夢幻の更新期


12月1日(月)
死にもの狂いで築きなおした倖せをもう、壊したくないんだ。

携帯電話がマズい。
個人的に機種などはあまり気にしない方であり、
端的に言えば松本人志ではないが話せてメールできればなんでもいい。

ただ、その要件にすら支障を来たし始めた。

バッテリーが全然持たないのだ。

以前の携帯電話は、傾けると電源が切れるという不可思議な症状により引退した。
今思うと凄まじい症状だ。空中に投げて再びキャッチすると電源が勝手に切れているのだ。

手品?違います)。

今の携帯はそこまでひどくないが、
フル充電で2日も持たなくなってきた。さて、どうしよう。

変えたいとは思うが、諭吉を放り出してまで変えたいとは思わない。
なら安く済むので変えれば、とも思うが、どうせ変えるのなら、という思いも拭えない。
とりあえずは最低でもカメラ付きが欲しい。日記のネタに出来そうだからだ。何が悪い(
開直)。

「au」なので、今CMしている第3世代携帯というのが気になる。
気になるの意味は「今所持している、この通話とメールしか出来ない機種は代何世代なのか」ということだ。

代マイナス4世代くらいな気がする)。

まあどうせカメラ付き、ムービー付きにしても活用しない気もする。

デジカメがまさにそうだからだ。
自分でも摩訶不思議なくらいの使用率の低さ。
宝の持ち腐れとはよく言ったものだが、そもそも何を撮っていいのか解らん。

購入動機も更新用&業者に押し切られて、という不甲斐なさだったし。

しかも今の携帯でも言い換えれば充電ナシで2日近くは持つわけだから。

CD数枚分だもんなぁ・・・。


12月2日(火)
生命の抹消は悲劇だが、発想の抹消は許し難い。

とりあえず何回か進級試験をパスしてプロです。
メイン使用キャラは途中でゲット(
死語)したクーガーというキャラ。

理由:「声:池田秀一」。

じゃなかったらシカトだもの威張るな)。

あと、個人的にオカマ・プレイこそ許し難いので、
どういうゲームでも女性キャラは使わないようにしてるんだが、
このゲームに関しては無理。著しく狭まる選択肢に憤りを越えて殺意を覚える。

よって語尾が「〜ネ!」という間違った認識の中国娘を使いはじめた。
フェードやドローの小細工技が好きなのと、比較的距離が出せて安定性のあるキャラだから。

最初は某テニスのプリンスの主人公みたいなキャラ(あれそのまんま)を使ってた。
でも、インパクトはブレないしコントロールもあるんだけど、とりあえず距離が出せない。中学生設定だからか。

距離が出せないとPAR5コースでイーグルを狙えない。
PAR4のホールで1オン1パットとかいうのは不可能極まりなく、
ショート・コースでのホール・イン・ワンとか、夢のまた夢の輪廻後の公明党(
)。

てかホール・イン・ワンできんのか、このゲーム。

よって途中から中国娘に。その後に池田秀一に(キャラ名で呼びなさい)。

すげー面白いよ。たまんない。

え、あれ?

ここって日記?ゲームの方じゃなくて?

キャディさんは女の人です。その辺では華が欲しい。

出来れば「ミツイ・スミトモ!ビ@・カード!」って叫んで欲しい。

ドダイ無理


12月3日(水)
こんな場面を作れた・・・。いや、こうなる事を信じて、俺たちはがんばったんだ・・・。

「決まった・・・!」(声:池田秀一)。

クーガーではじめてチップ・イン・イーグル。
身体が勝手に右拳を突き上げる。勝利者の咆哮とともに。

目撃されると舌噛んで死にたくなるねッ☆

さていい加減怒られそうなので話題転換。

当牧場では現在、牧場主謹製CD−Rを進呈中です。
実際の進呈はもう少し、さらに少し、・・・少しじゃない先になりますが(
ダメ)、
とりあえず現在は希望者を募っております。2〜3回目になりましたね、この企画。

実は一応先週の土曜日を締め切りに、としていたんだけど、
実際登録(
)が思ったより少ない。現状で前回とほとんど変わらない応募数。
自意識過剰だが前回の倍くらいは見積もっていたので、なんというか、物足りない。

誰か犠牲にならんか?

・・・待て。犠牲になりそうだから少ないのか。なるほど。納得した。

いやだから待て

締め切りを延長〜。
とりあえず「締め切りました」と告知するまでが締め切り(最悪)。
感覚的にあと3〜5通くらい応募があればその時点で締め切る気がする。

まあなんとなく着払いが敬遠されてる気もするが、さすがに元発は厳しいので。

前回より1日の来場者様数は20くらい増えてるんだけどなぁ。

ま、いいんだけど。


12月4日(木)
ドアこじあけて入ってこないで。「かわいそう」を押し売りしないで。

なんか今日、メチャメチャ寒かった。
あと今日の運勢は魚5つで最高だったはずなのに、特に良い事もなく。

ついにビデオ録画を依頼するまでに至った「ぷいぷい占い」。
明日は3つらしい。普通だ。5つでこれなら明日は恐らくロクなことがなかろう。

ところで。

今これ書いてる最中にサッカーをやっている。
そういえば2日ほど前の深夜もやっていた。20歳以下の代表戦だったらしい。

ところで。

京都は(以下略)。

とりあえずはホシノさんを招聘するといいと思います。

もう何をやっても勝てねぇ

訴訟起こされる鳥栖よりマシか。あんま変わらん気もするが。


12月5日(金)
だれかに与えられたものじゃなく、私が、私の価値をあげていくんだ。

最近の日記はテキトウだと思いませんか。
ネタのアルナシ以前に、やっつけ、というよりかは無難に薄っぺらい。
確かに「みんなのGOLF4」がいい加減飽きるどころかむしろ逆な状況もある。
何かに一生懸命だとあとのものはテキトウに流す性格だ。この事態はある種必然といえる。

ただ、やはり「コレ!」という書きたくなるネタがなかったことも事実だ。

なかったのだ。

過去形だ。

天然パールピンク」(田中メカ、花とゆめコミックス)3巻。

−粛正中につき少々お待ちください−

ヤア、パパ!キョウモイイオテンキダNE!

アホなことやっとらんと(関西弁)。

うわー、メチャメチャ面白い。
元々田中メカが花ゆめ系の作家の中で3指に入るほど好きだけど、
さすがに「
お迎えです。」(同)は超えられんだろ、などと勝手に先入観を持っていた。

ヤヴァい。超えるかも。いや、超えんけど(どっちだ)。

どう表現したものかこの魅力。
少女コミックだけにラヴはもちろんある程度は前提なんだけど、
コメディとシリアスの幅が広く、このテンションについていくだけであっという間に読了してしまう。

そして幅が広い上に、奥深い。

寒暖のギア・チェンジがものすごく速いので、
その読了感が淡白な印象を受ける人もいるかもしれないけど、
この奥深さに囚われてしまったらもうハマることは間違いない。単純にすごく面白い。

相変わらずキャラ作りが殺人的なほど魅力。
どうしてこの作者のキャラにはこうまでハマれるのかすらもう意味不明。
さすがに前作の阿熊の姐さん以上に惚れることはないが(
えー!?)、この作品も中々どうして。

とりあえず黒谷芹香。解りやすー。

男性キャラはこの巻から登場のわおわお()。解りやすー。

けど、イマイチこの作者の主人公キャラってのめり込めない。
前作の円もそう。
・・・ってこれは声が石田彰だからという気もする
円よりよほどナベシマの方に魅力を感じる。でもあれ主人公ってどっちだ。でも円だよなぁ。

この作品での貫ニもそう。
2人ともキャラは全然違うのに、それほど好きじゃない。なんでだ。

まあいいか(そうなのか)。

あと絵柄変わったね。特に大コマ。
この巻で言うなら終盤で花火見上げてる珠子とか。
これはもう意図的に絵柄を変えてきてるように思うんだけど、どうなんだろう。

あ、これもドラマCDになるんだってね。

わおわおが三木眞一郎ってハマり過ぎ。
あとのキャストは名前知ってるけど声知らない人ばっかり。
珠子の父が「サモンナイト3」でいうニンニンさん(
マルルゥ風)なのも合ってると思う。

で、買うのか、と。

・・・。

・・・。

・・・・・。

「さらに出来るようになったな!」(CV:池田秀一)。


12月6日(土)
自分の計れない部分に「魅力」があるなら、知っておきたいじゃないですか。

そして今日の日記は予想がつかれるだろう。
そう、「
彼氏彼女の事情」(津田雅美、花とゆめコミックス)17巻。

と言いたいところだが惜しい。

阪神ジュベナイル・フィリーズの予想ですッ☆

とりあえず何回死ねばよろしいですか。

ライト・ノベルとかティーンズ・ノベルとか表される、
表紙にキャラ絵を持ってこないと売れない文庫シリーズがある。
あれを当牧場、というか牧場主はジュヴナイル・ノヴェルと表しているが、特に悪意はない。

阪神ジュベナイル・フィリーズ。
「ジュベナイル」=「juvenile」は「少年少女の」、「〜向きの」、総じて「未熟な」という意味。
そして「フィリーズ」=「fillys」はメスの子馬を指す。辞書によると「小娘」という意訳も出来るらしい。うわお。

感覚的にこのレースは、
女王、というにはまだまだ早い、言うなれば姫君の舞踏会的なレース。
ここを勝つと自動的に本年の最優秀2歳牝馬の称号を得る。つまり同世代のプリンセス決定戦。

1番人気はダントツでスイープトウショウ。
ここまで2戦2勝という成績も素晴らしいが、その内容が圧巻。
デビュー戦、スタートで後手を踏み、最後方からのレース。3コーナーで徐々に進出をはじめ、
そして直線入り口で好位につける器用さを見せ、さらにその直線では他馬をバカにしながらぶっこ抜いた。

2戦目はGIIIのファンタジーステークス。
今度は直線で閃光の様な末脚。テレビで見ていたが、モノが違う。
アッという間に8頭をゴボウ抜き。上がりの3ハロンは34.0を記録。並みの2歳馬ではない。

さらに2枠4番という良い枠を挽いた。
阪神のマイル戦では外の枠を引くともう勝てない。
よほど突出した馬でなければハナシにならないのだ。桜花賞のキョウエイマーチのように。

だが、牧場主はこの馬を本命にはしない。
なぜか。好不調、体調の管理の激しい牝馬のこの時期だから。
そして過去の傾向から見て荒れるレースでもあるから。だが、決定的な理由。それは血統。

名前からも解る通り、この馬の父はエンドスゥイープ。
フォーティナイナーを経るミスタープロスペクター系で、バリバリの短距離血統。
何がどうって1,200m以外勝てないようなスタミナの無さ。マイルでも普通に長い。
なんなんだこいつは

エンドスゥイープ自身が昨年死亡しているが、
潤沢なスピードはあれ、どう見てもマイルが限界。ベストは1,200m。
エンドスゥイープも勝った距離は最長で1,400m。地味な母系がミスプロ系を活性化させた。

で、スイープトウショウに話は戻る。
母の父に80年代欧州最強馬、ダンシングブレーヴが入る。
つまりミスタープロスペクター系×リファール(ノーザンダンサー)系。
実績ほど距離傾向は長くなく、特に牝馬では一流のマイラーを多数輩出させている。
キョウエイマーチやテイエムオーシャン、牡馬でもキングヘイローが開花したのは1,200mの高松宮記念だった。

母系の匙加減1つで距離はこなすが、
基本的に牝馬はキレで勝負するマイラーが多い。
そのブルード・メア・サイアーに、父はスプリンターのエンドスゥイープ。

マイルは長い、と結論付ける。

ただ、圧倒的な能力で押し切る事も予想は出来る。
出来るのだが、今度はその場合、雨の阪神競馬場、重馬場が辛い。
血統的には苦手、というほど苦手ではないだろうが、それでも瞬発力勝負に重馬場では。

本命はフィーユドゥレーヴ。
3戦して2勝。残る1つはファンタジーステークス5着。
確かにファンタジーステークスではスイープトウショウにちぎられた5着だった。
だが3ヶ月ぶりであることを考えると、0.5秒差なら展開1つで逆転は不可能ではない。

それを裏付ける血統も魅力的だ。
父は魔王サンデーサイレンス。母はあのランフォザドリーム。
エリザベス女王杯でエアグルーヴに勝つ2着があるなど重賞戦線で活躍した。
ランフォザドリームの父、つまりフィーユドゥレーヴの母の父はリアルシャダイ。ヘイルトゥリーズン系。
つまり父のサンデーサイレンスと母のリアルシャダイは共にヘイルトゥリーズン系で、いわゆる同種配合となる。

イメージではライスシャワーやステージチャンプ。レースでは春の天皇賞や菊花賞と、長距離砲だろう。
だが母の父に入ると、マイルチャンピオンシップのトウカイポイントなどのように、スタミナと同時に切れ味を伝える。

父である魔王は説明不要。
スプリンターズステークスも勝たれて重馬場くらいでしか突付けない。

・・・。

・・・。

・・・・・。

重馬場?

まあ、距離が伸びて、叩いた2走目で、本命。
自在性に富んでいて、性格も良く、好位に取り付いて競馬出来るのも強み。

まとめる。

◎=フィーユドゥレーヴ

以上による。あと名前。舌噛みそう・・・。

○=マチカネエンジイロ

こちらも叩き2走目でここが目標。
武豊がインタビューで「レースをしやすい」と言っていた。恐い。
血統も魔王サンデー×ウッドマンでスピード勝負は臨むところ。ただ重馬場が・・・。

▲=スイープトウショウ

圧勝も考えられるが・・・。
ただ、昨年のピースオブワールドほどの素質を感じない。

△=コンコルディア

サンデーの仔、フジキセキ×アンバーシャダイ。
純日本産血統でもあるし、頑張って欲しいぞ。母はコンクラーベ。

×=ロイヤルセランガー

大外枠・・・
阪神のマイル戦で人気馬が大外を引くのか。
この枠でなければ2番手まで評価した。さすがにこの枠は勝負にならない。
が、競馬に絶対は無い。100%ではないのだし。ならば安定して力を出すこの馬に印を。

とりあえずスイープトウショウがどういったレースをするのかが見ものだ。

そして明日は感想と、花とゆ(以下略)。


12月7日(日)
―――友達なんです。こちらの一方的な思い込みですけど。

もちろん今日は「彼氏彼女(以下略)。

ではなく。

どうせなら「絶対彼氏」(渡瀬悠宇、フラワーコミックス)なんかの方がインパクトがあっていい?

良くないよ

阪神ジュベナイル・フィリーズ。
勝ったのはヤマニンシュクル。トウカイテイオーの仔。
2着にもヤマニンアルシオンが入り、同一馬主のワン・ツー・フィニッシュとなった。

そんなの予想できるかバカ!暴言)。

3連複馬券は38万馬券。
ということは、¥100が¥380,000に化けるわけだ。

そんなの予想できるかボケ!暴言)。

一応3着に牧場主4番手予想のコンコルディア。
12番人気を考えると予想の間隙を突いた良い着眼点だと自分でも思う。
ただ、勝った馬、2着の馬の名前すら出せていないところに痛烈な悲哀を感じる。

勝った馬は16番。2着は17番。
3着は15番に4着は18番という、みんな大外の馬ばかり。
さすがに18番だったロイヤルセランガーは4着が精一杯だろう。良くやった方だ。

勝ったヤマニンシュクルは中団やや後ろから。
この馬のさらに後ろにスイープトウショウがいた。かなり後ろからの競馬。
3〜4コーナーで大外に持ち出し、馬場の良いところから突き抜けてくる典型的な瞬発力競馬。

ゴボウ抜き、というほど頭数を抜いたわけではないが、
コーナーで進出できる器用さがある。予想ほど馬場が荒れなかったことにも運が味方した。

そのスパート時に内側で馬体を合わせようとした1頭。
武豊が駆るマチカネエンジイロ。ただ、瞬発力そのものに差があった。ここは完敗だろう。
問題はスイープトウショウ。この2頭の間からさあ!という時にマチカネとヤマニンの馬体が合わり、挟まれる不利。

この時点で確かに勝負あった。
ギアを2段、3段上げてアクセル全開にした直後に急ブレーキをかけるようなもの。
ただ、あのまま不利なくスパートをかけられたとしても勝ち負けまではどうだっただろうか。
上がり時計の資料がないので真実は解らないが、それほど差は無かったはずだ。ヤマニンもかなり斬れたのだし。

3着まではあったと思うが、さすがに理不尽な結果となった。

だが、これが競馬、これも競馬だ。

2着のヤマニンアルシオン。
母があの天才少女、ヤマニンパラダイス。
兄にヤマニンセラフィムがいる。良い母になったなぁ、と感慨深い。

兄も2歳時からエリート路線を突き進んだが、
この妹も2戦目でGIを2着するという秀才ぶりを発揮した。
17番枠という絶望的な枠順だったが、これが逆に幸いしたのかもしれない。
好スタートを決めると速い2の脚でそのまま先行集団に取り付く。GIなのに。脅威的なセンスだ。
そして4コーナーで最内に持ち直し、逃げ込み、というよりは押し切りを図ろうとする。これで勝ったら横綱相撲だ。

最後は勝ち馬の末脚にクビ差だけ屈したものの、
コンコルディアの猛追をハッキリと振り切った。繰り返すが1戦馬だった。
何年か前にキュンティアという馬もキャリア1戦でこのレースを2着したが、この馬は血統的にさらに伸びるだろう。

3着コンコルディア。悔いは無いレースが出来たはず。
12番人気という、どう客観的に見ても納得のいかない低評価を覆した。
前走の大敗は久々だったから、と割り切れれば無視は出来ないはずなのだが。結果論だけれども。

4着のロイヤルセランガーも上出来。
この馬は相手なりに走るところがあるらしい。
あまり勝ち星から遠のくと善戦ちゃんになってしまうかもしれない。
紛れの多い阪神のマイル戦よりも、堂々と力を出せる府中のクラシック向き。オークスで期待だ。

5着にようやくスイープトウショウ。
雨も降らずに良馬場発表だった。機は熟していたのに。
スタートは五分。ただ、その後がどうも速くない。けどこれは作戦だったかも。
確実に伸びる脚で勝負するため、おそらく前にいると持ち味が活きないと踏んだのだろう。
レース中盤までは、阪神のマイル戦を考えると絶望的なまでに後方だったが、直線入り口で中団まで。

さあ後は伸びるだけ、というところで前述の不利があった。
これはもうレースのアヤ、運が悪いとしか言いようが無い。悪意的なものではなく、本当に不運だった。

それでも急ブレーキ後に伸びて掲示板を確保するのをさすがと見たほうが良いか。
おそらく翌年の春は桜花賞からNHKマイルカップになるのだろうが、マイルはこなせそうだ。
ただやはりベストは1,400mと見たい。京都などの平坦なこの距離なら、おそらく男馬に混じってもトップ・クラスだろう。

フィーユドゥレーヴは12着だった。これも不思議だ。

よもや牧場主本命だったから、だとか言わないだろうな!?

特におかしな素振りも無かった。
道中も決して危うい感じではなかったし、位置取りもまずまず。
もしかして気性的なものなのかなぁ。この時期の牝馬だし、気分ひとつで、ということも普通にある。

こういうのを見せられると今後重い印は打ちにくいかも。
裏を返せば馬券的に美味しくなるとも言えるが、馬券は普段買わないし。

来年の牝馬クラシック戦線は混戦だ。
桜花賞まではスイープトウショウvsヤマニンシュクル。
そしてオークスではヤマニンシュクルvsヤマニンアルシオンという構図、かな。
ただコンコルディアもフィーユドゥレーヴも距離はマイルよりも中長距離向きなだけに興味深い。

あと今日の新馬戦でデビューしたブラックタイド。
メチャメチャ強いぞあれ。差はつかなかったのではなく、つけなかった。
レース振りを見ると非凡どころか確実にGIクラス。あのポテンシャルは相当なものと見た。

あと昨日のK−1は面白かった?

なんか、悪い意味でショウ・ビジネス化が突き進んでますね。

まだ完全ショウ・ビジネスなプロレスの方が断然好き。


12月8日(月)
父さんや母さんのきらいな僕も、それは全部僕だもんね。

ヒィヤァァァ・・・!咆哮)。

昨日、シャワー上がりに体重計に乗った。
乗る直前に何年ぶりか思い出そうとしたが思い出せない。
以前のバイト先での健康診断時以来、つまり5〜6年ぶりだということに気付く。

が(「ちちんぷいぷい」風)。

その時も体重の欄だけは故意的に無視した。
両手で紙を隠し、体重の項だけ隠して、後の項は全部目を通した。
その時、体重の項は見なかったものの、肥満率の項は見た。正確には、目に入った。

ヒィヤァァァ・・・!雄叫)。

という数字だったのを覚えている。

当牧場においてのタブーなネタがいくつかあるが、
「牧場主の体重」については全てを差し置いたトップ・シークレットの極みだ。
今後絶対人にも話さないし、知った人間は容赦なく殺害方法を模索する。捕まってもいい(
)。

こないだテレビで「毎晩呑んでると下っ腹が気になって・・・」という意見があった。
何気なく、というよりは更新中だったので全然観てなかったテレビだが、その言葉は響いた。

・・・。

翌日、下腹部を見やるも、そんな印象は無い。
しかし一応。もしかするとものすごく体重に変化が起きてるかもしれないと
期待しつつ思い、乗る。

ヒィヤァァァ・・・!(しつこい)。

標準より重いのか軽いのかは諸兄の判断、予想にお任せする。

とりあえず、リアル・牧場主は外見上はどちらにも見えないと、思いたい。

1つヒントを。

高校の演劇部時代、酔った先輩に女性の好みを聞かれた時だ。
かなり酔っていたので(
アルコールは20歳になってから)牧場主は冗談半分でこう答えた。

「身長と体重を足した数値が牧場主の数値の85%〜95%程度な人」、と。

翌日からしばらくロリコンと呼ばれることになる

確かに、ちょっと考えナシだったとは思う。

今なら100%から誤差3%以内、と答える気がする。

これでも多分、そう呼ばれると思うので無かったことにしたい。


12月9日(火)
幸せなフリをしてる人間の方が、よほどみじめですわ。

話は少し前に遡る。
牧場主は、貰えるものなら、それが無償なら、何でも貰う。
その結果、現状として部屋を一言で表すなら黙示録、という様相を呈している。

それはどうでもいい(本当は良くない)。

話は少し前に遡る。
とある人・・・方から突拍子も無くこんな事を言われた。

「確か「愛してるぜベイベ★★」って好きだったよね?」

「愛してるぜベイベ★★」とは「りぼん」で連載中の作品である。
ってまあコミックス出る度にネタにしてるのでご存知の方もおられるだろう。来月には新刊が。

「好きだけど、なに?」

「あと「永田町ストロベリィ」って知ってる?」

「永田町ストロベリィ」とは「りぼん」で連載中の作(以下略)。
ってまあコミックス出た時にネタにしたのでご存(
以下略)。今月には新(以下略)。

「どっちが好き?」

うーん。二者択一ならベイベ★★。
その旨を伝えると「じゃあこれあげる」と言ってくれた物。

これ。

 

「りぼん」12月号の全プレ品。
ブツとしてはシステム手帳。青いブツはアルミ製。
バインダー式で使い勝手は悪くないのかもしれない。間違っても使えないが。

ってなんでこんなの持ってるんだ。

「ツテでもらったんだけど、この年で「りぼん」ってーのも・・・」

胃が痛いよぅ・・・

「で、処分するのも悪いし勿体無いしで」

そりゃそうだ。

「でも周りにもいなくて、ね」

何が(胃痛)。

「ふと思い出したのが・・・」

胃痛)。

「ほら、HPで結構書いてるし。ウルトラ・・・なんだっけ?」

ウルトラマニアック」(吉住渉、りぼんマスコットコミックス)←即答。

「()・・・まあ、もらってくれるかな、と」

いただきますとも。

「永田町のとか、他にも何種類かあったらしいけど、もらったのがこの作品ので」

うーん。永田町のも見たかったかも。貰うなら結局こっちだけど。

「大事に・・・」

もちろんしますとも。

精神を

・・・。

ガ、「ガスター10」を・・・。


12月10日(水)
好きに生きてるんだろう?どこへなりと行けばいい。わたしは知らない。

今日の「ちちんぷいぷい」をビデオで観た。
ほとんど早送りで時間としては1時間も観ないのだが、
とりあえず出来るだけ、毎日ラストの占いのためだけでも観るためにビデオを頼む。

頼む、というのにはワケがある。
牧場主は、今現在、ビデオ録画が出来ない。
もちろんDVD録画などという王侯貴族のような機器は有していない。

・・・いいなぁ(羨望)。

頼まれている友人はいい迷惑だろう。

牧場主ならピー(あまりに暴力的な表現のため放送禁止)でリヴェンヂ。

そんなことはどうでもいい。
今日の番組内で面白い商品を紹介していた。
枕タイプのスピーカーで、要するに言えばイヤホンだ。

だが、首の周りに装着する形状が好み。
・・・言いたくないが、形は洋式トイレの便座な感じ。

一気に嫌な気分だ。言うんじゃなかった。

その両先端部分にスピーカー機能があって、
リラックスしながら、例えば横になりながら、音楽などを楽しめるようだ。

このテのものは音質が気になるが、
様子を見ているとかなり良いらしい。臨場感がたまらない、という出演者。

欲しい。

そういばいつかも同じような物的欲求をネタにした。

忘れよう。覚えてる人もいないと思うが。

¥3,000。この程度なら丸損してもネタになるなら構わない(コラ)。
発売が「パイオニア」という点が少し引っかかるが、¥3,000ならネタになるなら(
以下略)。

しかし1つだけ問題が。

どう使いたいかというと、
就寝時に好きな音楽を流しながら床に就きたい。

そこに問題がある。

牧場主は、うつ伏せでないと寝られない。
正確にはうつ伏せになって、腕を枕にして、首だけ直角に曲げて、寝る。

この商品を枕にして就寝するとしたら、
なんとなくではあるが窒息死する気がする

・・・。

仰向けで就寝する訓練からはじめるか。いや、それもどうか。

悩みは尽きない。

とてもどうでもいい悩みである気もする。

というわけで裏日記更新。イラク問題。

どこが「というわけで」なのかも全然解らないが。


12月11日(木)
「誰を差し置いても、自分だけは、いち早く未来が知りたい。その予兆を見たい」

久しぶりにマクドがお昼。
マクド。「マクドナルド」。地方へ行くと「マック」(
地方じゃない)。
だって「マック」だとオリックスの逆輸入ピッチャーだよ。
勝てねぇ失礼千万)。

マクド。アクセントは「ク」。

基本的にミーハーなので、新商品を。
なんだったかな。メンチカツの中にモツァレラ・チーズのやつ。

・・・。

チ、チーズ入ってたかなぁ・・・!?

食感をスローモーションで表すなら、
「モソッ」(
パンズ)→「ジャクッ」(メンチカツ)→「ガチッ」(歯と歯の音)。

チ、チーズは・・・?()。

ナゲットとポテトも頼んだが、喰い切れるかバカ!(錯乱)。
口にした中で一番好きなのがバニラ・シェイクというのは果たしてどうなのか。

マクドで割り勘とか大損だな。

・・・。

マクドで割り勘の発想が解らんが。


12月12日(金)
もうひとりで苦しむのはやめたの。だから、大丈夫だよ。

「有馬記念物語」(阿部珠樹、青春出版社)を読んでいる。
ノンフィクション、というジャンルは基本的にあまり好きではなくて、
読む活字のほとんどはフィクションだったりする。ドキュメンタリーも好きではない。

これは「自分はリアルに生きているのだから、非リアルの世界に埋没したい」という欲求による。多分。

ただ、競馬をモチーフとした作品は別だ。
競馬に絡んだ純文学、というと宮本輝の「優駿」が真っ先に思い浮かぶが、
この分野に関してはノンフィクションを好む。競馬の世界、歴史そのものが非リアルに通じるからだ。

それはなぜかというと、人以外の存在、サラブレッドの介在による。
競馬の主役は人ではなくサラブレッドであり、サラブレッドの根幹は「血」で成される。
これが他のスポーツや文化と決定的に違うところで、人は対象が人でないから、サラブレッドにロマンを求められる。

この作品の中で武豊とオグリキャップに触れる件がある。
彼らがデビューしたのが87年で、この頃はさすがに競馬を観ていない。
ただ、これまでいくつかの文献を読んでいて、この頃の狂乱ぶりは、知っている。

「武豊の馬券を¥100だけ買って、レースを見る、といった観戦法は、それまでの競馬では考えられないものだった」

筆者はこの頃から現われる女性ファンを指して、こう書いている。
そして、「若い女性のファンは、素直に、優れたもの、きれいなものを支持した」、とも。

今競馬場へ行くと、何割かは女性ファンで占められる。
数字にすると1割強、2割もいれば多いと思うが、それでも1万人の中で1,000人は女性なのだ。
牧場主が競馬を観始めたのは中学生の頃から、オグリキャップには間に合わず、マックイーンやブルボンの頃だが、
それにしても当時でも、女性で競馬を観る人、というのは極端に少なかった気がする。オグリ、武豊のブームの後なのに、だ。

そういえば女性と男性では馬券の買い方が違う。
もちろん一概には言えないが、統計化すると間違いなく、分けられる。

「¥100の単勝馬券を握って歓声をあげる」、これが女性の最も高いアーキ・タイプ。
逆に男性は、金額に差はあるが女性に比べて「当てに」行くので熟考し、歓声ではなく怒号を上げる。

普段冷酷だとか言われる牧場主ですら、声を張り上げる。

あの場にいれば理花さんだって奇声を上げるはずだ

・・・。

・・・。

・・・・・。

ごめんウソ

12月27日の有馬記念で競馬の1年は幕を閉じる。
それから1週間もしないうちに次の競馬が幕をあけるのだが、
この著作にもあるように、有馬記念だけは、競馬ファンの中でも特別中の特別なレースだ。

1年の自分の総決算。

明石家さんまのCMも、狙いは解るが、少し違和感を感じる。
心情に対して訴求性を持たせる方向性は評価できるが、もう少し核が欲しい。
過去の有馬記念の名レースを流す、という単純な構成だけで、人々は過去に耽り、そして過去の夢を貪る。

「グランプリ・ホース」、グラスワンダーのハナ差勝利。
平成の貴公子、田原成貴の駆るマヤノトップガンの鮮やかな逃亡劇。
80年代の競馬を象徴する、人々が名を叫んだ武豊×オグリキャップによるラスト・ラン。
そして牧場主が唯一、叩き売られている「奇跡」を体感できた、トウカイテイオーの引退と復活が融合したあのレース。

日本で最も名誉あるレースは東京優駿競争、つまりダービーだ。
そして最も格式が高いのが「天皇盾」、春と秋の天皇賞であり、これは日本の歴史そのものだ。

しかし、有馬記念は、人々が最も狂乱する唯一のレース。
12月は競馬ファンの間では「有馬記念の月」以外の何物でもない。

あと2週間。もう心中は有馬記念一色だ。


12月13日(土)
ほら、うまくいってることもたくさんあるでしょ?

はい、さっきまでリトル・ミィ氏とお食事しtました。
今になってお酒が回ってきたので今日は更新を休もうかと思ったが、もうほとんど意地で更新する。

うー、頭が回るー。ぎゃるげ最高!(錯乱)。

とりあえずネタも何も思い浮かばないので購入してきたブツなどを。毎度お馴染み。

「LEAF VOCAL COLLECTION VOL.3」(V.A)。
エロゲ・メーカー「
LEAF」の主題歌集3枚目。もう知らない曲ばっかりだ。
「Routes」、「天使のいない12月」など、ゲームそのものを持ってる作品もあるが、未プレイ。
さらに言うとあと数ヶ月以上はプレイしないと思うので、このCDを聴くのも早くて来年下半期になるはず。
買わないと忘れるので買ったのだが、「2」を買ったかどうかすら覚えてない。でも、音楽は期待できるし、間違いなく。

「藍より青し〜縁〜 音盤−松−」(増田俊郎)。
TVアニメ「藍より青し〜縁〜」のサントラ1枚目。さて何枚出るか。
アニメ自体は「エアマスター」と時間帯が被るのでほとんど観てないが、
前作から引き続き音楽は何も考えずに購入必定。音楽は悪い意味で仕事仕事してるけどね。
でも普通にCD買うほどのクオリティなのは、最近のアニメじゃ少ないんじゃないかと思う。思うだけ。自信無いけど。

「月蝕グランギニョル/未来のイヴ」(ALI−PROJECT)。
えー、CD観るまで何のことだか解らなかった、アニメ「AVENGER」のOP、ED。
音楽は聴いた事無いのでほとんど「ビックリ箱」だが、「
ALI−PROJECT」なら対象が何であれ、買った。
世間様に真っ向から喧嘩を叩き売るゴスロリ・ユニット。音楽はエロいボーカル&淫靡なストリングスの雨霰。んもう、好き。

「輪廻の果てに・・・」(折笠富美子)。
TVアニメ「真月譚 月姫」ED曲。
あーあ溜息)。
前の「スクラップド・プリンセス」の主題歌もそうなんだが、
サウンド・プロデュースに上野洋子の名が無けりゃ12,000%シカト決定。
そもそもジュヴナイル・ノベルもこの「月姫」系も、気付いてる人もいるとおもうが、ハッキリ言って嫌い。
嫌いというのは作品そのものに対してではなく、不条理としか受けとめられないファン層の異様な支持による。
端的に言ってキモい(
死語)のだが、牧場主も基本的にはエロゲ・オタクであるのでこれ以上は言わないでおく。キモい(コラ)。

「GUNSLINGER GIRL」。
アーティスト誰ですか、これ。曲名も見当たりません。
シンプルの極地にあるジャケットは好き。コミックの存在は知ってるが興味のない作品。
これもどう考えても作品には触れられそうになかった。音楽もオススメされるまではシカト決定だった。

「DREAM SKIPPER」(水樹奈々)。
声優の3枚目。相変わらずビジュアルで売るのは無謀に近いと思う(
暴言)。
1stのさらに前のミニ・アルバムで、声優としては驚くほどの歌唱力で名前を覚えた。
ただ、1stで明らかな路線勘違いに失望し、2ndの内容では買うのやめようとも思っていたのだが、
その2ndがまずまず「アニメ系〜」な開き直りの潔さで評価を持ち直した。1stは何を考えていたのだろうか。
曲によっては2秒で停止ボタンを押したくなるが、基本的に演歌界から来た人らしく、金取るだけの歌唱力はある。

「AVENGER オリジナル・サウンド・トラック」(ALI−PROJECT)。
前述のアニメのサントラ盤。音が良いらしいので。アリプロのインスト主体って良いなぁ。
アニメはどういったものか知らないし興味も無いんだけど、とりあえずアリプロなので購入は必定。
え、あれ?これにOP曲もED曲も入ってますよ。
マキシ買う意味あったんですか!?)。まあ、いいか。

「FANTASTIC PLANET」(VERVE−CIRCLE)。
コンスタントにCD出すなぁ。「I’ve」プロデュースのガチンコ・トランス3枚目。
「I’ve」だと期待して買うと痛い目見るのはこのシリーズの共通だけど、良いよ、このシリーズ。
良いよ、といっても元来からトランスやテクノ、総じてエレクトロニカに耳ざとい(
)人に向けてのコメントだけど。
ガチンコ、といったけど結構重く荒々しいゴア系なので、もう1度繰り返すが「I’ve」だと思って聴くなら100%オススメしない。

「PANK NIGHT from NANA」(V.A)。
今回のビックリ・ドッキリ・メカ第1号(
若い人解りません)。
少女コミック、「
NANA」(矢沢あい、りぼんマスコットコミックス・クッキー)のイメージCD()。
コミックで登場したある回のバンド・シーンをそのまま再現した作品のようだ。インディーズ・バンドばかりで何が何やら。

「NANA’s song is my song」(V.A)。
今回のビックリ・ドッキリ・メカ第2号(
しつこいですよ)。
「NANA」を知るインディーズ・バンドによる、作品をイメージした楽曲集。
あまり期待はしてないんだけど、この中から1曲でも好きなバンドが見つけられることを願う。

コミックの方は語ると止まらないので語りません。
TOPにあるようにそのうちコンテンツにしたい、
正直には出来るほど語れる

「ラブ★コン」。
ドラマCDですよ、ドラマCD。
少女コミックではなく、吉本興業の入社対策本のドラマ化(
ひどい)。
期待以上に面白いか、踏みつけたくなるほどひどい関西弁かの二者択一のはず。
コミックの方はメチャメチャ好きだけどなー。まあ発売が決まった瞬間から買うのは解りきっていたけど。

「列の瞬き」(ジャパハリネット)。
TVアニメ「エアマスター」OP曲を含めた全4曲。
多分聴いてもそれほど好きになりはしないと思うけど、この曲は好き。
てーか、アニメが好きだ。「エアマスター」観るために1週間過ごしてる感じすらする。
血沸き肉踊るアニメに久しぶりに出会った。あと子安武人はこういった役をやらすと抜群に上手い。

さて、日記は埋まったので寝る。
正確にはこれから「みんなのGOLF4」を少しして、寝る。

2人の会話?

書けるわけないでしょうなぜ断言なんだ)。


12月14日(日)
だけど周りは納得しないと思うから、気をつけてね。

というわけで昨日は氏と呑みに行っていた。
予定していた鳥の店を覗くと、嫌になるくらいいっぱい。
少し迷ったものの、土曜の夜という事もあり、どこも変わらんだろ、という結論に至る。
よって「空いたら電話しますので」と店員さんに告げられて、とりあえずはその店を後にする。

どれほどの時間を要するのか解らないので、
2人して近場にある「ディスクピア」で時間を潰す事にする。
坪数のある広いCDコーナーでは2人ともてんでバラバラな行動を取るのが面白かった。
氏は主に洋楽&メタル。牧場主は邦楽&テクノ&イージーリスニング。結構在庫量があって暇しなかった。

「ビフォー・アフター」の人のサントラですごく迷う。
「ビフォー・アフター」のサントラそのものは売切れだったが、
その人(
松谷なんとか、っていう人)の新譜が出ていて奇声あげるほど迷う()。
元々楽器で言うならピアノが大好きな人だけど、どうなのかなぁ、いいのかなぁ。誰か教えて!(
他力)。

1時間ほど経った頃、ようやく電話が入る。
2人して空腹極まりない状態だったので光も驚く速度で直行(
)。
店の前にはそれでも3組ほど空きを待っている状態だった。すごい店だな。
戸を開き、店員さんに連絡をもらった旨を伝える。するとその店員さんはとても面白い言葉を口走った。

「あ、今用意しますので少々お待ちを・・・」

なんだと!?激怒)。

まだらさに5分ほど待たされる。
氏の空気の周辺が冬のそれではない冷たさを帯びてくる。

あと2〜3分でも待たされたら氏によって店は崩壊していたと思う

あーでも料理はすげー美味かった。
普段小食を責められる牧場主でも、普通に量を食べられる。
ししとうや鶏肉の梅肉風味を「嫌いだから」と押し付けられたりしたことはあえて書かないでおく。

日本酒も美味でした。
牧場主は寒さを感じず、むしろ暖かいくらいだったので、
熱燗ではなく焼酎とか冷酒をカパカパ呑んでましたが、今度は燗も良いなぁ。

でも珍しくラヴについての会話が出たので、氏はとても酔っていたのだと思う()。

そして帰途。

快速の京都行きへ飛び乗る。
JR京都駅着が日付が変わるジャストくらい。

そしてあと5分でも遅れていれば終電すら乗り過ごすという危機を乗り越える。

タクシーで帰ったらいくらかかったのか、と思うと冬の寒さを背に感じた。

翌日、つまり今日だが、携帯に氏からメールが入る。

「いやー、昨日は1時間時計を見間違っていた」、と。

やはり酔以下略)。


12月15日(月)
・・・気づかないフリをしてれば、この人は多分、ずっと笑ってそばにいてくれる。

今日は月曜日ですか。
12月も15日。そうか、今日は15日。
じゅーごにち。数字で言うなら1と5の日、か。

・・・。

永田町ストロベリィ」(酒井まゆ、りぼんマスコットコミックス)2巻。

どっちかって言うと「いちご100%」(河下水希、ジャンプコミックス)の方が正解。

正解っても読んだ事ないのでよく知らないけど。
それはそれで大いに間違っていて、世間様に顔向けできない気がする。
あとネタになるなら「
苺チャンネル」(田島みみ、マーガレットコミックス)の方が絶対早いと思う。

でもいい!それが牧場主だから!

胃痛)。

それよりもう「ジャンプ」でコミックス買ってる作品が1つも無いのがどうなのか。
「サンデー」、「マガジン」、「チャンピオン」と4大少年誌の購読コミックスの数を考えてみる。

・・・。

ゼ、ゼロ!?)。

本当にゼロでした。
その4大少年誌より「りぼん」1誌の方がダントツで多い(
4〜5作品)。

大胃痛)。

ダメだ!今日の日記はこの辺でもう「ガスター10」に手が伸びる。
普段あんまり考えないようにしてる(
その時点でダメ)のだが、これは、本当に、どうなのか。
少し前まで少年、青年、少女、女性の比率の均整が取れていたはずなのだ(
その時点でダメだ、だから)。

現在はダントツで少女、5〜6馬身差で女性、クビ差くらいで青年、大差で少年。

極胃痛)。

ナイスショット!)。

そういえばあのキャディさんの声はサモ3の元気海賊娘の人らしい。
不意に苛立つアニメ声だなぁ、と思っていたが、なるほど、そう思って聞くと声同じだわ。

自分でももう少しぎゃるっちぃコミックを読んだ方が良いか。
角川系とかエニックスやマッグガーデン系なんか。しかしその動機がどうなのか。

でも読んでると惨めになってこないのだろうか?(暴言)。

いや、少女系のほうが普通そう思うだろう。そのはずだ。うん、そうだ。

・・・。

ナイスショット!)。


12月16日(火)−第1部−
計画には数日。建設には数週。完成には数ヶ月。破壊には数秒。

寒い。

なんだこの寒さは。
寒いと身体が動かんのだ。
こうも寒いと、もう思考すら面倒で面倒で。

ここで日記書くの止めていい?(ダメです)。

今日は朝起きて〜、仕事して〜、ご飯食べて〜、今に至る。

・・・。

違う意味で書くの止めていいか?

これから「みんゴル4」して「ぷっすま」観て酒呑んで寝るんだろう。

・・・。

誰か愛を!やかましい)。


12月16日(火)−第2部−
思い出したところで、まあ、僕の人生とはもう関係ない人だよね。

スポーツ紙に目を通していた。
平日の競馬欄には、それほど興味は無い。
特に再来週の有馬記念へ向けて、今は穏やかに時は流れている。

そんな中、新馬戦の総評に目が止まった。
そして、目に付いた1頭のデビュー馬。正確には、その母。

プライムマイナー
父:フォーティナイナー 母:アジュディケーター

いつか来るとは思っていた。
最も愛した馬の、息子、あるいは娘の姿を見る事を。
アジュディケーターは、牧場主が、これまで最も愛した馬だ。
GIを勝つでもなく、ハッキリ言って競馬ファンでも覚えている人は少ない。

京成杯3歳ステークス、今の京王杯2歳ステークスを勝ち、
一躍、クラシック戦線の主役にまで評価されるかという2歳時。
2歳女王決定戦すらパスし、ただ唯一クラシックに賭けた3歳の春。

桜花賞の前哨戦、チューリップ賞。
休み明けにもかかわらず、エアグルーヴの3着。桜花賞での巻き返しに期待をかけた。

そして桜花賞。
最も有力視されていた後の女帝、エアグルーヴは熱発で回避。

ただ、引き当てた枠が大外枠。
阪神のマイル戦で大外枠は、絶望を指している。

結果、ファイトガリバーの8着。

そして、そこから彼女の姿を見かけることは無かった。
再びその名前を見つけたのは2年後の早春。うずしおステークスだったか。

ただ、復帰後も目に付く成績を残すこともなく、
かつて世代の主役を張った重賞ウィナーは、ひっそりと現役を退いた。

今でも思う。
あの桜花賞。あの枠でなければ、
かの栄光を浴びたのは田原成貴のファイトガリバーではない。
意志と不運の狭間で翻弄され、誰もが名前も覚えなかった1頭の女、アジュディケーターだ。

ナンセンスだろう。嘲り、そして笑うに違いない。
だが、それを許されるのが競馬の世界であり、競馬の魅力なのだ。

出来れば、娘に出逢いたかったと思うのは贅沢だろう。
プライムマイナーという、新馬勝ちするような立派な息子を出してくれたのだ。
おかしな表現だが、「親の贔屓目」で見ても、マイル以下ならオープンまで行っておかしくない。

残念なのは中山デビューなのでその姿を直接応援しに行けないところか。

もし今後関西で走る機会があるのなら、
何を犠牲にしてでも、愛した彼女の仔に逢いに行こう。

そしてそれがGIの舞台なら、天にその幸運を感謝もしよう。

どこかで聞いたコピーが脳裏を過ぎる。

「競馬に逢えて、本当に、良かった」


12月17日(水)
知ることが恐くはないのか?すべてが、希望を指すことだとは限らないんだぞ。

キエェェェ!(奇声)。

・・・。

とりあえず奇声を発してみたが、何も書くことは無いな。
なんか身を削って更新してる気もするが、それも今更、という気すらする。

というわけなので、地域ニュースを。
出来れば新たなウィンドウで開くと見やすいと思います。

京都でラーメンが・・・!

最近まで知らなかったのだが、
京都という地域は元々ラーメン激戦区らしい。
牧場主もラーメンは大好きだ。出来ればキャア!というくらい辛いのが良い(
)。

もちろん限界を超えて辛かいのは別だ。
そんなの、その場でぶち撒けて店舗に放火。逮捕(
ダメ)。

この記事で名前の出ている「新福菜館本店」と「第一旭本店」。
一応両方食べた事はある。確かに、食事時には並ぶのは仕方ないくらい、美味しかった。
「新福菜館」は別店舗だが以前のバイト先でお昼に大活躍。多い時期で数日に1回以上は食べてた。

その「新福菜館本店」。
JR京都駅から歩いて数分のところにある。
ここには苦い思い出しかない。味ではなく、それ以外の要素で。

味は文句ない。
個人的にはもう少しアッサリなのが好みだが、
それはそのまま好みの問題だろう。最近富にアッサリ好きだし。

味は良いので悪く言いたくないんだが、
王様のような店員に投げやり的な扱いを受けて、店舗に放火(
しつこい)。

奴隷は与えられる食物をただ胃に流し込み、光も腰を抜かす速度で店舗を後にすることになる。

てか、どうでもいいが最近本当に濃い物が苦手になってきた。
お昼とか普通にサラダだけモサモサ食べて、飽満感でぐったりとかしている。
コンビニでラーメンを決めるときも、「こってり」という単語にはもう
敵意すら覚える

まあ某油氏のようにラーメンにmyバターをぶち込むのもどうかと思うけど(伝説)。

my七味とかmy唐辛子とかは普通だが、myバターを携帯する人はそうそういないのではないか。

いたら放火(しつこい)。


12月18日(木)
すべてを話したわけではないかもしれない。けれど、お前に話したことのなかにうそはないよ。決してない。

プロ野球選手の契約更改が終盤だ。
我がヤクルトは新婚の王子・石川が少しゴネたものの、
他は概ね順調に進んでいるようだ。てか、王子はアレで女性ファンが減ったはず。

それ以前に結婚でダメだろ。

ラミレスは2億。安い買い物だなー。
言っては何だが「・・・」な選手が多いじゃない。

特に某球界の癌球団

人の金なので関係ないといえばそうだが、
しかしちょっと・・・他の事に使ってもいいのでは、とか思う。

どうでもいいが今日は「退屈貴族」の日だ。
関東とかではどうかのか知らないが、近畿では木曜の深夜。
「ココリコ」の2人とゲスト2人の合計4人が貴族に扮し、数分の映像を何本か感賞する。
詳しい詳細は省くが、要するにその映像を観て、笑うと負け、笑わなければ勝ち、という内容。

映像そのものよりも、4人のうち誰かが笑うと、それにつられて笑ってしまう。
テレビは報道関係を除くとこれとアニメの「エアマスター」、ドラマの「白い巨塔」が楽しみかな。
あともちろん「JUNKスポーツ」も。これ次のクールから日曜の20:00〜というゴールデン進出。しかも1時間。

深夜枠からゴールデンに行くとロクなことがないが、
この番組に関してはただプロのアスリートが喋るだけなのでそう違和感はないだろう。

って「エアマスター」が終わるのがめっちゃ嫌だ(関西弁)。
観はじめたのが中盤の、スカイ・スターとプロレスやってる辺りから。
チャンネル回していると偶然目に付いて、そして飛び込んできた「ライガー・ボム」という言葉。

普通に爆笑したのだが、プロレス観てないと解んないよな。
仰向けの相手の両足を自らの両脇で抱えて、思いっきり振り上げ、そのまま後頭部から叩き落す。
これが「パワー・ボム」というプロレス技。「ライガー・ボム」はその亜流で、獣神サンダー・ライガーの技。

他にも「〜・ボム」という亜流は多い。
「サンダー・ファイヤー・パワー・ボム」というのもある。

どういう技なんだろう・・・

そういえばこのあいだスポーツ紙のプロレス欄でいくつか面白い技名が。

「キン肉バスター」。

これ、そのまんま。
何度かテレビで観た事あるけど、本当にそのまんま。

「回転地獄五輪」。

少し違うかもしれないけど、こんな感じの技名。
回転は解るがあとの2つの単語が何を指すのかまったく意味不明。

「ブサイクへの蹴り」。

・・・

少なくとも「K−1」よりは好きだ、プロレス。


12月19日(金)−第1部−
こんなもんで満足すんな。これからもっと、幸せになんだよ。

ああ、そういえば今月の花ゆめ系の新刊をネタにしてなかった。
ひつじの涙」(日高万里、花とゆめコミックス)6巻、「ゼロカウント」(武藤啓、同)1巻とか・・・。

・・・。

もう当牧場は少女コミック系でもいいです開直)。

あ、最近読んだ中で面白かったのが1つ。
神様の言うとおり」(美森青、マーガレットコミックス)全2巻。
現在「別冊マーガレット」に「B.O.D.Y」という作品を連載してる。
何号か前に雑誌の付録で「
ラブ☆コン」(中原アヤ)のドラマCDが付いた号があって、
とある人に教えてもらって何も考えずに即買いしたんだけど(
どこにどう突っ込むべきか)、
そこではじめて「B.O.D.Y」を読んで、「ああ、面白い作品を書く人だな」、と思って気になってはいた。

それからしばらく経って、「神様の〜」を購入し、読んだ。

面白い。「マーガレット」ど真ん中の絵や書き方を含めての作風。
作風、っても結局は感性なのでアレだが、例えればこれが「花とゆめ」とか「少女コミック」だと違和感がある。

ストーリーの本筋も王道ど真ん中というか、
「こういうのお話系のエロゲで嫌というほどあるよ」、というモノ。
でも、こういうの好きだなぁ。とても好き。ラヴが2番目なんだね。そういうところも好感が持てる。

ヒロインがバカ系(ひどい)なのは共感がもてるし、
意外と早めにヒーロー(
)とくっつくわけだから、「読ませたいところ」の本質はその奥にある。
帯に「涙なくしては読めない」というコピーがあるが、まあこれは大袈裟というか多少の誇張があるにしても、
直球ど真ん中な分「これでもか」という威力があって、・・・結局は、その。なんだ。
ヤヴァかった、とそうなのか)。

前述したようにいくつかのエロゲで似たようなシナリオを経験してるので、
表現はおかしいが、免疫というか耐性が出来ていたからだろうな。もっと昔に読んでいたら泣いた(
断言)。

このラストは「りぼん」でやると問題作の烙印を押される。
それどころか「花とゆめ」でもダメ。この「別冊マーガレット」のように、
「別冊」と名の付く少し年齢層が高め(
2〜3くらい)の雑誌でないとダメなんじゃないかな。

要するに「このラストは主要人物各々にとってハッピーですか」という問いかけに対して、
そう受け取れる事も出来ない事はないし、書き方がコメディ寄りな分そうなんだけども、やっぱりこれは悲しいよ。

書き下ろしのショートで余計にそう感じる。

ああ、この人の作品を買い集めましょう〜。

というわけで「別冊マーガレット」。
この人と、モチのロンで「ラブ☆コン」。あと「高校デビュー」(河原和音)。
とりあえず思い出しただけではこれだけかな。
というかもう出てきてくれるな)。

えー、本誌の方では(以下略)。

「ゼロカウント」。
どっか「
メビウス同盟」(みなみ佐智、花とゆめコミックス)に似てる、かな。

表紙見てコスプレモノかと思ったよコラ)。


12月19日(金)−第2部−
一度だって、俺の方から手を離したことはないよ。

ついさっきまでNHKの「にんげんドキュメント」を観ていた。
題名は「日々これ連敗」。そう、今脚光を浴びている1頭のサラブレッドの話。

ハルウララ。
たぶん、この名前を聞いたことのない人はいない。
彼女がどうしてこれほどまでに人気を集めるかというと、それは「負け続けている」からに他ならない。

これまで100戦して100敗。つまり1度も1着になったことがない。
競馬の常識なら、いかに仔を産める牝馬といえども、引退を余儀なくされる数字だ。
これが牡馬ならまだ解る。仔を産めない以上、生産にかかわれない以上、走ることが義務だからだ。

高知競馬に現われた1頭のヒロイン。
どういう形であれ、世間が競馬に目を向けるようになって嬉しく思う。

勝ち続けてヒーローになるのが競馬も他のスポーツであっても、常識だ。
ただ、競馬はチームが単位ではない。サラブレッド1頭が、そのまま単位になる。
つまり水泳や陸上の個人選手と同じであるが、やはり1度も勝てないのなら、名前も挙がりはしない。

決定的な違いは、人間のそれは選択肢に過ぎないが、
サラブレッドにとって「走る」ことは、義務であり、意義であり、全てだ。
悲しみも喜びも含めて、血の歴史がこれまで繰り返されてきた背景は、単純にそこに尽きる。

日本の競馬界に「負け続けて」人気を集めたサラブレッドが、これまでいなかったわけではない。

ナイスネイチャ。
有馬記念を3年連続で3着した「ブロンズ・コレクター」。
人々は彼に「勝ち」を求めず、「負け」も求めず、ただ「3着」を求めた。

そして、ハイセイコーもそうだ。
日本競馬界にはじめてムーヴメントを巻き起こした不世出の名馬。
地方自治体が運営する地方競馬から、農水省が管轄する中央競馬に乗り込んできた。

後にオグリキャップも似た経緯で人気を博すが、
ハイセイコーが齎した渦は社会現象となり、人々は彼の疾駆する姿に、酔いしれた。
「東京都 ハイセイコー様」というあて先だけで郵便物が彼のもとへ届いたという伝説までうまれたほどだ。

ハイセイコーは連戦連勝で勝ち続け、
中央競馬に殴り込みをかけてからも弥生賞と皐月賞を制した。
しかし肝心のダービーで3着に敗れると、秋に入っても菊花賞を勝つことは出来なかった。
しかし、いくら負けても彼の人気が留まる事はなかった。やはり人々はこの健気なまでの懸命さに、打たれたのだ。

ハイセイコーの系譜を受けて第2の怪物と呼ばれたオグリキャップは、
ハイセイコーとは逆に勝ち続けることで人々を競馬の渦中に引き摺りこんでいった。
地方出身といういわばコンプレックスが、中央競馬のエリートを薙ぎ倒していく英雄伝に、人々は夢中になった。

そして今。競馬界にもヒーロー不在の時代が長く続く。
もちろん各々の意見に違いはあるだろうが、個人的にはトウカイテイオーが最後だと思っている。
ナリタブライアンも、エアグルーヴも、エルコンドルパサーも素晴らしかったが、社会は彼らをヒーローとは扱わなかった。

ハルウララに、人々は自分を重ねて彼女を追う。
負け続けても、決して走ることをやめない彼女の姿に感銘を受ける者も多いという。
負け続けても、いいじゃないか。また明日がある。明日走ればいい。ナレーションは、そういう旨を視聴者に告げた。

競馬の世界も、すべてを勝ち続けた馬が、いないわけではないが、非常に稀有だ。
人間の世界も同じだ。今日負けても、今負けていてもいい。大事なのは、もっとその先にある。
「いつかは勝てる」のではない。「いつか勝たねば」ならない。ならば、全力で走るしかない。簡単なことだ。

その簡単なことを、1頭のサラブレッドが身を持って社会に訴えている。

そして悲しいかな、彼女にとっての勝利は、いまだ掴めずにいる。

この不況と括られる今の現代社会に、彼女は現われた。
彼女から何かを受け取った者が数多くいる。それはまるで教示者のようでもある。

故人、寺山修司なら、ハルウララを観て、どういった言葉を残すのだろうか。

なんとなく、そんなことを思ったりした。


12月20日(土)
お父さんが実は、君の思うところのそのサンタさんであったのだよというだけのことで。

「12月20日」と打って、あと10日ほどなのだなぁ、と思い知った。
真っ先に今年は全然ゲームの本数を片せなかったな〜、とも思い知った。
そして今「何本だっけ?」と記憶を弄っていたのだが、どうも夏より以前がほぼ思い出せない。

・・・そろそろか(何が)。

春から夏にかけて何をしていたのだろう。
ちなみにサッカーのワールドカップが今年か去年かイマイチ区別できない。

・・・そろそろなのか(だから何が)。

それより今年のダービー馬も1分ほど考えないと思い出せなかった。
競馬ですらこれか。シャレにならない程度に、記憶障害は進行しているように思う。
アザラシのたまちゃんが跋扈したのは今年だっけ?去年だっけ?一昨年だっけ?もう解らん。

あと別に跋扈してません。そんなアザラシ嫌。

でもなんとなくしてたような気もする
そういえばタマちゃんのキャラ商品売ってた人は今何をしてるんだろう。

どうでもいいけど今日で「エアマスター」終わっちゃうよー。
DVD買おうかなぁ。ロラン君な人(
漢字変換できない)とか子安とかキャスト抜群だったしなぁ。

どうでもいいしゴルフやろうっと(最悪)。


12月21日(日)
ボクはキミのパパにはなれないけど、ずっと音楽でつながってる。

テレビ観ていたら武豊がゴルフやっててビックリした。
その彼は今日、阪神牝馬ステークスをファインモーションで制し、これで年間199勝。
競馬開催はあと2日間なので、年間200勝を袂に引き寄せた。が、もちろん勝負事。確率は五分か。

日本の競馬界において、年間200勝は未踏の域だ。
年間100勝という数字ですら、トップ・ジョッキーの数人が達成できるかどうか。
武豊はこれまでの数年間、1/3程度日本を離れ、レベルの高い欧米での騎乗を行ってきた。

もちろん勝ち星は激減するし、収入だって半分以下に落ちる。
どのスポーツを問わず世界で活躍するアスリートが増えているが、彼もまた賞賛されるべき人物だ。

マスコミに対しても紳士的な態度で応対する彼は、
剛より柔のイメージだが、彼の騎乗スタイルはそのまま世界で通用する。
今日のファインモーションも決して楽なレースではなかったが、彼だから彼女を勝利に導く事が出来た。

さあ、そして次の日曜日。
人々が迎える最高のレースが待っている。

有馬記念。

GIの中でも長い歴史を持つ方ではない。
しかし、クラシックや天皇賞と並ぶ格をもつに至るのは、
いかにこのレースが注目され、そして華やかな歴史を刻んできたことの証明でもある。

あと7日。

あと7日で、競馬人にとっての1年が、他の人間より一足早く、終わりを告げる。


12月22日(月)
短文だろうと、長文だろうと、相手が自分を気にかけてくれていると思うと、嬉しいんじゃないかしら。

今週は有馬記念ウィークです。
日曜日まで毎日競馬のことを書きます。多分。
そうなると翌日から1日の来場者様数は2〜3くらいになるので(
)、
やっつけ危機回避作的に、第2部目に競馬じゃない日記を書こうと思います。多分。

あとそれでも来場者様数は4〜5くらいになる気がするので()、
音楽とかゲームとかマジックのところとかの更新率を上げたいと、上げたいとは思います。

ていうか有馬記念くらい観ろテメェら(暴言)。

すいませんすいません(平謝)。

ていうか有馬勝たないと年越せねぇんだよ!(暴言)。

すいませんすいません(平謝)。

でも馬券買いに行くの面倒だなぁ。
競馬場行くと全レース買っちゃいそうだしなぁ。

だれかノミってくれない?犯罪です)。


12月23日(火)
君らしくあれ。自分のために。

岩里さんの詩は本当ダメだと思います()。

さて、今週は競馬週間です。
正確には有馬記念週間でもあります。
気が向いたら2部目とか競馬じゃないことも書こうかと。
でもまあ、そんな暇あったらナイスショット!とかやってる可能性も・・・。

って明日はイヴかよ・・・(遠い目)。

なんかさ、こんな日記みたいのを何年もやってると、
こういうイベントの日に、その年何をやっていたのかが丸わかりで
とても嫌

なので明日は景気良くワインでも空けるか。
ということは明後日は厳しいなぁ。すでに二日酔い前提なのか。

あれ、競馬は!?


12月24日(水)
ここにあなたがいるなら、笑おうとして泣くだろう。

今週は有馬記念週間です。
興味無い人のためにさっき音楽のところ書きました。
さらにそれでも興味の無い人には・・・人には・・・。・・・・・。

歯を食いしばれ!横暴)。

今日知ったのだが、サンライズペガサスが出走回避らしい。
前々走が1年ぶりの天皇賞、そして前走がドロドロ田んぼ馬場のジャパンカップ。
この2走を度外視すれば、決して侮れない1頭だと思っていたが、まあこればかりは仕方が無いか。

最終的に出走頭数は12頭前後になりそう。
GI中のGIレースとしてはもちろん多い数ではないが、
メンバーを見渡すと現役ではこれ以上望めない豪華メンバーが揃った。

現役最強シンボリクリスエス。
去年の3歳時に秋の天皇賞と有馬記念をぶち抜いた。
これはかつての名馬、オグリキャップやバブルガムフェローでも成し得なかった偉業だ。

だが今年は宝塚記念でコケる。
圧倒的な1番人気で5着。人々は落胆し、溜息を漏らした。
しかし4ヶ月振りの天皇賞では、その1番人気で臨み、連覇を果たした。
秋の天皇賞は、数あるGIレースの中で最も連覇が難しいといわれるレースだ。
2,000mという、マイル〜中長距離のどの距離が得意な馬でも台頭できる微妙な距離設定。
今年から改装されたが、去年までの東京競馬場2,000mは、騎手にとって最も困難なコースでもあった。

そして何よりも、サラブレッドの最盛期を2年に渡って持続させる事は、不可能だ。
どの馬にも必ず成長曲線が存在し、最も完成されるといわれる4歳時でも1年しかない。
かつてオグリキャップも、バブルガムフェローも、そして「絶対皇帝」シンボリルドルフでも成せなかった。

その秋の天皇賞の連覇を、この馬は成した。
おそらく今後は10年、いや20年は見られないであろう偉業だ。
昨年の天皇賞はナリタトップロードから現役最強の座を強奪する若駒の勝利。
そして今年はライバルとしてただ1頭食い下がるツルマルボーイに完全に引導を渡す決定的な勝利。

おそらく1番人気で迎えるだろう。
つまり、かつ可能性が一番高いのがこの馬だ。
ただし。競馬は競馬だ。競馬が競馬である所以は非確実性にある。

虎視眈々と他馬も栄誉を狙う。

明日はその1番手、タップダンスシチー。


12月25日(木)
今は、ただ・・・憧れて尊敬してやまない。彼の、あの言葉を信じたい。わたしには、歌がある―――。

今週は有馬記念週間です。
面白いようにアクセス数が減ると思っていたのに別段そうでもなく。

それはそれで面白くない()。

木曜日なので枠順発表があった
真っ先に気になるのが1番人気が確実視されるシンボリクリスエス。
結果は大外枠。クリスエスの外には誰もいない。あっちゃー。小回り中山で大外か。

と思ったが、よく考えると出走頭数が12頭。
つまり大外枠といえども、言い方を変えれば12番枠。
これで16頭とか18頭だったら確かに歓迎材料ではないが、
12番枠という事なら他馬を内に見ながらレースを進められる分、有利だ。

距離も2,500mと長いので枠順の差はそれほどない。
逆に内に入ると小回りの中山競馬場のために前へ前への競馬を強要される。
後ろに控える事ももちろん可能だが、コーナーでごったがえす可能性が高く、危険性が残る。

で、その最内枠にツルマルボーイか・・・。

タダでさえこの時期の中山なんて末脚伸び切らないのに、1番枠を引き当てた。
リンカーン、というよりも武豊も例によって後方からの競馬をするだろうが、大丈夫か、ツルマルボーイ。

タップダンスシチーは6番枠。ほとんど最高といっていい枠順だろう。
前で粘る馬なので外よりは内、そして後入れの2、4、6番枠がベストだった。
唯一外にザッツザプレンティが入った程度か。逆なら100%理想枠じゃなかったかな。

とにかくジャパンカップで見せた9馬身という差が・・・。
GIレースで史上最大の着差。9馬身というのは通常、もう逆転は不可能だ。
もちろんパワーを生かすタイプのタップダンスシチーにとって歓迎だった不良馬場。
シンボリクリスエスらがその不良馬場に脚を取られてほとんど能力を出せなかったといっていい。

だが、それでも普通は9馬身という差はつかない。
しかもGIレースなのだ。超・一線級ばかりが集う、しかも外国招待レースで。
ナンセンスだが、野球に例えると8回の攻防が終わって感覚的にだが8〜9点差。
サッカーなら後半のロス・タイムに入って、そうだな、3点差くらい?もうどうしようもないじゃない。

おそらく有馬記念では2〜3番人気だろう。
もしかするともう少し落ちるかもしれないが、現時点での本命はこの馬。
昨年の2着があり、中山の中長距離はお手のもの。しかも6歳にして明らかな成長を遂げている。

血統とか、持ち時計とか、もうそんなのどうでもいい。

とにかく、あの9馬身差は鮮烈だった。

これまで観たジャパンカップの中でも非常に印象深い。
1番はやはり世界最強のシングスピールに食い下がった「真・天才少女」のファビラスラフィンのレースだが。

ああ、あのレースは今思い出すだけで身震いするよ・・・。

アグネスデジタルが11番枠か。さて、どういうレースをするだろう。


12月26日(金)
俺たちにできる戦いは、妥協を許さないという事だ。

今週は有馬記念週間です。

明石家さんまがCMでこう言っている。
「でもまだ、私の一番好きなGIが残っています」、と。

個人的に明石家さんまの起用には違和感がある。
好感度の高いタレントだし、本人も大の競馬好きではあるが、
やはり望むのはコメディ路線ではなく、シリアス路線なのだ、JRA(
聞いてない)。

競馬の、JRAのCMは例年、1年単位だ。
最近は2年が多いのかな。だいたい1年か2年を同じタレントを軸にして通す。
明石家さんまは来年もJRAの顔としてCM活動をするのだそうだ。今度はシリアス路線を願いたい。

今までだと高倉健の起用が一番ハマっていた。
中井貴一ら男性3人の年も良かった。
年がバレる)。
本木&鶴田の年の場合、タレントと競馬の合致度より、CMそのものの構成が抜群に上手かった。

木村拓哉の場合、明らかにプランナーが活かしきれなかったと思う。
どういう役割であれ確実に期待以上の働きをするが、元地が良くなかった。残念だ。

話を元に戻そう。

一番好きなGI。
個人的には菊花賞だ。
これは出身が京都だからだろうと思う。
だから春の天皇賞やエリザベス女王杯も大好きだし、
東京近郊の方はやはりダービーや秋の天皇賞、ジャパンカップになるのだろう。

だが、そういう地域に競馬場の無い方にとっては、
おそらく有馬記念というレースの人気は群を抜いているだろう。
何しろ世界中を見渡しても異例な「ファン投票による出走馬の決定」が第一。
そしてこの時期だ。中央競馬の最終週に待ち受ける施行時期の上手さも見逃せない。

加えてこの時期は3歳馬と古馬の差がほぼ無くなる。
個々によって成長曲線は異なるが、凡そこの3歳の終わりから4歳いっぱいがピークだとされる。

クラシック戦線を駆け抜けてきた3歳馬も、
古馬中長距離路線を戦い抜いてきた古場も、一堂に会する。
中には敢然と男馬に立ち向かう女傑の存在もあれば、適正距離を無視した短距離馬の参戦もある。

今回集ったのはほぼすべてが中長距離でのスペシャリスト。
唯一明らかに距離適正の外れているアグネスデジタルも、これが最後のレースとなる。粋な計らいではないか。

残念ながら春の天皇賞と宝塚記念を連勝したヒシミラクルと、
皐月賞とダービーを勝ち、果敢に宝塚記念に挑戦したネオユニヴァースは回避。
だが、それでもこの豪華メンバーは、中央競馬のラストを飾るGIレースとして、何の遜色も無い。

12月28日。午後3時30分。
千葉県は船橋市、中山競馬場。

日本の一年が、ここをもって終わりを告げる。


12月27日(土)
競馬に寄せる人間の思いは、底が知れん・・・。

今週は有馬記念週間です。

さあ、いよいよだ。
有馬記念の前日は毎年心が躍る。
いつかあの十数万の中に混じって喧騒をあげたいと思う。

本命はタップダンスシチーにする。
とりあえず昨年までの成績は度外視していい。
まるで別馬のような成長を遂げた。これが血の恐いところだ。
今年に入って6戦5勝。唯一の敗戦である宝塚記念もシンボリクリスエスには先着した。

外国産馬であるために、秋の天皇賞を回避。
京都大賞典からジャパンカップを連勝し、勇躍このレースへ。
その京都大賞典は春にGIを2勝したヒシミラクルを寄せ付けなかった。
そして前走のジャパンカップ。歴史に燦然とその名を残す、なんと9馬身差の大圧勝劇。

父のプレザントタップはリボー系。
プレザントコロニー、ヒズマジェスティを経てリボーとなる。
日本での産駒はタップダンスシチーくらいだが、何しろ大舞台で恐いのがリボー系。
距離は2,000mを超えると守備範囲で、その範囲は意外と広く、成績にムラはあるが、大舞台に強い。

母の父は不世出の大種牡馬、ノーザンダンサー。
世界中のサラブレッドを「ノーザンダンサーの血を持つか、持たないか」に分断した歴史上最高の種牡馬。
そのノーザンダンサーの血は、晩年になると「精液の一滴がダイヤモンドに匹敵する」、とまで言わしめたほどだ。

父としてはもちろん、母の父としても実に優秀。
種牡馬、繁殖牝馬の良いところを引き出し、種牡馬を選ばない。
近親にノーザンダンサーの血が混じらないアウトブリードだと、特にそれを引き伸ばす傾向がある。

原因不明の敗退があるのがこの系統だが、
32戦して6着以下が11回というのは比較的安定しているほうだ。
特に昨年、朝日チャレンジカップを勝ってからは9戦して掲示板を外さない堅実派ぶり。
緩急どちらでも極端なペースにならない限り、2,000mを超えるとこの馬は実にしぶとく、そして強い。

単騎で逃げなければならない馬ではないが、
今回のレースでは特に行く馬も見当たらないのでハナをきるだろう。
GIなのでペースはそれほど遅くならないだろうが、どこでペースが上がるかが鍵。
終始淡々と進むと4コーナーでは2〜3馬身程度の差がつく。そうなるともう誰も差し切れないはずだ。

もし中盤で早々と突付かれたなら、さすがに辛い。
その場合突付いた側も馬群に沈むことになるが、さあ、どうだろう。
ジャパンカップよりはマークされるだろうし、今回はザッツザプレンティと共に前に行く馬が強い。
リンカーン、ツルマルボーイは後方から。シンボリクリスエスはいつも通り好位やや後ろからの競馬だろう。
となると、人気薄の馬たちにすれば前と後ろに2頭ほど強豪馬。そして中団に1頭の1番人気がいることになる。

前も後ろも気をかけなければならないなら、
小回りで急坂があり、最終週という事で場馬の荒れた中山だ。
後ろよりは前で競馬をするほうが得策であり、普通は、そう動くはず。
さらにシンボリは前走の轍を踏まないようにやや早めにタップに競りかけてくるはず。
となると中団の人気馬をマークする馬たちが一斉に動き出し、結果、4コーナーで団子になる。
タップはリボー系らしく競ると強く、自分の競馬に徹するとなお強いが、一瞬で交わされるともう脚が伸びない。
4コーナーでのシンボリの位置取りが最重要だが、大外枠でもあるので難しい。前に行くのか、それとも後ろで溜めるのか。

何にせよ、前半1,000m通過タイムが1分フラット。
やや速いペースだが、このペースで単騎で逃げれば、タップの勝ち。
ラップ・タイムも各々11秒台後半でも同じペースが淡々と続けば、やはりタップの勝ちと読む。
ペースにかなりの緩急がついたり、前半で59秒を切る、逆に上がり勝負となる1分2秒台以上になると苦しい。

とりあえずはこの馬が勝つシチュエーションが一番多く浮かぶ。
ジャパンカップでの9馬身がすべて。あれがたとえ1着でもこの差でなければ本命を打たなかった。
散々色んなところで書いたが、GIでの9馬身という差は、今後も無い。そう断言できるほどの圧倒的な大差なのだ。

普段から性格的に冠名のつく馬が好きではなく、
特にこの「シチー」の馬は語感も合わせて特に好きではない。
昔ダートで活躍し、ドバイ・ワールド・カップにまで出走したキョウトシチーも、そう好きではなかった。

だが、競馬は血であっても名前ではない。
そして、そんな人間が推すのだから、多少の説得力を感じていただければ幸いだ。

◎=タップダンスシチー

以上による。あと枠もほぼベスト。

○=リンカーン

3歳馬ならゼンノロブロイよりこの馬。
サンデー×トニービン+武豊+34秒台の上がり時計。
4コーナーで後方。そして大外か最内へ。そして10頭近くをぶっこ抜く。
が、残念ながらタップにはアタマ差届かず、という絵を描いた。菊から直行のローテが好感。

▲=シンボリクリスエス

4番手以下に評価はできない。
何しろ前年のこのレースを勝っている。不安材料は一番少ない。
ただ、藤沢厩舎がレース後に引退式を行う、というのは
とても痛い目にあっている
あれがどうしても脳裏から離れてくれない。テレビで観ていて現実を受け入れられなかったことを思い出す。

△=ザッツザプレンティ

菊から直行なら本命にした。
ジャパンカップでの劇走の反動を危惧する。
タップも同じだが、そこで出るのが経験と、3歳4歳の差。
前に行くはずなのでメンバー中一番位置取りが難しい。差の無い2〜3番手を。

×=ウインブレイズ

1頭は穴っぽいところを。
中山競馬場と酷似している福島競馬場での成績が抜群。
重賞を何度も勝っているがすべてGIIIで、しかもローカル主体。
今日見たらブービー人気だったが、血統的には2,500mは守備範囲のはずだ。
メジロライアン×日本の超・古びた母系。地味すぎる血統だが、中山の2,500mはこういうのが合う。

まずツルマルボーイは外した。
中山での経験がほぼ皆無。1回は着外だ。
さらに徹底した後方待機型にこの舞台は辛いはず。
阪神では強いだろうが、ここは見送ろう。最内枠も不安材料だ。

ゼンノロブロイも人気馬だが消す。
リンカーンと二分するのだろうが、牧場主はリンカーンを推す。
その理由はただ1つ。血統のほか無い。ロブロイはサンデー×マイニング。
マイニングはミスプロ系で、ダートの短距離が主戦場。母系とはいえ芝の2,500mはキツ過ぎる。
菊の4着も不利があったことを考えると出来すぎなほどだ。本来なら宝塚記念や秋の天皇賞が一番合うはず。

実はチャクラも恐い。
ステイヤーズステークスを勝ってここに乗り込んできた。
マヤノトップガン、つまりブライアンズタイム系×カーリアンで血統だけならこの馬。
ただ、やはり菊花賞後2走も消化しているのが痛い。タフな血統だろうがいくらなんでもこれは・・・。

アグネスデジタル。
引退レースでもあり、頑張って欲しい。
日本、海外、芝、ダート、マイル、中距離と活躍の場所を選ばない。
ほとんど蛮族のようにGIを勝ちまくったが、やはり中山の2,500mは守備範囲外も甚だしい。
この馬のベストは1,800m〜2,000m。京都のように平坦なら、マイルから2,000mまで克服可能だが。

とにかく。

いよいよ明日だ。これを書いてる時点で18時間半後。
金杯にはじまり有馬で終わる日本の競馬が、明日で幕を閉じる。
この日を最後に現役を退き、そして第2の馬生を歩む者も少なくない。

全馬無事で。ただそれのみを願う。

寒風吹き荒ぶかの地に、どうか。

ただ全馬無事にと、それのみを祈る。

そしてまた、次の競馬がはじまる。


12月28日(日)
地方も中央も世界もない。強い馬が勝つだけのこと。

今週は有馬記念週間です。

終わった・・・。
燃え尽きたよママン・・・(
)。
昨日「GIでの9馬身差は今後もない」と断言したら9馬身差。

神様っていないんだなぁ・・・

1着シンボリクリスエス。2着リンカーン。
その差はなんとまたしても9馬身。呆気に取られた。強すぎる。
勝因は色々あるが、もう「馬が強かった」の1点でいいだろう。これは参った。
2着のリンカーンはよく粘った。確かに早仕掛けに見受けられたが、脅威の粘り腰だった。

ザッツザプレンティは展開に尽きる。
タップからハナを奪うのは予定していたようだが、
アクティブバイオにここまで競られたら競馬にならない。ペースが速すぎた。

4コーナーですでに余力はなく、結果ブービー。
そしてシンガリにアクティブバイオ。前の馬は総じて潰れた。

タップダンスシチー。
肝心のスタートでやや遅れる。
後手を踏むほどではないが、とにかく2の脚が遅い。
2完歩目からおっつけて先手を奪おうとし、一瞬は先頭にたったが、
そこからザッツザプレンティとアクティブバイオに絡まれ、素直に3番手に下げた。

逃げないとダメな馬ではない。
だが、逃げれば十二分に良さの出る馬だ。
今回、この2頭にケンカを売って絡んでいけば、もちろんズブズブだ。
しかし、控えて競馬をしても今回のように掲示板に乗ることすらできないなら、今後は逃げるだろう。

入れ替わりの激しいレースだった。
終始息を殺していたクリスエスのペリエ騎手が上手かった。
4コーナーでは並ぶ間もなくタップダンスシチーとリンカーンを交わす。
こうなると2頭には辛い。競って追い比べになれば、こういう結果にはならなかったはずだ。

1着シンボリクリスエス、2着リンカーン。
3着ゼンノロブロイ、4着ツルマルボーイ、5着ウインブレイズ。

切った馬が3〜4着。

馬券買わなくてよかった・・・

ゼンノロブロイは何度も言うがこれが限界。
展開によれば2,400mも可能だが、2,500mではここまで。
4着のツルマルボーイは道中とんでもないくらい後ろでダメだと思ったが、
「レースは直線だけ。11頭抜けば勝つ」というレース。潔いというか、いいのかこれは。

5着ウインブレイズ。
とりあえず印はつけたがもうちょい頑張ろうよ。
距離は大丈夫だと思うんだが、このペースでこの着順だとやはり長いのだろうか。

チャクラはこれくらいかな。
アグネスデジタルは、端的に言うともう燃え尽きていたのだろう。

これで今年の競馬が終わった。
明日には東京大賞典もあるが、やはり有馬で終わりと感じる。

近いうちに今年の競馬回顧をやろうっと。

とりあえずは競馬週間も終わり。

終わりっても今年あと数日だよ牧場主さん。


12月29日(月)
今のままじゃダメだ。いくら才能があったって、本人が、そうあることを望まなければ。

牧場主
12月29日の妖精(A)
12月29日の妖精(A’)

「こんばんわー」

「総員、退避〜」

「もしくは斉射〜」

「毎度お馴染みなはじまり方で」

「もう今年はこの対話形式はないと思ったよ」

「そうね」

「どうして?」

「その胸に聞いてみろ」

「や、心当たりがありすぎて」

「斉射〜」

「せっかく有馬記念週間も終わったので」

「そのまま人生も終わればよかったんだ」

「・・・」

「面白いように来場者様数が減っていたのは予定通り?」

「ノアの方舟みたいなものだねッ☆」

ガゥン!銃声)。

「とりあえず何かテーマを決めないと」

「今年の総括はダメね」

「どうして」

「明日のネタだから」

「そんなの各コンテンツでやれよ」

「じゃあ書くことが別に無いよ」

「それは人として・・・」

「あ、少女コミックなら」

ガゥンガゥン!!連射)。

「お見苦しい発言があったことをお詫びします」

「します」

「します」

「お前がするな!」

「でもあれだね」

「なんだよ」

「「のだめカンタービレ」(二ノ宮知子、講談社コミックス キス)を読むとだね」

「無理矢理だ・・・」

「読むと?」

「無性にクラシックを聴きたくなるよね」

「ああ、それは解るわ」

「あのコミックは多分音が出るんだよ」

「意味解んねぇよ」

「思い出すなぁ、「クラシック・コレクション」」

「年がバレる」

「若者さんに説明が必要よ」

「クラシックのCDがついた週刊誌」

「すごく投げやりな説明ね」

「全部で100冊を軽く超えた。週刊で」

「1冊の値段は?」

「約¥1,000」

「高い〜」

「創刊号だけ¥300くらい」

「詐欺だ!」

「当時中学生だったんだよね〜」

「年がバレる」

「毎月のおこずかいなんて¥1,000とか¥1,500だったのよね」

「今だと5歳児でも貰う金額じゃない?」

「そんなわけあるか」

「結局5枚目で諦めた」

「頑張った方ね」

「懐かしい・・・」

「年がバレる」

「いいなぁ、1度はクラシック経験したいよね」

「感賞を?」

「演奏を」

「・・・」

「・・・」

「何、その目」

「楽器扱えるの?」

「楽譜も読めないよ」

「何がしたいんだお前は」

「タンバリンとか」

「ねぇよ」

「学芸会じゃないんだから・・・」

「あの三角形のキンカン鳴るやつとか」

「楽器名くらい覚えろよ!」

「あとは・・・」

「手拍子とかもダメだ」

「嫌よそんなクラシック」

「ああ、あった」

「ほほう」

「武富士」

「ダンスかよ!」

「盗聴」

−少々お待ちください−

「ただ今不謹慎な発言があったことをお詫びします」

「します」

「します」

「ちょっと黙れ」

「そういえばゴルフなんだけど」

「また無理矢理・・・」

「昨日ランキング見たら最高スコアが−32だったんだよね」

「・・・は?」

「ゴルフ知ってればいかにイカれたスコアか解るわね」

「一昨日までは−26だったんだ」

「それでもちょっと・・・」

「お前の最高スコアは?」

「あのシチュエーションだと−16」

「ハナシになってないな」

「でも京都府平均は−14〜−15で、一応上回ってた」

「東京平均が恐ろしく低かったのはなぜなんだ」

「東京なんて滅びてしまえ!」

−少々お待ちください−

「します」

「します」

「端折るなよ・・・」

「で、今日またランキング覗いたのね」

「暇な人間だ」

「そしたら最高スコアが−26に戻ってるの」

「・・・?」

「・・・?」

「やっぱり改造コ(削除)」

−少々お待ちください−

「します」

「します」

「だから」

「音の話は?」

「相変わらず「少年アリス」(坂本真綾)の事は書かないのね」

「タイマンでは普通に喋るよ?」

「タイマン?」

「リアルとかメールとか」

「なぜコンテンツに書かないんだ」

「東京なんて滅びてしまえ!」

「うるさいよ」

「あまり触れられたくないみたいね」

「どうでもいいがお前の寝場所の前方右部分に散乱してるのはなんだ」

「少女コミックと缶ビール」

「うわぁ」

「いやぁ、それほどでも」

「誰も褒めてねぇよ」

「最近布団に潜りながら缶ビール+少女コミックがマイ・ブーム」

「なんかすごく嫌だ」

「あとマイ・ブームて今使わないわ」

「じゃあ缶ビールと少女コミックがぶっちゃけ」

「意味解んねぇよ」

「じゃあ缶ビールと少女コミックがダウト」

「年がバレる」

「缶ビールと少女コミックが武富士」

「離れろよ!」

「どうでもいいけどお腹減ったな・・・。まとめようか」

「最悪だお前」

「斉射〜」


12月30日(火)
グロテスクな街に、眠れる君は王女。穢れることなかれ、清らなる微笑よ。

あけましておめでとうございます(フライング)。

さて、今日は今年の総括をしてみたい。
ゲームはゲームのところに、音は音のところに。
マジックは・・・書くこと無いと思うが、一応専用のコンテンツがあるのでそこに。

さて、今日はもう書くことが無くなった(えー?)。

嫌な人生だ。

コンテンツの刷新を図ろうと、
昨日深夜にいくつかのコンテンツを読み返した。
サモ3のキャラ考察で2箇所ほどテメェで受けた時はさすがに寂しかった。

いくつか消そうと思うコンテンツも、
少女コミック専用のコンテンツを作ろうかとか、
そういういくつかどうにかしたいとは思うのだが、まあ、面倒だ(
コラ)。

まず競馬の回顧。
競馬場は3〜4回行った。頑張った方だ。
来年はぜひとも重賞の日に行こう。人込みに慣れるべきだ。

GIの的中率は悪い。
やはりパドックを見れないのに予想するのは無謀か。
血統が第一だが、次点でパドックでの出来を重視する方なので。
でも今年は面白いレースが多くて楽しかった。来年もそう思える年であって欲しい。

一番興奮したのが秋華賞だろうか。
メジロラモーヌ以来18年ぶりの牝馬3冠達成のレース。
今の高校3年生が生まれた年以来、牝馬の3冠は成されていなかったわけだ。
どうもこの偉業が思ったほど重要視されていない事には危惧を覚えるが、仕方ない事なのかもしれない。

宝塚記念も興奮した。
どうやっても「強い馬」と見られなかった馬の意地。
ツルマルボーイ、タップダンスシチー以下を抑えたヒシミラクル。
残念ながら故障で秋以降は棒に振ったが、来年こそその勇姿を観続けたいと思う。

京都開催のGIでは他にマイルチャンピオンシップ。
神剣デュランダルの剛脚一気。久々に閃光のような末脚を繰り出す馬に出会えた。
スプリンターズステークスでビリーヴを破ったときには仇敵に思えて仕方なかったが、今はもう大好きだ。

武豊の年間200勝も脅威だった。
各スポーツ紙はこぞって「野球に例えれば打率4割」と書いたが、
個人的にはもっと上だと思う。5割と書いても納得する。それほどの記録なのだ。
人々は自身の想像の範疇を超える存在をただ「天才」と一言で片付けてしまうものだが、
やはり武豊についてもその形容以外で端的に現す事は不可能だろう。もう福永洋一をも超えたのではないか。

プロ野球。

セ・リーグでは我がヤクルト・スワローズは同率3位。
一応Aクラスとはいえ、同率だと前年の成績が反映されるため、実質は4位扱い。
高津も残りそうで、これといって抜けた戦力も無く、来年は冗談ではなく優勝をいただきます。
特に関西では阪神が沸いたが、来年はどうだろう。モチベーションの意味で連覇は難しい気がする。
一番恐く、一番興味深いのが中日。ズンドコ最下位かぶっちぎり優勝かどっちかな気がする。頑張って欲しい。

パ・リーグ。松井が日本を去り、
そしてローズが近鉄を、つまりパ・リーグを去った。
逆に新庄、バレンタイン、日ハムの札幌移転と、話題は多い。
ただ、プレー・オフ制が問題なく浸透するかどうかが疑問。個人的な意見としては反対。
反対だが、DH制も予告先発も、ファンの興味を引こうという努力は感じられる。この1年を注視したい。

えーっと、あとこっちで書けそうなのは読み物くらいか。
せめて月に1冊くらいは活字読まんとなぁ。年に数冊ペースだ今。
ジュヴナイル・ノヴェルはどうしても抵抗感があるので、この抵抗感を拭う努力をしたい。
でも、まあ、未読の小説なんて自身の年齢数くらいはありそうなので、別にそんな努力は必要無い。

コミックはもっと少年、青年系を読みましょう。読め命令)。
本棚がピンク色なのは性別&年齢を考えると留置場へゴー・オフ(
)。
そんな自分が大好きなことが問題だが、少女モノのほうが合ってると感じる倫理観こそが大問題。

当牧場。

とりあえず告訴されなければいいや()。
ここ2年くらい何のスタイルも変わっていないのはどうなのか。
せめてTOPページくらい刷新すればいいと思うが、気に入ってるのでダメ。
あとどんどん青&水色に塗り上げていこうと思う。そのうち文字も水色に(
読めねぇよ)。

更新速度はこんなもんだと思う。
1日1回以上の更新はもうクセになっている。
唯一自負できるのがこの更新頻度で、その分内容には目を瞑ってもらう(
)。

ここ数か月サモ3とゴルフのせいで他コンテンツの更新が出来てないが、
こういうのはバイオリズムみたいなもので、更新するときには勢いよく更新すると思う。
あといい加減「NANA」については解説したいが、よく考えるとあれは裏日記向けの内容になりそうなので。

あとオフ会はぜひやりたい気。
毎度毎度言ってるが、今年も言う。来年も言う(
ダメ)。
1日の来場者様数が100を越えれば、と思っていたのだが、
どうもイチ時期に比べて来場者様数が抑制されているので、
要するにドダイ無理

競馬専用の「any−horses」を数年ぶりに再開、
そして少女コミック専用の「comics−for girls−」(仮題)開設予定。
しかしそうすると本気でここに書くことがなくなりそうなので、かなり流動的ではある。

アクセス数は今でだいたい67,500くらいかな。
このまま順調に告訴されずにいくと、来年の今頃は100,000の大台に。
当牧場開設当初は「10,000超えたら閉鎖。恐いから」と思っていたが、今がその心境。
もちろん10万人が見るわけではなく、だいたい50人前後の方々が繰り返し来場されているのだが、
それでもその50名の方々が時間を割いてこんなところに足を運んでくださっているのかを考えると実に恐い。

マゾなのですか?失礼だろ)。

こんなところかな。
あとは各々のコンテンツで回顧できれば。
今日の深夜か明日に更新予定。これからご飯食べるので。

今後も当牧場をよろしくお願いします。


12月31日(水)
君が友達だと思ってくれるなら、・・・もしかしたら、俺たちは友達・・・かも・・・。

1年を振り返れる機会など、この年の瀬をおいて他にそうは無い。

緩やかでいい。穏やかでいい。
ただ振り返るだけの時間すら、貴重なものであるべきだ。

グラスに残る「人生」という名の液体は、
果たしてどれだけ、この世に注がれただろうか。

どうか、祝福と賛辞に彩られた1年でありますように。

傲慢ながらも、夢想であろうと、
そう思うことは決して罪ではなく、誰の心にも咎められるものでもない。

願わくば。

「ありがとう」と「おめでとう」で埋め尽くされる1年でありますように。

では皆様、良い年の瀬と、良い2004年を。


過去へ