夢幻の更新記


12月2日(土)
理解するつもりもないくせに、答えに詰まりゃ都合よく悲劇のヒロインかよ。それがお前の一番、卑怯なところだよ!!

えー、かなり遅くなっちゃったけど、WEB拍手の返信を。
いくつか保存するのを忘れていて返信できないものもあります、誠に申し訳ない・・・。

・ザ・ロックが日本に来ますよ、これほどの大物は名馬の墓場と言われた頃にもいなかったのでは?

「ザ・ロック」こと、ロックオブジブラルタル。
英・愛2000ギニー、ムーラン・ド・ロンシャン賞など、マイルGIを勝ちまくった今世紀最強マイラー。
どれくらいの額で購入したのかちと知らないんですが、確かにこれほどのサラブレッドを輸入させてもらえるのは異例中の異例かと。てかどこが買ったんだろ。やっぱり社台かな。

ザ・ロック自身がノーザンダンサーの3×3という強いインブリードを持っているため、
今のところ活躍するという強い確信はないのですが、日本に合うデインヒル系だけに活躍する可能性は高いと思います。
5代血統表を見ると、ノーザンダンサーの3×3以外は非常に洗練された美しい血統構成なので、もしかするとスピードの勝った一本調子の産駒に出るかもしれません。

・デルタは3着のようです、中々いい競馬してましたね。JRAのHPで見れますよ

いつにもらったコメントだよ!と思わず自分ツッコミ。

・ミスプロ系の話は94回です、最初の頃は競馬ネタが多いですかね?声優は全く分かりませんw

はっはっは。

そんな昔のテキストを読むんじゃありません!(真顔)。

・SN情報最高でした!最終忍者は強かった・・・無限回廊では役立たずに成り果てましたが

「4」の発売が近いせいか、結構サモ関係のコメントを頂く昨今。
無限回廊という単語を耳や目にしただけで意識が遠くなってしまうのは牧場主だけではないはず。

しかし「4」。予約してるのかどうか結局確認できていなくて不安ですが(私信?)。

・あの頃が一番純粋に競馬を見れてましたね、今後彼以上の存在が出てくることは有り得ないです

このコメントで思い出す、これらのコメントは天皇賞(秋)の直前であったことを。

コメントを送ってくれた方も忘れてるんじゃないかと危惧するペースだ。

エピソードで泣かせる名馬は数多いですが、
それに加えて「笑わせてくれる」名馬なんて、数えるほどしかいません。
サイレンススズカはその1頭であり、今でも「バカな馬だったなぁ」と苦笑しつつ語れる貴重な1頭です。

・テキスト読んで号泣です、寝る前に読んだのがよかったのか悪かったのかw

これも天皇賞(秋)の時のもの。

なんか恐縮なメッセージを頂いていてました(他人事?)。

・ラズベリの複勝・・・と、デアちゃんのワイドも買っとくか。

エリザベス女王杯の時のコメントだよな、これ・・・。
なんかもうあのカワカミプリンセスの1着降着が遠い昔に思えてしまう自分が憎い。
しかしディアデラノビアもよくわからない馬だなぁ。3歳の頃は「1600以上は絶対持たない」とか陣営が言っていたのに。

エリ女にウィージャボードが出てきてれば圧倒的な強さで勝っただろうなぁ。

・パート1国って凄いんですか? 賞金額以外にも、もしかして凱旋門とかメルボルンとかも効いたのでしょうか

外国馬に門戸を開いているレース数の割合、だったかな。
なんかその辺のことが絡んでるらしいです。実はあんまり興味なかったりするんですけども・・・。
しかし南米とか欧州でも競馬やってることすら知らなかった国がすでにパートI資格だったことに驚愕。なんか有意義な意味あんのかな〜、パートI。

・サモ4にイオスさんが!
・ていうか頑張ってー(><)/

ありがと〜(><)/

でも「牧場主+サモ=イの人」っていう認識はどうかと思う〜(><)/

でもまあ、それもまた望むところだダメじゃん)。

・来年は織田裕二らしいですが、どうなるでしょうね。中居よりましか?

中居よりはましか、という問いかけには全身全霊を持ってYes。
ただ織田裕二で、牧場主が望む方向性のCM製作をするかという問いかけには、それ以上の勢いで、No。

まあ来年も期待せずに、生暖かい気持ちで見守ろうかと。

いったいどう宣伝したいのかという方向性すら見えない様は、まさに税金の無駄遣い。

・久々に「words」と「裏日記」を更新してください。

どなたか存じませんが、了解であります。

というか、裏はその存在をほぼ忘れかけtヽ(# ゚Д゚)ノ┌┛)`ν゜)・;'.

・テレビでディープの走りばっかり見てました。馬が走ってる姿はホントに綺麗ですね。

メチャクチャ強かったですな、JCのディープ。
ルドルフを現役で見ていた方も、もしかするとこんな気持ちだったのかもしれない。
彼の走りを見れるのはあと1回のみ。伝説となることが確定している彼の姿を脳裏に焼き付けられる最後の機会ですので、お見逃しなく。

ちなみに競馬場でリアルに見る姿はテレビの何倍も美しいですぞ。

・キャラ考察面白いです 面白い文章が書けるし分析的なかたですね  1、3、4もぜひ読みたいです

お褒めの言葉、恐縮でありますッ!
ただ、自分で読み返すと心身ともにぐったりしてしまうんですよね・・・。
「4」もプレイし次第またやりたいな、という気持ちはあるんですが、肝心のソフトをまだ買ってないという状況で・・・。

ちなみに「3」のキャラ考察はありますぞ。でも「1」は諸事情(イの人がいない)のため、プレイすることはないと思います。

 

今回は以上です。

あ、ちなみに掲示板、ちとレスできてませんが、ちゃんと目を通してます。
どうも書き込もうとするとエラーになるんですが、とりあえずサーバーの件だけ、ここを通じてお返事したいと思います。

禅ネットの方と連絡を取る方法なんですが、実は牧場主も存じません。
今でもここやメールで禅ネットのサーバーをお借りしてる状態ですが、ここ数年契約を更新した記憶がありません。
今この瞬間、いきなり「Not Found」になってもおかしくない状態なのです。でもたしかだいぶ前に現在会員の方に関しては今後は無料で、みたいな案内があった気が・・・。

話は変わって、阪神JF。

アストンマーチャンはスピード×スピードの血統なので、1ハロン延長は微妙。
ここまで平坦なコースしか走ってないので、坂のある阪神では止まる可能性も。ただ、前走はむっチャクチャに強かった。
本命はウォッカ、対抗にイクスキューズ、あとはアストンマーチャン、ハロースピード、ジーニアスの順で。穴はディーズメンフィス。マヤノトップガン産駒で距離延長は歓迎だろう。

でも、ま、I−PATに入金するの忘れてたので馬券買えないけど(≧▽≦)

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12月9日(土)
だから、困った事はちゃんと言って。これからは、一緒に悩んだり、笑ったりして、生きていこう。

イの人が大好きな牧場主です、こんばんわ(開直)。

このあいだかなり久しぶりに河原町通りを御池から四条まで下っていった。
昔よく行ったカレー屋がなくなってたり、京都でも1、2を争う規模だった書店がカラオケ屋になっていたり。
やたらと増えたのが携帯ショップと美容室。繁華街を歩く目的が本屋とCD屋という牧場主みたいな人間にはちょっと縁遠くなっていっている気がする。

で、以前アルバイトしていた店にフラリと立ち寄ってみたが、知ってる人間が誇張無く1人もいなくてビックリ。

とりあえず「マドモワゼル バタフライ」(小椋アカネ、花とゆめコミックス)2巻を購入。

まあ、朝日杯の予想でもしようか。

とはいえ、2歳戦は戦績をほぼ見ないし、正直まったくわからない。
なので血統とおおまかなイメージだけで以下に印を打つ。それで当たったりしたらそれはそれでヘコむ。

本命はフライングアップルで。

オースミダイドウ本命でもいいんだが、どうもスケール感を感じない。
なら安定感のあるこの馬で。血統通りに出ればやや早熟だろうから、この辺で一発があってもいいだろう。
先行して粘って3着とは普通にやらかしそうな気がするが、それはそれで。あとこの馬名は凝ってるのか凝ってないのかが微妙にわからない。フライングアップルて。

対抗はオースミダイドウ。

馬券を買う上では文句無いんだが、スペシャルウィーク×ストームキャットはもしかしなくても早熟血統。
この辺にスケール感を感じない要因があるんだろう。2歳より3歳、4歳になって完成とかそういうタイプではないだけに、ここが試金石と見る。

3番手はドリームジャーニー。

ステイゴールド×メジロマックイーンというファン垂涎の血統。
オースミとは逆によく新馬勝ちしたなと思う。菊花賞辺りでは鬼になってるんじゃないかと思うがどうか。
父系がサンデー系だけに瞬発力はあるだろうから、現時点ではこれという注文が無い。もしここで勝つようだと血統も相まってヒーローになれる器だ。馬名もいいしね。

4番手はジャングルテクノ。

今年デビューの種牡馬成績が良い。この馬の父も新種牡馬ジャングルポケット。
1枠1番に入ったため発馬が鍵だが、逆にいえばそれさえスムーズなら善戦があっていい。中山のマイルは内が有利だし。

5番手はアロマンシェス。

父ザカリヤが泣かせる
実を言うとただそれだけ。とりあえず死ぬほど頑張ってくれ。

穴指定はコアレスレーサー。

父ダイタクリーヴァて

脅威の4頭出しマイネル軍団は、たぶんどれかは少なくとも3着には入る。

ただ、区別できないというか、すでにする気が起きない問題発言)。

その4頭の中でも注目しているのはマイネルサニベル。
エンドスウィープの後継として輸入された父スウェプトオーヴァーボードがGIでどういう走りを見せるか。

しかし今年デビューの新種牡馬は当たり年だな。ゼンノエルシドの仔もいるし。

しかしザカリヤて・・・。

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12月13日(水)
俺は、戻るために来たんじゃない。忘れるために、ここへ来た。

こないだの阪神JFを勝ったウォッカ。
ちょっと女の子っぽくない名前だな、と思っていたが、由来が結構すごい。
もちろん父タニノギムレットからだが、ウォッカの母も「タニノ」で有名な水谷さん所有の、かなり思い入れのある牝系なんだそうだ。

父も母も自分の馬。

そんな生まれた仔をまずは「タニノウォッカ」にしようとしたらしいが、
「ウォッカはストレートで飲むものだろう」というオーナーの粋な計らいで「タニノ」が抜け、ウォッカになった。

痺れる(゚Д゚)

そして先週の朝日杯フューチュリティSを勝ったドリームジャーニー。
サンデー・レーシングらしい横文字だな、とは思ったが、けっこう安直で、由来はあんまり考えなかった。

が、これ父のステイゴールドから来てるんだね。

ステイゴールドがラスト・ランで走った香港での馬名表記が「黄金旅程」。

で、そっから「夢の旅路」ことドリームジャーニー。

痺れる(゚Д゚)

あ、今年も今年で引退する、引退した名馬のナルったテキストを書きます。
ディープインパクト、ハーツクライ、ダンスインザムードなどは決まってるんだけど、他に何か希望があればどうぞ。

何か最近競馬のことしか書いてない気がする当牧場。

だって他に思い浮かばないから仕方ないじゃないk

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12月16日(土)
後悔も後腐れもなし。では、健闘を。

イの人フィーバーな当牧場(ごく一部)であります。

・「イの人」が出てるアレはもう発売中ですよー。

もはや伝えるべき情報の、手段と目的が置換されている危うい事実。
ほぼいないと思うが、つい最近から当牧場を閲覧し始めた方に対して強烈な誤解を与えないか心配。

まあ、誤解でもなんでもないんだが。

・ごめんごめん。ちゃんと予約してあるよ。まだ引き取ってないけど。
・ちなみにいらんかもしれんが特典付きだ。イオったん増々美人になってて良かったな。(でもルヴァイド付きだけどな。)

ますます美人になって、相変わらずコブ付き()なのが憎いところです。
CDもあるので年内に1度は、と思ってるんですが、気が付けば12月ももう半ば。そして煩雑な年末・・・。

同窓会()の件はよろしくお願いします。なんというか、中東和平の道よりも困難かと思いますが。

・イオス様崇拝者なら絶対にやるべきです 立ち絵よか戦闘二頭身絵に萌えます

もはや伝えるべき情報の、手段と目的が以下略。
いつも通り「弱くてもいい、美形でいこう」なパーティを早く組みたい。そして死にたい。
年内に引き取れれば、年末年始はあんまり予定入ってないのでROを抑えてイの人のサモでもやりまくろっかなーと思ってる今日この頃。

何その非社会的な年末年始(≧▽≦)

・朝日杯…とうとうG1に4頭出てきました、舞い寝る軍団。誰に対する嫌がらせですか?

もはや認識はマイネルなんとか×4。
そして「どれか1頭くらい馬券に絡むだろ」と思ってたらどれも沈む。

オースミダイドウは骨折しちゃうしなぁ・・・。
もうドリームジャーニー1頭に引っ張ってもらわんといかんのか、この世代は。

・ゼンノエルシド「五本足の馬」懐かしい・・・。新馬戦後の岡部騎手のコメントも爆笑でしたが。

発情しまくってパドックで苦笑の渦を作った、カーリアン産駒のマイルCS馬。
岡部騎手の「けっこういいモノを持ってる」というコメントが何を指していたのかは深く触れてはいけないと競馬ファンは心にしまう。

父系はともかく、母系がかなり異系色が強いので、サンデー系の牝馬と合うかもしれない。

・引退した馬ではないですが、ラインクラフトを是非。恐らく泣きますw

ラインは迷ってたんですが、思いつけば書こうと思います。
ベガとラインクラフトが急死した8月はテンション下がりまくってたなぁ。みんな死ぬの早すぎるぞ。

・ウィジャボードについては書かないのですか?彼女も故障で今年で引退予定だと思いますが。
・というか、ウィジャボードの馬主は19代ダービー伯爵だったのですね。

もちろんウィージャボードも予定してますよ(≧▽≦)
ミエスクの現役に間に合わなかった牧場主にとって、おそらく「歴史上世界最高の女」。
そして今のダービー卿、19代目が唯一所有するサラブレッド、という点も非常に興味深い事実です。てかそれが結構大きい気もします。

・ナルったテキスト、個人的にタイムパラドックスをお願いします。
・それから、ラインクラフトもよろしければ

意外と要望の多いナルったテキスト。
もちろんおっけーです。そうかー、タイムパラドックスも今年でしたねぇ。
思えば「ダートでも走るブライアンズタイム」を最初に意識させた馬だったかもしれません。8歳まで走ったんだなぁ。

・イオスとルヴァイドは1週目ブレイブクリアしまくれば2週目以降無限回廊ONLY使えます!!!

もはや伝えるべき情報の以下略

つまりこれは、「「サモンナイト4」は1周目は作業です」という関白宣言()。
あとルヴァイドなど一言も申しておりません、むしろ邪魔というか、この世から抹消されればいいんですよ(≧▽≦)

 

という、コメントは競馬かイの人か、という世も末な今回でした。

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12月22日(金)
―――この先、どんな暗闇が待っていても、・・・僕らが、みんなが・・・、君の光になるから。

年に2度、競馬ファンにとって特別なレースがある。

1つはダービー。

1週間、空気は凍り、静寂が我々を包む。
荘厳でいて、尊大。ただそこにある「ダービー」という4文字に捕らわれる幸せ。
競馬の頂点であり、人々は口を噤む。もはや語ることなど何もない、ただ、「ダービー」だけが先に見える、1年の中でも最も特別な1週間。

そしてもう1つが、有馬記念。

こちらはダービーとは違った意味で対を成す、いわば「お祭り」だ。
ファン投票によって多くが選出される、ファンのためのグランプリ。このワクワク感はダービーとは異なる性質だ。
寒さの厳しい中山に、全国に、それでも人々の笑顔だけが溢れている。今年もまた、その価値のあるメンバーが出揃った。今年もまた、競馬が終わろうとしているこの時に。

ディープインパクト。

君はこのレースでターフを去るのだという。
この2年間、まるでつむじ風のようにあっという間に君は日本の競馬界を席巻していった。
あまりにもスマートで強すぎるゆえに、アンチだっていただろう。ギャンブルであるが故、君を蹴って苦虫を噛み潰した競馬ファンだって少なくないはずだ。

しかし君は強かった。そして、また強い姿を見せてくれるるのだろう。
まだ4歳で現役を退くことに、やはり惜別の念は耐えない。正直に言おう、まだまだ早すぎるじゃないか。
しかしそれでも、まずは笑顔で、このレースを見届けよう。1人の競馬ファンとして、それくらいはできるのだから。それが有馬記念というレースなのだから。

ドリームパスポート。

引き立て役、というと君は怒るかもしれない。
だが傑出した実力がなければこれほどの地位には立てないものだ。そうだろう?
メイショウサムソンにも、ソングオブウインドにも、そしてもちろんディープインパクトにも勝てず、大魚を逃がし続けてきた君だ。

そのままで終わるのか?また君は引き立て役で終わるのか?
彼の馬には勝てない、そう思うファンは多いだろう。だが結果はまだ出ていない。これは、競馬だ。
人々が賑わうその日はクリスマス・イヴ。人々の顰蹙を買ってでも、もし君に特別なプレゼントが届くなら、この日くらいは許してもらえる、そういう日だ。

ダイワメジャー。

しかし、病魔に打ち勝った君にこそ、そのプレゼントは届くかもしれない。
天皇賞(秋)、マイルチャンピオンシップを力強く連勝してきた君だ。天皇賞は「鬼のいぬ間の洗濯」だったのか?
そうではない、そうではないだろう。例年以上に白熱した名レースだった。鬼がそこにいても君に勝てたかどうか、そう思わせるほどの素晴らしい勝利であったのだ。

だから、勝とう。引導を渡そう。
力を持って、競馬界の至宝に再びの敗北を突きつけようじゃないか。
勘違いをしてはいけない。君はチャレンジャーではない。むしろ迎え撃つ立場であることを忘れてはいけない。

メイショウサムソン。

いったい君はどうしてしまったのだろう。
菊花賞は断然の1番人気で0.7秒差もの大差をつけられて4着に沈み、
続くジャパンカップではあの馬の復活劇に隠れて0.8秒差の6着に敗れていた。君の影は一気に薄くなってしまった。

スターダムからの凋落。それは決して珍しいことじゃない。
しかし、そこからの復活劇もまた、数は一気に減るが、絶対に無い事はない。それは有史が証明している。
中山競馬場は君がはじめて栄冠を掴んだ思い出の地だ。あの日以来のその場所で、この秋の雪辱を、私は、あの馬よりも君を応援する多くのファンと共に、期待しよう。

コスモバルク。

虎視眈々と、君も狙っているだろう、その首を。
もはやチャンスは最後となる。そうか、そんな君もいつしか5歳になっていたんだな。
この夏、君はあの馬の1.8秒もの後ろでもがいたレースがあった。何も出来ずに馬群に沈んでいった君の姿を、それでも北の地は暖かく迎えた。

その恩義には報いるべきだろう?
唯一にして、彼の馬を討つ最後の機会だ。そういう舞台こそ機が映える。
努々忘れるな。彼の馬は日本中の英雄かもしれないが、君だって北の大地にとっては勇者であり、そして英雄であることを。

スイープトウショウ。

「紅一点」、新聞紙上にはそうあった。確かに、出生馬の中に牝馬は君しかいない。
しかし決して舞台に華を添えに来たわけではない。君はそんな扱いに憤慨しているはずだ。勝ちに来ているのだ。
とはいえ、今年はまだ「女帝」としての貫禄を示せていないのも事実。エリザベス女王杯では3歳の小娘に苦杯をなめさせられた。君のプライドはひどく傷ついただろう。

汚名返上にはこれ以上無い絶好の機会だろう。
そこでようやく人々は思い知るのだ、「そうだ、やはり彼女は「女帝」であったのだ」、と。
かつて多くの者たちが、多くの名馬たちが恐れたあの脚を、そのプライドに賭けて今こそ繰り出す時だ。そう、残り13騎の男を従えて。

2006年12月24日、中山競馬場。

人々が奇跡を謳う中、奇跡とは対極にある君たちの戦いこそが、神聖なものだ。
競馬ファンは、そうでない者たちよりもおよそ1週間早い「1年の終わり」をこのレースで迎える。それもまたいいものだ。

さあ、日本で最大のお祭りだ、あれこれ考えず、目の前の戦いを楽しめばいい。

それでは競馬を知らぬ皆様方、メリー・クリスマス、そして、よいお年を!

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12月23日(土)
貴方は何も負おうとしない、自分で捨てたはずのものにさえ―――まだ憧れの一欠片を抱いている。そんなことで、いったい誰を守れるんですか。

有馬記念の予想でございます。

本命はディープインパクト。

牧場主にしては順当かもしれない。
だが最後の最後くらい、あまり重箱の隅をつつかずにこの馬を推したい。
もはや何の説明も不要だろう。実績こそが血統も調教も臨戦過程をもカバーする。ただあまりにも強く、そして偉大な名馬だ。

対抗にメイショウサムソン。

2kgの恩恵のある3歳馬が必ず馬券に絡むはず。
ドリームパスポートに人気があるが、フジキセキ産駒に中山の2500mは厳しいと、あえて切った。
皐月賞を制した中山、そして何よりオペラハウス×ダンシングブレーヴという血統はこの舞台にピッタリ。強気の競馬を心がければバテずに押し切ることだってあっていい。

3番手にダイワメジャー。

サンデーサイレンス×ノーザンテーストはデュランダルと同じ。
明らかに距離は長い。2000mでも何とか守備範囲、という程度であったはず。なのにあの強い競馬だった。
強みはなんといっても競馬の上手さであり、安定感。この距離でもそう大きく崩れないんじゃないかと思わせることこそがすごい。勝ち切るまではどうかだが、馬券には絡んでいい。

4番手にデルタブルース。

コスモバルクと迷ったが、迷うならこちら。
菊花賞を制してからイマイチよくわからないキャラになってしまった豪州GI馬。
5歳になって大きな上積みがあるかどうかは、父ダンスインザダークの今後の評価の一端にもなる。応援に近いのも確かだが。

5番手にトウショウナイト。

この夏以降の充実一途が怖い1頭を最後に挙げる。
中長距離路線をひた走り、札幌日経OP1着、京都大賞典3着、アルゼンチン共和国杯1着と本格化。
父がティンバーカントリー、という点に一抹の不安も感じることも確かだが、それを覆せるだけの成績だ。京都大賞典もスイープトウショウにわずか0.1秒差だったし。

穴指定はポップロック。

穴、というほどの人気薄でもないかもしれないが。
なんといってもペリエ。そして内枠有利の中山で1番枠はベストではないが、ベターだろう。
父エリシオ、というのがイマイチちょっと特徴を掴めないんだが、大雑把に欧州血統とすればこの舞台にも向くだろうとも思う、豪州GIの2着馬。

ドリームパスポートは血統で切った。フジキセキの仔にここでは出番は無い。と思う(ダメ)。

スイープは展開的に利はあるが、中山の中長距離で追い込みが届くとは思えない。

コスモバルクは迷ったんだが、優先順位の関係で無印に。むしろアドマイヤメインの大逃げのほうが怖い。

まあ、年に1度のお祭りだ、損得だけにこだわらず、楽しく競馬を観ようじゃないか。

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12月24日(日)
「何何何」。質問すれば何でも答えが返ってくるとでも?

実はディープインパクトに関して、「これはすごい馬だ」とまで思えたことは無かった。
元々が天邪鬼な性格だからだろうが、やはりドラマ性に乏しいディープに対して、それほど思い入れを持つことが出来なかったのだ。

有馬記念、ディープインパクトは圧勝した。

あの走りは、もはや次元が違う。
確か1度もムチを入れなかったのではないか。なんなんあだあの馬は・・・。
正直、来年からの競馬がどうなるのか、不安で仕方が無い。スター・ホースを失って、加熱しかけたムーヴメントが萎んでいく気がしてならない。

とにかく、最後にしてはじめて、すさまじい馬だと実感できた。
こういう馬と時代を共に出来たのは倖せであるし、また4年後に彼の仔を見れると思うと今からワクワクする。
「小回りの中山なら紛れがある」、「速い流れでも有馬記念で後ろから追い込んで勝った馬はほとんどいない」、そんな不安説をこれでもかと吹き飛ばした。まさに英雄だ。

2着のポップロック。

穴指定にして申し訳ないと思わせるほど、力強い走り。
このレースに関しては1着馬は忘れていい。5歳にして身体も丈夫になり、ようやく本格化したか。
エリシオ×サンデーサイレンスで、来年以降も中長距離戦線で主役になれるだろう。春の天皇賞よりも宝塚記念の方に合うと見た。あとさすがだ、ペリエ・・・。

3着ダイワメジャー。

最後のひと踏ん張りが利かなかったのはやはり距離だ。
だがそれでも最後にドリームパスポートの猛追を抑えたのは中距離王者の意地であった。
2500mでもコーナーが多く、小回りの中山だからこそ3着に食い込めた。純粋にスタミナ、底力を問われると今後もやはり厳しいはずだ。

4着ドリームパスポート。

13戦目にしてはじめて馬券に絡めなかった。
最後は替わるか、と思わせたが、ダイワメジャーにハナ差及ばず、苦杯をなめた格好だ。
ただ、個人的には善戦としたい。フジキセキ産駒にスタミナと底力を求めるこの舞台は厳しいと見ていただけに、意外だったというのが正直なところ。

5着メイショウサムソン。

こちらも意外だった。もっとやれるはずという意味で。
もしかすると前半1000mが59.5秒と有馬にしては速い流れだったのが敗因かもしれない。
スローで瞬発力勝負よりはいいが、それでも平均ペースで自分からレースを作るのがこの馬。追走して普通に走ってたら5着でした、という感じに見えた。

しかしまあ、みんな、両手離しでディープを褒めてやってほしい。
天邪鬼であり偏屈な牧場主が、お願いする。彼の雄姿を、功績を、素直に讃えてやってほしいのだ。
あんな馬、もう2度と出ないかもしれない。少なくとも今は、「あのディープインパクトを超える馬」というフレーズがひどく非現実的に思えて仕方が無い。

今年のクリスマス・プレゼントはあまりにも衝撃的で、そしてちょっと哀しいものだった。

やっぱり、君の走りを、もっと見ていたかったと、いまさらながらに思うんだ。

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12月31日(日)
永遠に変らないもの、もしひとつだけくれるなら、どんな小さなさよならも、決して言わないよって約束して。

第1話「流れ星、拾っちゃいました」

・・・。

2006年最後の更新となります(何ですか、今のは)。

まあ、ついにはじめちゃったんですけどね、「サモンナイト4」
前に知ってしまった「あの人は2周目以降でないと使えない」という実にケンカを売っている事実。

もはやプレイする前から「作業」という認識ではじまるゲームはどうなのか

若干数期待されている方がいると聞くプレイ日記。
あれって実は結構面倒くさいので、まあやらないことはないけど、過度な期待はなしで!
わりと本気で「1周目は作業」と思ってるので、テンションは低め。あとやっぱりルヴァイドがいるので、なんとかならんかあれは(
なりません)。

牧場主のゲーム・ディスクからヤツのデータ全て消していいから1周目から使えるようにしろヽ(`Д´)ノ

とりあえず第一印象、つまり外見でお気に入りを決めたい。

男性キャラ:ギアン

惜しい。髪が黒くて眼鏡じゃなかったらツボだった(それはもはや違うキャラです)。

女性キャラ:回答なし

ほとんどどれを選んでも青少年保護法に引っかかりそうなので答えられない

むしろ正解はユエル逮捕)。

とりあえず1周目は男性の方の主人公で、だったらパートナーは女の子キャラで。
しかしパートナーの竜の子?で1人性別わかんないキャラがいるじゃないですか。無口でぼんやりした感じの。

・・・。

いやいやいやいや!!錯乱している)。

あと竜の子?の女の子、の名前。

ミルリーフ。

絶対か弱い女の子という認識は不可能。

70年代の世界最強馬ですよ、ミルリーフ。
いまだかつて欧州3冠制覇したのはミルリーフとラムタラだけの超・偉業。

開発にも競馬知らない人間がいないわけじゃなかろうに・・・。

というわけで今年最後の更新はいつになく当牧場っぽいものとなりました(≧▽≦)

あ、年末のナルったテキスト、ちと苦戦しております。
去年は簡単に書けて、実は自分でも結構気に入ってるんだけど、今年はどうも難しい。

ま、近いうちにアップできると思います。

それでは皆様、よいお年を!

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