夢幻の更新期


11月1日(土)
不幸を感じてる奴がいるなんて、俺、楽しかったから、気づかなかった・・・。

野球の日本代表とプロ野球選抜との試合を観ながら書いている。

わ、ワクワクするなぁ・・・!

1番西武の松井、2番ヤクルト宮本、
3番に日本ハムの小笠原、4番ダイエー城島・・・。

このメンバーで勝てなかったらもうどうしようもない。

さて、競馬。
日曜日は秋の天皇賞。
日本における8大競争の1つで、その権威は極めて高い。

2,000mという長くも短くもない距離が、
そうであるがゆえにいずれ劣らぬ超・一流馬が集う。
春の天皇賞は3,200mというGIレース中最も長い距離であるがため、
出走してくるメンバーがある程度限られてしまうが、秋の天皇賞は違う。どの馬にもチャンスがある。

そういえば秋の天皇賞のCMが流れている。
明石家さんまと武豊が会話しているCMだ。観た事ある人も多いと思う。

「秋の天皇賞は何回勝ったんやっけ?」

「3回ですね」

「スーパークリークとエアグルーヴと・・・」

「スペシャルウィークですね」

というヤツ。

この中で武豊がスーパークリークについて「大好きな馬ですね」と言うんだが、
実は競馬の世界に於いて、体面上、騎手が特定のサラブレッドについて言及する事は少ない。
これは競馬の根幹がギャンブルである、ということに起因するのだが(
何よりも公平性を重視しなくてはならない)、
それにしても堂々と、テレビCMでこの言葉を聞いたときには驚いてアホの子のように口をパクパクさせてしまった。

スーパークリークという馬はあのオグリキャップのライバルで、
諸説あるだろうが2,000mを越える距離ならオグリより強かったと思う。
もう1頭、イナリワンとで3強と呼ばれていたが、実質はオグリキャップとスーパークリークの2強だった。

印象深いのはオグリキャップが勝ったマイルチャンピオンシップ。
南井騎手がオグリキャップに、武豊はバンブーメモリーに乗っていたレースだ。
勝つのはオグリキャップだが、トンデモない後方から直線だけで僅差の2着に飛んで来たのが武豊。
愛馬のライバルであり国民的英雄でもあるオグリに対しての、空恐ろしいまでの執念を垣間見た気がした。

しかしこの翌週、オグリキャップはジャパンカップに出る。
そしてニュージーランドの伝説的名牝、ホーリックスと世界レコードの2:22:2というタイムで走破。

いやー、オグリって馬じゃないんじゃないか?

マイルGI勝ったその返す刀で2,400mのGIで同タイム2着。
しかもそのタイムが未だに破られておらず、破られる気配も全くない。

さて、話を秋の天皇賞に戻そう。
武豊と秋の天皇賞というと、勝った3度のレースも確かに思い浮かぶ。
特に府中の女帝、エアグルーヴを勝利に導いたレースは今でも鮮明に思い出せる。

だが、やはり語らねばならないのがメジロマックイーンの1件だろう。

1着入線も、レース中に斜行(要するに他馬の邪魔)を犯したため、最下位の18着となったレース。

2着入線のプレクラスニーに6馬身か7馬身くらいの大差をつけており、
レース後には武豊本人が勝利を確信してムチだったかゴーグルだったかをスタンドに投げ入れていた。

圧倒的な1番人気だったためにファンの歓声は怒号に変わり、
その映像はニュースでも流されるなど、JRA史上稀に見る珍事となった事件だ。

あれでメジロマックイーンはおかしくなり、
ジャパンカップは伸び切れずの3着、有馬記念はダイユウサクの奇襲にあっての2着だった。

懐かしい・・・。

っていうか年がバレる

今回の秋の天皇賞。
1番人気のシンボリクリスエスは大外18番に入った。
マックイーンが斜行を犯した原因は、東京競馬場2,000mのコース取りにある。
府中のこの距離はスタート直後すぐにコーナーに入るため、全馬が一斉に内に駆け抜けようとするのだ。

マックイーンも1番人気かつ大外18番枠だった。

東京競馬場には魔物が棲んでいると言われはじめたのはこの頃からじゃないかな。

牧場主のイチオシはロサードだッ!

・・・。

・・・。

・・・・・。

え、競馬新聞に印が1個も入ってないよ?

単勝倍率200倍を超えるって何?これは誤植じゃないの?

今回ゴーステディとローエングリンが前を競いそうだし、
何よりも改装後の府中は直線が気が遠くなるほど長い。さあ、出番だ!

・・・。

せ、せめて掲示板には入ってくれ・・・!

2番手はシンボリクリスエス。
確かに久々のレースがGIでしかも東京の2,000m、さらに大外。

この馬は多分何かに呪われているんじゃないか。

でも改装後は以前ほど露骨に不利ではなくなっているので、
純粋に能力を考えると2連覇があってもなんらおかしくはない。強いんだし、この馬。

3番手はローエングリン。
フランス競馬で揉まれた分タフになって帰ってきた。
潤沢なスピードで押し切る事も充分可能。1ハロン長いとも思うけど。

あとは良血馬のモノポライザーとトレジャーを応援。

結論。

◎=ロサード。
ハマった時の末脚って引けを取らないんだけど。
まあこれで本当に1着に来たら家でも建てようかしら(
馬券買いません)。

○=シンボリクリスエス。
大外枠は確かにキツいなぁ。特にこの舞台では。
でも割り切って末に徹すれば2着どころか勝ってもおかしくない。

▲=モノポライザー。
武豊がどう持ってくるのか。それに尽きる。

△=ローエングリン。
ペースやレース展開に依存するが、能力は高い。
つまり最後の1ハロンさえ我慢できる競馬になったら、この馬の出番だ。

×=トレジャー。
いや、実際馬券買うことになっても手を出さないけど(
コラ)。
好きな馬なので頑張って欲しいと思う。ベストは中山の1,800mかな?

あとアグネスデジタルも恐い。この馬節操無いから()。


11月2日(日)
世界が終わる日には、きっと雨がふってるんだ。

秋の天皇賞はシンボリクリスエスの圧勝。
2着にツルマルボーイが入り、牧場主イチオシのロサードは・・・。

あれ、出てた?

というくらい後方でフィニッシュ。
徐々に伸びてはいたんだけど。結構本気で期待してたんだが。
シンボリはもう能力の差としか言いようが無い。なんだあの勝ち方。意味不明。
前半1,000mが56秒台という狂気に近いくらいの超・ハイペース。マイル戦でも速過ぎる。

逃げ宣言をしていたゴーステディと、
3番人気だったローエングリンが共に競って逃げていたため。

56秒台というのはあの天馬、サイレンススズカのペースだ。
彼はその領域に踏み込んで、命を落とした。あれからもう何年になるのか。
秋の天皇賞には魔物が棲むといわれる。数々の波乱を巻き起こしたレースだからだ。

「絶対皇帝」シンボリルドルフは、ギャロップダイナの大駆けにあい、2着に敗れた。
1番人気、かつ1着でゴールした武豊のメジロマックイーンは、斜行を犯し、最下位への降着となった。
そして天性のスピードで日本競馬界を駆け抜けたサイレンススズカは、ゴールではなく天へと還っていった。

短い距離はスペシャリストが台頭する。
長い距離はレース中の紛れというものが少ない。

だからこそ連覇は珍しくは無い。
スプリンターズステークス2連覇のサクラバクシンオー。
菊花賞と2回の春の天皇賞を勝ったメジロマックイーンなどだ。

だが、その間の中距離ではまずない。
中距離のGIレースで代表的なのがこの秋の天皇賞だ。
そしてこれまで長い競馬界の歴史の中で、秋の天皇賞を連覇した馬はいない。

いや、いなかった。

秋の天皇賞が3,200mから2,000mになってから、
距離適正と年齢層の広さから、より一層熾烈な戦いとなった。

昨年はシンボリクリスエス。一昨年はアグネスデジタルが勝った。
そしてその両頭ともに、今回のレースに出走していた。これだけでも珍しい。

ローエングリンのレースには非難が集まるだろう。なにせ、負けたのだから。
あれで勝っていれば英雄扱いだが、こうなってはもう戦犯だ。人気を背負っていたのだから。
ゴーステディの2番手だろうと思っていたが、なんと逃げるゴーステディに競りかけて先頭を走った。

そして前半1,000mの通過が56秒台。

これで勝っていようものならレコードどころか1分56秒台という破滅的な走破時計になる。

そんなの、サラブレッドにも許された領域じゃない。

でも白熱したレースだった。
勝った馬があまりに強かった。それが競馬だ。

そして1週間挟んでエリザベス女王杯。
今度は女同士の頂点を決めるレースだ。こちらも見逃せない。

やはり女王、ファインモーションか。


11月3日(月)
この確信は強い。死よりも強い。絶対に。

世間は3連休なのか。

・・・。

まあ休みでも部屋の整理くらいしかすることないし。

・・・くっ、涙が

アホなこと書いてないで。
今日くらいは少女コミックも競馬も野球も避けようと思っていたが、
腰が抜けるようなニュースがディスプレイの前に飛び込んできたのはイヤガラセなのか。

ダイエー小久保、某球団へ

・・・。

今日は4月1日だっけかと本気でカレンダーを見た。
西武松井、近鉄ローズ、ダイエー小久保と3人いなくなるとパ・リーグはどうなるんだろう。

バレンタイン監督の千葉ロッテ復帰は嬉しい。
伊原監督がオリックスをどう立て直すのかも興味深い。
日本ハムのヒルマン監督だって2年目でようやく思い通りの野球が出来始める頃だ。

来年は上位と下位の3チームがソックリ入れ替わるんじゃないか?

それはないか。


11月4日(火)
気持ちを人に証明されないとわからないのか?自分の気持ちだろ?

どうして人が心を洗おうとすると!
人がせっかく少女コミックも野球も競馬も避けようとすると・・・!

王子・石川、結婚

が・あ・あ・あ・あ!
なんだと!?英語で言うとwhat!?

おっと、教養が溢れ出てしまう

しかも結婚しちゃったら王子じゃなくなるじゃないか。

「王様・石川」。

・・・。

イヤ

あと王子・石川のファン用掲示板とかすごいことになってた。
違う意味で小久保の件よりも熱い議論(
祝福と嘆きが同数くらい)だった。それはそれでどうなのか。

しかも姐さん女房だし。想像通り(えー?)。

あと下のほうで少し出ているが、高津がFA宣言したようだ。
ヤクルト以外の11球団の姿は見たくないが、メジャーなら見てみたい気がする。
実際問題11球団の中で手をあげそうな球団はかなり少ないはずだが、こればかりは本人の権利だし。

あーダメだ。

「王様・石川」の語感が頭にこびりついた。最悪だ。

そんな発想をする自らのボキャブラリーが最悪だ。


11月5日(水)−第1部−
予定調和の生ぬるい幸福より、美しい男と不幸な恋をしたいの。

今日は気分がいいぞ。
なにせ「野球→バレー」とテレビでスポーツ・コンボ。
両方とても楽しく観ている。バレーはたまに見るとすごく興奮する。面白い。

スポーツは観るに関しては何でも好きで、
特に好きなのが野球、バレー、ゴルフ、駅伝、相撲などが大好きだ。
逆にラグビーやアメフトはルールをイマイチ理解していないのであまり観ないが、決して嫌いではない。

サッカーも好きは好きなんだが、120分間予断を許さないので疲れる。
だからといってスポーツ番組などでゴール・シーンだけをダイジェストでも見ても何も面白くない。
ゴールに至るまでの一連の流れを見たいと思うのだが、流されるのはいつも蹴った瞬間から。うーん。

あとJ1チームですら全部言えないので好きだと公言できないかもしれない。
とりあえず京都パープルサンガとサガン鳥栖はとても似ているので覚えた(
それもどうか)。

京都パープルサガン鳥栖。

共通しているのはとても順位が低い事か

さて今日の日記はここからが本題だ。
さあ、どれを選ぶ。どれを選ぶのかと聞いてるんだ。
なに、何のことだか解らない?・・・そうか、さては当牧場の常連さんではないな?

「LaLa」系のどのコミックを選ぶのかと聞いて(削除)。

頑張れニッポン!()。


11月5日(水)−第2部−
何かひとつできるようになると、何かひとつ忘れちゃうんだ。じゅーよーなことを。

というわけで少女コミックネタだッ!(吹っ切ったらしい)。
あと「ヒマなんだね」とか言わないように。心の中で、そっと、解らないように、憐れむように。

さて、目隠しかルウトかホストクラブか迷ったものの、
3つ並べてみると明らかに異質で異次元で異様でいてインモラルな(
)ホストクラブにしよう。

というわけで「桜蘭高校ホスト部」(葉鳥ビスコ、花とゆめコミックス)2巻。
一応注釈しておくと「ホストブ」とは読まずに「ホストクラブ」と読む。「聞いてない」とかツッコムな。

心の中で、そっと、解らないように、憐れむなコラ(横暴)。

1巻のままのノリ、むしろより一層ハチャメチャな展開でもう頭が痛い。
読んでる最中はともかく、読み終えた後の読了感は
不意に崖から飛び降りたくなる作品だ

それくらい面白い。

褒めてるのか貶してるのか解らんな。

これ、主人公が女じゃなけりゃ何も面白くないと思う。
ありそうで無かった設定なので、こういうネタの割りにとても新鮮な印象を受ける。
牧場主のように、男性が読むとちょっとヤリ過ぎというか露骨に「そういうの」を押していてアレなんだが、

もちろん説得力は無いに等しい。

好きなキャラは男性は・・・男性は・・・うぅ(疲弊)。
ってかこの作品男しか出てこねぇじゃねぇか。しかもバカばっかり(
暴言)。
まあ環のバカっぷりとかはとても好き。でも本業ホストの方が読むと激怒しそうな気がするけど。

女性キャラならハルヒかれんげ。
一応注釈しておくと、れんげのようなキャラはリアルにいたら0.02秒で退散する。
前にも書いたが「バカ+天然+お嬢様+ヘンタイ+デンパ+オタク」。
北朝鮮も裸足で逃げ出す

なんか前書いたときより要素が増えてる気もするが気にしないでおこう。

この作品をジャンル分けする場合、「ラブコメ」は不適切。
ほとんどラヴった展開などはなく、となるとなんなんだこの作品は。

ヘンタイです断言)。

メチャクチャ失礼だな。
でもこういう何も考えずに読める作品は好きだ。

何しろ、牧場主はコミックに関してはすでに「生涯一」の作品がある。
それよりも好きになれる作品など誇張なく死ぬまで出逢わない確信があるので、
基本的にはこういった「手軽に楽しめてたま〜にでいいからまた読みたくなる作品」をとても好む。

でも女性の部屋に行ってこの作品が本棚に並んでいたら、
無言で、でも笑顔で、そしてさりげなくヒ素かサリンをバラ撒いて後にするだろう。

説得力は無いにh(削除)。

でもマジメぶったくだらない作品よりも、同じくくだらなくても楽しめる作品を選ぶよ。


11月6日(木)
いいとこのお嬢だからね。きっとままごと感覚なんだ。そう長続きはしないと思うけど。

マクドナルドの微妙なヒップホップっぽい曲を聴くとイライラしてくる。
あとNTT西日本のフレッツ用のCM。あのネコのやつ。あのネコが喋るとムカムカしてくる。
さらに最悪なのは前にも書いたがコカ・コーラ社のジョージアのCM。もう打ち切っていいと思う。

牧場主は気が短いのだろうか。

さて故意的に避けてきた総選挙のオハナシ。
小選挙区の方は光の速度で決まっているのだが、比例区で迷う。
これ、やもすれば矛盾を感じる人もおられるかもしれないが、そうおかしなことではない。

少しでも政治に感心のある方はパッと気づくだろうが、
京都府というところは小選挙区の全てで対戦構図が同じなのだ。

それは「自民vs民主vs共産」という戦い。
共産に投票するくらいなら
全裸で京都御所に特攻するので)、
実際問題としては2択になるんだが、実は民主党というのはメチャメチャ嫌いだったりする。
特に自由党と合併してから余計にそう感じるようになり、オザワは副総裁より魔界倶楽部の方が似合っている。

魔界倶楽部って?という人はその辺のプロレス好きに聞いてみようッ☆

てか外相にタナーカヤスーオって。

意味ワカランチン!(恥語)。

まあ一番何とかして欲しいのは経済でも年金問題でも安保問題でもない牧場主ですから。

観光立国、ってのには100%賛成だけどね。


11月7日(金)
あなたの絵を見ていると、世界の根源は、青くてやさしい所だって思うわ。

長嶋J.P.N3連勝!素晴らしい!
我がヤクルトの宮本がMVPで素晴らしい!
なんといっても失点が被本塁打1本の1点のみという安定ぶり。
さすがに窮地に追い込まれた韓国の粘りもあって接戦だったが、良い試合だった。

特に韓国の最後の打者が空振り三振の時、
この選手はしばらくバッター・ボックスで微動だにしなかった。
この敗戦で韓国野球はアテネへの道が閉ざされ、アジアからは日本と台湾が選出された。

当初の下馬評では日本と韓国が優勢だった。
どちらもプロ選抜で、リーグ戦も盛んだ。メジャー選手だっているほど層も厚い。
その韓国が初戦で台湾にサヨナラ負けを喫し、すべての計算が狂った。2勝1敗のラインが困難になったからだ。

決勝リーグの4チームのうち、中国は野球後進国だ。
野球の要である「守り」においてそれは顕著で、他国に並ぶにはまだあと数年かかる。
残りの日・韓・台が中国相手に全勝するとして、韓国と台湾のどちらかが日本に勝つとする。
となると対日本戦で投手力を使い切った国は、どちらかに敗れる公算が高い。すると、3カ国は2勝1敗で並ぶ。

しかし必勝体制で臨んだ台湾戦に、韓国は敗れた。
しかもサヨナラ負けという、精神的なダメージが残る結末で。
さらに対中国戦は勝利したものの、中盤までで僅か2点のリードしか奪えなかった。

今回の対日本戦、韓国の選手たちの心中はいかようなものだっただろう。

あの最後のバッター・ボックスの選手はバットが空を切ったとき、何を思っただろう。

日本の選手が日の丸を背負い、国民の期待をも一身に背負っていたのと同じように、
彼の身にも、同じ国民の期待や国の威信が覆い被さっていたのだろうと思う。酷な話だ。

勝った背景には敗北がある。

だからこそ、戦いは美しい。


11月8日(土)
みんなが違う夢を見て、少しづつ背を向けて生きてるって気楽ですもの。

投票時間を延長しちゃうのはどうかナー。
現状は07:00〜20:00でこんなものじゃないかと。

でないと選挙中継を呑みながら観れないじゃないか

そんな理由もどうか。

あと京都パープルサガン()が勝ちました。ビックリ。
サッカーは選手と監督の入れ替わりが激しくて覚えられないんだが、
やはり人一倍郷土愛の強い、てーか京都以外は滅んで良し!と考える牧場主なのだ(
)。

でも京都ってなんであんなに弱いんだ。

そうだ、ホシノさんに監督してもらえば!

・・・

なんとか残留してくださいよろしくおねがいします。


11月9日(日)
何にもいらないの。ただ、愛させてくれればいいの。

投票速報番組をハシゴしまくっていたので遅い更新です。

某番組で「私は未成年ですが、選挙に行きたいと思っています」みたいな発言があった。
なるほど。この国の若者ってバカばかりじゃないんだな、と少しだけ見直した。あんまり良い印象はないので。

あとは若者がコンビニ前でのバカ座りをしなくなったらこの国は先進国だろう。

「若者」と十羽一絡げにされる不快感は他にぶつけよう。お門違いだ。

結構関心度の割りに日記に書かなかったのは歓迎されないだろうから。
政経問題は浅学ながらも新聞は毎日海外欄以外を読破する人なので、興味・関心はある。
今回の総選挙も昨日まで比例区でどこに入れるか迷っていたが、HPなどを回って最終的には自民党に入れた。

もう少し正確を期すなら、民主党のまにへすとが信用ならなかった。
公明党、共産党を書くくらいなら舌噛んで皇居前で裸踊りしながら憤死するほうを選ぶ。
瓦解寸前の社民党はまず第一声が「憲法」なので目線をアサッテに向けたまま選択肢から削除された。

牧場主は選挙の場合、すべての価値観をリセットし、
現状を踏まえた上で出来るだけ客観的に選ぶ事にしている。
言葉で言うなら牧場主は「無党派層」だが、しっかり信念を持ってるほうなのでこの言葉は嫌いじゃない。

無党派層だけどこれまでの選挙は100%自民系に入れてるんだよなぁ・・・。

ちなみに2大政党制には反対だったりする。どっかで書いたな。

あんまり面白くない日記ですいません(だから書きたくない)。
明日は競馬日記です。久々に競馬場行ってきて吐血するくらい損をしてきました。

少しウソですが。


11月10日(月)
絶滅した、その鳥の、最後の一羽は、どんな風に、死んだんだろう。

競馬は良い。目の前で観る競馬は何とも筆舌に尽くし難い迫力がある。
パドックで目の前を周回するサラブレッドの美しさは、他のどんな種族をも凌駕する。

だから、決して損をしてもヘコまないようにしたい

まず先に使った金額を記してみたい。
車で行ったので駐車場代が¥2,000。この時点で意味不明だ。
周辺の個人経営の駐車場(
駅前にあるような)は¥1,000以下だ。さすがJRA。火を放ちたい

なら安いところに停めればいいだけの話だが、
その分歩く事を強要されるので、そんな苦難を味わうくらいなら払う。
京都競馬場の駐車場から施設内へ歩く時、それなりに長いトンネルを歩く。
帰るときに激損をしていると、このトンネルが非常に鬱な気分にさせる。一度お試しアレ(
)。

そして諸経費。
まずはヤキソバだ。¥410。何が「まずは」なのか。
新聞代も¥410。ガソリン代は多分¥500くらいかな。解らないけど。
あとは飲み物代と小腹が空いた時用のヤキソバ代が合計¥700くらいかな。

ツッコムな

そして肝心のギャンブル代。さすがにここまで来て観るだけで帰ったりはしない。
競馬は基本的に1日12レースある。そして競馬場内では他場の馬券も買える。不幸な事に(
)。
最終的に京都の12レースと、東京の11レース、12レース、福島の11レースと合計15レース分も賭けた。

普段はパドック(馬がぐるぐる回るアレ)を直に見れない他場の馬券は買わない。
だが、幸か不幸か京都の3レースを終えた時点で2つも獲ってしまうという事態に陥ったため、買った。

当たったら当たったでロクなことがない。

馬券代は基本的に1レースにつき¥1,000と決めている。
ただメイン・レースだけは奮発して¥2,000と行く前から決めていた。
そして他場はメインでもなんでも¥1,000。パドックを見れない分自信が無いためだ。
というわけで馬券代で¥16,000。この1日、しかも半日程度で、支出合計は約¥20,000となる。

どんな富豪なんだ・・・。

さて、誇張なく本気で¥20,000の全損は覚悟していた。
だから行きたくても年に数回しか行かないのだ。自宅で馬券が買えるといいなといつも思うが。

翌週に破産している可能性は極大

しかし。さすがに15レースも買うと当たりもする。
真っ先に買った第1レースで的中とは幸先が良かった。

第1レースは1,200mのダートの2歳未勝利戦。
パドックでぐるぐる回るサラブレッドを観ていると癒されるのが解る。
パドックで一番良く見えたのは2番の馬だった。人気は5番人気。微妙だ・・・。
次に良く見えたのが1番の馬で、こちらは2番人気。決まった。この両頭のワイド(
という馬券の種類)だ。

この1点では心許ないのでもう1点。
こちらもパドックで良く見えた武豊が乗る6番の馬。
しかしガチガチの1番人気だった。結局ワイドで1−2と2−6の2点を¥500づつ。

結果。

1着1番2着2番で的中〜。
2番の馬がそこそこ人気程度だったので、¥500が¥5,150になって返って来た。

武豊の馬はどこへ行ったのか知らない。コノヤロウ!)。

第2レースは第1レースとほぼ同じ。
パドックの最前列でぼんやりと馬を眺めていると1頭と目が合う。
2番のダークコンダクターという馬。おお、名前もカッコイイじゃないか。お前に決めた!
どういう馬なんだと新聞に目を落とすとまあなんて人気の無い馬。
印がついてませんよオクサマ!)。

馬体もそれほど良く写らなかったので抑えに留める。
軸はパドックで良く見えた6番のガチガチの1番人気馬。
もう1頭は純粋にパドックのみで決める。6番より良く見えた8番の馬だ。

自信があったので馬連で6−8。
あとは人気の6と目が合ったダークコンダクター。ワイドで2−6。

結果。

1着は2番人気の5番。
2着に軸の6番が来た。さらに3着に8番。

おっ。

外れじゃねぇか

勝ったルタンティールという馬も気にはなったが、あまりに人気なので無視した。
買い目は間違っていなかったものの、馬連で買って2着3着は本気で泣きたくなってくる。

あとダークコンダクターは何着か知らない。目が合ったのは「俺を買うな」というサインだったのか。

3レースはダートから芝のレースに変わっての2歳未勝利戦。
京都の内回りは上がり勝負(
スパート勝負)になる事も多いが、まず前は止まらない。
パドックで馬体チェック。完璧に仕上げられたサラブレッドの美しさは1度見てみる事を本気でオススメする。

3番の馬と5番の馬が良く見えた。
人気に目を落とすと、3番は3番人気くらいで5番は6番人気。
基本的に牧場主はまず血統ありきで、次にパドックを重視、そして持ち時計、近走の順。
逆に全然信用しないのが調教で、練習で走っても本番で走れない事があるのは人もサラブレッドも同じ。

3番と5番のどちらを軸にするか迷ったが、人気の3番にする。
あともう1頭ヒモ用に流す馬を血統から10番に決めて、ワイド3−5と3−10に¥500づつ。

結果。

1着2番2着3番3着5番で我ながら会心馬券。
ワイド3−5が的中し、¥500が¥8,000になって返って来た。

正直マジメに働くのが億劫になる瞬間だ

この時点で帰れば目標の「携帯機種変更代」を儲けてエンドだ。
だが、もちろんそんな選択肢はありはしない。この時点で午前11:00頃。

儲かってるのと小腹が空いたのでヤキソバを食す。
相変わらず美味い。大好きだ。ただ寿命は1〜2年縮んでると思う。

そして4レース以降は明日の日記で。

もちろんこのまま終わりはしない。


11月11日(火)
一番きらってるのに、一番とらわれているんです。そういう世間の見方に。

11月11日になると毎年思い出す。
中学の時、同級生の1人が「11月11日11時11分11秒ってすげー」と騒いでいた。
牧場主の出身中学は腕時計などの余計なモノは立直一発で没収の憂き目にあう学校だった。

その11時〜の時間帯は確か3時間目だったと思う。
その時間が迫ってくると教室中妙に慌しくなってくる。平和なところだ。
そしてその瞬間を迎えた時、その同級生は冗談ではなく「イエー!」と奇声を上げた。

その1分後、彼は廊下にいた

隠し持っていた腕時計は没収された。

さて昨日の続き、競馬場記第2部。

3レースまでで2つ勝ち、約¥10,000の浮きで迎えた第4レース。
芝1,600mの新馬戦。つまり全馬がデビュー戦という新鮮なレースだ。
たまに我を忘れてカーブを曲がらなかったりする馬も現われて楽しい。その分馬券は難しい。

新馬戦のパドックはあまり解らない。
よって一層血統を注視するのだが、もう1つ、重要な要素がある。

馬名だ(えー?)。

もう解らないのなら名前で買う。
よってミスティックエイジ、オーガストバイオ、オデット、フォグサイド、クールタクティクスの5頭。
しかも馬券の種類中最も当てにくい3連複のボックス(
全通り組み合わせ)を¥100づつ。計¥1,000。

選んだ5頭が上位3着までを独占すれば的中。
逆に言うと、それ以外の9頭のうち1頭でも3着以内に入れば外れとなる。

もちろん当たるわけがない

1着ミスティックエイジ、2着オーガストバイオ。
ここまでは見事。しかし3着パラダイスチェリー、4着オデット、5着パワフルタッチ。

3連複で1着2着4着かよ・・・。
オッズは多分30倍くらい。これはヘコむ。

5レースは障害戦。
新馬戦以上にどう買っていいものやら。
名前と落馬率の低い馬を適当に選んだワイド2点。

こういう方が当たる。

1着オートジェット、3着スリースクランブルが的中。
ただ結構人気だったらしく、¥500の馬券も¥2,900になっただけ。約6倍か。

6レースから後半戦。
サラ3歳以上芝2,400mの500万以下別定戦。
このレース名の意味が解らない、と昔聞かれたことがある。
「サラ」はサラブレッドのことで、JRAの競馬場ではサラブレッドでない馬は走らない。
つまりこの「サラ」は無視して構わない。サラブレッドでない競走馬にアラブという種類がいるが、考えなくていい。

3歳以上はそのまま。2歳は出られない。
サラブレッドの競争寿命は平均すると2歳〜6歳。
健康で丈夫な馬は10歳近くまで走るものもいるが、基本的にピークは3〜4歳。
このレースはサラブレッドの3歳以上の馬が芝の2,400mを走る、というレースになる。

問題はここから。まず500万以下。
競走馬はレースに勝つとランクが上がる。
まずは新馬。さっきも出たがデビュー前の馬のことだ。
そして未勝利。デビューはしたもののまだ勝ったことのない馬。
そしてこれ以降は勝ったレースの賞金額によってランクがどんどん上がっていく。

新馬(未勝利)

500万以下

900万以下

1,600万以下

オープン

一応簡単に説明するとこうなる。
そしてオープンのレースはさらに4種類に分かれる。
まずはそのまま「オープン戦」。そして「GIII」→「GII」→「GI」の順に高くなる。

だいたい1勝づつクラスが上がっていくと考えてもらっていい。
しかし1回勝った馬がGIIIのレースに出て勝つことも普通にあるし、
1,600万以下の身でGIを勝つ馬だって珍しくない。こういうクラス分けが複雑なのは日本競馬だけだ。

別定戦とはレースの条件のこと。
他に定量戦やハンデ戦などがある。定量戦は全馬一律同じ斤量を背負う。
ハンデ戦はハンデキャッパーと呼ばれるプロが、弱い馬の斤量は軽く、強い馬は重く設定する。
ハンデ戦は出走する全馬が同時にゴールするようにハンデをつけるのでとても面白い。
馬券はイラクより荒れる

今回の別定戦とは前もって定められた斤量に従うレース。
例えば女馬なら2kg軽く、とか、これまで2回勝った馬は2kg重く、というように。
3歳以上となると3歳も4歳も5歳も出れるので、年齢によるハンデもつくが、基本的には獲得賞金がモノを言う。

お解りいただけたかな?

馬券の結果は武豊が来なかったら当たったかも。この日は武との相性が最悪だった。

6レースを終えて3戦3勝。これでも上手く行き過ぎている。

第7レース。
サラ2歳芝1,400m500万以下別定戦。
これは2歳馬しか出られないレースになる。そして1回以上勝った馬のレース。
2歳の馬は2回以上勝つとオープンに属する。900万以下や1,600万以下の2歳馬というのは存在しない。

パドックで最も良く見え、血統も近走も絶好条件だったフィルハーモニーという馬。
ものすごい名前だが、この馬を軸にして2頭に流すワイド。牧場主はワイド派だ。何も言うな。

フィルハーモニー5着。いやん。

第8レース。
コンフェッションは2着に来たが相手のジェットセッターが不明な位置に。いやん。

第9レースは醍醐特別。
3歳以上芝の1,200m1,600万以下別定戦。
1,200mという距離は主な距離の中で最も短い距離であり、
人間の陸上でいうなら100走に近い。非凡なスピードと一瞬の瞬発力が必要となる。

結果。

いやん

さて、連戦連敗の過去を振り返ると崖から身を投げ出したくなる。
よって牧場主がどういう日に競馬場へ行くのかをここに記してみたい。

い出よデジカメ!()。

駐車場風景。
第1レースのパドックがはじまる前くらいの時間だ。
見て解るようにガラガラ。そりゃ駐車場代が¥2,000だもんな。
しかしこれがGIの日となると祇園祭も泣いて謝るくらいにごった返す(
)。
1度GIの日に車で来た事があるが、冗談ではなく、
この駐車場から出るのに3時間かかった

しかし右の赤い車。思わず隠したが公用車だったぞ。
しかも明らかにどう考えても競馬場には縁のないお仕事の。デイサービスだ(
隠せよ)。

パドック。2階をブラブラしながら撮ってみた。
中央部分からサラブレッドがゾロゾロ出てきて、逆時計回りに数分間周回する。
そして「とまーれー」の号令で騎手が乗り、1〜2周するとまた中央部分から出て行く。
牧場主は京都と阪神と中京しか行ったことがないが、その3場なら京都のパドックが一番見やすい。

パドックその2。写真で見るとチャチいが、
目の前をサラブレッドが歩くとその迫力に圧倒される。マジで。
この馬は終始イラついていた。このように首を擡げたり。「うおー、放せー」と言ってるように見える。
この馬は第6レースに出たビーオンザムーンという馬。名前はカッコいいが掲示板に載る事もなかった。残念。

さて明日で競馬記最終回。

まだ続くのかとか言うなコラ。


11月12日(水)
むしろ成熟してしまったらおしまいなのかもしれない。そこからは平安以外の何物も生まれないからね。

競馬記ですすいません。
9レース終了時点で3勝6敗。浮いた分もそろそろ尽きようとしていた。

第10レースは花背特別。
軸に選んだ馬がまた意味不明な位置に沈む
流した馬は来たがそれは余計にストレスを溜める結果となる事を知る。

この10レース、名前で決めたルポルタージュは3着に来た。
しかし武豊騎乗の馬が2着に来て思わず叫んだ。なんでやねーんっ!(
関西弁)。

11レースはメイン・レース。
そのカシオペアステークスは芝1,800mのオープン戦。
前日に予想紙を買って真剣予想。このレースだけはマジで獲りに行った。

あとは当日の馬体重&パドックでの気配。
よもや見れるとは思わなかったGI馬、エイシンチャンプは5ヶ月振りのレースで+30kg。
パドックで見ているといかにも重い。腹回りがでっぷりとしていて、とても1,800mを勝てるとは思えない。

ダントツの1番人気という事もあり、思い切って切る。
思い切らないと切れないのは能力だけなら間違いなく抜きん出ているからだ。
競馬は誰が何をどう言おうと、強い馬が勝つ。強さとは何かと言うと誰よりも速く走る能力に他ならない。

2歳王者決定戦でサクラプレジデント以下を撫で斬った。世代ではトップクラスだ。

軸に選んだのはヒマラヤンブルー。6番人気の馬だ。
父ネーハイシーザーは、種牡馬としてはイマイチだが、秋の天皇賞を勝った快速馬。
血統もそうだが、まず近走が0.5秒以上離されない安定振りが目を引いた。このクラスならより重視だ。

パドックでの気配もまあまあ。
特別良かったわけではなく、むしろエリモピクシー、メイプルロードが良かった。

しかし何よりも重視したのが展開。
京都の内回りは確かに瞬発力が必要となる。
ただ、今回はGIが出てきている。そして素質馬、ヤマニンセラフィムも。
この2頭は後ろからの競馬をするので、全馬がこの2頭を気にし、スパートが遅れ、前が止まらなくなるだろうと。

このメンバーで絶対前へ行くのがマイネアイルとヒマラヤンブルー。
しかしマイネアイルはやや外枠で、かつ父キャンディストライプスを考えると1,800mはギリギリ。
ならば中距離で快速を飛ばせ、瞬発力勝負になると弱いが非凡なスピードを持つヒマラヤンブルーを。

ワイドでダメ)。

相手は人気薄に流した。儲けたいからだ。
人気馬を総消しして、3着まではありそうな馬4頭に流す。各¥500で計¥2,000。

結果。

1着プリサイスマシーン、2着ダンツジャッジ、3着ヒマラヤンブルー。

メチャクチャ自信あったのにヒマラヤン3着・・・。
一応1着の馬に流していたため的中は的中だが微妙にやりきれない。

しかもゴール板前で見ていたが、
逃げるヒマラヤン、ラスト200mで急に脚色が弱まる。
軸が消える事に恐怖した頭脳が牧場主の口を勝手に動かす。

「ゥオラァ!四位!←騎手の名前、来んと殺すぞコラァッ!!」

ガラ悪ぃ・・・。

そして「ヒマラヤン!!」と「粘れ!」を交互に10回ほど連呼。
馬券買わずに観る競馬も確かに面白い事は面白いが、賭けていると熱の入りようが違う。

リアルな牧場主をご存知の方は結構意外に思われるかもしれないが、
競馬場ではさすがに牧場主も声を張り上げます。我を忘れて絶叫します。マジ。

一応的中。
¥500が¥5,300になるも、無念感の方が強い。

そして京都12レースと、
パドックを見れない東京11、12レース、福島11レースは負けた。

全成績15戦4勝11敗。

使った金額、約¥21,000。

獲得賞金額、¥21,350。

+¥350という結果。

ぎにゃぁぁ奇声)。

そりゃ損をするより何倍もマシだけど・・・。

ガキの使いじゃないんだから・・・。


11月13日(木)
そして、いつか、君のような夢をみたい。君のように、笑いたい。

諸事情で久しぶりに「DIVE」(坂本真綾)を聴いた。
やっぱり詞と曲は素晴らしいけどボーカルがなぁ、という感想は変わらない。
ただやはり今と昔では好きになる曲というのがガラリと変わるのは面白く、新鮮だ。

さて、競馬記は終わった。
中には「今日はどうせ「
NANA」(矢沢あい、りぼんマスコットコミックス(クッキー))」と勘ぐる人もいるかも。

違う。

女王様の犬」(竹内未来、プリンセスコミックス)5巻の方だ。

「方だ」じゃねぇよ

ここのところ、急激に1日の来場者様数が激減している。
どうしてだろう、と思うまでもなくまあそりゃそうだろうと思うので(
思うなよ)、
その辺はまあ気にしないというか気にならないわけではないがどうしようのないものだ。

しかし日記の内容が偏るのはいただけない。
遡っていくと「競馬」×3、「選挙」×2、「スポーツ」と来て「少女コミック」となる。

ちなみに前回の少女コミックネタは例のホストのアレだ。
そっち書いて「
目隠しの国」(筑波さくら、花とゆめコミックス)とか書いてないのはどうかと思う。

そういう意味の解らないところで偏りを避けているようだ。

「ようだ」じゃねぇよ


11月14日(金)
他人に傷付けられたり、傷つけたくないと思うならば、わかってもわらない方がいい。

先月末辺りに、たまたま覗くと更新されていて驚いた。
もうこのまま更新せずに野に埋もれてしまうものだと決め付けていたからだ。

どうした「ZENER WORKS」!?

え、「ZENER WORKS」を知らない?あ、そう。
ゲームの開発をしている会社で、代表作多分PS2の「ボクと魔王」。
だがしかし!ここはボクまおではなく、牧場主をオタク道に引っ張りこんだ凶悪の作品、

そう、「Little Master」の制作会社だ。

「そう」っても誰も解らん気がするが。
特にスカッシュとライム姫に出逢ってしまったことが今の牧場主がある気がする。

しかし中学生当時ですでにライム姫と同じくらい男性キャラにトキメいていたとわ・・・。

神様っていないんだ)。

更新後のHPではそのライム姫の御姿を拝見できます。
なつかしー。特に「3」の姫はゴッテゴテ。いいね、それでこそ姫だ!(
)。
更新されたという事は活動してるという事で次回作にとても期待。出るまで死ねない。

でも以前にはあった次回作の案内が・・・。

「Little Master」の新作のはずだったのに・・・。

うわーんっ!!


11月15日(土)
それはオロカシサじゃなくて、心意気というものよ。

さあ、明日はエリザベス女王杯だねッ☆

女性限定のGIレース。
3冠牝馬のスティルインラブはもちろん、
去年の女王スマイルトゥモロー、一昨年の女王レディパステルも出走。

さらーに遠くフランスからやってきた2頭の牝馬。
アナマリーとタイガーテイルも要チェックだ!みんな、準備はいいかなッ!?

・・・。

なんかアホらしくなってきた暴言)。

とりあえず競馬を知らない方へ向けてどう説明するレースなのか。
エリザベス女王杯はつまり、「マリア様がみてる」みたいなレースだと表したい。

たぶん違うけど

あと読んだ事もないし、つまりよく知らないし。

牧場主本命はローズバドで。
もちろんお母さんのロゼカラーに惚れていたから母娘共に追いかけている。
ここんところ凡走が続くけど、京都の2,200m外回りはこの馬にとってベストと見る。
年齢を重ねてズブくなってきているので、距離が長い分は歓迎だろう。差す馬なので外回りも歓迎。

ただ大外枠に入ったので、横山には上手い騎乗を迫られる。
もちろんGIレースは人馬共にパーフェクトのレース運びをしないと勝てないものだが、
いかに長丁場といえど大外枠は不利もいいところだ。これで京都でなかったら即消しだぞ。

対抗はスティルインラブ。
生きてる間に出会えるとは思っていなかった牝馬3冠馬。
これがどれほど偉業なのかは競馬を知らない限り永遠に解らない。競馬は人のみのスポーツではないからだ。

抜群の競馬センスと賢さ、柔軟性と、メンタルな強さは世代を問わずトップの域。
得意とするレース展開こそ持たないものの、逆に言えばどんなレースにも対応できる強みがある。
同世代のアドマイヤグルーヴがどうしても末を活かさないと持ち味を発揮できない弱みを持つのに比べて、
スティルインラブはペースが落ち着こうが速く流れようが、瞬時にギアを切り替えられる器用な脚と、性格的な強さを持つ。

アドマイヤのようにハマると絶対負けない、という要素はないが、
やはり安定して強さを発揮できる点を評価したい。アドマイヤには負けてないわけだし。

3番手はレディパステル。
前哨戦である府中牝馬ステークスの勝ちっぷりがなんとも。
あのレースはスマイルトゥモローの久しぶりに見た「大逃げ」が印象的。
なんというか、本当に久しぶりに開いた口が塞がらないレースというものを見た。感慨深い。

そのスマイルトゥモローを落ち着いてぶち抜いた強烈な末脚。
ローズバドも豪脚で突っ込んできたが、脚色はほとんど変わらなかったさすが女王。
パッと眺めた際に逃げるのがヤマカツリリーくらいしか見当たらないが、別に後ろにこだわる馬でもないし。

まとめ。

◎=ローズバド

差し切れ。以上。

○=スティルインラブ

3冠牝馬。勝って欲しいが疲れもあるだろうし。

▲=レディパステル

女同士なら負けないとも思う。

△=ヤマカツリリー

逃げて展開が向けば。雨振降ってたし、時計がかかればなお。

×=タイガーテイル

外国馬2頭なら人気の無い方が来る。・・・気がする。

あとスマイルトゥモローのレース振りに期待。
また前走のようにマラソンをハナから全力疾走するような女王を見たい。

それで3着に来たんだから前走は評価できる。

飲んでたコーヒーこぼしたけどな!


11月16日(日)
流れていた時間が、突然止まり、瞬間が金色に結晶していく。

作詞家や言葉を操る人に関しては、たった一言で「参った」と心で土下座する事がたまにある。
その人に関してはもう盲目なまでに倒錯し、俗っぽい言い方をすると「信者化」する。実に解りやすい性格だ。

ただ、そんな事例はそう多くない。数年に1度くらいだろうか。
言葉を操る、とはこの場合作詞家以外にも漫画家や小説家、大きく広げてのライター全般も指す。

作詞家の場合は岩里祐穂に尽きる。
なんというか、どう表していいものか解らないが、波長が合う、とでも言うのだろうか。

「そして、叶わなかった夢や願いは、いつか空の藻屑となり、土に還ってゆくのですか」。

とある曲でこの詩を喰らって、「ああ、もう逃げられないな」と覚悟した。

さて、話はメチャクチャ変わるがエリザベス女王杯。
勝ったのは2番人気の武豊騎乗、アドマイヤウルーヴ。
なんでやねん関西弁)。
2着にはハナ差で3冠牝馬スティルインラブが入り、この世代がいかに強いかを示した格好となった。

3着にタイガーテイル。
本命ローズバドは5着。2番手のスティルインラブは2着。
3番手評価のレディパステルは4着で、ヤマカツリリーは7〜8着。
そして×評価のタイガーテイルが3着と、勝った馬以外はみんな掲示板に載った。

それがダメんだろ。勝ち馬を当てろよ。

良いレースだったけどなぁ。
あの展開が・・・。スマイルトゥモローはいつの間に大道芸人になったんだ。

人じゃなくて大道芸馬か。

いやどうでもいいよ

前半1,000m通過タイムが57秒台って・・・。

なんでそうフル・マラソンをスタートから全力疾走するような真似を!?

でもこういったレースでハナ差2着なんだからスティルインラブは強い。

しかし勝った馬はもっと強い。

それが競馬、それも競馬、これも競馬ということか。


11月17日(月)
そう思うなら、おまえが、なんとかしてやれよ。憎まれ役は、俺の専売特許だ。

タクミはキチクだと思う(えー!?)。

えー、まあ今日も何事もなく過ぎた1日なんだが。
こう、特に面白い事もないのなら過去の記憶からネタを引っ張り出さねば。

朝から車で走っていると、いつも以上に学生が多いことに気づいた。
時間としては正午前。学生時代は遠に過ぎたが、まだ昼休みには至っていないはずだ。

結局何かの行事だったらしいのだが、遠い目をしながら昔を思い返す。

高校時代、昼休みの記憶ってほとんどない。

なぜか。

昼休みとは「登校or下校」の時間だったからだ

〜とある昼休み〜

「うーっす」

「お、牧場主(仮名)だ。今日は昼登校?」

「いや、顔出しただけ。これからバイトして帰るわ」

「何しに来たんだ」

「図書室に本借りに」

ああ、よく考えてみると、この頃ってレンタル行為出来てたな。
牧場主の高校時代は読書と演劇とバイトで記憶の99%を賄えてしまうんだが、
特に1年の頃は思ったより面白くない高校生活を読書で慰めた。授業中も放課後も読んでた。

しかし自慢じゃないが定期考査も別段悪い成績だったわけじゃない。

もちろん良くもないが

〜とある昼休み終了2分前の図書室〜

「あ、牧場主君(仮名)。休み終わるよ」

「先生、場所借りていいっスか」

「なにするの?」

「小説書くの」

「これから5時限目だけど?」

「授業中は原稿を取り上げられるんだよ」

「それは君が悪いんじゃないの?」

「別に授業の邪魔してないから構わないかと」

「そういう問題じゃないの。先生は?」

「教室じゃない?」

「いや、許可取ってるのか、って聞いてるの」

「くれなかった」

「戻りなさい」

「そう言われて戻る人間じゃない事は解ってますよね?」

「・・・」

嫌なガキだ!
牧場主なら2言目を発する前に張り倒す。
でも中々話の解る書士さんだった。・・・単に諦められていただけという気もするが。

でも素行不良なガキではなかったのだよ。
ちゃんと出た授業でも周りに迷惑はかけなかったし、
赤点とったり補習に出なくちゃならないような事態も避けてきた。
自分で言うのも何だが頭は良くなくても要領は良いので、点を取ること自体はそう苦じゃなかった。

言い方を変えると身になっていない、とも言う。

なんか、書いてて自分がすげーダメなガキだったことを誇示してるだけの気がする。

まあ牧場主のように頭悪くてもテストで悪くない点取ってりゃ文句言われないし、
自分以外の誰かに直接迷惑をかけてるわけでもないので良心もそう痛まないしと割り切っていた。

演劇やってた頃は多少マトモになるんだけどね。


11月18日(火)
君の抱えてる荷物の方が重そうだな。半分持たせてくれよ。

おそらく、ロマンチストな上に一途なんだと思う。
1度信用すると、よほどの裏切りを喰らわないかぎり、自らを曝け出す。
ということはつまり、よほどの事がない限り、人を信用するというところまで仲を深めない。

現在リアルに交遊のある方というのはそういう方たちだ。恥ずかしいのであまり言わないが。

ではどういう人に惚れるのか。
惚れるというとラヴっぽいイメージがあるが、
牧場主の場合は信用そのものが惚れるという感情に近い。

簡単に言うと、牧場主の世界観を広げてくれる方に弱い。
もっと簡単に解りやすく言うと、知らないことを教えてくれる人というのにすごく弱い。
これはリアルに知り合った方はもちろん、何かの作品のアーティストや作家、シナリオ・ライターも含む。

これまでに何度か書いたし、これからも何度も書くが、
牧場主はほぼ100%、まず最初に人は見た目で判断する。
確かに良い事だとは思わないし、もし自分に子供がいればそういう教育はしないが、
どうしても、これは特に同性にだが、外見で「ああ、こういう人とはお近づきになりたくないな」と判断する。

そして何かの因果で知り合っても、
かなり人見知りするのに加えて一定以上の距離を置こうとするので、交友関係は驚くほど狭い。

この距離は時間と比例して縮まっていくが、
見切りをつけるとその時点で係わり合いを避ける。プライベートでは。
意外と当牧場は学生さんが多いのでここには注釈をつけておかないといけないが、
社会人になると自分と合いそうにない人だからといって、その人との関係を無碍に破壊することは出来ない。

出来ないことはないが、それは往々にしてメリットよりデメリットの方が大きいから、まずしない。

学生はそうでもない。
「仕事としての付き合い」、つまり自らが喰っていくための付き合いを必要としないからだ。

だから学生にストレスは無縁なのだ。
こう書くと当事者は不快感を持つのだろうが、
ハッキリ言って学生のそれは社会人のそれと比べてあまりにも微塵だ。
そしてそれに対して憤りを覚えることは筋違いであるし、愚かなことでもあると思う。

牧場主は、裏の方では書くかもしれないが、
少なくともここや表立ったコンテンツでは絶対に愚痴を書かない。
それどころか常連さんには思い起こして欲しいが、「忙しい」、「時間がない」という表現も絶対にしない。

誇示することではないからだ。

もしあったとしても、必ず茶化している。
しかし、だからといって「そうするべきだ」とは思わない。
それぞれの事情、思念、主義、思想があるからだ。押し付けやしない。

ただ単にそういう事を書いても誰も喜んでくれないだろうな、と個人的に思っているからに過ぎない。

仕事の事も同様。これまでほとんど書いてないはずだ。

だから、そういう事をほとんど書かないテキスト・サイトは1日何回も行く。
迷惑甚だしいだろうが、好感を覚えるし、そういうところでないとブック・マークしないという背景もある。

そして、多分そこの管理者に惚れていると思う。

これはつまり、人を「外見でない見た目」で判断していることに他ならない。

繰り返すが、「そうするべきだ」と押し付けているわけではない。
そう感じることは自由だが、これで不快感を覚えられることは本懐ではないことも記しておく。
万人にある程度評価されたいならこういったテキストは百害あって一利もないが、それを望んでいるわけではない。

さらに言うと、今日の日記は裏日記用に書いた。
だがあそこは現在数名様のモノなので、ほぼ来場者様の全員が目にするここに載せた。

毎度のことのように数時間後には削除されているかもしれない。

そしてこれは愚痴ではなく、性質としては所信表明だ。そこを誤解されると牧場主が不快感を覚える。

また付け加えないとならないのだが、特定の誰かに対してのテキストではない。無神論者だが神に誓おう。

牧場主もそうなので強くは言えないが、結構自意識過剰な方もおられるかもしれないので。

確かに、どこかで強烈な愚痴を読むと自分のことじゃないかとうろたえる。
そしてそれをキッカケに自省することは決して悪いことではないし、むしろそこはそうあるべきだ。
だがそれを、書き手の本意とはかけ離れて理解されることは、まさかご本人も望んでやしないはずだろう。

今日の日記で誰かが何かを得たのなら、それは単純に嬉しい。
それが良い感情ではなく、誤解を生じたままであっても、特に構わないとも思う。
誤解を抱いたままであってもそうでなくても、甘受する幸も不幸も、その人の責任によるところだからだ。

ああ、なんかケンカ売ってる内容になってきたな・・・。

そういうつもりも毛頭ないのだが、たまにアクセス数が増えると新規来場者様用にこういうのを書いてしまう。

そして翌日には面白いように減る

やっぱり裏日記用かなぁ・・・。


11月19日(水)−第1部−
言ってる事は、自分を正当化する為の屁理屈だから。

まあ予想通り、かな。
真っ先に予想した範疇内。こんなところ。
とりあえず裏日記の宣伝になったようなのでそれだけで良しだ!(
良しじゃないよ)。

あとまさか本当にいるとは思わなかったが、
ストレス云々の件で不快感をあおっているとはねぇ。
ストレス溜めるのが偉いことだと思ってる人には形だけ謝っておこう。

筋違いもいいところなんだが。

さて今日の日記〜。
日ハムに交渉権が行った埼玉浦和学院の須永。
本人は「バベツネ軍以外なら社会人」とドラフト後も明言。っとと。
個人的には球団がどうのこうのとツベコベ言わず自分の腕で生きろ、と言いたいが、
これで数年先の未来が決まるのなら、せめて自分の好きな球団に行かせてやっても、とも思う。

まあこれで須永は札幌の街を歩けない
牧場主が日ハムファンなら、大人気なくてもコキ下ろす。何様なんだお前は、と。

同じく「バベツネ軍以外なら社会人」の広島広陵の西村。
実は我がヤクルトも日ハムと同じく強硬指名の可能性があったのだが、避けた。

若松監督のコメント。

「いや、バベツネ軍行きを熱望していたし、遠慮した」。

結果的にはこれでいいと思うが、なんだこの意欲の無さは。
もっと、こう、「ヤクルト1,000本飲ませてでもウチに!」みたいな強硬態度で・・・!

意味解らんな。

あとヤクルト1,000本も飲んだらプロ野球じゃなくて天国へ行く気がする

ところで。
今日は花とゆめコミックスの日記じゃ・・・と思った人もいるのではないか?

もちろんそのつもりだ。
深夜の2部目、もしくは明日の日記、さらにもしくは両方で。

そしてあなたに選択肢だ。
フルーツバスケット」(高屋奈月、花とゆめコミックス)13巻、
学園アリス」(樋口橘、同)3巻、「ミサイルハッピー!」(桐谷実紀、同)3巻、
あとは「
メビウス同盟」(みなみ佐智、同)2巻からいずれか、もしくはすべてをお選びいただけます。

太っ腹!すごい!

・・・うぅ、胃が・・・。

正直それはどうなのかと本気で思った


11月19日(水)−第2部−
叶ってほしい。叶ってほしいと心から願う。無責任だと言われても、どうしても。

というわけで深夜の2部更新だ〜!ヒャッホウ!
さっき「ココイチ」で夜ご飯喰べてきたぜぇ!カキフライ・カレーだぜ!

は〜あ(ガス欠)。

今月の花とゆめコミックス。どれにしようかと結構悩んだが、
やはり主砲の「
フルーツバスケット」(高屋奈月、花とゆめコミックス)13巻を。
いつのまにか13巻まで。ここまで来たらもうあと数巻で終わったりしないような気がする。
例えば「
花ざかりの君たちへ」(中条比沙也、同)や「紅茶王子」(山田南平、同)みたく続いていくんだろう。

でもなぁ。この作者はラストをきちんと描いていて、
そこまでの大きな道筋を逸脱させるような事はしないと思う。
上記2作品は、引っ張らないといけない点もあるから、どうしてもダレる。
特に前者は男子校に乗り込んだ女子高生とか、設定はとても面白いと思う。
けど、正直続きすぎだとも思う。奇抜な設定がなく、単にラヴ道(
)のみなのでちとキツい。

実は「フルーツバスケット」もそう感じないわけではなかった。
特に10巻前後でそれまでの勢いとか面白さが鳴りを潜めたような気がしていた。

しかしこの12〜13巻がゲロ面白ぇ()。

なんだこれ。ここまで面白いのか。
1冊の中に凝縮された悲喜交々の展開がとても心地良い。
つーかダメだよ・・・。もう歳なんだからあんまり泣かせないでくれよ紅葉・・・。

このコメディとシリアスが糾えるテンポなんて、どの作品も勝てないと思う。
大好きな「
ハチミツとクローバー」(羽海野チカ、クイーンズコミックス)も似たところはあるけど、
あちらはこの作品以上にコメディの比重が大きく、シリアス面との幅が狭く、いわばアクセントになっている。

「フルーツバスケット」はだいたい半々。
これ、一見何ともないように見えるが、とんでもなく技量がいる。
悲喜の程度を、読み手が投げ出さない程度に広げて交錯させるなんて、どういう脳をしているのか(
失礼)。

おそらく、「花とゆめ」誌の中で一番万人向けの作品。
幻影夢想」(高屋奈月、花とゆめコミックス)も「翼をもつもの」(同)も好きだが、
この作品はこのままいけば、とんでもなく高い位置で光輝く作品として後世に残る気がする。

ただこれまでの2つの連載作品を見ていると、
ラストに天変地異級のドンデン返しが・・・またあるのか!?(
驚愕)。

そういえば思い出す。
「この作品の中だとリンが好きでしょ。外見的に。黒髪長髪」と断定を受ける。

くそ図星なので言い返せない)。

さらに「別に男だったとしても変わらないでしょ?」とも。

くそ

確かにリンが好きです。ああ、好きさ(自棄)。
どうせなら「馬に変わるからリンが好きなんでしょ?」とか言えよ!(
横暴)。

それはそれでなんか嫌だ。

14巻はリンが大活躍らしい。

競馬!?違います)。

男性キャラなら前にも書いたがダントツで紫呉。
もう「しぐれ」と打って変換キー押すと「紫呉」となるように登録するくらい好きだ。
なんというか、ああいう大人にはすごく憧れる。大人というか、ああいう人間になりたい。

ああ、逃げないで・・・!

時点ではとり。想像通りとか言うな?

しかし。ヒロインの透は話が進む毎に外見が幼くなってきている気がする。
なんか、もう、どう見ても夾や由希、はなちゃんやうおちゃんと同学年には見えない。

むしろ紀沙に近いような・・・。

あとは自分でも以外だったけど真知みたいなキャラも好き。
バカは嫌いなんだけど、知性を感じさせる上での天然キャラは好きなのかな。
綾女の影で係わり合いを避けようとして逃げようとしているコマなんてとても好き。どうしてだ。

でも同じ生徒会なら公の方が・・・ゲフゲフ。

アホもここまでくれば愛しいということなのか

あとは未と寅のカップル()が好きだねぇ。
あ、ちなみに牧場主は未年だけどロリコンとか呼ばないように(
)。

次の巻はリンが活躍するなら紫呉もだろう。
本誌を読まないのでどうなってるのか解らないけど、楽しみだなぁ。

ドロドロしてそうで。


11月20日(木)
誰かを好きだと、真っ直ぐに言う事のできる人間は、嫌いじゃないと、思った。

さて、昨日はお解りのように深夜に更新した。
そのあと呑んだ暮れて気がつくと起きるべき時間の15分後。

もう更新した記憶すら吹っ飛んだ遅刻5秒前。

そんなことは至極どうでもいい今日は、
残り3作品の感想とかを書いて潰そう更新する予定だった。
しかし、来場者様の予想の範疇から逸脱しない内容は面白くない(
その理由もどうか)。

こう、皆様の予想からそれほど離れずに、
しかし僅差で、「マトリックス」のように避ける内容を模索。

って「マトリックス」観た事ないんですが。
あと「リローデッド」と「レボシューションズ」のどっちが3作目かマジで解んない。

この非国民め!

あとトム・ハンクスとトム・クルーズの区別も出来ません。

宇宙へ移民か・・・。

楽園ルウト」(槻宮杏、花とゆめコミックス)。
最近の新人作家と呼ばれる中でまずこの人がコミックスを。
以前全部読みきりの雑誌で気にしてたんだけど、どうやら異様に売れているらしい。

天界から落ちた拍子に羽根が外れ、
その羽根を求めるお姫様の話。巻数ついてないけど以下続刊。
その羽根の片翼づつを拾ったおかげで驚異的な透視能力と運動能力を得た双子。

お姫様をインテリ鬼畜系&天然系運動バカの双子が争う構図。

これを日本語で「王道」という

でも、なんかちょっとえっちぃね。どことなく。
外見10歳、とある条件下で16歳、だっけかに戻るんだけど、
そのギャップがあまりにも・・・。なんでいきなりロリ系がお色気系に化けるのだ。

人気があるのは解る。
それほど難しく捕える必要もないクセに、
結構色んなところに色んなギミックが仕掛けてあって妙味がある。
掲載誌が「LaLa DX」という隔月刊誌なので、1話1話が説明がましいのは仕方ない。

どうでもいいけど「羽」は昆虫類、
そして「羽根」は鳥類を指すらしいので、
出来れば「羽根」としてほしいんだけど、まあ、どうでもいいか。

でも昔の地位のある女性って、本当にこんな喋り方してたんだろうか。
1人称「わらわ」とか2人称「うぬら」とか、語尾が「〜じゃ」とか。いや、面白いんだけどね?

最近の新人さんでは三上チトに大期待。
あと林みかせとか時計野はりとか早くコミックス出せコラ!(
横暴)。

明日はメビウスアリスミサイルからどれか。

そのうち刺されるんじゃないか?


11月21日(金)
走る速度が速すぎて、周りの景色がよく見えないから。

ちちーんぷいぷいお料理ブック♪

麺。

丼。

パスタです。

ちちーんぷいぷいお料理ブック♪

麺。

丼。

パスタですよ!

ノッケから近畿圏以外の人間を置き去りにする牧場主ですこんばんわ。
むしろ近畿圏に住んでいても解らない方とか多数おられそうでどうしよう!?(
驚愕)。

関西ローカルの「ちちんぷいぷい」という番組。
もちろん普段観れることなどほとんどないが、機会に恵まれれば観るようにしている。

特にラストの血液型占い。
牧場主は占いの類を気にする方ではないが、
この番組の血液型占いと、「金スマ」の星座占いはとても面白い。

ちなみに今日はカニ3つでした。まずまず。

本当に近畿圏以外の方を放置だな


11月22日(土)
どれほど大切なものを踏み荒らし、生きてきたか、気付かずにいる。

「競馬のことは解らないけど、別に嫌いじゃないです」。

こういう旨のメールをいただく。
とてもありがたく、嬉しい。まるで神のようなお人だ。ありがとう!

ということなので明日のマイルチャンピオンシップだッ!

先週のエリザベス女王杯に続き、
なんと海外から遥々参戦してきた外国馬2騎。
スペシャルカルドゥーンとトゥスールの2頭がそれだ。

両方とも名前を読みにくいったら!

明日の実況では馬名を噛む方向に5ペソ。

距離の短いレース、
さらに日本の硬い馬場ならもう海外のレベルに引けは取らない。
よってこの2頭が人気にはならないのだろうが、まずはそこの盲点を突きたい。

まずスペシャルカルドゥーン。
フランスのマイル戦線で健闘してきた馬だ。
ジャック・ル・マロワ賞を勝ち馬から0.3秒差の4着、
そして欧州マイル王者決定戦のムーラン・ド・ロンシャン賞を1秒差の8着。
中団より後ろから競馬をする馬で、重めの馬場で切れ味を殺された事も考慮しておこう。

父はリファールを経てノーザンダンサーへと遡るアルザオ。
こういう書き方をすると解らない人は全然解らないそうなので、正確にはこう。

スペシャルカルドゥーン

アルザオ

リファール

ノーザンダンサー

スペシャルカルドゥーンの父の父の父がノーザンダンサー。
つまりこの馬はノーザンダンサー系でもあり、リファール系でもある。
でもアルザオ系とは決して言わない。アルザオは父馬としてそれほど成績を残していないからだ。

展開に左右されそうだが、
一瞬のキレではなくある程度速い脚を持続させる方のようなので、
上がり時計が34秒台半ばより速くなるなら度外視していいと思う。難しいところだ。

牧場主のイチオシはこちら、トゥスール。
英2000ギニー、愛2000ギニー、セント・ジェームズ・パレスSと、
欧州の3歳マイル戦線の王道を突き進んできた。それぞれ4着、3着、7着。
しかしなんといってもこの馬は、ニューマーケットのデューハーストSを勝った馬でもある。
このレースは日本でいう朝日杯フューチュリティSにあたり、つまりこの馬は英2歳チャンピオンなのだ。

血統がこれまた異系。
父はアリロイヤル。
誰だYOオメー!恥語)。
その父がロイヤルアカデミーII、ということはその父がニジンスキー。

この場合はこう。

トゥスール

アリロイヤル

ロイヤルアカデミーII

ニジンスキー

ノーザンダンサー

持ってる文献の中にアリロイヤルなんていないので、
この馬がどういう特徴を仔に残すのか全然解らないのでパスだ!(
コラ)。
ただ、母の父がレッドゴッド系のグルームダンサーで、この辺から特徴を拾おう。

ロイヤルアカデミーIIもそうだが、
それぞれスピードが潤沢とはいえないだけに、時計勝負は勘弁。
母の母の父に大スピード種牡馬のダンジグがあるが、母系の重い血が打ち消しているように思える。

雨でも降って時計がかかれば言う事はないが、
とりあえず明日の京都は寒いだけで雨なんて降らないらしい。
底力に富み、大舞台に強い血統は間違いないので、この点だけがなぁ・・・。
ギャラントアローが飛ばすだろうが、マグナーテンなどはおそらく控えるだろう、年齢的にも。
ならば1人旅となり、ある程度以上、ペースは落ち着いてしまう。こうなると上がり勝負の切れ味勝負となり、辛い。

うーん、書いてて自信無くなってきたぞ。

しかしそれでも2歳チャンピオン決定戦で全馬をぶっこ抜いた競馬を信じたい。

これでアリロイヤルが早熟馬だったら英国は灰燼と帰すぞ!(暴言)。

1番人気はやはりファインモーション。
去年の今頃は男馬と混ぜても「現役最強」と謳われていた女帝。
しかし有馬記念5着、復帰戦のクイーンS2着、そして毎日王冠でも7着と、辛酸を舐めてきた。
特に毎日王冠の敗戦で目標だった秋の天皇賞を見送らざるを得なくなり、標準をこちらに合わせてきた。

前走の毎日王冠で見せた気性の荒さがどうか。
しかも今回大外枠に入り、無理矢理内に閉じ込めて我慢させることも難しい。
ゲートのタイミングを遅らせればともかく、しかしそれでも距離、展開のロスは避けられない。

確実にキレる脚、34秒を切る豪脚を発揮するので、
逆に言うと前走のように中盤までで脚を使ってしまうとボロボロとなる。
生涯ここまで1番人気を譲った事が無いのはたいしたものだが、ここは、牧場主は、切る。

決して使ってよくなる血統ではないだけに余計だ。
父はデインヒルで、安田記念を勝ったフェアリーキングプローンに、
京王杯AHのブレイクタイムなどマイルや短距離戦線でも仔が成績を残している。
そして何よりも近年の欧州最強マイラー、「ザ・ロック」このロックオブジブラルタルもデインヒルの仔だ。

だが本来は中距離の馬だと見る。
母系もどこへ遡るのか解らないくらい異系なのもどうか。
どう見てもマイル以下をスピードで押し切るような血統とは思えない。
それなら近親にビコーペガサスのいるトゥースールの方が血統的には推せるはずだ。

切る!(しつこい)。

2番人気サイドワインダー。
え、サイドワインダーって2番人気なの?

牧場主の本命なんだけど!?

牧場主は血統もパドックも持ち時計もそうだが、
意外と気にするのがコースとの相性だったりする。実は。
本馬は全7勝のうち5勝をこの京都で挙げている。実に典型的な京都巧者だ。
昨年後半から京都の1000万条件、GIIIの京阪杯と年明けの京都金杯と3連勝を果たした。

当初は安田記念が目標だったが、
トモに異常を発生させ、放牧へ。無理させずに帰厩後はここを目標に変更。
復帰戦の富士ステークスこそここにも出てくるミレニアムバイオに完敗したものの、
あちらは使い詰め、こちらは復帰緒戦を考ええると、ここではその差はほとんどないと考える。

父はトニービン。母系もノーザンダンサー、セクレタリアトとズラリ。
パッと見渡すとベストは府中のマイルな気もするが、京都もそう変わらない。
ただ直線が平坦な分、前に逃げた馬が気分良く1人旅をすると、まず止まらない。
典型的なのが6年前のキョウエイマーチがよもや王者タイキシャトル相手に逃げ切ろうかとしたレース。

他にもゼンノエルシドやエイシンワシントン、サクラバクシンオーにイイデザオウと、
展開の遅い速いではなく、逃げた馬のペースとなるとその馬はほぼ必ず残る。これが淀だ。
となると直線での急激なギア・チェンジを要求されるのだが、実はトニービンの産駒はこれが苦手。

淀みない脚で伸びる府中が合うのはこのためだ。

だからこの馬も後ろから行く馬の宿命だが、
ある程度以上を展開に左右されるのだが、そこはそれ。

なんとかしろ横暴)。

あと名前も好き。これが本音。サイドワインダー本命。

牧場主2番手はトゥスール。笑いたければ笑え。
3番手はギャラントアロー。4番手に神剣デュランダルを指名。

まとめる。

◎=サイドワインダー

京都の外回り。直線の内からズドンと1着。

○=トゥスール

単勝60倍。馬単なら軽く10万馬券。大丈夫なのか

▲=ギャラントアロー

単騎逃げが条件。逃げ馬大好きなので。

△=デュランダル

ビリーヴを差し切った憎き神剣。マイルはやはり長いか?

×=ロサード

秋の天皇賞は牧場主本命で8着。今度こそ!

これでファインモーションが勝ってトゥスールが沈んだらヘコむ。

ヘコんだら明日の日記は花ゆめで

沈め!()。


11月23日(日)−第1部−
言葉なしで伝わるものがあるなんて、あたしはその方が羨ましいよ。

牧場主はコーヒーが好きだ。
缶コーヒーも好きだ。手軽で。よく飲む。
自宅にいる時は最初から挽いて淹れるまですることはないが、
とりあえず何か飲むならコーヒー。ちなみに夜はビール。気が向けばワインorウイスキー。

そういえば昨日は前後不覚になるまで呑んだ。

「藍より青し」を観ながら「もっと悶えろ保志!」とか言ってたのは覚えてる。

そろそろ遺書でも書くか

牧場主は甘いものが好きだ。
甘ければ甘いほどいい。生クリーム系が好きだ。
コーヒーはまずブラック。ある程度飲んでから適宜砂糖とクリームを入れる。
マグカップにはコーヒー。半分近くまで飲んで少量の砂糖とクリームをぶち込んだ状態。

ふと目をやると「Melty kiss」というコンビニに売っている大好きなチョコ菓子。

混ぜてみようか。

苦いのから段階的に甘くするのだ。チョコレート入れたって構わないだろう()。

やや温くなったのでコーヒーと熱湯を少し注ぐ。
スプーンでカップ内をぐるぐるかき混ぜる。その奔流に投げ込まれた立方体のチョコ。

「雪のような口どけ」とあるように結構すぐ溶ける。
完全に溶融するまでかき混ぜて、スプーンを一舐めしてみる。

・・・。

・・・。

・・・・・。

(苦虫を噛み潰したような表情)

すげー不味い。

なんか、許されない不味さ
あと直後に頭痛がしてきたのはどういう了見なんだろう。
胸焼けもしてきた。なんていうか、ここまでくると不味さよりも殺意を感じる。

甘さと苦さを打ち消しあったみたい。
味がしないわけもないのに、変な水を飲んでるみたいだった。
あと本当に頭痛は免れないと思うのでオススメはしない。してもする人いないと思うが。

あと2〜3口で飲みきれるが、これ飲むくらいだったら千代大海とマジ勝負して勝てる勝てない)。

とてもオススメ。ブラックに2〜3個ぶち込むとそれだけで輪廻を体験できそう。

関係ないが千秋楽の朝青龍−栃東戦は競馬に負けないくらい白熱した。

てか、今場所面白かったね。


11月23日(日)−第2部−
そっと、傷付いた翼を君が撫でた。僕らは同じ。同じ痛みを分かち合える・・・。

う・わ・あ・あ・あ・ん・!・!

遠くヨーロッパから来た2騎。
スペシャルカルドゥーンとトゥスールのことだが、

一体何しに来てたんだろう・・・

勝ったのはデュランダル。
まさに伝説の剣の名に相応しく、
直線で大外から全馬を薙ぎ倒した。なんだあの競馬。

2着に女王ファインモーション。
これまで中距離を走っていたから、前半のペースについていくのがやっと。
でもそれが功を奏し、直線ではロスなく伸び切った。デュランダルがそれ以上だっただけのこと。

3着ギャラントアロー。
純粋な単騎逃げではなかったが、
やはり自らのペースに巻き込むととんでもなく粘る。
突っつかれなければもしかしたらもしかしたかも。淀のマイルだし。

でも、まあ、すげーレースだった。
スプリンターズステークスは惚れた女(
ビリーヴのこと)しか見てなかったが、
今回は本当に全馬にチャンスがあった。だから手に汗握り、1分半がとても短く感じた。

今年のGIレースの中で1、2を争うほど面白いレースだった。

そして来週はジャパンカップとジャパンカップ・ダート。

日本馬か、外国馬か。

こちらも興味が尽きない。


11月24日(月)
真実と嘘の間。乱れた天使が吹く口笛に心を落として。

期間&人数限定で牧場主謹製CD−R進呈中ですのでよろしければどうぞ。

さて今日の日記。
最近おハマり中なのが「
ヌーベルガナッシュ」というチョコ菓子。
コンビニ菓子とは思えないほどの高級感がミーハーな牧場主の心をくすぐる。

ただし、1〜2個で飽きる。

いや、チョコ菓子全般にそうなんだけど。
以前牧場主部屋を訪れた旧友が、散乱する菓子群を見て、

「お前こんなに喰わねぇだろ」

と漏らした事を思い出す。
喰うんだよ、全部。消費期限ギリギリまでに。

正確には迫る消費期限に気付き無理矢理喰う、ともいう

でも辛いのも好きですよ。つーか辛い方が好き。
うどんには真っ赤になるまで七味が常道。店の人にバレないように(
バレる)。

好き嫌い、ってのはほとんど無いっス。
最近はお昼がコンビニのカップ・サラダだけとか普通。

ダイエット中なので

・・・。

・・・。

・・・・・。

京都パープルイヤン()。


11月25日(火)
二人で泣いた夜も、全部、全部、覚えていよう。君がいなくなった朝の陽も。

W杯バレーをよく観ている。
バレーそのものはとても面白いのだが、
ジャニー図の新ユニット、「NEWS」がことのほかウザい(
恥語)。

それ以上にウザい(恥語)のがフジ系列のアナウンサーだが、
とりあえず「NEWS」のうち1人くらいは「やってらんねぇ」的な「やっつけ応援」なのが笑える。

特に後ろの方でテレビでも顔が映るかどうかという位置にいる子。
牧場主が彼の思いを代弁すると、「なんでこんなことやんないといけないの?」なのだろう。

そんなの、仕事だからに決まっている

それよりも「NEWS」というユニット名がどうか。

ジャニー頭を悪く書くと創@学会並みにエグい仕打ちが待っているらしい。
まあ、なんとなく似てるな。宗教的だもんな。別にジャニー豆は嫌いでも何でもないんだけど。

それよりも「NEWS」というユニット名がどうか(連呼)。
確か「North、East、West、South」の略で「NEWS」だったと思うが、

こういうのは後々まで残らない気がする。

これで歌が上手けりゃ何の問題もないが、
出たての「嵐」の足元の爪の先の細胞1つ分くらいの上手さ。

つーか、下手

個人的に「嵐」が好きなせい、つまり贔屓目も多分にあるだろうが、
ジャ新ズのユニットを見渡したところ、
こないだのスマイルトゥモローの位置にいる気がする

解らないように書く。後が恐いし。

そういえば牧場主イチオシのトゥスールは意味不明の着順だった。

もう2度と日本に来るな!号泣)。

サッカーは風間さんの解説が好き。
とりあえず素人にも良く解る。知識のひけらかしをしない。
野球はバベツネ軍の監督になってしまったホリウチが好きだった。信念を持っている。
あとはエガワかな。チャラけたイメージがあるけど、理詰めで説明する姿勢はとても好感が持てる。

バレーはよく解らないけど、川合は素人なんじゃないかと思う(失礼)。

あと全日本男子の監督は面白い顔をしていると思った(大失礼)。

ついでに伊藤美咲の「やっつけ仕事」っぷりもモノを投げたくなる。

牧場主は気が短いのだろうか。


11月26日(水)
立ち直るのはおまえら自身の力なんだ。おまえらだからこそ、がんばれるんだ。

日曜日に行われる競馬のジャパンカップ。
何気なく馬柱を眺めていると、いや、すげーメンバー。
というわけで明日から日曜日までジャパンカップ期間です。すいません(
)。

なのでゲーム日記とかマジックとか音楽とか、
他のテキスト類を更新したいと思います。
思いはするダメ)。
てかゲームはまだ1周も終わらんしな。どれだけゲーム進行が遅いんだお前は。

昨日新聞を眺めていたら、面白い記事を見つけた。
プロ野球の各球団に存在するマスコット。あれの由来一覧。
有名なのは阪神のトラッキーだろうか。そのままトラみたいなネコみたいなぬいぐるみ。

イチ時期パフォーマンスが派手すぎて事実上の解雇を受け、
それを不服としたファンの一部が署名運動まで巻き起こした生物。
まああまり興味はないが、スワン・ダイブ式ムーンサルト・プレスとか出来るんだったら署名した。

どこでスワン・ダイブするのかは解らないが。

てか「スワン・ダイブって何?」とか言われそう。
その辺のプロレス・ファンに聞こう。もしくは検索をどうぞ(
面倒)。

我がヤクルトのマスコットはつば九郎。
「モチーフはツバメ」とある。
バカでも解るのでその注釈は必要ないと思う
妹分のつばみというのもいるらしい。そういえばテレビとかで見た覚えがある。ソロでは寂しいしな。

ベイスターズのホッシーはごく一部で有名。黒いヤツが。

助走→スワン・ダイブ()の「シューテング・スター」を1度リアルに見てみたい。

1度でいいけど。

ドラゴンズのマスコットは「シャオロン」というらしい。
はじめて知った。というよりは名前あったんだな。そりゃそうか。

他にはじめて名前を知ったのがダイエー。
ハリーホークというらしい。プロレスラーみたいだな。もしくは馬か。
合計8人家族で、ハニーホークとかいるらしい。やっつけ気味なネーミング・センスが光る。

マリーンズに至ってはマー君。

名前をつける気がないのだろうか

他にリーンちゃんとズー君というのがいて、
その3人を合わせると「マリーンズ」。ああ、なるほど。

担当者は歯を食いしばってそこに座れ

カープも面白い。
そもそもカープのマスコットって思い出せないんだけど、
とりあえず名前はスライリーというらしい。なんか、普通の名前だな。プーちゃんとかじゃないんだ。

しかし設定がすごい。

「セサミストリート」の会社がデザインした、「謎の生物」。

なんだそのアバウトな設定は

でもどっちかっていうとファイターズのマスコットの方が「セサミストリート」っぽい。

とりあえず須永は日ハムに行っても行かなくても非難轟々。

ちょっと可哀想だけど、まあ、どうでもいいや(ひどい)。


11月27日(木)
私の中に、かすかに残っている優しいものたちが、くり返し帰ってゆく場所でもあります。

サラブレッドの墓場。

日本は時に、諸外国からそう揶揄される。
強い日本の「円」で、海外の優秀な競走馬を買い漁っているからだ。
そもそも競馬の世界は、優秀な競争成績が優秀な種牡馬成績と直結しない。
「その可能性が比較的高い」に過ぎないのだ。競馬は可能性だけが散らばった世界でもある。

今から22年前。記念すべき第1回ジャパンカップが行われた。
当時日本はモンテプリスやホウヨウボーイなど、日本は現役最強馬たちが迎え撃った。
競馬後進国であり、アピールも足りなかったせいで、外国から参戦してきたのはどれも二流〜二流半の馬たち。

しかし、真っ先にゴールを駆け抜けたのは、メアジードーツ。
誰も名前すら知らない、アメリカの、しかも女馬だった。日本はその瞬間、凍りついた。

日本馬最先着はゴールドスペンサー。
モンテプリンスやホウヨウボーイに比べると1枚も2枚も落ちる馬だった。
しかしそれでも5着。遥か前方で第1回目のジャパンカップを駆け抜けた後方で、日本馬はもがいていた。

人々は落胆を通り越し、悲観に明け暮れた。
日本からは最強の布陣、海外からは無名の二流馬たち。
そして東京競馬場という地の利を生かし、これならば、と意気込んだ第1回ジャパンカップ。

「10年。いや、あと30年は、日本の馬は外国の馬に勝てない」

そうまで言われた。

そして、日本の「名馬買い漁り」がさらに勢いづいた。
だが、最も結果を残したのがJRAではなく個人が目利きで購入した馬だったのは皮肉と言おうか。

その名をノーザンテースト。
世界をたった1頭に染め上げたノーザンダンサーの直仔であり、
故・吉田照哉氏がアメリカのセリ市で落札した1頭のサラブレッドの血が、日本を変えた。

強度の近親交配から生まれたノーザンテースト。
レディアンジェラの3×2、つまり父系の3代前と母系の2代前に同じ馬が配合されている。
人の間では禁忌の近親交配だが、サラブレッドの世界では時に、神の匙加減で脅威的な遺伝力を発揮する。

年を追うごとにレベルアップしていく日本のサラブレッド。
そして、ついにその時は来る。それも、思いのほか早い段階で、その時を迎えた。

第4回ジャパンカップ。

屈辱に塗れたあの時から3年。
日本馬はこれ以上にない豪華メンバー、最強の布陣で迎え撃った。
その筆頭が2頭の3冠馬。ミスターシービーと、後の日本競馬史上最強馬、シンボリルドルフだった。

しかし勝ったのは日本馬は日本馬でも、2頭の3冠馬ではなかった。
カツラギエース。中距離戦線で活躍した名バイプレイヤーが、ジャパンカップを逃げ切った。

最盛期を過ぎていたミスターシービーは10着。
シンボリルドルフも菊花賞から中1週の強行ローテが災いし、3着に敗れる。
しかしシンボリルドルフは次走の有馬記念でカツラギエースを下して雪辱を果たすと、
翌年のジャパンカップを楽勝。続く有馬記念の2連覇も果たし、そして満を持して、海外へと足を向けた。

ジャパンカップと血の進化。
それはやがて、日本の馬が海外へと目を向ける足掛かりとなる。

しかし、シンボリルドルフはアメリカのサンルイレイステークスで故障を発生させ、引退に追い込まれた。

またしても日本を絶望が襲った。
故障とはいえルドルフでも海外のレースが勝てなかったからだ。

それから十数年。90年代も後半になり、日本の念願は成就する。
98年8月。シーキングザパールがフランスのGI、モーリス・ド・ギース賞を制した。

日本調教馬による海外GI初制覇の瞬間だった。

そしてその翌週にも悲願は成される。
タイキシャトルがフランスのマイルGI、ジャック・ル・マロワ賞に勝利したのだ。
モーリス・ド・ギース賞が比較的GIレースの中でも質の高くないレースだったのに比べ、
このジャック・ル・マロワ賞は欧州のマイラー達が集う、質と格の高いGIレースであることに意義がある。

そして日本の血と馬と人の進化が否応無く欧米に示される。

エルコンドルパサー。
昨年他界したこの名馬が、欧州を駆け抜けた。
日本でもNHKマイルカップ、そしてジャパンカップを制した。
しかしその翌年、陣営はまだ力不足だと思われていた欧州の中長距離戦線に挑んだ。

そして、日本はようやく、競馬先進国となる。

フランスの2,400mGI、サンクルー大賞典。
芝の世界最高峰レースである凱旋門賞を勝ったサガミックスらを下し、勝利。

そして圧巻はその世界最強馬決定戦、フランスの凱旋門賞。
このレースには強力な1頭がいた。90年代世界最強馬とさえ言われるモンジュー。
フランスの馬でありながらフランスと、そしてアイルランドの両ダービーを制した名馬が、立ちふさがった。
他にも凱旋門賞に並ぶ格の高いイギリスのキング・ジョージを勝ったデイラミら、近年稀に見るハイレベルな凱旋門賞だった。

日本から応援ツアーまで組まれたこのレース。
エルコンドルパサーは懸命に逃げ、直線でも脚色は鈍らない。
日本にとって芝の2,400mはダービーやジャパンカップなど、根幹を成す距離である。
そして名馬が何度も挑んで話にならなかった凱旋門賞は、紛れもない、2,400mでの世界最強馬決定戦だ。

懸命に粘るエルコンドルパサー。
そして直線でモンジューと馬体が並ぶ。
壮絶な叩き合いが繰り広げられた。日本は興奮の坩堝にあった。

そして、モンジューが半馬身出たところが、ゴールだった。

2着。

しかしこの2着は、日本のエルコンドルパサーが、
世界で2番目に強いという事を示していた。日本の歴史が、1つの結実を迎えた瞬間だった。

日本調教馬による凱旋門賞制覇は今だ成されていないが、近い将来を予感させるレースだった。

ジャパンカップは女の歴史でもある。

第1回の勝ち馬がアメリカの女馬、メアジードーツ。
しかし、日本にとって最も印象深いジャパンカップは89年のレースに違いない。
この年の中心はオグリキャップ。日本に第2期の競馬ブームを巻き起こした芦毛の怪物である。

今では耳を疑う超・強行ローテーション。
マイルチャンピオンシップを勝利したその翌週に、ジャパンカップに挑んだ。
酷使どころの話ではない。いくら丈夫で頑丈な馬でも、とてもではないが結果を残せるものではない。

しかし、オグリは違った。何もかもが違った。

この年のジャパンカップの走破タイムは、世界レコードだった。
2,400mを2分22秒2。これまでの歴史上、しかもどの国でも、こんな速いタイムは記録されなかった。

しかもそのレコードは、2003年の今も破られていない。
さらに言うなら、今後10年程度は破られないであろうくらいの、人智を超えたタイムだった。

オグリキャップは立派に2,400mの世界レコード・ホルダーなのだ。
しかし、そのタイムで走っても、この年のオグリキャップのジャパンカップは2着だった。

同タイムで先着した馬がいるのだ。

彼女の名をホーリックス。
遥か南半球、ニュージーランドの伝説的名牝。
直線ではこの2頭に誰もついていくことが出来ず、世界レコード決着となった。

さらに、10年前では誰も信じなかったであろう記録が続く。
95年から98年までの4回のジャパンカップ。4年連続で日本の牝馬が2着に入るのである。

95年、第15回ジャパンカップ。
ドイツのランドに猛然と襲い掛かったのが女王ヒシアマゾン。
牝馬で唯一ナリタブライアンを負かしに行った女王の意地がそこにあった。

さらに96年、第16回ジャパンカップ。
2着に粘ったのが何と3歳牝馬のファビラスラフィン。
彼女を下し勝利したのがアイルランドの名馬、シングスピール。
翌年にダートの世界最強馬決定戦、ドバイ・ワールド・カップまでも制する馬だ。
そんな馬に、3歳の、しかも牝馬が、ハナ差まで粘りきったのだ。天才少女と呼ばれる所以である。

97年と98年のジャパンカップ2着馬。
その男馬でも難しいその位置に、彼女はいた。
彼女はオークス、秋の天皇賞と、府中で圧倒的な強さを見せた。
その経歴に畏敬の念を抱いて「府中の女帝」と呼ばれるのがエアウルーヴである。
97年は当時の世界最強馬の引退レースがこの年のジャパンカップだった。運が悪いとしか言い様がない。
彼の名はピルサドスキー。現在日本の女王であるファインモーションの兄にあたる、紛れもない超・一流馬である。

さらに98年の舞台には怪鳥がいた。
そう、いざ世界へ羽ばたかんとする前年の、エルコンドルパサーだった。
世界各国の主要レースを勝ちまくる強豪馬、ピルサドスキーの2着に屈した翌年、
今度は後に世界最強馬決定戦で2着に入る日本が世界に誇る英雄、エルコンドルパサーの2着だった。

だからといって彼女の輝かしい実績が穢れるわけではない。
世界の超一流馬相手に迫る立派なものだ。賞賛に値するし、彼女は強く、気高く、美しかった。

ビッグ・マネーによる買い漁りと批判を受けた結果、
奇しくも日本の競馬は確実に底上げが成され、今や遜色のないレベルにまである。
それを見せ付けられる数少ない舞台の1つがジャパンカップであり、格もGIの中のGI。最も高く、権威を誇る。

来る11月30日、東京競馬場。
そこで第23回ジャパンカップが行われる。
日本馬9頭。外国馬9頭。これまでの22回、日本馬は9勝13敗。
日本競馬の知名度と賞金額の高さから、毎年世界の一流馬が舶来する。

今回の目玉はジョハー。
アメリカの芝最強決定戦、BCターフを勝利した馬だ。
そして遠くイギリスから参戦の女傑、イズリントン。昨年のジャパンカップの覇者と差のないレースをしてきた。

日本馬か、外国馬か。

男馬か、女馬か。

15:20からのたった約2分半で、全ての決着はつく。


11月28日(金)
城壁のように、この場所を守っている。安らかに、静謐に。

ダメだ。「みんなのGOLF4」が終わらん。
昨日なんて明け方までやってたぞ。何が合間か。

さてジャパンカップ予想。今日は外国馬編。
そして明日は日本馬編で日曜日は感想などを。競馬漬け。

これは一種の政治的テロだよ君ぃN元首相風)。

まず実績からアメリカのジョハー。
3歳時の秋までは善戦するも勝ち切れない競馬。
米3冠路線とは無縁だが、昨年の12月にハリウッド・ダービーでGI初制覇。
ただハリウッド・ダービーはGIといってもGIIに近いGIなので重要視する必要はない。
問題は今年の戦績。たった4戦しか消化しておらず、その成績が4戦して2−1−1−0という好成績。
格の高いレースではないが、3走前に同じく今回出走するサラファンに土をつけているのは頭に入れておいていい。

そして前走が圧巻だった。
アメリカの競馬の祭典、ブリーダーズ・カップ。
1日に8レースものGIレースが行われるうちの1つ、
それもアメリカの芝レース最高峰、ターフを同着とはいえ勝ったのだ。
同着の相手が世界の強豪、ハイシャパラルである点が大きい。タイムも優秀だ。

父がゴーンウエスト。ミスタープロスペクターの直仔。
産駒に英2000ギニーのザフォニックやBCマイルのダホスなど。
日本でもザフォリアが走った産駒だ。ただ2,400mのベルモントSの勝ち馬もいる。
母の父がリアファン。ロベルトを経てヘイルトゥリーズンへと遡るのはブライアンズタイムと同じ。
マイルGIの勝ち馬だが、主な産駒に先程のサラファン。あとNHKマイルカップ2着のシンコウエドワードなどがいる。

ヘイルトゥリーズン系にしては珍しくマイルなど短い距離への対応を見せる。
ミスプロ系×ヘイルトゥリーズン系なのでダートに適正をみせそうなものだが、ジョハーは芝に出た。
さらにゴーンウエスト×リアファンだと2,000mが限界にもみえてくるのだが、ジョハーは2,400mGIを勝った。

なんなんだこの馬は

ただ普段調教などを重視しないが、
この馬は2日前に大きくはないが怪我をし、調教を見合わせた経緯がある。
出走する以上はパフォーマンスを見せてくれそうだが、超・一流馬が集うここでは絶対の割引が必要。

これで勝たれたら日本の馬の立場がないぞ。

先程から名前が出ているサラファン。
忘れてはいけない。この馬は昨年のこのレースの2着馬だ。
つまり、日本の馬場のこの距離、そして日本の競馬に適応して見せた。これは強みだ。
しかもハナ差だった。何か神の匙加減がほんの少しでも傾いていれば、この馬が勝ち馬だったのだ。
9勝のうち6勝を左回りで挙げているように、ヒモ程度には抑えておいた方がいいかもしれない。異様に人気薄いし。

リアファン×カロという血統構成。
ああ、2,400mを走るスタミナはカロから来ているのか。
昨年鋭く追い込んだように、前が崩れる展開になれば昨年の再現もある。
しかし残念な事に週末は雨だ。ブライアンズタイム同様湿った馬場は苦手なはず。
当日の馬場コンディションによるが、重以上なら消して構わないだろう。パワー勝負は苦手とみる。

イギリスからやってきたイズリントン。4歳の牝馬。
ここまで14戦。長期休養が2度あり、使い減っていない印象。
3歳時の英オークスこそハナシにならなかったが、その後に一変。
ナッソーSとヨークシャー・オークスのGIを連勝し、一気に一線級となった。
凱旋門賞こそマリエンバードらの前に5着だが、それでも馬身はたったの2馬身差。
そしてBCフィリー&メア・ターフ3着、プリンス・オブ・ウェールズSも3着とし、臨んだエクリプスS。
昨年のジャパンカップの覇者、ファルブラヴ相手に59kgを背負い、3馬身差。一端の女馬ではないことを証明する。

その後ヨークシャー・オークスの連覇を果たし、
次に向かったのがチャンピオンSという強気なローテーション。
これは言うなればエリザベス女王杯勝利後にジャパンカップに出走するようなものだ。
そのチャンピオンSでハイシャパラルやファルブラヴという超・一線級相手に57.5kgで首差の3着。
そして前走、昨年3着だったBCフィリー&メア・ターフを勝利し、満を持した形で日本の制圧に乗り出した。
もしかすると、いや、しないでもジョハーより強い気がする。GI10戦して4勝、3着も3回あるし。実績は最上位か。

サドラーズウェルズ×ダルシャーンという血統。
サドラーズウェルズはノーザンダンサーの直仔で欧州最強種牡馬。
とにかく2,400mという距離に限ればハンパでない勝率を叩き出すチャンピオン血統だ。
ただし重い。器用なレースが出来ず、融通も利かない。特にスピードに長けてはおらず、時計勝負も辛い。
しかし。雨が降れば言葉通り鬼に金棒。パワー勝負でこの種牡馬に勝てるのはそういないと思う。ダートは走らんが。

ダルシャーンはジャパンカップ2着のコタシャーンの父。
ミルリーフ系で、ここぞという大舞台での一発には注意。距離は長い方がいい。
前述した通り週末は雨で重い馬場になりそうなので、この馬の人気は急上昇するだろう。55kgも魅力。
日本の早い時計勝負も、BCフィリー&メア・ターフの勝ち時計、1分59秒1は優秀。割り引く必要はないと見る。

アンジュガブリエルはフランスから遠征。
重馬場を除くと20戦して4着以下が無いという優等生ぶり。
GI勝ちはサンクルー大賞典と、香港国際ヴァーズ。両方2,400mだ。
他にもドバイの2,400mGII、シーマ・クラシックで3/4馬身差の2着もある。
ただし、これ、という馬と対戦してきておらず、どうにも戦力比較が出来ないのが難しい。
前走の凱旋門賞も苦手の重馬場に59.5kgという酷量を考えても勝ち馬の姿すら見えない大敗はどうか。

しかも血統ワケワカメ(恥語)。
カルドゥネヴェって誰よ。何系かも解らないので何も言えない。
母系も解らない。4代血統図とかあればともかく、馬柱では父と母と母の父だし。

てかそれ以上に日曜日は雨だからこの馬要らないと思うぞ。

フィールズオブオマーは遠くオーストラリアから。
オーストラリアの競馬体系をほとんど知らないのだが、
それでもコックス・プレートがオセアニア最強馬決定戦だというくらいは知っている。

そのコックス・プレートを勝ってジャパンカップへ。
勝ち時計2分7秒6も距離が2,040mという距離で参考外。

何でそんな中途半ハンパな距離なんだ。ヤード計算か?

血統もルービトン×セレット。

誰だYOオメーら!恥語)。

ワケ解んないので切っていい気がする(横暴)。
あ、でもすごい重馬場だったらメチャクチャに荒れて出番あるかも。得意みたいだし。

疲れたのでもうやめる。我ながらよく書くな。

明日は日本馬編。まだやるのか。

ナイスショット!)。


11月29日(土)
作った人のこと考えて、いっしょうけんめい、「心をこめて」食べるから、おいしいと思うんだわ。

全然触れなかったジャパンカップ・ダート。
もちろん興味が無いわけではなく、書くのが面倒だったからだが、
牧場主本命はサイレントディール。対抗はキザクラ・ドンならぬアドマイヤドン。
3番手にユートピアだった。総日本勢で予想的にも在り来たりで面白くも何とも無い。

結果。

観ましたか奥さん()。
直線でアドマイヤドンとアメリカのフリートストリートダンサーの一騎討ち。

直線半ばで逃げ込みを図るフリートストリートダンサーに、肉薄するアドマイヤドン。
しかし懸命に粘るフリートストリート、
って長いよこの馬の名前、と馬体を合わせるドン()。

そこから壮絶な叩き合い。GIでこれほどの叩き合いも久々に観た。
東京の直線が長い事もあるが、酸欠で死ぬかと思った。これが競馬だ。
残り150m付近で完全に横並び。そして残り100mでドンがクビ差前に出たように見えた。

しかしそこからのフリートストリートダンサーがすごい。
競り負けようとしているのに食い下がり、脅威的な粘り腰。
ヤマイモみてぇ)。
しかも残り20mくらいで差し返す。いや、正直に言うとドンがなんとか粘り切ったように見えた。

1着フリートストリートダンサー。2着アドマイヤドン。着差はハナ。

何年ぶりだろう。逃げていた馬が差されても差し返す競馬というGIを観たのは。

ジャパンカップ・ダートで一番印象に残る回かも。
まあ今年でまだ4年目だが、しかし素晴らしい日米の馬同士の鬩ぎ合いを観れた。

ただ、クロフネが勝ったジャパンカップ・ダートも身震いした。
前走の武蔵野Sでまだ3歳馬なのに他馬を赤子扱いする強烈な圧勝劇。
本番のこのレースでもそのパフォーマンスは発揮され、一気に日本最強のダート馬とすら言われた。

残念ながらクロフネは故障のためそのレースを最後に引退するが、良い種牡馬になって欲しいものだ。

さて日曜日はジャパンカップ。
本当なら日本馬についてザッと書き連ねていこうと思ったが、もういいや(
えー?)。

予想。

◎=イズリントン

イギリスの牝馬。
重馬場みたいだし本命に。
サドラーズウェルズ産駒に重い2,400mは最高。
欧州のトップレベルと差の無い競馬をしてきて、さらに55kg。人気薄いけど。

○=ザッツザプレンティ

これも重馬場だから。
魔王サンデーの仔でパワー型なのは、
母の父であるマルゼンスキー、そしてその父のニジンスキーからだろう。

▲=タップダンスシチー

京都大賞典から秋の天皇賞に見向きもせずここへ。
余裕のあるローテーションに加え、この馬も雨は大歓迎。
昨年の有馬記念2着のように、荒れた馬場でパワー勝負となると出番。
反面時計勝負や瞬発力勝負になると及ばないが、大丈夫。明日の東京は土砂降りだ。

△=ネオユニヴァース

菊花賞は3着で3冠ならず。
ただ、負けてもこの馬は現3歳世代で一番強いと思う。
乗り方さえ間違わなければ大崩れはしないはず。たとえ馬場が重くても。

×=シンボリクリスエス

単勝2倍を切ってた。なんつー人気だ。
ただなぁ、重馬場が得手か不得手か、ていうと不得手の方だろう。
ヘイルトゥリーズン系×プリンスローズ系で、逞しく強くても絶対不器用なはずだ。
宝塚記念で見せたあの情けなさが頭から離れない。ぶっつけとはいえあの条件で負ける意味が解らん。

 ×=フィールズオブオマー

オーストラリアのトップクラス。
意味不明な血統なのでもしかしたら重馬場でメチャメチャ強いかもしれないから。

まあ何にせよ良いレース見れたらそれでいいです。


11月30日(日)
みんなもっと大人になって、一人づつ冷静な友達同士になれたら。

ジャパンカップはタップダンスシチー。
好スタートから終始先頭を譲らず、他馬を嘲笑うかのように逃げ切った。

3〜4コーナーで7〜8馬身差のリード。
そして先頭でゴールを駆け抜けたとき、次の馬は9馬身も後ろだった。

こういうのを一人旅という。

パーフェクトなレースとはこういうことを指す。
何もかもが、全ての要素がタップダンスシチーに向いていた。
逃げ馬の不在、緩やかなペース、人気馬は揃って中団か、それより後ろ。
つまりほとんど全ての馬が先頭を行くタップダンスに注意を払わなかったということだ。

ただ、これはフロックではない。
フロックなら、9馬身という凡そもう覆す事の出来ない差は生まれない。
これで今年に入って5戦4勝。唯一負けた宝塚記念でもシンボリクリスエスには勝った。

そのシンボリクリスエス。
結果論から言うが、どうしてこの馬場でこの馬が買えたのか。
牧場主などは3着という着順でも良く頑張った方だとすら思うのだが。
敗因は湿った馬場と決め付けていいが、ただこの10馬身差以上の着差は絶望的な気がする。

2着ザッツザプレンティ。
この馬も持てる力の全てを発揮できたはず。
前に楽な展開だが、パワーのいる馬場、展開で好位につけると実にしぶとい。

サンデー産駒にしては珍しいステイヤーなので、
来年の春の天皇賞は期待していい。雨が降ればより一層。

外国馬は揃って振るわず。
最先着がエリザベス女王杯からのタイガーテイルの6着というのは情けない。
イズリントンは4コーナーで良い位置取りだったが、直線ではもがき苦しみ、馬群に消えた。

日本の馬場が合わなかったわけではないと思うが、
やはり悪い馬場に苦しんだのだろうか。血統的には大丈夫なはずなのだが。

ネオユニヴァースはクリスエスとハナ差の4着。
2冠馬の貫禄は示せたと思っていいだろう。やはりこの馬も切れ味を殺されると持ち味が出ない。

アンジュガブリエルも重い馬場に苦しんだ。
だがあの競馬振りを見ていると乾いた高速馬場でも対応できなかったはず。

あとちょっと注目していたフィールズオブオマーは我を忘れたかのようなすごい位置の最下位。

お前オーストラリアに帰れ!)。

有馬記念は本命タップダンスシチーでいいだろう。

この状態でこの勝ち方されたらもうどうしようもない。

あまりにも強すぎる競馬だった。


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