夢幻の更新期


10月1日(水)
知ってるよな?これが俺のやり方だってことは。

昨日福岡ダイエーホークスが優勝しましたな。
つまり我がヤクルトの日本シリーズでの対戦相手という事か(
妄想)。

しかし福岡でも川にダイブするバカがいたとわ。
まああれはダイエーのファンじゃなくて「avex」か何かのファンだろう(
意味解りません)。

どうせならもっと違うところにダイブすりゃ良かったのに。

冥府とか

平壌とか。

平壌もあんまり冥府と変わらん気がするな。

「avex」で思い出したが、今「any−musics」書いてました。
オリコン編です。相変わらず好きな人にとっては宣戦布告並みの毒度。
むしろ読んでいただくな、と言いたいところだがそれはそれで泣きたくもなる。

とりあえず「ポピュラリティにケンカを売ることでレゾンデートルを再認できるバカ」と思ってくだされ。

もしくは「マイノリティの意味を履き違えているバカ」とでも。

誰がバカだ!?逆ギレ)。

そういえばもう10月ですよ。
今年も残り3ヶ月ってどう考えても計算おかしくないですか?
これじゃどう考えたってゲームもあと1〜2本しかクリアできない計算になる。

そろそろアティ先生、ナップ君とイチャイヤ編もはじまるし(えー?)。

実は「魔界戦記ディスガイア」も再トライしたいと思ってたし(えー!?)。

次にプレイするエロゲがあれば比較的新しいヤツにしたい。なんでもいいから(ダメ)。

あ、「Winning Post6」のパワー・アップ・キットが・・・!

そういえば今日は少女コミックネタで攻めるんだった。
しまったなぁ。まあ思い出せたので明日にしよう。・・・え、ダメっスか。

じゃあ何を書けというのか!?(逆ギレ)。


10月2日(木)
―――でも、迷っているオレもたしかに・・・どう隠しようもなく、自分なのだから。

本日を持って無限回廊から脱出いたします。
こ、攻略本読むんじゃなかった・・・。なんだSPクラスって。
しかも今日こそは少女コミックネタで攻めるのだと昨日書いてるな。

何を血迷っているのか(いつもです)。

メチャメチャ久しぶりに青年系を。
でも書き手は女性の作品という事で、「
ラバーズ7」(犬上すくね、サンデーGXコミックス)を。

犬上すくねは無条件に好きな作家の1人。
「未来の恋人たち」(同、大都社)で「どツボ」にハマった。
ただ、今回のこの作品は少しだけ買うのに躊躇した。その理由は、帯にある。

「女子高生が肉奴隷に!?」

・・・フラァっ(卒倒)。

結論から言うと全然普通。
煽りを効かすための小手先のチョウチン文句。
むしろ「ピンポン or DIE」とかでよかったのでは、とも思う。

まあ思うのだが「サンデーGX」の読者層を考えるとそっちだよな。

この作品、というよりは犬上すくね自身の作品になるが、
もっと女性からの支持があってもいいと思う。現状の男女比はやや男性過多気味。
お話も絵柄も少女コミックに近いのだが、読ませ方、魅せ方が男性向け。「萌え」というヤツだ。

相当にロマンチストなんだなぁ。
「恋愛ディストーション」(同、少年画報社)でもそうなんだけど、
やってることはどこにでもありそうなラブコメなのに、読了感がとても心地良い。
個人的には連作モノよりも短編のほうが好きなんだが、ハート・ウォーミングを地で行く。好きだ。

キャラよりもシチュエーション的な「萌え」に支持があるんだろうな。

女性にああやってメガネ取られたら卒倒するかも(えー?)。
運転中くらいで普段あまりメガネはかけないようにしてるのだが、か、かけようかなぁ・・・(
えー!?)。

売り方によっちゃ女性層からも相当手が伸びただろうに。

この帯とか売り方じゃ、また偏狭的なオタク層にしか受けないぞなもし(誰!?)。

てか、「サンデーGX」だからそれでいいんだけど。

・・・そもそも女性にススめようにも当牧場では、な。

数日後には例のコミックがネタになります。

男でダメになる女、女でダメになる男、
男をダメにする女、女をダメにする男の作品だ(
)。

・・・なんだそれ


10月3日(金)
私はその向こうにあるものを見たいの。聞きたいの。知りたいの。

最後の戦い。
惚れた女の、最後の夢舞台。
煌く緑の芝生に映える、1分という、連続する永劫の瞬間。

彼女の名はビリーヴ。

28度の戦いで10度の勝利を掴んだ。
そして日曜日を最後に遥かアメリカへと渡り、母となる。
彼女が走る最後のレースはGI、最も得意とする、最も彼女が輝ける舞台。

10月5日15:40。「電撃の6ハロン戦」こと、スプリンターズステークス。

たった1分間で1頭の勝者とそれ以外の敗者が決まる。
出走頭数は15頭。単純計算で彼女が有終を飾れる確率は1/15。7%に過ぎない。

同じ歳の女達も彼女を迎え撃つ。

前走セントウルステークスで彼女を破ったテンシノキセキ。
4kgの斤量差が勝因ではない。実力差であるのだということを証明できるか。
ビリーヴに引導を渡し、ビリーヴ後の新たな時代の女王として、短距離界に君臨できるだろうか。

突如彗星の如く現われたレディブロンド。
デビューしてまだ3ヵ月半。しかしそれでも5戦5勝で一気にGIへと登りつめた。

前走を快勝し、一時の不振を脱した一昨年のクラシックの常連、ハッピーパス。
彼女の姉はあのシンコウラブリイ。姉妹でGI制覇という偉業を成し遂げる事が出来るだろうか。

それでも、彼女以外の14頭は、彼女の引き立て役にしかならない。

昨年のスプリンターズステークスをビリーヴは勝った。
そして今年の高松宮記念もサニングデール、ショウナンカンプを突き放して栄光を掴んだ。

これでスプリントGI2連覇。
あのサクラバクシンオー、フラワーパーク、トロットスターに並んだ。
この引退レースを勝てば3連覇。かつて誰しもが成し得なかった偉業を達成する事になる。

これまでどんなスプリント・ホースも3連覇は遂げられなかった。
目まぐるしく勢力図の変移する短距離界では、一線級を張り続けることは困難だからだ。

かつての短距離女王たち、
ダイイチルビーにニシノフラワー、フラワーパークにシーキングザパール。
彼女達も最強という地位にまで辿り着ける事はなかった。それほどの変遷を繰り返してきた。

そんな手強い女達を前に男たちはどう立ち向かうのか。

武豊が駆るアドマイヤマックス、
前走でビリーヴやテンシノキセキと接戦を演じたデュランダル。

だが、やはり今年のこのレースは女達の戦場となる。

そんな彼女たちの中でも一際輝くのが、現在のスプリント女王、ビリーヴなのだ。

すべての答えは2日後に出る。


10月4日(土)
空の眼窩がときおり疼き、そして百年の旅がはじまる。

書きたいのは「ガートルードのレシピ」(草川為、花とゆめコミックス)5巻。
5年、いや3年後くらいには花とゆめ系の主砲でしょう。初の連載作でこれか。すごい才能。

でも今日は明日の予想。こればかりは今日にしか書けない。

1番人気は当然ビリーヴ。現役の最速女王。
もうこの名前と実績で惚れるなという方が無理。こりゃ惚れるよ。
昔のフラワーパークと同じ。あの時は田原成貴とセットだったけどね。

っていつものようにグダグダと書くと無駄に長くなるので先に結論。

◎=ビリーヴ

○=ハッピーパス

▲=デュランダル

△=テンシノキセキ

×=イルバチオ

名前で選んだわけじゃないよ?

ビリーヴはもう純粋にスピード能力。
前走はテンシノキセキの後塵を拝したが、2ヶ月ぶりと3kgの斤量差。
しかも同じ右回り坂ありの阪神で同タイムの2着なら気にするほうがどうかしている。
同斤量、そしてテンシノキセキは最内枠。どうしても前へ前への競馬を強要されるのは必至。
となればこちらはいつものように好位から前のテンシノキセキ、後ろのデュランダルを注視しながら進められる。

ここまでの10勝すべてがこの1,200m。実績を評価したい。

ハッピーパスは全走の1,200mOPを勝ってここへ。
その札幌日経OPは今回の人気馬、アグネスソニックを差し切った貴重な星。
血統的にはマイルかと思っていたが、この切れ味が出るならば姉よりも短いほうが合うのだろう。
セントウルステークス組は勝負付けが済んだと見るので、別路線から参戦するこの馬を2番手に推した。

デュランダルは前走のセントウルステークスでテンシノキセキ、ビリーヴに次ぐ3着。
しかもビリーヴより1kg軽くて0.2秒差をつけられた。普段の牧場主なら印を打たなかっただろう。

ただ、今回は短距離GI、速いペースが予想される。
しかもカルストンライトオとゴッドオブチャンスの2頭が早々に逃げ宣言。
どう考えてもハイペースは避けられず、後方待機組から連に絡む馬が現われるはずだ。
そうなれば前走を33.3という驚異的な差し足を見せたこの馬が一番手。
名前もカッコイイしなえー?)。

テンシノキセキは掲示板までと見る。
前走のセントウルステークスが限界だと思うからだ。
スプリント戦ではビリーヴに次ぐ実績はあるが、そのビリーヴ相手なのが辛い。
前走も勝ちはしたが、様々な好条件、相手の悪条件が重なって、同タイムでの勝利。

しかも最内枠に入ってしまった。
出遅れるともうアウト。素直なスタートでも先頭集団だろう。
上記したようにペースは明らかに速くなる。坂で失速する可能性が高い。

イルバチオは馬券的な妙味で。
何しろ前走の上がり時計が意味不明のタイム。
直線のみの1,000mとはいえ上がり3Fが31.6秒。
何者なんだこの馬は
スプリントGIの大外枠ということで、常識的に考えると連対ですら難しいとされるところだが、
陣営が「最後の直線だけで競馬をする」と意味不明の開き直り様。これはこれでとても潔い。惚れる。

しかも6歳牝馬。
名前の語感から男馬かと思ってた。
更に言うとビリーヴやテンシノキセキ、ハッピーパスよりも1つ年上なのか。

しかし・・・気付いた?この印馬達。

みんな魔王サンデーサイレンスの仔
ビリーヴにハッピーパス、デュランダルは父がサンデー。
テンシノキセキも父がフジキセキで、つまりサンデーの孫(
こういう表現はしないけど)。

他にも3番人気で武豊騎乗のアドマイヤマックスもサンデーの仔。
少し前まで「サンデーの仔はスプリントGIは勝てない」と言われていたのに・・・。

しかもそのジンクスを破ったのが去年のこのレースでのビリーヴだった。

彼女の最後の勇姿。
晴れやかに見送ってやりたい。そうすることの出来る馬のほうが少ないのだ。

さあ、明日はたった1分間のドラマを鑑賞しよう。
それはどんな番組よりも高貴でドラマチックで美しいものだ。

でも、とにかく無事に走り終えてくれるだけでいいよ、本当。


10月5日(日)
その時、心は何かを話すだろう―――。

テレビの前で絶叫しながら蹲った。
どうしても、どうしてもビリーヴに勝って欲しかった。
だが、その願いは届かず、たった10cm届かず、2着に敗れた。

結果論から言わせて貰う。
競馬は、他のどのスポーツとも変わらず、
絶対成果主義。結果が全てだ。それゆえに「if」が赦されない。

でも、でも、あと1秒だけ、仕掛けを遅らせていれば・・・。

直線の半ばで危ういと感じた。
それでも坂の途中で「勝つかも!?」と狂喜した。
しかしその刹那に大外から飛んできた一頭の鹿毛。認識がスローモーションとなる。

ゴール板をほぼ同時、タイムで言うなら同タイムで駆け抜けた2騎。
だが観た全員が感じただろう。誰しもがビリーヴの敗北を疑わなかったはずだ。
それほどに勝った馬の勢い、斬れ味が勝っていた。だから、身体が勝手に反応し、瞬時に天を仰いだ。

名は伝説の剣の名を指し示す。
名に違わぬ恐ろしいまでの斬れ味で全馬を撫で斬った。

彼の名はデュランダル。

37回目のスプリンターズステークスは、彼の剣が全馬を斬り捨てた。

身震いするほどの末脚。
スタートは五分に出たが、3完歩目で最後方。
短距離GIではほとんど絶望的な位置だ。それを疑わなかった。

だがその1分後、彼の馬は誰よりも先頭にいた。

研ぎ澄まされた剣は存分にその能力を見せつけた。

出来すぎた話だ。まったく、事実は小説よりもなんとやら。

ビリーヴに有終の美を飾らせてやりたかった。

憎い。だが、平伏す。とても、強かった。

とても素晴らしいレースだった。


10月6日(月)
あの頃、確かに目指すものがあったんだ。

さて今日こそは少女コミックです。

しかしながらそれよりも先に、
なぜ定期的に少女コミックネタが出てくるのかを説明しなくてはならない。

牧場主の嗜好。うん、それもある。
それが一番大きな要因である事も否定しない。
が、誤解されまくりだが少女・女性向の作品ばかり読んでいるわけではない。

活字は「この作家は女性読者が圧倒的に多い」方がほとんど。
乃南アサにしても江國香織にしても加納朋子にしても、どの層向けかと言うと基本的にOL向けだ。

しかし、コミックは思われているほど偏ってない。

と思いたいダメ)。

結論から言うと分かり合える人は少なければ少ないほうが楽、という性格による。
あまり大衆的な文化に迎合しようとは思わないし、もう出来ないと思う。天邪鬼だから。
当牧場の来場者様層の大半は男性で、男性は女性向けコミックを読むか読まないかと言うと、後者だ。

この判断は「49%以下か50%以上か」の二択による。

そして、これは突き詰められる。
当牧場来場者様の中にも恒久的に読まれる方はいる(
と思う)。
ならばもっと、「さすがにこれは」という方向に持っていこうとするのが牧場主だ。

端的に言うと「りぼん」系とか(えー?)。

でも、さすがにここまで来れない。
なぜだろう。解らないが、ネタにしづらい。どうしてだろう。

・・・。

・・・。

・・・・・。

だって「エニックス」系とか「マッグ・ガーデン」系とか読まないんだもの・・・。

本当にお前はオタクなのか(自問)。

無理矢理本日のネタ。
お題は「
ガッチャガチャ」(橘裕、花とゆめコミックス)3巻。
メイン4人の男女がどうしようもないダメ・キャラ。良い意味で、愛すべきダメ・キャラ。

特に神楽坂素子。

なんていうか、端的に一言で称するなら「蛮族」

こんなヒロインは少女コミックに登場してはいけないと思う。
夢も希望も無い、あるのは荒廃と人としての深淵だけという強烈な個性。
惚れるえー!?)。

リアルには絶対お近づきになりたくないが、これは惚れる。

リアルにいたら2秒で絶交確定だが、これは惚れる(連呼)。

どこの少女コミックにエロゲするヒロインがいるんだ。

どこの少女コミックに2言目には「殺すぞ」と凄むヒロインがいるんだ。

リアルにいたら(以下略)。

あと平尾先輩ダメすぎ。

本当にダメすぎ。

とにかくダメすぎ。

4人ともかなりダメ・キャラだけど、
他の3人をぶっちぎって、後方が見えないくらいの大差で、

ダ メ強 調)。

ラブ・コメというジャンルなら3指に入るほど面白いっス。マジで。

眼鏡取ったら美少女、というのは免疫があるが、
眼鏡取ったら美少年、というのは意外にもはじめてかも。

・・・。

アリか(何が?)。

でも牧場主が一番ダメだ


10月7日(火)
明日、何を夢見るかです。馬は、その夢の象徴です。

ラミレス38号!もしかすると・・・!

でもどの局でもナイター中継流さないのはどういう了見だ!
ドラマ?バラエティ?ドキュメンタリー?他所でやれ、他所で!(
横暴)。

しかも我がヤクルトの相手は広島だし。
速報でも2〜3秒で軽くあしらわれる可能性大。
HNKなんかは試合結果だけ、映像ナシという暴挙をたまにやる。

どういう了見だ!

「溶岩の猟犬」(8E)なのかッ!

・・・。

ごめんなさい

何も思い浮かばないんスよ、今日は。
しかし、横浜だけは何か違うんじゃないか、あのボール。
天下のミズノが非難轟々の「飛ぶボール」を提供し続けるのはどうかと。

ボーリング玉で宜しかろう(宜しくありません)。

そんなの投げられないし。

今日の牧場主。

アルディラおねえさんにSPクラスになってもらおうと思ったら育成失敗。いやーん。

なっても絶対使えないんだけど。ドリル装備したおねえさんが見たい。
「絶対攻撃」した次のターンには天に還っている可能性大。
どういうキャラなんだ

あとは「アニキ@公然わいせつ罪」こと松本保・・・じゃないカイルもSPに。

どういう呼称なんだ


10月8日(水)
そして、これから迎える君との明日が、なによりいとおしかったり。

おねえさんは無事にドリル・レディへ進化()。
案の定前線に出すと2秒で死ぬ素晴らしい前線キャラ。とっとと死ぬように。

キュウマもSPクラスへ。
MOV5は誤植ではなかったらしい。なんだあの機動性。
「隠密」から「狙い打ち」+「バックアタック」。
おそらくは違法)。

カイル兄やんも無事に進化。
重装を装備できるので異様に高いDF。
ただし相変わらずMDFは出来の悪い子供のよう。なんとかなれ。

ただアティ先生は育成に失敗。
普通の女戦士になってしまった。残念。ま、これはこれでいいんだけど。

とまあこういうことしか特に書くことも無い日なんですが。
というよりはヤクルトが広島に惨敗したのでテンションが急激に↓。

我がヤクルトのルーキー高井君。質問だ。

君のストライク・ゾーンは相手打者の頭部にあるのかい?

明日はコミックがネタです。
少女?うーん。それよりさらに突き進もう、BL系(
えー!?)。

解ってて買ったのはさすがにはじめて。
絵が好みで買ったらBL系だった、というのはこれまで何度かあるが。

BLってなんですか?

そういう問いは輪廻後によろしくお願いします。

お題は「同細胞生物」(夢花李、クラフトコミックス)。
解る人には解ると思うけど、「ぱふ」の特集がキッカケ。

なんかもう、還れないところに・・・?


10月9日(木)
重力なんか無くなって、空の中に落ちていけたらいいのに・・・。

前日に「明日はこういうネタ」と振っておくと楽だ。
いつも基本的にディスプレイを前にして、「さて、何を書こう」と悩むからだ。
一応0.002秒ほどかけて前日の日記を読み返すので、「あ、そうそう」と思い出す。

そして、今日に限ってはひどい後悔が襲う

方向性を逆回転させてみよう。

ラ、「LOVERS」って出たんだ・・・。
今日仕事から帰るとぶち込まれていて本気で何か解らなかった。
発売予定日2週間前になると「発売延期になりました」と通販元からメールが来る事・・・、

数十回

果たしてこれはエロゲ・ユーザーからどう見られているのか。

ま、別にどうでもいいけど。
とにかく今は無限回廊に忙しいので今後ということで。
話題になったのかどうかは知らないけど、とりあえずほとぼりが冷めるまで放置しておこう。

そういえば過去にそんな作品があった気がする。

・・・なんだっけな(本気で思い出せない)。

というわけでボーイズ・ラヴコミックを回避してエロゲな今日の日記。

弁護団は504人以上でよろしくお願いします旬の話題)。

・・・ダメ?

まさか楽しみにしてる人・・・いたらそれはそれで微妙だな。
明日以降になるとどうせ忘れるだろうしやっぱり書こうか。面白かったんだし。

で、「同細胞生物」(夢花李、クラフトコミックス)。
これ、語弊はあるけど、男×男である必要性はまったくない。
結局記号として、その層に対しての訴求力はかなり強いんだろうけども。

少し前にネタにした犬上すくねの作風に近い。
あの作者ほどコメディよりではないし、絵柄は全然違う。
しかし、随所に織り込まれた核爆弾クラスのこれでもかという名言が美味。

酸っぱいくらい切ない()。

ああ、エロゲで思い出したけど、
感じとしては「いつまでも〜神長さん家の春夏秋冬〜」を思い出した。
どうにも言葉の威力がそれらの例示作品と同じくして強い。キツいくらいに、強い。

そもそも「叶わない恋」というのが根底にあるのなら、
ここまで純粋に切ないと思わせる作風はとても魅力的だと思う。
あまりこういう世界に詳しくないので(
そりゃそうだ)どうなのか解らないが、
なるほど、牧場主が「エロゲ好き〜」という理由のそれと、性質としては同じところにあるんだな、と。

たまたまそれがエロゲであったり、BLコミックであっただけなんだろう。

エロゲでもハッピー〜なEDよりも突き放したバッドEDに魅力を感じる事も多い。
「AIR」で言うなら美凪のバッドED、「いつまでも」なら17番目のED(
40個あるので。なんだこのゲーム)。

しかし・・・起動にCDを必要としない「いつまでも」を少しだけ再プレイ。
この17番目のEDだけは頭がクラクラする。恥ずかしながら未だに絶対泣く(
えー?)。

40番目は笑いすぎて泣くけど()。

だからこの「同細胞生物」に収録されている中では、
「屋根裏郵便物語」が一番グッとくる。あまりにも虚ろな終わり方で、
でも胸には必ず心象を残す。それも強烈な一撃を。純粋に上手い、と思う。

絵柄は好き。むしろ絵が気になって買ったクチだから。

でもなぁ・・・。
田舎なのでその辺には無いんだよ。
で、ツテを使って取り寄せたんだけど・・・あの顔が・・・。

「ついにそこまで・・・」という顔をされた。

どこなんだ

というわけで今日は全員が「解んねぇよ」という内容でした。快感(えー!?)。

思い出した、「君が望む永遠」だ(もうどうでもいい)。


10月10日(金)
弁解してくれよ、頼むから。嘘でも、全部信じるから。

いつか「NANA」(矢沢あい、りぼんマスコットコミックス・クッキー)も語ろうっと。

今日は「ソフマップ」まで急行。
ここでピン、と来た人もいるかもしれない。いるだろうな。

これ詳細

こういう売り方はハッキリと嫌悪を抱くんだけど、
仕方ないというか、ほぼ信者化しているので有無を言わさず。
無事に買えるかどうかも怪しかったんだけど、なんとか購入できました。

なんとか、というのにも理由はある。
牧場主が買ったのは昼過ぎだ。仕事の合間を縫って出かけた。
つまり開店から2〜3時間程度だったはずだ。それほど急いでいたのだ。

もう10枚も無かったよ・・・

他にも「ヤマギワソフト」なんかでも販売したらしい。
だがハッキリと「事前予約は受け付けてません。欲しかったら買いに来い」的な姿勢だった。

その分今日1日でこれでもかと聴き倒してやったけど。

元々初販が今年の夏コミだった。
ということはつまり、発売から2ヶ月足らずでの一般発売。
一般と言っても店舗をこれでもかと限ってなので希望者が全員買えたとは思わない。

そういえば「Birthday Song,Requiem」(Lia)もまだ販売されていない。
これは去年の冬コミで、今年の3月〜4月にネット通販された。店舗販売は未定らしい。
音楽としての出来がとても素晴らしいため、この辺は大人の諸事情ももちろんあろうが、勿体無いと思う。

「Spica」、「Hanabi」、「Moon」、「Spica−SORMA remix−」の計4曲。
それら全曲の作詞・作曲は「Key」こと麻枝准氏。ボーカルは全曲もうお馴染みの「Lia」。
アレンジが「Spica」は「SORMA」、「Hanabi」は知らない人、というか初耳の人、「Moon」は・・・、

たくまる氏かよ!?

というのがブックレット見た瞬間の感想。仰け反りそうになった。

某ボーイズ・ラヴ・ゲームの某主題歌で某仰け反ったので()。

今のところその「Moon」が一番好き。サビの聴かせ方が上手いね、相変わらず。
ラストは「恋心」(Lia)を髣髴とさせる。「Hanabi」は・・・この詩は、
・・・この詩はどうなんだろう・・・

表題曲の「Spica」。

っと、こっから先はいつか音楽のところで。せっかくのネタを潰してたまるか()。


10月11日(土)
有り難いなって思うけど、それ以上に、そんな自分は可哀想な人間なのって思うよ。

で、昨日「ソフマップ」に行ったついでにCD屋も。
「B’z」の歌わない人がプロデュースした、「異邦人」(ZARD)、
あと「イミテーション・ゴールド」(倉木麻衣)も一緒に。それぞれはじめて買うアーティストだな。

「verve−circle」の最新作も買ったのでここで打ち止めなんだけど、
探していた「ダブル・フェイマス」のライヴCDは見当たらなかった。新譜なんだけどな。

っていい加減にした方がいいですか。

さて、日本シリーズ直前。
そして同じくして各球団から次のシーズンのために戦力の刷新が図られている。
バベツネ軍のカワイが引退表明→撤回→自由契約→他球団へという流れの中にいる。
他球団でカワイのような選手を必要とするのは、全体的に野手層が若いチームに限られてしまう。

最終的には西武あたりに落ち着きそうだが、興味深く見守りたい。
と思っていたら伊東新監督が「要らない」と言い切ってしまってどこへ行くんだろう。
とりあえず我がヤクルトには年間犠打数でカワイを軽く上回る宮本がいるので要らないけど。

そしてその我がヤクルト。
ベッツがアッサリと退団し、ホッジスも退団した。
そして新たに新外国人投手を補強したモヨウ。どっかに載ってた。

左の技巧派。速い球は無いものの、
フォーク以外のあらゆる球種を投げることが出来る。
時折極端に遅い球を投げるようなマウンド度胸も持っている。

・・・。

王子・石川と酷似してる気がしますよ?

左の技巧派の時点で違和感があるんだけど。
必要なのは多少制球に難があっても力で押さえ込める剛球派の投手だと思う。

ホッジスはその中間で、
真っ直ぐに伸びないブレるストレートが特徴だった。ベバリンも同質。
ルーキーでローテの人となった高井は、制球のあるときは結構力で押さえ込めるタイプだけども。

石堂も館山も制球で勝負な人だしなぁ。
鎌田はテンポとスライダーが命。これもどちらかといえば力勝負じゃない。

ちなみに制球の無い高井はボールを投げるとあらぬ方向へ()。

でもベッツは勿体無かったなぁ。
2年目で慣れが出てくると3割20本80打点くらいは期待できたのに。

あと話は飛びますが60,000hitしたらしいです。ありがとうございます。


10月12日(日)
誰かがドブに足を突っ込んで、ドブさらいをやらなければ。私は、それをやるの。

部屋の整理整頓は滞りなく進んでいる。
ここで「まだ終わってないの!?」と言える人はおそらく常連さん。
その通りだ。ハッキリ言って見通しは面白いくらい立っていない状況なのだ。

笑うしかない、と言い換える事も出来る

「サモンナイト3」さえなければあと5%ほどは進んだだろうか。
しかしそれにしても、本気で今年中に終わるとは思えない。や、無理だ(
見渡しながら)。

とりあえず雑誌を片すことにした。
読む雑誌はその日に読むが、読まない雑誌は1年か2年に1度、まとめて読む。
情報の鮮度、というものに興味が無いため、取り急ぎ取り込まなくてはならないわけでもないからだ。

そういう雑誌は、とりあえず積む。
「封印する」という意味ではなく、物理的に、積む。
形状によってはすぐバランスを崩し、かなりのっぴきならない状況になるために注意が必要だ。

しかし、足元から天上まで無理矢理詰めに詰めてやると崩れない。
3mとない部屋だが、かなり壮観だ。なんというか、
実にやるせない気分になる

デメリットは急を要しても取れない点か。

実に致命的だ。

幸い「優駿」、「広告批評」、「ミュージックマガジン」などはこれに入らない。
入るのは「ぱふ」を除いたオタク雑誌の類(
「ゲームぎゃざ」など)で、まあ今後も読まないだろう。

今後もクソも、読まずに贄ってる号もかなりあるだろうが。

そろそろCDに取り掛かりたい。
未聴CDをすべて取り出したい。もう何が何か解らないから。
といいつつ整理の途中で出てきた「RoST」を懐かしく思い、聴いた。

今何してるんだろうなぁ、声優3人ユニット。

しかし・・・至るところからマジックのカードが出てくるな。
それどころかプリント・アウトしたデッキ構築リストが。あー、懐かしい。

しかし。

黒単色のコントロール・デッキで勝ち手段は相手のライブラリー・アウトのみ
普通に「消えないこだま」(OD)4枚装備に「道徳の変遷」(JU)が入ってるデッキって・・・。

無性に自分を殴り倒したい。

そろそろマジックのコンテンツも更新できればと。

つーか当牧場のコンテンツはすべて「更新しろ」と言われればしますけども。


10月13日(月)
俺は、お人好しではない。解説が欲しければ、野球中継でも―――見てろ!

申し訳ありませんが、今週、再来週と競馬期間です。
19日の秋華賞、そして26日の菊花賞の2つが終わるまで。
この2つのレースがどれほどの意味を持つのかも、追々記していきたいと思う。

もちろん競馬以外の日記も書こうとは思うが、
すでに書く前から「やっつけ」、一種の義務的な心境にある。
何度も繰り返すが、それほどに今年のこの2つのレースは特別な意味を持つのだ。

気が狂わなければいいと思う。
おそらくはその数分間は頭が真っ白になるだろう。
目の前に起こる事実を正確に認識する事が出来れば、それだけで充分だ。

だが、それが出来そうにもない。

まずは19日。京都競馬場の秋華賞。

楽しみに、しかし空恐ろしい気分で、その日を待つ。


10月14日(火)
信じていないからじゃない。それは、ただ、失うことをおそれるあまり。

次の次の日曜日まで競馬期間です。

日曜日はレースの感想。
土曜日は長ったるいmy・予想をする。
金曜日はまあいつものように酔ったようなテキストで(
)、
木曜日は枠順発表があるのでそれはそれでネタになる(
それもどうか)。

しかし、水曜日とこの火曜日は特にこれ、というネタは無い。
正確には「この火曜日はすでにこういった「潰し」で埋まっている」が、水曜日が。

・・・なんか、石投げられそうだな。

キャー!ひったくりー!!(NHKを観ている)。

ひったくりされない方法は荷物を持たないことだと思う。
しかしそれはそれでまたも石を投げられそうなので、真剣に考えてみよう。

となると、自らが「ひったくる側」に立つといい。
こういうタイプはひったくり出来そうにない、或いは容易に出来そうなタイプが自ずと解る。

まず簡単に出来そうな対象。

・子供

いや、何を奪うんだ。

・老人

いや、夢見悪そうだし(気にしてる時点でダメだが)。

・携帯電話で喋ってる最中の女性

これだ。これは容易い。むしろ「ひったくれ」と宣告していると同義(違います)。
しかし「NHKの内容ををそのまま転用してますね?」とかは言わないように。言うんじゃない!(
)。

逆にこういう相手からひったくろうとは思わない人物像。

・ラオウみたいな人

奪った瞬間肉塊にされそう。てか街歩いてても嫌。

・警官

何のペナルティなのか。

・いいかげんアホらしくなってきた

ほっとけ

というわけでひったくられないようにするには、
「常時警官のコスプレをしてボディ・ビルダーのような体格のために要プロテイン」、に決定。

とりあえず友人には要らない。


10月15日(水)
週末の図書館。一方的な約束を、守ったのは私。選んだのは私。

次の次の日曜日まで競馬期間です。

牧場主は、服を脱がない。
こう書くとまるで意味が解らないかもしれない。
言い直そう。「人前で肌を見せるのが嫌な人」なのだ(
えー?)。

もう前のバイト先繋がりで当牧場を訪れてくださる人は少ないが、
牧場主は夏場でも暑苦しいパーカーを上から羽織っていた。冬場は基本的に着ない。
それはなぜかというと、夏場は制服が半袖なので、そのままだと二の腕から先が露見されるからだ。

それが嫌だから、どんなに暑くても長袖の赤いパーカーを着ていた。
最近行ってないが、海水浴へ行っても上半身にTシャツを着たまま泳ぐ(
えー!?)。

自分で言うのも何だが、そこいらの女性より肌を見せることの抵抗は大きいと思う。

そんな牧場主が、外出先で人目を憚らずほぼ半裸になったことが1度だけある。

さあ、競馬期間だ。ここから競馬の話がまる。

数年前の阪神競馬場。
確かマーベラスサンデーが勝った宝塚記念だったと思う。
当時は今の施行よりもさらに1ヶ月遅い宝塚記念だった。7月の終わりくらいだったと思う。

詳細を正確に思い出せないくらい、トンデモなく暑かった。

勝った馬とか、はじめて行った阪神競馬場がどうとか、
確かタイキシャトルが3歳時に唯一負けた菩提樹ステークスの日だったりとか、

もう何がなんだか記憶が混濁するくらい、暑かった

今年は冷夏だったが、この辺は毎年記録的な猛暑が続いていた。
40度に達するかしないかとか、意味もワケも公明党の存在意義も解らなかった(
)。

トランクス1枚で地面に倒れている男性続出。
女性には嬉しい悲鳴かもしれないが、
基本的に世を諦めた人たちなので魅力は無い

女性はさすがにそうはいかない。
むしろそんな半裸で動き回られたら警察沙汰だと思うし。
ただ、ツワモノは水着でゴール前にいた。
もう何をしに来ているのかよく解らない

男性はほとんど上半身裸。
女性の化粧はもう、すごいことになっていた。
こういう時に男に生まれてよかったと思うが、牧場主は最後まで抵抗していた。

競馬のメインレースはだいたい15:30頃にある。
つまり、人口密度がもっとも高くなる時間帯も、その頃だ。
気温は35度とか37度とかだったと思う。公明党の存在意義も(
以下略)。

一緒に行った友人は、午前中で半裸となった。
GIの日なので人が異常に多く、まわりは肌色だらけ。少し吐き気も催す。

飲み物を買いに行くにも長蛇の列。
トイレとか人は並ばない。売店に集う集う集う。
30分ほどかけて辿り着くと、売店の店員はとても面白いことを言う。

「氷が切れてるんですが、よろしいですか?」

よろしいわけあるか

30分ほど並んでゲットしたのが生ぬるいオレンジ・ジュース。

発作的に殺人が起こる瞬間とはこういう時だ()。

しかもジュースを注いでから言うものだから断りづらい。
キレる客も多々いたが、普段どういうシチュエーションでも売り手側につく牧場主も、

ホント、キレそうだった

自意識過剰も甚だしいが、
さすがにこの状況では服を着ていることが死ぬことと直結しそうだった。
仕方なく、泣く泣く上半身裸になり、それも耐えられないので脱いだ衣服を羽織った。

GIのレース直前〜直後は競馬場の温度が冗談ではなく数度上昇する。

マーベラスサンデーがゴールを駆け抜けたとき、人々は馬券に関係なく真っ白になったと思う。

構造的に阪神競馬場は熱がこもりやすい事もある。
やたら観客に気を使った建築物で、パドックなどは広く天井が覆っている。

憎い。

とても憎い。

もっと「こんにちわ太陽!」という構造なら・・・!

寒い時期の競馬場もかなり辛いものがあるが(精神的に)、
しかし暑い時期に行くとかなり悲惨な目にあう。雨も絶対歓迎しない。

友人はあの1日で3kg程度痩せたなどと言っていた。

憎い・・・!!


10月16日(木)
私を追いつめるつもりなら、もっと本気でやって下さいよ。

次の次の日曜日まで競馬期間です。

今週号のスポーツ誌、「Number」は競馬特集号だった。
年に数回、GIシリーズになると競馬の号となる。普段は各種スポーツがメイン。

その中に、田原成貴のインタビュー記事が掲載されていた。

田原成貴。

これまで日本の競馬界において、騎手の天才は3人しかいない。
まず、現在世界を飛び回る活躍を見せる、日本人なら誰でも知るあの武豊。
そして、福永祐一の父であり、不幸な落馬事故を最後に現在もリハビリが続く福永洋一。

そして、田原成貴だ。

福永洋一の騎乗は知らない。
ただ、「迷ったなら福永を買え」は有名だ。
武豊は何よりも馬に合った騎乗をさせれば随一の才を発揮する。
当たりの柔らかい、馬の長所を損なわず、馬と一体化する騎乗は世界レベルだ。

しかし、田原成貴は言葉では説明できない。
何よりも華があった。裏表のない、歯に衣着せぬ言動はよく物議を醸した。

サンエイサンキュー事件というのがあった。

1年以上ずっと使い詰めで、かつ牝馬では考えられないローテーションを歩んできた馬。
必要も無いのに牡馬に混じって走り、夏場には古馬に混じって走り、連闘もあった。牝馬が、である。

明らかに下降調子のサンキューは、有馬記念に出走する事になった。
有馬記念は1年を締めくくる、GIの中のGI。冗談ではなく牝馬の出番はない。
さらに過酷なレースが続き、馬自体の体調も良くない。勝てる見込みは、まずゼロだった。

そんな折、騎乗予定だった田原成貴は報道関係者の前で堂々と言った。

「これで勝てるはずが無い。これで勝ったら丸坊主にでも何にでもなってやる」

競馬は、何よりもまずギャンブルである。
競馬という公営ギャンブルの根幹は、何よりも公平性にある。
田原の言動は、それをたった一言で打ち破った。信じられない言動である。

サンキューは有馬記念を走った。
もちろん、見せ場もなく敗れ去った。そして、ターフそのものを去る。

渦中のサンキューは、その後早逝する。

ただし、田原の会心のレースは今でも色付きで思い出せる。
この世に奇跡というものを具現化させた、トウカイテイオーのラスト・ラン、有馬記念。
サクラローレル、マーベラスサンデーを直線だけでまとめてぶち抜いたマヤノトップガンの天皇賞(春)。

そして、「またまた田原!また田原だー!!」の実況が印象深い、
最後方から人馬一体となってまさに弾丸のように突き抜けていったファイトガリバーの桜花賞。

田原ならなんとかする、そう思わせる騎手だった。

そんな彼はまだ若くして鞭を置き、調教師へと転身する。
初年度から重賞を勝ち、高名なオーナー・ブリーダーにも信頼されていた。
まさに順風満帆な船出だと思われたその矢先、馬の耳に発信機を取り付けるという事件を起こす。

そして最後には、成田空港にて銃刀法違反で逮捕される顛末へと向かう。

日本中央競馬会が下したのは、実質的な「競馬界からの永久追放」だった。

そんな彼が、今号の「Number」に載った。
それも、事件以降、本格的なインタビュー記事としては初のはずだ。

彼はすべてを失った。それからの今がある。
競馬の世界に戻るつもりは無いとあった。それでは罰にならない、とも。

ゼロか1かしかないのが男であり、田原成貴なのだと思う。
不器用と一言で片付ける事も出来るだろう。ただ、それは正鵠を射ていない。
彼は、真摯なのだ。何にも、何事にも、誰にも、サラブレッドにも。だから、彼は魅力的だったのだ。

彼の犯したものは紛れも無い犯罪だ。
だからこそ、その罪は償うべきだし、これは当然の帰結に過ぎない。
今後、彼はどういう立場で、どういう思いで、競馬を観続けていくのだろうか。
そして、おそらくそれは我々では想像する事も適わないほどに悲しいのもなのだろう。

彼の物語は終わっていない。
しかしこれから彼の物語に、競馬が関わっていく事はあまりないだろう。

それは、かつてのファンにとっては少し物悲しいものである。
「昔親交のあった騎手仲間や競馬関係者とはもう会ってすらいない」ともあった。

彼の物語はどこへ続くのだろう。

あの美しい騎乗を見ることは、もうない。

ならば1人の人間として、田原成貴という男を見続けていきたいと思う。


10月17日(金)−第1部−
死んだ訳じゃない。この世界に、いないだけだ。

次の次の日曜日まで競馬期間です。

といいつつ昨日・今日とで野球ネタがチラホラ。
まずホシノ監督の、今季限りでの勇退。これは驚いた。マジで。
なんつーか、シリーズ終了後なら解るんだが、この時期というのがどうにも。

あざとい、と思ってしまう牧場主は汚い人間ですね

近鉄、ローズの退団が決定的。
7億で3年だか4年だかというのはちょっと・・・。
ペタジーニの時も思ったのだが、「なら他所へどうぞ」、なのだろうか。

食指を伸ばしているのがバベツネ軍と中日。
中日よりも広島あたりに必要なんじゃないかなぁ。お金なさそうだけど。
セ・リーグの1年目から通用するとは思えないが、それでも30本前後は期待できるだろうし。

高津、メジャーへ。
これはまだ結論出てないけど、行きそう。
去年までとは違って、来年は本当に行くんじゃないだろうか。
割と悪意的に捉えられそうだけど、1年目は通じると思う。向こう、いないし。こういうストッパー。

最近は慣れられてしまって良い印象はないんだが、
それでも最優秀救援投手なんだし。他の5球団のストッパーの誰よりも優れている。

ハラ監督電撃辞任(遅ッ!)。
あの人は人間が出来すぎているんだろう。
後任のホリウチは日テレ系の野球番組の解説者として1番好きだったんだがなぁ。

西武の松井、メジャーへ。
内野手としては日本人初なのか。意外だ。
確かスイッチだよな、松井って。うーん、どうなんだろう。よく解んないや(
コラ)。

西武は野球スタイルが好きな球団だが、監督変わっちゃったしなぁ。
来年のパ・リーグはどこを応援するかが難題だ。あのサブマリンがいる千葉ロッテが有力。すげー好き。

正確には、アンダー・スロー投手がかぎりなく好きなだけとかは言うな。

来年の日本シリーズは我がヤクルトと千葉ロッテか。

盛り上がらねぇ暴言)。

てか東京と千葉で済んでしまう日本シリーズってどうよ。
千葉は日ハムみたく本拠地を移動しよう。沖縄とかに(
意味解りません)。

野球だけで潰してしまった・・・。
深夜に競馬ネタ。枠順も発表されたしね。
結構期待していたヘヴンリーロマンスが3/4の枠に残れず抽選落ち。

そんな名前だから落ちるんだッ!(横暴)。

ヘヴンリーなロマンス。

18禁?(違うと思います)。

名前といえば今回出走するレマーズガール。
レマーズってなにかなぁ、と思って手元の英和辞典をパラパラ。

もしかして「remorse」?
意味は後悔とか自責の念とか。

レマーズガール。後悔する少女、とか?

そりゃ勝てんだろ

しかも父の名前がアメリカのデフレール。

日本をバカにしているに違いない

母の名はタイムレスツイスト。
無限のねじれとかゆがみとか、そういう意味だろう。

デフレの申し子()と無限のねじれの間に出来た子。
そしてその名前は後悔する少女。なんなんだ。どういう意図なんだ。

日本は永遠にデフレで後悔し続けるというのか。

こんな馬勝ったら嫌だなぁ・・・。

あと補足。
とうとう「Short Circuit」(I’ve)の詳細が発表されましたな。

世に問うている。
ものすごく、世に問うている内容。
果たしてこれまでで獲得したファンが脱兎の如く逃げ出しませんように

本年度頭の悪いCDダントツでNo.1。

でも、こういう解りやすさはすごく好き。
どこで買うかまだ決めかねてるけど、絶対買う。聴きまくる。

今年の「I’ve」は出し惜しみをしませんね・・・。


10月17日(金)−第2部−
君のその好意を嬉しいと思う自分が許せないからだよ。

次の次の日曜日まで競馬期間です。

夢。

おそらく、それは夢。
どういう表現が一番相応しいのか、
あるいは、どういう表現が一番正しいのか、
そんなものは、いくら考えても解るはずがなかった。

夢。

サラブレッドは、血と、夢を乗せて走る。
人々の思いと、世界に繋がる古の血とを背負い、その時代を走る。

夢。

メジロラモーヌという馬がいた。

あれは1986年。
桜花賞トライアル、本番の桜花賞。
オークストライアル、本番のオークス。
エリザベス女王杯トライアルのローズステークスと、本番のエリザベス女王杯。

その6レースを制覇した。
順に1,400m、1,600m、2,000m、2,400m、2,000m、2,000m。
サラブレッドの1年は人間では4年に換算されるといわれる。3冠は、4月から11月の半年間に行われる。

つまり、約2年の間、
それも1,400mから2,400mまでの異なる距離で、トップにあり続けた。

日本競馬史上、牝馬、つまりメス馬で3冠を制したのはメジロラモーヌただ1頭。
牡馬以上に体調の変動が激しく、距離適正の融通が利かない牝馬にとって、3冠は偉業中の偉業である。

かつて、武豊を背に牝馬2冠を制したベガ。
3冠目のエリザベス女王杯で3着に終わり、偉業は成らなかった。

メジロラモーヌの翌年にも名牝はいた。マックスビューティだ。
春に2冠を制し、秋は牡馬混合の菊花賞トライアルの神戸新聞杯、そしてローズステークスを制した。
しかし、1987年11月15日の3冠目、エリザベス女王杯。マックスビューティはタレンティトガールの2着に敗れる。

2003年の3歳牝馬路線は1頭の馬が中心になる。

彼女の名はスティルインラブ。
桜花賞とオークスを制し、1993年のベガ以来、牝馬2冠に輝いた。

そして3冠目、エリザベス女王杯から名を変えた秋華賞。
かつての杜甫らが詠んだ秋に映える華の名の元、史上2頭目の牝馬3冠を目指す。

その偉業を阻止せんと、ライバル達もただ1頭の勝利者を目指す。

まずはアドマイヤグルーヴ。
武豊を背に、そして府中の女帝ことエアグルーヴの血を背負う名馬。
ローズステークスの勝利と、桜花賞3着、オークス7着の屈辱も背に、春の雪辱を狙う。

夏を越えて現われた超新星、ベストアルバム。
条件馬の身でありながらローズステークスを3着。出走の権利を得た。
外国産馬も出走できるハイレベルなメンバー中、メジロライアンを父に持つ内国産馬だ。

新星といえば、もう1つのトライアル、紫苑ステークスを制したレンドフェリーチェ。
古馬混合戦のマーメイドステークスを4着と好走し、そして満を持してトライアルを制覇。GIを狙う。

古馬混合戦ならこの馬もいる。オースミハルカ。
現役最強牝馬のファインモーションを抑え、クイーンステークスを制した。
ここまでGIを3度経験しているのも強みだ。経験だけは何物にも代えられないのだから。

さあ、我々も夢を見よう。

牝馬3冠は成るのか。
それとも他の17頭の台頭となるのか。

さあ、夢が我々を待つ。

3歳の牝馬戦はこれが最後となる。
そして、夢が叶うのならばそういう舞台こそが相応しい。

19日の京都競馬場、15:40。

叶わぬ夢も、叶う夢も。

その日その場所その時間に、答えはある。


10月18日(土)
無邪気に気持ちを伝えられる時期は過ぎてしまった。

次の次の日曜日まで競馬期間です。

といいつつも「ナデシコクラブ」(サカモトミク、花とゆめコミックス)の完結巻。

のネタはまた今度。
土曜日なので予想しないと。競馬の。

1番人気はアドマイヤグルーヴ。
エアグルーヴを母に持ち、父は魔王サンデーサイレンス。
父は故馬となってしまったが、現状の日本で考えられる最高の血統。
エアグルーヴも初仔からこういったGIを取ろうかという馬を輩出すうのか。まったく恐れ入る。

何よりも切れる脚が身上。
普通に34秒を切る上がり時計を発揮する。
春の桜花賞は若葉ステークスから中2週という強行ローテで3着。
1番人気に推されたオークスは精神的な脆さを露呈し7着も、上がりは33.7の驚異的な切れ味。

今回、5枠10番という絶妙な枠に入った。
スタートが下手なので後入れの偶数枠は絶対条件。
だからそのスタートさえ五分に出れば勝ち負けは当然のはず。

というのが概ねの予想だろう。
だが牧場主は違う。この精神的な弱点を突く。
秋華賞のスタートはスタンド前から発馬し、ぐるっと1周するコースだ。
このスタンド前からのスタートがクセモノで、精神的に弱い馬はテンションが上がりすぎてレースにならない。

この馬の母、エアグルーヴもそうだった。
あの秋華賞。久々のレースがGI。そのパドックでイレ込んでハナシにならない10着。
スタートで後手を踏み、直線延びるも掲示板まで、という展開も充分に考えられる。オークスのように。

▲までとする。

2番人気は牝馬2冠馬、スティルインラブ。
前走のローズステークスではじめて連を外す5着。これで6戦4勝2着1回着外1回。

潜在的な能力はやはり同世代の中ではトップクラスだと思う。
何よりも素晴らしいのが、その能力を阻害する悪癖がほとんど無い点。
気性も良く、鞍上の指示に従う自在性。追って確実に伸びる脚に、追随を許さない根性。

前走は+22kgと、いかにも重すぎた。
夏を越しての成長分もあるだろうが、それにしても仕上がり途上。
今回ひと叩きして、いざ本番へ。勝てばメジロラモーヌ以来の牝馬3冠。
過去数十年間の中でも1頭しか達成していない事からもどれほどの偉業かが解る。

頑張って欲しい。勝って欲しい。
問題は鞍上の幸騎手が必要以上に力む事。
普段通り、というのは無理だろうが、馬の力を信じれば3冠も決して夢ではない。

3番人気はレンドフェリーチェ。
ここまで6戦して3勝、2着1回と着外が2回。
その着外も夏のローカルでの条件戦で0.1秒差。
もう1つも古馬混合戦のマーメイドステークスを5番人気で4着なのでそう気にならない。

トライアル戦の紫苑ステークスを2着タイムウィルテルに0.4秒という大差で圧勝。
素質という点では世代の中でも劣らないものをもっていそうだが、さて、人気を背負ってのGIでどうか。

父はコジーン。産駒にアドマイヤコジーンやエイシンバーリンなど。
血統としてはグレイソヴリンを経るナスルーラ系で、底力があり、成長力もある。
ただ、産駒をみても解る通り、距離的な問題は無視できない。両馬共にマイルまでの馬だった。

海外の産駒ではブリーダーズカップのクラシック馬やターフ馬がいる。
なので日本の高速馬場では短距離に出てしまうのかもしれない。裏付けはあるんだし。
さらに京都の内回り、かつ今回はスピード決戦になりそうなので距離は大丈夫だと思う。個人的には。

4番人気がオースミハルカのようだ。
阪神ジュヴナイル・フィリーズ7着があるように、もう世代としてはベテランの域。
チューリップ賞を勝つも桜花賞では6着。オークスも明らかに距離が長すぎての10着。
ここまでの馬なのかと思われていた。だが、夏場を越えて挑んだ古馬混合戦のクイーンステークスがすごい。

あのファインモーションやテイエムオーシャンという現役最強牝馬たちを抑えての逃げ切り。
7番人気という楽な立場もあっただろうが、しかしそれでもあれだけのメンバーを相手に逃げ切り勝ちは特筆モノ。

父がニジンスキーへと続くフサイチコンコルド。
つまりフサイチコンコルド→カーリアン→ニジンスキー→ノーザンダンサーなのだが、
フサイチコンコルドの母の父がサドラーズウェルズで、こなす馬は長い距離もこなすが、基本的にマイラー。

1,400mのりんどう賞やマイルのチューリップ賞、
1,800mのクイーンステークスを勝つあたり、やはり本質はマイラーではないかと思う。

春と夏を越えてどこまで成長できているかが鍵。
個人的には1ハロン長いと見る。スピードで押し切れる競馬になれば、あるいは。

続く人気馬はピースオブワールドか。
2歳女王。4戦全勝でジュヴナイル・フィリーズを制した。
この時は同世代では敵ナシとさえ言われた。牧場主もそう感じた。
しかし好事魔多しで、故障を発生。復帰戦のオークスは明らかな仕上がり途上で3番人気も13着。

サンデーの仔にしては性格的に優秀で、どんな競馬も対応する。
今回、先手を取る事は考えられないが、好位で直線抜け出す横綱相撲も、
中団より後ろで折り合い、3コーナーからまくり気味に上がっていって直線勝負に賭ける競馬も出来る。

血統的にはサンデー×カーリアン。
サンデーにニジンスキーといえばダンスインザダーク。
距離的にもここは望むところのはず。むしろ本来ならオークス向きだった。

枠が1枠2番とずいぶん内に入ってしまったので、
ある程度前で競馬しなくてはならないと思うが、それはそれ。
むしろ直線平坦の京都の、しかも内回りなので、前が止まらない可能性が高い。

過去の秋華賞を見てもそれは解る。
ファインモーション、テイエムオーシャンは好位から直線抜け出す競馬。
3年前のティコティコタックも3〜4番手からで、2着のヤマカツスズランは逃げ切ろうかという競馬だった。

4年前は2頭とも後ろからだったが、そういうときは馬連9万円台という競馬になる。
ファレノプシス、キョウエイマーチ、ファビラスラフィンにサクラキャンドルなど、前で競馬が出来ないとダメ。

だから今回アドマイヤグルーヴの印が軽いのだ。

そしてもう1頭の人気馬、ベストアルバム。
なんつー名前だ、とも思うが、夏を越えて台頭してきた戦績は立派だ。
メジロライアンとトニービンという血統構成。母のベストダンシングは現役時代を見てる気がする。

ここまで2着2着1着3着1着5着1着3着という成績。
勝ち味に遅いが、逆に言えば安定性があり、どんな相手でも臆しない。
夏の1000万条件を快勝して望んだローズステークスを4番人気で3着。権利を得た。

父は前述した通りメジロライアン。
アンバーシャダイ→ノーザンテースト→ノーザンダンサーと続く。
メジロライアンの仔のメジロブライトも種牡馬入りし、日本独自のノーザンテースト系を担う。
産駒にはブライトの他にGI4勝のメジロドーベル、大阪杯のトーホウドリームやエアガッツなどがいる。

上がりのかかる底力勝負の舞台に強い。
オークスやダービーの東京2,400や、根性と底力の中山2,500mなど。
ただしある程度は瞬発力で勝負するので、馬場の荒れる有馬記念は向かない。ブライトもドーベルも勝てなかった。

今回の舞台は京都の2,000m。
メジロドーベルが逃げるキョウエイマーチを捕えたレースだ。
あのレースのように速い展開になると、厳密には上がり時計が36秒前後になると出番。
逆に純粋な瞬発力勝負になると、一瞬の脚は持たないので苦しい。牝馬ではメジロドーベルが典型的な産駒。

今回8枠16番という外に入った。
中団につけて直線でどこまで迫れるか。
レース内容に多分に依存するが、一発があるならこの馬。

さてここでようやく結論だ。
しかし・・・ここまで読んだ人間がいるのか不明だ。

◎=スティルインラブ

3冠が見たい。後世に語り継ぎたい。
ローズステークス5着はご愛嬌。やはり獲るべきレースはここなのだ。
またしても魔王サンデーの仔、というのが気に喰わないが、サンデーの仔らしくないスマートさが好き。

ベストの距離は中山1,800mかな。
でも前述した通り頭の良い馬なのでどういう条件でも力を発揮できる。
京都の2,000m内回りも、得意ではないが決して不得意ではない。むしろアドマイヤより向いている。

○=チューニー

おいコラ笑うな。結構本気だ。
秋華賞は荒れる。荒れる要因はを作るのはこの馬だ。
魔王サンデー×クリスエス。京都の2,000mならかかってこい。
前走の紫苑ステークスは見せ場もなく6着と敗れているが、イレ込んでの結果なので度外視。

そして明らかに距離の足りなかった桜花賞も度外視すると、
この馬は4戦2勝2着1回、その2着はオークスのものという立派なものなのだ。
距離が伸びて大歓迎なのはメンバー中この馬が一番で、むしろエリザベス女王杯の方が向く。

ある程度中団までにつけることが条件だが、穴をあけるならこの馬。

▲=アドマイヤグルーヴ

3番手まで。理由は前述した通りいくつかある。
だから勝ったら謝る。武豊がどう乗るのかが一番興味ある。
春の雪辱、というのがあるはずなのでやはり印を外す事は出来ない。

△=ヤマカツリリー

ある程度引き離して逃げるのが条件。
前述した通り、必ず前の馬が残る。逃げると尚良い。
前走のローズステークスで一皮剥けたと信じたい。距離は長いと思う。
思うのだが、オークスもも4着と好走したし、そこをなんとか。叩き3走目でドン!(
)。

×=レンドフェリーチェ

ベストアルバムとこの馬とで悩んだ。
決め手は自在性。瞬発力のみで勝負するベストアルバムより、
ある程度融通の利くレースの出来るこの馬に最後の印を。距離が不安だけど・・・。

ちなみにスティルインラブ−チューニーで決まると万馬券。

よし、何喰おう!?(馬券買いません)。


10月19日(日)
拗ねて走って笑って泣いて。君のように、そんな風に出来たらといつも・・・。

次の次の日曜日まで競馬期間です。

んもう、すごく興奮した。
ここまで興奮できる事って、個人的にそうない。
1分59秒1の間握り締めていた拳は、冗談ではなく内出血を起こした。

所々紫色に染まるこの手の平は、幸福の証。
号泣したその瞬間は、いつでも思い起こせる最良の瞬間。

祈る、とはああいう事を指すのだろう。
京都の内回りの短い直線が永劫にも感じられた。

よもや本当に、生きているうちに牝馬3冠を目の当たりに出来るとは。

心の奥底で「やはり無理だろう」というのがあった。
それほどに牝馬3冠は牡馬のそれに比べて偉業中の偉業だ。

さて、競馬の予想。
馬券は買わなかったが、結果としてはこんなところ。

1着スティルインラブ。

2着アドマイヤグルーヴ。

3着ヤマカツリリー。

4着ピースオブワールド。

5着マイネサマンサ。

牧場主の予想。

◎=スティルインラブ。
これは1着。やったー!でも性格的に単勝は買わなかっただろうな。

○=チューニー。
誰か昨日の牧場主を撲殺してくれ
一体何を考えてるんだ(
お前だよ)。下から5〜6頭目。くそ。

▲=アドマイヤグルーヴ。
3番手予想で2着。完璧なレースをした。
案の定パドックやスタート前ではイレ込んでいたものの、
スタートは五分に出て、勝ち馬を目標に最高のレースが出来たはず。

△=ヤマカツリリー。
3着だった。やはり前で競馬出来るとこの馬はしぶとい。
先手は取れなかったが好位からの王道相撲。あと1ハロン短ければ、ね。

×=レンドフェリーチェ。
もちろん名前でコラ)。どこ行ったんだろ。
でも今回は強い馬が普通に強いレースをした。他馬に出番は無かった。

もし馬券を買っていたら。
いつもは1レース¥1,000に決めているが、
さすがにGIなら奮発して(
)倍の¥2,000が軍資金。

・スティルインラブ−チューニーのワイドに¥1,000。

・スティルインラブ−ヤマカツリリーのワイドに¥500。

・スティルインラブ−レンドフェリーチェのワイドに¥500。

ワイドばっかりかよ!?

でも一応当たってたんじゃないかな。
ウンウン唸ってアドマイヤグルーヴは切ったと思う。
そもそもアドマイヤの馬が好きじゃないし。来たら来たで諦めもつくし。

さ、来週は菊花賞!
今度は牡馬のクラシック・ロードだ。
ナリタブライアン以来の3冠馬を目指すネオユニヴァース。

楽しみだなぁ!


10月20日(月)
次の走者が待っていないと知ったら、駅伝の選手は、どんな気持ちになるだろうか。

次の日曜まで競馬期間です。

今日のプチ・名言()はこう続く。
「それでも、走り続けるだろうか」、と。深いねぇ・・・。

さて、次の日曜日、菊花賞までが競馬期間。
これは「日記は出来るだけ競馬のことを書きましょう期間」なんだが、
さすがにそれだけではどうなのかという疑問に行き着かないわけでは、もちろんない。

むしろここ数日の、掲示板、アクセス数、メールなどの反響の、

異様な低さに危機感を覚えない方がおかしい

というわけで今日は競馬は避けよう。
さて、となると途端に行き詰まるな。
どういう場所なんだここは

そうだ、日本シリーズ!

っって、コラ、い、石は危ないから投げるな!

強行して日本シリーズの事を書こう。
当初「4勝1敗で阪神」と予想したら、たった2戦でその可能性は消えた。

みんな道頓堀に埋まってしまえ!暴言)。

なんだ、人がせっかく阪神優位だと予想してやったのに!
けどなぁ、2戦目のあの大差は1戦目の影響が大きすぎるんだろう。
何せ1戦目でセ・リーグを代表するエース、イガーを打ち崩したんだし、それが自信になった。

結果論に過ぎないが、やはりDH制を全然使えてない、というのもある。

杉内と伊良部はどっちがベテランでどっちが2年目だか解らなかった。
杉内は打てそうで打てなかったが、伊良部は案の定勢いに飲まれてしまった。
6連打4点の原因は村松の駿足が要因だろう。因果を考えると多少割り切れない思いがファンにはあると思う。

そんなことより。

ズレータってデカいな。

何cmあるのか知らんが、1戦目のサヨナラ打の直後、
マウンド付近で他の選手と抱き合っていたんだが、その映像を見てまず思った。

蛮族?ひどい)。

頭2つ分くらいデカいんだけど。
翌日のスポーツ紙の「チームの役に立てて涙が出るほど嬉しい」というコメントが何とも言えず感動を誘う。

2戦目でも勝負を決定付ける3ランを打ったし。
ただ、甲子園に戻ってきてDHだった彼はどうするんだろう。
あれだけ調子の良いズレータをまさかスタメンから外すとは思えないし・・・。
ただそうなると今度は外す選手がダイエーにいないのが嬉しい悲鳴というかなんと言うか。

鳥越も村松も川崎も活躍してる。
この2戦でヒットを打たなかった野手がいない、というのはどうなんだ阪神。

ていうかヤクルトに勝ったんだったらせめて2勝くらいしろコラ(横暴)。

ヤクルトがダイエーの相手だったら、だと?

うーん。

ヤクルトの4勝0敗。

牧場主がダイエーの選手を呪い殺すからだ!最悪)。

実際は1勝出来れば御の字だと思います。すいません。


10月21日(火)
そういう単純な理屈で埋められなくて。だから止まらなかった。

次の日曜まで競馬期間です。

競馬か。いいのかな(弱気)。
今度は1日早く、金曜日に予想をしよう。
もちろん日曜日はレース感想&回顧。土曜日はまあプチ・ロマ系(
)。
さあこれで3日分は埋まった。・・・なんかついこないだも同じような事書いてた気がするな。

まあ気のせいだろう(違います)。

となると、あとは火曜日と水曜日と木曜日か。

なんか、たった3日が永劫に感じる。
この辺はテキスト・サイトを運営していて毎日唸ってる方なら解ってもらえると思う。

気のせいなんだろうか。

そうだなぁ。その中でも1日くらいなら競馬ネタも許されるとして(希望)、
あと2日か。なんか、意図不明なパズルをやってる気分になってきたな。どうなんだろう。

今日は本とCDを買ってきた(無理矢理)。
本は2冊。以前にちょこっと書いた新紀元社の「Truth In Fantasy」シリーズ。
パワーストーン」と「日本神話」の2冊なんだけど、ちょっと、もう、お金ありません助けて!(誰に)。

牧場主の誕生石はブラッド・ストーンなんだけど、
これにちなんだ伝説や物語などをとりあえず読んでみた。
とりあえず悪魔を召喚できる事は解った(
いや、そこではないと思います)。

ちなみに宝石言葉は「勇気」、「聡明」、「沈着」。
沈着はともかく、あとの2つは牧場主に死ぬほど足りない要素だと思う。

新手の嫌味なのだろうか

さらに「自分の話した言葉は全て真実だと信じてもらえる」らしい。

ああ、この辺はそうだな(えー!?)。

そういえば誕生花の花言葉は「叶わぬ恋」とかだった気がするな。

どういう意味なんだろう。

生まれた瞬間から二次元上のキャラを愛せという啓示なのか。

・・・

寝よう()。


10月22日(水)
運命が天に委ねられ、救いの手を待っている・・・!!

次の日曜まで競馬期間です。

日本シリーズを見ながら、
そしてご飯食べて強烈に眠い中、更新している。

さあ、競馬か野球か「ゴッドチャイルド」(由貴香織里、花とゆめコミックス)7巻。

どれがいい!?

−少々お待ちください−

なんか公明党か社民党か共産党、どれがいい、みたいな感じだな。

どれも結構でございます、とか、そんな感じがとても。

「カンベンしてくれ感」とも言うな失礼だろ)。

競馬期間中なので競馬の話。
今日本シリーズをやっているが、競馬で日本シリーズのようなレースは無い。

無理矢理当てはめれば日本では有馬記念が近いだろうか。
ファン投票によって大半の出走馬が決まるこのレースは、1年の締めくくりとして有名なレースだ。

何しろテレビや新聞などではダービーよりも扱いが大きい。
これは「有馬に勝たないと年が越せない」と言われることからもお解りだろう。
有馬に勝って気持ちよく1年を終わらせ、年はじめの東西金杯に勝って良い1年をはじめる。
これが競馬ファンにとっての1年であり、もう数十年と続き、これからも続いていくある種の慣行みたいなものだ。

有馬記念はほぼどんな馬でも出走できる。
つまり、他のGIレースの大半のような性別、年齢の限定は無い。
ただし、上記したように何頭かの枠以外は、ファン投票の結果によって選定される。
どんなに強かろうとも人気がなければ出られない。オールスター戦の妙味がここにある。

ただし、他のスポーツ以上に競馬は結果が全ての世界だ。
これは他のスポーツとは違って観客ですら金銭の損得勘定をする。
ということは、ほぼ例外なく「強い馬=人気のある馬」という方程式が成立する。

3歳牡馬の代表格、3歳牝馬の代表格、
4歳以上牡馬の代表格、4歳以上牝馬の代表格、
さらには長距離の部類に入る有馬記念だが短距離馬も選出されるし、
さらには絶対条件の違うダート、つまり芝ではなく砂のレースを得意とする馬も選出される。

もちろんレースに出すか出さないかは馬主の持つ数少ない絶対権利の1つだ。

馬主というのはイメージされているほどオイシイ稼業ではないし、
よほど力と金とを併せ持つ有力な個人馬主でないとあまり口を挟めない。

有馬記念は12月の下旬、
正確にはJRAが嗜好する競馬の最終週に行われる。
条件は3歳以上の芝の2,500m。陸上で言えば10,000m走クラスの距離か。

ダービーは競馬の根幹を成す最重要のレースだが、
3歳の限定戦という事もあり、重要度ほどの注目はされない。
だが有馬記念はプロ野球のオールスターよろしく人気馬が総出走するので人気も売上げも高い。

ゴルフで言うならダービーは英オープン。
有馬記念はマスターズとか、そんな感じなのだろうか。違ってたらごめん。

有力どころがみんな出てくるのでレースの質は高く、
それが故に牝馬、つまり女馬の活躍は少なく、それは近年になるほど顕著だ。
それでも1年の締めくくりとして、人気を背負った者の責務として出走してくる。偉い。

・・・オールスターと日本シリーズを足したようなレースなのか。

なんか、ムチャクチャな結論だな

ダイエーの和田、すごいね。本当にルーキーか?


10月23日(木)
もっとも・・・もう、断っても、手遅れですけどね・・・。

次の日曜まで競馬期間です。

といいつつ明日から本当に競馬連記なので今日はやめ。
てーか今やっとサモ3のキャラ考察書き終えて手が痛い痛い。くそ(
自業)。

そういえばキャラ考察は結構前からアップはしていた。
というより、アップしたものに毎日追加していったものなので、ようるするに、だな。

途中のものを偶然見つけるのはカンベンしてください(私信)。

け、検索エンジンかなぁ。

今目の前でキヨハラが出演しているビールのCMが。
「キヨハラさん、僕は好きで好きでたまらない子がいるんですが、どうしたらいいでしょう?」

キヨハラさんの答え。

「好きで好きでたまらん、言うたらええねん」

誰だこいつに回答を依頼したバカは。

今回はその新ヴァージョン。

「Aを取ればBが浮かず、Bを取ればAが浮かず。どうしたらいいでしょう?」

キヨハラさんの答え。

「AもBも取ったらええねん」

ジャイアン・・・

細部は違うかもしれないが概ねこんな感じのCMだった。
身も蓋もないというか、これは一種の「ツッコミ養成用CM」なのではないだろうか。

はじめてこのCMを見たときは誰しも思わずツッコミ入れたくなるはず。

・・・ってキヨハラの話はどうでもいいんだよ。
今日は少女コミックの話をしようと思っていたんだよ(
えー?)。

月刊誌の「別冊マーガレット」の11月号を買った。
ピン、と来る人は来るかもしれない。付録の「ラブ★コン」(中原アヤ)のドラマCD目当て。

・・・。

まあ、いいや(割り切った)。

「ラブ★コン」以外はコミック買ってないので一通り読んだ。
まず面白かったのは今回から新連載の「B.O.D.Y」(美森青)。
この人の作品買い集めよう。(
早ッ!)。まずは「神様の言うとおり」(同、マーガレットコミックス)を購入。

まだ読んでないけど楽しみにしている。他の作品もツテを使って頼んだ。

ツテを使わないといけないことにツッコミは入れないように。

キヨハラさんの答え。

「開き直ったらええねん」

ドダイ無理

あと「高校デビュー」(河原和音)が面白い。
先生」(同、マーガレットコミックス)は文庫化したら買うつもりだったけど、
これは「
愛のために」(同)に引けを取らないくらい面白い。ヒロインがバカだ。好きなバカ系。
ヒーローがヒロインに少女コミックを読まされて思わず漏らす「バカなんじゃないのこいつら」でもうハマった。

「女がこんだけ可愛くて男がこんだけカッコよけりゃ両想いになるに決まってんじゃん」

・・・。

それを言ったら業界自体成り立たなくなるのでやめれ

キヨハラさんの答え。

「端折って押し倒したらええねん」

それは犯罪だろ

あと端折っても成り立たなくなるだろ。

押し倒すで思い出したけど「恋愛カタログ」(永田正実)をはじめて読んだ。
一応存在自体は知っていたが20巻以上続いている作品なので故意的にシカトしていたのだ。

面白ぇ。

なんか、読んで速攻ヒーローに120%感情移入できてしまう牧場主はどうなのか。

・・・。

致命的な発言になってないかな。

キヨハラさんの答え。

「もう遅いやろ」

放っとけ!

うーんうーんコミック欲しいよぉ。
うーんうーん・・・い、胃が痛くなってきた・・・。
でも20巻前後の作品なら「
紅茶王子」(山田南平、花とゆめコミックス)や、
今どうなってるのか違う意味でとても気になる「
花ざかりの君たちへ」(中条比沙也、同)も欲しいんだ。

後者2作品は十数巻まで読んだんだが面白かった。
金銭的な問題ももちろん、場所的にもう困る。そんな数置けないのだ。
何せもうPC用のスピーカーがコミックに埋もれて電源すら入れられない状況だというのに。

これは単に整理してないだけだけど。
ここんとこ全然エロゲしないのはサモ3の次に「スピーカーの電源ボタンが押せない」ことにある。

キヨハラさんの答え。

「壊してまえ」

はじめて読んだらいきなり超・ド級の修羅場だった「CRAZY FOR YOU」(椎名軽穂)。

え、えらいこと(関西弁)になってますな。
4話目でこれか。10話くらいになったら世界は滅亡してるんじゃないか?(
)。

キヨハラさんの答え。

「アカホシのアレはアウトやろ」

そうそう!ありゃないよねぇ。
100人見たら150人くらい「アウト」って答えるぞ(
)。
立ち位置もクソもキヨハラさんもあるか。あれなけりゃ勝ってただろダイエーはよ。

良い試合はいい試合なんだが・・・。

後味悪いなぁ・・・。


10月24日(金)
私の夢の中では、誰も私を傷つけないでしょ。

次の日曜まで競馬期間です。

あぁ「ラブ★コン」(中原アヤ、マーガレットコミックス)は面白いなぁ。
序盤に比べてラヴ度が上がってきてるけど、それでもコメディの質が。関西テイストが。

麺!

丼!

パスタです!

ハッ、いかんいかん。
昨日枠順発表があったので今日は競馬ですぞ。

1番人気、ネオユニヴァース。
ここを勝てばナリタブライアン以来の3冠。
戦前のセントライトから数えて5頭しかいないその伝説の中に入れるか。

父は魔王サンデーサイレンス。アメリカで14戦9勝。
アメリカ競馬の根幹を成す2つの大レースを制した競争成績も立派。
そのケンタッキー・ダービーとブリーダーズカップ・クラシックの2つの他にも、
米3冠の2レース目であるプリークネスステークスも制しており、自身も米2冠馬だった。
3冠目のベルモントステークスこそライバルのイージーゴーアに負けたものの、その年の年度代表場に選出。

種牡馬として日本に送られ、そしてたった数年で制圧した。
数える事すら出来ないほどの勝ち馬と、サラリと何頭ものGI勝ち馬を輩出し、
さらにサンデーの仔も種牡馬として成功した馬も多い。すでに「サンデーサイレンス系」が確立されている。

母ポインテッドパスは父がクリス。
クリス自身は5戦2勝、マイルのサセックスステークスを勝った程度。
シャーペンアップを経るレイズアネイティヴ系。英オークス馬などを輩出している。

3,000mなので17番という枠順は気にしなくていい。
出来れば馬込みに入れられる真ん中より内が良かっただろうが、
元々折り合いに不安のない馬、かつ鞍上が世界のデムーロなので枠順はどこでもいい。

中団の外目で折り合い、3コーナー過ぎ辺りから進出。
4コーナーを回って5〜6番手、直線でそれらをぶっこ抜く競馬が予想できる。

ほぼ何も不安要素がない2冠馬。
距離も、折り合いも、経験も、相手関係も、完璧。
この馬で勝てなければ今後10年は3冠馬を目撃する機会はないかもしれない。

ただ不安要素を探すならば、ローテーション。
秋緒戦の神戸新聞杯4着はともかくとして、この馬は宝塚記念を使っている。

ダービー後中2週で臨んだ宝塚記念を4着。
その後3ヶ月の期間があるとしても、好材料ではないはずだ。
個人的なところでは3ヶ月あったので気にする必要はないと思うのだが、
珍しく折り合いを欠いて敗れた神戸新聞杯の敗因はおそらくここにあるだろう。

ある程度緩みのない流れを長く続く末脚で差し切るのが身上。
3,000mなのでそう速いペースにはならないだろうが、GIなのである程度は淡々とした流れになる。

展開に左右されるところはある。
だがそれは全馬に言えることで、この馬の場合その要素は少ないといっていい。

おそらく日曜日の夕方には、日本競馬史上6頭目の3冠馬が顕現している。

対抗1番手、ゼンノロブロイ。
6戦して4着以下が1度もない堅固たる競争成績を誇る。
2,400mの青葉賞を勝ち、本番のダービーはネオユニヴァースの0.1秒差の2着。

夏を順調に越し、迎えた菊花賞トライアルの神戸新聞杯。
ここで仇敵ネオユニヴァースを4着に沈め、ダービーでの借りを1つ返した。
しかも2着に入った皐月賞2着馬、サクラプレジデントにつけた着差も偉大なものだ。
その差は0.6秒。これは3馬身差の計算で、完勝どころか他馬を相手にしていない、圧勝といっていい。

当初は距離適正から3,000mの菊花賞ではなく、
古馬混合戦でも得意とする2,000mの天皇賞(秋)へ向かう予定だった。
だが天皇賞は来年も出れる。しかしクラシックである菊花賞はこれを逃すと永遠に出走できないからだ。

父はネオと同じ魔王、サンデーサイレンス。
菊花賞はダンスインザダークが伝説となった「33.8秒の光脚」で制している。
手前味噌で恐縮だが、牧場主がはじめて自意識で競馬場に行ったのがこのダンスの菊花賞。

今でも色つきで、寸分の狂いもない精度で思い出せる。
目の前の事実を、事実として認識できないというはじめての経験。
何が起こったのか、何かが起こったのは間違いないが、その正体を認識するまでの時間的空間。

あの経験はもう2度と出来ないだろう。
四方から金属バットで殴打されたような感覚を覚えている。

ゼンノロブロイに話を戻そう。
母はローミンレイチェル。その父はマイニング。
世界中で猛威を振るうミスタープロスペクターの直仔で、つまりネイティヴダンサー系。

アメリカで通算して7戦6勝と抜群の安定感を持つ馬だが、
勝ったGIがBCスプリントの前哨戦、ヴォスヴァーグステークスのみ。
これは日本で言うなればフェブラリーステークス前の根岸ステークスのようなもの。
本番のBCスプリントはサンダーガルチの父、ガルチの10着に敗れていて、能力は未知数だった。

産駒のほとんどが短距離〜マイル馬なのが気になる。
母系に入って確実にスピードは伝えているのはずなのだが、
そもそもサンデーも長い距離が得意な種牡馬ではない。その辺りが気になる。
近年の菊花賞は瞬発力勝負の側面が強いので折り合いさえつけばある程度距離の誤魔化しは効くが、
それでも血統面が占める重要性は長い距離になるほど増していく。血統のみで判断するなら、重い印は打てないのだ。

決め手はある。むしろこのメンバーでも1番手の決め手を持つ。
問題はその決め手、つまり末脚を発揮できるような展開に持ち込めるかどうか。
マイニングに名血バックパサーが入っているので競り合いにも強い。直線勝負なら前でも後ろでも強いはず。

さらにここに出走する有力馬のほとんどに勝っているのも強みだ。
ネオユニヴァースやサクラプレジデントには神戸新聞杯で土をつけているし、
ザッツザプレンティ、チャクラやリンカーンなどにはダービーでも突き放している。

前で粘るとじつにしぶとく、
後ろからでも確実に34秒台の末脚を発揮する。
4番枠なので好位での競馬になるだろう。末よりも根性のいる競馬になる。
直線に向いての1番手はこの馬だろうが、そこから血統で距離を我慢できるかどうか、だ。
走ってみないと解らないと言うと怒られそうだが、それが競馬である。そして、それも競馬である。

3番手サクラプレジデントは離されての3番人気。
これはもう気性面の荒さと、距離を不安視されてだろう。
皐月賞2着や古馬混合戦の札幌記念を勝ち切るポテンシャルは持つものの、
ダービーを2番人気で折り合いを欠き、7着に大敗した印象が強く残っているはずだ。

父はこの馬も魔王サンデーサイレンス。
母はセダンフォーエバー。その父は名馬、マルゼンスキー。
8戦8勝の圧倒的な戦績と外国産馬という事で「初代黒船」と呼ばれた。

「一番外でいい。他の馬の邪魔もしない。賞金だっていらないから、ダービーを走らせてくれ」

マルゼンスキーを語るとき、この伝説が必ず語られる。
日本で生まれた馬ではないためにダービーをはじめとするクラシックに出走できなかった。
後の菊花賞馬を相手にダービー後のレースで大差をつけてぶち抜いたことからも、能力は超一流だった。

さらにこんな逸話もある。

マルゼンスキーは有馬記念に出なかった。
故障を発生して有馬記念前に無念の引退となったのだが、
これが当時日本の隆盛を体現していた2頭の日本産スーパーホース、
そう、テンポイントとトウショウボーイに勝たれては困るため、故意的な出走断念だと噂されたのだ。

真相は解らないしおそらくデマだろうが、
その噂に真実味を持たせるほどにマルゼンスキーは強過ぎた。
1997年に死亡するが、彼の血が日本競馬界に遺した遺産は計り知れない。

サンデー×母の父マルゼンスキーといえばスペシャルウィーク。
GIを4勝し、武豊に初のダービーを与えた名馬だ。サンデーの最優秀産駒でもある。

スペシャルウィークはダービーを勝ち、菊花賞も2着。
その後もジャパンカップや天皇賞の春を勝っている通り、
純粋に血統的に言うならば、それほど距離に不安は無いはずなのだ。
特に菊花賞は長距離のスペシャリストであるセイウンスカイに敗れたもの。
これは相手が悪すぎたと言っていい。京都のあの距離では相手が1枚も2枚も上だった。

サクラプレジデントが不安視されているのは折り合いだ。
つまり、鞍上の指示に従わず、自らのペースで走ろうとする。
マラソンと同じくペース配分が重要な要素である長距離でこれは致命的だ。
最初から全力疾走して勝てるマラソン選手など世界中どこを探してもいないのと同じ。

短い距離ならいい。
陸上の100mは息を入れる暇すらもない、無呼吸運動だ。
だが、長い距離で力を発揮しようとするなら必ず抑えが必要になる。
その役目が騎手の仕事であり、サラブレッド自身にその能力は持ちえていない。

さらに今回はダービー後3走目となる。
札幌記念、神戸新聞杯を使い、さらなる上積みはそれほど期待できない。
むしろ前走でゼンノロブロイに完璧に負けているため、ここはどうしても控えめにならざるを得ない。

武豊がどこまで我慢させ、直線での爆発力に賭けれるか。
それが実現すれば、札幌記念で見せた33秒台の末脚で他馬を撫で斬れるだろうが。

リンカーンも人気馬の1頭。
夏を越えて成長著しいのがこの馬。
未勝利とOP特別を2連勝して臨んだダービー。
重馬場で持ち味である切れを殺されての8着は、成長途上と合わせて無視していい。

すみれステークスでゼンノロブロイを3着に下している。
そのレースで34秒前半の末脚を見せており、決め手ならこの馬にも出番がある。

父が・・・サンデーサイレンス。またか。
母が現役時代も活躍したグレースアドマイヤで、その父が名血も急逝が惜しまれるトニービン。

サンデー×母の父といえばあの2頭が思い浮かぶ。
牝馬2冠馬ベガを母に持ち、ダービーを制したアドマイヤベガ、
そして今年牝馬3冠レースの全てで1番人気に推されたエアグルーヴの仔、アドマイヤグルーヴだ。

血統的な裏付けは何も不安はない。
3,000mだから、という不安は血統面からは皆無だといっていい。
もちろん最も得意とするのは2,000〜2,400mの瞬発力勝負だろうが。

ただ、この馬も折り合いに不安を抱える。
素質はあるために鞍上の腕に期待しよう、横山典弘。
前走の神戸新聞杯4着は追い出そうとしたところで前が詰まる決定的な不利。
競馬らしい競馬も出来ずに、それでもネオユニヴァースのハナ差なのだから大したものだ。

さて、これだけ書いても4頭分しか書けてないのか。

・・・

結論に入ろう。

◎=ネオユニヴァース

歴史に名を残す3冠馬誕生の予感。
前走で負けたのが良い方に出そう。スティルインラブのように。
この馬のためだけに法を改正させたのだから舞台はそのすべてが整った。

○=リンカーン

サンデーの1、2は無さそうな気もするが。
前走は不利、ダービーは重馬場と考えると5戦3勝2着2回。
夏を越えて確実に成長しているはずだし、ここでそれがすべて開花する可能性は高い。

▲=ヴィータローザ

ラジオたんぱ賞とトライアルのセントライト記念を2連勝してここへ。
セントライト組の代表格だが、どうしてここまで評価が低いのだろうか。
確かに不良馬場であり、メンバー的にも手薄な感はあるだろうが、重賞2連勝は伊達じゃない。
サンデー×リファール系で切れ味勝負ならこの馬にも必ず出番は出てくる。割と器用で展開に左右され難い。

△=ゼンノロブロイ

無視することは出来ない馬。
個人的に「菊は血で走る」と思っているため4番手評価。
掲示板には載るだろうが、果たしてどこまで。2,400mなら◎なんだがなぁ。

×=ニシノシンフォニー

血統だけならこの馬。
1枠1番なので印を打つ。つまり、逃げろ。
いや、逃げるのはサウスポールだろうから最内の2番手をじっくりと追走。
追い出して味のあるタイプでは決してないが、それはそれ。ここ2年荒れてるので今年ならこの馬。
人気馬が中団で固まって牽制し合ってくれればよもや、の場面が生まれてもおかしくない。
・・・多分

さあ、これでどうだ!(何が)。
馬券買うならネオとヴィータローザ、ニシノシンフォニーのワイド。
あとリンカーンを軸にヴィータとニシノのワイド。
ワイドばっかりや関西弁)。

再来週くらいに京都競馬場へ行くぜ!
1人で行くのも少し寂しいので実地で誰か牧場主にレクチャーされてみるかい?

・・・。

麺!

丼!

パスタですよ!

これにツッコめる人は果たしてどれだけ・・・。


10月25日(土)−第1部−
でも、きっと変わらないものもある。心の小さなドアの、奥の方にね。

明日まで競馬期間です。

顕現せよ。

すれば、我々は伝説の証人となる。

降臨せよ。

すれば、我々は悠久の刻を垣間見る事が出来る。

あれから時が流れた。
平成の世で唯一3冠の偉業を成したナリタブライアンはもう、この世にいない。
かつてのセントライトはもちろん、東京オリンピックの申し子、シンザンも大往生を遂げた。

残るは驚愕の3冠馬、ミスターシービーと、
そして日本史上最強の「絶対皇帝」、シンボリルドルフの2頭。

ルドルフの仔、トウカイテーオーは皐月賞とダービーを無敗で制した。
3冠は確実、父子2代、しかも無敗での3冠達成は想像すら絶する偉業中の偉業のはずだった。

だが、彼は3冠目の菊花賞に姿を現す事は無かった。

日本に血の革命を起こしたサンデーサイレンスの初代産駒であるフジキセキ。
現在でも最高傑作とされる彼は同世代をまったく相手にせず、2歳王者の地位に輝く。
春の緒戦、皐月賞トライアルの弥生賞をまたしても遊びながら圧勝し、この時点で3冠馬誕生の声もあった。

だが、彼はその3冠のいずれにも出走できなかった。

ミホノブルボンもまた、3冠の壁に跳ね返された1頭。
朝日杯を制し2歳王者となった彼は、全戦全勝でクラシック・ロードを駆け抜けた。
それらをすべて逃げ切って勝ち続ける姿に人々は感動し、ダービーも逃げ切って2冠馬となった。
菊花賞トライアルの京都新聞杯を制し、ここまで全戦全勝で迎えた最後の1冠、菊花賞。3冠の路は見えていた。

だが、彼は「レコードブレイカー」、ライスシャワーの2着に敗れ、それが最後のレースとなった。

日本の競馬はイギリスのそれを範としている。
1人の貴族の戯れではじまったダービー・レースを頂点とし、
日本でもダービーが生まれ、春の英2000ギニーを皐月賞として制定した。
そして最後の1冠、秋に行われる英セントレジャー競争を範としたのが菊花賞だ。

本場イギリスのセントレジャーは凋落の代名詞となった。
スタミナ競馬を頂点としていたが、アメリカのスピード競馬に屈した結果である。
今ではもう英3冠という概念すらほとんど存在しない。それほどにセントレジャーの地位は失墜してしまった。

だが、日本では違う。

菊花賞は今でもGIの中のGIである。
最後のクラシックとして注目度も高く、勝った馬の地位も高い。
3,000mは世界を見渡しても注目される距離ではないが、それでも確固たるステータスを誇っている。

スタミナだけでは勝てない。
だが、いかにスピードが潤沢でも、それを持続させるスタミナは必要となる。

1冠目皐月賞は「最も速い馬が勝つ」とされる。

2冠目のダービーは「最も運の強い馬が勝つ」とされる。

そして最後の3冠目、菊花賞は、「最も強い馬が勝つ」とされる。

最も速く、最も強く、運までも味方につけたサラブレッドはこれまで5頭。

戦前の勇者、セントライト。

その名は「神を斬る」のか「真たる者の参」か、シンザン。

その疾駆は大地をも弾ませたミスターシービー。

絶対無敵、史上最強、中山の神帝、シンボリルドルフ。

シャドーロールの怪物、ナリタブライアン。

そして今年。

ネオユニヴァースが皐月賞とダービーを制して菊花賞に臨む。

3冠は成るのか。
先週、スティルインラブが牝馬3冠を成し遂げた。

今度は君の番だ。


10月25日(土)−第2部−
あなたは頭のいい人だから、泣き方を変えたのねえ。

明日まで競馬期間です。

てーかとっとと追いやろう()。
とはいいつつ、実は前回の日記のようなモノのほうがキーボードは進む。
根が極端すぎるロマンチストだからか、事実を装飾する言葉や言い回しはいくらでも出てくる。

だが、自分と言うモノに徹底して辛い。
辛いというよりはいかに自分がおだてられると図や調子に乗るかを知っている。

自己卑下、という言葉は好きな言葉ではないし、
牧場主を「自己卑下するクセのある人」と認識している方もおられるかもしれない。

だが、それは絶対に違う。
理由は2つ。ここでは記さないが、とにかく違う。

笑わせる、という事は実に難しい。
基本的には、出来るだけ笑っていただこうと思って日記は書く。
でも、ハッキリ言って自ら満足できるような日記など半年に1回とか、そんな程度だ。

たま〜にお褒めの言葉をいただくが、正直に言うと「?」と思うところが大きい。
だから無理矢理「感受性というのは千差万別なんだなぁ」と納得する事にしている。

それくらい自分のテキストに満足するという事はないし、
それを言うなら日記などよりよほど書き物のほうが読み返すし、満足感もある。
本当に日記を読み返すというのはあまりしないし、読み返してもそれは酔い時の暇潰し程度だ。

つーか当牧場のコンセプトが「潰せないくらいの暇潰し用」なんだが。知ってた?

それも牧場主専用のダメ)。

というかすでにこの時点で「またヘンなこと書いてるなぁ」と思っている。

たまーにバイオリズムによるところかこういうのを吐露してしまう。
自分でも「裏で書けばいいのに」とも思う。そのための場所でもあるんだし。

しかも、こういうのはアクセス数が少し伸びた日に書く。
どういう経緯で当牧場にお越しいただいたのかは知らないが、
そういう方に対しての「当牧場はこういう人間が書くこういう場所なので、それでも良ければ」という姿勢。

我ながらどれだけ天邪鬼であれば気が済むのか知らないが。

ま、こんなところで良ければ今後ともよろしく、と。

最近の新規ご来場者様へは一言。

「今後絶対、あなたの不快感を多大に買うテキストが現われます」。


10月26日(日)
黒いものが少しだけ、灰色に見えた。

今日まで競馬期間でした。

あ・あ・あ・あ・・・!
15:45分頃は魂の抜け殻になってまちた。
あの競馬で差し切れないんだから、原因は距離だろう。んーむ、残念。
まあこれでいかに3冠が難しいかが示せたので・・・ってどう言い訳しても残念だぁ。

勝ったザッツザプレンティは過小評価していたかな。
馬場が荒れ気味という事もあったのに、この馬をすっかり忘れていた。
パワーとスタミナに富み、切れ味はないものの、末脚が長く持続するのはヒシミラクルに似ている。

ただし、ジャパンカップに出てくるのかは解らないが、もし出てきても消し。
その代わりに有馬記念は◎打つべし。荒れた馬場に長い距離、根性のいる舞台ならもう1度。

2着のリンカーン。
直線入ったところで見失ったのだが、すごい脚で2着確保。
不利でもあったのかな。見えない位置から飛んで来たので途中まで沈んだと思っていた。
今回2着だが、ただ、この馬は2,000m以上なら条件は問わないと思う。絶対能力は世代中5指に入る。

ゼンノロブロイは4着。よくやったというべきだろう。
この馬も3〜4コーナーで無理だと思ったが、4着に喰い込んでいたのに驚いた。
結果論だがやはり秋の天皇賞の方が条件的には向いていた。菊は前が止まらんよ・・・・。

推していたヴィータローザとかニシノシンフォニーはどこへ行ったのだろう・・・。

さて、今日はリトル・ミィ氏とご飯食べてきた。
アニメ・ゲーム系のCDを一律お願いしているので、1〜2ヶ月に1度引取りを兼ねて。

落ち合った瞬間「お好み焼き食べに行こう」と言われる。

・・・何かの策略ではないかと思った

絶対裏があるに違いない。
いつも「何が食べたい?」という問いに光の速度で「お好み焼き」と答える牧場主。
それに対してやはり光の速度で平手を喰らう、というのがお約束たからだ(
若干誇張があります)。

コミックのお話で盛り上がりました。

ボーイズ・ラヴ作品とか。

イエー遠い目)。

しかし、今日気付いた自分でもよく解らない思い込み。
どうしてここまで旧エニックス系と、マッグガーデン系のコミックを避けてるんだろう。
我々の結論としては「キャラ・デザインさえ受ければお話は2の次3の次横浜ベイスターズの次」ということ(
)。

果たしてそれが正鵠を射ているのかすら、実は解らない。
というのも牧場主の周り、知人・友人で読んでる人って皆無だからだ。
言い換えるならそういう人とはオトモダチになれない、ということでもあるのだろう。

ジュヴナイル向けの小説も同じかな。富士見や電撃文庫の事だけど。

ちなみにジュヴナイルってのは「少年・少女」の意味だ。

確かに少年・少女が読むにはちょうど良いのかもしれないけど、
そういう多感な時期はもっとしっかりした「純文学」と呼ばれる作品を読めとも言いたいけど。

ま、どうでもいいや。

てかなぁ、異様に花とゆめ系に詳しい男より随分マシだとも思うが
絶対彼氏」(渡瀬悠宇、フラワーコミックス)とか読んで喜んでる男って、普通引くだろう(首締)。

あと一生懸命「ぎゃるげでないエロゲ」について説明しました。
しかし、おそらく牧場主の伝えたかった事の2%くらいしか伝わらなかった気が。

今ならこう言います。

「1度、仕事と割り切ってで構わないのでぎゃるげでないエロゲをプレイしてみてください」、と。

もちろん玉石混淆甚だしい世界なので、
選ぶ作品によっては踏みつけて火をつけたくなる作品もありますが。
一般的に女性にも支持されているエロゲならだいたい大丈夫かと。コンシューマ化されたものならなお。

で、今日引き取ってきたブツを並べてみよう〜。

「Stokesia」(I’ve)。
でもこれって純粋に「I’ve」の作品でもない気もするけど。
作品そのものは知っているけど、なんとなく手を出せないのが「おねてぃ」シリーズ。
この2枚組CDの購入動機は実は、「Senecio」(詩月カオリ)の、しかもオフ・ヴォーカル・ヴァージョン。

この曲自体好きなんだけど、インストで聴いてみたかった。
イントロのアンサンブル感とかとても好きな曲なので。ボーカル乗っても好きだけど。
高瀬さんの曲と違って良い意味でまとまりの良いのが中沢さんの曲。面白味に欠けるかもだけど。

「SUNNY SIDE HILL」(ROUND TABLE feat.NINO)。
どうでもいいけどアーティスト名長いよ。何かのアニメ、かな。番組の主題歌みたい。
HMV」で好きなアーティストを色々検索していたら引っかかった。前作もあり、氏のところでも置いてるだろうと。

ってもまだ「Big Wave Sunset」(ROUND TABLE)も聴けてないんだけど。
こちらも小気味よく、そして小奇麗にまとめ上げる作風が好き。だから実は、割とすぐ飽きが来る。

・・・褒めて貶すのはクセなのですいません。
どうも褒めっぱなし、その逆ってのがダメな人で。無駄に不快感買うよなぁ。

「be Human」(菅野よう子)。
攻殻機動隊の2枚目。これを買わずに何を買うのか、と。
店内のBGMにかかってたんだけど、さすがに一発で解る。音の1つ1つが別次元。
この人の描く、いや、描いてないんだろうけど持っている世界観というのは永遠に解らないと思う。

攻殻のサントラは1枚目が目から何かが出るくらい好き。
ただ、作品としてならアニメ、「ウルフズ・レイン」のサントラの方が上だと思う。
でも、これは悪気があっていうわけではないんだけど、最近の作品は妙にまとまりが良すぎる気がする。

あの当時、聴くたびに度肝を抜かれたような衝撃感が、足りない。
「ブレンパワード」や「マクロス・プラス」の頃なんだけど、耳が馴れてしまったからだろうか。
アニメ作品としてのコンセプト、というのもあるんだろう。ってか、そんなのって贅沢にしかならないよな。

ほぼ全作品、期待を裏切ってくれないわけだし。

「LEAF VOCAL COLLECTION VOL.2」(V.A)。
エロゲ・メーカーの「
LEAF」作品の主題歌集。「1」から異様に間隔が空いたな。
ってか「うたわれるもの」のサントラどこ行ったんだろう。これ見て思い出したよ。まだ聴いてないぞ!(
バカ)。

今の「LEAF」がエロゲ・オタクにどう評価されてるのかは知らないし、
むしろ正確には別にどうでもいいんだけど、音楽だけは買い続ける・・・と思う(
弱気)。
なんか半分以上持ってたりするからあんまりお得感は無いかも。「Kaya」って今何してるのかなぁ。

「久保×時SONGS!」(石川英郎、森川智之)。
・・・なんですかこれ問題発言)。キャラ物だったのか。ビックリ。
氏から「君の好きな石川と森川の歌モノCDが出てるよ」と言われ、即買い決定。
別に声優として好きなわけではなく、この2人、異様に歌が上手い。なんで声優やってんだろ(
問題発言)。

まあ結果的にキャラ物だと知っていても買っただろうから同じか。
惜しむらくはプロデュース陣を知らないんだけど、知ってる人いたらいいなぁ。
実は菅野よう子の次に安心して聴ける作品かもしれない。良い意味でも、悪い意味でも。

というわけで、これでしばらく音を喰い繋いでいけるぞーと思っていたら、
帰ってとりあえずメール・チェックだけ済ますと「HMV」から「今日発送しました」とのメールが。

・・・。

お金がありませんよ!?

ってこれ頼んだのいつだよ。
氏に「別段良くもなかったよ」と言われた「水の女」(菅野よう子)、
さらには今となってはどういう動機でクリックしたのか浜田真理子の数作品。

そしてこれが原因だ。
注文後半年以上経ってようやく催促した例のブツ。
「I’ve」ファンならご存知の「...Split」(Neurosocietia)だぁぁぁ・・・。

本音としては「本当に入荷するんだ・・・」なんだけど。
ほとんど諦めていたからなぁ。や、もちろん聴きたいですよ。
「I’ve」では何曲かでクレジットのある「wata」というのがこの人のこと。
「空を舞う翼」(島宮えい子)の作・編曲がこの人じゃなかったかな。ウロだけど。

シ、「Short Circuit」(I’ve)までは喰い繋げそう・・・。


10月27日(月)
あんまり禁欲的にしてると愛はゆがむからな。

競馬期間は終わりました。
今後はGIレースのある週の週末だけ、ネタになります。

ちなみに年末までほぼ毎週GIがあるのはナイショだぞッ☆

・・・。

うぅ、胃が・・・。

さて、ダイエーの日本一で幕を閉じた日本シリーズ。
結局7戦まで行ったのがまず意外だったが、総括としてはとても面白いシリーズだった。

阪神の敗因をたった1つ挙げるなら、先発陣の不甲斐なさ、になるだろう。
1戦目井川、2戦目伊良部、4戦目井川、5戦目下柳、6戦目伊良部、7戦目ムーア。
勝った試合でも先発に勝ち星がつかない試合をしていては、シリーズの流れを掴めない。

打線はまあこんなところではなかったか。
赤星の不振ぶりは目を覆いたくなるかもしれないが、
そもそもチーム打率が2割前後というのでは勝てる試合など完封しかない。

打たれまくられ、走られまくられ、ルーキーや2年目に抑えられては。

勝機が無いわけではなかった。
ムーアやウィリアムス、吉野など、左のスリー・クォーター系の投手に手も足も出なかった。

だが、やはり井川はともかく、
シリーズで活躍した伊良部に期待しすぎた面があっただろう。
もちろん間違ってはいないと思う。牧場主が選ぶ立場でも、2戦目は伊良部だ。

でもなぁ。6戦目は解らなかった。
ハッキリ言って精神的にも投げられる状態ではなかったと思う。
やはり経験、大舞台に対しての慣れも、仕方が無いとはいえ、原因に挙げられるだろう。

だから、これを土壌に出来るかどうか。

ダイエーは、というか、杉内も立派だったが和田がすごい。
なんだこの投手。本当にルーキーなのか。
電池で動いてるんじゃないか?失礼)。

そう思わせるほどの強心臓ぶり。

欲を言えば寺原を見たかったな。
阪神で言うなら7戦目の井川。出せる場面が結局無かった。

身売り問題で根底がゆすぶられているが、良いチームだと思う。

これ書いてる時点でMVPはまだだけど、
個人的には城島、あと杉内、本当は和田なんだが、この2人じゃないかな。

とても興奮できたシリーズだった。

よって来年はヤクルトが日本一で(しつこい)。


10月28日(火)
何もしていない人間が、才能について語るなんて十年早いわ。

さあ、競馬期間も終わったので少女コミックの話でもしましょうか!

・・・。

・・・。

・・・・・。

えーっと。いいじゃないですか。たまには(たまじゃない)。
5分ほどディスプレイの前で思考に耽っても何も思い浮かばんのだよ。
というわけで大筋の方向性は決まったがどれにしよう。でも最近語ってはいないよな。

いくつか目に止まったが、これにしよう。

少年魔法士」(なるしまゆり、ウイングスコミックス)。
現時点で4巻まで読了も、刊行中の11巻までの道のりは長い。
実は今1冊の活字を読んでいて、これはそのうち必ずネタにするんだけど、
今日はここまで、と本を閉じて、いつものように寝る前にビールなどを呑んでいたわけですよ。

いつもならテレビを観ながらだったり、
あるいはネットに繋いでいくつかのニュース・サイトを見て回ったり、
そういう気分でない時は自分のサイト、つまり当牧場のコンテンツを読み返して、

そして気分が悪くなって寝たりするダメ)。

しかし昨日は面白いテレビもやってなかったし、
ネットどころかPCの電源を落としていてもう面倒くさい。
雑誌はもう何のどの号から読んだものやら解らない量が未読なので見送り、
するとどうだ。未読コミックス。結局ここに落ち着く。しかもその時に気付いた1つの嬉しい誤算。

部屋の片付けの続行中なので、未読コミックスの救出に成功した作品がいくつかが!

部屋の整理はまだ終わらんのか、というツッコミは年末年始によろしくッ☆

今まで場所は解ってるんだが取り出せなかったのだ。
他にも「
きらきら馨る」(高橋冴美、同)や、「ふしぎ遊戯−完全版−」(渡瀬悠宇、フラワーコミックス)も発掘。

前者は3〜4巻くらいまでは読んでいてそれ以降。
後者は読んだら号泣するのが目に見えてるので、まだ当分読まない気がする。

で、発掘した未読作品の1つが「少年魔法士」。
以前掲示板で「読まないのですか?」とツッコミを入れられた事も思い出す。
現在11巻まで。1日1冊で11日かけて読もうと、酔いの残った頭でとりあえず1巻をパラパラ。

あれ、もう4巻まで読んでしまいましたよ!?

ていうかナギ姫にお酌して欲しい!やかましい)。

メイメイさんといい、牧場主は酒好きの女に弱いのか。新たな発見だ。

・・・両者ともなんか違う気もする。

ちなみに内容は多分半分くらいしか理解してない気が・・・。
複雑というか、端的に言って「?」が頭を乱舞。とりあえず酔った頭で読む作品ではない。

しかしナギ姫カッコいい!
次点で勇吹。「やっぱり・・・」とか言われそう(
えー?)。
あと怪獣モチロン(
)の勢いでレヴィ猊下も要チェックだ!

・・・うぅ、胃が・・・。

でも不覚にも「香港ジャック・ザ・リッパー」のラストがグッと来た。

でもナギ姫(姫って呼ばれてるけど姫なのか?彼女)のキャラって面白いなぁ。
謎でお茶目で強くてカッコよくて。見た目はバンビちゃんそのまんまな気もするが。

くそう。これから日本酒に切り替えようかな(意思薄弱)。

よって活字を封印(えー!?)。
こちらは純度120%の恋愛モノなんだが、また後日1から一気に読み返そう。
量としては2日もあれば読めるだろうし。前作もそれくらいだったし。活字好きの人にはピンと来るだろう。

でもこれ、少女コミックじゃないよね。

血だらけだもん。


10月29日(水)
誰が金を払ってくれんのさ。地球の平和は、やりたい奴にお任せするわ。

色々と噂はあったが、正式な発表があったので・・・。

伊藤智仁、引退

正直に言うと、このあいだのコスモス・リーグの伊藤は見ていられなかった。
いや、実際目にしたわけではなく、ニュースなどで映像を見たのだが、涙が溢れた。

ストレートの最大球速が109キロ。
打者4人に対して1アウトを取るものの、3人には四球。
おそらくマウンドを降りたときには決意は固まっていたのだと思う。

もうあの高速スライダーを見れないだろう事は解っていた。
解ってはいたが、やはり全盛期のあの勇姿を知る者にとってはこの結末はあまりにも悲しい。

誰も打てない。触れることすら許されない。
まるでマンガのように、意思を持ったかのように曲がるスライダーは神業と称された。

通算しての防御率が2.31。

こんな数字、常人で無い者が集うプロの中でも、図抜けて優秀だ。
オリックスの野田、西武の松坂と身震いするほどの投手を見てきたが、伊藤は別格だった。
昨年の今頃、復帰を賭けて臨んだマウンドで右肩を脱臼した。復帰への道は、またゼロからとなった。

瞼に焼き付けたあのフォームを忘れずにいようと思う。

今では球種の1つに数えられる「高速スライダー」の発祥は伊藤とされる。
スライダー自体がストレートとま紛う速度、球威のままにスライドしていく球種だが、
そのスライダーに「高速」という形容が付く。そう言わしめるほどに伊藤のスライダーは異種的なものだった。

出来る事ならば、公式戦で、そしてユニフォーム姿でマウンドに立って欲しかった。

そしてそれがどれだけ無謀なことかも、思いたくはないが理解はしている。

今後は球団に残り、後進の指導に当たるのだそうだ。
今後も、伊藤2世のような投手が現われるとは本音としては思わないが、その可能性はもちろんゼロではない。

あの頃を知っている自分はいかに幸せ者なのだろう。

野球人、伊藤智仁を見続けることが出来た自分は、いかに幸せ者なのだろう。

それだけの幸せをもってして、ようやくこの悲しみを打ち消せる。

そしてこの悲しみの生みの元もまた、その幸せから来るものだ。

今はただありがとうを。

そして、お疲れ様、と。


10月30日(木)−第1部−
人間には限界があるし、あっていいと思いますよ。

つまらん!
なんだか最近の日記はどうにもつまらん!
自分でいかに首を締めているのかは解るが、自己満足極まりない。

ってか動機付けは自己満足、という驚愕の事実はこの際無視することにする。

しかし「少年魔法士」(なるしまゆり、ウイングスコミックス)が面白い!

でも意味解んない!(あなたはバカです)。

「ist」という車のCMはオトメ心をバッチリとこれでもかとゲットしてると思う。
それに引き換え「ジョージア」のCMはもうダメだと思う。悪い意味で。あれは誰か喜ぶのか。
性別を問わず顔立ちの整った人を眺めるのが好きな牧場主だが、あれは滑稽以外の形容が出来ない。

関係ないな。

ついでに言うと、仲間ユキエ(漢字知らない)という人。
とても美人だとは思うんだが、この人は演技をしてはいけないと思う。ファンの間では暗黙なのかな。

ていうか10巻の表紙の人物は女性だと思ってたら男かYO!

ちなみに今のクールで観ているドラマは「白い巨塔」だけ。
「ジョージア」にも出ている矢田アキコ(
漢字知らない)という人もやはり演技向きではないと思う。

それ以外の役者さんのレベルが他の番組より図抜けてる分残念だなぁ。
あのテのドラマがまさか1人の女優という単騎狙いで観る軽い人・・・いるのか。いるかもしれないな。

保志総一朗の声を聴くために「藍より青し」を観る人間だっているわけだし。

・・・。

who?

おっといけない。
溢れ出んばかりの教養が出てしまった

・・・。

うぅ、胃が・・・。


10月30日(木)−第2部−
神様の赦しだって俺はいらない。ただ、その言葉だけが、嬉しかった。

どういうわけか「その気」が沸いて、ここ数か月放置していたCD群の整理にかかる。
実は「富嶽幻遊記」(
PCゲーム。ちなみに一般)を探していて、出てこないかな、と期待したのだ。

出てくるわけあるか

この際なのでCD群をより分けることにした。
「未聴」、「MD収録」、「いつも不意に聴きたくなる」、「それ以外」。
というわけで、今「未聴」の列をデジカメで撮ってみた。そしてそれは明日のネタにする。

とりあえず現時点で40枚と少し出てきた。
親の年齢と同等と予想していたが、すべて合わせると、とうに鬼籍に入った祖父の年齢に近くなりそう。

明日はデジカメ画像をアップするので、
「いや、それは聴いておくべきだろ」というCDがあればご指摘ください。
まあ画像が荒くて何が何だか解らないと思うけど。でも持ってれば「あれって確か・・・」と気付くと思うし。

ちなみにデジカメを使用したのは数ヶ月ぶり。
購入して1年以上経つが、使用した機会はこれで3〜4度目だ。

これを宝の持ち腐れと言う。

まあ、何にせよあんまり数を競ったり誇示したりするのは好きじゃないんだが。

どうにもガキみたいで。

誇示というよりは自分への戒めに近い気がするし。

ああ、あと睡眠改善薬の「ドリエル」を購入。
しかし・・・6錠、3回分で¥1,000くらいした。3日分で。

なんかすげー納得いかない。


10月31日(金)
そして幸福を教えてあげよう。常にそれは、失われる時にそうであったと気付くのだから。

すいません。いきなりですがすいません。
昨日酔った頭で(
またか)直前の日記、つまり第2部目を書いてたんですが、
デジカメで撮影した画像を見ていると、どうにも何が何やら解らない。タイトルが見えないのだ。

というのも部屋の光をシュリンク(ビニール)が反射していて、文字が読めない。

では場所を変えて撮影すればいいのだが、

実に面倒くさい

よって予定を急遽変更して、
未開封ではなく気に入ってMDに叩き落すいくつかのCDを紹介したい。

「DEEP RIVER」(宇多田ヒカル)(TOCT−24819)。

相変わらずこれ以上の日本の歌モノCDって聴いた事がない。
日本に決別を告げた、現存する日本のアーティストとしては最高級の才能だと思う。
音の1つ1つが他のCDと比べたら裁判沙汰になりそうなくらい際立っていて(
意味解りません)、
詩・曲・演奏・ボーカルのすべての要素が別次元。これを聴いてから「J−POPS」に対しての認識が変わった。

好きな曲は「SAKURAドロップス」と「travering」。
そして「A.S.A.P」と、何よりも表題曲の「DEEP RIVER」。
このCD聴いてなんとも思わなかったら今後日本の歌モノCDはオール・シカトでおっけーよ〜。

でも宇多田ヒカル本人は好きじゃない。
テレビとか出てたらチャンネル変える。芸能人として活動するな。

でも、そんな人間が言うんだからある程度の説得力はあるかな?

「ESCM」(BT)(輸入盤)。

もう知らない人の方が少ないかも。
牧場主が今まで聴いた中で2番目に好きな曲、「Flaming June」収録。
ほとんど無理矢理に、強制的にこじ開けられる世界観は特筆モノ。言葉で語れない。

はじめて聴いた時は「ブワァァー」というSEとともに新たな感覚を感知。
「ああ、こういう世界もあるんだなぁ」と感慨深かった。驚くという表現は適切でない気がする。

てか「ブワァァー」ってなによ。小学生か

「FISH TONE」(FISH TONE)(CHCB−70001)。

CD」欄に載せるなら両評価でダントツの「10」。
とりあえず今まで聴いた日本のテクノ/トランス/エレクトロニカモノの中ではダントツ。
アーティスト名の「FISH TONE」は「I’ve」でもお馴染みの中坪淳彦氏のソロ・ユニット名。
音楽はアイヌ音楽をサンプリングに使ったり、結構目新しいところもあるが、純粋に美しさが際立っている。
誰もが簡単に入り込めるアジア・テイストで、トランスというほどガチャガチャしてないところもオススメ出来る要因の1つかも。

2ndの「KING JOE」(同)は打って変わってサイケデリックなんだけど、
こっちは音の1つ1つが緻密に配置されていて、とても美しく、そして奥行きがある。

好きな曲は、マジで全部なんだけど、
挙げるなら「FISH TONE」(
曲名)、「RECYCLE J.P.N.」、
そしてその曲名の情景が思い浮かぶ「LAVENDER’S HILL」も大好き。

あと数年で廃盤になりそうな予感がヒシヒシするので是非。

「MORNING TRACKS Vol.2」(V.A)(KSC2−237)。

クラブ・ミュージックのコンピ。全3作。
上記の「Flaming June」を収録しているのが特筆点。
コンピ・アルバムにはかなり収録されてる曲だけど、このミックスが一番好み。

「聴いてみたいけど・・・」と若干の躊躇がある方に是非。
他にも「The Journey」(Love Club)や、「Stream」(UTM)などのチョー・名曲もズラリ。

これと「TRANCE ESSENCE」シリーズも同じくらいオススメ。
こちらも全3作で合計6枚になるんだけど、この「MORNING〜」の2と、
そして「TRANCE〜」のやはり2枚目がチョー・オススメ。こっちはダッチ・トランス真っ盛り(
)。

てか、この「MORNING〜」の2の2つを聴いてダメなら今後電子音系の音楽はオール・シカトでおっけ〜。。

てか6枚ともレベル高いんだけどね。

ってチョーチョー書いてたら頭の悪い子みたいですな

・・・手が疲れてきたのでやめようっと。

明日と明後日は競馬日記です。

今日の日記といい、興味無い人にとってはまるで辻斬りだな。


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