4月1日(金)
大切な人を失ってしまった僕でも、まだ、間に合いますか・・・?
うはー、この幸福感!
プロ野球を観れるって素晴らしい!
なんかもう、このワクワク感は50年後も同じだろう。
開幕はもちろん王子・石川。
今試合を観ながらキーボードを打っている。
てか正直に言うと「野球:テキスト」が「9:1」なので、
キーボードを打ってはいるが自分で何を書いてるかよく解ってない(何)。
で、もう書く気なくなって試合終了までテキスト放置。
この行を書いてる時点でセの3試合は終了。
・・・。
ス ワ ロ ー ズ 激 勝 ! !
見たかイガーめ!最高の試合だバカヤロー!
年甲斐もなく泣きそうになってしまっただろ!石川偉い!結婚してくれ!(?)。
で、冷静になってちゃんと観れた試合を振り返る。
結果論として、スワローズとしてはほぼ100点の試合だった。
攻撃面では先制し、中押しし、4番の3ランでダメを押す。6点というのもいい。
守る方ではスペンサーの本塁帰塁を、左翼→三塁→捕手でソツなく刺したのが印象的だった。
プロなんだから当たり前のプレーだが、開幕戦なのでこういった「当たり前のプレー」が大きいと思う。
投げる方では石川に尽きた。
良い意味で普段通り。開幕戦ですよ?王子。
7回を投げ、失点は金本に本塁打を打たれた1点に抑えた。
あの本塁打はピンポン球のように飛ばされたが、
逆にあれだけ完璧に打たれたのだから切り替えが早くできたんだろう。
「ま、本塁打は打たれるもの」という開き直りができていたように思う。精神的に成長してる。
やや変化球に頼りすぎな嫌いはあったが、7〜8の球種を持ってる以上、当然か。
さて今度は相手の阪神。
正直に言うと、この1戦は負けを覚悟してた。
王子・石川とは比べるべくもないセの先発陣で最高の左腕だ。
ただ、今日の井川は全体的に良くなかった。
そりゃ6点も取られたら悪いに決まってるんだが、どこが悪かったのか。
これはもう、チェンジアップの精度の悪さに尽きる。
直球で押してチェンジアップで三振を取る、という組み立てが出来てない。
チェンジアップに限らず変化球の精度自体が悪かったが、直球が良かっただけに勿体無いと感じた。
あと9回をルーキーに投げさせ、捕手も代えた意味が未だに解らない。
あそこは5点差でも実績ある投手を送るべき。
開幕戦以外なら当然の采配だが、これは悪手だったように思う。
五十嵐の調子が悪いのは情報としてあっただろう。ならばなおさら、この采配は間違い。
結果9回は0点に抑えたが、あの場合は三者凡退でなければ意味がない交代だ。
得点圏に走者を背負っていたし、赤星の好守が無ければ失点していたはずだ。
今後もこういう悪い意味で融通の効かない采配を続けるなら、ペナントの奪取は難しい。
若松監督の采配は、こちらは良くも悪くもセオリー通り、実績頼りだが、個人的にはこういう野球は好きだ。
まあ長々と書いたが滅多にここまで書かせてもらえない(誰も読まない)だろうから散々言うのだが。
初戦を取ったのは大きい。
4月〜5月をなんとか5割で乗り切れれば・・・。
明日は藤井か。ウチにとっては金本の調子が良いのが辛いな。
てか今日はエイプリル・フールなのか。
・・・。
今日の勝利がウソとかいわないだろうな!
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4月2日(土)
自分が巻き込まれそうになったら、とたんに手を離すのかよ。お気楽な愛情だね。
横浜ファンはマゾでないとやっていけないようだ(暴言)。
さて今日は少女コミックですよー。
その「戻る」を押そうとする手は正しいと牧場主は思う。
いいんだ、1人でも「楽しみにしています」と言われるならそれに応える!
・・・。
なんか、応えなくちゃいけないのに放置なのもいくつか・・・ゲフゲフ。
「S・A」(南マキ、花とゆめコミックス)3巻。
結構意外なんだけど、本誌「花とゆめ」でも上位の支持があるらしい。
でもよくよく考えてみると、なるほど、読者層から大勢の支持を得られる内容ではあると思う。
「シリアス:コメディ」の比率がだいたい「5:5」。
アッサリ風味で読みやすい絵柄もあって、王道といわれれば納得する。
1巻で「可もなく不可もなく」、2巻で「あ、なかなか面白くなってきたかも」というのが個人的印象。
でもってこの3巻で「うん、確かに面白い」という印象に変わる。
なんというか、ようやくキャラの個性が掴めるようになった。区別、というのかな。
なんというかテンションが比較的高い位置で進行するので、悪い意味でサラサラ読んでしまう。
なんかいつの間にか、よく解らないうちに読み終わっていたのが1巻。「双子がいたような・・・?」とか思ってた。
まあ、未読コミックスは寝る前に酔いながら1冊だけ、という方針が間違っている気がしないでもない。
なにがいけないってこのヒーローとヒロインのカップリングがあんまりしっくり来ない。
勝ち気で男勝り、「ケンカはタイマンでやれ!」な気質でかつサラツヤ黒髪ロングなヒロイン。
方や何でも出来るスーパー・ヒーローだが基本的に動より静、力勝負より策を講じて絡め手で、なヒーロー。
うん、この構図ならいいんだ。どっちかっていうと好みの構図だ(黙れ)。
でも、今度はこのヒロインが話を重ねるにつれてオトメ度が急上昇しているのがいけない。
1〜2巻でやたら「強い」ヒロインを強調していたため、なんだかここにきてカップリングが不自然に見えてきた。
もちろんヒーローもヒーローらしくなってきてはいるんだけど、そのバランス、舵取りがちと上手く取れていないような気がする。
これだったらまだヒロインと明(女性キャラ)とのカップリングの方が不健全です牧場主。
でもキャラクターは全員面白いし、読んでいてつまらなくなる作品ではないと思う。
恋愛とは対極の位置にいるヒロインが徐々にヒーローへの恋心に気付き始めて、というのも王道だけど◎。
てか、王道だから◎。
おおまかな「S・A」の設定とかかなりムチャな面もあるけど、
あまり深く世界観や設定を詰め込みすぎるとこの読者層は離れるのでこれくらいでいい。
基本的にコメディが上手いので、面白いかどうかはともかく、楽しく読めるという点では個人的に推す。
本誌でもまだ続いているようなのであと少しは続くだろう。
でもデビュー作なので5〜6巻辺りで完結すると思うし、それくらいの量でいいと思う。
全体的なオトメ度はそれほど高くないけど、今の花ゆめでいうなら直球ど真ん中。
牧場主は好きですよ。てか、好きになった。3巻で。
ちなみに好きなキャラは明ですが何か?(開直)
ビジュアル的にはそりゃ違うけど、君の考え方は非常に共感が持てる。
・・・。
読まないように(何だと)。
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4月3日(日)
この世に生まれてきた事を、みんなで盛大に祝ってやるんだ。16回分。
さて昨日は少女コミックだったということで、
そしてそれまでは野球をツラツラと書いていたので今日は競馬だ!
・・・。
ごめんなさいやめておきます。
最近は佐藤竹善のベストを聴いてます。
同時にやっと買えた「Hotel」(MOBY)とどっち聴くか迷ったけど。
久々にCD屋いったけど、やっぱり食指を引かれる作品ってすごく減ってきているように感じる。
いくつか欲しいのもあるにはあるんだけど、「買ってまで」で止まってしまう。
例えば「Def Tech」(Def Tech)とかがそう。
「MY WAY」をFMで聴いたときは鳥肌が立ったものだけど、
半年後も同じ感覚で聴いていられるかどうかというと、正直そんな気がしない。
まあそんなことは音のほうで書け、と。
そんなことで日記を潰すな、と。
ハッハッハ。
うるさいぞ(逆切)。
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4月4日(月)
黙って狗に徹すれば?そのほうがよほど、自分に言い訳できるじゃない。
月曜日なのでWEB拍手コメントの返信です。
昨日の日記はちゃんと書いてたのにアップするの忘れてました。
・Sですか?Mですか?
両方です(問題発言)。
精神的にはMですが基本的にややSです。
これは証明する人もいるので間違いないかと。マジ答えでした。
てかこの質問を受ける意味が解りません・・・。
・自分が買ってない時に限って武豊は勝つんですよ。買った時は負けるし…。
それが武豊の法則。てか競馬の法則。
牧場主なんて、グリグリ1番人気な武の馬を買うと2着。
キレかけてグリグリな武の複勝を買うと馬群に沈んでなんだそれは!
¥200返せ!(¥100の複勝ってどうなんですか牧場主)。
・6着まで外枠の馬だったとは。けど、上がり3Fが35.1だったしなぁ。
なんかもう鮮やかに勝たれすぎて勝ち馬しか印象になくて。
2着馬3着馬がしばらく考えないと出てこないようなレースでしたから、個人的に。
外枠の馬というのは、今回馬場の内側が荒れていて、有力馬が真ん中から外に持ち出したからですね。
上がり3F35.1だと前は総じて潰れますね。
小回りで直線の短い中京でこういうレースだったのも意外。
メイショウボーラーの敗因はあと数戦見てみないと断定できないですね。
カルストンライトオはやっぱり左回りが合わない様子。
・私も今「ULYSSES」聴いてます。「スカラベって何さ」が友人とのメール会話の話題・・・
なんだかんだで安心して聴ける「ULYSSRS」(島みやえい子)。
「Ozone」(同)からの既出曲が2〜3あって、正直新曲少ないなぁと思ったんですが、
その既出曲もリアレンジされてて、ほとんど新曲に近い感じで聴けました。なかなか良いアルバムですね。
ただアレンジャーに京田誠一の名前があって個人的に腰を抜かしそうに。「I’ve」の作品ですよねこれ。
でも「愛の歌」は「Ozone」版の方がいいな。
ねじくれたテクノ・アレンジする「SORMA」は「I’ve」に合わない気が。
個人的には「VANNILA」と「LOVER」が好きですね。詩は相変わらず「?」ですけども。
・救命病棟がごくせんに負けたらしいですね…ごくせんって何が面白いんだろ?
気負わずに観れるところじゃないですか?
「救命病棟」の方が質は2億倍くらい上だったとは思いますが、
じゃあだからといって評価されるのか、というと「作品」である以上そうでもないですし。
ただここ数年の風潮として、中心的な「作品」に群れる傾向が強くなってるのが心配。
「世界の中心で愛をさけぶ」にしろ「いま、会いに行きます」にしろ、同じ著者の他作品が一切売れないのはどうなのか。
ちなみに「救命病棟」。すごく面白かった。
ダイジェスト版みたいな特別編も、よく出来てる方かと。
中心に大泉洋をもってきたのはキャストの間隙を上手く突いてました。
次のクールで観るのが決まってるのが「離婚弁護士2」。
あの常人には理解されがたいカメラ・ワークを含んだ演出をもう1度・・・!
・自分カジュアルプレイヤーなんで、昔のカードの批評?評価?はとてもありがたいって言うかそんな感じです。
・弱者選別を弱者差別と呼んでました・・・。
マジックのことだと気付くのに数秒・・・。
牧場主もカジュアル・プレイヤーですが最近プレイしてないなぁ。
昔は「マジックから離れるなんて考えられない」と思ってましたが、普通に離れてるし・・・。
「弱者選別」(EX)は好きなカードの1つです。
まあどのみちクズ生物が生け贄なので「弱者差別」でも違和感無いですね。
ただ「弱者差別」という言葉を日常で使うと社会的迫害とかいわれのない(あるよ)理不尽さを招きます。
例「美形で無い男は世の中にいなくていいんじゃない?」
ぐはっ(吐血)。
・お誕生日のお祝いとして、《三つの願いVi》をかなえて・・・あ、うそです何も出来ません。申し訳無いです
せめて「嘘か真か」(IN)でお願いしたく。
そして出てくる5枚は全部土地。それがお約束というものです(?)。
てか「三つの願い」(VI)とか来場者様の1人も解らない気がしますぞ。その意気や良し!
「ガロウブレイド」(WL)が好きだ(聞いてません)。
・麻雀やるんですね〜 しかも大四喜テンパイ・・・ 私は四暗刻単騎直撃経験有りorz
RO内でも返事しましたけども。
麻雀は機会少ないですが大好きですぞー。
世界で唯一「国を滅ぼす遊戯」とまでいわれるほどですから。
リアル麻雀で役満を当てられたことはないですが、1度麻雀ゲームで地和を喰らった覚えがあります。
開始3秒でゲーム・オーバー。
未だに誰も信じてくれないのが悲しい。
「プログラム上、天和と地和はないはずだ」とか言われるし。
大四喜テンパイはもう人生上2度と無いと思いますが、心臓が悪い人は死にますあれ。
麻雀したい!(何)。
・こんにちは。なるしまゆりさんの新シリーズ「鉄壱智」はもうチェックされましたか?
・みるみっくさんのお好きそうな美少年がわんさか登場してますよv
もちろんチェック済みですぞ!
作者のHPも実は毎日行ってるほどですし。
まだ読めてはいないのですが、近いうちに読むと思いますよ。
あと「お好きそうな美少年」を「お好きそうな美少女」に変換しておいてください。
よからぬ誤解を与えそうな気がしますしね。
・・・。
ああそうだよ!別に誤解じゃないよ!(逆切)。
でもストライク・ゾーンは異様に狭いですぞ?(聞いてません)。
・今日はヤクルトに完敗です。開幕三連敗がありうるかも…。
くそ、3連戦終わってから書くのがキツい。
結局1勝2敗で開幕カードを終えた我が地上最強スワローズ。
なんか関西に住んでると、阪神戦を放映してくれるのはありがたいが放送の質が最悪。
おまえら阪神ファンに媚び売りすぎ。
放送圏内に阪神ファン以外いないと思ってるだろ。
元々阪神は好きなほうだったがこの姿勢で今では嫌いな球団だ。
選手では好きなの多いんだけどなー。
・今年のセ・リーグ優勝ラインはどのぐらいでしょう?自分は、83勝ぐらいだと考えますが。
広島の開幕3連勝で83もいかないと思いますよ。
81をメドに前後するくらいじゃないでしょうか。この時点ではなんともいえませんが。
広島も横浜と並んで好き。
ベイルが抑えに慣れればやっぱり恐いなぁ、と。
広島は先発が良くないんですが、黒田、小山田は計算できますね。
ウチは王子・石川以外計算できないですが何か?(逆切)。
・とりあえず一勝出来て安心。
テンション下がるので負けたことを思い出させないように(ひどい)。
・SAと言われるとジョーカーシリーズが思い出されてしまいます。
浅学で「ジョーカー・シリーズ」自体知りませんでした・・・。
てか新書館なら比較的安心して手を出せそうな気も・・・(どうなんですかそれ)。
今回は以上です。
毎回書いてますが皆様ありがとう!
これからもテキトウにテキストを頑張ろうと思う!
競馬とか!(黙れ)。
関係ないですがROではギルド・メンバーを引き続き募集してます。
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4月5日(火)
同じ体温のその手を、無邪気に引き寄せたら無神経だと思われる気がした。
毎月5日は「LaLa」系コミックスの日!
なんだけどまだ読めてないのでまた後日。
てか「どうなんですかそれ」なタイトルの作品があってビビる。
久々の新刊な「ペンギン革命」(筑波さくら)のつもりだったけど、そっち書くかも。
しかし今日も我がスワローズは負けますか・・・。
しかも2戦目坂元、4戦目石堂とよく解らない先発采配がかなり痛い。
でもまあ、今日はともかく坂元は解らないではないけど。ピッチング内容は意味不明だが。
さて、今週の日記は書くことが結構決まっているようだ。
日曜日は桜花賞のレース回顧、
土曜日は予想で金曜日は恒例ナル・テキスト(痛)。
今日はもうこのまま終わるし(コラ)、つまり水曜日と木曜日でおっけーだな。
じゃあ今日の花ゆめ2冊でどうだ!
・・・・・。
2人とも花ゆめ系作家の中でもすごく好きな人なので!
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4月6日(水)
お前は頑張ったよ。頑張ってくれた。ありがとうな。
さて「ペンギン革命」(筑波さくら、花とゆめコミックス)1巻。
有無を言わせませんよ?
芸能界モノ、とは知らなかったけど、
作風自体は「目隠しの国」(同)とそう変わらないので安心。
しかしよくよく考えてみると、コミックスとしてはまだ2作目ということなんだな。意外だ。
しかし、なんか異様に裸率が高いですね。
あ、一応男性来場者様に言っておくと脱ぐのは男なのでアシュカラニ。
相当に不遇な環境にいるのにそう見せないメンタルなタフさと、
学業もスポーツも学校で1、2を争うほど出来る少女、という設定に覚えは無い?
「桜蘭高校ホスト部」(葉鳥ビスコ、同)のハルヒと同じ。
さらに男装するハメになるところまで同じ。
でも性格的にはかなり違うので、あんまり気にならないかな。
しかしヒーローが女装していなければならない、という設定が加わってややこしい。
ヒロインは女の子で、でも男装しなくてはならない。
そしてヒーローは男の子で、でもこちらは女装しなくてはならない。
ヒロインが女の子であることもヒーローが男の子であることもバレてはいけない。
えーっと、ヒーローが男装?女装?だっけ?
ヒロインが・・・えと、男の子じゃなくて女の子だから女装でなく男装か。
男装・・・女装・・・宋兄弟?(出てきません)。
でも「悩殺ジャンキー」(福山リョウコ、同)もそうだけど、
芸能界モノって流行なのかな。なんかあんまり食指惹かれるジャンルじゃないけど。
まあこの「ペンギン革命」のヒロインはわりかし少女コミック界での古風なビジュアルなので受け入れられそう。
そもそも女性キャラってこの子しか出てこないけどね。
しかし「花ざかりの君たちへ」(中条比紗也、同)もそうだけど、若い男女の、性別を隠した同棲生活。
・・・。
萌(削除されました)。
こんなこと書いてるから色々な誤解を受けるのか・・・。
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4月7日(木)
もしもどこかで、なにも言わなかった彼女の想いを、少しでも、推し測ることができていれば。
最近思いついて、でもネタにしなかったネタ。
「そこの醤油とって」
「薄口?濃口?パスクチ?」
はいそこ、「え、パスクチって何?」とか言わないように。
うん、わかってる。正直、全然ぶっちゃけ(恥語)る必要も無かったと思うよ。
でもね、書く事が無くてね(切実)。
明日の金曜日から日曜日までの日記は競馬。
この時期になると、不意に「ああ、桜花賞だ・・・」と呟いてしまう。
なのでせめて今日くらいはテキトウに書いて日記を埋めようと思ったり(ダメ)。
パスクチ。
いや、意味解らんし。
千葉ロッテのファン以外も流行らせよう、パスクチ。
1度口にするとその変な名前度(失礼)から2度と忘れられなくなる。
あなたも学校や会社でレッツ・パスクチ。クラスメイトや上司にも二言目にはパスクチ。
「昨日のテストどうだった?」
「パスクチ」
いや、意味解らんし。
「頼んでおいた書類は出来てるかね」
「パスクチです」
いや、意味解らんし。
違う意味でミセリでも可(問題発言)。
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4月8日(金)
今はなにを置いても、あの子達の存在が大切なんだ。
君たちは、なんて美しく齢を重ねたのだろう。
あの頃はまだ少女であった。
そんな君たちが母となり、娘を世に送り出した。
なんという僥倖だろう。これほどの倖せはそうあるものではない。
7年前、98年の第58回桜花賞。
勝ったファレノプシスの約2馬身後ろで、あの時君は泣いた。
9番人気を思えば健闘だったといえるかもしれない。いや、そうみるのが正しいのだろう。
だが君たちは全員「健闘」を目指しているのではない。ただ「1着」のみを目指し、疾駆する。
そして時は流れた。
彼女、エアデジャヴーは少女から女となり、現役を終え牧場へ帰り、そして母となった。
オークスは2着、秋華賞も3着と一線級で大活躍したが、
しかしとうとうGIレースを勝つことは無く、その夢は自らの仔に託したのだ。
1番仔はエアシェイディ。アメリカJCC2着などがあり、母の素質を受け継いでみせている。
そして2番仔がエアメサイア。彼女は兄を追い、そして母を追う。
そんな彼女の鞍上には武豊がいる。あの時ファレノプシスの鞍上にいた、彼がいる。
「西洋蘭」を意味するファレノプシスで栄光の頂点に立った彼が、今度は7年の時を経て、彼女に跨る。
その1年後、99年の第59回桜花賞。
1番人気スティンガーが馬群に沈み、彼女は勝利を確信する。
しかしそれを一瞬で抜き去り、彼女を絶望の淵に叩き落したのがプリモディーネだった。
2着に敗れた彼女、フサイチエアデールもまた、牧場へ帰り、母となった。
そして送り出すのがライラプス。
やはり母が勝てなかったGIを、今度は娘が追う番だ。
阪神JFで2番人気に押されながらも7着に沈んだままでは終われないだろう。
母が挑み、敗れ、娘が雪辱を期す。
実は競馬の世界においてはそれほど特異な事例でもない。
だがやはり、あの時の母の姿を知る者にとっては感慨深く、喜びも一入なはずだ。
現役のサイクルが短いサラブレッドたちだからこそ、息子、娘への血の系譜のごく一部、末端を垣間見れる。
彼女たちの母は、桜の舞台で咲き誇ることは出来なかった。
だが、無事に現役を終え、今度は違う華を見事に咲かせている。
娘たちは母の想いを受け継ぎ、桜の舞台で花開くだろうか。
だが他の16騎も彼女たちに負けない物語性を持って世に生まれている。それが競馬という世界だ。
今年も18騎の精鋭が揃う。
今年は世間の桜もこの時期に開花を合わせてくれている。
だが仁川の馬場で満開になる桜は1本のみ。そしてその答えはわずか1分半で出る。
彼女たちはただ高みへ。
1600m。約1分半だけの百花繚乱を見逃す理由はどこにもない。
4月10日、阪神競馬場。
第65回、桜花賞。
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4月9日(土)
いつか必ずNO.1になって、光の中に行ってやる。
1,000万馬券ですってよ・・・。
つまり¥100が¥10,000,000に化ける馬券。
的中票数が9票。1人が9千万なのか9人が1千万かは知らんが。
さて、桜花賞の予想といこうか。
日本のレースでは菊花賞に次いで2番目に好きなレース。
3歳牝馬のマイル戦という華やかさも好きだが、やっぱり桜舞うこの時期のGIだしね。
1番人気はやっぱりラインクラフト。
4戦3勝3着1回。唯一の3着は阪神JFでのもの。
1番人気は1番人気だが、これを書いてる時点で4.4倍程度。
つまりまだまだ全幅の信頼をされていないということで、この辺は桜花賞らしい。
しかしなぜダントツの人気ではないのか。
喫した唯一の敗戦もアタマ差で、ほとんど差はなかった。
前走休み明けのフィリーズ・レビューを1番人気で快勝している以上、
正直もっと人気をするだろう、もしかすると2倍を切るかもしれないという思いがあった。
エンドスゥイープ×サンデーサイレンスという血統。
祖母のダイナシュートの産駒にアドマイヤマックスがいる優れた母系。
当馬の血統表を見ると、ノーザンダンサーの4×4というインブリードを内包しているようだ。
エンドスゥイープは、自身の競争成績からも、
そして世界での競争成績からも、短距離一辺倒だと言ってきた。
秋華賞馬のスイープトウショウを出したが、今でも短距離血統だという思いは同じだ。
ただ、母系の血を活かす種牡馬のようだ。
つまり母の父ダンシングブレーヴの血が表に出てきている。
サンデーサイレンスもそういうところがあるが、サンデーは基本的に強すぎる。
産駒の能力を全体的に底上げし、様々な要素で優れた素質を伝え、さらに母系も活かしている。
エンドスゥイープ×サンデーサイレンス×ノーザンテースト。
そして4×4とはいえノーザンダンサーのインブリードがある以上、距離はこなしていい。
ただエンドスゥイープの血が一定以上の影響力下にあるなら、どういう母系であってもマイルですら長いだろう。
1400mを3戦3勝、マイルで3着から、
「この馬はマイルでも長い」と結論付けるのは早計。
阪神JFでは道中の不利があったし、そもそも時計は同タイムだ。
ささいな匙加減でひっくり返る内容だったし、この時点では決め付けられない。
ただ、その可能性はまだある。だからこそ難しいし、2番人気に近い1番人気なのだろう。
ただし今回、17番枠という非常に不利な枠を引いた。これは単純に割り引いてよく、取捨がさらに難しくなった。
この枠からどういう競馬をするかが見ものだが、後ろから行くにはリスクが大きすぎる以上、早々に好位に取り付く競馬になるだろう。
そこまでにどれだけ脚を使ってしまうかによる。
「魔の桜花賞ペース」という言葉があるほどに、この舞台ではペースが速くなる。
小回りで直線の短い阪神競馬場では必然的に前が有利となり、全馬が一斉に好位集団を目指すからだ。
とくにGIだと多頭数になり、4コーナーで内を突く、馬群を割り込む、というのが困難になる。桜花賞で求められるのは「器用さ」だ。
本命にはしないが、印はつけるかも。個人的結論はそんなところ。
2番人気はシーザリオのようだ。
3戦3勝でフラワーCからはダンスインザムードと同じ。
特に2戦目の500万以下で素質馬アドマイヤフジを負かせているのが光る。
3戦のどれもが好位から直線で抜け出す綺麗な競馬。
それほどキレる脚を持ってはいないようだが、この器用さは武器になる。
ただ、このフラワーカップ組が今回この馬以外に出走しない。力の比較が難しいのだ。
走破タイムだけならそう威張れるものではない。阪神マイル戦ではラインクラフトよりコンマ5秒も遅いからだ。
スペシャルウィーク×サドラーズウェルズ×ハビタットという構成。
個人的にはこの血統構成なら、100%桜花賞よりもオークス向きだと断言できる。
スペシャルウィークの母系にマルゼンスキーがいる以上、この距離での一線級相手は忙しすぎる。
逆に桜花賞の結果がどうあれ、オークスでは本命視していい。気が早いが。
たとえ18着に終わったとしても、この馬は府中の2400mならちゃんと伸びてくるはずだ。
今回個人的に本命にはしないが、スペシャルウィーク産駒初のGI馬となる素質は十分に秘めていると思う。
3番人気はアンブロワーズ。
4戦2勝2着1回3着1回という実績でここへ。
前走はトライアルのアネモネS3着。その前は阪神JF2着。
つまり前述したラインクラフトを同タイムながらも押さえこんだのは立派だ。
アネモネS3着は正直やや物足りないが、
そもそもここを目標に調整されている以上、そう気にしなくていい。
それ以上に叩いた上積みがあるだろうし、どういう相手でも走る以上、印は必要だろう。
フレンチデピュティ×サンデーサイレンス×サドラーズウェルズ。
フレンチデピュティといえばクロフネだが、き基本的に芝でもダートでもどちらもこなす。
距離は短い方が安定するが、ノーザンダンサー系という血統的には2000mくらいならこなしておかしくない。
母系まで考えるならマイルも十分守備範囲だし、同姓相手なら伸びてもいいだろう。
フレンチデピュティの父デピュティミニスターの産駒にはBCクラシックやベルモントSの勝ち馬も出ている。
さて、3頭書いた時点で1時間かかるわ手は疲れるわなので結論に入る。
本命:アンブロワーズ
まず名前が、というのがある(コラ)。
フレンチデピュティ×サンデー×サドラーという血統は、
日本はおろか、世界中を見渡しても超一流と誇示できるほどの構成だ。
祖母のバレークイーンはフサイチコンコルドの母、曾祖母のサンプリンセスは英オークス馬。
瞬発力はあまり無いが、先行できるスピードがある。
14番枠というやや外を引いたが、スタート時にゴチャつかない分まだマシ。
アネモネS3着は休み明けで試運転であり、鞍上の四位も2戦目となるからもう大丈夫だろう。
真ん中より内ならアッサリ馬群に沈むこともあるが、
距離のロスを割り引いてもこれくらいの外なら力を発揮できるはず。
あまり馬券的な妙味は考えないのだが、6.9倍というオッズはそこそこの旨味はある。
対抗:シーザリオ
ダンスインザムードなのか、ムーヴオブサンデーなのか。
前述したが距離は守備範囲外だと思う。だが同性相手だし自力でなんとか。
負かしたアドマイヤフジが若葉Sを勝ったように、能力だけならこのメンバーでも上位のはず。
3番手:ショウナンパントル
18番枠で切ろうと思った。
いくら2歳女王でも18番枠は無いと思うべき。
ただキョウエイマーチという前例がある以上、絶対ではない。
前走クイーンC12着は、重馬場、他馬より2kg重い、+12kgと競馬になってない。
唯一のGI馬なのに単勝オッズ18倍は甘く見すぎ。
確かに牧場主も1着は無いと思う。が、この枠なら連に突っ込んでくる。
むしろこういう追い込み馬は、開き直れる枠のほうが良い結果を生む場合が多々ある。
4番手:エアメサイア
エイシンテンダーと迷うが、鞍上でこちら。
多々いるお手馬の中から武豊が選んだのがこの馬。
フィリーズ・レビュー3着もラインクラフトとのタイム差はコンマ1秒。
サンデー×ノーザンテーストはデュランダルと同じだが、距離はベストとみる。
5番手:ペニーホイッスル
4戦して2勝2着2回。実に堅実だ。
それまで1200mばかりだったが、前走でマイルを経験。
母の父がシルバーデュピティなので、距離はこの辺が限界なのだろう。
母系に名馬バックパサーの名前があるので、レース展開によっては距離をこなすかも。
結果として穴が開いたなら、こういう堅実だが積極的に買いたくないのがあけそうな気がする。器用だし。
穴指定:デアリングハート
サンデーサイレンス×ダンジグという構成だが、
母馬がニアークティックの3×3という強い近親交配で生まれている。
直線で伸びてこられたなら穴を開けてもおかしくないし、フィリーズ・レビュー2着は立派。
何よりデムーロの腕を考えると、穴を開けて後になって「やっぱりデムーロは買うべきだったか」と悔やんでそう。
とりあえずは以上な感じで臨む。馬券買うかは未定。
ラインクラフトは切った。偉いと褒めるなら今のうちだ(後悔予定)。
1番人気を流しもしないのは牧場主流。マイルでのエンドスゥイープを信用してない。
みなさんの予想もぜひお聞かせください。
晒し者にしたいのでぜひ掲示板に(コラ)。
大丈夫。
最大の晒し者がここにいるから☆
・・・。
沈んでくれラインクラフト。
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4月10日(日)
お前が楽しければ、それでいい。俺は、それでいいよ・・・。
さて思いっきり触れたくない桜花賞。
「勝ったのはシャダイカグラだっけ?」と夢想したい(?)。
まあいいレースだったんだけどね。1、2着がちゃんと人気馬で、見応えもあった。
1着ラインクラフト。また福永・・・。
17番枠だがスタート後スムーズに好位に取り付く。
実際この時点で「あ、ヤバい(来る)かも」と思ったが、その通りとなる。
最後は脚が鈍ったように見えたのだが、それでも着差以上の力量差を感じることができた。
しかし、とことんエンドスゥイープ産駒と相性が悪いな牧場主。
実は父はミスタープロスペクターじゃなくてフェアリーキングか何かの誤植じゃねーのか。
まあ母系が母系だからマイルくらいはこなしても、と土曜日に書いたが、さすがにこの辺が距離の限界だろうと思う。
この後は牡馬相手のNHKマイルカップではなく、オークスらしい。
距離は絶望的に向いてないが、展開と折り合いが合えば牝馬同士、好勝負もある。
瞬発力で勝負するタイプなので(上がり勝負という意味ではない)、阪神よりは府中の方が向くとは思うが。
2着シーザリオはよく突っ込んできた。
直線入ったところで掲示板も危ういかも、とすら思ったくらい。
スペシャルウィーク産駒って走るなぁ。母系のマルゼンスキーが良い味出してる。
正直、やっぱりマイルの、しかも阪神は忙しすぎたようだ。
同じく土曜日に「18着でもオークスでは本命」と書いたが、その決意はもちろん変わらない。
ただ、スペシャルウィーク×サドラーズウェルズだと長距離戦特有の「ゆったり追走、上がり勝負」は致命的に向かない。
1本かぶりするほどの人気なら、消すのもありだと思うが・・・。
3着はデアリングハート。10番人気。
なんつーか、もちろん結果論だがトライアル2着馬を甘く見すぎ。
これまでの実績にバラつきはあるものの、着差でいうならずっと差の無いレースをしてきた。
サンデー×ダンジグなら距離はここまで。
3着に入った以上オークスに向かうと思うが、これも牝馬同士なら。
もともとサンデーの血が強く出ていれば、サンデーの実績通り2400mは手中にある。
デムーロが騎乗後に「直線で先頭に立つとソラを使ってしまった」と話していた。
この血統なのにキレる脚を持たない以上、このクセは厄介で、特に距離が伸びると非常に危うい。
下手をするとこの馬が逃がされる可能性もあり、現時点でこの馬がオークスに出てきても推せる要素は少ないと思う。
さて牧場主本命はラインクラフトだったわけだが(大嘘)。
アンブロワーズは14着。何やってたんだお前(暴言)。
鞍上の四位は「わからない。こんな馬じゃない」と騎乗後にコメントを出した。
牝馬だからこういう理不尽なポカもある。だが、こんな着順だとどうやっても救われないのが本音。
距離も枠順も展開も血統も調教も騎乗も何らオカシなところはなかった。
なのにただ、成す術無く、この馬の桜花賞は4コーナーを迎えたところですでに終わっていた。
本命馬だったからかなり悩みながら敗因を考えたが、何も思いつかない。唯一「これも競馬。これが競馬」としか・・・。
フレンチデュピティ産駒にはデリケートなところがあるから、意外と本番に弱いのかもしれない。
クロフネ級に出るとまた別次元だが、精神的に脆弱なのかもしれない。しかしそれにしてもこれは負けすぎだ・・・。
4着エアメサイアはオークス向き。
シーザリオよりこちらの方が、血統以外では推せる。
今回もソツない競馬をしたと思うが、現時点での完成度の差だろう。
ラインクラフトと同じく5戦目だったが、
あちらはレイズアネイティヴ系なので馬はもう完成している。
エアメサイアは父サンデー以上に母系がノーザンテーストなので、完成は秋以降だ。
しかし、やっぱりクラシックは燃えた。
そして来週は皐月賞。本当に化け物級なのかディープインパクト。
ただのデビューからの連勝馬は数多いたが、この馬は何か違うような雰囲気を持っている。
後世になって、こういう人が増えるだろう。
「競馬を始めたのはディープインパクトの頃」、と。
それ、名馬における最上級の栄誉だ。
ちなみに牧場主はトウカイテイオー。心の中のヒーローだ。
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