夢幻の更新記

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「ゲームばっかりする→当分ゲームしない」このサイクルはいけないのだろうか?

10月1日(月)

 「最高のアイデアは、往々にして最低の心から生まれるんだ」

 サクラバクシンオーという、1,200m〜1,400mを走らせれば日本史上最速の馬がいた。日本の馬場で、という条件があれば世界一速いという意見すらある、近代日本競馬の申し子のような馬だ。そしてその記録が、日曜日、破られた。記録とは破られるために存在する。過去の栄光にのみ縋って生き続けるのは、あまり褒められた生き方ではない。だが、だからといって破られた記録をすぐに時代の彼方へ追いやるのも、寂しいではないか。

 例えばケイエスミラクルという馬がいた。「最速」というフィールドを目指し、類稀なる競争能力を持って挑み、その結果、神の領域に近づいた代償を死で払った馬だ。木枯らしが吹き荒ぶ冬の中山で、走るのをやめたその姿は、明らかにその「領域」へ近づいた証明に他なるまい。

 高橋尚子選手がベルリンマラソンでついに2時間20分の大台を切った。今まで誰も成し得なかった偉業を達成したことに敬意を表したい。もちろんベルリンのコースが基本的に平坦で、記録の出やすい条件であったことも事実だろうが、それでも、今まで誰もその領域へ踏み入ることは許されなかったのだ。そして天性の才とそれを引き出すトレーニングの結果、高橋選手はその資格を得たのである。

 人であれ何であれ、それまで如何なる者も踏み込めなかった領域へ足を踏み込むためには、相応の代償を支払わなければならない。それは時間であったり才能であったり忍耐であったり、そして時に命を要求する。ただそれだけのことだ。

 狂気のスピードで日本競馬を席巻し、そしていつのまにかその姿を見ることが出来なくなっていたサイレンススズカの姿も思い出す。大欅の向こうでただ一頭次元の違った走りを見せていた彼は、その代償を支払った。これが天才なのだ。

 栄光というものは一筋縄では手に入れることは出来ない。その権利すら、握っているのは一握りの存在だけなのだと、少し悲しみを覚えたりもした。

10月2日(火)

 「・・・すみません、原因はやっぱり俺ですね」

 今日は京都市内まで出る用事があった(一応断っておくといつも商品の引き取りが用事というわけではない)。散財だし面倒だしであまり明るい気分な事でもないのだが、嬉しいのが昼食の幅が広がること。牧場主の市内ではハッキリ言って望むべくもない。まあこれは言い過ぎだが、正直どこも飽きるというものだ。今日はとあるチェーン店のカレー屋へ。以前にバイトしていた頃からよく食べに行っていた店だ。

 牧場主は食事の席が好きだが、いつもいつも奇異の目で見られてしまう。あまり食べないのだ。これはご一緒した方ならよく解っていただけると思うのだが、とにかく、小食でいて遅食。小鳥だとかハムスターだとか良い方に言われると気分も多少救われるものだが、給食の時間はトラウマであった(笑)。みんなが食べ終わり外でドッジボールに励んでいた頃、牧場主は僅かな人数の同志と共に「生まれ変わったら豪食漢に!」と夢見ていた(←当時から諦めだけは早かったらしい)。つくづく生まれてくる性別を間違ったのではないかと考える時である(笑)。

 で、カレーを頼んだのはいいが、2〜3口食べるとげんなりしてくる。心の中で「助けてイオスさん!」と叫んでもスプーンは進まない(死ねよ)。ただ、一粒の米粒の中には七人の神様がいるので出来る限り残さず食べようと涙ぐましい努力はする。食べ終わる頃には心の中で費やした「食欲の神様」が死屍累々と積まれている。正直二度と食事などしたくないと思う瞬間である(笑)。

 ただ、基本的に腹はよく減る。食べた一時間後には「お腹減ったかも」と呟く様は明らかに神様への冒涜だと思う。そしてそれがずっと続く。ええ、ずっと。「ちょっとお腹減ったな」から「めっちゃ(関西弁)腹減った」になるまで猛烈な時間がかかる。昨日から計ってみたが、結局この調子のまま変わらず。2〜3日どころではすまないのではないかと思われる。ちなみに燃費は自分で言うのもなんだが素晴らしい。「誰にも負けない何か」を聞かれた場合、これくらいのものだ。・・・なんだか悲しくなってきたな。あとは妄想くらいか(死ね)。

 そういえば去年の今頃確か胃を壊して胃カメラ(という名の懲役及び拷問)を喰らったんだ。10万払うから勘弁してくれと今なら言う。

 という内容をカレー喰いながらずっとネタにしようと考えていた。立派な妄想だ(笑)。

10月3日(水)

 「答えのない祈りは、それ自体が答えである」

 今日は鉄道マニア氏(←かなりナニな呼び方ではあるがハンドル知らないし。ていうか、あるなら教えてよ)が店へ。「たまにHP見てるで」などと言っていたのでこれも読んでいるかもしれないな。前の職場の人間で店に来たのは氏でゾイド乗り氏に次いで二人目だ。

 しかし・・・なんだか当牧場もここまで続くとは思っていなかったな(しみじみ)。ずいぶん定期的に来てもらってる方もいるみたいだし(これでも)。・・・悪い気がしてきたな(笑)。いつも何か喜ばれるものを!と意気込むのだが、すぐにげんなりする。まあそれはそれだ(開直)。

 いかん、愚痴っぽくなってきたな。それにしても・・・この日記もこの量にはうんざりするな。たまに自分で昔のものを覗いたりするのだが(トンデモないことを書いていたら削除するため)、ぐったりして立ち上がるのに時間を要する始末。アホだ。

 T、みるみっく牧場を生贄に捧げる:日記は、対象の、道徳心を持たない牧場主一人にかなりのダメージを与える。・・・ってことで(?)。

10月4日(木)

 「名誉のために死をいとわないという奇特な奴は、死んだほうがしあわせだよ」

 今日はふとTVをつけるとヤクルト対阪神の中継をやっていたため、仕事そっちのけでずっと観ていた。もう一球一球投じるごとに酸欠になって死にそうだった。こんなに緊張する機会などそうはない。鼻息は荒くなり、目は血走る。職務質問をされるのはこういう時だろうか(?)。

 結局引き分けに終わり、ヤクルトの今日の優勝はなくなったのだが、その後の「世にも奇妙な物語」のスペシャルが今日のネタ。5本のうち最後の三本しか見れなかったのだが、中々面白かったデス。久しぶりに見ると新鮮でいい。毎週観ていると絶対飽きるのだが。この季節に一本程度で定期的にやってくれると観てもいい。特に「奇跡の人」(だったかな。「奇跡の女」だったかも)は終盤の「うっちゃり」が効いていてどうにも。なぜか「AIR」をまたプレイしたくなってしまったよ(苦笑)。今プレイしたら精神は破壊されるかもしれない(元々という説もある)。ぐったりするんだろうな、また。

 あと「ママ新発売!」(そんなタイトルだった)の話。これは観ていた人は口を「ポカ〜ン」としていたことだろう。なんだかよく解らないままにテンションのみで引っ張られる脚本は、企画・監督と合わせてあの中島哲也氏。なるほど。あんただったのか(笑)。

 そしてエンドテロップを長めていると「作曲:菅野よう子」と。・・・マジで!?マジなんですがな。ビックリ。

 ・・・なるほど。こういうのを日記というのか(コラ)。

10月5日(金)

 「夢・・・将来の夢なんて考えたこともなかった・・・。毎日を問題なく過ごすことに精一杯で・・・。みんなキチンと、自分の将来を考えてるんだ・・・」

 今日は京都市内でお食事。あそこはこれから「京都市内で食べる店」のデフォになりそうな気配。鶏、好き。少しお酒が入って帰りは良い気分で河原町を北上。地元市内に帰っても夜風が気持ち良かったのでわざわざ遠回りしてテクテク歩いて帰る。

 まだ霧は出ないのだが、これがもう少し寒くなればいつものようにシャレにならない霧に包まれることになる駅前。夜明けとかはこの謎めいていて神秘的な雰囲気が大好きで、わざわざこの時間に起きて駅前まで散歩することもある。職務質問されるのはこういう時だろうか(?)。

 しかし・・・アニメ業界って・・・いや、何も言わないでおこう。それがせめてもの手向けと信じて(?)。

10月6日(土)

 「あなたが悲しいと私も悲しい・・・。私はあなたと心がつながってしまっている」

 四日分、か(深い溜息)。何をしていたのか謎だ(夢遊病という意味ではない。「彼氏彼女の事情」(津田雅美、花とゆめコミックス)、と「とらわれの身の上」(樋野まつり、花とゆめコミックス)のことでも書いていいデスか?ダメですね。ハイ、投了(?)。

 しかし「とらわれの身の上」はドラマCDになるのか。いや、買わないけどね?どんな話なんだろう。というよりも脚本だけはすげー知りたい。コメディなのかなぁ。しかしこのキャストはいいと思う。鈴花が川澄綾子なのはいいとして(そもそも購入層は婦女子だしな)、嘉が田中秀幸なのは感涙する人も多そうだ(だから婦女子なら、だよ)。牧場主的には相楽剛志の高山みなみが気になるかも。オカマの高山みなみって・・・。

 そういえば、こないだゲーム日記にも書いたと思うけど、「Sweet on you」を聴くために「同級生2」のサントラを引っ張り出した。そのサントラには四本くらいのミニドラマが入っていて、主人公役が関智一であることに気づき、大笑いした。何やってんだ、お前、と思わず言ってしまったよ。

 で、土曜日はずっとデッキ作ってまいた。ええ。明日に待つアクシデントを知らずに。

10月7日(日)

 「「子供ができたから」じゃなくて、「男から望まれて」ってことで、結婚したかったみたいですね。彼女のほうは」

 結論を言うと、土曜日はデッキを組んでいたためアップできず、日曜日は半日遊ぶという暴挙に出てぐったり疲れ、月曜日は何と一日寝込んでいた。風邪で。いや、あれは風邪なのか?もう治したけど。一社会人としてそうそうヘタれるわけにもいかないもので。

 そうそう、この日曜日はだな、油氏にドタキャン(死語?)を喰らったのだよ。直前になって「結婚式で行けなくなった」などと電話が入り(ちなみにメールは3週間前のに送ったものの返信をまだ頂いていなかった(笑))、牧場主的には勘違いして「え?油さん結婚するの!?ど、どのキャラと!?」などと疑ったものだが、真相は違ったようだ。ネタになったのに(コラ)。

 まあ油氏には今度寿司でも奢っていただこう。美味いヤツ。いや、冗談ですよ?半分は(コラ)。

10月8日(月)

 「謝れば。今よりましな状況になんじゃねーの?」

 で、昨日。すげー寝込んでた。シャレにならないくらい。「に、入院カモ!?」などと思ったくらいビビッたのだが、丸一日ほとんど寝込むことによって半快。起き上がれなかったのよ。ビックリ。何時に寝て何時に起きてというのがすごくあいまいで、起きても夢なのか現実なのかが解らないくらい思考能力も喪われていた。見た目とは裏腹に身体だけは割と丈夫にできているのだが、二年に一度くらいこんな日がある。

 ちなみに今日(火曜日)はかなりドーピングしてのお仕事。寝込んだのが平日じゃなくて良かったよ。ちなみに入院するときは仕事を辞めるときなので。ていうか現状、理由はそれしかないっぽい。「入院するから仕事を辞める」。まあそれもありか

 でも久しぶりに気が狂うほど寝れました。これで丈夫な時だったら・・・。むぅ。

10月9日(火)

 「何年先でもいい。どれだけでも待つから。ぼくを好きになってくれないか。それほど、ぼくを大事だと思うなら」

 そろそろ何か時事社会ネタでも書いた方がいいんですかね。わざと何も書かないようにしてるんだけど。テロ関係については日記では一切触れないと決めてるのでそれ以外で。そうそう、時事ネタでもなんでもないんだけど、新聞ってどう読みます?読み方、順番とかね。

 牧場主の場合、まず一番先にトップニュースの題目だけを確認して、よほど興味を引くものでなけれ直下して「編集後記」(読売新聞なので。朝日新聞なら「天声人語」)をサッと。そしてそのまま右上のページの何だかよく知らないお偉いさんが書いた記事を読み(最近はずっとテロ関係だが・・・)、二面へ。二面は国際欄なのでそれほど興味もなく、題目だけ流し読んで、一番下へ。書籍の宣伝項ね。さすがに仕事上二面からしばらく続くこの宣伝項は無視できず、そのまま流して次々と。スポーツ欄を総読みして地方欄へ。そして裏一面へと流していく。

 偉人の不幸欄(何ていうの、ここ)をチェックし、ここにある時事ネタは全て吸収。そして「コボちゃん」。最後にTV欄へと続く。TV欄なんて確認してもそう観れることもないからすぐに終わる。あ、でも「さよなら、小津先生」は見続けます。ええ。田村正和のファンなので。

 というわけで、ここ数日携帯PCを問わずメールの返事がないぞ、という方、これからです。申し訳なし(苦笑)。

10月10日(水)

 「わたしの毎日は平凡で、きっとこれからもそうだろうけど、それでも、ほんの少し、ドラマはあるんだ」

 しかしこないだの日曜日がキャンセルになったのはある意味正解だったのかもしれない。何買ったか解らんから。ゲームなんてコンシューマーはそうじゃないけどPCゲームって基本的に行ってから何を買うか決めるから、自分でも買い方を操作できないことが多い(これは間違いである)。

 ちなみに次のゲームはDC版「AIR」デス。ツッコミ不要。まあゲームのことでお茶を濁すのはマズいな。「サモンナイト2」もまだ1周目すら終わってないのに。いつまで続くんだこの麻薬は・・・ってこの一週間ほどデッキ組んだり寝込んだりでまたもゲームできてないけど。ダメじゃん。

 というかDC本体、いい加減購入しないといけないんデスが。どうにも踏ん切りが。でも本体無いとただのゴミだしな

10月11日(木)

 「でも私はあなたを知っている。あなたの罪を知っている」

 競馬の話。断っておくと競馬に関心のない人向けのお話。競馬人向けのネタは最近パッタリと更新しなくなった「any−horses」に書くので。あまあの「any−」のどれもこれも更新しなくなって久しい。寿命が近いのかもしれない(笑)。

 さて、最近「奇跡」というフレーズが叩き売られて久しい。別に文句をいうわけではない。「王道」や「お約束」などは嫌いではなく、むしろ享受者は好むから「お約束」などという工程が出来上がるからだ。ただ、こうまで溢れかえると玉石混交で選別は難しい。

 ただ、牧場主がほとんど目にした唯一の「奇跡」がある。平成五年、12月26日、中山競馬場。8年前の冬の千葉で、その奇跡は起こった。あの時、中山競馬場は何かに包まれていたとしか思えない。今でもこのレースはオグリキャップのラストランと合わせて「奇跡のラストラン」と称される事が多いが、この場合は明らかに趣旨が違っている。そう、一年の間隔を空けての勝利なのである。

 人間とサラブレッドの成長度合いを論じる場合、よく「人:馬=4:1」という方程式を用いる。サラブレッドの1年は人の成長の4年分に当たるという意味で用いる。考えてみて欲しい。マラソンの高橋尚子選手がもしシドニーで故障し、次のアテネまでのあいだ一切の実践に参戦せず、軽い調整だけで望んだ場合、良い結果が残せるとお思いだろうか。ちょっと考えればすぐに解る。答えはノーだ。

 トーカイテイオーという馬は、それをやってのけた。1年振りとなるレースで、それもGIという最高の舞台で。冬の中山の坂を登りきったとき、前には何の存在もなかったのだ。逆に後ろに13頭もの優駿を引き連れ、ゴール板を駆け抜けた。

 競馬の世界でも奇跡というフレーズは安売りされるのが常となっている。しかし、この時に中山競馬場を包んだのは、紛れもない奇跡という存在であったと思う。4番人気という、ともすれば人気であるこの数字も、「勝つだろう」という「勝ち票」ではなく、「ただ無事に」という「応援票」であったことは競馬ファンに認知されている。前例のない事を覆すことが、奇跡という意味の成す条件の一つだろう。

 当時中学生だった。TVの前で開いた口が塞がらなかった。何が起こったのか理解ができなかった。アナウンサーの発狂したような実況と、ブラウン管越しにも伝わってくる異様な雰囲気とに圧倒され、涙を流したことも覚えている。嬉しいといった感覚も沸かず、感動したという事実にも触れられず、ただ、圧倒されるように静かに涙を落とした。身体は震え、息苦しかったのも覚えている。

 引退後、「帝王は皇帝を超えたか」というフレーズと共にターフを去ったトーカイテイオー。日本競馬史上もう現れないであろう、「皇帝」と称されるシンボリルドルフという名馬を父に持つことからこのコピーの誕生となった。名コピーである。

 人の数だけ、競馬がある。秋競馬、開催中。

10月12日(金)

 「「恋愛」は、やっとみつけた「きょうだい」まで奪ってしまった」

 本来なら18日に「みなさん、日本中のどの牛肉を喰しても大丈夫です!」という安全宣言が行われるはずだったのだが、今日、またしても発見された「狂牛病の疑いのある牛」によって事態は一変した。ちょっとこれは「また国はなにをやってんだよ、ハッ!」などというシャレでは済まなくなった。ハッキリ言って、危険を煽るつもりはないのだが、口に入る可能性が「ゼロではなくなった」のである。シャレになってないデショ?

 関西地方のニュースを見ていて「見つかったのは東京都でだから、関西では特に処置を講じない」という何とかいう団体のお偉いさんが言っていて、思わず「何でやねん!」(関西弁)と裏拳ツッコミを入れてしまったよ。こっちに来る可能性もゼロではないだろ!

 「O157」などと違い、致死率が異様に高いのが恐い。取り扱っている店ではいい迷惑だろう。誰が悪い?その議論よりも前に、ハッキリさせるべきこともあるだろう。これはちょっと勘弁して欲しい。本当に、安心というものが恋しいと思える杞憂な事例だ。嬉しくはないがな。

 言い方は悪いが、アフガンから銃弾が飛んでくることはないが、感染した肉牛を口にする可能性はあるわけだ。動静を、見守りたい。

 ※検査の結果、「狂牛病ではなかった」という正式声明が出されている。

10月13日(土)

 「無謀でも挑戦して例え挫折しても大切な何かに気づいてゆくから」

 明日は秋華賞か。うん。競馬見ようっと。さて、今日の日記。ネタがないので「去年の今日は一体何をしていたのか」という方向で去年の日記を覗いてみる。「女のNOはYESで男のYESはNOだ!!」という記述を発見。なかなか面白いセリフだ。ちなみに去年やっていた「ラブコンプレックス」というドラマで唐沢が吐き捨てたセリフ。笑い転げた記憶がある。よし、ここまでは持ったな(笑)。

 う〜ん、ゲームの事は割とネタはあるのだが、ここは何を書いていいやら最近サッパリ・・・。何かネタとかないデスかね?(コラ)。

10月14日(日)

 「「ムダにするもんか」って思ってれば、きっと自分を育てる肥やしになるさ。・・・これ、ワタクシ論」

 今週の頭、「風邪で寝込んで妄想でイオスさんに看病してもらいました」などとのたうっていたけれど(ツッコミ不可。何かを犠牲にして表現できることもあるさ(?))、今思い返すとどうも「食中り」か軽い「食中毒」であったような気がする。諸症状は頭痛と吐き気、あとお腹がメルトダウンだったわけなのだが(・・・)、普段、数年に一度風邪を引くが、その時に現れる悪寒と発熱、筋肉の節々の痛みなどが全くなかったからだ。

 起きた途端に意識が朦朧として視界が定まらず、ベッドから起き上がることも出来なかったあの症状は風邪ではないと思う。今になってだが。当時は「風邪だ、風邪だ。バ、バカじゃなかったんデスか!?」などとわけわからんことを考え、かつ「これはネタに出来る!」とかなりナメたことを考えていたため自覚はなかったが。しかしこうなると「何に中ったのか」が問題だ。日曜日まではなんともなかった。月曜日に、死にかけていたのだ、

 日曜日に食べたもの。この日は確かかじき氏とお好み焼きを食した。二人して全く同じ物を食したため、この線は薄い。ていうか、そんな不公平なのは嫌だ!とはいっても、基本的に粗食で、かつ食生活はゲーマーらしく全然真っ当なものではないため、思い当たるものは全て、あるいはゼロだ。生牡蠣を喰べた、とかならまだ解りやすいのだが。そういえば生牡蠣喰いたいなぁ(論旨がズレてきている方向に2,000ギニー)。

 とか思ってたら店の子に「移しましたね?」とジト目で睨まれる始末。ごめんってば(苦笑)。やっぱり風邪だったのか。むぅ。

10月15日(月)

 「早く、舞台にあがんなよ。手遅れになんないうちにね」

 「あいのり」は個人的に嫌いな番組なのだが、BGMに気の効いたトランスを流すので割りと捨て置けないのが困ったところ。一時気が狂ったように「L’ESPERANZA」(AIR SCAPE)を流していて、牧場主などそれだけのために垂れ流していたのだが、最近はちょっと趣が異なってきているようだ。今日は「SUPER NOVA」(TRANSA)なんかが流れていた。これもダッチトランスではかなり好きな曲。まさに宇宙。

 ただ、EDテロップでは曲名も、もちろんミキサーのクレジットもないので、誰のエディショナルなのかが解らない。しかもあれは絶対嫌いな「えーべっくす系」に違いないと思う。「えーべっくす」のトランスは下品なので嫌い。「System F」も早く離れて欲しい。とは個人的な意見なので。

 とここまで書いてリトル・ミィ氏といかにイオスさんが使えるかという議論に入ったので今日はここまで。この日記に一時間はかかってます(笑)。

 いや、このゲーム、オフ会とかやったら大変なことになるんじゃないか?

10月16日(火)

 「この国際化の時代に、センチメンタリズムやロマンだけで、生産はやっていけない」

 これから毎週火曜日は「さよなら、小津先生」のネタになる方向に1,000ギニー。イギリスの。桜花賞に相当()。今日は「「ユースケ・サンタマリア」は可か不可か」というところを。牧場主は嫌いではない。確かにウザいという意見も解らないではない。側にいたら二秒で「ウザッ」と漏らしてしまうかもしれない。だが、嫌いではない(説得力ないよ)。問題は、俳優としてどうか。これである。

 「優良ではないにしろ、不可とまで酷評は出来ないはず」が一応の結論。というよりも田村正和一人で場面が締まっちゃうので言ってしまえば他のキャストは本当に調味料にしかならない。ちなみにうどんは田村正和、ダシは関口静夫だ。この布陣ではまあ、よほどに手を抜かない限り駄作にはなりえない。しかもスポ根物へ持って行くようだ。さて、この先「コーチ」のような展開か「三年B組金八先生」へと持っていくのか。前者希望で。

 ああ、ユースケ・サンタマリアの話ね。もうどうでもいいじゃない(コラ)。天然で突っ込む姿は微笑ましいが演技としてはどうか。気弱で情けなく、見栄っ張りでデンパ君なキャラクターは、的を得ているように思う。だから「優良ではないにしろ不可とまで酷評は出来ないはず」だと思う。

 全然話は変わるが今日、仕事で使うとある品を買いに京都近鉄まで足を伸ばす。さっさと購入し、もちろんあとは自主行動(サボリと言ふらしい)だ。CD屋でいくつかCDを買い込み(トランスコンピ二枚にエニグマのベスト、KOKIAの知らないCDとか。探していたものはやはり一枚として見つからず。またも取り寄せとなりそうだ)、階上の「ソフマップ」へ。コンシューマーゲームを五分で見回り、特にめぼしいものもないので(唯一「AC04」は気になった)、今度はPCゲームコーナー。かかった時間は一分だ。何もない(唯一あったがここでは内緒にしておく)。

 コンシューマーを見ていた時にいい加減DC本体を買わねば「AIR」も出来ないという事に気づき探すも見当たらず。「ゲームキューブ」とかいらないのでDC本体を、と祈ったがその祈りは通じず。神は消えた(?)。さて、どこで買おうか。

 しかし「Ring of RED」が¥2,000を切って叩き売られているのを目撃し涙する。神は消えた(うるさい)。

10月17日(水)

 「種牡馬はふたつに大別される。セントサイモンと、それ以外だ」

 日本という袋小路ではなく、全世界の血流分布図を一気に塗り替えたセントサイモン。かのチャーチルは「一国の宰相になるよりも、一頭のダービー馬のオーナーになる方がよほど難しい」と漏らした。血統とは、神秘と、必然と、偶然が絡み合う、人のみに許された「神への挑戦」なのだそうだ。今日本は「サンデーサイレンスか、それ以外」の分布図に生まれ変わろうとしている。血は、流れ続ける。

 今日、またもCD屋へ行き、探していたCDの一枚、「Voices」を発見し、購入。リラクシング&ヒーリングコンピレーションなのだが、購入を決意させたのは「彼氏彼女の事情」(津田雅美、花とゆめコミックス)に登場したから、というのもある。基本的に人と同じ事を極端に嫌う天邪鬼の癖に、ミーハー。死ねって感じか。そもそも「Voices」は発売当初から気になっていたCDではあった。

 しかしながら、このジャンルのCDは本当に「眼」が必要になる。玉石混淆もいいところだ。正直、数枚「ハズレか?」と思えるCDに出会って以来、出来るだけこのジャンルには慎重になった。「Voices」は・・・どうだろう。作中にそのまま使われている「YOU LIGHT UP MY LIFE」という曲。曲そのものを述べるよりも、詩がなんというか、「まんまじゃん」と呟いてしまうくらい、そのまんま。この曲の詩を読むだけでつばさ編のストーリーの何分の一かを理解できてしまう。当初からこの曲を意識してストーリーを構築したわけではないそうだが、こういうこともあるんだな。

 といいつつトランスのコンピ(正式名は「Trance Lovers」(Mixed by DJ TOMO))も聴いている。購入に踏み切ったのは、アーティスト名に「BT」と「4strings」、そして「AIR SCAPE」の名があったから。特に「Day time」(4strings)を聴いて以来、このアーティストを探していたので文句なく。KOKIAとかはまだ。CDは買わない時期が割りと続くと平穏なのだが、ちょっと買うとズルズルと買い続けてしまう。悪い癖。

 あ、「Trance Lovers」。良いCDデス。「Trance essence」シリーズなんかにはちょっと届かないけど、コンピアルバムとして出来も文句なし。楽曲解説があるのもポイント。何せ初心者なので(苦笑)。「Day time」はチョー名曲(チョーって言うな)。情緒的なダッチトランスなんて反則。

 いや、音楽のことは向こうに書くべしなんだけど、ローテ的に次は「アニメ/ゲーム」のネタなので。そのネタは今無いので。「NOIR」のサントラとかはベタなのでちょっと間を置いて。他はあまり買ってないので。・・・ホンマすいません。

 「競馬の血統学」(吉沢譲治、NHKライブラリー)にて勉強中。サードステージの3×4が・・・(極違)。

10月18日(木)

 「どんな学者にも教えられない教訓を、苦痛が教えてくれるのだ」

 ネタに困ったときにも緊急避難的な回避策がいくつかある。まず食べ物ネタ。定番。あとは自分の体験談というテもある。まあ諦めてネタの神様が降臨するのを待つというテもあるが、アテにならないのとすでに若干ビョーキが入っているため得策ではない。ていうか、神なんていない(?)。

 今日仕事中ウロウロしていると気づいたこと。「今の中学生は交際を隠さず、登下校でも手を繋いで仲良く歩く」ということ。時代は流れるんだねぇ。・・・ってなんだかオッサンぽいな。牧場主の頃なんてそんなことするヤツほとんどいなかったもの。ちなみに普通は隠していた。冷やかされるからだ。まあバカっぽい理由だが、これをネタに冷やかされるというのは妬みも加わって結構悲惨なものになったりする。

 それが今じゃ「愛してるよアバズーレ」、「私もよトムヤンクン」などという会話が聞こえてきそうなくらい仲が良い。良い事だ。ただ、もうちょっと羞恥心を持ってくれれば言うことは無い。二人して「下品座り」をしてコンビニ前でインスタントラーメンを食べている姿を見ると涙を禁じえないし親は泣く。ここは日本だ。彼らはどこか(ラピュタとか、とにかくすごい所)からか還ってきたのだろうか。コンビニ前は、物を食べる場所ではありません。

 しかし最近の教員も大変だろう。上(教育委員会等)からも下(PTA役員会や生徒)からも睨まれて。同情しませんが。公務員は日本を良くするのが仕事なため、一般職よりも責任を持ってもらいたい。そう、持たねばならないのは驕りではなく、責任。

 さて、今日も埋まった埋まった(コラ)。

10月19日(金)

 「できなかったことができたり、知らなかったことを知るのって、素敵なことだと思いませんか?」

 ハァハァ(危険)。急ピッチでデッキを作っていたものだから浅い頭痛が。もうマナ計算とか勘弁すれ。・・・ああ、こっちは普通の日記か。失礼。今日は・・・今日は・・・何かあったかな。金曜日だった。以上。って終わったらフレアボルケイノの刑デスか?

 明日日本橋に行くので(一応断っておく。ゲームは、買わない。ゲーム買うお金があったらCD二枚買う方向で補正予算組んでます)、もう今日は早めに寝ないといけないのだが。「ANGEL TYPE」ってまだデスよね?・・・ああ、こっちは普通の日記か。失礼。

 今日は・・・今日は・・・何かあったかな。19日だった。以上。って終わったら天動地鳴の刑デスか?

 土曜日、「any−horses」更新予定。菊花賞の予想を。競馬新聞と赤ペンのご用意を。でわ。

10月20日(土)

 「狂人の落書きと天才の公式とは、多くの場合見分けがつきにくいんだ」

 今日は、日本橋でマジックしてきまいた。久しぶり。ていうか、案の定周りは「アクエリアン・エイジ」だとかばっかりだったようで、少々騒がしかった。・・・ウソだ。すげーやかましかった。もうちょっと静かに出来ないものか。大勢だから騒いでいる(少数ならばあんなに気の触れたような騒ぎにはならなかったはず)あの連中は、明日日本から消えても日本は何の影響も受けないだろう(ひどい)。

 ゲームはちゃんと買いませんでしたよ。パッケージを手に取り(いつも買う店へは行かなかったので)、「「サモンナイト2」を封印してこれを今すぐにプレイするのか」と自問したところ、光より速く「No」の答えが返ってきたので購入は見送り。なぜいつもこれが出来ないのか。ビョーキだからか。

 しかし・・・少し前までマジックはカードゲームの本流であったはずなのに。今ではデュエルルームでプレイしている数はかなり少ないようだ。プレイヤー人口は比べ物にならないのだろうが(所詮他のカードゲームはマジックのバッタ物である)、今ではまさに傍流となってしまっているというのか。そんなプリンスリーギフト系みたいなのも嫌だな(解んねぇよ)。まあマジックはお金かかるしね。あとバカには出来ん(コラ)。

 さ、今週はほとんどゲームなど出来なかったが、明日からサクッと片付けていきませう。「サモンナイト2」、もうそろそろ一回くらいクリアしとかないとマジで今年いっぱいくらいかかってしまいそうだ。いや、全然遊べるんですけどね?余裕で。費用対効果、以上に高いよ、このゲーム。

 「僕と、僕らの夏」ってもう出てるのだろうか。ま、いいんだけど。しばらくは何も買わないことにしてるから。

10月21日(日)

 「あんたみたいに不幸に酔ってるだけなら簡単だよ。なるようにしかならない事の心の中でも、自分の心次第で、誰だって笑う事くらい出来るんだぜ」

 ああ、今日は日本シリーズ第二戦と菊花賞があって幸せな日だ。これを書いてる時点で菊花賞は終わっていて、結局マンハッタンカフェの勝利。父サンデーサイレンス、父の母ウィッシングウェルから本馬マンハッタンカフェ。中々洒落たネーミングセンスだ。

 日本シリーズはとりあえず昨日の第一戦。あの石井(一)を打てるチームは残念ながら日本には無いだろう。ありゃダメだよ。とにかく第一打席の対中村でのピッチングが圧巻。あの見逃し三振で近鉄の勝利は難しいと思った人は少なくないはずだ。その頃牧場主は日本橋で油氏とかじき氏と中華を喰しながらマジック議論をしていたのだが(笑)。帰って2〜3のスポーツ番組を観ながらそう思った。

 一応ここで宣言しておくかな。4−1でヤクルト。本当は4−2でヤクルトの予想だったんだけど、こりゃダメだ。今日の試合で10−0とかのスコアで大勝しない限り(もしくはサヨナラなど精神的ダメージの大きい勝利)、この予想は崩せそうにない。

 肉。安全宣言が出されて少しは、ほんの少しは巻き返しが図れているようだ。お役人が「美味い!」と肉を喰べてる場面はどう見ても道化のようにしか見えず、もちろん効果はゼロだとは言わないがもうちょっと何かするべきことがあるのでは?などとも思う。厚生労働相、農林水産相の責任は明確に果たしてもらうべきだ。国民への示しを見せない限り、不信感が払拭されることは無い。

 というのも確かに正論だとは思うのだが、どうせ辞任したって後釜があるんだから、見せしめとしてある程度の期間あの地位でお仕事に邁進していただきたい。今度何かあったらもう救いようがないが。「後の人よろしく〜」ではなく、「え?辞めちゃいけないの?ならちょっとはマジメにオシゴトしないと」とさせるほうがまだマシだと思うのだが。今までがそうだったから。まあ直接被害を受けた業者などは違う言い分があるとは思うけど。

 そうだ、坂口厚生労働相が真正面3mくらいの間隔からローズにトスバッティングさせるというのはどうか。ダメか。

10月22日(月)

 「日本馬の凱旋門賞挑戦は、何十馬身も後方にちぎられて入線する屈辱的な惨敗を繰り返してきた。それを思うと二着は隔世の感がある」

 音楽雑誌は「ミュージックマガジン」しか購読していない。もっとポップ的な、「CDで〜た」や「オリコン」などもあるのだが、どうにもこうにも表紙に「モーニング娘。」がいつも載ってるような雑誌は読むに耐えない。いや、別にあの何人だか解らんユニットが嫌いなわけではないよ?だってもう碁石にしか見えないもの。嫌いもクソもないデショ?つい最近まで「プッチモニ。」がこのユニットから派生したことも知らなかったからな(笑)。

 基本的にオリコンなどのチャート上位に来るアーティストを聴くという機会は実はそうない。別に避けているわけではないし、もちろんゼロではないのだが。ちなみに10月1日号の上位から順に、「GLAY」、「後藤真希」、「ZONE」、「ミニモニ。」、「MiMyCEN」、「CHAGE&ASKA」、「木村弓」、「Gackt」、「鬼束ちひろ」、「松浦亜弥」、「ラルクアンシエル」以下以下以下となる。

 うっわ〜、何も持ってないよ。非国民なのかな。曲単位で一番好きっぽいのは「secret base〜君がくれたもの〜」(ZONE)なのだろうが、「ZONE」でなければならない理由が一つも見当たらないので好きという立場にない。そもそも無条件に三人以上のユニットは好きではない。あと、数年すればアイドルくずれ、あるいはブラウン管から抹消されてそうな、「今だけ旬!」っぽい人間も嫌いである。で、それらをサクッと削除すると・・・。物の数残ってないな。やはり非国民か。そういえば「浜崎あゆみ」の姿がないな。産休か?(ヤメテオケ)。

 「鬼束ちひろ」が多分この中のアーティストでは一番好きになれそうではあるが、まあそこまで無理に好きになって欲しくもないだろうし。今は「Calling」(福岡ユタカ)、「Trance Lovers」(トランスコンピ)、「AIRness」(「AIR」の同人サントラ)で忙しいので。・・・やっぱり牧場主のが道を外れているっぽいな(笑)。ま、人と同じ物を慣例するのが嫌いなのでいいんだけど。あんまり売れても嬉しくないしなぁ。テヘ(ヤメロ)。

 次にハマる予定のアーティストももう決定してるので。女性ソロ。割と有名。分類すればPOPS。10/24の新作に合わせ複数枚購入予定。

 さて、誰でしょう。ま、誰でもいいんだけどね。

10月23日(火)

 「幸せになろう。めいっぱい」

 あの神宮の地にいたいと思った。ヤクルトも、大阪近鉄も、同じくらい応援した。一球一球に地が揺れ、歓声、怒号、悲鳴、溜息それぞれの入り混じった空気が場を支配する。投げた、打った、捕った、走った。広くはない神宮の地で、時間が長くも一瞬で過ぎていく。

 選手の一挙手一投足が心臓を鷲掴みするこの感覚は、プロ野球ファンだけが持つ一種の特権であり、最高の悦楽でもある。この感覚を知らないことが不幸なのではない。この感覚を知っていることが幸福に他ならない。だから、強要しないし、鼻で笑う人がいても何も思わない。

 幸せを実感できる事自体が希有なのである。我々野球ファンは短いながらも濃度の濃い快感に酔おうではないか。

 これから先、この幸福が今しばらくだが続く。シーズンオフが待つその先まで、長くはないその時間を、楽しみたい。

10月24日(水)

 「祖神様はわれらには理解できないやりかたで我らを守ってくださっている」

 ああ、突っ込まれない限り言うの忘れていた。一昨日の日記のアーティスト、「Bonnie Pink」でありマス。アルバム「Evil and Flowers」と、新譜である「Just a Girl」を。あともう一枚、別のアーティストのCDを買ったんだけど、これはちょっと・・・内緒にさせてください。笑われると癪なので(笑)。90年代前半の、アイドル。すげー。自分でも「何でこんなに雑食なんだ?」と思う。良かったら、公表。それまでは。

 今さっきとあるCMが流れた。孫と一緒にお風呂に入っているお爺さんが、歌を歌っていて、途中で歌詞を忘れて困っている。そのお風呂場と台所を結ぶシステムによってその状況を察知した母が、「お爺さん、その先は〜よ」、と答えを教えてあげるCM。要するに、目の届かない風呂場で何かあっても直接交信できる、ということをウリにしたCMのようだ。

 待ってくれ。風呂場の様子を、映像ではないが音声は生ライブされるのだ。これはプライバシーの侵害ではなかろうか。風呂場というのは、カラオケルームなのである(否定不可)。聴かれるつもりのない歌を聴かれるのは、恥辱である。もちろん「聴かせてやるぜ!」という意気込みで歌ってもいいのだが、まさか家族相手にリサイタルしたい人もいないだろう。風呂場を実況生中継されるのは嫌だ。

 普段カラオケを嗜まない人でも、風呂場と車内は間違いなくカラオケルームになる。それも、カラオケで歌わないような洋楽なども、平気で歌う。もちろん強烈に自己陶酔しながら。これを目撃されたり、ましてや知らないところで聴かれたりするのは、恥辱。もはや陵辱(コラ×10)。は、恥づ!

 うっかり独り言も言えない。牧場主は時々自分でも予期しない言葉を呟いたりするので(別に放送禁止用語などではないので軽蔑しないように。・・・ってとっくにされてるか。テヘッ)、それも封じられると風呂場はまるで拷問場の様相になる。苦痛だ。一人で歌とか独り言とか言いながら気ままに入浴を楽しみたい。「ちゅっちゅちゅ〜♪」とか歌ってると風呂場から出たら救急車が待ち構えてるかもしれないしな(歌うものか)。

 あんてことを思ったCMでちた。へ?風呂場で歌うの牧場主だけ?あれ?

 「ファック・オデッセイ」(ジャミロクワイ)が気になりマス。だ、誰か、評価を。ゲフゲフ。

10月25日(木)

 「決意を感じる・・・。力強い眼だ。ならばこそ!この僕も決意を見せよう!!」

 お昼はとあるチェーン店で。始めて入る店だ。ここは少し前に警察沙汰の事件が起きている。だからといって客足にさほど影響はなく、以前にそういう性質の事件ではないので特に気に止める人もいなかっただろう。だが、店の人間は別である。オーダーを済まして暇なので店の人間の観察をする(嫌な客だな)。座ったのはカウンターで、目の前の内部には4〜5名のスタッフが所狭しと働いている。

 その中央にチーフだか責任者だかの青年がいて、あとは女性。そのチーフ君がまた責任感溢れる言動を連発する。彼は、怒っていた。何にかは、解らない。だが、何かに、怒っていた。側の女性は、怯えていた。店内では有線だろう、ビートルズの名曲がメドレーで流れている。あまり似つかわしくない状況だ。もちろん怒鳴っているわけでもなく、注意しないと彼の言動は気にならない程度のもので、実際牧場主くらいではなかったかと思う。

 「絶えず先を予想し、それに応じた行動をとるように」。彼が発言した旨の中ではこれが一番多かった。素晴らしい。これぞ責任者。上に立つ者、周りに憎まれようが何と思われようが、自分を殺してお客様の事(結論付ければ店のために)をしつこく定着させる教育は必要だ。だが、表情も殺すのはいかがなものか。「いらっさいませぇ」(そう聞こえた)とその言葉の時と、表情がまるで違う。こ、恐かったんだよ。怒ってたんだよ。

 半泣きになる女の子。何だか居た堪れなくなってくる。牧場主の昼食は極端に遅いことが多く、周りに客はそれほどいなかった。だがその少ない客のほとんどは複数で、カウンターは牧場主だけ。ビートルズのおかげでこの様相を「つ、使える!」と見つめていたのももちろん牧場主だけだ(人としてどうか)。瞼に涙を溜めた人間を目の前にしての食事は、あまり嬉しくない。店内の確認作業をしていた男性がカウンターに戻ってくる。この男性はチーフ君よりは地位が下なのか、チーフ君に対して他の人間と同じく敬語で話すのだが、一発で解るくらいチーフ君と対立状態らしい。

 「ハイ、ハイ」を連発するのだが目を合わせない。火花が見える。あからさまに冷戦状態だ。ハラハラして食事どころではない。というか、案の定半分くらいでお腹もいっぱいだ。仕事もあるのでそうそう時間をかけるわけにもいかない。しかし残すのはダメだ。米粒の中には七人の神様がいるからだ。こちらも瞼に涙を溜めながら食を進める。スピードはカメだが。しかしこの店は大丈夫なのだろうか。それよりもいくら暇だからといってそういう状況をネタにするために克明に覚えようという努力をする牧場主の、その方向性は、大丈夫なのだろうか(高確率で大丈夫ではない)。

 しかしこのチーフ君は青白い顔をしていた。冒頭の事件のこともあるのだろう。でもこういう人間の下では働きたくはないな、と思った。部下を選ぶことはある程度可能だが、上司を選ぶことはまず出来ない。人の上に立つということは、何よりもその責任力を問われることになる。だが、責任力より何よりも、人間性が問われるのが社会ではないか。人は二人以上が同じ職場に集まれば、些細なことからでも問題になることもある。

 それはダムに開いた小さな穴のようで、解らないようなものでも確実に被害は生まれ、そしていつかは決壊する。チーフ君にその認識はあるだろうか。仕事が出来る云々の問題ではない。人としてその社会性が育っていなければ、必ず近いうちに自分自身が窮地に陥ることになる。そして最大の問題は、往々にして、自認することが難しい点にある。あなたの周りにもいるのではないだろか。職場で明らかに孤立しているのに、その事に気づいていない人間が。そういう人間は、精神的な成長を遂げない限り、いつまでも、どこにいても、同じ事態を招くことになる。

 店を出る時、もう一度チーフ君に目を向けた。彼に好意的でない視線を送っていた人間が数人いた。そして牧場主自身も、そういう事を自認する数少ない機会を得ることが出来た。大きなお世話だが、今ある立場をキチンと認識しないと、事態は変わらないのだろう。むしろ、何よりもまず、今置かれている立場を認識することにより、初めて、その先が見えるのかもしれない。・・・難しい。

 こればかりはある程度年齢と比例していくものかもしれないのだが。う〜む。

10月26日(金)

 「ただの傷アトを、そういう風に思える日が来るなんて。すこし前では考えられなかった」

 さすがに6〜7時間ほとんどずっと車内に座りっぱなしだと腰が。眼が疲れまくって、しかも今日はほとんどBGMがトランスだったからボーッとしてちょっと危なかった。そんな中の出来事。京都市内のデカイ国道で信号待ちをしていた。時間帯は16:00前後。どうしてもこの時間は極端に渋滞するので避けたいのだが、仕事なのでそうも言ってられない。ポケーとしながら待っていた。

 牧場主は四車線ある中の一番右、つまり追抜き車線で信号待ちをしていたのだが、ふと左を見ると、折り畳み式の自転車でその四車線を渡ってくる女性が。もちろん全車線信号待ちで、横断歩道まで距離のあるこの地点で渡りたくなる気持ちは解る。だが、他の地域はどうか知らないが、関西の人間は信号待ちをしていると車体間隔を極端に縮める。もう数十センチ程度まで。そんな中を、その女性は苦労しながら渡ってきた。

 何だか居た堪れなくなり、牧場主がさらにもう数センチ前進し、「後ろをどうぞ」、と気概を見せると、女性はそれに気づきちょこっと頭を下げた。中々良い気分だ。が、その直後、「ギャシャリィィーッン!!」という金属が擦れる音と、明らかに常軌を逸した激突音が。そして同時に若干の衝撃。思わず女性が渡りきったであろう右後方を見やると、中央分離帯でうつ伏せになっているその女性。そして、右前方には事故の責任者であろう、原付に乗った若い男性が天を仰いでいる。狭い車体間隔から急に現れた自転車に原付が気づくのが遅れ、轢いてしまったらしい。

 だが女性はムクリと起き上がる。目立った外傷はない。困ったような笑顔で立ち尽くす女性。恐る恐る近づく原付男性。両者責任は自分にあり、という感じだ。折り畳み式自転車は大破。何だか折れ曲がらない方向に折れていて、もう使い物にならなくなっていた。原付の方もダメージはひどく、エンジン音が明らかにオカシイ。唸っている。こんな原付は多分、事故車以外にはありえない。

 しかしだな、この男性、ウォークマンで音楽を聴きながら運転していたのだよ。注意が散漫になるから原付で音楽を聴きながら運転するのは止めたほうがいい。必ず事故る。これまで事故ったことがなくても、近いうちに必ず事故る。結局そのまま両者警察を呼ぶこともなく、二手に分かれていった。あの〜、牧場主の車に激突したことは詫びてもらえないんですかね?後で見たら擦り傷が。まあ車の傷なんて一切気にしないので(厳密に言えば、走行に支障がないような傷なら別に気にしない。車は、少なくとも牧場主にとってはオブジェではなく、「移動手段」だからだ)、まあそれはいいのだが。

 気が動転してそれどころじゃなかったんだろうな。でも一言欲しかったかなぁ。

10月27日(土)

 「彼らは隠れている。夢の中に、囁きの中に、そしてはるかなる思考の中に」

 ああ、もう「cardlist」は疲れるので日に一枚とかの方向で(笑)。「any−horses」に各馬の血統考案を書くもこれもそれ以上に疲れるので今後は凍結の方向で(笑)。ううっ、こんな事をしているからゲームが進まないんだな。「サモンナイト2」は無限回廊を二周クリアし、イオスさんがレベル上限の50に達した瞬間、冷めた。50だって知らなかったし。それからデッキ作ったり色々していたので、ここ10日間前後ゲームはしていない。

 という近況報告で、日記。ネタ。何だか暗に何かを言われているようでショックだ。一人称が「牧場主」なのは、「オレ」、「僕」、「私」、の全てに違和感を感じるから。交友のある年上の人も見ているというのに「オレ」はいかがなものかと思うし、逆に同級生だって見ているので「僕」や「私」は明らかにオカシイ。だから、「牧場主」なだけなのだが。「小生」とか「我輩」とかでもいいんだけど、世界が違うから(←?)。

 今日は「Pioneer」の新譜案内からネタを拾おうと思ったのだが(本屋なんかにこういった資料が送られてくる。商品展開も多様化しているとはいえ、これはちょっと・・・)、まあそんなわけで。ちなみにこれを見るまで「まほろまてぃっく」という作品を知らなかった牧場主。オタク失格か

 でももう正直、メイドさんとかは結構デス。何だか一成年男性として「ごめんなさい」と言いたいデス。世間に

10月28日(日)

 「混乱した方の記憶が現実で、それが幸せな思い出で彩られているならば、とても幸せなことではないでしょうか」

 あのイーグルパットさえ沈めていたら・・・。ああ失礼。今日の「フィリップモリスチャンピオンシップ」デスが。18Hだけでも見る価値はありやしたぜダンナ(誰に言っている?)。天皇賞?・・・それは何?靖国か何か?知らないな、そんなものは。人は辛い記憶があるとその思い出を記憶の淵から叩き落してしまうのだよ。牧場主の淵の外はもう落としたもので埋まりそうだがな、ハッハッハ(←?)。

 というわけで、今日から頑張ってゲームしてます。頑張らないといけないところに若干の悲しみを感じないでもないけど。もう今年も残り二カ月ですよ。確か去年の年末の日記か何かに「今年は20〜25本はゲームをクリアするぞ!」と意気込んでいた気がする。夢と消えたか(諦)。

 そもそも25本なんて月に二本なわけだ。無理だって。「サモンナイト2」に1ヵ月半かかってるのに!(逆ギレ)。

10月29日(月)

 「「過去」を変える可能性なんて、一つもないよ」

 今日は競馬の話。といっても、別に深い話じゃない。でないと「二周目始めました」のネタになるが、どちらがいい?では、先へ進もう。まず周りの競馬ファンに「始めたキッカケは?」と聞いた場合、どういう返事が返ってくるか想像してみて欲しい。まず「お金が儲かるから」という人はいない。しかもその傾向は世代が若くなるにつれずっと顕著になっていく。では、なんだろう。それは、「いつのまにか」であるはずだ。

 その「いつのまにか」の原因の一つが愛着を持てる馬の存在だろうと思う。昔、ずっと昔(もう30年とか40年前じゃなかったかな)、「ナオキ」という馬がいた。これ、馬名。本当にいたんだよ(ちなみに「タケユタカ」というサラブレッドもいた)。これはすごい。日本中の数千人とかの「〜ナオキ」という人はみんな愕然とした。考えてみてくれ。自分の本名の馬が、TVで走っているのである。応援せずにはいられないだろう?

 無事是名馬な馬で、その文献を漁ったのがずいぶん昔なので何を勝ったのかは忘れてのだが(それ以前にそんなこと書いても仕方がない。問題は「ナオキ」という馬がその時代に存在したという事実のみだ)、結構な戦跡を残していたはずだ。

 牧場主の場合も「いつのまにか」であるのだが、やはり一頭の、強烈なサラブレッドの存在のおかげで、毎週競馬番組を観る、傍から見ればちょっと嫌な少年になってしまったのだ(笑)。これを見つけるのが競馬を始める上で一番手っ取り早い。もちろん今の競馬界でそんな特殊な名前の馬はいなかったと思うのだが、まあそれはそれだ。本とか雑誌で入る人間はまずいないと思う。それも、入り方が間違ってる気もする。

 そういえばこないだあのNHKが競馬中継やっててビックリしたな。天皇賞だからか。

 競馬ライター畠山直毅氏のコラム、「ナオキよ、「ナオキ」が走っているぞ!」はいつ読んでも素晴らしいと思う。参考までに。

10月30日(火)

 「正しい目的のために戦うことは、それ自体が強さの源泉になるんだ」

 「さよなら、小津先生」の日。週一回のドラマを楽しみに一週間を過ごすのは「ラブ・コンプレックス」以来か。あのドラマは最後のトンデモな展開に顎が外れそうになったが(悪い意味で、だ)、これはどうだろう。もちろん「対象の牧場主1人は「君塚良一+関口静夫」の修正を受けるとともにハマる」という方程式が成り立つのだろう。これに田村正和って。何度も言うが確信犯的な要素が非常に強い。そのクセ、押し付けがましい、嫌味っぽさを感じさせないところがすごい。「傷だらけのラブソング」よりはこちら。あれは、二話まで見てちょっと・・・。

 そもそも「学園+スポーツ+友情」というのは、ほとんど万人に対して効果を発揮するのではないだろうか。ただ、現時点で四話終了時なのに、すでに固定のメンバーがまとまってしまってこれでいいのだろうか、という思いもある。あの展開はちょっと意外だったけどね。むぅ。

 好きで見ていたドラマに「コーチ」というのもあるが(やっぱりこれもスポ根物だった・・・)、こういった王道は、やはり何といわれようとも好きだ。王道も王道、弥生賞から皐月賞、ダービーを経て夏を休み、セントライト記念から菊花賞へ向かうような王道が、だ(解んねぇよ)。

 「さよなら、小津先生」→「ニュースステーション」→「ジャンクスポーツ」というのが火曜日のコンボ。まあ仕事の関係もあり全部フルで観れることはないのだが。明日は「バックアップ」(おすぎとピーコの何だかよく解らない番組)だね。酔いながら爆笑する予定。

 ・・・最近結構テレビ観てるな。ちょっと前まで報道番組と「ジャンクスポーツ」以外何も観なかったのに。ま、暇だからね。

10月31日(水)

 「言っておくが、「勇気」とはまず「行動すること」だぞ?」

 これから「バックアップ」を観るための合間にこれを書いてるわけなのだが、新聞を見て驚いた。番組名が「おすピー」となっているのだ。・・・なんだそれは。いや、確かにおすぎとピーコがメインだから、そしてTV欄の深夜枠という極めて短い単語数で表すには、それ以上無い、極めつけの番組説明なのかもしれない。でも、待ってくれ。そんな「柿ピー」みたいなのは嫌だ。イチファンとして言わせてもらう。あれは「バックアップ」だ。

 携帯でぎゃるげーやってると人格疑われるのは当たり前だと思う。ていうか、正直目撃したくない。辛いから。自分の中の何かが。