夢幻の更新期


10月1日(金)
盾にはなってやれなかったが、剣にはなってやれるかもしれないな。

ヤクルト・スワローズ優勝おめでとう!妄想)。

「avex」はこれからもずっと全部CCCDで出してください!(暴言)。

あ、ソニーは歓迎〜。あとは東芝だな。
しかし久々にシングルのチャートを見ていると腰が抜けそうになった。
蛇新頭(
略して「蛇頭」)は「avex」と合併してくれんか。でもって北の国に身売りして欲しい。

すいませんペナントが終わって少々やさぐれております。

・・・。

来年こそはッ!


10月2日(土)
意味の無い名も、詩人なら深読みできるという内容さ。

今日はスプリンターズステークスの予想をしようと思った。
いつものように異様に長く血統論(
生意気)をグダグダと書いての予想だ。

でもやめた。長いだけで読まれないし!(自業自得)。

少女コミックをネタにしているときもそうだが、
長く書いているな、という実感はほとんど無い。実は。
牧場主はかなり血統信者ではあるが、もう1つ、大事な要素がある。

パドックだ。

あ、パドックってのは馬がレース前にグルグル回ってるところね。
あそこで気配とかそういう数値に表れない様子を吟味して、走るかどうかを見分ける。

今までで最も印象的なのがダンスインザダークの菊花賞。

前2つのレースを飛ばしてでも一番前にかぶりついた。

馬が紫色に光ってるの。マジで。
実はあの時ロイヤルタッチを応援していたんだけど、
パドックの時点で恐ろしいくらいの気合を秘めたダンスを見て怯んだ。

案の定あんなレース見せ付けられるし。泡吹くかと思ったぞ。

で、明日のスプリンターズステークス。

まず外国馬は全て切ろう。
日本の馬場の短距離戦では日本馬は負けない。
日本の馬場は非常に硬くてスピードが出るのでまず外国馬は活躍が難しい。

マイル以上なら純粋な能力で適応可能。
ただ、電撃戦である6ハロン戦では日本の馬は世界一だ。

2番人気サニングデールも切ろう。
理由は簡単、右回りで急坂のある中山では無理。
今年の高松宮記念、中京だからこそサニングデールは勝てた。

とっとと買い目。

予算¥5,000とするなら、デュランダルの単勝に¥3,000。

そして馬単デュランダル→シーイズトウショウに¥2,000。以上!

スプリント戦は紛れも多いので買い目は絞れるだけ絞ろう。

え、デュランダルの理由?

名前コラ)。

ウソウソ。この馬坂のある馬場でのスプリント戦だと現役一番。
最内枠を引いたがどうせスタート直後には最後尾にいるからどこでも同じ。
展開に依存するところはあるが、今回レコード出そうなくらい前が速そうだし大丈夫でしょう。

でも実際馬券買うとなったら馬単はワイドに化けるけど。

悪かったな女々しくてッ!

どうせオトメ・アンテナが体内に以下略!


10月3日(日)
みんなが、それぞれ誰かを幸せな気分にさせたくて、走り回ってるのね。

それでもあなたは、男の涙はみっともないと思うだろうか。

両軍の選手に胴上げされた1人の男の目に浮かんだものは、紛れも無い涙そのものだった。

1989年、高卒でのドラフト1位。
1998年、17勝を挙げ、沢村賞とMVPに輝いた。
プロ野球選手として最高の栄誉、日本一にも知将野村監督の下で成した。

右打者の内角を鋭く抉る豪快無比のシュートが武器。
球速は140kmそこそこ。しかしそれを補ったのが負けん気の強さだった。
ジャイアンツ戦に強く、「Gキラー」とも呼ばれた男は2000年、フリー・エージェントで中日へ移籍した。

それからの3年間、彼は地獄の最中にいた。ずっといた。

右肩痛の再発により1軍登板は1度もなし。
中日ファンからは「給料泥棒」、「詐欺師」、「不良債権」と非難轟々だった。
4年契約、総額で7億以上。彼が中日にもたらしたものは、何も無かったのだからそれも仕方が無いかもしれない。

だが今年の4月に異変は起きた。
開幕戦。どの球団も最も勝ちたい一戦のマウンドに彼はいた。
開幕投手が数年間マウンドに上がっていない男。野球関係者全員が度肝を抜かれた。

ただし結果は無残だった。

2回途中で5失点、失意の彼は更なる失意の沼へと引きずり込まれた。
2度目の登板は早くも同じく4月に訪れたが、今度は1死も取れずにマウンドを後にする。
かつての大エースはもはや笑い者となり、ファンの間ですら失笑の的となっていた。それがプロという現実だった。

毎朝右腕が上がらないほどの激痛と戦ってきた。
結果、彼はそれに負けた。そのことに対してはもはや間違いないだろう。
だがそれでも彼はこの日、「自分は野球選手として幸せ者だった」と涙ながらに言葉を紡いだ。

そしてこう言葉を繋いだ。

「中日に来て何も出来なかったことに悔しさはある」、と。

4年間、誰よりも辛かったのはか彼本人だった。
世界中の誰よりも辛酸と苦難を味わってきたのは彼本人なのだ。
最後のマウンドは打者3人、たった13球。そして3人をすべて空振りの三振に斬って取った。

球速は138km。球に威力は無く、やや山なりにも見えた。これが彼の現状なのだろう。

「プロとして、打ち取れる球が無くなった」、それが引退の理由だった。

そして長かった戦いに終止符を打つ。
1回の表が終了すると、両軍のベンチから選手が押し寄せた。
宙に舞う彼の姿は誇らしくもあり、偉大であり、そして男らしかったと、充分に思う。

「ありがとうございました」、そう言って涙に腫らした顔とともに会見を終えた。

その言葉の先にはナゴヤドームのマウンド、そしてさらにその先には、栄光を重ねた神宮のマウンドがある。

彼の名は川崎憲次郎。

偉大なる、大エース。


10月4日(月)
ずっと夢見てきたことでしょう。―――でも今は、幸せになんか、なりたくない。

さあ、競馬の話をしようじゃないか。
今目の前に2日前の自分がいたら無言で張り倒す(
コラ)。
デュランダル2着はまだしも、シーイズトウショウはなんと7着。なんだそりゃー!

2着7着を当てる馬券を発売しなさいJRA!(コラ)。

勝ったのはカルストンライトオ。
消化不良の名前だ。ライトオーなんだろうな、おそらく。
馬名は2文字以上9文字以内だからカルストンライトオーではなく、ライトオ。

どうでもいいよコラ)。

4コーナー回ったところで勝負あった。
デュランダルが意外と早い仕掛けだったのに驚いたが、
あの鬼脚、メンバー中唯一の35秒台の末脚を持ってしても4馬身差が限度だった。

1番人気がサニングデールで変だなぁと思ったら大雨だったのね、中山。
こっちでは雨なんて降ってなかったし、予想でも良馬場だったから渋った馬場なんて予想もしなかった。

でも良馬場でもどうだったかな。
なにせスプリント戦で4馬身だしな。驚異的だ。
3着のケープオブグッドホープは香港の馬だったのか。知らなかった。
この馬が3着に突っ込んだせいで3連単は10万馬券になったらしい。買った人間は勇者だ。

デュランダルには良馬場で走らせたかったが、こればかりは天の采配。
逆にこういった馬場でスタート直後最後方からぶっ飛んでくるのだから恐ろしい馬だ。
次走は京都のマイルチャンピオンシップ。ただ秋の天皇賞を走る姿も見たいなぁ。SS産駒だしね。

そしてタップダンスシチーの凱旋門賞。

17着というのは予想したより負けすぎだが、これが現状だろう。
ただやはり惜しむらくは、順調に行っていればもう少し何とかなったはずなのだ。
飛行機が突然キャンセルされ、一旦は諦めた渡欧。それでも何とかやりくりして挑戦したが、やはり・・・。

アメリカはともかく、やはり欧州の馬場は難しい。
一言で言うと非常にタフさが要求される馬場で、これは作りそのものが違うからだ。

日本やアメリカの競馬場は楕円形で、長距離はそれをグルグルと回らせて終わる。
ただし欧州の競馬場はそうではなく、ただっ広い丘陵をそのまま競馬場にしているため、自然そのまま。
芝も違うが何よりも自然をそのまま走るわけで、時計的には同じ距離を走っても日本の馬のほうが断然速いのはそのためだ。

だからこそ、あのエルコンドルパサーの2着は、偉業中の偉業といっていい。
今後も数年、もしかするともっと長くかもしれないが、凱旋門賞での善戦は見られないかもしれない。
ただそれでも、挑戦することの意義は見失わないでもらいたいと思う。賞金は高くないが、だからこそ意義がある。

タップダンスシチーも早ければ年末の有馬記念でその勇士を見せてくれるだろう。

エルコンドルパサーはもうこの世にいない。

彼の仔で、というのは夢のまた夢の話に違いない。
だからこそ、タップには無事でいて欲しいし、引退後も応援したいと思う。

ともあれ、ご苦労様、そして夢をありがとう。

ロンシャンの2,400mは、日本にとってまだまだ聖域であり続けてくれている。


10月5日(火)
名馬にたいしてその出生の根拠をあれこれこじつけるのは、かえって失礼というものなのかもしれない。

最近野球とか競馬とかの日記が続く。
この2つのオッサン趣味ではやはりいけないだろう。
よって今日くらいは、この目先を変えての更新を心がけたいと思う。

少女コミ(捕縛)。

さて野球の話をしようじゃないか(開直)。

とはいえ。

今日の我がヤクルト戦は雨で中止。
王子・石川の予定だったので残念。雨でもやれよ!(
横暴)。

ちなみにこの時点で何度か使った「今日」という単語が毎回「杏」と変換されて猛烈にヘコむ

さて競馬の話をしようじゃないか(開直)。

明日は「めるぷり」(樋野まつり、花とゆめコミックス)4巻!

これも一種の開き直りか。


10月6日(水)
―――本人に聞いたらどうかな?答えてくれるかどうかは、知らないけどね。

はい、こちら原田デザインです。

牧場主は理花さんとラン・デ・ヴー中です。

帰宅は輪廻後になります。


10月7日(木)
それは・・・あまりにも寂しい。何かが・・・いや、何もかもが欠落しているな・・・。

昨日はムシャクシャして早めに酔いつぶれたことは覚えてるんだけどなぁ。

どうなんだそれも。

1日経つと何でムシャクシャしてたのか忘れちゃったYO!(記憶弊害?)。

おそらく妄想内にラン・デ・ヴーしていたに違いない。

だからリアルで牧場主に会って「理花さんって誰?」とか聞くな。

実在しません。してたまるか)。

今月の「ダ・ヴィンチ」は美味でした。


10月8日(金)
ドーリでな。お前の足が速いのは、逃げ足だったからかよ。

ボチボチおお振りのテキストを書いていて、
その裏ではシーフが座ってHPを回復させている日々が続く。
メチャクチャにハマっているわけではないけど、日数制限だししないと勿体無い。

さて明日は京都競馬場。

と思っていたがやめた。

なんだこの台風

絶対フザけてやがる。
秋の京都競馬の記念すべき開幕初日だぞ。
明日を逃すと、あとは大きなレースの日しかないじゃないか。

日曜日は京都で京都大賞典、東京で毎日王冠。
次週は日曜日にGIの秋華賞があり、土曜もその前日発売がある。
その次の週は日曜日に東京で秋の天皇賞。京都競馬場もその余波でごった返す。

明日しかないんだよ明日しか!

もしかすると開催無いかもしれないぞ、明日の競馬。
競馬の中止ってのは非常に珍しくて、数年に1度くらいしかない。
その原因は台風か異常な降雪のみ。昔はストライキとかあったけどね。いつの話だ。

サッカーよりタフだ。なんせ絡むお金の桁が違う。

そうだ、明日中止になったら代替開催は祝日の月曜日に。

台風、カモン!(不謹慎です)。

いつの間にかLv40を超えましたよ・・・100%ソロ・プレイで・・・。


10月9日(土)
大きすぎる目標は、目標にならない場合があってね。

・・・。

じ、10万カウント行ったそうです!

なんですか10万って。
あれですか、「饅頭こわい!」みたいな(
)。
長くやればここまで行くもんなんだナーと妙に感慨深くなってしまう。

しかしなんでこんなトコが10万・・・。

ハッ、解った!実はドッキリなんだな!?(被害妄想)。

チクショウ、そうはいくか!
ようし、今に見てろ!(
意味解りません)。

しかし「何系?」と聞かれても牧場主が答えられない当牧場。
そんなところがこれほどまでになるとは黎明期を思うと夢にも思わなかった。
当初は競馬系だったり、ゲーム系だったり、まあ今もゲームはやらないことも無いんだけど。

エロゲはドロップ・アウトしたのでこれからは年に1本くらい?

競馬は少女コミックと並んで語りに熱が入るんだけど、
そもそも「レイズアネイティヴを経ないネイティヴダンサー系」とかわかんないよね?

ちなみに少女コミックはイヤガラセです。アシュカラニ。

まあそんなことはどうでもよく

今後とも当牧場をよろしくお願いしたいです。適当に(コラ)。

なので10万を記念して皆様ほめてください!(最低)。

普段褒められることなんてねーんだからそれくらいし(削除されました)。


10月10日(日)
これが悪魔・・・?なんて冷たい眼で俺を見る。鈴を振るような声で快活に話す。

書くことがねぇぞオラァッ!

・・・。

さくら〜ふぶ〜きの〜♪ サライ〜の空へ〜♪

フェード・アウトしようとしている

書くことが無い場合の緊急避難的ネタがいくつかある。
この書き出しも何度と無く使ったので「またか」と思われる常連の方もおられるか。

食べ物ネタだ。

ここまで年を経るにつれて好き嫌いがなくなってきた。
昔は嫌いだったが、今では食べれる、いやむしろ好きだというものが結構ある。
しかもそれらは「克服した」というよりも、「いつの間にかおいしく感じるようになった」ものばかりだったりする。

特に野菜類は顕著だ。

小中時代は、ってのを「焼酎時代」と変換して精神的ダメージ

野菜だ(無理矢理)。

トマトやピーマンなんか子どもの頃は苦手だった。
そういえばニンジンも食べなかったなぁ。よく生きてこれた(
)。

今ではどれも大好きな体質。
特にトマトなど1食それだけでも構わないくらいだ。

どれくらい好きかというと、
地元の仲間とだいたい月に1度程度呑みに行くが、
そのとき、注文をテキトウに仲間に任せてトイレに行ったりするとする。
戻ってきてしばらくすると、トマトのスライスが。頼んだ覚えは無く、誰が食うんだこれ。

「いやお前のために。他誰も食べんし」

・・・。

軽いイヤガラセだよなこれ()。

好きだけどさ。他に食うものもあるんだしさ。
たかがトマトといえ一生懸命1人で食べてると他のものが食えねぇだろーが。
そうでなくても食べる量なんて青年男性として(
以下精神的に支障を来すため削除)。

一時「トマトマン」とか呼ばれてたぞ。

軽いイヤガラセだろマジで

どうせだったら「お好み焼きマン」とか呼んでいただきたい。

次の瞬間から縁を切るが(コラ)。


10月11日(月)
・・・友達というのは、一方的に思っていても成り立たないから。

昨日の日本グランプリはとても楽しみにしてたのに。
やっぱり舞台に日本人がいないと熱が入らないのは正直なところ。
佐藤琢磨はマスコミに対しての受け答えが非常に丁寧なので、好感が持てる。

のだが。

テレビ前にネットのニュース・サイトで結果知ってしまってたからなぁ。

何も面白くない(ひどい)。

そういえば中日がキヨハラを取るとか何とか

・・・。

優勝すると球団は慈善団体になるのか?暴言)。

ウッズはまだ解るんだが。7番くらいで。
異様に得点圏打率が低いから4〜5番はどうか>ウッズ

タイガー・ウッズの方が打つよ(意味解りません)。

掲示板とメールのお返事、少々お待ちくださいませ。すいません〜。


10月12日(火)
・・・やっと本物の、あなたに会えました。

さて「トカゲ王子」(和泉明日香、花とゆめコミックス)。

有無を言わせませんよ?最低)。

聞いたこと無い名前の人だなと思ったらデビュー作。
牧場主はほとんど内容も見ずに買うことが多い(
立ち読みしない)ので、
これも作品名から少し迷ったが絵が読みやすそうなので購入。こういうので買った作品は多い。

内容はトカゲな王子様の話でどう書けば()。

「LaLa DX」お得意、コメディ基軸のパステル・ファンタジー路線。
最後の第5話だけ本誌「LaLa」に行ったということなので、人気はあったんだと思う。
目新しさがあるかといえばそうでもないんだけど、でもトカゲ、ってのは挑戦というか無謀というか。

白泉社+トカゲで検索するとこれしか出てこないし。

あ、でもトカゲがカワいんスよ。
だからこのトカゲに惚れたら大丈夫。
なんだそれ

お転婆(死語)、というほどではないが、
ある程度以上感情の起伏の激しいお姫様がヒロイン。
樹を思いっきり蹴ったり男を平手で張り飛ばしたり、
なんだこいつひどい)。

逆にヒーローの王子ことトカゲが軟弱とまではいかないまでも・・・受け?何が)。

簡単に言うとオトメ・アンテナ持ってる、この王子。トカゲ。

ロマンチストというかなんというか。

・・・。

うん、いいんだよ(何が)。

知らない国の物語」(川瀬夏菜、同)にかなり似てる。
ファンタジー設定の王子とお姫様、つーのはみんな食傷気味にならないのかな。

うん、牧場主?

大好きダメだ)。


10月13日(水)
目を閉じちゃだめだ。目を閉じたら、自分しか見えなくなる。

ボチボチと「ラグナロク・オンライン」。
内容的なこととかはゲームのほうに書くようにしたいのだが、
最近気づいた、ちょっと気になる、というか印象的なことがあったので記したい。

このゲーム、パーティを組んだり、ギルドを組んだり出来る。

ちなみに現時点でパーティとギルドとどう違うのかは解らない(ダメ)。

で、組むときにパーティ名なりギルド名なりを付ける。

牧場主はオタクだ。断言できる。
アニメは観なくなった(
つか放映してくれない)し、
ゲームもクリアする本数は年に1〜2本ではあるが、オタクだ。

やっぱりそれっぽいのパーティ名を付けようと思うじゃない。
でもおそらくそういったものの大半は使用不可のはずだ。つまり、先に誰かが付けている。

・・・。

「ライナーク王国騎士団」なら大丈夫だろう、と。

「そのパーティはすでに存在します」

なんでやねんっ!オカシいだろ!

・・・。

やられた、と思った。

ちょっとお近づきになりたいとも思った()。

ちなみに「埼玉県立西浦高校野球部」も存在していた。

絶対女性だな。このゲーム変に女性プレイヤー多いし。


10月14日(木)
生れ落ちた場所が居場所じゃなかった。不幸な事だが、世間じゃあよくある話だ。

横浜の吉見、9回2死まで無安打無得点試合。

でもね。

あと1人で打たれるって芸人じゃないんだから・・・

一応吉見は横浜でも応援してる選手の1人だ。
なにせ我がヤクルトの王子・石川と最後まで新人王を争った仲。
もちろん王子に勝てるわけも無く新人王の栄誉は石川がいただいたわけだが(
コラ)。

にしても今年の吉見はひどかったな。

ボッコボコでもはや芸人の域すら逸脱していた。

そんな吉見を擁する横浜と我がヤクルトは残り試合がまだある。
というかこないだから横浜戦が流れまくってつまらない日々が続いている。

で。

日本シリーズと同日にやるんだな、この2チーム。

スポーツ・ニュースで1秒扱いな気がする

観客予想→300人。


10月15日(金)
・・・お前こそは、俺に罰を与えてくれるのか?

明後日の日曜日はGIレースである秋華賞だ。
なのでいつものようにナルったテキストにしようかと思ったが(
)、
最近日記が、というよりも当牧場の更新が非常にテキトウになっているのでやめる。

まあ存在自体がテキトウだという指摘もあろうが

・・・。

よーし、いいからそこに座れ。そして歯を食いしばれ。痛いのは一瞬だ。

ちなみに明日の日記は秋華賞の予想。
そしてもちろん日曜日はレース回顧なのは言うまでも無い。

元気!牧場主は元気ですよ!()。

出来れば色々と更新したいとは思うのですよ!

・・・。

今日は「バーニン・ポケット」の日だね!(ダメ)。


10月16日(土)−第1部−
おれも同じこと思う時あるけど、けっこう、楽しくやってるし。

思いっきり書くの忘れてましたよ。

愛してるぜベイベ★★」(槙ようこ、りぼんマスコットコミックス)6巻。

さあどこまで突っ走るのかりぼんの主砲。
やっぱりアニメの方に興味はわかないんだが、んもう、すごい。
この作品をネタにするたびに書いてる気がするが、作風が読者層に合ってない。
重いとかそういうことではなく、道筋は至ってシンプルなんだけど、作者と読者の間の線が多すぎる。

作品というものはどういうものであれ、作り手の色が必ず出る。
その割合が大きいかどうかは、それは誰にも、もしかすると作者本人にも解らない。
その前提をしても、この作品、メディア化されたにしては非常に純度の高い作品だと、ファンの声として言える。

次の7巻が最終巻ということで。

月刊誌での7巻が長いか短いか、ではない。
少女誌、しかも幼年誌のジャンルでこの発刊数は相当に長い。
長ければいい云々ではなくこの作品の場合は、序盤から終盤までの作風に乱れが無い。

これを牧場主的に書くなら「純度が高い」、となる。

あまり悪く言いたくないが、ジャンプの作品は人気に比例して純度が低くなる。
最近、特に今は読んでる作品がゼロなので違っていたら悪いが、それがジャンプという雑誌の特徴でもある。

この槙ようこという人、牧場主の好きな漫画家の中でも相当に毛色が違う。
言い換えるならば、この人に近しい漫画家というものを知らない。個性云々ではない。
表現に迷うが、アーティスティックの部分をポップな面でデコレートしているというか。テキストを読むと。

元々は「ソラソラ」(同)で腰が抜けたんだけど、この人はある日スッパリ漫画家辞めそう。

これも前にどこかで書いたけど、エッセイストに向いてるのかもしれない。

てなことを午前中に書いてる牧場主はバカですか?真顔)。

第2部は秋華賞の予想で。

あ、日本シリーズ、牧場主予想は4−1で西武。


10月16日(土)−第2部−
いや、忘れないけどね。がんばろうよ。

日本シリーズを観ながら秋華賞の予想。

倖せッ!

まずは馬場状態の確認からだ。
スプリンターズステークスでは痛い思いをした。
明日の京都は晴天、馬場状態はもちろん良ということらしい。

それを踏まえて、まず1番人気のダンスインザムードから。

父サンデーサイレンス、母ダンシングキイ。
姉にオークス馬ダンスパートナー、兄に菊花賞馬ダンスインザダーク。
今年の春に偉大な母は天に召されたが、ダンスインザムードが桜花賞を勝った凄まじい一族。

ここまで6戦して4−1−0−1。
2着はアメリカのGI、アメリカンオークスに挑戦したもの。
初夏にある芝の2000mのレースだが、それほど重要視されるレースではない。
もちろん胸を張っていいが、これが欧州のGIだったなら、牧場主もここで本命にしたんだけどな。

評価を下げる原因はもちろん唯一の4着、オークスの敗戦だ。
血統からしてもローテーションからしても、とにかくあの惨敗の原因が解らない。
位置取りも悪くなかったし、ただ伸びなかっただけ。馬体重増が原因とされているが、どうかなぁ。

サンデーの仔らしからぬ大人びたレース運びが出来るのは強み。
特に京都の内回りである秋華賞は器用さがないと勝てないのは周知の通りだ。
エリザベス女王杯から秋華賞になってからの勝ち馬を見てみるとそれは顕著に現れている。
ファビラスラフィン、ファレノプシス、テイエムオーシャン、ファインモーション、そしてスティルインラブなど。
単勝で¥5,000以上を付けたブゼンキャンドルを除くと、どれもが中団からやや前、少なくとも4コーナーで好位は必須。

となるとこの1枠2番は最高の枠となる。
出遅れれば致命的な枠順だがその可能性はかなり低い。
スッと出て先団に取り付き、好位の内側でなだめながら機を待つ武豊。
3〜4コーナーでおそらく2〜3番手内につけるだろう。あとはサンデーの瞬発力がある。

え、勝つの!?)。

不安はぶっつけである点。
しかも3ヶ月開いたとはいえ、米国遠征帰りだ。
サンデーの気性の荒さはある馬なので、久々というのが気になる。
正直パドックを見てから決めたいが、上がりまくったテンションが災いしないとも限らない。

牧場主は、「直線で一旦は先頭に立つも直線で1頭に抜かれて2着」とする。

よって2番手評価。

では1番手評価は。

ローズステークス勝ちのレクレドール。
これまたサンデーの仔で芸はないが、能力は相当高い。
母系も兄にステイゴールドがいる折り紙付きの良血。夏を越えて花開いた。

ここまで5戦して3−1−1−0。
2着と3着の1回づつは共に新馬戦でのもの。
5月に未勝利を勝つと、1つの出走取り消しを挟んで休養する。
復帰してまず札幌の500万以下を豪快に差し切り、満を持してローズステークスへ。

上がりが35.1秒と展開が向いたのは確か。
逃げるメイショウオスカルに桜花賞2着のアズマサンダースが絡み、
それを同位置でオークス馬ダイワエルシエーロが追走するという展開だった同レース。
4着までの馬が直線で差してきた事を思うと、やはり前が潰れたレースという評価も正鵠を得ているのだが、
それでも同じく差して来たオークス2着馬のスイープトウショウをもぶった斬ったのだから勝ち馬の能力は認めるべきだろう。

今回、イメージとして勝ち馬は差し切ると思う。
断然の人気馬が好位で競馬するから、どうしても前々の展開になる。
となるとやはり直線で前の馬が力尽きて、後ろからぶっ飛んでくる馬の決着になる、と思う(
ダメ)。

叩き3走目も評価できるし、着外がないのも好感が持てる。
ケチをつけるならキャリアが浅い点だが、なに、ダンスとは1戦しか違わない。

あと名前ね(やっぱり!)。

一応母系の血統に触れておこう。
レクレドールの母の父はファイントップ系のディクタス。
サンクタスからゲインズボローへと遡っていく血統で、いわゆる亜流といえる。

ディクタスといえばサッカーボーイが思い浮かぶ。
戦績はマイラーとして扱われるが、サッカーボーイの仔はステイヤーに出る。
つまり血脈として考えればスタミナは十分で、これに魔王サンデーだから距離は何の問題もない。
ディクタスの仔にはイクノディクタスやムービースターなどがいるため、おそらくフィジカルな強さも持ち合わせているはず。

サンデーの系統にしては一瞬のキレではなく、長く使うタイプのようで、
馬柱を見ていると、そして血統面から考えるとベストは府中、距離はこの辺かな、と思う。

血統から消すのはスイープトウショウだ。
何度も言うが、エンドスゥイープの仔が中長距離を走ってはいけない。
マイルですらギリギリだと思うし、オークス2着を経てもその思いは今でも何ら変わらない。
そのオークスもスロー・ペースを追走して中団から直線だけで追い込んだ競馬だし、ローズステークスも同じ。

距離を走れるのは母系の血?では母系を見てみよう。

ダンシングブレーヴ、トウショウボーイ、ダンディルート。
ダンシングブレーヴの父はノーザンダンサー系でもスタミナ寄りのリファールだ。
だがダンシングブレーヴの仔はテイエムオーシャンやキングヘイロー、キョウエイマーチとマイラーが多い。

これは純粋にスピードの勝った血統であることを意味している。

トウショウボーイは説明の必要なし。
ダンディルートも血統はビゼンニシキからダイタクヘリオスへと行く。
そして父がダート早熟スピード命、レイズアネイティヴ系のエンドスゥイープなのだ。

ベストは小回り短距離、そう、スプリンターズステークスと見る。

手が疲れてきたのでまとめにかかりたい(コラ)。

ヤマニンシュクルは5着まで。
特にこれといった欠点はないが、逆に決定力がない。
やや外の枠を引いてしまったのも×。切れ味ならレクレドールのほうが上だ。

アズマサンダースは叩き2走目で注意が必要。
ただ、オークスでの8着惨敗が解らない。2番手からズルズルと後退。
サンデー×ルドルフという血統から距離云々というより気性的な問題なのかもしれない。
17番枠は望んでいなかっただろうが、内を見ながら競馬出来るのは好材料。どうせ前に行くだろうしね。

まとめ。

本命:レクレドール

対抗:ダンスインザムード

3番手:ヤマニンシュクル

4番手:フィーユドゥレーヴ

5番手:ヤマニンアラバスタ

穴:ヒカルドウキセイ

以上。

今回は荒れない気がするな。でもダンスによるか。

フィーユドゥレーヴも十分に穴か。
でもサンデー系の差し馬は今回恐いよ。ヒカルも同じく。

これでスイープトウショウが3着以内に来たら謝る

う、でも京都だしなぁ・・・(弱気)。


10月17日(日)
たとえ一緒に泣いたりおこったりしても、本当は何を考えてるかなんて、きっと絶対わからない。

・・・。

人生は何が起こるか解らない。

・・・。

・・・。

・・・・・

申し訳ありませんでした!


10月18日(月)
そういう悩みもまた、仕事のうちさ。給料にくりこまれてると思えばいいのさ。

思い出すと吐き気すらしてくるが、秋華賞の回顧をしたい。

ちなみにテレビを観ながら応援していたのだが、
直線では奇声の範疇すら超える妙な怪音波を出していたに違いない。
直線半ばで次元の違う末脚を繰り出して猛追するスイープトウショウに気づいたとき、ひっくり返りそうだった。

で。

牧場主本命レクレドールは6着。
直線入り口で「勝った!」と叫んだ。これはマジだ。
今日のスポーツ紙を読んでいると小牧もそう思ったらしい。手応え抜群だった。

だがその1秒後に後ろのスイープトウショウに抜かれ、ジ・エンド。

様々な意味で

若さが出たかなぁ。若さというか、キャリアの浅さ。
道中のレース運びは完璧に見えたし、何ら不利はなかった。
直線でもそれなりに伸びている分、単純に勝った馬より弱いということだ。
3着まで、と思ったが混戦だった3〜6着争いにすら敗れて掲示板にも載れない始末。

前に書いたように一瞬ではなく長い脚を使うので、京都の内回りというトリッキーなコースも合わないようだ。

5着のヤマニンアラバスタ。
同じヤマニンでもシュクルより人気があったアラバスタ。
シュクルが5番人気、こちらが4番人気で人気といってもそう変わらないが、
紫苑ステークスで1着しながら降着というアホな競馬(
ひどい)がより魅力的に思わせたのだろう。

この馬不器用なんだよな。結果論だが。
どういったコース、展開でも能力を出せるシュクルに軍配。
血統的に成長を見込めるため、今後も注視していると馬券にありつけるだろう。
牝馬限定戦なら東京や京都の外回り、新潟などの広いコースの中長距離重賞戦でも活躍できるはず。

4着のダンスインザムード。
奇しくもオークスと同じ意味不明の4着惨敗。
とはいえ、後日談を聞いているとパドックでもはや勝負あったとのこと。

結局はエアグルーヴやトゥザビクトリーと同じ。
サンデーの仔はこういった危険性も孕んでいて、注意が必要だ。
ちなみにエアグルーヴはトニービン産駒。武豊でのあの惨敗も印象的だったが。

鉄砲が利く・利かないよりもスムーズさが何より。
秋華賞のスタートがメイン・スタンド前というのも不幸極まりなかった。
とはいえ全馬が同じ条件だけに、精神的に「お嬢ちゃん」だった彼女の弱さは指摘していい。

今後の米遠征は白紙撤回。
国内でも天皇賞はもちろん、エリザベス女王杯も撤回だそうだ。

3着ウイングレット。

誰だYOオメー!と激怒した人間多数)。

アタマ差でダンスに競り勝った。
これが逆なら救われたファンも多かったはず。
3連単で25万馬券という荒れた原因を作ったのがこの馬だ。

父がタイキシャトル。仔が走るんだなぁ。
ちなみにタイキシャトルが菩提樹ステークスで負けた1戦。
あの現場に牧場主はいた。単勝でタイキシャトルを買っていた。嫌な思い出だ。

2着ヤマニンシュクル。
完璧、といっていいだろう。何も注文はない。
惜しむらくは勝ち馬と同じく末脚の勝負だった点だ。不運だった。

勝ち馬と同じく大外からぶっ飛んできたが、
相手の上がり時計が33.9秒という強烈かつ超絶の末脚では。
京都の内回り、しかも牝馬の2000mで上がり33.9秒というのは神速といっていい。

鞍上の四位もアッサリ負けを認めたほどの脚だ。完敗。

そして勝ったフィーユドゥレーヴ(大嘘)。

ちきしょうっ!

そして勝ったスイープトウショウ。
レース後牧場主は放心状態だった。泣きたい。
これまで自身の血統観を崩壊させた事例が1例だけあって、
それはマチカネフクキタルの菊花賞なんだけど、あれに近しいほどのショック。

ただ、弁解させていただけるなら、直線の平坦な京都だったから、という点も記しておきたい。

え、オークス2着は何だって?

・・・。

ゆずゆのお迎えに行かなきゃ!錯乱)。

違う意味でお迎えが来そうだな・・・。

しかし、よくよく考えてみれば案上は池添。
デュランダルと全く同じ競馬をしている。胆の座った騎手だ。
今回、エンドスゥイープ産駒で中長距離重賞を勝ったのを調べてみたのだが、
おそらく今回の秋華賞以外では、フォーカルポイントの中京記念くらいしかなかったように思う。

よって今後牧場主の脳内血統事典にはこう登録された。

「エンドスゥイープ産駒が中長距離で活躍するかどうかは、母系の血統+馬場が平坦であること」

今でもベストは京都の外回りマイル戦、つまりGIならマイルチャンピオンシップだと言い張ろうと思う。

高松宮記念は距離はともかく中京競馬場は狭い。デュランダルと同じだ。

あ、スワンステークスとか走らせたら鬼だと思う。

ダートも走れるはず。大井のJBCスプリントとか面白そう。

ちなみに牧場主の穴指定ヒカルドウキセイは11着。
フィーユドゥレーヴにいたっては17着でブービー賞が進呈された。

よし、手加減して殴るから歯を食いしばれ>土曜の牧場主。

次の日曜は菊花賞です(懲りない)。


10月19日(火)
還れはしないのだ。泣いてでも行くなというべきだった日へも、振り向いて駆けよるべきだった日へも。

VS.乙女組」(サカモトミク、花とゆめコミックス)。

にしようかと思ったんだけど、
そろそろマジで愛想尽かされそうなのでやめる。
もしかすると当牧場へ少女コミック目当てで来られている方も・・・いないか。

日本シリーズ観ながら書いてるんだけど、例年通り燃える。
1球1球に凝縮された熱さがレギュラー・シーズンとは何倍も違う。うわあ。
1、2戦と書く機会を失ったまま今日に至っているので、もう終わってからババッと書きたいと思う。

ちなみに以前にも書いたけど予想は西武の4勝1敗。

理由は、打撃面で抑えるべきキーマンの数が中日より西武の方が多いと思うから。
投手力に関しては言われているように中日の方が1〜2枚上手だと思う。これは否定しない。
さらに「野球は防御力、引いては投手力」、というセオリーからなら中日有利とする方が理に適っている。

でもね。

日本シリーズには魔物がいるのだよ。

メンタルな強さをより強調させるなら、やはり西武かな、と。

美形度ではドッコイ(関西弁)だけどな!)。

日本一は我がヤクルト、2位はテスコガビーの桜花賞くらいの着差で横浜だと思う。

文句不可。


10月20日(水)
あなたは利口かしら?楽しみにしているわ。

なんですかこの雨。
間違いなく人生上最悪の台風だ。
郵便配達員を見かけて切なくなってしまったぞ。

田畑に両脇を挟まれた農道を車で走っていたんだが、
その田畑全域がすでに池と化しており、正直マジでどうにかなるかと思った。
なにせタイヤが水没するような状況だ。あと30分でも遅くあの道を走っていたらアウトだった。

見渡す限り水域で、まるで水上走行している気分

ちなみに生まれる前ならもっとひどい事態があった。
なんと駅舎が丸々水没したのだ。2〜3mの建物がそのまま沈んだ。
京都府史に残る水害で、もちろん死者なんてビックリするくらい出たらしい。50年ほど前?

話はドカンと変わって日本シリーズ。
視聴率が史上最低とか言われているらしいこのシリーズ。
なんとなくわかる。偉そうに言わせてもらうなら、非常に玄人受けする戦いなのだ。

昨日の第3戦、最も印象に残ったのはもちろん7回の西武の攻撃の時だ。

投手は2イニング目の岡本。
1死を取るものの続く中島に2塁打を打たれる。
そして続く打者は左の石井。投手交代があってもおかしくない場面だ。

レギュラー・シーズンでも岡本は1イニングなら素晴らしい投球をする。
救援投手なのに9勝という数字は、いかにホールドし、打線にリズムを生み出しているかを如実に表している。

結果として、落合監督は岡本を変えなかった。
そしてその後、連続四死球に適時二塁打、カブレラに満塁本塁打を喰らい、勝負あった。

それを踏まえて、それでも個人的に落合監督を擁護したい。

思い出して欲しい。あの場面、妙なことがあった。
正式に投手交代を告げていないにもかかわらず、ブルペンから高橋が出てきたのだ。

これはつまり、落合がベンチを出たときには変えるつもりだったことを意味している。
投手交代は監督にしか出来ず、この指示は監督から投手コーチを通じてブルペンへ伝わったものだ。
監督がマウンドへ赴き、一言二言言葉を交わした時に、高橋は出てきた。そして次の瞬間、監督は彼に「帰れ」と指示した。

マウンドで何があったのか。

これはつまり、監督が岡本にこう聞いたのだ、「代わるか」、と。

こういう場合、投手はほぼ100%こう答える。

「いけます」

レギュラー・シーズン、岡本で勝った試合がいくつもあった。
この場合、岡本を信じたというより、ただレギュラー・シーズンの野球を実践しただけだ。

そして試合後、落合はいつものようにこう答えた。

「すべてはこっちのミスで負けた。それ以上でもそれ以下でもない。ベンチのミスは監督のミス」

正直、この敗戦で、逆に中日の日本一を予感する。

勝つ方法、いや、そのための最善策を監督は知っている。
だがそれ以上に、第4戦目以降により確実に勝つための方法が、続投だったと思う。

この継投云々は失敗だったといっていい。

だが、中日が日本一になったなら、その要因の1つにこの場面が挙げられるはずだ。

非常に締まった野球を見せていただいた。
この試合なら1万払ってでも惜しくない。それほどの内容だ。
ただ惜しむらくは、こういう書き方は良くないが、素人には到底解らないのだ。

この時投手を高橋に代えていればどうなったか。

後続を抑え、岩瀬に繋ぎ、勝った可能性もある。
だが逆に、その後負けて日本一を逃す可能性も秘めているのだ。

様々なことを考えさせられた場面だった。

緻密でいて綿密、しかし奔放でいて豪快。
なるほど、今年のセ・リーグの覇者たる姿をこの1戦で垣間見れた。

必ず逆襲がある。

明日の先発は川上だろう。

日本シリーズはまだまだ続く。

 

=====

WEB拍手ボタンを設置しております。
押していただけるとすごくやる気が出ます!あらぬ方向へも!(
ダメ)。
発信者不明でメッセージも送れますので、匿名で言いたいことなどにもご利用くださいませ。

=====


10月21日(木)−第1部−
おやおや、おかしな事を言うね。動かなかったのは自分でしょ?

今日は日本シリーズを出来るだけ。
誤字・脱字を直すために書き終えた後でザッと見直すが、
基本的にそのとき思ったことを、リアル・タイムで書き記して行きたいと思う。

1回表。1番荒木。西武の先発は張。

2球目を逆らわずにセンター前ヒット。
1球目は見逃し、2球目甘い球を見逃さなかった。
1番を出すと途端に苦しくなるため、ここは慎重に行くべきだった。

2番井端。

牽制を繰り返すバッテリー。1球も投げないのにこれで牽制3球。
定石なら送りバントなんだが、井端なら右打ちも出来るしカウント見ながらラン・エンド・ヒットが妥当。

張の調子は悪く無さそう。直球だけね。
3球目にはじめて変化球、チェンジアップを投げたが、
これが妙に浮ついた球なので要所要所に投げるのには勇気が要るかも。

4球目に荒木が盗塁。
捕手誰だこれ。握り直すなよ。タイミングはアウトだ。
しかし中日のらしさがもう出てきた。西武はこの回1点で済ませる勝負をすべきだ。

明らかに右狙いの井端。これなら最悪1死3塁で立浪になる。

張も調子出てくるのに時間かかりそう。
これで適時打とかだったら目も当てられないんだが。
内角高めのクソ球を無理矢理ファールに。何でも打つ気なんだな。
三振がベストだがこれは望めない。牧場主が捕手なら2−3にしても外の直球で振らす。

低めの良いスライダーをもファール。投げる球なくなった。ここで勝負アリだと思うがどうか。

と思ったらやや浅めの右邪飛。打ち損じてどうすんだ。
そして2塁の荒木がタッチ・アップ。ソツがないというかなんというか。
タイミングがタイミング、ライトが左投げならアウトだったんじゃないか。頭入ってたのか。

で立浪は初球のチェンジアップを簡単に遊飛。2死3塁。

4番アレックス。勝負球は外のチェンジアップでいい。もしくはボール球になるスライダー。

3球目、直球を詰まらされてサードゴロ。
1、2球と変化球だったから思わず手が出た感じかな。
この回1点はと思ったが・・・。戦犯は立浪だ。急ぐ必要は何もなかった。

中日の先発は川上ではなく山井。
川上をずらした理由はいくつかあるが、また後で。
えーと西武の1番は変わらず佐藤だが、この山井って誰だろ。

2−1からスライダーを打たせて遊ゴロ。
4球だと調子云々はわからないが、面白いスライダーを持ってる。
急に沈むような、俗に言う「縦に割れる」スライダー。ただし見分け自体は難しくない。

スイングを取れる球ではないが、カウントは取れる。

・・・でもコントロールがイマイチだな。直球も高めに浮くし。

赤田は投ゴロも山井が処理したのがライン上。
投げてみる赤田に当たってボールは転々と・・・。山井にエラー。

3番はフェルナンデス。要注意人物。
内角低めの直球を振らせたいところだが、このコントロールでは。
外の変化球で騙しながら、あわよくば高めのクソボールでスイングさせたいところかな。

併殺を取るならボール球のスライダーを振らせること。ほぼバクチだが。

でも選球眼いいんだよなぁ、フェルナンデスは。

カウント2−2から赤田が牽制死。
うわー、牽制上手いなこいつ。でもこの場合赤田のミスだ。
その直前の牽制でも危なかったのに、もう少し慎重になってよかったと思うが。

フェルナンデスは3塁ゴロ、をリナレスが捕球できず。
立浪の送球がショート・バウンドしたせいもあるが、取ってやれよ。エラー。

そして核爆弾カブレラ。どうやって抑えるこいつを。

1球目をハーフ・スイングで1−0。これはラッキーだ。
あと2球はボール球、勝負を焦ると間違いなく新潟まで飛んでいく(
いきません)。

2死だしヘタな勝負するなよ。最悪四球でも。
1−1から例のスライダーをフル・スイング。これで2−1。
ただしこれでもうスライダーは通用しないのでここからどうする谷繁。

結果は次の同じ球を3塁ゴロ。この落差もすごいな。なんで2勝止まりなんだ?

1回を終わって0−0。

・・・。

CM邪魔だなあ。今後全部NHKでやってくれんか。

・・・。

やっとはじまった。

と思ったらリナレスの本塁打!?

と思ったら谷繁はアッサリ3球3振。
いいからリナレスの打席をVTRで見せろぉ。
張は本塁打打たれて球走りが良くなったな。マゾか?(
)。

高橋の1・2塁間を抜けるかという打球を高木が好捕。上手い!

井上に対して0−3。
言葉は悪いが、ここまで慎重になる打者じゃない。
ということはやっぱりまだ張は本調子ではないということか。明らかなボール球ばかり。

で、もちろん四球。で落合監督出てきたよ。
球審と3塁塁審を呼んだぞ。なんだ?これは解らん。何も無かったと思うが。

解説によると張が2段モーションではないかということ。
でもこれダメだったら岩隈もアウトだしな。精神的に弱い張への揺さぶりとみるべきか。

・・・おいおいマジか。イライラしてんのブラウン管越しに解るぞ。球も全部高い。

球威はあるんだがなぁ。制球が甘い。
これという強打者がいない分助かるが、これじゃ本塁打打たれるよ。

球速は142、3〜147、8。こんなもんか。

渡辺は右打ちも引っ掛けて2塁ゴロ。この1点、今日に限っては重いぞぉ。

ここでしばらくご飯抜け。イヒ(?)。

で。

帰ってくると4回表、2−0になっていた。
しかも無死1塁3塁、中日には絶好、西武には大ピンチ。
と思ったら高橋がスライダーを見逃し3振。1死1塁3塁。どうなるかな〜。

相変わらず張は荒れている。
変化球が荒れているとなると5回持たないような気がするぞ。
打者は井上。なんと目の覚めるような右中間への3ラン・ホームラン。伏兵の一撃!

半分チェンジ・アップを待っていたバッティング。
一瞬の「タメ」を作って捻りだけでもって行った。タイミングの妙技だ。
ここで張をノック・アウト。メンタルの強さを持たない者にこういった大舞台は任せられない典型。

5−0、か。6回攻撃があるとはいえほぼ絶望的な点差。
これが同じ5点差でも6−1や7−2なら「まだ解らない」、と書くのだが。

西武の2番手は大沼。
張はせめて5回もってほしかっただろうな。
2ゴロを高木がまたも好捕し、荒木はスライダーを泳がされ、遊飛。

4回終わって5−0は両軍予想外では。
点の取り合いならともかく、このままだとワンサイドの予感。
西武のリリーフ陣もこの3戦ですべての面子が出ているので危険性も孕んでいる。

西武のホーム、つまり後攻めなのでまだ「中日の勝ち」とは断定しないが、
おおよそほぼすべての「流れ」が今の時点では西武にソッポを向いてしまっている。相当にキツい。
この状況を打破するには主砲カブレラの一発。出来ればランナー有りの状況で。もしくはリリーフ陣の完璧なホールド。

中日はあとは逆算していけばいい。
9回岩瀬、8回落合、7回岡本ならあと3回の計算になる。
川上を明日に回した理由はエース対決を制すためだろう。だから明日よりも今日が勝負のはず。

CMが終わり、西部の攻撃の攻撃はいつの間にか1死。なぜ!?
続く7番中島・・・中島7番なんだ、が四球を選んでこれで1死1塁という状況。
下位打線だから走者溜めようね。そろそろ山井も辛くなるだろうから慎重にボールを選んで欲しい。

・・・まだ直球走ってるなぁ。球速は140km強だが、伸びがまだまだある。

と思ったら3球目のスライダーがすっぽ抜けて頭部近くへ。何者なんだこいつは。

8番野田は中飛。走者進める気があるのかコイツ。
続く高木も2ゴロに倒れ、ランナー出すもののアッサリ感が満載。
こういう若い投手にスイスイ投げさせるとそのまま行くケースが多いのでピンチだ。
次の攻撃、1番赤田からの攻撃が鍵か。これで3者凡退にでもなればその時点で決を下していい。

5回表中日の攻撃は2番の井端から。
大沼、初球の外角低目への直球が良いね。
ってその後カウント1−3にするあたり若いなとも思うけど。

この後の両外国人が本塁打打ってるために慎重になってるのか?井端は3振。

そして立浪。意外とランナーいないときは恐くない打者だ。
内角高めの直球を決め球にすれば大抵抑えられる。それまでがタイヘンだが。
カウントを悪くして苦し紛れの外の直球を左前安打。遊撃手はもちっと3塁寄りに守れなかったか?

4番アレックス。ここでも安打だと苦しい。
最悪打たれるにしてもライト側はアウト。1塁3塁になるから。
最低でも2塁で止めなければならないから、どうやって内側で勝負するか。
結局外角低目へのスライダーを見逃し3振。解説はフォークだという。軌道はスライダーだが。

5番リナレス。2死1塁なら比較的楽に攻められるか。本塁打打ってるけど。

こうなると四球も許されないからいかにストライク・カウントを稼ぐかがキーになる。
初球直球を低めに決め、見せ球の後例の外角低めスライダーで2ストライク。ここで立浪が盗塁。

こうなると歩かせることも視野に入れて、臭いところを突いていくのが基本。

カウント2−3にしてしまった。2死だからオートマティック・スタート。
んなことしてるからボール球で勝負せざるをえなくなるんだろ!四球じゃねーか?

ほらみろ。良い球ではあったけどあれは振らないよ(一応マジでリアル・タイム・テキストです)。

谷繁かぁ。あの捕手前のボテボテのゴロが鍵だと思うが。
捕手だし「読み」で勝負してくるところもあるが、変化球は恐いぞよ(
)。

マジで〜!?

スライダーを左中間、2点適時2塁打。
直球の素晴らしい球を2球、振りもしなかったのが恐かったか。
カウント1−2からストライクを取りに行ったスライダーを待ってました打法。これで7点差。

勝負有り。

意地でこの2死2塁のピンチを抑えろ。
ここまで差が開くと西部を応援したくなってくるだろ!
一応牧場主は中日も西武も同じくらい好き。二者択一なら中日かな。
これは、ヤクルト・ファンなのでセの覇者に勝っていただきたいという思惑からだけど。

続く高橋を1塁邪飛。今日は高橋がブレーキなのか?

中日の救援陣から7点は非常に厳しいし、
今日はこの時点を持って中日の勝ちだと断定したいのだが、
西武としてはタダで負けてはいけない。明日以降への収穫を得る戦いをしなければ。

まず山井を引き摺り下ろすこと。
この点差だから3〜4点取らないと5回では降りないだろうから、
なんとかこの5回でその3〜4点を取りたい。すると次の回では1つの安打、四死球で慌ててくれるから。

5回裏。

先頭の佐藤が巧打で右前安打。
次赤田の使命は続いて出塁すること。四死球だ。
もちろん安打に越したことはないが、ここは球を選んでいくべき。
アッサリと先頭打者に安打を許したものだから、バッテリーも慎重になっているはずだし。

スコアリング・ポジションにランナーがいる状態で3番フェルナンデス、4番核爆弾()が理想。

で、赤田はスライダーを見逃し三振。
1%も頭になかった見逃し方だ。せめて当てにいけよ・・・。
1死1塁で3番フェルナンデスか。本塁打にだけ注意すれば、という攻めになるのかな。

フェルナンデスは3振。外のスライダーに手が出てしまった。
谷繁が後逸し、その間に佐藤は2塁へ。そして脅威の4番、カブレラ。宇宙人(
)。

抑えるには頭部への死球真顔)。

よほどの良い内角低めの球でないと苦しい。
2ストライクまではなんとかなるが、決め球の取捨選択が・・・。
内角低目を詰まらせるか、球威が有る場合に限って高めのボール球を振らせるか。

このスタンスとリーチでは外は恐いよ。

カブレラ右前に落ちそうな打球を井上がランニング・キャッチ。
終始外のリードだった。あれは見せ球だったんじゃないかな。クソ球だったし。

6回表、投手は大沼から三井へ。
この回の攻撃時に山井に回るが、代えるかなぁ。見ものだ。

ってごめん、DH制だった

三井の防御率が7点台か・・・。
こいつが去年通り働いていれば違っただろうに。

先頭の井上が中前安打。
左のややスリー・クォーター気味ではあるが、
あんな力のない直球、センター返しを念頭においていれば簡単に打たれる。

9番大西がセーフティ気味の犠打を試みるも2塁封殺。
こういうのよくない。点差があるんだからしっかりと犠打を決めるべきだった。
負けてる場合や僅差の場合なら流れを引き寄せるという意味でわかるんだが、この場合は違う。

中日らしくないぞ。

と捕手が後逸。代走だった英智がすかさず2塁へ。

中日らしい。

荒木がムチャなフォームでギリギリ一塁手の頭を超える右前適時打。
三井は代えた方が良い。厳しい言い方だが今日みたいなピッチングだと出番はない。

アレックスやリナレスに当たると秋田県まで飛ばされるぞ)。

制球は安定しない、直球に威力はない、シリーズ初登板で表情に余裕がない。
なんとか井端を遊ゴロ併殺打に。打ち損じで助かったと見るべきだろう。こんな投手じゃないのに・・・。

6回裏、西武の攻撃は5番、「べんちゃん」こと和田から。
チーム・リーダーがこういう状況下での先頭として、どういうバッティングをするだろう。

1球目外へのスライダー、0−1。
2球目、同じところやや低めのスライダー、0−2。
3球目は外角低めの直球。良い球、ストライクかと思ったがボールで0−3。

4球目は直球を置きに行って1−3。
5球目、内角高目への直球を詰まらされて3塁ゴロ。
3球目が入っていればその後はスライダー勝負だっただろうからなぁ。

山井がこの場面でまだ外いっぱいの直球を投げているぞ。
心身ともにレギュラー・シーズンとは比べ物にならないほどに疲弊するはずなのに。
若さが良い方に出ているみたいだな。ちなみに悪い方に出ると2回、3回もたない、ということになる。

6番平尾の打球は高く弾む遊撃手へのゴロ。
これを井端がボールに触れずに後逸するも記録は安打扱い。
バウンドと目測が合わなかったんだろうが、これがヤクルトの宮本なら殺していた。

7番、シリーズのキー・マンと名高い中島。ここは狙っていいよ〜。
本塁打を狙うなら外のスライダーが続いた後の、内の直球。でも無理か。まだまだ球威があるよ。

フル・カウントから外のスライダーを空振り3振。
同時にスタートを切っていた平尾は2塁でセーフ。ギリギリだけどな。
ここでピッチング・コーチがマウンドへ。落合は動かず、いつものようにポーカー・フェイス。
何の確認かな。点差があるから代打、左の石井でも思い切って投げろとかそんなんだろう。それ以外ないと思うし。

今後もあるからできるだけ引っ張りたいだろうし、最低7回までは山井で行きたいだろう。

外のスライダー、ここ以外にないという箇所へ決まり、見逃し3振。
山井のピッチングも素晴らしいが石井が気負いすぎ。ハナから打てる雰囲気が無かった。
これで捕手が代わる。三井も代わるだろうから、なんとかリズムを組み立て直してあと3回の攻撃につなげたいところ。

7回表中日の攻撃は3番立浪から。
ここを3人で抑えると明日以降も違うんだがなぁ。

って三井そのままかよ!?

立浪が左だから1人だけかな?だろうな。
しかもカウント1−3と悪くしてるし。4球目が良いところに決まって2−3。
6球目やや甘いストレートも、やはり左のこのテの投手だから踏み込みが足りず平凡な右飛で1死。

って三井代えないし。

伊東監督はマゾなのだろうか)。

アレックスは中飛。思いっきり根元で2塁上かと思ったがセンターが下がってたぞ。

リナレスは3塁線を痛烈に破る2塁打。
2死までいったのになんで内で勝負するんだこの西武の捕手は。
右の外国人に内で勝負するのは根性があるというより、ただ無謀なだけという気がするぞ。

でもってここで勝負強い谷繁。もし点入ったら捕手には猛省を促したい。
ここは歩かせて当たっていない高橋で勝負というのも選択肢。この捕手の頭にあるかどうか。
カウント1−3。案の定勝負には行かないか。カーブで臭いところを突くも入らず四球。2死1、2塁でDHの高橋。

ここで打つと男が上がるぞー。

バットをへし折るものの遊ゴロで攻撃終了。
初球からというのはこの場合効果的だが、初見だし慎重にいっても良かったか。

7回裏、中日は山井に代えて落合。
この回も山井かな、と思ったんだが球数が結構いってたらしく。
このままスイスイ終わるとシリーズの流れそのものもスイスイ行ってしまいそうで恐いんだが。

幸い手も足も出なかった山井から誰であれ代わったのだから西武にとっては明るい材料。
ということはつまり、この回ですら手も足も出ないようだったら選手云々よりスコアラーも土下座するべきかも。

しかし落合もレギュラー・シーズン42試合で防御率2.65。
主に中継ぎでこの数字は鉄壁そのもの。自責点1で防御率は跳ね上がるから。
186人に投げて与えた四死球が12というのも素晴らしい。岩瀬の前に落合がいなければと思うと・・・。

高木を外の直球で遊ゴロに仕留めるが続く佐藤に中前安打。
2番赤田に代打小関は内角を詰まらされ2塁ゴロ、併殺は完成せず2死1塁でフェルナンデス。

どういう形であれカブレラに繋がなければ。
と思ったら右中間を深々と破る適時2塁打。外国人打者侮るべからず。
これだけでも明日以降にもたらす影響は違う。そういうのを外国人はわかってるんだろうな。

ここで本塁打が出ると面白いぞカブレラ。つか狙うべきだここは。

落合、調子は悪く無さそうだが丁寧に投げすぎている。
フォークの落ち、ストレートのキレともにまずまずだと思うが、これはリードが原因か?

てか落合は何度見てもタナカヤスオ長野県知事にソックリ

とまあこの辺でやめとこう。
本来なら最後までやるべきだけど、手が疲れた。
異様に長いな。読んだ人はご苦労様。勇者かマゾの称号を差し上げたい。

カブレラは四球。よく見た。ってなんで外のフォークで勝負しないのー?

ほらこれでベンちゃんじゃーん。

ベンちゃんは井端の好捕で遊ゴロ。

深夜に回顧な2部目でも。

=====

WEB拍手ボタンを設置しております。
押していただけるとすごくやる気が出ます!あらぬ方向へも!(
ダメ)。
発信者不明でメッセージも送れますので、匿名で言いたいことなどにもご利用くださいませ。

=====


10月21日(木)−第2部−
それぞれの界の民に、それぞれの歴史や文化がある。その価値に、優劣はない。

日本シリーズは中日の勝ち。
いまさらながらこのテキストはどうかと思うのだよ。

長ければいいというものではない。

競馬予想以外でここまで長く書いたのもはじめてじゃないか。

ところで。

先日設置したWEB拍手。
押してくれた方ありがとうございます!
50文字までで一言メッセージを送れるのがミソ。

ところが、発信者不明はいいのだが、
これだと牧場主がそのお言葉に対して返信できない。
例えば「〜を更新しろ」だとかは如実にあらわすことが出来るのだが、
激励や謎のメッセージ(
)にも返信をしないと気が済まない。ぜひそうしなくては。

というわけなので、たま〜にこの場を借りてまとめて返信したいと思う。

・トップの大振りコンテンツのoh,Freeに笑いました。大振りコンテンツ楽しみにしています!

メッセージ第1号様です!ありがとうございます!
キャラ寄りではなく野球寄りなので不評でしょうが、本人は満足!(
ダメ)。

・野球は中日ファンなので日本シリーズ関連の日記は面白いです

あなたのおかげで前回の日記が!
もうやらないけど。手が凄く疲れるし集中力が・・・。
中日のスタイルは好きですが、福留を思うと不憫でなりません、今回。

・狂牛病よりエキノコックスでしょう。>北海道

なんですか「え、キノコザウルス(WL)」って(違います)。
もしくは「え、横浜のコックスはどこへ行ったの?」のことでしょうか(
いや、だから)。
拍手後のボタンは定期的に変更したいと思います。絵が描ければいいんだけどなぁ。それは無理だ!

・御久し振りです、(お名前)です。受験勉強の間の素晴らしい息抜きです。此れからも頑張ってくださいー。

う、心当たりがあるんですが、
もしかしなくてもお名前変わりました?不安です。
受験勉強の合間に。当牧場閲覧1秒につき偏差値が1下がると思(
削除)。

・全治は遠いと診断します。

嫌味かコノヤロウ!被害妄想)。
誰かSPクラスのアルディラおねえさんの利点を述べろ!
牧場主は「ドリルが装備できる」という答え意外思い浮かばんぞ。しかも弱いし。
かなり昔、今で言う「ドリル萌え」という属性があったんだ、がいつの間に消えうせたのかが謎。

油氏元気かなぁ(ヤツか)。

しかもドリルのどこに萌えりゃいいのか見当もつかん

・競馬、頑張ってくださいね〜

うーわー、ありがとうございますー!
ただ競馬無関心な方には「余計なこと書くな」と言(
削除)。
頑張りますとも。手始めに金曜日はナルったテキスト、土曜日は予想、日曜日は回顧で。

 

うーん、マジで嬉しいぞ。やはり匿名性が大きいんだろうな。
もちろんメールが1番嬉しく、そして次に掲示板という順番はあるんだが、
こうやって直接メッセージを送っていただけるというのは誇張なく更新頑張ろうと思える。

・・・。

まあ、頑張らない方がいい日とか普通にあるけど

ちなみにこんな感じで確認してます。

2〜4つ目は確認のために牧場主が押した書いたもの。

今後ともよろしくお願いします、ハイ。

=====

WEB拍手ボタンを設置しております。
押していただけるとすごくやる気が出ます!あらぬ方向へも!(
ダメ)。
発信者不明でメッセージも送れますので、匿名で言いたいことなどにもご利用くださいませ。

=====


10月22日(金)
話が、したいよ。多分、私も考えなきゃいけないから。

競馬を観はじめたのはいつ頃だろう。
父親が土日の昼過ぎには必ず競馬を観ていたため、
よく考えてみると幼心の深層心理に大量の印象が蓄積されていただろう。

競馬というものを意識したのがメジロマックイーンの4歳時の春の天皇賞。
そのとき家族で京都競馬場にいた。そしてあの、まるで戦争が起きたかのような騒乱を味わう。
もちろん当時は物心もつかない頃だったため、何が起きたのかわからなかった。むしろ退屈していたはずだ。

だがそのインパクトは強烈だったため、
ほぼ毎週テレビで競馬を観るという変な子供に育ってしまった。
おそらく中学入るか入らないかでGIレースを覚えたのは牧場主くらいのものだろう。

時間で言うなら、そこそこ長く観てきた。
オグリキャップに間に合わなかったのが今でも残念でならないが、
マックイーン、トウカイテイオー、ミホノブルボン、ライスシャワーらに逢えたのは幸運だった。

では、観てきた中で最強馬は?

これは難しい。90年代以降は特に議論の分かれるところだ。
実績ならナリタブライアン、テイエムオペラオー、スペシャルウィークらが妥当というところか。
だが印象面で話をするならエルコンドルパサー、グラスワンダー、サイレンススズカ、エアグルーヴも捨てがたい。

ただ、印象といっても強烈なインパクトを味わったのが1頭いる。

クロフネだ。

風のように現れ、風のように去っていった。
ファンの前にいたのは約半年。それだけなのに、凄まじかった。
彼の最終戦跡は10戦6勝、2着1回、3着2回、着外1回。これだけなら並みの名馬だ。

変則3冠。

彼を育てた松田調教師の標榜する名馬の条件がこれだ。

3冠とは通常、春の皐月賞、初夏のダービー、秋の菊花賞を指す。
それに対してこの変則3冠とは、皐月賞とダービーの間にNHKマイルカップが入る。
菊花賞は3000m、マイルカップは1マイル、1600mだ。まずは距離に対しての価値観の違いだろう。

だが本当に「強さ」を求めた理由はその強行軍にある。

皐月賞→NHKマイルカップ→日本ダービー。
約2ヶ月の期間に3つのGIをこなすという、非常に難しいこのローテーション。

ここで気付いた方もおられるだろう。

そう、アメリカの3冠に似ている。

ケンタッキー・ダービー→プリークネス・ステークス→ベルモント・ステークス。
アメリカの場合はこの変則3冠よりもさらに短い、約1ヵ月半の間で3レースが敢行される。
だからこそアメリカでの3冠というのは偉業中の偉業で、あのサンデーサイレンスも最終戦で敗れている。

クロフネは皐月賞こそ出走しなかったが、
NHKマイルカップを制し、そして日本ダービーへと挑戦した。
当時すでにその名前と、名に違えて白く不気味に輝く馬体から人気を博していたが、
NHKマイルカップの覇者がダービーへ挑戦するという、ファンにとって垂涎モノの事態がよりそれを加熱させた。

だがクロフネはジャングルポケットの姿をはるか前方で眺めながらもがき、5着に敗れた。

そして秋を迎え、だがそんな舶来船は鬼と化した。

武蔵野ステークス、9馬身差のレコード勝ち。
これをリアルに観れたものは幸運だ。後世に自慢していいだろう。
開いた口が塞がらないとはこういう事例を指す。それほどにパフォーマンスが桁外れだった。

続くはジャパンカップ・ダート。
外国馬を迎えるここでも、クロフネの能力は圧巻だった。
それまで砂の王者の異名をとっていたウイングアロー以下をぶっちぎっての優勝。

人々は口々に叫んだ。「次はドバイだ!」と。

正直に言うと、牧場主も世界中で1番強いと思った。
今のこの時点のクロフネを打ち負かせられる馬などどこにもいないのだ、と。

だが、それはいた。

ジャパンカップ・ダートの1ヵ月後、彼は屈腱炎という故障に彼は負けた。
サラブレッドにとって不治の故障。馬場の整備が進み、高速化した現状の功罪である。

すべてのファンはうな垂れ、絶望した。
脅威を齎した箱舟がいとも簡単にターフを去る姿は、あまりにも寂しかった。

その翌年、松田調教師は1頭のサラブレッドを持ってその悪夢を終わらせようとした。

タニノギムレット。

皐月賞3着、NHKマイルカップも3着だったが、ダービーでクロフネの成せなかった勝利を飾る。

だがその代償は、そのクロフネより圧倒的に早く彼に襲い掛かった。

再び訪れた悪夢の名は、またしても屈腱炎。
ダービー後、秋を待たずしてタニノギムレットは現役を去った。

そして今年。

またしても、松田調教師は1頭の名馬を作り上げた。
その馬は皐月賞こそ回避したが、NHKマイルカップとダービーを制覇。
クロフネ、タニノギムレットという先輩よりも上、という期待を抱かせるに充分な戦績があった。

秋の初戦、神戸新聞杯を勝利で飾る。

これなら、そう思っていた矢先だった。

キングカメハメハ、屈腱炎で引退へ

人々は、JRAも、1頭のスター・ホースの出現を待っている。
そして彼は、その資質たるに充分な存在だった。だかこそなおのこと、無念でならない。

クロフネ、タニノギムレットは引退して間もないのに・・・。
秋の大一番に向けて、また失敗してしまいました。関係者をはじめ、ファンの方々には本当に申し訳ない。

松田調教師はこう述べた。

そう、あなたは取り返しの付かないことをしてしまった。これで3度目だ。

だから、4度目は許さない。

あなたが掲げたその「最高のサラブレッド」という標榜を、
今度は完璧に、そして無事に、我々の前に作り上げて欲しい。それは責務だ。

ただ信じて待とう。あなたの信念が結実するその瞬間を。
ただ信じ待とう。こんな先輩がいたんだぞと、笑って話せるその瞬間を。

さあ、一足早くターフを去った同期生の強さを、今の3歳馬は示さなくてはならない。

まずは日曜日、これで現役最強馬決定戦となる菊花賞が待っている。

=====

WEB拍手ボタンを設置しております。
押していただけるとすごくやる気が出ます!あらぬ方向へも!(
ダメ)。
発信者不明でメッセージも送れますので、匿名で言いたいことなどにもご利用くださいませ。

=====


10月23日(土)
これが夜毎、君が見ていた夢なの?閉じこめられた、お城の中で。

さて、菊花賞の予想をしようじゃないか。
先週のスイープトウショウで負わされた傷が癒えていないが、
もちろんそれは自業自得であることは言うまでもないつーか忘れさせてくれないか。

あれ絶対「父:リアルシャダイ」とかの誤植なんだぞ?

・・・。

ってリアルシャダイ産駒が上がり3ハロンを33.9秒で走れるかというと無理なんだが。

さて、1番人気はハーツクライ。
とはいえ2番人気のコスモバルクと差はほとんどないので、
最終的にどちらが1番人気になるかは、当日のパドック後に決まるだろうと思う。

今回は人気馬がどうこうより、牧場主の印を書き記していきたい。

本命:ハイアーゲーム

サンデー産駒5頭、ダンスインザダーク産駒1頭。
この計6頭のサンデー系の中から本命に推すのがこの馬だ。
8戦して3−1−2−2はこのメンバーでは特筆すべきところではないものの、
着外の2回はともに4着なので大崩れしないところに活路を見出したい。それが長距離戦だ。

血統はサンデー×ロウソサエティ。
ロウソサエティはリボーの直系で、父がアレッジド。
主な戦績に愛ダービー1着、英ダービー2着、キングジョージ4着など。
血統表を眺めているとプリンスキロやボールドルーラー、マームードなどの名があって大舞台向き。

母系ではあるがやはりGIでのリボー系というのは1度確認しておいた方がいい。

母系自体は非常に奥行きの深い血統で、
これにサンデーの血がどう出ているかが鍵ではあるものの、
基本的には晩成血統、成長力に関しては今後に期待、で構わないだろう。
全走のオールカマー4着は休養明け、この血統で鉄砲が利くなら父系の血が濃いということになる。

叩きつつ良化するタイプで、使い減りしなさそう。
そういう意味ではブライアンズタイム産駒に通じるが、もちっと上品だ。
今年の2月、セントポーリア賞で、スローながらも上がり3ハロンを33.0秒で駆け抜けた。

・・・。

33.0!?)。

この馬柱誤植じゃねーのか?
いくらなんでもこの血統で33.0、つーのはどうよ。
でもコンスタントに34秒前後の末脚使ってるし、東京競馬だし、マジなのか。

この菊花賞の舞台は非常に騎手の腕に左右されるのだが、
マンハッタンカフェで勝っている蛯名なのでその辺の心配はないだろう。
3〜4番人気ということで比較的楽に乗れるだろうし、内にハーツクライを見ながら競馬出来るし。

スタートが上手くないが、この距離、14番枠なら気にする必要なし。
ヘタに好スタート決めて前々で競馬するよりは出遅れて内に包んで末脚勝負の方が活きる。

対抗:コスモバルク

血統は長距離血統なのに不向きとされるのは、
ダービーや前走で顔を見せたような精神的な脆さ、かかり癖のためだ。
母系のトウショウボーイの血から、確かに父ザグレブのスタミナがそのまま表れはしないが、
トウショウボーイだって宝塚記念や有馬記念を勝ち、父としてもミスターシービーを出したように最低限のスタミナはある。

それ以上に母系に入っての柔軟性が際だっていて、それこそサンデーの比ではない。
一瞬のキレを持たないために舞台は3000の京都より2400の東京に向くが、ここでも能力は出せる。
ただしそれは血統だけを額面通りに受け止めた場合で、夏を越えてどこまで精神的に成長しているかがこの馬の鍵だ。

能力は問題ない。世代屈指の実力を持つ。
問題はその実力を出し切れるかどうかで、ダービーでは出せなかった。
引っかかって競馬にならなかったそのダービーを除くと10戦して7−3−0−0の成績は超一流。
去年の11月に百日草特別でハイアーゲーム以下をレコードで打ち負かせており、実績面と血統面で言うなら本命扱い。

ただ、やはりこの京都の3000で万が一かかったりすると話にならない。
そういうところからある程度以上スピードに任せて行ける短い距離の方が合っているのかもしれない。

ほとんど諸刃の剣だが、印を付けないわけにはいかない。
実際馬券は買わないが、ハイアーゲーム→コスモバルクの馬単で40倍は美味しいかも。

単穴:デルタブルース

誰、とか言わないように牧場主の密かな自信馬。
父ダンスインザダーク×母の父ディキシーランドバンドという血統構成。
ダンスインザダークは言わずも知れたあの伝説、「菊花賞上がり3ハロン33.8秒の光脚」。
問題は母系のディキシーランドバンドで、ノーザンダンサーの直仔のダート血統はストームバードみたいなものか。

ディキシーランドバンド自体に目立った勝ち鞍はなくGIIクラスの馬で、
産駒もアスコット金杯2回のドラムタップスや仏オークス馬を出してはいるが、地味。
ただ話をデルタブルースに戻すと、サンデー系×ノーザンダンサー×異系血統が良い方に出た。
デビューからずっと2000m以上のレースを選んできただけのことはあり、相当のスタミナを秘めていると思われる。
ダンスの産駒に菊花賞のザッツザプレンティ、同2着のファストタテヤマ、阪神大賞典のダイタクバートラムらがいるのも強みだ。

ダンスの産駒は広い馬場で思い切った競馬をさせると強い。
フジキセキ産駒とは同じサンデー系とは思えないほど産駒の傾向が違う。
展開予想がスローなら何も考えず消しだが、コスモバルクが前なのでそれはないと予測する。

大外なのは確かに歓迎すべき材料ではないが、
これを逆に受け止めて、思い切った競馬をしてくれると信じる。
青葉賞は13着とまったく話にならなかったが、夏を越えての成長に期待。

連穴:ハーツクライ

印を付けないわけにはいかないものの、
どうしても確信的な自信をもてないでいる、現在の1番人気馬。
血統的に文句はなく、京都新聞杯を勝っており、叩き2走目。勝っても不思議ではない。

5頭目まで挙げるべきかもしれないが、この4頭でいいや。
ホオキパウェーブは母の父がミスプロで単純に3000は長いという判断で消し。
父カーネギーも言われているほど長距離血統ではない。凱旋門賞の父×凱旋門賞の母だけど。

スズカマンボはここ一番で大敗しているのが気になる。
朝日フューチュリティステークス、皐月賞、ダービーとすべて惨敗だ。
サンデー×キングマンボという血統で、この距離をどういう競馬するのかには興味あるが。

恐いならケイアイガードの方が恐いし、コスモステージの逃げ残り、逃げ粘りも有りうる。

では買い目。

実際買うならワイドなので、デルタブルース3着狙い馬券で。
予算¥3,000ならハイアーゲーム−デルタブルースに全額ワイドでぶち込むだろう。
3連単なら1着にハイアーゲームとデルタブルース指定、2着にコスモバルクとハイアーゲーム、3着印馬全頭を。

何点になるのか考えたくないが

これでホオキパウェーブの圧勝とかなら農水大臣を刺し殺したいと思う(お門違いです)。

・・・。

スイープトウショウがなあ!(トラウマ)。

=====

WEB拍手ボタンを設置しております。
押していただけるとすごくやる気が出ます!あらぬ方向へも!(
ダメ)。
発信者不明でメッセージも送れますので、匿名で言いたいことなどにもご利用くださいませ。

=====


10月24日(日)
楽しい事あったよ。だから、そんな風に思わないで。

うん、言いたい事は解ってるんだよ?

1着デルタブルース。

ぶっちゃけ(恥語)、惚れてもらって構わないよ?

むしろ、惚れる?(黙れ)。

でも相手全部間違えて結局外れなんだがな!!

アホな事書いてないで。
一応、ザックリと人気馬の回顧をしてみたい。

1番人気は結局ハーツクライ。いつものように武豊のサンデー産駒騎乗法。
最後方で脚を溜め、中盤から影のように追い上げ、3〜4コーナーで先団後ろにつける。
そして直線入り口の外から末脚にかけるという、気の勝ったサンデーの仔にもっとも相応しい騎乗法だ。

が、見ている限り全然話にならなかった。掲示板にも載ってない。
やっぱりサンデーの仔で菊花賞というのは難しい。道中なだめるので精一杯だった。
あれだとどんなに頑張ってもこの距離だから末は伸びない。バクチ競馬をしたのは今回武豊だったか。

直線に坂のない京都で、後方からぶっ飛んでくるのは難しい。
基本的に前が止まらないから、結果論で言わせてもらえばコスモバルクの競馬が正解。
この馬の競馬は展開に左右されるため、今日のような落ち着いた競馬だと能力を発揮できなかったとも言える。

2着ホオキパウェーブ。

お前のせいで馬券外れただろ!激怒)。

買ってないけど。

3着オペラシチー。

誰だYOオメー!

4着コスモバルク。

心情的に応援したくなるのはなるんだが、
やっぱりこの馬が大きいことをするのはもっと先とみていいだろう。
案の定スタート直後にすでに引っかかり(
パドックでもうダメだった)、話になってない。

ただ、それでも五十嵐のレース運びは最善策だった。
あそこで無理に抑えるとリズムがガタガタになり、着も無かっただろう。
もちろん、「逃げるつもりで逃げる」のと「仕方なく逃げる」との差は歴然としてそこにある。
結果として後続の格好の目標、特に勝ったデルタブルースに狩られた結果となったのは当然の帰結だ。

ここで勝てるなら、と思うのだが、本格化はもう少し先。
ザグレブ×トウショウボーイなら来年も充実し、その後も活躍できるだろう。

この馬が最も力を発揮できるのは2000m前後とみるか、
もしくは完全な逃げ馬となり自分でレースを作れるなら、長い距離もこなせるはず。

えと、牧場主本命ハイアーゲーム。

どこで何していたのかサッパリ

サウスポーであることは解っていた。
解っていて本命に推したのだが、原因はそれもあるなぁ。
道中は中団後ろ。ハーツクライの前にいたし、どこもかしくは見えなかった。

それなのに3コーナーで勝負あり。
蛯名が押せど叩けどもがくだけ。もう目を離したほどだ。
やっぱり手前変えるスムーズさに欠いて消耗しきったと見るのが正解なのか。
3000mを走るスタミナはあるし、性格もそんなにかかったりしないし。相変わらず出遅れたけど。

こうなると今後も厳しいぞー。
3000mを超えるGIなんてあとは春の天皇賞しかない。
最低限の末脚はあるのだから府中の中長距離、といいたいところなのだが、
それだとハーツクライにしろコスモバルクにしろスペシャリストが軒を連ねているからかなり厳しいだろう。

あとコスモステージは出遅れで逃げれず。

マルチマックスか貴様!?落馬じゃありません)。

うーん、一応勝ち馬は予想できたんだが相手を間違え。
2着3着と名前も挙げなかった馬が来たので単勝勝負しかなかったわけか。

ちなみに美形度と宇宙度が同じくらいのゾイド乗り氏予想はスズカマンボ。

理由聞いてないけど多分ロクな理由じゃないだろう(ひどい)。

あと「ネットで昨日のガンダムがいつ再放送するのか調べてくれ」とか聞かないでくれ。調べたけど。

5年後くらいでいいんじゃない?(コラ)。

前作観てないし興味ないーと返信すると「じゃあ貸すから観ろ」とか返ってきた。

競馬のないシーズンが来たらね。

ちなみに日本は欧州と違ってオール・シーズン競馬なのでアシュカラニ。

深夜にWEB拍手の一言コメント返信が出来れば。

皆様ありがとうございまーす!

惚れても構わな(削除されました)。

=====

WEB拍手ボタンを設置しております。
押していただけるとすごくやる気が出ます!あらぬ方向へも!(
ダメ)。
発信者不明でメッセージも送れますので、匿名で言いたいことなどにもご利用くださいませ。

=====


10月25日(月)
「やめます」、「はいそーですか」って、仕事ってそんなモンじゃないでしょ。

さて、書く事に困ったのでWEB拍手の一言コメントの返信を。

便利だなぁ!コラ)。

・牛に転生したらどうしましょう(笑)

美味しくいただかれてください(コラ)。
牧場主お肉では鳥が1番好きですが牛も大好きです。
狂牛病云々に関しては慎重すぎる程度でちょうどいいかも、と思ってます。

・アルディラはきっと眼鏡萌の方達のためのキャラ。

なーんだ、ドリルじゃなくて眼鏡かー。
ということで牧場主脳内で彼女をメカドリルメガネと呼ぼう。
クノンとのセットは微笑ましいですが基本的に無口無機質無表情キャラは苦手で。

・ただいま学校より息抜きとしてここを見ております。

閲覧1秒ごとに偏差値が1下がっていくのでご注意ください。
って学校から・・・。変に履歴残してさらし者だけはごカンベンくだされ〜。
モニター前で「見て見て、これがヘンタイの標本!」とか指差されていそうだ。泣きたい。

・掲示板に現れない代わりに、拍手を送りますネ。新球団「楽天イーグルス」は何か違和感が・・・。

どこのどなたか存じませんが、ども!
当牧場の掲示板は勇者でないと書き込めません(
)。
そう、新球団「楽天イーグルス」。正式には「楽天ゴールデン・イーグルス」。
絶対そのうち「略して「楽ゴ」!」とかムチャな略し方をされるのですよ。つまりお笑い球団。

・あ、でも「ライブドアイーグルス」とか「生活の扉イーグルス」も嫌だなぁ(笑

上記と同じ方ですね。
ライブの方は「ライブドア・ホリエモンズ」とかで。
あの社長が持ってる競走馬で「ホリエモン」というのがいるのですよ。

付けられるサラブレッドの身になれ!激怒)。

・このサイト見て競馬に少し興味がわきました

うおーん、マジっスか!(
競馬に関しては未経験者を染めたい当牧場です。
1人でもこういった方がおられたならこの数年の努力が報われる思いです。
今後も当牧場以上に衰退のはじまっている日本競馬に興味を持っていただければ、と思います。

・今日の菊花賞・・・・・当方は武豊の四度目の菊を夢見ますw

毎度どうも!(名前ありましたので)。
結果が出た今だから書きますが、「ドツボ」でしたか(
)。
実のところ牧場主もハーツクライの鞍上が武豊でなければ消してました・・・。

・はい、名前変わりました;御挨拶してませんでしたね、すみません。今後もどうぞ宜しくお願いします。

あ、わざわざありがとうございます!
頻繁に当牧場をご覧いただいているようで、感謝です。
こちらこそ今後とも変わりなくご愛顧いただけると・・・。見捨てないで!(
)。

・( ゜Д゜)∩先生!馬主の孫ですが馬は好きでも競馬は解りません。

実は、コピペとはいえ当牧場初の顔文字()。
そうですかー、馬主のお孫さんですかー。羨ましくなんてないぞー(
虚ろな目)。
どういう馬主さんなのか解らないので強くは言えませんが、基本的に儲からないのでその姿勢は正解かもしれません。

でも馬は好きという姿勢はそのままでいてください。
サラブレッドの肉体美はこの世の生物において最高のものですので。

・日記に付いて行くために競馬中継を見る私はダメですか?

・・・。

うわーん(号泣)。
めっちゃ嬉しいっスよー。マジっスか。
正直競馬はマジックや音楽より反響が少ないので、
自分でもかなり維持になってた部分はあるんですが、報われた!

出来れば、実際の競馬場に赴くことをオススメします。
1度でいいのでサラブレッドを目の前で見てくださいまし。あの造形美を。
馬券云々は正直副次的なもので、どうでもいいんです。元々は貴族の戯れの競技ですので。
でも実際¥100でも馬券を持って眼前でレースを見ていただければ、牧場主の言わんとするところが解ると思います。

・22日のような競馬日記が好きです。

・・・。

泣かせにかかってますか!?動揺)。
あの種は100%自己満足のテキストなので正直ビックリです。
どこのどなたか存じませんが、読んでいただけただけでも牧場主は幸福です・・・。

・デルタブルースはさすがですね。今週は800円しか使ってないです。相性のいい秋天を狙います。

毎度コメントありがとうございます!
デルタブルースも本命ならともかく3番手評価ですので・・・(
苦笑)。
あのレースは騎乗した岩田騎手の腕によるところが非常に大きいレースだったように思います。

道中ややペースが落ち着いたので後続は死んだと踏んだんでしょう。
坂の上りあたりからずっと、下って4コーナー、直線と、ずっとコスモバルクを狙ってました。
元々スタミナはある馬なので、早めに動いて強引に勝負にいけた全体的なフィジカルの強さも見受けられました。

人気馬がこぞって勝手に自滅してくれた運もありますが、
長い距離である程度上がりがかかりそうな展開なら今後のGIでも好結果を残すでしょう。
サンデーサイレンス系なのでこの馬の場合はステイヤーではなく、「長い距離をこなせる中距離馬」が正解。
今後はジャパンカップか有馬記念に、ということですが、この馬は春の天皇賞よりも有馬記念で印を付けると良いと思います。

長いよ。

24日分まで返信させていただきました。
今後もメッセージをいただけるとメチャメチャ喜びます・・・!
返信されると困る、という方はその旨もご記入ください。50文字までです、確か。

ではでわ〜。

=====

WEB拍手ボタンを設置しております。
押していただけるとすごくやる気が出ます!あらぬ方向へも!(
ダメ)。
発信者不明でメッセージも送れますので、匿名で言いたいことなどにもご利用くださいませ。

=====


10月26日(火)
本気になれば、あなたが入り込む余地はないわよ。

今日は少女コミックの日にします。
書く事がなくて、一言コメントもナッシングだからだ(
)。
しかも珍しく小学館の作品。フラワーコミックスってあんまり縁がないのよね。

で、以下の3つなら書ける。

GET LOVE!!〜フィールドの王子様〜」(池山田剛、フラワーコミックス)5巻。
私立!美人坂女子高校」(横山真由美、同)3巻。そして「美(ビューティ)!」!」(織田綺、同)1巻。

どうでもいいけど「!」が多すぎないか。
そのうち「!!!」とかいうコミックスとか出てくるに違いない。

間違いなく18禁だろうが

どっかロック・バンドか何かで「!!!」てのがいた気がする。

さて、3つのうちどれ?という話なのだ。
「どれでもいいよ」とかそんな冷めたことを言うんじゃない。

つかそんな目で見るな被害妄想)。

美女高の3巻を少し。

・・・。

・・・。

・・・・・。

2巻読んでない気がする・・・(ダメ)。
1巻が面白かったから3巻が出たらまとめて読もうとしていたのか。
そういう読み方をする作品ってかなりあるけど(
実は)、美女高もそうだったのか。てことでパス。

うん、2巻が見当たらないから。

「GET LOVE!!」はプレミアム版を買った。
普段コミックスのこの手の限定モノは普通のを買う。高いから。
でもデジタルコミックが付くらしいので、この作品に関しては¥950も出して購入。

・・・。

ああ保志総一朗だよ!それがどうかしたか!逆切)。

なのでこれもパス(ナゼ)。

で、消去法で「美(ビューティ)!!」1巻。
表紙見ただけではどう読むのかサッパリ解らなかったこの作品。
だからといって背表紙を見ても「美」だけ。奥付を見てそれが正式タイトルだと知る。

まだ「!!!」の方がマシな気がしないでもない(ひどい)。

さて「美」。というか織田綺。
この人の作品は読んだことがないわけではない。
少年ハーレム」(同)と「BOY’S キングダム」(同)だったと思う。

・・・。

なんでそんなタイトルの作品読んでんだ牧場主・・・。

さて「美」。話が全然進まん(バカ)。
美形嫌い、つか美形アレルギー?なヒロインという設定。
なにせ美形を直視すると吐き気を催すという、非常にナニな(
)ヒロインだ。

・・・。

美形嫌い?

・・・。

頭オカシいんじゃねーのかこいつ暴言)。

どこの世界に美男子を嫌いな女の子がいるんだ(首締)。
でもまあ「めげないくじけないちょっとおバカさんと天然の入った素直な子」なので、
あんまり抵抗感というか違和感はなく女の子は読めるんじゃないかと思う。男キャラはキラキラしてるし。

でもね。

フラワーコミックスだから仕方ないんだけどね。

エロいね(何だと)。

なんかもう、この作品に限ってじゃないけど、
やたらと襲われたり押し倒されたりして無政府状態かよ!(
)。
この作品でもいきなり迫って首筋舐めてるしな。お前それは犯罪じゃないのか、と。

ううん、美形だから犯罪にはならん。

男の美形は殺人以外何をしてもよいのだ!

・・・。

輪廻後は美形に生まれますように

「京都市役所でエロゲ売ってる、府知事で苗字が「原田」」、ってのが牧場主の輪廻後人生だけど。

・・・。

これでWEB拍手が無かったら暴れるからな、マジで(最悪)。

=====

WEB拍手ボタンを設置しております。
押していただけるとすごくやる気が出ます!あらぬ方向へも!(
ダメ)。
発信者不明でメッセージも送れますので、匿名で言いたいことなどにもご利用くださいませ。

=====


10月27日(水)
争いは、やむを得ない。用意された空席、多くはないぞ。

昨日は比較的多くWEB拍手をいただきました。
その代わり、というのかどうか、コメントはあんまり無かったです。

・・・つまり、

「もはや何も言うまい」ということかコラ暴言)。

おかげで昨日「暴君ハバネロ」でビール呑んでたら今日の朝すごい胸焼けだっただろ!(責任転嫁)。

もう毎日でも返信日記にしないと間に合わないくらいコメントください(あざとい)。

見返り?

・・・。

「avex」の倫理観くらいはあるかもしれません。

無いのか結局(暴言)。

=====

WEB拍手ボタンを設置しております。
押していただけるとすごくやる気が出ます!あらぬ方向へも!(
ダメ)。
発信者不明でメッセージも送れますので、匿名で言いたいことなどにもご利用くださいませ。

=====


10月28日(木)
知ることが恐くはないのか?すべてが、希望を指すことだとは限らないんだぞ。

さて、あまり放置するといけないので、
今日もWEB拍手の一言コメントへの返信を行います。

決してネタ埋めではないのですよ?

・・・。

ごめん()。

・競馬より実は少女漫画ネタを楽しみに見てます。これからも頑張ってください〜

ロン、親ハネ18,000!今の気分)。

ありがとうございます!メチャメチャ嬉しいです。
でも逆に取れば「競馬の話すんなボケ」ということか(
被害妄想)。
少女コミックもどれをネタにすればいいか毎回悩むのですが、お楽しみいただければ幸いです。

・祖父母の牧場でサラブレッドの出産をライヴで見られた後、何も無い所で転倒したのが一番の思い出ですよ?

これは以前にもいただいた方ですね。
目の前で生まれたサラブレッドが競馬場を走る・・・。
これはあれですね。牧場主にはもはやゲームの世界ですねぇ。

ちなみに牧場主は滅多に転びません。大人なので。

その代わりに人生を転げております)。

・不治の病と診断します。(はぁと)

病名は「妄想病」かな、なんとなく。

うん、不治

・暴れないように、拍手(鎮静剤?を送っておきますネ(笑)。

26日分の日記ですね・・・。
おかげさまで暴れません。拍手ありがとうございます!
これからも定期的に鎮痛剤を打ってもらわないとってそれはさすがにあざとい。

つか少女コミックのネタ自体は「アリ」だったのでしょうか。それが心配()。

・がんばれよw

こういうのは少しビビる。リアルで知ってる人間なのかなー、と。
いや、まあありがたいのはもちろん、だけど同時に「がんばります」としか言えんのだけど。

・携帯からこれを見てる女子高生ってどう思いますか?

携帯で見れますか、当牧場。
さらに携帯でも送れますか、WEB拍手。
どうというのは難しいですが、すごく嬉しいです、はい。

あ、じゃあ1度牧場主をパパと呼()。

・ライブドアが凄い事になってます。サガン鳥栖やら高崎競馬やら・・・

どうやらサガン鳥栖は過去の話らしいですね。
しかしなんでもするんだなぁ、ホリエモンさんは(
それは馬の名前ですよ)。
ライブドアって最終的にコングロマリットを目指してるんだろうけど、ちょっと無謀過ぎる気もする。

高崎競馬も、言っちゃ悪いがどうしようもないと思うんだが。
同じ地方競馬でも大井競馬くらい魅力があれば別なんだけどなぁ。
オグリキャップを輩出した笠松競馬も廃止がどうこうという話が出ているらしいし・・・。

・カラムーチョはもっと胸焼けしますよ☆(笑)

マジですか。今度買おうかなぁ()。
でも、カラムーチョってちょっと甘いですよね。
いや、甘いというか、どうい言うんだろう。妙に甘く感じて・・・。

しかし毎回思うが胸焼けはご遠慮いただきたい。
解ってはいるし、スナック菓子も普段そんなに食べないんだけど。
あと昨日コンビに行ったらありませんでした、カラムーチョ。買う気満々じゃねーか。

 

27日分までの返信でした。
深夜に音楽かゲームか書きたいけどなぁ。
こういうこと書いて更新しない日の方が多いんだけどね。

しょーがないよ!酔ってるんだし!(ダメだお前)。

=====

WEB拍手ボタンを設置しております。
押していただけるとすごくやる気が出ます!あらぬ方向へも!(
ダメ)。
発信者不明でメッセージも送れますので、匿名で言いたいことなどにもご利用くださいませ。

=====


10月29日(金)
小物だなあ、我ながら。なんの人死にの一億や十億。まだまだ。

いくつかのGIレースは、たった一言で表現することが出来る。
桜花賞なら「華やかさ」、菊花賞なら「力強さ」、ダービーなら「競馬の最高峰」、など。
もちろんそれはそれぞれ人によって異なるだろうし、そのことに対してどうこうというのはナンセンスでもある。

では個人的に秋の天皇賞というレースはどうだろうか。

それほど迷うことなく、「波乱」と答える。

そう答えるほどだから、例の枚挙には暇が無い。
まずは1992年の天皇賞(秋)。ここの主役はトウカイテイオーだった。
だが勝ったのは11番人気のレッツゴーターキン。馬連は1万7千円をつけ、場内は騒然となった。

そして1991年の秋の天皇賞も印象的だ。
第104回目を数えたこのレースは、後世に長く語られるだろう。
1番人気は圧倒的な支持率でメジロマックイーンだった。鞍上はもちろん武豊。
マックイーンが絶頂期であったこともあり、ここでは無敵。問題は2着探し。そういうレースだった。

そしてそれは証明された。
真っ先にゴール板を駆け抜けたのはメジロマックイーン。
続いてプレクラスニーが駆け抜けた時には、なんと6馬身もの大差がついていた。

武豊は歓喜のあまりゴーグルをスタンドに投げ込み、
人々は最強馬の最強のレースを目の当たりにし、熱狂の坩堝と化した。

だが、それは次の瞬間あっけなく、脆く崩れた。

1位入線メジロマックイーン、斜行により18着降着。

この正式な裁定が下されたとき、誰もがそれを信じなかった。
重賞の、しかもGIレースでの、1位入線からの降着。最強馬は、簡単に最下位となった。
武豊の表情は蒼白の極みを呈し、結果として1着プレクラスニー、2着カリブソングが後世に残ることになった。

斜行、つまり斜めに進行し、他馬の進路を妨害する行為を指す。
もちろん故意のものではない。さらに、当時の東京競馬場の2000mが問題だった。
現在とは違い、当時の2000mコースはスタート直後すぐに第2コーナーに差し掛かる設計だった。
これでは外枠の馬はそのまま外を進む他無い。コーナーのキツい日本のコースではそれは致命的な不利となる。
では外枠の馬はどうするか。もちろんスタートからダッシュして内のポジションを取る。13番枠のマックイーン、武豊もそれに倣った。

結果、他馬の進路を妨害し、1着入線も最下位降着。
報道番組で斜行の瞬間を撮影したVTRが流れるほど人々に衝撃を与えた。
そんな、悪い意味で印象に残るこのレースが1991年の天皇賞(秋)、つまり今から13年前のことになる。

近い時代の「波乱」もそこにある。
1998年の11月。天皇賞は118回目を数えていた。
1番人気は”天馬2世”サイレンススズカ。鞍上はまたしても、武豊だった。

日本の90年代以降、他馬とは一線を画したスピードを誇った馬が2頭いる。
1頭はサクラバクシンオー。1400m以下では12戦11勝も1600m以上では1度も勝てなかった名馬。
類稀なるスピードを持ってスプリンターズステークスを2連覇した、日本が誇る最速のスプリンターは今、父としても活躍する。

そしてもう1頭がこのサイレンススズカだ。

レースにおいて、彼は逃げていたのではなく、ただ走っていた。
単にその速さに誰しも、彼の影を踏むことすら許されなかっただけなのだ。
特にこの年になってのサイレンススズカの活躍ぶりには目を見張るものがあった。
連戦連勝、しかもGIIの金鯱賞では2着に計測不能を示す、「大差」をつけて逃げ切った。

この天皇賞の前哨戦となる毎日王冠も圧倒的だった。
相手は2頭。前年の2歳チャンピオンで後に有馬記念を2連覇するグラスワンダー。
そして、こちらも後にジャパンカップを勝ち、あの凱旋門賞で2着に食い込むエルコンドルパサーの2頭。
特にエルコンドルパサーを日本で負かせたのはサイレンススズカただ1頭だ。この毎日王冠をベスト・レースとする者も多い。

そんな時代を担う名馬2頭を前にしても、天馬のスピードは際立っていた。
終始先頭を譲ることなく、追い込むエルコンドルパサーに2馬身と1/2をつける圧勝だった。
後に武豊自身が「この馬は、世界で最も速い馬だという確信があった」とまで言わしめるほどの、馬だった。

もちろんそんな毎日王冠を見せられて1番人気以外ということは無い。
「大」、「圧」、「激」、どんな表現を用いてもいいが、それほどに彼への支持は圧倒的だった。

「サイレンススズカの天皇賞(秋)」

こう書くと、それを知る者はそのほとんどが下を向く。
思い出したくは無いだろう。天馬が天へと還っていった、そのレースを。

レースは、唐突に終わりを告げた。

1着オフサイドトラップ、2着ステイゴールド。
1着の馬から1秒経っても、10秒経っても、1分経っても、彼の姿は無かった。

競争中止。そして安楽死処分。

刻んだラップが彼のスピードを物語っている。
13.0秒ではじまったレースだが、続く200m2回のラップが違った。

13.0

10.9

10.7

このスピードを、神は許さなかった。
聖域ではない、その速さは禁忌の域にあるからだ。
許しを得ずにその地に足を踏み入れた彼は、運悪くサラブレッドだった。

「秋の天皇賞には魔物が棲む」と昔から言われてきた。
1987年のニッポーテイオーから2000年のテイエムオペラオーまで、
なんと12年もの間、1番人気の馬が勝てなかったことが主にその要因ではあるが、
それ以上にあまりにも劇的な、それは良い意味でも悪い意味でもあるが、レースが多いからだ。

日本競馬史上最強馬、”絶対皇帝”ことシンボリルドルフですら、1番人気でギャロップダイナの前に敗れた。

転じて昨年は1番人気のシンボリクリスエスが勝った。

今年はどうだろうか。

また魔物が、顔を見せるのだろうか。

2004年10月31日15時40分、東京競馬場。

第130回天皇賞(秋)。

=====

WEB拍手ボタンを設置しております。
押していただけるとすごくやる気が出ます!あらぬ方向へも!(
ダメ)。
発信者不明でメッセージも送れますので、匿名で言いたいことなどにもご利用くださいませ。

=====


10月30日(土)
自分の希望を、世界の希望にしようとしたのだ。

えと、基本的にGIのある週というのは書くことが決まってます。
金曜日はそのレースにちなんだナルったテキスト。日曜日はもちろんレース回顧。
では土曜日は、というと予想、ということになります。ご質問いただいたので1つだけ一言コメント返信。

ではいつものように天皇賞(秋)の予想、といきたいが、
どうも嬉しいことに競馬に興味を持とうとしてくれている方が何名かおられる。
いつもなら1番人気の馬から数頭を牧場主の印象として語るか、牧場主の印を先に書くかとなるが、
せっかくなので今回、キッカケを掴んでもらおうと全馬にコメントを書こうと思う。1時間じゃ終わらないだろうな・・・。

では1枠1番から行きませう。

1枠1番ヴィータローザ

血の魔王サンデーサイレンス×ノーザンダンサー系のリファール。
つか母がローザネイだから、あの大好きだったロゼカラーの弟クンだ。もう4歳なのか。
橋口厩舎が今回2頭出し、もう1頭は人気のツルマルボーイなので、「2頭出しは人気薄を選べ」の該当馬。

名前も好きだし、何より惚れた女の弟。
応援しないわけにはいかないんだが、1番枠は不運だった。
東京競馬場の2000mでは最内枠と大外枠はまず競馬にならないことが多い。
内は前へ行くことが絶対条件。逃げる馬ならいいが、この場合もスタートに出遅れると競馬が終わる。
ヴィータローザの場合、好位の競馬も出来るがサンデーの仔でもあり、基本的に後ろから差してくるの競馬でこそ活きる。
最内枠もじっと我慢して直線で抜け出せれば逆に好機となるが、この馬ピリッとした脚を持つけどそれが持たないのよね。一瞬だけ。

しかも当日雨っぽい。買える材料がほとんどない。応援はするけどね。

1枠2番テレグノシス

ブルータス、お前も内枠か!

この枠じゃなかったら本命だった。無念。
東京競馬場の鬼、トニービンと、先代血の魔王ノーザンテースト。
5歳だけどまだまだ元気。来年いっぱいくらいも一線級を張れる成長力に富んだ血統だ。

母系にセクレタリアトの血が入っているものの、
ダートと重馬場がこれでもかと苦手。あと休み明けも得意じゃない。
前走の毎日王冠が強かっただけに残念だが、明日の馬場で印を変えようと思う。
良からやや重までなら重い印は打ってもいいと思うが、それ以上に悪いなら思い切って消そう。
トニービンの仔らしく、異様に東京競馬場に強い。距離は1ハロン長いかもしれないが、母系の血に底力がある。

今回ローエングリンが引っ張るレースだろうし、しかもペースは平均して速い流れとなりそうな気配。
全ての条件がこの馬に向いているんだが、枠と、あと馬場という致命的な不安要素をどうみるか。無視は怖いよなぁ。

2枠3番シェルゲーム

聞いたことあると思ったらクラシック路線だったのか。
毎日杯2着、青葉賞3着も、ダービーを回避してOP特別を3着1着。
そして前走が毎日王冠なんだがこれを逃げてテレグノシスから1秒以上離された6着。
3歳馬であることを考えるとよくやっていると思うが、前走で55kg、今回は56kgでの出走と条件は厳しい。
逃げるだけではなく好位からの競馬ができるのは強みだが、スローに落としての粘り腰という競馬は今回出来ないしね。

父は”キング・ジョージ”2連覇のスウェイン。
他にドバイ・ワールド・カップ2着やBCクラシック3着などもある。
父系は英ダービー馬ナシュワンからブラッシンググルームを経てナスルーラへと遡る。
母系もチーフズクラウン→ダンジグ→ノーザンダンサーで、ボトム・ラインにはアレッジドの名前もある。

総じて芝の中長距離をパワーで押し込む競馬が得意。
2000mはベストではないが、こなせる。というか距離ではなくペースの問題だ。
この血統は切れ味を持たないので上がりの勝負になるとその時点で負け。時計がかかることが条件。
今回それにピッタリはまるんだが、どうだろうな。まだ時期尚早という気がする。まだ成長途上だよ、この馬。来年からだ。

ただ、血統的に重い馬場なら他馬が気にする分有利と見ていい。

2枠4番ダンスインザムード。

ビックリするくらい人気無いね〜。
確かに消せる要素はふんだんにあるから仕方ないか。
武豊も数あるお手馬の中から選んだのはアドマイヤグルーヴだったし・・・。
中1週という強行軍で、しかも相手は男馬、さらに年上ばかりで前走の秋華賞もサッパリの4着だった。

消すのは妥当。そこに異論は無い。
ただ、この「屈強の男に混じって戦う女子高生」的な彼女を応援したい。
まず3歳牝馬で善戦することは無理なのかどうか。過去の天皇賞(秋)のデータをひっくり返してみた。

いたよ。1999年、120回目の天皇賞だ。
3歳牝馬で挑戦したスティンガーが8番人気で4着したレース。
4着といっても、勝ったスペシャルウィークから0.3秒差だからかなり接戦だった。
正直、今回スペシャルウィークほど抜けた馬はいないし、ダンスもスティンガーより素質は上だと思う。

もちろんそれで善戦出来るという保証になりはしないが、
定量戦で古馬牡馬は58kg、牝馬と3歳牡馬は56kg、3歳の牝馬は54kg。
他馬よりも都合4kgのハンデ差をもらうわけだが、4kgというと一般的には2馬身差とされる。
このハンデ差があればなんとかなるんじゃないか?いやそれは勝つんじゃなくて馬券に絡む3着までの話で。

枠も良い。あとは当日入れ込まないだけ。
あと馬場なんだが、好位で競馬出来るセンスを持つのと、
あと有力馬のほとんどが差してくることを考えると、良い方向に捕らえていい。

3枠5番ツルマルボーイ

今年の安田記念を4コーナー14番手からぶっこ抜いた馬。
つまり直線だけで13頭をごぼう抜きしたということだ。凄まじい瞬発力だな。
その時の上がり時計が、ハイペースにもかかわらず34秒フラットという異様な末脚を見せ付けた。

前走の宝塚記念6着は無視、というかあまり考えなくていいだろう。
まず阪神の馬場が合わないのと、ここでもやっぱり4コーナー15番手の競馬をしている。
直線の短い、しかも全体的に窮屈な阪神競馬場でこんな競馬をしていてはどんな馬でも勝てたものではない。

平均して速い流れになりそうな今回は願っても無い展開。
なのだが、とにかく馬場が悪くなりそうなのが運の尽きだ。これは非常に厳しい。
しかも休み明けで勝ったことが無いというのも減点材料。馬場が良ければ考えるが、現時点では切る。

3枠6番トーセンダンディ

前走のオールカマーを9番人気で勝ちここへ。
だが中央入りしてからそのオールカマーまで勝ち星が無いのが辛い。
父がホワイトマズル。伊ダービーや凱旋門賞2着など。凱旋門賞では武豊が手綱を取っていた。

ラインはホワイトマズル→ダンシングブレーヴ→リファール→ノーザンダンサー。
ダンシングブレーヴは80年代欧州最強馬。神速かつ豪快な末脚で数々の大レースを制した。
ホワイトマズル産駒にはオークスのスマイルトゥモローや、今年の春の天皇賞を制したイングランディーレなど。
全体的に重厚なイメージは間違ってないと思うが、ヤマニンスフィアーのように素軽いスピードを武器にする馬もいるので注意。

トーセンダンディの母の父がクリスタルパレス。
プレクラスニーの父、といえば聞こえはいいかもしれないが、
それ以外では特にこれといった産駒はいない。どうにも奥手で重過ぎる血統。
ただ、タニノギムレットの母の父がこのクリスタルパレスなので、底力だけはありそうな気がする。
全体的に買える要素は少ないが、ホワイトマズル産駒は道悪を苦にしない、というのは覚えておこう。ダートにも向く。

4枠7番マイソールサウンド

GIIとGIIIをそれぞれ2勝。
ただしGIになると3戦してまったくいいところがない。
父が昭和最後の名馬タマモクロスで成長力はありそうだけど、もう6歳。

マイラーズカップでローエングリンを差し切ったが、
この馬は揉まれると良くないらしい。ってこの枠じゃ揉まれるでしょ。
タマモクロスはフォルティノを経るグレイソヴリン系で、非常に成長力がある。
肌がサンデーサイレンスなので距離はこの辺りがちょうどいいだろう。問題はもっと他にある。

スパッと切れる脚はあるものの、その使いどころが難しい。
特にこういった東京のGIとなると騎手の腕に頼るところが非常に大きい。
本田騎手は穴馬に乗せると恐い、というのが競馬ファンの共通の認識だが、今回は消しでいい。

4代血統表を見ても、タマモクロスにサンデーサイレンス、
他のボトム・ラインなんてノーザリーにトウショウボーイとまったく意味不明な血統。
この4頭で「どういう馬ですか?」と聞かれても困る。ただ父系にスワップスが入っているのが特徴かも。

成長力といっても6歳というと前表記で7歳。
燃え尽きたとは言わないが、これ以上を望むのも酷というものだ。

4枠8番アドマイヤグルーヴ

武豊はこの馬を選んだ。サクラプレジデントではなく。
牝馬同士のエリザベス女王杯へいくものとばかり思っていたので正直意外だ。
男に混じってもこの馬が持つ切れ味は遜色ないが、この馬はサンデー産駒の良い見本となる。

能力を発揮すれば優れた瞬発力と抜かせない根性を発揮するが、
根本的に気難しく、些細なことでヘソを曲げてとんでもない着順に沈むこともある。
母のエアグルーヴも名馬ではあったが、パドックで暴れて話にならなかった秋華賞が印象深い。
こういう気性の勝った馬はどういう要素で能力を発揮するかの見極めが肝で、これはサンデー産駒に共通する。

結論から言うと、今回、勝機はあるとみる。
これまでよりも1kgだが軽い56kgでの出走。鞍上は武豊。
叩き2走目であり、府中の2000mなら能力を発揮できると牧場主は踏む。
これまで牡馬相手で善戦すら出来なかったが、タイム差を見るとそう離されてもいない。
前走の京都大賞典は牡馬相手に同じ斤量、末脚を活かせる展開ではなかったことが敗因だろう。

重い印は難しいが、どうだろう。穴の1頭に挙げても面白い。

5枠9番サクラプレジデント

久しぶりに名前を聞いたと思ったら、
今年の中山記念以来8ヶ月振りの出走なのか。
GIIあたりならともかく、これだけ久々がGIというのも辛いだろう。

サンデー×マルゼンスキー。
これはスペシャルウィークと同じ配合になる。
GIではおなじみの血統ではあるが、この馬、GIで弱い。
朝日杯と皐月賞2着、ダービー7着、菊花賞9着、ジャパンカップ14着。
特に今回の舞台である東京競馬場で7着と14着というのは大きな減点材料と見ていい。

てかこの馬もしかして左回りダメなのか?
サンプルがこの2走だけなので断定は難しいのだが、
しかしこの血統と素質でその着順はやや納得いかないものがある。
ダービーもジャパンカップも重馬場だったしそっちかもしれないが、今回も雨だ。

素質は十分ある。使い込んでないだけに今後も期待できる。
サンデー産駒にしては長く良い脚を使う馬なので東京も向く。が、今回はパスだ。

5枠10番ローエングリン

去年のこのレースはすごかった。
ゴーステディとスタートから互いに譲らず意地の張り合い。
結果1000m通過タイムが56.9秒と、こんなのサイレンススズカより速い時計だ。
もちろんそんなので踏ん張れるはずが無く、最後は仲良く馬群に沈んだ。2番人気でこんなのはいけない。

だが今回は違う。もうゴーステディはいない。
特にこれといって「逃げなければ」という馬がいないのが特徴だ。
マイ・ペースで自分のレースに徹底すれば、スピードはこのメンバーでも随一だ。
逃げてスローに落として最後に粘るという逃げ方ではなく、速いペースで逃げて、そのまま押し切るタイプ。

中盤以降後続に済し崩し的に脚を使わせて自滅させるロンリー走法だ。
これを可能にさせるのが血統的な観点から見た豊潤なスタミナであり、むしろスタミナ型だ。
父のシングスピールはジャパンカップやドバイ・ワールド・カップを勝った名馬で、父はサドラーズウェルズ。
ローエンの母系も血統表を眺めてみると、母の父ガルドロワイヤルの父は70年代欧州最強馬、史上初の欧州3冠馬ミルリーフ。

さらにシカンブルの名前まであり、大舞台でのタフなレースに強いはずだ。
フランスのムーラン・ド・ロンシャン賞や香港の香港マイルで善戦しているように、何よりメンタルが強い。
3歳の身で臨んだ宝塚記念3着がそれを物語り、菊花賞16着は明らかな距離不向きなど、向けば善戦不向きは惨敗と解りやすい。

徹底した自分のレースが出来るかが鍵で、今回はそれが出来るとみた。

パワー型の血統でもあるので重い馬場もかかって来い。

6枠11番ナリタセンチュリー

前走の京都大賞典でゼンノロブロイを差し切った。
17戦して着外が7回だけと、非常に堅実な走りをするのが特徴。
春の天皇賞は5着も、勝ったイングランディーレのあの走りでは仕方が無い。
あのレースで4コーナー13番手だったことを考えると、よく5着にまで食い込んできたと思う。

トニービン産駒だが東京ははじめて。
しかし京都で3−1−2−2なのを考えると、間違いなく向く。
しかもトニービン×ノーザンテーストは、エアグルーヴやテレグノシスと同じ。
舞台として東京の2000mはベスト。むしろ有馬記念では印は付けない方がいいだろう。
上がり勝負になると脆いが、何度も書いているように今回はローエングリンの単騎先行でそれは考えにくい。
枠も申し分なく、問題があるとすれば大舞台でのキャリアが浅い騎手で、変な色気を持つと危なっかしいが、どうだろう。

初めての府中で、この馬にとっては今後の試金石にもなる。

6枠12番シルクフェイマス

昨年夏から今年の冬にかけて5連勝。
しかも日経新春杯と京都記念という2つのGIIを含んでのもの。
初のGIである春の天皇賞は一気の相手強化で3着、続く宝塚記念は2着だった。

成長曲線はこの辺りで止まりだろうが、
父のマーベラスサンデー産駒は府中に強いというデータがある。
母系にノーザンダンサーが入ってやや瞬発力に厚みが増したと見るべきだろうか。
その代わり父の持つ切れ味には及ばないし、瞬発力という点ならフジキセキ産駒の方が上だろう。
シルクフェイマス自身がノーザンダンサーとヘイルトゥリーズンの4×4のクロスをそれぞれ持っているのが良い方に出た。

ただ、やはり父系からも重い馬場は厳しい。
好位からの競馬が出来るのは幸いだが、武器を殺されては。
掲示板には乗ると思うが、勝ちきれるかどうかとなると「?」となる。評価の難しい馬だ。

7枠13番ゼンノロブロイ

12戦して4−4−2−2。
しかも2つの着外はそれぞれ4着にすぎない。
ただしここ一番で勝ちきれず、ダービーと天皇賞(春)は2着。
今回鞍上がペリエに代わって、おそらくこの馬が今回の1番人気なのだろう。

どういうわけかリンカーンに分が悪く、
ここまで4回も後塵を拝している。相性というヤツかも。
この馬を買うなら3連複がベスト。この舞台で4着以下は考えにくい。
サンデーの仔で府中のGIは脚の使い所が難しいが、ペリエだし。勝つのかこの馬。

難癖つけるなら重馬場なのだろうが、
同じ東京競馬場の重馬場だったダービーを2着している。
勝ったネオユニヴァースはともかく、ザッツザプレンティに勝っているのが大きい。
父系はサンデーだが、母系が押しなべてダート血統なのがその辺の弱さを解消しているのだろうか。

ただし、成長力に富んだ血統ではない。
父サンデーはいわずもがな、母の父はミスタープロスペクター。
母の母の父も早熟ダート血統のクレヴァートリックで、今の時期でももうヤバいと思う。
無理矢理結びつけるなら宝塚記念はすでに成長曲線が下降しており、京都大賞典は相手なりに走ったとも。

この馬が連を外れれば馬券は荒れる。
秋の天皇賞というレースそのものも荒れるレースだ。

・・・もしかして。

7枠14番ヒシミラクル

GI3勝はダントツでメンバー中実績No.1。
2002年菊花賞、03年天皇賞(春)、03年宝塚記念の3つだ。
去年の京都大賞典を、この後にジャパンカップを勝つタップダンスシチーの2着。
その後に脚部不安を発症し、この日まで1年間の休養を余儀なくされた。無事であったらと常に思う。

1年ぶりのGIレース。しかもステイヤー血統で2000mGI。
まさか勝てるとは思わない。真っ先に消してもいいとすら思う。思うのだ。
だが、それをことごとく覆してきたのがこの馬だ。GI3つの人気はそれぞれ10、7、6。
「まさか来ないだろう」をGIで3回やった。これで消して今回も連に絡んだりすると本気で泣きたくなる。

陣営の意気も弱い。「今回ばかりは」を連発。
人気もしていない。下から数えた方が早い。この実績なのに。
でも買えない。解ってるんだ。これで買うほうがどうかしているとは思うのだ、自分でも。

解らん。普通に惨敗、もしくは観衆が度肝を抜く。

どっちだ。

8枠15番バランスオブゲーム

今年、大阪杯が0.3秒差3着。続く安田記念は好位から伸びて0.2秒差3着。
休養明けの札幌記念は2番手で押し切ろうかというところをファインモーションの0.1秒差2着。
5歳になった今でも堅実に走る馬で、この成長力は父フサイチコンコルドから遡るニジンスキーによるところだろう。
何しろ忘れてはいけないのが、昨年の毎日王冠をレコードで圧勝しているところだ。その後はマイルチャンピオンシップだった。

成長途上だったダービーを除くと、東京競馬場は2戦して1勝3着1回。
5勝のうち左回りで3勝しているように、左回りも苦にしない。馬場が渋ると崩れないのも魅力だ。
今回札幌記念からここへ、毎日王冠を使わなかったということはここ1本に目標を絞っているような気がしてならない。

枠は大外だ瞬発力で勝負する分内で揉まれることを思えば外の方がマシ。

人気は5〜6番手。一考の余地は充分にある。

8枠16番リンカーン

大統領は武豊に振られて安藤騎手に乗り代わり。
宝塚記念3着からぶっつけ本番ということになる。鉄砲は向かない。
前哨戦を使わなかったのはこの後にジャパンカップと有馬記念を控えているからだ。
つまり100%の状態で臨むわけではない。それはいくらなんでも無理だ。そこがどうかという話になる。

サンデー×トニービンはアドマイヤグルーヴと同じ。
ただ、府中の重馬場だったービーは8着。まああれは故障明けだしな。
ハイペースを鋭く差してくる競馬になると必ず顔を出してくる。今回はおそらくそうなるはずだ。
重馬場は向かない血統ではあるが、未勝利戦とはいえ不良馬場を快勝していることもあり、判断は少し難しい。

瞬発力を殺される展開に脆いし、もしかすると重はダメという可能性もある。
ゼンノロブロイと同様切るには相当に勇気の要る馬だが、アッサリ馬群に、も考えられる。
今の時点で馬場が決まっていればある程度自信を持って印を決められるんだが、予想がやや重では・・・。

ただサンデーのワンツーとか考えたくないので消すかも。どういう理由なんだ。

8枠17番ダイワメジャー

やっと最後の馬だ。疲れた・・・。
今年の皐月賞馬だが、ダービー6着は良しとしよう。
だが休養明けのオールカマーが9頭中9着というのはダメだろう。
走る馬というのはどういう条件でもそれなりに見せ場を作るものだ。それが全く無かった。

サンデー×ノーザンテーストで成長力が尽きたというのは疑問だ。
それよりはむしろ、言っては悪いが皐月賞がフロックだったと考えるとすべてに納得がいく。
皐月賞を除くとなんと1勝馬になる。皐月賞もスプリングステークス3着で権利を得たものだ。正直、これでは・・・。

逆に今後に期待していいとは思う。

つまり、今回は消しで良い。先行馬なのに大外枠も不運だった。

以上で全17頭のコメントを終える。
明日は間違いなく「手首が痛い」と泣き叫んでいるだろう。
ちなみにもちろん1時間などでは書ききれなかった。読む方もタイヘンだとは思うが。

どれほどかかったかは書かない。己の暇さに呆れたくないからだ。

ただこれで競馬に興味を持ち始めている方への何かの指針になれば、本懐だ。

あ、忘れてた、買い目だ。

本命:ローエングリン

混戦になった場合の逃げ馬に注意。
初志貫徹自分を出せればこの馬が最も速いと確信している。
まあどうせ負けるなら逃げて逃げて惨敗してくれ。4着とか5着はナシだ、同士よ!(
)。

対抗:バランスオブゲーム

何かやりそうで恐い。
ただし田中騎手でまた2着もありそうで恐い。

単穴:アドマイヤグルーヴ

頑張って欲しいという気持ちのほうが強い。
ただこれとダンスインザムード、どっちか馬券に絡みそう。

連穴:ゼンノロブロイ

また善戦とかやりそうで恐いよお前。

穴指定:ダンスインザムード、ナリタセンチュリー

テレグノシスとツルマルボーイは荒れた馬場から消す。
テレグノシスは好きな馬なんだけどね。重い馬場で内枠は買い辛い。
シルクフェイマス、リンカーンはそれぞれ休み明けがいきなりGIというので消した。
シンボリクリスエスの例もあるし一概には言えないが、相当の能力がないと勝ち切れないと思う。
ただ3着までもないかというと、それも無い気がする。少なくとも4頭のうち1〜2頭は馬券に絡むんだろうな。

ローエングリンはそこそこ自身あるけど、どうかな。
この馬走ってみないと、そして同じ逃げる馬がいないことが条件でもあるし。
投げやりになったシェルゲームとかが競りかけて去年のような無謀なレースになったらそこで終わり。

さあ、あなたはどれを推す!?

=====

WEB拍手ボタンを設置しております。
押していただけるとすごくやる気が出ます!あらぬ方向へも!(
ダメ)。
発信者不明でメッセージも送れますので、匿名で言いたいことなどにもご利用くださいませ。

=====


10月31日(日)
だが、あまり短気に、ささやかな命を害するような事を言うな。

4番手評価のゼンノロブロイが1着。
穴っぽいよ?のダンスインザムードが2着。
3番手評価のアドマイヤグルーヴが3着に突っ込み、

本命のローエングリンは5着に沈んだ

3連単がバカみたいな金額になったことを考えると、一応見る目はあったのだと思いたい。

ただね、この馬券を買っていたかどうかとなると怪しい。
おそらく「ローエングリンと心中」馬券で、ダンスやアドマイヤに流した程度だろう。

ツルマルボーイがよく4着にまで追い上げた。強いなこの馬。
テレグノシスやリンカーン、シルクフェイマスは4コーナー以降名前も呼ばれなかった。

ヴィータローザが向こう正面シンガリで、でも結果は7着。
これが今回のレースにおける良いサンプルになるんじゃないかと思う。
ちゃんとした回顧はまた自分の中でやろうと思うけど、ただゼンノロブロイは強かった。

直線で伸びてこないからダメかと思ったけど、
ペリエがゴー・サインを出した途端に弾けるように詰めてきた。
好位から抜け出そうとするダンスインザムードも良く頑張ったが、決め手の差。

つかダンスはよく2着に粘ったな。ビックリしたぞ。

これで胸を張ってアメリカ遠征。牝馬だからこれ以上の距離は難しい。
アドマイヤグルーヴもそうなんだが、牝馬相手のエリザベス女王杯を蹴ってのここだから、
やっぱり陣営としては色気はあったんだろう。それがたとえ結果論であっても、顔出しで出るレースじゃない。

さて次のGIは再来週。エリザベス女王杯か。

スティルインラヴがどの辺まで人気するかナー。

ということで来週末は競馬日記はありません。

・・・。

野球も終わったし何書こう・・・

=====

WEB拍手ボタンを設置しております。
押していただけるとすごくやる気が出ます!あらぬ方向へも!(
ダメ)。
発信者不明でメッセージも送れますので、匿名で言いたいことなどにもご利用くださいませ。

=====


過去へ