夢幻の更新期


5月1日(土)−第1部−
おれがいい例だ。親がいりゃいいってもんじゃねぇよ。

CLANNAD」中。
メールや掲示板のチェックはしてます。

終わったら復帰してちゃんと日記書きます。

相変わらず頭疼かせてくれるのはここの作品だけ。
あとああいったところでトラッドを「Lia」が歌うのは刑法に引っかかると思うがどうか。

天皇賞は3強で本線のみ。
理由はゲーム終わったら長ったらしく書く。

今はそんな余裕無い。

たかがゲームで。


5月1日(土)−第2部−
今、この荒れ地からでさえ、希望と自信を収穫できる者のみが、前に進み、”与える者”となるのだ。

CLANNAD」中。
メールや掲示板のチェックはしてます。

終わったら復帰してちゃんと日記書きます。

えー、順不同で智代、春原兄妹、
美佐枝、幸村、有紀寧とクリア。多分全体の1/5くらい。

まあ、あと2〜3回泣くくらいは許容範囲としよう。

・・・。

・・・。

・・・・・。

ほんま、えーかげんにせーよ。


5月2日(日)−第1部−
私がかかえてたことは、誰にもどうにもできなかった。やっぱり、私の問題だよ。

CLANNAD」中。
メールや掲示板のチェックはしてます。

終わったら復帰してちゃんと日記書きます。

これでも頑張って更新してるつもりなんですが!

春原ラヴい。もちろん兄の方。妹もすごいけど。
近畿人の何人かに1人は陽平みたいな人間だぞ、断言してやる。

あんな妹がいたら人生終わってる。


5月2日(日)−第2部−
埋もれた光を、私は覚えている。それでいい。

CLANNAD」中。
メールや掲示板のチェックはしてます。

終わったら復帰してちゃんと日記書きます。

「空に光る」みたいな曲は作ったら犯罪とかにした方がいいと思う。
あとED曲の「−影二つ−」(riya)は聴いた時は頭が疼いてて解んなかったけど、
もしスタッフ・ロール無しで「誰が作った曲か当てなさい」と問われれば、アレンジは戸越さんだとすぐ解ったと思う。

早くアレンジ・サントラ聴きてぇ。

でもクリアするまで我慢。


5月3日(月)
ていうか信頼感。お父さんは、どんなとこに行っても必ず戻ってくるって知ってるから。

CLANNAD」中。
メールや掲示板のチェックはしてます。

終わったら復帰してちゃんと日記書きます。

もし今自分が学生なら、多分プレイは終わってる。
翌日仕事でも完徹してしまうような作品だからだ。ちなみに実話だ。

人生も終わってる。


5月4日(火)
当然の大変さじゃない?人間として当然の苦労をしている気がするの。

CLANNAD」中。
メールや掲示板のチェックはしてます。

終わったら復帰してちゃんと日記書きます。

日常生活が激動してるんだけど。
みんゴルとかも、日常に差し支えない程度、だったのになぁ。

ゲームに日常が差し支えている気すらする。


5月5日(水)
誰にも確かにあったのだ。今、生まれたのだと思った瞬間が。

CLANNAD」中。
メールや掲示板のチェックはしてます。

終わったら復帰してちゃんと日記書きます。

「同じ高みへ」のような曲も即刻無かったことにしていただきたい(半泣)。

この時点で、どう終わっても最高級の評価をする。


5月6日(木)
私があなたの導き手になります。

CLANNAD」中。
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終わったら復帰してちゃんと日記書きます。

しばらく復帰はしないのです。
なのでブック・マークなどからも外した方が良いと思うのですよ。

それと便座カバー。


5月7日(金)
ユーモアは、物事を客観視するためにはかなり有効な手段だよ。

CLANNAD」中。
メールや掲示板のチェックはしてます。

終わったら復帰してちゃんと日記書きます。

ちなみにあと1人です。
それで終わりというわけでもないらしいけど。

それと便座カバー。


5月8日(土)
何も見えないくらい遠ざかってしまえば、現実も時間も無いと同じだ。

CLANNAD」中。
メールや掲示板のチェックはしてます。

終わったら復帰してちゃんと日記書きます。

キャラ攻略最後の1人にてようやくOPを見れた。
このOPムービーだけでどれくらい時間かかってるんだろう・・・。
というわけでOP曲の「メグメル」(riya)をようやく聴けたわけですよ、ようやく。

・・・。

最近の菅野よう子のボーカル曲みてぇ。

イントロだけね。


5月9日(日)
サウンドうんぬんつったって世間に聴いてもらわなきゃ始まらねぇだろ。

CLANNAD」中。
メールや掲示板のチェックはしてます。

終わったら復帰してちゃんと日記書きます。

このゲームはすごいね。
とりあえず、今はそんなことくらいしか書けない。

どれだけ引かれても、この作品はその上を行く。


5月10日(月)
理由なく優しくされるのは、居心地が悪い。しかし公平に扱われるのは、気分がいい。

CLANNAD」中。
メールや掲示板のチェックはしてます。

終わったら復帰してちゃんと日記書きます。

そして昨日は当牧場の1日におけるアクセス数最高値を更新。

99。

これはイヤガラセに違いない。
あと1つで何かをしなければならないところだ。
その何か、というのは覚えてる方はチョー皆無(
何語)だろうから無視する。

あの、ところで。

間違いなくどこかで晒されてるんですよね?
だって「CLANNAD」はじめる以前と比べて30%くらい増えてるよ?
なのでここ数日の間に当牧場に遭遇してしまった不幸極まりない方はメールなどでコソリと教えてたもれ。

どこで悪評垂れ流されてますか?(前提)。

メールで思い出した。
なんだか最近、メール事故が多い気がする。
牧場主はいただいたメールに対してはどう遅くても2〜3日以内に返します。

これは凍結中の現在も、です。

シカトされた!?、という方はご一報くだされ。

こんな内容が続いて100とか行くと困るんだけど。


5月11日(火)
これ以上長引かせても、お互いのためにならないでしょ。

CLANNAD」中。
メールや掲示板のチェックはしてます。

終わったら復帰してちゃんと日記書きます。

今高校生の人間は、自分がどんな位置にいるかを考えるといい。

皮肉でもなく、悪意でもなく、これは羨望。


5月12日(水)
どんな環境でもそれなりに困難は存在するのさ。

CLANNAD」中。
メールや掲示板のチェックはしてます。

終わったら復帰してちゃんと日記書きます。

とりあえず1位、2位予想した2球団が仲良く最下位争いしている事は忘れたい。


5月13日(木)
ここにいても、私には皆を見ている事しか出来ないけど。それでも。

CLANNAD」中。
メールや掲示板のチェックはしてます。

終わったら復帰してちゃんと日記書きます。

今日中に終わる、かな?

あの生き方を牧場主は認めない。

認めるべきだが、絶対に認めない。

いや、許さない。


5月14日(金)−第1部−
美意識の無い集団のことを別名、ゴカゾクヅレというのよ。

CLANNAD」中。
メールや掲示板のチェックはしてます。

終わったら復帰してちゃんと日記書きます。

昨日中に終えるつもりだったが今日、かな。
どうしてもあと1時間しか、という状況下だと進行できない。

これはプレイされてる方ならお解りいただけるはず。


5月14日(金)−第2部−
ただ・・・頭で考えるより・・・言葉で表すより・・・ここに確かな形がある。

CLANNAD」終了。

明日から通常更新すると思います。
書きたいことはいろいろたくさん。それはとても多くある。
開始から2週間強くらいか。実はまったく触れなかった日も2〜3日あるんだが。

なので引くのは今日で終わりにして、掲示板とかメールとか活性化させましょう!コラ

え、あれですか。レビ、じゃない、感想文、書いたほうが良いですか。

クリアすると専用の投稿フォームで書けるんだけど、
1,000文字という次数制限があるのでそっちの方は流動的。書くだろうけど。
そもそも1,000文字なんかで書ききれるわけが無い。それどころかこの数倍以上いると思うぞ、多分。

ああ、すごく短い言葉でなら評せる。

それも5文字。

いやがらせ。

ホラ書けた!

このゲームはイヤガラセだよマジで!
同業者には嫌な気分にさせるだけの完成度とクオリティ。
プレイヤーには、まあ、色々と、その、深層心理に、まあ、なんだ(
歯切れ悪い)。

イヤガラセだと思うんだけど?真顔)。

ちゃんとしたテキストはいつか書きたい。
読みたいとかいう人がおられれば、すぐにでも書きたい(
阿漕)。

「Moon.」のようであり、
「ONE〜輝く季節へ〜」のようであり、
そしてもちろん、「Kanon」のようでいて、「AIR」のようでもあった。

プレイされた方にはいろいろ思うところもおありだろうが、
これで¥7,500ならこの世の¥7,501以上の値段のゲーム作品は見直しを迫られる。

これ、変な言い方だけど、初回版に付属のアレンジ・サントラだけで値段のある程度は回収できるよ。

まだ聴いてないけど、音楽だけなら「Kanon」や「AIR」よりも断然に上。

そんなことはどうでもいい。

キャラ攻略編、クリアした順番。

春原兄妹

有紀寧

美佐枝

智代

幸村

勝平





ことみ

風子

えー、これからダベりますよ?(まだ!?)。

このゲーム、シナリオの数を何本、というのが難しいんだけど、
とりあえずこの11本、ということにするとして、まあ、その、なんだ。あれですよ。

泣いた数。

えーっと。

引かない?

いや、むしろ引くように

物理的に涙が頬を伝ったのは5本。
プライドにかけて懸命に堪えた、つまり半泣きが2本。

5本のうち1本は呼吸困難で死ぬかと思いました。マジ。
咽び泣きながら「絶対このゲームはイヤガラセなんだ」と毒づく事数千回(
)。

一番好きなシナリオは実は美佐枝さん。
一番良く出来てるなと思ったのが智代のシナリオ、
そして一番ラヴい光線が出っ放しなのが杏のシナリオ、
一番スタッフの熱意を感じられたのがことみのシナリオ、という印象。

それ以外のキャラに関してはコメントを差し控えさせていただきます。

諸事情により。

で、あれですよ。終わりました、マジで。
ちゃんと最後のボーカル曲も聴けたし。腰抜けるかと思ったけど。
もちろんいくつか納得できない点、苦言を呈したい点もある。そりゃ人間の作った作品だもの。

でもしばらくゲームはいいかなぁ。特にお話系。

てか、絶対比べてしまうからそれは可哀想というもの。

だからみんゴルとか「ソウルハッカーズ」に逃げようっと。

そして「Key」の作品にしては珍しく、この作品のSSを書いてみたい。
「Kanon」と「AIR」は絶対いじれないけど、この作品はぎゃるげなので意欲が湧く。

でも、やっぱりすごい作品だなぁ。
何よりもちゃんと「Key」の作品っぽいところに一番驚いた。
もちろん「Kanon」の方が好き、「AIR」の方が好き、という方々もおられるだろう。

でも、それでも、この「CLANNAD」は期待を裏切らなかったはずだ。

それがすごいよ。敬意に値する。

あなたたちは、本当に、プロだ。

今はただ、その製作スタッフに礼を言いたい。

この作品に出逢えて、本当に良かったよ。


5月15日(土)
あの、とんでもない額の請求書を笑って受け取れる限り、どんな男も、王サマになれる。

さあ、復活ですよ復活!
毎日数行という更新が続きましたが、今日からは!
連日ほとんどヤケクソな更新(
)が続いたのに増えていく来場者数。
さあ、これからは諸手をあげてもっと多数の来場者様数の獲得を
目指しません別にコラ)。

ある種通常運転に戻って激減しないかの方が恐い。

ま、いいや。

さて、今日からは制限なくネタを探せるのですよ。
そりゃあもう、この2週間書きたいことが出来ても無視してゲームだったからね。

まずはプロ野球!(えー?
我がヤクルトは今どのような状況下にあるのか。

・・・。

・・・。

・・・・・。

野球はやめて、と号泣)。

そうなればもう、これしかないだろう!

愛してるぜベイベ★★」(槙ようこ、りぼんマスコットコミックス)5巻。

・・・。

・・・。

・・・・・。

粛正を受けております。少々お待ちください

が・あ・あ・あ・あ!キレた)。

少女コミックくらい書かせてくれよ!
でないと2週間ぶりでも特に書くこと無いんだよ!

それってイジメっスよねぇ!?(春原?)。

まあ今日は深夜にわたってでも激・更新予定。
音楽にゲーム、さらによもや要望が集まるとは思わなかったマジックのところとか、それと便座カバー。

酔いが抜けるのにまだしばらくかかりそうです。

今この時点でも「AIR」の酔いが抜けてるとはいえないんだけど。


5月16日(日)
無理矢理聞くの、私は嫌だな。何か話してきたら、そん時は、聞いてあげようよ。

まだ「CLANNAD」やってます。
感想のための再プレイではなく、テキストのあら捜し。
普通にクリアすればCGは100%になるけど、テキストは無理だと思う。
膨大なテキスト量と選択肢数、シナリオ数を考えると、これはもう諦めるほかに無い。

で、今は野球編を。100%コメディ。
とりあえず負けちゃったんだが、どうにかすれば勝てるんだろう。
メンバー足りなかったのかな。その場合は誰が足りないんだろう。むぅ、解らん。

つーか渚がピッチャーやってる時点でどうかと思うんだけど

相変わらずの春原のヘタレっぷりが笑える。

誰が足りないのかナー。
勝平・・・かな、なんとなく。出してないし。
もしくは有紀寧・・・?いや、それはちょっと。色んな意味で(
)。

まあ頑張ってリトライしよう。

さて、一応復帰したのにこんな事書いてると入信させられそうなので()、
今日こそはもちろん溜まりに溜まった少女コミックのいくつかをネタにしてはいけませんかそうですか。

愛してるぜベイベ★★」(槙ようこ、りぼんマスコットコミックス)5巻。

幼年少女誌でダントツの人気。
アニメも比較的好調なようでファンとしては何より。
個人的には好きすぎて絶対に観たくないのでDVDも買わない。

なぜかって?

誰がゆずゆの声を当てようとも、牧場主は不満しか言わない。

周りで観てる人なんていないし、
周回しているサイト様でも観てる人なんていないので解らないが、
とりあえず牧場主の中のゆずゆは永遠に無声。誰にどう引かれようが、ゆずゆはゆずゆ。

アニメ化は希望していたけど、観ないだろうなとは思っていた。

さて本編。
今回ゆずゆより桔平だったね。
なんというか、りぼんでここまで重いのっていいのかな。

いや、重くはないのよ?
でもそれはある年齢以上になるとそう思うだけで、
対象年齢層を考えるとシリアスの比率って理想より多いんじゃないかと。

もちろんこれは作者が書きたかったことらしいので、
結局はまあ個人的な希望、危惧にしか過ぎないわけだけど、
もっともっとコメディ寄りでもいいんじゃないかと思う。お母さんの件もあるわけだし。

実はこの作品、完結してから一気に読むべきものなんだと思う。

そんなのは絶対出来ないんだけどね!握拳)。

今少女系で一旦封印してるのが「GLOBAL GARDEN」(日渡早紀、花とゆめコミックス)とか、
まあこの作品出せばどういう作品を指しているかはお解りいただけると思うんだけど、つまりはそういうこと。

そんなことはどうでもよく。

ゆーずーy(連行)。

なんかあのままずっと凍結してれば良かったですか、当牧場。


5月17日(月)
マウンドゆずりたくないのなんて、投手にとって長所だよ。

野球編クリアしました!
あと1人は勝平でも有紀寧でもなく風子でした!

・・・。

なんでや!関西弁)。

リトライで勝平ルートに入ってしまっただろ!

1番キャッチャー、陽平。

2番ショート、杏。

3番サード、美佐枝。

4番ピッチャー、秋生→渚。

5番センター、智代。

6番レフト、裕介。

7番セカンド、芽衣。

8番ファースト、朋也。

9番ライト、風子。

これで勝てます。プチ攻略。
別に攻略にも何にもなって無い気がするけど。
一応専用のスタッフ・ロール(
)があるのでファンなら必見。ぜひ。

陽平のヘタれっぷりとかも是非に。

メンバー揃わないと早苗さんとか椋とか駆り出されます。
それはそれで面白いけど、このメンバーでないと100%負けるのでリトライ。

さて、いい加減離れろと石を投げられそうだ。
というよりはすでに昨日、来場者様数がガクンと減っていた。

それはどういう意味なんだ!?

よし、野球だ、野球。
昨日のヤクルト戦はどうだったかなっ☆

・・・。

野球はやめて、と号泣)。

マウンスは国に帰れ!暴言)。

そういえば土曜に競馬場へ行っていたのですよ。
これを逃すと秋まで京都競馬はないので、半ば無理矢理に行ってきた。
メイン・レースが1600万以下、そして天気も怪しいので、人は少ないかな、と思ってたが、
天気はちゃんと1日もったし、それもあるだろうが意外と人が多くてメインの頃にはゴール前に陣取るのがやっと。

収支は儲かって帰ってきましたよ。ビックリ。
いつも競馬に行くときは2万前後の損は覚悟しているので。
第1レースでワイドなのに¥500が¥8,000強になって返って来て幸先が良かった。

良かった、のだが、そのせいで穴狙いに走るという愚行を犯す。

のち10レースまでと新潟メイン、東京第10レース第11レースと連敗地獄。
もちろんこの時点で大損に突入していて、残るは京都の11、そして12レースのみ。

その京都11レースで馬単を的中。
1着の馬がギリギリで差し切ったレースなんだけど、
これ馬単の返しを買ってなかったのでゴール前で「差せぇコラぁ!!」と大連呼。

そんな人でいっぱいですっ☆(嫌過)。

最終的に¥6,000〜¥7,000程度の勝ち。
最後の馬単で当てたのが60倍くらいだったので一気に勝ち越し。

そして最終レースを待たずに帰る。

そういえば。

この日、新潟でJRA史上最高の、155万馬券が出た。
京都のターフビジョンで見ていたし、そのレースは買ってもいたんだけど、
払戻金が発表されて「へぇ〜、3連複は15万かぁ。新潟は荒れてんなぁ」と思っていた。

ってゼロが1個多い!?

ひゃ、155万馬券!?

騒然、というよりは怒号渦巻く京都競馬場。
当地の新潟ならもっとすごい騒ぎだっただろうことは想像に難くない。
なにせ155万馬券というと、¥100が155万に化けるのだ。¥1,550,000だ。

え、そのギャグの笑うところはどこですか?

しかも当てた人の中に¥1,000のボックス馬券で買ってた人がいるらしい。

つまり払戻金は1550万。

え、それってギャグですよね?

秋には・・・!(何をだ)。


5月18日(火)
知ってるよ。わざと、ふれないようにしてやってんだから。

念力・・・。

念力・・・。

念力・・・。

石川ッ!勝てッ!(クワッ!)。

え、ああ、日記ですか。
別にどうでもいいですよね?(
問題発言)。

念力・・・。

念力・・・。

念力・・・。

今忙しいんですよ。
我がヤクルトが爆勝するために念力をですね。

ちょっとそこ!蔑みの目でこっちを見ない!

明日はハチクロなのですよ。楽しみ〜。
本気で「YOUNG YOU」を毎号買ってもいいとすら思うぞ。
今度こそ表紙は理花さんだと期待しているが、現実として違うだろう(
咽泣)。

そうだ、念力で表紙の差し替えを!

念力・・・。

アホらしいのでやめる。

藤井がすごいですよ。
ここしばらく2軍で投げていてずっと好投。
当初は今年1年も棒に振るような手術らしかったんだけど、
次回は何と1軍で投げるらしい。宮本も帰ってきたし、岩村も当たりだした。

それでいてダントツ最下位・・・。

念力・・・

バカな子のようなのでやめる。


5月19日(水)
誰もみな、行きたがるが、遥かな世界。どうしたら行けるのだろう。教えて欲しい。

せーのっ!

理ー花ーさ捕 縛)。

というわけで「ハチミツとクローバー」(羽海野チカ、クイーンズコミックス)6巻。
昨日の念力は通じなかったようで、今巻の表紙はヒロイン2人。花畑にお花2人、でした。

なので「YOUNG YOU」の7月号は買います(えー!?)。

コミックスの差し替え表紙が付録でつく、というのは、
最近流行ってるのか少年・青年誌でわりと見かけるが、興味なかった。
「ふーん、そんなの欲しい人っているんだなぁ」、という軽い認識でしかなかったのだ。

そんなの欲しい人です、牧場主!力説)。

内容に関してのコメントは後日。
どうも牧場主の狂いっぷりに影響されてか(
)、
当牧場からこの作品を手に取られた方って3〜4名おられるようなので。

ああ、語りたいッ!

つーかまた理花さん出てこないよ!?()。

回想シーンのみの数コマって・・・(号泣)。

あとこんなの理花さんじゃないッ!!

ガクリ(力尽)。

明日はてるてるな親指同盟のうちどれかがネタになると思います。

ガクリ力尽)。


5月20日(木)
いや、いいよ。あれは外から、眺めるもんだ。多分。

つーか今日「プラG」なんだって。
なんかもう、書くべき少女コミックに埋もれてまあ!

牧場主が埋まったらよいですかああそうですか

しかもまだ昨日の分とあわせてほとんど読んでないよ。
ハチクロ6巻とマッサージの2巻だけ。ハチクロとハチクロとマッサージだけ。
ハチクロとハチクロとハチクロとマッサージとハチクロとハチクロと理花さんだけ(
いませんでしたよね?)。

あともう一押しで1日の来場者様が100になりそうなんだけど、

なんだな。

無理そうだな読み返しつつ)。

元々どうして少女コミックがネタになってるかというと、
エロゲ&ぎゃるげ系であるところの当牧場においてのイヤガラセ心からだ。
とまあ、ここ数日で新規ご来場の方からすれば「え、ここってヘンタイ系じゃないの?」とか思われそう。

誰がヘンタイだコラ(逆切)。

明日・明後日・明々後日は競馬です。
「CLANNAD」終わって凶悪に暇になったので2部書くかもですが。
とまあそれの感想文の構想を練ってたりもするのです。難しいね、この作品の事を書くのは。

しかし・・・。

「CLANNAD」終わって野球もないとなると魂抜けたようになるな。

頑張ろ。


5月21日(金)
それを果たして、幸せって呼べるんだろうか。

「ニイちゃん、ええモン見れたなぁ」

あの日、あの時、そんな事を言われた。
自分の意思ではじめて行った11月の京都競馬場で、だ。
それはGIレース、菊花賞の日。10万人以上の膨大な人間が渦巻いていた。

まだ十代だった。右も左も解らない若輩者だった。
ただライスシャワーの碑に手をあわせたかった。だから赴いた。
そして、目の前で起こる、顕現する強烈な事実に、若者はただ、心で平伏し、泣いた。

勝ったのはダンスインザダーク。
上がり3ハロンを推定タイム、33.3秒で駆け抜けた伝説のレース。
3〜4コーナーでダンスインザダークと鞍上の武豊は一瞬消えた。その場の誰もが見失った。
前からは力尽きて後退する他馬。外に出そうにも後続が次々と進出していき、行き場は無い。最悪の展開だった。

あれは、奇跡とは言わない。

奇跡は、そう簡単に発現しないからだ。

しかし、十数万の人間は確かに、一瞬だが、彼の存在を忘れた。
そしてその約40秒後、真っ先にゴール板を駆け抜けていたのは、彼の馬だった。
解らなかった、何もかもが。目の前の事実は、事実以外の何者でもない。それすらも解らなかった。

認識が身体を駆け巡った。
だがそれは1人の人間が処理できる範囲を軽く超えた。
その結果は、ただ身体から物理的に出る何かで補うしかなかったのだろう。

絶叫でもよかった。
だが、身体が選択したのは涙だった。

ただそれだけのことだったのだろう。

悲しくも嬉しくも無かった。
なぜ涙が頬を伝うのか理解できず、そもそも気付いていなかった。
呆然と、ただ立ち尽くす。喧騒の中、だが自分以外のすべてが白黒に見えていた。
いや、ウイニング・ランでターフを駆けるダンスインザダークと武豊のみ、今でも色彩つきで思い出すことが出来る。

「ニイちゃん、ええモン見れたなぁ」

現実に引き戻されたのは知らない男性の一言。
いかにも競馬場の似合う、少し小汚い感じの、60前後の男だった。
まるで独り言のように男はそれだけ言うと、人の流れに身を任せてそのまま人込みに消えた。

ダンスインザダークはそのレースを最後に現役を退いた。
あの斬れ味の代償だろう。それでも、その代償を命で支払う馬も珍しくない。
今は亡き父サンデーサイレンスの第一後継種牡馬として、素晴らしい能力を仔に伝えている。

そのダンスインザダークには、姉がいた。
やはり武豊を鞍上にオークス馬の座に輝いたダンスパートナーだ。
やはり父はサンデーサイレンス。能力と共に狂気に近い性格も継いだ、気の強い女だった。

そして今年。

この姉弟の血を継ぐ者がターフに現われた。
彼女は瞬く間に牝馬戦線で頭角を表し、ついには桜花賞を制すまでになった。
この母系による桜花賞制覇は、姉のダンスパートナーでも成せなかった。それを妹はアッサリとやってのけた。

そして今度はオークス。
姉は桜花賞の無念を晴らすかのような激走で頂点を射止めた。
その後も牝馬戦線の第一人者として、牡馬に混じり、一流と呼べる成績を残し、ターフを去った。

ダンスインザムード。

それが彼女の名だ。

これまでの戦績が4戦4勝の完璧な内容。
無敗での牝馬2冠となれば、1957年のミスオンワード以来という。
名牝と呼ばれた名馬の歴史を紐解いても、これほどの馬もそうは現われるものではない。

エアグルーヴはオークスを制し、翌年には牡馬相手に秋の天皇賞を制した。
ヒシアマゾンはエリザベス女王杯を制した後、ナリタブライアンに唯一真っ向から挑んだ。
メジロラモーヌは全トライアルを含めての牝馬3冠という、今後も2度と現われないであろう偉業を成した。

テスコガビーは桜花賞とオークスの2冠牝馬。
ただし桜花賞で2着につけた差がなんと1.9秒という圧倒的大差。
GIでのこの差は野球でいうなら30−0、サッカーなら15−0に近いほどの差といっていい。
彼女の仔も見たかったが、休養中の青森県で心臓麻痺に倒れ、短い生涯を終えた。30年ほど前のことになる。

そして名牝の系譜はクリフジにまで遡る。
11戦11勝。勝ったGIがダービーにオークス、菊花賞。変則3冠である。
今でもこのクリフジの存在は、その存在自体を疑ってしまう。11戦全勝、牝馬でのダービー制覇。
だが彼女は確かにいた。60年前の日本にいたのだ。日本競馬史上最強の女帝は、あの時にこの国を席巻していた。

ダンスインザムードは、彼女らの系譜に名を連ねられるだろうか。
鞍上には、姉に跨りオークスを制し、兄に跨り菊花賞を制した武豊がいる。
そして彼ら偉大な姉弟を産んだ稀代の名繁殖牝馬、ダンシングキイは、今春、天命を全うした。

同じく、父サンデーサイレンスも、もうこの世にはいない。

彼女はただ、真っ直ぐに府中競馬場のゴール板を見つめている。
偉大な父と偉大な母の血が結実する時、前を走る馬などどこにもいないだろう。
彼ら、彼女らダンスの血の系譜は、ダンシングキイを祖として、これからも続いていくはずだ。

その系譜にまた1つの勲章を加えるのか。

彼女は日曜日、東京競馬場の2,400mを駆ける。


5月22日(土)
成功するなら、私は何だっていいわ。

さあ、オークスの予想をしようじゃないか。
競馬に関心の無い方でも、明日のオークスと来週のダービーは観て欲しいぞ。

1番人気と牧場主本命は同じ。
振り返ると1番人気を本命にするのって初じゃないかな?

もちろんダンスインザムードだ。
現時点で単勝1.1倍。支持率にするとどれくらいだろう。
父が魔王サンデーサイレンス、母がダンシングキイという血統構成は書いた。
ダンシングキイの仔にダンスパートナー、ダンスインザダーク、春の天皇賞で1番人気だったエアダブリンなど。

新聞を見ていて驚いた。
今回の3枠5番は、姉のオークス時と同じ。
こんなの、もはや運命を感じずにはいられない偶然だ。
単なる枠番だけなら1/18だろうが、姉妹でオークスに出るというのが異例なのだ。

4戦4勝の桜花賞馬。
桜花賞でも1番人気だったが、
あちらはまだ断然人気というわけではなかった。
だが今回、1.1〜1.2倍、もしかすると元返しになるかもしれない人気ぶり。

これはもう、仕方が無い。
姉がこのレースを、同じ父で勝っている。
そして鞍上には9年前の姉の時と同じく武豊がいるのだ。
新馬、条件戦、フラワーカップ、そして桜花賞と連戦連勝でここへと登りつめた。

一応、あら探しをしておきたい。
競馬に絶対は、他のスポーツ以上に、本当に、無い。
それはなぜかというと、人のみで完結しないものだからだ。人はオマケに過ぎない。

まずは距離。

ここまで最長がフラワーカップの1,800m。
それ以外の3戦がすべてマイル戦という事で、この距離ははじめてになる。
とはいっても、18頭の全てが初距離だ。この時期の牝馬に2,400mなど普通は走らせない。

確かに忘れな草賞組には一日の長があるかもしれない。
だがそれにしても2ハロンだ。彼女らにしても今回まだ2ハロン伸びる。
一気に4ハロン伸びる事に懸念を示すのなら、桜花賞組の全馬を切らなければならない。
となると、今回桜花賞を経ずに出走するなかで、人気的に現実味がある馬というのはたった3頭しか残らない。

グローリアスデイズ、メイショウオスカル、ドルチェリモーネの3頭だ。
それぞれフローラステークス2着、同レース1着、忘れな草賞1着という実績でここへ来た。
これにダンスインザームードを加えた4頭でどの馬が、となると、結局はダンス以外にはとても考えにくい。

血統面でも裏付けが最もなされているのがダンス。
父サンデーはいうに及ばず、姉や兄の面々はこの距離を最も得意としていた。
ニジンスキーの肌にサンデーというのではこの距離を走らせると極端なスロー以外ではちゃんと伸びる。

では性格はどうか。

他頭数での先入れとなる5番枠は歓迎材料ではない。
確かに外よりは内でよかったのだろうが、この馬、姉のようにうるさくない。
この4戦出遅れた事もなく、引っかかった事も無い。後ろから差すのではなく好位での競馬をする。

脚質に自在性を持っているのも強みだ。
新馬戦はスピードに任せての逃げ切り勝ち。これは無視しよう。
2戦目、3戦目では2番手で折り合い、直線で前を交わしての押し切り勝ち。
そして桜花賞。やはり5〜6番手で折り合って、3〜4コーナーから進出開始、直線で34.2秒の上がり時計。

極端に出遅れれば別だが、この距離で折り合えるというのが強い。
仮に出遅れてもそこは武豊。どうにかする。なにせオークスは2,400mもあるのだから。

調教過程も順調そのもの。
さらに桜花賞とは違いオークスは東京競馬場。
長距離輸送の心配がなく、いわばホームでの試合となる事も挙げておこう。

あとは馬場か。

明日は良馬場です

以上。あら探しした時間が無駄になった。

牧場主2番手はヤマニンシュクル。
この馬も2番人気で馬券に面白味もクソも無いが、
どうしてもこの距離だと実績を重視してしまうのよ。意外と荒れるんだけどね。

父が2冠馬トウカイテイオー。
母の父がやはりニジンスキーという血統構成だ。
父である皇帝シンボリルドルフよりも種牡馬成績がダントツに良い。

パーソロン系×ノーザンダンサーの純系だけに、距離は大歓迎。
ただしスローペースになると弱く、良い斬れ味を発揮するが差し切れないレースが多い。
ヤマニンシュクルの前走、前々走もそれに近いが、あちらは阪神の小回りが合わなかっただけだろう。

ここまで4着以下が1度も無い安定振りが目を引く。
ゴチャつく阪神のマイル戦よりも、よほど府中のクラシック・ディスタンス向きだ。
桜花賞ではダンスの0.7秒差と完敗もいいところだが、この距離ならその差はもっと詰まるはずだ。

果たして差し切るまではどうか、というところだが。

3番手はダイワエルシエーロ。

・・・。

ロンドンブリッジ!またか)。

惚れた女の仔を応援しないで何が競馬ファンか
彼女の桜花賞の2着で泣きそうになった男だぞ!(
カンベンしてください)。
正直、東京は向くが2,400mは2ハロン長いと思う。フローラステークスなら勝っただろうな。

父が魔王サンデーなんだが、母がロンドンブリッジ。
潤沢なスピードで3歳牝馬路線を華やかに演出したが、スタミナは「?」。
ロンドンブリッジの父はドクターデヴィアス。ジャパンカップにも出た英ダービー馬ではあるのだが。

ドクターデヴィアスはその父がアホヌーラ。
さらにその父系を辿っていくと、エクリプスではなくヘロドへと向かう。
つまりトウルビヨン系で、同じ大系統ならばパーソロン、その下のルドルフ、テイオーも同じ系統だ。

淡々とした流れで平均したスパートなら、という感じ。
ヤマニンシュクルにも通じるが、今回ペース落ち着くんじゃないかなぁ。
ダンスは2〜3番手を進むだろうし、となるとペースは間違いなくスローで進んでしまう。
そうなるとダンス以外のほぼ全馬に勝機がなくなるわけで、あとは「行った行った」で人気薄の先行馬が2着・・・。

なので牧場主4番手はウイングレット。

むしろこの勝負服に弱い、という事実には触れるなコラ

っても誰も解らんよな・・・。

今気付いたけどトウルビヨン系とか書いても仕方ないだろうに・・・。

ウイングレット、ここまで4戦2勝2着1回着外1回。
デビュー戦をダイワバンディッドの7着と大敗後、未勝利戦を圧勝。
その後の新潟2歳ステークスでは、ダイワバンディッドのアタマ差2着と好走する。
その後長期休養し、復帰戦であるトライアルのスイートピーステークスを快勝。勇躍ここへと来た。

父がタイキシャトルで母の父が魔王サンデー。
となると距離がおそらく長いのだろうが、何とかならんか(
なりません)。
父は純粋なマイラーだが、母の父の血が残り800mを後押ししてくれると信じ、3番手評価とする。

ペースがドカンと落ち着けば着は充分あるし、
今回気楽に逃げられるだろうから折り合えば見せ場以上の結果も見えてくる。
スイートピーステークス組は本番とは縁が無いが、それはフローラステークスもそう変わらないし。

では人気馬を切った理由。

1枠1番スイープトウショウ。
これはもう、父がエンドスゥイープだから、のみ。
血統という論理をバカにしてはいけない。桜花賞ですら距離は長かった。
母の父が80年代欧州最強馬ダンシングブレーヴだが、この馬の仔も牝馬はマイラーと出る。

器用さに欠けるため、阪神から東京に変わるのは好材料。
ただしそれ以外の要素ではほぼすべて、この馬にソッポを向いている。
ベストは1,200mと思う。つまり、ベストの距離の倍に当たる。血統論者のため、勝ってもらっては困る。

3枠6番ヤマニンアラバスタ。
父ゴールデンフェザントはジャパンカップでメジロマックイーンを破った。
母の父はタマモクロスで、距離自体は同じヤマニンのシュクルよりも向いているのは明らかだ。

怒涛の一発、という予想は拭いきれないが、
たった2戦にせよGIになると大敗するのは精神力が弱いんじゃないかと。
東京競馬場は向くし、距離も良い。安定感に欠けるのは裏を返せば一発があるという事だ。
ただ、それでも印は打てない。言い方を変えれば、この馬を買うなら他に買いたい馬がたくさんいるということだ。

4枠8番アズマサンダース。
父サンデー×母の父シンボリルドルフという血統。
裏打ちされたスタミナと瞬発力。桜花賞もダンスの0.3秒差で2着だった。
これはもう、感情論に過ぎず、桜花賞で2着に突っ込んだ時も「誰だお前!?」と叫んだ(
コラ)。

8枠16番グローリアスデイズ。
全兄があのリンカーン。トニービンの肌にサンデーという血統。
前走のフローラステークスは、メイショウオスカルを捕らえきれずの2着という内容。
実績や血統がどうこうよりも、この2ヶ月強で4走目となる強行軍が気になる。牝馬にこのローテは酷過ぎる。

予算¥3,000としての買い目。

馬単でダンスインザムードから、ヤマニンシュクルに¥1,000。
同じくダンスインザムードからダイワエルシエーロ、ウイングレットに各¥500。
ダンス&ヤマニン&ダイワ&ウイン&ちょっと恐いギミーシェルターを含めて残り¥1,000を3連複テキトウ。

ちなみにダンス→ヤマニンでは現時点のオッズで¥1,000が¥6,000くらいに。

いいんじゃない?これくらいで。


5月23日(日)
誰が正しいのかなんて、誰にも解らないよ。人の心の中は、複雑だから。

こう、現実から目を背けようと、
プロ野球のデー・ゲーム、ヤクルト戦に目を移す。

2−19。

おお、ヤクルト打線チョー爆発。

・・・。

って負けてる!?驚愕)。

広島市民はもう少し遠慮というものを覚えていただきたい。
むしろ初回で8点というギャグは関東向けなのか関西人である牧場主には理解不能。

さあ、目を背ける現実が無くなった。

となると、これだ。

ダンスインザムード、4着。

って負けてる!?驚愕)。

テレビで観ていたんだけど、これも理解不能。
これが競馬、というなら確かにそれもそうだが、それにしたって・・・。
かなりのスロー・ペースのはずだった。でも、中団やや前で、位置取りは悪くなかったし、
直線まで、そして直線でも、目に付いた不利は無かった。ただ、伸びなかった。それだけなんだが・・・。

ちなみに馬券買っていたら全外れ。

勝ったのはダイワエルシエーロ。
インタビュー聞いてると、当初から逃げる予定だったそうだ。
オークスでの逃げ切りというのは非常に困難だが、素晴らしい騎乗だった。

距離はもったというよりも、このペース、展開ならもう関係ない。
レースの上がり3ハロンが35秒フラットという後ろの馬にとっては地獄の展開だった。
なのに突っ込んできたのが3着のヤマニンアラバスタで、スタート直後は最後方だったのによくここまで。

同じヤマニンでも人気していたヤマニンシュクルは5着。
大崩れしないといえばそうだが、もう少し考えて乗って欲しかったと思う。
中団でずっとダンスを見ながらのレースは解るんだが、一緒になって崩れては本末転倒も甚だしい。

2着はスイープトウショウ。
昨日の日記で「出直して来い」みたく書いたが、

すいません、牧場主が出直します

でも前述の通り、これで距離はもつ、という考え方はしないほうがいい。
おそらく秋には秋華賞に出てくるだろうが、3歳牝馬でもスプリンターズステークスへ行った方がいい。

ダンスインザムード。
勝てばミスオンワード以来という無敗での牝馬2冠は成らず。
やはり+14kgという馬体増が影響していたのだろう。でなければ説明できない惨敗だ。

血統的には秋以降に成長していくので秋も人気するだろう。
結果論だがダービーに出ていなくてよかった。これでは馬群に沈んだはずだ。

とにかく。

今日はダイワエルシエーロと福永に喝采を。
ダイワエルシエーロの母、ロンドンブリッジは遂にGIを勝てなかった。
今でもファンタジーステークスを勝ち、桜花賞でも2着に粘った母の姿を思い起こす事が出来る。

さあ、来週はダービーだ。

すべての競馬は、すべての人は、馬は、ただ、ダービーへ。

キングカメハメハvsコスモバルク。

さて、どちらを応援しようか。


5月24日(月)
新たな結束を求めて自分自身に手を伸ばし続けている。我々も見習わなければ。

犠牲者だから、被害者だから何でも言っていいのか。
犠牲者だから、被害者だから、何をしても良いという免罪符足りえるのか。

ちっとは考えて欲しい。

大人なら。

さて、今日は野球がありませんな。
「CLANNAD」も終わったし、特にする事が無い。
暇だ、となると、書くことが公明党の倫理観のようになってとても困る。

あるんですよ?コラ)。

今日は昼間から「書くこと無さそうだナー」と思案していた。
車の中で何かないかナーと一生懸命考えていて、思いついた。シリーズ化可能。

牧場主的都道府県イメージ。

あぁ、とてもつまらなそう・・・

とりあえず見切り発車で第1弾は北から北海道。
というわけで牧場主の北海道に対してのイメージを単語で並べてみたい。

・馬

・牧場

・函館競馬場&札幌競馬場

・寒い(雪)

・海鮮物

・「I’ve」

・ラベンダー

・人当たり良さそう

・人いなさそう

・車の通らない超・直線道路

とまあこんなところ。
10個を目処に並べてみて、
ひどい頭痛がする
まず最初の3つは競馬関係。北海道といえばまず馬関係を思い出す。

実は行ってみたい都道府県、ダントツでNo.1な北海道。
ただし牧場主が変温動物なので(
えー!?)、行くのは夏場に限る。
冬に北海道へ行くのはマゾのする事か懲役か罰ゲームかのいずれかだと思うがどうか。

そして海鮮物。あぁ〜、北海道行きたい。
牧場主は海鮮系がかなりの大好物なのでいつかマジで行きたい。
特にイカとか好物なのですよ。ホタテとか。アワビはあんまり好きじゃないけど、イクラとかきゃあ!(
)。

あと北海道といえば「I’ve」。
今でも本拠なのかなぁ。「FISH TONE」もだよね。

広大なラベンダー畑も見てみたい。
多分圧倒されるんだろうなぁ。空気も美味しいだろうし。

北海道の人って、人柄の良い人が多そう。
もちろんイメージなんだけど、殺伐としたイメージとは対極にある。
気候が気候だから隣近所と助け合って、町1つが大きな家族、というような印象がある。

牧場主の住んでるところもグレイトに田舎だから近いかな。そうでもないか。

でも人いなさそうだよね?

だから幹線道路では平気で200キロとか出しそう。
でもって切符切られてエンド。140キロオーバーだといくらだろう。

・・・。

海鮮物が!逃避)。

とりあえずあと40回以上更新可能。
何と素晴らしいシリーズ。自分で自分を褒めてあげたい!(
死語)。

問題は「え、どこそこ?」という都道府県の回だ。

群馬県とか(失礼)。

佐賀県とか(失礼)。

島根県とか(失礼)。

山口県とかフグしか思いつかない。
香川県はうどん、大分県は温泉とか、
下手すると2行でエンド

・・・。

海鮮物が!(逃避)。


5月25日(火)
だから、お前の迷いに手を貸そう。力づくで・・・決めてやっても、いい。

なんか、昨日今日とかなり暑い。
ナチュラルにダイエットをせよという神の啓示だろうか。
牧場主に対しての啓示ならば、即時イコールイヤガラセと判断するところだ。

さて、今日はいくつか選択肢が。
「Magical×Miracle」(水谷柚悠珠、ゼロサムコミックス)3巻、
学校のお時間」(田島みみ、マーガレットコミックス)1巻は昨日、今日の作品。
それよりもここ最近、
ゆずゆくらいしか少女コミックがネタになってないので、まだまだ選択の余地がある。

楽園ルウト」(槻宮杏、花とゆめコミックス)2巻、
メビウス同盟」(みなみ佐智、同)3巻、「てるてる×少年」(高尾滋、同)8巻、
親指からロマンス」(椿いづみ、同)2巻、「ウルトラマニアック」(吉住渉、りぼんマスコットコミックス)5巻・・・。

素で吐き気がしてきた。

でも今日のネタは決まっているのです・・・!

プラネット・ラダー」(なるしまゆり、クリムゾンコミックス)7巻。

遂に終わった。本当に終わってしまった。
掲載誌「クリムゾン」が休刊になり、有耶無耶になった作品の1つ。
前巻の6巻掲載分で休刊となり、ではその後はどうしたかというこの作品の続き。
普通なら、他誌へ行く。マーガレットでの「
少年進化論」やゼロサムでの「コーセルテルの竜術士」のように。

しかし、この作品は、その道を選ばなかった。
選べなかったわけではない。いくつかの他誌から誘いはあったらしい。
だが、作者本人は「新連載が怒涛の終盤ってどうなの?」という理由から、それを選ばなかった。

ではどうしたか。

いや、どうせざるを得ないか。

それがこの「最終巻前ページを書き下ろし」という結果になる。

クリムゾン最後の作品は、こうやって終焉を迎えた。
内容についてはまた後日書くとして、この姿勢に敬意を払いたい。
何度か発売日が延びたりしたが、ファンとしては無事に発売されて何よりだ。
正直、この全編書き下ろし、ということで2005年くらいに出ればいいかな、と思っていた。
それほどに多忙な人であるし、抱えている連載も多い。だから数日に1度HPが更新されるのには驚く。

しかし・・・。

不死者あぎと」(同、ウルトラジャンプコミックス)といいこれといい、
読み応え、という表現が正しいのかどうか自信は無いが、作者の頭の中を疑う。
「少年魔法士」(同、ウイングスコミックス)ですらまだ解りやすいだろう。その割には敷居は高くない。
読みやすく、つまり入りやすくて逃れにくく中毒性が高いという、少女コミックの作者としてはかなり珍しい部類だと思う。

SFというのはその通りだし、説明もしやすい。
でも、それだけでは終わらない。説教がましくも無く、とても自然なメッセージ性。
「不死者あぎと」の結末についてはあと数十回ほど読まないと語れないだろうが、この作品はまた別だ。

掲載誌、引いては読み手を鑑みてのいくつかの手法は、純粋に作者の魅力、なのだろう。

ああ、でも惜しむらくは・・・惜しむらくは・・・。

やっぱり生ける武器をメインにしたアクション・シーンをもっと見たかった!
あの「ジオ・パイロゲート」と「リューナート・マーキュリー」のシーンですら震えるもの・・・!

いかん、語り始めようとしている。

あとバンビの髪が削除されました)。

あと王子・石川は修行へ出るように。2軍という名の武者修行だ!

明日はなんと藤井が先発らしいですよ。

負けていいから。切に無事を願う。


5月26日(水)
人は生きる道を探し、誤ちを、くり返す。何度も、何度も。そして、届かない。

今日は遅い更新だったりする。
というのも、格闘していたからだ。戦っていたのだ。

「ビジュアル・アーツ」と。

どうしても欲しかったアイテム群。
恒例の、コミケで限定発売された作品の通販が今日から開始。

全然繋がらねぇ・・・!

19:00からかかりっきり。
途中一旦諦めて野球観てたりもしたが、
申し込みが完了したのが23:30頃でこれを書いてるほんの前だ。

とりあえずいくつかあった商品のうち、
音関係をすべて、それ以外はすべてシカトという解りやすい買い方。
正直、今回の「I’ve」のはそれほど食指を惹かれない。島宮えい子のソロ・ミニ・アルバムだし。
それよりも「CLANNAD」のイメージ・ボーカル・アルバムは倍の、3倍の値段でも特に考えず申し込んだはずだ。

「たくまる」プロデュースだし。「CLANNAD」の音楽だし。

風子のテレかとか要らないんだけどね・・・。

一般発売も決定したようだが、発送が発売よりも1週間ほど早い。

1週間が1日でも申し込んだだろう

「リアライズ」(エロゲ)のサントラも。
音誰か知らないけど。まあ¥2,000だしこの機を逃すと無さそうだし。
あとボーイズ・ラヴ・ゲームのボーカル・アルバム?だったかな。あれも頼んだ(
えー!?)。

うろ覚えで確かめもしなかったんだけど、
「C.G.mix」か「nuerosocietia」のどっちかが関ってるはず。

確かめろよ・・・。

や、「C.G.mix」じゃないよな。
この人「I’ve」のメンバーだし、「nuero〜」の方か。

だから確(削除)。

値段倍にして敷居高くすりゃいいのに(暴言)。

いつぞやの時みたいに半日で完売とかじゃなくて良かった

明日には完売してる商品があるかもだけど。

って「CLANNAD」と「I’ve」だろうな。


5月27日(木)
何度も言われたけどちっともなぐさめになんないんだ。オレがあいつを失ったのには変わりないから。

そしてリアルシャダイも逝く

ロベルト×インリアリティというスタミナ血統で、一昔前の日本を席巻した血統。
主な産駒に桜花賞馬のシャダイカグラ、現朝日ヒューチュリティS勝ちのイブキマイカグラ。
日経賞を勝ち春の天皇賞の2着もあるダイナアクトレスの仔ステージチャンプなどを挙げることが出来るだろう。

だがやはり、リアルシャダイの代表産駒といえばライスシャワー。
競馬における最高の幸せと、最高の不幸を、たった2ヶ月で教えてくれたライスシャワー。

彼が京都競馬場で倒れなければ、直系種牡馬となっていたはずだった。

時代の流れはスタミナに背を向け、スピード全盛となって久しい。
その奔流に巻き込まれ、リアリシャダイの種牡馬成績も、年々衰えていった。
そして4年前に種牡馬を引退し余生を送っていたが、蹄葉炎による衰弱から、世を去った。

競馬を観続けていると、時代の流れを如実に感じることが出来る。
好きだった馬の子がデビューし、活躍し、また親になる。そうやって紡がれていく。
先週オークスを勝ったダイワエルシエーロの母ロンドンブリッジはずいぶんとイレ込んだものだし、
そのオークスで断然の1番人気だったダンスインザムードは姉も兄も、その勇姿をこの瞳と脳裏に焼き付けてきた。

そして、時の流れを感じるのは何も喜びだけではない。

愛したサラブレッドが志半ばで天に還っていくことは珍しい事ではない。

そして日曜日にはダービーを迎える。
ライスシャワーのダービーは、ミホノブルボンの2着。
たった1頭だけでレースをしているかのようなブルボンを前に、
2着のライスも、3着のマヤノペトリュースも、ただ傍観するほかなかった。

そしてその力関係は秋を越えて変動し、菊花賞でライスはブルボンを打ち破った。

あれから12年が経つ。

もう、12年が経つ。


5月28日(金)
・・・嘘というか。だがな!絶望の世を生きる人間には希望が必要なのだ。

星の巡り合わせか、それともただの偶然か。
今から10年前。1994年のクラシック戦線には1頭の英雄がいた。

ナリタブライアン。

94年、第61回目の日本ダービーは彼が真っ先に駆け抜けた。
そして彼は、前走の皐月賞、秋の菊花賞と合わせ、クラシック3冠馬となった。
クラシック3冠はシンボリルドルフ以来10年振りの快挙。いや、快挙と言う言葉すら生ぬるい。
ナリタブライアンという馬は実はかなり臆病な性格で、トレード・マークのシャドーロールはその矯正具だった。
走る際の自分の影にすら怯えて能力を出し切れなかった彼は、シャドーロールを手に入れてから一変し、勝利を重ねた。

では今から20年前。1984年。
その年にも偉大な、偉大すぎるサラブレッドがいた。

シンボリルドルフ。

無敗の3冠馬。絶対皇帝。日本競馬史上最強馬。様々な呼称が彼にはある。
まさしく最強。ビゼンニシキら同年代の他馬をまったく寄せ付けず、ただ黙々と、無敗で3冠を成した。
その後も有馬記念2連覇、春の天皇賞、ジャパンカップと勝ちまくり、最強馬の御姿をただ現世に具現化してみせた。

ちょうどその20年前にもいた。1964年。
彼よりも強く、彼を超えることが目標とされたサラブレッド。

シンザン。

セントライト以来、そして戦後初のクラシック3冠馬。
3冠馬としては唯一、生涯を通して3着以下に敗れることが無かった偉大な馬だ。
2着に負けたレースも本番前のオープン戦ばかりで、全力を出して負けたことは終に1度も無かった。
そして大事なレースでは必ず完勝する。そんなシンザンに対して「レースを知る馬」、「新聞を読む馬」とも言われた。

そして今年。2004年。
シンザンから40年。シンボリルドルフから20年。
そしてナリタブライアンからもう10年が過ぎた。紛う事なき彼らは3冠馬だ。
今年、3冠の可能性が残されたのはただ1頭、皐月賞を制したダイワメジャーのみが持つ。

去年。ネオユニヴァースが2冠を成した。
だが最後の1冠、秋の菊花賞で敗れ3冠は成らなかった。
一昨年。皐月賞、NHKマイルカップと苦杯を舐めたタニノギムレットが意地を見せた。
だがその過酷なローテーションの代償は如実に脚を襲い、その後彼がターフに戻ってくる事は無かった。

2001年はジャングルポケット。
ジャパンカップも制し、府中ではズバ抜けた強さを見せた。
その前はアグネスフライト。河内洋が弟弟子の武豊を抑え、悲願のダービー制覇。
その前はアドマイヤベガ。その前がスペシャルウィーク。ともにその背にいたのは、やはり武豊だった。

競馬の歴史は血の歴史であり、ダービーの歴史である。

すべてのサラブレッドはただダービーのために。

すべての競馬関係者もただダービーのために。

「音速の末脚」、フサイチコンコルド。
「逃亡の2冠譜」、サニーブライアン。
「柴田政人の悲願成就」、ウイニングチケット。
「故・戸山調教師の信念の結実」、ミホノブルボン。
「無敗3冠馬の仔、無敗での2冠」、トウカイテイオー。

日本のダービーもまた、ドラマとともにあった。

この時期を迎えると、今年も人生を重ねたという実感が沸く。
今年のダービーが終われば、関係者はまた来年のダービーを目指し、邁進する。
そして我々競馬ファンもまた、今年のダービーが終われば、来年のダービーまでをただ生きる。

ファンに許された至上の歓び。

永遠にダービーとともに歩む事は出来ない。
ならば、歩める時のダービーだけは、脳裏に焼き付けていこう。

東京優駿競争。

それが日本ダービーの正式競争名だ。

5月30日、15:40。

さあ、今年もダービーがやってくる。


5月29日(土)−第1部−
今はつらいけど、頑張って生きて―――少しづつ、変えていこうね。

1番人気はキングカメハメハだった。
もしかするとコスモバルクじゃないかな、と思ったが。
なので今回は1番人気のキングカメハメハから牧場主的見解を述べたい。

父キングマンボはミスタープロスペクターの直仔。
というよりはむしろ母のミエスクの方が競馬ファンには通りがいいだろう。
欧州最速女王。BCマイル2連覇にムーラン・ド・ロンシャン賞、英と仏の1,000ギニーなどGI8勝。

80年代欧州最強馬はダンシングブレーヴだが、
これを短距離、あるいは牝馬で最強を論ずるなら、異論なくミエスクのはずだ。
母となってもこのキングマンボや仏1,000ギニーと仏オークス勝ちのイーストオブザムーンを生んでいる。

父ミスタープロスペクター、母ミエスク。
そんなキングマンボはやはりマイル戦で成績を残した。
GIでは仏2,000ギニー、ムーラン・ド・ロンシャン賞などを勝ち、2着3着もある。

となればキングマンボの仔もマイラーかと思うのだが、
代表産駒があのエルコンドルパサー。ジャパンカップ勝ちや凱旋門賞2着の英雄だ。
他にもAJCCのアメリカンボス、海外でもベルモントS勝ちのレモンドロップキッドなど、中長距離での産駒が多い。

これはなぜだろう。
キングマンボの血統表を見ても、
とてもではないがクラシックを走れる距離ではない。
現にキングマンボ自体もそうであったし、ミスプロにヌレイエフでは2,000mでも長い。

エルコンドルパサーの場合、やはり母系だろう。
キングマンボ×サドラーズウェルズなら2,400mをこなしてもおかしくない。
さらにマイルを突き抜けるスピードと瞬発力を兼ね備えていたから、本来は1,800m前後がベストだ。

話をキングカメハメハに戻そう。
キングマンボと、母系はラストタイクーン。
こうなると2,400mは、血統的には長いと結論付ける。
ただし、最近の競馬は血統の額面通りに走ってくれない。そう、展開の妙だ。

毎日杯、NHKマイルカップと強かったが、
これは2,000m、1,600mという適距離のせいだ。
2,200mのすみれSを勝っているが、あれはスローの中、好位の競馬だった。

6戦5勝3着1回。普通に34秒代前半の上がりを繰り出す瞬発力は全メンバー中ズバ抜けている。
さらにここ数年、ダービーを1番人気で迎える馬は必ず連対を果たしている。死角はほとんどないといっていいとは思う。

思うのだが、今年のGIは変だ。
皐月賞も春の天皇賞も、違和感しか残らなかった。
何かまぎれがあるかもしれない。ダンスインザムードも「何か」で負けた。

となるとやはりその「まぎれ」とは距離だと思う。
エルコンドルパサーは超A級。10年来の名馬級で、比較は不可能。
枠もいいところを引いた。先行馬を前にしながら出せる、しかも後入れのこの枠は最良だろう。

だが、何を並べても不安が残る。
もちろん絶対のない競馬の事だ。それは当然かもしれない。
言い直そう。ダンスインザムードの時のような、「これで仕方ない」、という域ではないのだ。

もちろん印はつけるが。

2番人気はコスモバルク。
ザグレブ×トウショウボーイの皐月賞2着馬。
8戦5勝2着3回。読みやすくするなら5−3−0−0となる。
地方競馬であるホッカイドウ競馬に所属したまま、ついにこの場所までやってきた。

ハイセイコーもオグリキャップも、地方出身だが、中央へと移籍してのものだった。

勝てば史上初、地方所属にしてのクラシック制覇。
ライデンリーダーも跳ね返されたクラシックの壁の向こうが、見えている。

皐月賞の2着はむしろよくやったと思う。
勝ったダイワメジャーが2番手から33.9秒の上がり。
コスモバルクもそれより速い33.8秒で追い上げたが、0.2秒及ばなかった。

ああいったレースだと、ダイワメジャーより後ろの馬は絶対に届かない。
競馬に絶対が許されるのは、過去のレースの回顧のみだ。あのレースは、もう仕方がない。
小回りの中山で18番枠というのも響いた。皐月賞時に「不利ではあるがそれほど気にしなくていい」と書いたが、
それはこういった逃げ馬がそのままスローで押し切って、上がり勝負になる、という展開を予想しなかったために過ぎない。

むしろ危惧しているのは馬ではなく、人のほうだ。

ダービーには、魔が棲んでいる。
巣食うのは馬ではなく人に対してであり、それが魅力ともなっている。
コスモバルクを駆るのはホッカイドウ競馬の五十嵐騎手。もちろんダービーは初の騎乗となる。
皐月賞ではあの展開でよく2着に持ってきた。馬の能力もあるが、人の能力も存分に発揮できたと判断していい。

だが、繰り返すが、やはり、ダービーだけは、何もかもが別なのだ。

今回もおそらくペースは落ち着く。
その展開で利を得るのはダイワメジャーとこの馬だ。

快挙に期待したい。

長々と述べても仕方がないのでまとめに入る。

◎=コスモバルク

血統、実績、その他の要素でほぼ完璧。パワー型で馬場が渋ってもオーケー。

○=マイネルマクロス

笑うなよ。結構マジだぞ。
ただし発馬が五分なら、という条件付だ。
実際馬券を買う際に条件もクソもないが、スタートさえまともなら。
ある程度離して逃げ、そのまま後方が牽制しあう春の天皇賞のような展開が理想。

▲=ハイアーゲーム

皐月賞を無視し、ダービーのみの仕上げ。
今回と同じ舞台の青葉賞を2着に大差をつける大圧勝。
サンデーの仔なので雨だけが心配ではあるが、それは他馬も同じだ。

△=キングカメハメハ

4番手評価は低いだろうか。
減点要素は距離と雨。特に後者がどうだろう。
エルコンドルパサーは重馬場もダートも関係なく強かったのは確かだ。
だが前述したように、あの馬は母系のサドラーズウェルズの血がかなり色濃く出ていたように思う。

★=ダイワメジャー

距離は長いはずだ。
さらに言うとサンデーの仔なので雨だと困るだろうし。
ある程度馬場がもって、かつ皐月賞のように展開の利があれば充分2冠は可能。

注=コスモサンビーム

ザグレブ産駒だし、いわれているほど長くはないはず。
ただ、他の馬と違い皐月賞とNHKマイルカップというGIを使ってきての疲労が心配。

以上。

コスモバルクは頑張って欲しい、という気持ちのほうが強いかな。

なんにせよ、全馬無事で、かついいレースを見たい。

ダービーがはじまる。そして終わろうとしている。

この空虚感は他では味わえない。


5月29日(土)−第2部−
空と海を飾り、土を選び果てる。己が欲は溢れ気付けど進み行く。超える、衝動と共に。

土曜日はリトル・ミィ氏とご飯を食べてました。
いつもなら買ったCDを書き連ねたりするところだけれど、
今日はそれほど枚数を買わなかったのでそのテのネタで潰せない。

でも攻殻の2枚目はゲット。
てか、これだけ車の中で聴きながら帰った。

例えるなら、聴く人は左打席で。
草野球で「さあ、やるぞ」とバットを構えたその先。
居るのはいつもの草野球の投手ではなく、あのランディ・ジョンソン。
まるで背中から突如として現われ、内角低めに決まる160キロのストレート。それが第一印象。

1曲目から「ごめんなさい。参りました」という意味だ

そんなことはどうでもよく。

これを書いてるのは、1つ気になったことがあるから。
氏と会話している時に、こんなことを聞かれた。おそらく、本人もそう留めてない事のはず。

「武豊って、すごいの?」

そう、聞かれた。

おそらく、会話の80%以上が「氏→牧場主」であったことへの気遣いだったのだろうと思う。

そうでなかったなら謝る他ないが、
よもや氏から競馬のネタを振られるなど予想してなかったので脳が慌てる。

酔っていない時の牧場主は、出来る限り「会話のシミュレート」をする。
「こう聞かれたときはこう答える」、というもので、その答が出ていないと落ち着かないのだ。

出来るだけ、競馬の魅力を伝えたかった。
ただ「プロ野球でいうならイチローくらいすごいです」と答えただけ。
本当に、予期していない問いに対しては本来の意志を伝えられない。悔やみきれない。

あと「自分は好きだけど、相手は多分好きじゃない。自分がこれだけ好きだから」という自意識も働く。

根拠がないから詰られるべきだ。
根拠があるとすればそれは自負に他ならない。
今はキーを打つ事すらままならないくらい酔ってるから思うままに書く。
ご本人もここをご覧なる可能性が極めて高い。だから、という免罪符を得てのテキストだ。

あの時、いかに競馬の魅力を伝えようかと脳はフル回転した。
酔っているとその答は簡単に出る。もし後悔しても「酔っていたから」で済むからだ。

小心者で臆病者なのだろう。特に異性に対しては。

自分と違う生き物だから、というと語弊があるかも知れないが、
おおむね間違ってはいないだろう。どう頑張っても牧場主は女性にはなれない。

なので今度はお酒を呑めるお店でよろしく哀愁!(死語&私信)。

今度は牧場主が「CLANNAD」を語らせていただきます!()。

あとついでに私信。

もし「CLANNAD」をプレイされて、お気に召さなかったら、
今後「女性キャラが出てくる全ゲーム」をシカトしても構わないと思われます。
それほどにすべて要素が、作り手の意志と遊び手の意志との間で合致してしまっています。

以上私信終わり。

泣く泣かないに関しては、あまり語りたくないけど、
どちらかと言うと「男は泣いて女はそうでもない」んじゃないだろうか。

なぜか。

渚の生き方は、女という生き物の根幹だと思うから。

「え、なんで?」と女性は思うと思うのだ。

「CLANNAD」は渚の物語。
ならば、女性にとってあの生き方は、考える余地すらないのではないか。

ちなみに牧場主個人の意見は違う。

前にも書いた。

あの生き方は、認めない。

いや、絶対に許さない。

なぜなら、牧場主は、男だから。

男でしかないから。


5月30日(日)
故に儚く故に美しく、烈の想いと一陣の風。まさにその瞬間、僕は風となろう。

オ、オラに元気を・・・っ!

ということでダービーはキングカメハメハ()。

なんか、強すぎ。オカシいよ、あの走りは。
「風神」、アイネスフウジンの持つダービー・レコードを更新。

しかも2秒以上。

競馬の世界で2秒というのは超絶な大差。
テスコガビーの桜花賞も2着に2秒近く差をつけたが、
その時アナウンサーは「後ろには何もいません!」と叫んだんだそうだ。

何しろ30年程前のことなので知らないけど。

コスモバルクの敗因は何だろう。
8着という事を見ると距離もあるかもしれない。
マイネル”時空要塞”マクロスの前半1,000m58秒フラットも影響したか。

てか、マイネルマクロスは大道芸をしに来たのか?

3コーナーで「もうあきまへん」(関西弁)状態。

こちとらお前を対抗に推してるんだ!意地で絡まんか!無理)。

話をコスモバルクに戻そう。

距離と、あとは、酷だが騎手を責めなければ。
3〜4コーナー、そして直線に入ってと何度も後ろを振り返った。
これがダービーの「魔」とするならそれもそうだが、もう少し愛馬を信頼してやって欲しかった。

直線ではもう馬に余裕がなく、ただ馬群に沈んでいった。

2着はハーツクライ。
3着のハイアーゲームとともに後ろからの競馬。
ペースがかなり速い競馬だったので、大王以外はみんな後ろからの馬だ。

というよりも馬場もったんだなぁ。
雨振るとか言ってたから馬場は渋ると思っていたのに。
良馬馬ならサンデー×トニービンのハーツクライの出番も予想できた。かもしれない。

ダイワメジャーは距離が長そう。
直線よく伸びたように見えたけど、このペースであの位置でこの着順では。

コスモサンビームは終始流れに乗れず。
距離云々というより、このレースに限っては競馬をしていない。

まあ、今回はキングカメハメハ。こりゃ強いわ。
秋はどうするんだろうなぁ。長い京都の菊花賞か、中距離府中の天皇賞か。
相手にもよるし、何しろ菊花賞はこれを逃すと永遠に出走できない。天皇賞は来年もあるが。

ただ、天皇賞の方がより力は発揮できる。
距離も舞台もこの馬に向いている。古馬相手がどうかということだけ。

さあ、来週は安田記念だ。

そして3週間を経ての宝塚記念をもって春競馬は終わりを告げる。

宝塚記念にはダンスインザムードが出てくるらしいし。

3歳牝馬が宝塚記念。
女子中学生が屈強の男に混じって戦うようなもんだ。

人気するだろうけど、とりあえず無事でね。


5月31日(月)
帰って来てね。何を思っても、どんな事をしても、どんなモノを犠牲にしても―――・・・。

最近こればかりで申し訳ないとも思うんだけど、
ちょっと今日だけもう1日、競馬のことについて語らせていただきたい。

ダービーが終わった。
そして今日から、2005年のダービーへと競馬は向かう。
ダービーというレースは競馬の根幹を成すもので、その国の最大のレースだ。

昨日の、2004年のダービーは、
2001年に生まれた9,015頭の頂点を決めるレースだった。

9,015頭すべてが昨日のダービーを目指し、
そのゲートの中に入れたのがわずか18頭。18/9,015の確率だ。
そしてもちろん頂点に立てるのはただ1頭であり、それがキングカメハメハという馬だった。

その中で1頭。途中でレースを終えた馬がいる。

マイネルブルック。

18頭中12番人気だったから、それほど注目されなかった。
そんな彼は、最後の直線でスパートをかけたその瞬間に、崩れ落ちた。
キングカメハメハをはじめ17頭がゴールを駆け抜けても、彼はゴールまで辿り着く事はなかった。

診断の結果は左第一指間接脱臼。
そして下された結果は「予後不良」というものだった。

サラブレッドに対して予後不良の4文字は、つまり殺処分。

マイネルブルックは、わずか4年でその生涯を終えた。

5月31日付のスポーツ報知に、故障の瞬間の写真がカラーで掲載されている。
正直、直視するのも辛いくらい、その写真は残酷にも、その瞬間を的確に捕えている。

左脚は明らかに奇異な方向へ折れ、彼は奇妙な体形で写っていた。

これも競馬なのだ。

9,015頭のうち、無事に生を全う出来るのは、多く見積もっても2,500頭前後。
そしてさらにいうなら、出産頭数確保のために牝馬はその多くが余生を牧場で過ごせるが、
純粋に能力、つまりは競争成績の振るわなかった牡馬は、その大半が、故郷に帰ることなく、その生を終える。

9,015頭のうち、牡馬はその半分として、約4,500頭。
そのうち種牡馬や乗馬、先導馬などで現役後も余生を送れるのは、50頭前後だろうか。

それを思うなら、夢の舞台で一生を終えた彼は、幸せといえるのかもしれない。

だが望んで生まれてくるサラブレッドというものは、過去現在未来を通じて、1頭たりともいない。

種そのものが人が身勝手に生み出したものだからだ。

本音を言うと、こういうことにはある程度なれた。
なれることが出来ないと競馬を観続けることは出来ないとも言える。
では、わざわざそんな事をここで記す事に何の意味はあるのか。そこで行き詰まる。

知って欲しい事ではない。

むしろ、競馬は世界中のどんなスポーツや文化よりも、群を抜いて残酷だ。

走らなければ、殺す。

果たして死ぬことを強要されるスポーツや文化が他にあるだろうか。

そこに魅力を感じるといえば、おそらく間違いではないだろう。
そうやって200有余年、たった3頭の祖となる馬は、その血を脈々と繋いできた。

9,015頭のうち、18頭が、栄えあるダービーの舞台に立てた。

そして1頭は頂点を勝ち得、16頭は無事に彼の脇を固めた。

だが1頭。1頭だけは、志半ばで、ターフに倒れた。

そうやって、2004年のダービーは幕を閉じた。


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