、ワンダートキメキ。
理由は「今更「ときめきメモリアル」もクソもないだろう」という、解るような解らないような理由。
牧場主も一瞬は同感の意を表したが、血統に目をやり愕然とする。
「父:アジュディケーティング」。
軸決定。名づけて「ときめく軸」(サイテー)。
いや、ちょっとマジメな血統論になるが、アジュディケーティング産駒が新馬戦でダートの1,200mなら買わない手はない。
グリグリの1番人気、ランディスティニーとの馬連と単勝¥500づつ2点。
氏もランディスティニーと、外国産馬のシンシアナスワン。
「後者の理由は?」と聞くと「セン馬(去勢された馬の事)だから」と単純冥界明快。
だからさっき意味を聞いていたのか、と納得する。
・・・待て。その時は何となく納得したが、なぜなんだ。男としての同情か。
結果、何とシンシアナスワン1着!ガチガチの1番人気、ランディスティニーが2着に来れば、
氏は適当に買った馬券で結構な金額を手にする事に・・・!
直線、シンシアナスワンに交わされるも必死に粘るランディスティニー。
それを、サンエムゴールドという馬が交わしたところがゴール。
唖然とする氏。むごい。
ランディスティニーの鞍上は四位騎手。それを教えてやると烈火のごとく怒り出す氏。
だが「素直に興奮した。競馬って面白い」と言ってくれたので牧場主としてはその言葉だけで嬉しかったが。
あ、ワンダートキメキ、何着だったのだろう。
氏は「ワンダーにときめいてちゃ勝てないだろ」と。
・・・クソ。
5レース。
競馬は1日12レースと決まっており、11レースがその日のメインレース、そして5レースは障害戦と決まっている。
このレース、特に筆記事項も無いのだが。
ただ、落馬事故が1件あった。
その後の馬の挙動を目撃すると、「あ、これはマズいかな」と思ったが、
氏には「大丈夫。軽い故障だわ」とウソをついておいた。
このウソは、競馬ファンが馴れない人につく、「偽善だが本質の虚言」である。
今日確認すると、予後不良(殺処分)であった。冥福を祈りたい。
お昼。
牧場主は競馬場に来たら必ず食べる事にしているヤキソバを食す。
いつ見ても策略のように色が濃く、もちろん味も謀略のように濃い。
だが、これが実に美味い。寿命が縮まってもいいからこれだけは行くたびに食べようと思う。
6レース。
あ、5レースの馬券は2人ともかすりもせず。結構本命サイドだったのだが。障害は難しい。
さて6レースだが、牧場主はアジュディケーティング産駒という理由でルンルンランナーを選択。
あと名前からルックミーナウ、サウンドステージの人気両頭と合わせたワイドのボックス(全通り。この場合3点)。
ゾイド乗り氏はナバホソウルとアドマイヤストームの馬連。
なんでそんな名前の馬を気に入るんだよ。
結果、1着ルックミーナウ、2着サウンドステージ。
大したオッズではなかったが一応的中。
ちなみにルンルンランナー、氏の2頭は馬群の露となった。
7レース。
新馬戦が続く。
牧場主は名前・血統からミントフレーバーを軸に、人気のナムラサウスポーと、
ミホノブルボンの全弟という理由でローレルファイターに流した2点。
氏もミントフレーバーと、愛に飢えているのかトーオンラブラブという顎の外れそうな名前の馬との1点。
結果、ミントフレーバー2着はよかったものの、勝ったのがシゲルゴッドハンドという「Gガ@ダムかよ!」と突っ込みたくなる馬。
7戦2勝5敗。こんなものか。
氏、7戦全敗。ていうか、こんな買い方でボコボコ当たったらこちらがヘコむ。
でもトーオンラブラブの「トーオン」ってなんなんだろう。「to on」かな、やっぱり。・・・すげー嫌。
8レース。
サンダーガルチの下、サンダーアクションを軸に、人気のライトアップジーン、ワンダーロットへの馬連2点。
氏は当初インスピレーションでライトアップジーンとワンダーロットの1点を予言していたが、
オッズ版を見、あまりのオッズの低さに買い目を変える。なぜかニシノササメユキという馬に乗り換え。
もちろんライトアップジーン、ワンダーロットの2頭が来る。
競馬とはこんなものだ。
悶絶する氏。
牧場主も軸を間違えただけで相手の2頭は合っていたためにかなり悔しい。
サンダーアクション5着。何でケンタッキーダービー馬の下が京都の500万下で走っているのか。
9レース。
特別レースに入り、「寒桜賞」。
牧場主はアジュディケーティング産駒のマルタカジョオーを軸に、
両頭3着はありそうなブイルージュ、デンバースワンへ流したワイド2点。
氏はグリグリの本命タガノチャーリーズと、単勝人気が「☆」マーク(あまに人気が薄く、数字の桁数が追いつかない表示)の、
地方馬エブロスリーベンを指名。オッズは確か1,800倍を超えていた。
¥100が18万になって返ってくる計算である。
当たるかそんな馬券。
1着タガノチャーリーズ、2着ブイルージュ。
軸を間違えた牧場主、全てを間違えたゾイド乗り氏。
10レース。
準メイン、大和特別。
牧場主はかなり迷ったのだが、ワイドである程度配当のありそうな2着、3着を狙う。高等技術だ。
とはいっても、あまりに人気薄な馬は選べない。
まずはこの条件では大崩れしないゲインフルマークをチョイス。
相手だが、近走芝で結果を出せていないからか人気薄なカンファーワールドを。
結果論になるが、1番人気のロングカイソウが勝つのは解りきっていた(アジュディケーティング産駒だが)。
結果ズバリ。
結構会心だ。こういうのはすげー嬉しい。
ゾイド乗り氏?10連敗達成。
11レース。
本日のメインレース、松籟ステークス。
久しぶりに両者の意見が一致。ロードブレーブだ。
氏は名前から。牧場主は近走、展開から狙ってみた。
氏はエイシンワンシャンに流した馬連、牧場主は単勝である。
レーススタート。道中、かなり引き離して逃げるロードブレーブ。7〜8馬身程度引き離す。
氏は「これって、もたないんじゃないか?」と言った通り、もちろん持たなかった。
・・・言うんじゃないッ!7〜8着に沈む。
勝ったのはホワイトハピネス、2着ノブレスオブリッジのガチガチ本命。
エイシンワンシャンは中途半端な4着。
氏は次のレースを外せばパーフェクト(裏)達成だ。
12レース。
最終レースだ。
結果から行こう。1着ビワシンセイキ。2着インターアプローズ、3着ビッグビクトリー。
牧場主は条件が揃ったアジュディケーティング産駒のマルタカリボンの単勝と、
ここでは、という思いでビワシンセイキ、そして1戦1勝というのに惹かれエビスオペラへ流した3点。
かなり自信があった(大ハズレだ)。
氏はインターアプローズと、
「トム・クルーズのバッタ物だッ!」という理由でトップクルーズを(死んだ魚の目になる牧場主)。
祝・裏パーフェクト達成。
おめでとう。だが、ある意味これでいいのかもしれない(笑)。
結果、ゾイド乗り氏は¥1,200の出費。
牧場主、馬券代程度は稼げたのでトントンとする。
他にも色々とネタはあったのだがこれまでとする。
また近いうちに行こうっと。
人、すげー少ないでやんの。ビックリした。
1月27日(日)
力を抑えるってのは罪なんだぜ。
和・洋・中、基本的に嫌いな物は無い。
どれか1つの取捨を迫られると和食と答えるが、
食べ物の好き嫌いはあまりないので、何を出されても食べる自信はある。
例えば食べものランクを設定してみる。
1:一生これだけでいいと思う物。
2:好んでよく食べる物。
3:何の感慨もなく食べる物。
4:食べるのは食べるがそれほど箸が伸びないもの。
5:自分にとって毒。
牧場主、3と4が異常に多い。特に3が。
3と4で85%くらいを占める。
ちなみに1は「お好み焼き」しかない。
一生、というのはウソではない。1日3食365日が一生続いても、それはエクスタシーに違いない(ビョーキか)。
2が少ない。なんだろう。漠然と「チョー甘い物」と「チョー辛い物」(コバルト文庫とは関係ありません)、
という曖昧な言い方は出来るが、「これ!」という物は思いつかない。
5は・・・まあ、いくつかある、
というかみんな騙されているんだな。可哀相に。
そろそろ農林水産省から発表があるから。
「毒でした」とか
(生産者にケンカ売ってるわけではございません)。
ちなみに昨日、ゾイド乗り氏に「JRAは農林水産省のものなんだよ」(若干語弊があるが)。
と言うと、
「ああ、タケベ(現農林水産相)のなのか」
と言われた。なんか、すげー嫌なんデスけど。
一気にヘコむんデスけど。
5は3〜4つある。
食事会などでも目の前に並ぶとはっちゃけるので注意。
1月28日(月)
明日の向こうの君に伝えるために、東から吹く風に想いの瞬きを漂わす。
人は移ろい行く。
その瞬間・瞬間の重なりが、薄いページの切れ端が、人生という分厚い書物となる。
人々のその切れ端を見たいと思わないか。
人々のその切れ端の一旦となりたくは無いか(そろそろ意図に気付かれたっぽい)。
日記においての最後の告知。
オフ会、
である。
最近黙ってはいたのだが、
少しづつ「どうなった」、「本当にやるの?」、「やっぱり流れたのか」などと失礼千万ご質問を頂く。
やるに決まっている。
今更「参加は取りやめたい」等と言っても無駄である。
そんなことを言う人間には、
「はじめてのおるすばん」(今一番売れてるエロゲー)を剥き出しのままポストにぶちこんでやる。
・・・喜ぶ人がいるかもしれないが。特に@氏はこれを理由にキャンセルかますかもしれない。
まあそんなことは置いといて。
参加者ちょー募集中。
今月いっぱいでとりあえず締め切り、2月から専用掲示板にて詳細を折半してもらう予定。
基本的に決まっている事。
日時
3月中旬以降。
金曜日の夜〜土曜朝。もしくは土曜夜〜日曜朝。
内容
知らん(コラ)。
呑んでカラオケ始発で帰れといういつものごとくではないかと。
これだけ。しかもこれは決まってるとも言わない。
日時・内容等への要望は柔軟に受け付けるので、特に気にしなくていいと思う。
ただ、曜日的にはこれでやりたいという希望。
3月以降と余裕を持ってあるのは、そうしないと休みが取れない、申請しにくい人々を考慮して。あと寒いから。
歴戦の猛者たちよ。
今こそその力を牧場主に見せつけるがいい・・・!
・・・スンマセン、来て下さい(笑)。
メール、よろしく。
1月29日(火)
俺の過去は俺のものだ。他人に関係ない。
目覚めは最悪だった。
昨日、仕事で嫌な事があり(これを、ユーモアを混ぜずに外的発信する人は最低だろう)、
それを紛らわすため、かなり色々な所で買い物をした。
その中のひとつに酒屋があった。
普段は見向きもしないウイスキーやバーボンの棚を見る。
もちろんサッパリ解らない。
むしろ甘い風邪薬のシロップのようで、どうしても変な誤解をしてしまう。
まあ呑んだ事が無いわけではないが、普段滅多に呑まないのでそういう誤解が生まれるのだろう。
ちなみになぜか養命酒も想像する。
すでに鬼籍に入ってしまっているが、祖父母が牛飲していた医薬品だ。
当時非常に美味そうに見えた。ちなみに今でも養命酒バージンである。
・・・出来れば、バージンのままでいたいと思う。これに関しては。
話がサクラエイコーオー(コーナー曲がれず明後日の方向に走り去った馬)になってしまったな。
で、だ。何やら解らんのでそれなりに高い物(とはいっても¥2,000くらいの)を買った。
夜。仕事を終え、食欲も湧かないのでこのまま漢のナイト・タイムを始める。
かなり虚しいという事実には突っ込まないでおく事。良い子と牧場主との約束だ。
だが、ここで1つ重大なミスに気付く。
・・・グラスが無い。
紙コップならある。
だが、それは人生を終えるようでぜひとも避けたい。虚しいというよりも、むしろ哀しい。
車を飛ばして自宅へ戻り、グラスを強奪し、ようやくナイト・タイム開始。
とりあえず氷をぶち込みそのまま行ってみる。
・・・養命酒は多分こんなに喉を燃やさない。老人は死ぬから。
馴れない事をしたせいか咽る。涙も出る。なぜか人としてかなりダメだと思ってしまう。
水で割る。普通だ。割り合いに苦労したが、それなりに飲める物に。
ンマー。
チビチビやってサッサと寝ようと思っていたが、止まらず。
テレビが全て面白くないので適当にビデオを漁ると「Vガンダム」。
「Don’t stop carry on!」(R.D)を一人熱唱する。目撃されると自殺する瞬間だ。
ある程度良い気分で鑑賞し、そのうち思考が正常でなくなる。
・・・まあ普段からそうだ、という見方も出来るが、放っておいてくれ!
そして記憶は途絶える。
翌朝。
ビデオが自動的に巻き戻り、電源が入ったまま真っ白な画面のテレビ。
何をどうしたらこうなるのか、四方にばら撒かれているツマミの類。
リクライニングのソファーでそれを呆然と眺める目覚めた牧場主。
直後。
頭痛&胸焼け&吐き気の二日酔いトライアングルアタック。
情けなくて自殺を考える瞬間だ。
どうせならトライアングルアタックはペガサスに乗った3姉妹にやっていただきたい(論点が違う)。
正直にもうビールに戻そうと思う。
今日は、すごく体調がダメ。
今日はこの時点で食べ物を口に入れていないが、食欲など微塵も湧かず。
滋養強壮剤と缶コーヒーとアルコールしか口にしない日になるだろう(反省していない)。
部屋には清酒、焼酎、バーボン、ワイン、ビールと、一応ある程度一揃いはしている。
ハッキリ言って、1〜2時間これ(漢のナイト・タイム)に費やすからゲームが進まないのだとも思う。
だが1日の楽しみを奪われるわけにはいかないのでやめないが。
・・・今時高校生でももっと上手く呑むぞ。ヘコむ。
ちなみに牧場主は全然お酒に強いということは無いので誤解のなきよう。
好きだが弱いという泣きたくなる性質。
でもこれ呑まないと勿体無いしなぁ・・・。
今日もいっとくか!(そのまま逝っとけ)
1月30日(水)
じゃあ、じゃあ私はお母さんに会うために、うまれてきたのですよ。
株価が¥10,000を割った。
N・Y市場が9,700ドルを割り込んだ煽りを食らい、しかも田中前外相のゴタゴタから、
政局を不安視した投資家が一斉に売りに出たせいだ。
¥10,000を割る。
エロゲー1本分の値段か。そうだ、今日はエロゲーのネタで行こうか(コラコラコラコラコラ)。
でも今日の社説はある意味で面白かった。
「こうなっては野上事務次官と田中(前)外相の更迭も視野に入れた・・・」というような内容なのだが、
1面はちゃんと更迭の記事が。
合ってないんですけど、全然。
社説を任されるような偉い人はゲラが上がる頃にはおネムなんだろうか。老人だろうしな。
そういえば。
コンビニなどで売られている「世界の神話」というお菓子つきフィギュア(逆か?)を集め始めた。
こういうの、最近流行っているようなのだが、小学生の頃に「ビック@マンカード」を蒐集して以来買っていなかった。
もちろん当時「カードだけ集めてチョコは捨てる人」であったため、メタクソに怒られた側である。ちょっとしたトラウマだ。
それに懲りてそのテの物は買っていなかったのだが、神話となれば話は別だ。
でも北欧とギリシャ以外要らんのだが、1個¥180程度と、コンビニで適当に買い物篭に突っ込むには手ごろな値段なのも○。
そして出て来たのが全19種類(+数種類あるらしい)の中で最も美的に醜いと思われるメドゥーサ。
確かにギリシャ関係が出てくればいいな〜、とは思ったが、何たる仕打ち。
次の日に買うと、今度は雷神。漢臭くてまあ。
もっとペガサスとかアテナとか、ギリシャ以外でもいいからドラゴンとかワイバーンとかを期待していたのに。
ヘビ女なんて嫌だ。
悔しいのでその4つが出てくるまで買い集めようと思う。
お菓子?・・・どうなったんだろう(コラコラコラコラコラ)。
1月31日(木)
そうやって一つ一つ・・・切り捨てていこうと思った。
今日、店で女子高生がチョコレート関係の本を買っていった。
よくよく考えてみれば「せんとばれんたいんでぇ」まであと2週間である。
素直に「はぁ・・・最近でもちゃんと手作りする子っているんだなぁ」と言うと、店の子、ポツリ。
「・・・見栄ですよ」
・・・。
・・・。
・・・?
見栄ってナニ?
え?え?え?意味が解らない。逆はよく聞く。
男が直前になってそれらしい商品を買い漁り、教室などで見せびらかすのだ。
・・・マンガでしか見たことないので実際やった人間がいるのかどうかは不明だが。
しかも店の子、
「解ってませんね、女性を」
・・・。
・・・。
・・・!?
ちょっとそこにナオれ!!
その首ぶった斬ってやるぅぅぅ!
・・・ハァハァ。くそ。
しかしどちらがダメなんだろうか。
男性が、誰にももらえないのを見越して前もって購入するのと(しかもラッピングも頼む)、
女性が、誰にも渡す予定が無いのにあえてそう「振舞う」のと。
・・・すまん、今だに解らん。後者は見栄になるのか?
前者は見栄そのものだ。
もうこれ以上無いくらいの、それ以上も思いつかないくらいの見栄だ。中尾ミエ三重県も・・・いや、ベタだな。やめておこう。
牧場主は高校の時に、チョコレートの代わりにヤヲイ本(小説)をもらったのが一番印象的だ。
作者は忘れたが「寝室の鍵貸します」という作品だ。
今も思う。
あれはどの種のイヤガラセだったのだろうか。