夢幻の更新記

本質を見極めろというのは無理な話だ。しかし、物事の少しだけ奥を考えるという事は出来るはずなのだ。

4月1日(土)

 「The world is drawing to an W/end」

 昔俺は声優の養成学校に通っていた。それは日記の中で何度か書いたので知ってる人もいると思う。で、その学校。今は二条河原町にあるらしいけれど、昔はJR大阪駅の周辺にあった。で、授業の開始が11:00くらいから。当然終わるとかなり時間的に暇になる。

 その時に一度だけ、「まんだらげ」に行った事がある。当時ヲタク同士合い慣れるのが嫌で、授業が終わってある程度付き合い程度のお喋りをするとさっさと教室を後にしていた。んでもってせっかくだから一人大阪駅の周辺をぶらぶらしているのが常だった。

 大抵はゲーセン。そこでもあまりゲームはせず、単に時間を潰してボーッとしていた。そんな時、なんとなく通りを歩いていると見えたわけだ。今もそうなのかは知らないが確か二つ店舗が並んでて、一つ入って泣きたくなって二つ目には行かなかった記憶がある。まず何に驚いたかって入った瞬間なにやら地球の生まれではないような(格好が)女性二人に案内される。割とキレイな女性だった(確か)ため、余計に腹立たしかったと記憶している。

 妙なスナックと間違えたか!?などと不安になっていたかと思うと、まだスナックの方がマシだった。とにかくどこの星から出稼ぎに来ているのかは知らないが、地球のお洋服を着ているスタッフは一人としていなかったと思う(男は普通の格好だったかもしれない)。当時の俺は「演劇の衣装も一種のコスプレやん」という友人の言葉に妙な、でもかなり大きなショックを受けていて(今はそうでもない。コスプレもやれと言われれば全然抵抗ないし、見るのも化け物以外は好きなほうだ)、コスプレイヤーを敵視していた。

 店の内部もまたすごかった。暗い。いや、店内は大きな音量の音楽がかかっていてうるさいくらいだったのだけれど、なんとなく暗い。そしてジメジメしていた。新興宗教の集いっぽかった。何しろ今思うとアニメイトやゲーマーズの客層に輪をかけて質、量ともに蠢いているのである。「毒消し草」か「キアリーの魔法」は必須だった(ちなみに俺は両方持ってなかったために、直後その場を後にする事となる)。

 そこで生まれて始めてコスプレというものを目にした。最初が綺麗なお姉さんだったためか、割と悪い印象は持たなかった。何のコスプレだったのかは今をもってもわからない。猫っぽかったと思う。

 ただ、阿鼻叫喚の地獄絵図に近かった。また怒られるかもしれないがその時の俺はとっさにそう思った。あれから半年くらい大阪に通っていたが、結局一度きりで、二度と行く事はなかった。身体が確実に怖れていた。

 今の俺は「毒消し草」こそもっていないものの、毒そのものに耐性が出来ている。今行ったらたぶんもっと客観的にレポートできたはずだ。コスプレには単に「へぇ〜」という感嘆を漏らすくらいだが、あの混沌の雰囲気はかなり「素質」が試されると思う。

 声優という明日を夢見ていた少年は、いくつかのアルバイト、そしてアニメショップのこれまたアルバイトを経て、本屋をやっている。人生ってこんなもんだろうとつくづく思う。次の予定は馬券士!(笑)

4月2日(日)

 「だからオイラは自分に出来ない事はしない。今ここでやるべき事をただやるだけだ」

 「Y2K」=「oこはますむこさん」の略。「東鳩」=無論「キャラメルコーン」。「FF」=「フィーリングでファイト」。頭の中でよくこんなわけわかんないこと考えてる今日この頃(しつこいが今日は4月3日)。みなさまいかがおすごしでしょうか?読むのダレてきた?(笑)。

 なんともはや「妖しのセレス」にどっぷり。わかってはいたけどねぇ・・・。面白いわやっぱり。まだ途中なんでどうなるかはわかんないけど。しかし相変わらずこの作者は字が汚いな(苦笑)。柱とか頑張らないと読めないし。

 後はやっぱり「バスタード!」の萩原もかなり凶悪なまでに字が汚い。いくらなんでもあれはひどい。暗号のようだ。逆に吉住渉とか津田雅美とかあのへんの少女漫画家の字って機械的に綺麗。あれをめざしたい。俺って結構気分的に字が綺麗な時と汚い時があるからなぁ・・・。

 自称4つの筆跡を完璧に操る男みるみっく。しかし役立った事は一度として、ない(苦)。

4月3日(月)

 「栞なんて娘知らない。私に妹なんていない。私は・・・一人っ子よ」

 さて、ようやく今日という日。今異様にハイテンション。というのも訳がある。昨日の土曜日の夜から今日月曜日の早朝まで東京まで行ってきたのです。同人誌即売会のお供として。このどう見ても電話帳にしか見えないパンフレットももう何冊かある。んでもってとにもかくにもちょ〜っと自分でも無茶っぽいスケジュールだったかも(笑)。

 家に帰ってきたのが月曜早朝7:00。家を出るのがだいたい9:00過ぎくらいのため、結構時間が出来る。よし、掲示板にでも書き込んで日記でも書いておくか!と駅から家までの道中考えながらテクテクと歩いていた。

 家帰ったら速攻で寝てやんの(笑)。気が付いたら10:00だ。ダメじゃん!(笑)。まあ遅刻というのが無いものの、そのぶん仕事の終わりが遅くなるだけなので、半ば開き直ってシャワー浴びてご飯食べてゆっくり行った。・・・のはよかったもののなんだか身体が気だるい。なんともないといえばなんともないがいかんせん仕事の半分が運転なのである。ちょっと危ないかな、と思いコンビニにてドーピングする事を決意。

 でもっていつも迷う。なんであんなにドリンク剤って種類があるんだろう。よくわかんないし。とにかく数本買ってその場で一本。これがまた効くんだかただの甘ったるいジュースなのかわかんないくらい中途半端。しかしながら徐々に効いてくる物なのか運転中はかなりハイテンション。FMから流れる曲の歌詞にツッコミを入れていくくらいハイ。「なんでやねん!」、「それは”愛”ちごて”SM”やろ!」など(苦笑)。

 そして今、数時間前に飲んだ最後の一本が残ってるらしくまだハイ。安っぽい身体(笑)。便利だな、俺って。

4月4日(火)

 「日本のファンの全ての思いを背負って、ドバイという遠い地で、彼女はその名の通り、星となった」

 今日、夕飯を採りながら夕刊を読んでいた。色々な事件、話題の中、やはり一面のトップは小渕首相の安否に関してだった。夕刊を読みつつ、「ニュースステーション」を観ている。食事を終え、フッと数分考えてみる。思わず涙が出そうになった。正直、家族の目がなければ泣いたかもしれない。

 小渕首相は倒れた。時間は愚か分刻みのスケジュールという激務の中、有珠山の噴火で止めをさされた形といっていい。小渕首相は混沌の中何を思ったのだろうか。あなたは幸せだったのだろうか。俺はそうは思わない。大きなお世話なのかもしれないが、あなたはもっとゆっくりすべきだったのだ。人一人が支えられるものは意外に少ない。あなたは日本国の総理大臣というよりも先に、一個人の人であったはずだ

 なのに世間では解散総選挙の時期や時期内閣の動向についての話題で犇めき合っている。もう一度言おう。首相は倒れた。我々の生活を支えてくれていた一個人はその超過的な激務を背負い、結果、今集中治療室だ。俺達は笑えない。笑う権利も、馬鹿にする権利も、何もない。もしそんな人間がいればそういう人種こそが鬼畜であろう。

 周りを見れば欲に飢えた愚者達や、反論する事しか知らないジャーナリストという肩書きを持った馬鹿者達、自分がどんなに頑張っても国民の半数以上は選挙にすら行かない、つまりは自分の国に興味、関心がなく、憂いてもいない、そんな国民達。あなたはそんな中でも立派に、誇れるくらい頑張ったと思う。おそらくあなたが最悪の事態になっても、大多数の人達は何の感心も示さないだろう。

 滑稽だったのならば笑えばいい。愚かだったのなら詰ればいい。ただ、小渕首相はその身を犠牲にしてこの国、つまりは我々の為に尽くしてきた。局地的なセンチメンタリズムがこれを言わせているのではない。ただ、国民も、マスコミも、もっと首相を労わってやってもいいはずなのだ。

 急遽留学先から帰国した二女の心中はどんなものだったのだろうか。あの痛々しい姿でまた、涙を誘われた。彼女の父は日本の総理大臣ではない。小渕恵三という一人の父親なのだ。

 何に対してでも苦言を言う輩の何と多い事か。やはり、首相の努力も虚しく、この国は滅びの一途なのだろうか。

4月5日(水)

 「本当はひとりはさびしかった。さびしかったよ、おとうさん」

 この間、ちょっとした競馬の話になった時、ある人がこう言った。「レースの最中に怪我した場合、どうしていきなり薬殺するの?」と。これこれこうだから、という結論よりも先に、言い方は悪いが格好の例を挙げてみたい。一度名馬のコーナーに載せようと思ったがあまりの苦しさの中に断念した一頭のサラブレッド。そう、テンポイントについて。

 テンポイント。時代は遡り、今からおよそ20年以上前の馬だ。世代的には40〜50のおじさんが一番思い入れのある年代かもしれない。詳しい経歴は省くが、その美しさと強さで日本の競馬界を席巻していったスーパーホースだった。同期のトウショウボーイ、グリーングラスと合わせてTTG三強時代とも呼ばれる。かの天才、寺山修司が詩に残したほどに強烈なカリスマ性を持った馬だった。

 昭和52年の有馬記念で最大のライバルトウショウボーイを下し、いざその目を海外に向けた昭和53年1月の日経新春杯。そしてその最強馬に課せられた斤量なんと66.5kg。今、競馬の世界では58kgを越えるだけでも酷量といわれる。そしてやはりその酷量に死神の鎌は降ろされた。4コーナーを過ぎた辺りで冬の硬い京都競馬場のターフに、彼は倒れた。右後肢の骨折。通常なら、普通なら、ここでその命は消されるはずだった

 しかし彼は生かされた。そのスター性、カリスマ性から、全国の競馬ファンは彼の死を無理矢理に止めた。そして、優秀な医師団が懸命な治療を施していく。しかし、片脚を動かせないサラブレッドに待っているものは、ひどく恐ろしい悪夢でしかない。運動をする事の出来ない脚は、徐々に腐っていく。そう、サラブレッドにとっての延命とは拷問に他ならない。

 二ヶ月後。蹄葉炎を併発した彼は、全身衰弱でこの世を去った。

 競馬を真剣に見始めた頃、一頭のサラブレッドが俺の中から消えた。競馬で最も嬉しい事を教えてくれたサラブレッドは、競馬で最も悲しい事も教えてくれた。ライスシャワーが淀で倒れた時、俺は心の底から懇願した。「どうか、彼を殺さないでくれ」、と。しかしそれは個人的なエゴであり、我侭でしかないことに当時の俺は気が付いていなかった。しかしその心の空間は未だに埋まっていない。いや、埋まる事はないのだろう。

 泣くだけ泣いた。もうこれ以上涙を流せる事はないんじゃないかと思うくらい、その夜は泣き明かした。

 誰にとって何が幸せなのかという事は、誰にもわからない。ただ、テンポイントという馬の悲劇を知った時、始めて俺はサラブレッドに対する心構えを少しだけ変える事が出来た。あの時、あの年代に生まれていたら、間違いなく治療を懇願したはずだ。何も殺す事はない、何とか上手く生かせてやる方法があるはずだ、と。

 これから先、競馬を見つづけることによって、愛したサラブレッドとの死別はかなりの数で襲ってくるだろう。それが、正直言って恐い。考えたくもない。人のために生まれ、人のために生かされ、人のために走って、人のせいで死ぬ。これは、理不尽な事かもしれない。

 天国で笑っている。擬人化して、最大のセンチメンタリズムで、そう思うことにした。そう思わせて欲しいのだ。でないと、でないとあまりにも惨すぎる。だからもう少ししたら笑って話せるのだろう、ライスの事も。

 人はそうやって成長していくものだと信じて、成長の一端を担ってくれたんだと思って、今はただ、冥福を祈る。

4月6日(木)

 「アズライト・・・。最強で最凶のデアボリカ・・・か」

 ようやっと「妖しのセレス」を完読。やけに時間がかかったな。というかこういったことはオススメ書籍のコーナーで書けばいいんだろうけど、あそこは何と言われようが「オススメ」を書いてるのである。「妖しのセレス」は勧めないことはないけれど、どういう方向から見てもどういう読み方をしようとも「ふしぎ遊戯」には到底敵わないと判断。よってここに「感想」を書いてみたい。

 哀しい物語である。当初のコミカルさはどこへ行ってしまったのか。さすがに涙を流す事はなかったものの(やばい場面はいくつもあった)簡単に一言で言うなら悲哀の物語なのだろう。で、これがアニメ化するって話を全然知らなかった。で、コミックスの帯を見てまず最初に思ったこと。放送できるのですか?に尽きる(苦笑)。なんせせめて15禁とか思ったもの。

 冗談は置いといて、マジで原作のまま進んだら放送は出来ない。思い返すだけで強姦のシーンが2〜3あったと思う。加えて近親相姦的なテイストが強い。人がバサバサ死ぬ。最後は救われない。果たしてアニメ版ではどういうストーリーになるのか。気になるところではある。

 が、各臣さん。あなたはカッコイイ(またか)。俺はあなたのような影を持つインテリタイプにかなり弱い。そしてアレク。貴様は最高だ(笑)。「密かにドリー@キャストを買ったり、ときメモのOVA(OVA・・・(苦笑))を揃えたりなんてしてないデシ!」なんていうIQ200を越える学者がどこにいる!(笑)。そして声が関智一とはどういう了見だ!井宿そのままじゃないか!ちゃっかりいいシーン持って行くとこまでそっくり・・・。

 とまあ面白い事は違いない。が、全体的に無茶苦茶重い。難しい。謎だらけ。言ったように救われない。どう考えても(筆者も言ってる通り)青年誌向きの題材だと思うんだけどなぁ。

 ちなみにこの人の書く美形男性はかなりカッコイイ。少女漫画界では一番カッコイイのではないだろうか(ビジュアル的にね)。

4月7日(金)

 「春が来て、ずっと春のままだったらいいのに・・・」

 おい、泣くな、そこ(笑)。というわけで今日も平穏無事に一日が終わりそうなので感謝。時にそこの君、「Kanon」というゲームをやったことがあるかね?そうか、ないか。いや、特にオススメするというわけではないのだが一度経験しておくが良いぞ。あっさり派かどっぷり派かこれほどまでに分かれるゲームも珍しい。何?昨日からヲタクっぽい話しかしてない?当然だ。ネタがないから(苦)。

 まあ冗談はさておき、いずれオススメのゲームのとこにも書くんだろうけど、その上記のゲーム。まあこれまでプレイした人から話を聞くこと六名(直接だから少ない)。俺を入れて七名。簡単に一言感想。

 A.ゲロ泣き。もうダメ。イントロかかるだけで涙腺緩む(三名)

 B.みくびってた。すごいと思う。でも正直難しかった(話が)(二名)

 C.いたたまれない。プレイするに耐えなかった(一名)

 以上。俺はA。もう無論って感じ。最初にプレイした時、これで泣かない人間がいるのかと思ったくらいの醜態だった。印象的には三本の指に入るくらい強かった。多少の欠点なんて吹き飛ぶほど入れ込んだ。が、時間を置いてちょっと考えてみるとCの人の意見がよくわかる。重いから。

 Cの人の感想を聞いてから「あ、やっぱりそういう人もいるんだな」という事を強く認識してあんまり書かなかったんだけど・・・。卑怯だしなぁ。死という概念をほとんど使わずにそれでもその圧倒的なシナリオの妙で人気だった「ONE〜輝く季節へ〜」の方が今では俺の中で評価は高い。ヲタクのヨタ話として聞いて欲しいのだが、そもそもに前評判の異常な加熱ぶりがあったのも無視できない。

 「Kanon」の発売後、結構早めに評判は広がって、その内容はいかにも「泣かせる」的なものばかりだった(まあ実際泣いた人間がここにいるからあんまり強くは言えないのだが)。そしてそれが今思うと滅茶苦茶に過剰評価だったように思える。乗せられた人が大勢いたと思う。哀しい事だ。

 俺?俺はその手のリプレイとか評判とかわざと見ない人だから知らなかった。というかそういうのを聞くと逆に「じゃあ俺はやめた」になるから(苦笑)。勧められると退くのよね〜、困った事に。

 とまあなぜこんな事を書いてるからっていうと、「AIR」の発売までに自分の中で価値基準を一定値に戻さないといけないから。特にここのゲームは。

4月8日(土)

 「紳士・淑女の皆様方、大興奮のご準備を」

 覚えてる人もいるかな?この言葉は昔競馬のCMに使われたコピーなんだけどね。上手いなぁ。思いつかないよ、こんなの。「コピー・キャッチフレーズ大辞典(情報センター刊)」を読みつつ今日の日記。しかし高いなこの本。

 「天は赤い川のほとり」が面白そうである。「妖しのセレス」後何を読もうかと色々弄っていた所これに当たる。どうしていつもいつも少女漫画なのか自分でもよくわからない。というか、少年・青年誌に面白そうなのがあまり見当たらない。「サラリーマン金太郎」はものすごく面白いのだけど、読んでるうちに自分がいかに小さな人間か、いかにダメな人間かが露見してくるので途中で止めた。卑屈だなぁ(苦笑)。

 しかし今ようやく「ブギーポップ」を読み始めた。「ブギーポップミッシング〜ペパーミントの魔術師〜」から読んでなかったのでこれを。感想?まあオススメのとこには載せらんない。というか、なんだこれ?ああ、ファンいないよね?いる?ならやめとこ。ああでも間違いなく挿絵変わったら読まないな。誤解している人も多いみたいだけど、それほど「ブギーポップ」は好きじゃない。絵が好きなだけ(しつこい)。

 「パンドラ」は面白かったけどね。あとはあんまり・・・。「ハッピィサルベージ」と好きな程度で言ったら同じくらいだから(だから「COOL DOWN」とかとも同じといえる。しかも読んでもいない)。浅いんだよ、生意気言うと。

 ってまあ苦言ばっか言っててもよくないんでやめとこ。昔は好きだったんだけどなぁ、ライト小説。

4月9日(日)

 「もし本当に何かに利用されて今の暮らしがあるのだとしたら、私はありがとうと言いたいです・・・」

 午前の4:00頃帰宅。身体は結構疲れていてすぐに寝れると思ったのだがそうはいかなかった。どうしてかこんな日に限って眠れない。起きたら競馬見ないといけないから(これに限っては生で見ないと意味がないと言うのは解る。しかしドラマはビデオでもいいだろう?(苦笑))、早めに寝つかないといけない。ここのところ一度寝ると際限なく寝てしまうので余計だ。

 寝るための努力というものを幼い頃からかじってきた。最初はホットミルク。これに砂糖を少し加えて飲んで布団に入るとあっさり寝れた。それに馴れて来るとこれにブランデーを二・三滴たらしたものになる。これがよく効く。今なら競馬のビデオ(昔の物の方が感慨深くてよい)見ながら缶ビール。オヤジくさ〜い(笑)。でもまあこれが今。

 睡眠薬。これはもう二度と飲みたくない。恐い。意識すら無くなったような感じ。大袈裟だけど無に帰す、みたいな感じだったのを覚えている。まあ今は疲れてるから普通に寝れる。これが一番いい。何かに頼ったらダメだ。

 というわけで、さ、寝よう(笑)。

4月10日(月)

 「俺、笑わない女って嫌いだから・・・」

 異性の兄弟。あなたにはいるだろうか。今日のテーマは「禁断の愛」について。どうなんだろ。本当にいるのかな?そういう、実の兄や妹に愛情(この愛情は「愛でる」ものと違う事に留意)を持つ人。いるんだろうな。その気持ちは永遠にわからないのだろうけど(いないからね、姉も妹も)、興味がある。紹介してくださいとは言わないけど、思ってる事、思われるだろう事についての反論などを一度聞いてみたい。

 これが性欲の対象としてみるならば話は別だ。それは単なる犯罪だからね。が、共に相思相愛な関係だったらどうなのか。どうもならないのか。いや、まず世間的におおっぴろには出来ないはずだ。そういう世の中だから。

 ここで出てくるのが「血の繋がり」というやつ。ここんとこギャルゲーなんかで”血の繋がらない妹”ってのをよくみる。これは単に「あ、血が繋がっててそういう関係になるのってやっぱおかしいよな。じゃあ義理にしちゃえ」という配慮に他ならない(まあ配慮とも言わないが)。俺が思うに義理だろうが血が繋がっていようがそれは関係ないような気がする。

 YesかNoかで問われたら俺は擁護する側に回る。釈然としないが。なぜか?なぜなんだろう(ヲイヲイ)。ただ、好きとか愛しいとかを感じるのに血がどうのこうのというのは意味がないことなのではないかと思うから。無論反論もあるだろう。その意図もわかるつもりではいる。大抵の人は異性の兄弟をそういった恋愛の対象として見ることはないはずだ。だから、禁断なんだけどね。

 う〜ん・・・。ダメなんだろうな、やっぱり。世間的にとかじゃなくて、宗教的にでもなくて、なんていうのか、意義的、いや、摂理的にあってはならないことなんだろう。でも、そういう気持ちってのは大体押さえられないものだろうし・・・。

 やっぱ永遠にわかんないんだろうなぁ。ちょっと悔しいなぁ。世の中に「絶対に理解の出来気持ち」があるっての

 妹はいらないけどお姉さんは欲しかったかな。兄でもいいけど。

4月11日(火)

 「将来この子が困る時が来ても、一緒に悩めるのがたのしみなくらいです」

 パフ、ザ・マジックドラ〜ゴン♪・・・みなさまお元気でしょうか?望まれなくても続く日記ですよ〜。元気かな〜?よしよし、なかなか元気がいいじゃないか。その調子で明日も一日がんばろー!オー!

 ってなわけで相変わらず高確率で更新できない日が続くこのホームページ。酔って寝た、という真実はひた隠し今日も行く行く嵯峨街道(?)。ソニー・マガジンズはいい会社〜♪でも返事はすぐに下さいね〜♪

 オホン!とりあえず休みをくれ。

4月12日(水)

 「へぇ、渡辺君の給与明細は命に見合う内容なのね」

 今号の「アサヒグラフ」はいい感じだ。とりあえず表紙の「ゲーム・クリエイター」という文字で買った人もいるかもしれない。このテの薄い週刊誌はあまり好きじゃなくて、そもそもが週刊誌を好まない。今週刊で買っているというのは「競馬ブック」だけ(しかも競馬ブックは週刊誌とは言わない)。昔は結構買っていたような気がする。ジャンプとか。でも漫画週刊誌はコミックが発売された時の新鮮味を失うからやめた。

 購入している月刊誌はかなり多い。しかし漫画雑誌はない。読みもしない漫画もその代金に含まれるかと思うとちょっともったいない。確かに傑出して面白い作品もあるのだろう。が、所詮それはバクチみたいなものでギャンブルだ。信用ならない。

 あれ?なんか否定的になってきたな。おかしいな。酔ってるからかな。よし中断。寝よう。それじゃあまた明日。

4月13日(木)

 「あなたは何もできない。失敗作だから。ピースの足りないパズルは飾られることはないの」

 一人「MINMES」で修行を積んでる気分。誰か助けてっ!てな具合で今日も愚痴っぽく始まってもう終わろうかと思う日記ですが。ネタも体力もないですな。ついでに気力も。こりゃ田園調布に家が立つわ(?)。

 まあ冗談は置いといてこういう時は時事ネタに限るんだけども今日の夕刊見てもあんまし面白そうな記事載ってないし〜。セクハラがどうのこうのっていうのはどうでもいいとして、あの「三国人」発言。日本のマスコミとかそういった堅そうな機関って揚げ足取りが好きだね〜。どうでもいいじゃん。おまえらそんな事に文句つけてる暇があったらもっと何か有意義な事が出来るだろ、って感じ。

 えてして暇なんだろうな〜。羨ましいな〜。人の発言の揚げ足とって難癖つけて。馬鹿じゃねーか?・・・おっといけない、またやっちった。おさえておさえて。こういう所でしか愚痴を吐けないっていう俺もどうかと思うが。まあ愚痴じゃないなこれは。

 どうでもいいけど阪神と巨人ってのは誰が監督やっても同じだよ。これ本当。

4月14日(金)

 「思い出を抱いていれば、別れたって忘れないよ、永遠に・・・」

 サッポロ黒ラベルのCMは面白い。よくできているものだと感心する。というか、トヨエツカッコイイ。以前にも書いたが芸能界の中では一番カッコイイと思っている。女優とかアイドルとかに全く興味はないが、俳優にはうるさい(ダメだ・・・)。というか、TVに出てる女優やアイドルって美形じゃん。今誰が人気あるのか知らないけど、みんな可愛いと思うし、綺麗だと思う。それは否定しない。が、かなりどうでもいい。

 トヨエツはカッコイイ。キムタクよりも五万倍くらいカッコイイ(当社比)。ただし高倉健のがカッコイイ。しかし彼はシブイのであってちょっと土俵が違う。しかし俳優では間違い無く高倉健が好きだ。まさに神である。

 これが外国の俳優とかになると全くわからなくなる。外国の俳優というと大体映画俳優と相場が決まっているので(TVに出てくる数的にね)、元来映画を見ない俺は全くもってわからない。でかぷりおくらいは知ってる。顔が四角い人でしょ?カッコイイけどなんかあんましって感じ。

 カッコイイ人は何をやってもカッコイイ。様になる。憧れる。まあどうでもいいか。生まれもったこの容姿であと何十年か生きていかないといけないわけだし・・・。まあでも次生まれ変わっても絶対人間は嫌だな。かといって他の動植物でも嫌だけど。

 何がいいって?事象の狭間を漂うよ、俺は(爆)。

4月15日(土)

 「お前はスゲェよ。フラれることわかってるのに、ケジメのためだけに告白するなんて。俺にはできねぇよ」

 今日書くちょっと真面目っぽい事のテーマはいくつか候補があった。順に、「結婚観」、「教育観」、「人生観(これはちょっと広すぎたか)」の三つ。しかしどれをとってもピンとこないので全部却下。今日のテーマは「時間」について。ちょっとおセンチな話しになると思うのでご了承を。

 この世の中で最も強い力というのは人の「言葉」と世界の「時間」だと思っている。しかも言葉に限度はあるが時間は無限だ。確かに人一人、個人的な尺度で見ると時間というものはだいたい70〜90年くらいが相場だろう。が、例え俺が死んでもあなたが死んでもそこでこの世界は終わりじゃない。自分の人生の主人公はあくまで自分自身だが、この世界においての個人など空中を漂う微生物となんら位置的に変わりはない。

 時間は強力だ。過去をとりあえず洗い流してくれる。

 時間は強大だ。人はみんな未来のために生きている。

 今、この時点の自分というのはやはり過去の自分の集大成であって、未来の自分は今の自分の集大成でもある(何回使ったかな、この台詞。そしてこれからも頻繁に使うだろう)。この世の支配者というのが存在するならば、それは間違いなく「時間」であり、スクルドとウルドとベルダンディーの三位によってこの世は成り立っている。否定する人はいないだろう。いるわけがない。事実に反する事になるのだから。

 だからどうしても後悔という精神はいただけない。過去の自分を悔いているという事は、現在の道を通って明らかに未来の自分に悪い影響をもたらす。理に適っていないし、メリットもない。要は無駄なのだ。後悔する暇があったら前を見て歩け。自分が唯一見出した人生の指針。俺の人生観の根底にこれが流れている。

 もちろん過去を振り返るのは悪い事ではないし、逆に時として過去の自分に頼らないと前が開かない場合もある。前ばかり見て突っ走っていると後ろの状況が分からなくなってペースがガタガタになってしまう事だってある。ただ、振り返ってばかりいては前が見えなくて走っているうちに怪我でもしてしまいかねない。

 時間という流れの中で走っている我々は、逆戻りする事も、立ち止まる事も許されている。けれど道は前にしかない。自分を自己弁護しながら立ち止まっているよりは、少しでもいい、前に進んだ方がいい。ずっと前にいる自分が、多分今のあなたにそう言っている。

 偉そうな事言ってないで俺も進まないと(苦笑)。随分前から足踏みしてる状態だわ、多分。

4月16日(日)

 「言葉と涙には力があった。ずっとかたく扉をしめ、胸の底にためにためた重いものを、すべて洗い流してしまった」

 今日はすでに眠いのですが借りたビデオ(特に「∀」全話(苦笑))、買ったゲームなどをこなすためもう少し起きていることにする。よって今日の日記は短い。いつもぐーたら的に長いものだが今日はあっさりといこう。

 よってサヨヲナラ。・・・ダメ?(笑)。

 今日は日本橋に行って原画展とかゲーム屋さんとかプラモ屋さんとか行ったんだけど、とにかく疲れる。もう途中で足が痛くてたまらない。たまには丸一日の休みが必要だ。もうちょっと先に連休があるんだけど29日にはまたも行くしなぁ・・・。せめて23日は予定を入れずに寝てようか。

 睡眠って大事。慢性的にずっと眠い俺に誰か救いを。

4月17日(月)

 「その勇者達は王や姫のためではなく、幼い子供たちのために、命をかけた」

 計画。150万円くらい貯金して、半年間全くのプー生活を送る。この時期に溜めに溜めたゲームや本等を消化し、ついでに小説とかも二・三本書いてみたい。月25万あれば自宅にいれば困る事はないだろう。この半年間のことはすでに親にも了解を得た。正直、今の仕事は少し荷が重い。まあ楽ではないだろうなとは思ってたけど。いかん、このままじゃまたも愚痴だ。

 しかし今日は演劇部の公演に招待されてかなりハッピーな気分。けどもうちょっと上手くなろうね。照明の使い方も多分あまり考えてなかったんだろうな。話は割と好感を持てる内容だったのに残念。あとBGM。「エヴァンゲリオンサウンドトラック」から流用しない(笑)。もうちょっとわかりづらいとこから使いましょう。ただでさえ高校の演劇を見に来る人ってアニメとか好きな人が多いから。

 でも好きな事を人前で披露するってかなりの快感。見ていても楽しそうなのがわかる。しかしいかんせん男子部員が一人もいなかったのか?相変わらずだなぁ・・・。

 やりたいことなんていっぱいある。時間の使い方をもうちょっと上手くやらないとね。

4月18日(火)

 「魔法じゃないって言われたって、がむしゃらでいるなら、なんとか形になって夢だって叶えられたりする。情熱が似合うような、君達なら・・・!」

 つい先日友人にいわれた一言。「お前が恋愛系のゲームが好きなのは、これまで真っ当な恋愛ってのをしてないからじゃないのか?」・・・。大きなお世話だが(苦笑)。まあ真っ当な恋愛なんてこの世には存在しない。ね?普通の恋愛ってないデショ?あったらそれっておかしいと思う。

 しかし、速攻で否定できなかったからおそらくその通りなんだろうな〜、と思う。ある一つの文化などに対してかなり情熱的な執着心をもっている人って、かなりの高確率でそれに対してコンプレックスを持っている、と。まあ要約するとこういう事。

 外れてないデショ?少なくとも俺ってそうだわ。競馬が好きなのはおそらく自分が一番苦手としている「勝負事」に対する強い憧れがあるんじゃないかと思う。ゲームってうのは間違い無く自分を投影する機械でもあるし。

 ドラマや映画。演技をするのは好きでもそれを見るのはあまり好きじゃない。こういうところもそういったコンプレックス的なものがあるんだろうな。人って「自分よりいい男(女)はいない」っていう自意識と、逆に「自分は最低の男(女)だ」という自意識と両方持っていると思う。絶対両方あると思う。

 でもま、コンプレックスなんて気付いたら半分以上解消されてるんじゃない?問題はそれまでだと思うわけよ。どうよ?

4月19日(水)

 「別に、急に強くなれた訳じゃないし、何かが変わったわけでも無い。まだ震える体・・・だけど、立ち向かっていこう?大切なのは、弱さ故の向上心」

 「弱さ故の向上心」か。いい言葉だ。何ていうか、どっかの漫画家が言ってたんだけど、「漫画家って言うのはあらゆる面でプロフェッショナルでなければいけない。脚本を書かなければいけないから脚本家。建築家、デザイナー、勿論俳優、女優もこなさなければいけない」ってね。あらゆる文化を知らなければいい作品なんて書けない、と。

 それを読んだ瞬間、「あ、こりゃすごいわ」と思い、それ以来漫画家という職業を尊敬している。まあそんな人が「16歳で結婚、1ヶ月で離婚したなんとバツイチの女子高生物語!」を書いてたもんだから。もう、ね(?)。ピンときた?いまでもまだ16歳で結婚できるのかな、女の人って。知らないけど。

 とにかくものを創作する人ってすごい。「社会性、協調性の無い人間は才能で生きていくしかない。それが無ければ未来なんてない」と。これまた厳しい言葉(違う漫画家さんね)。身に染みる。あ〜あ。ヘコんできたなぁ。でもま、いっか。

 現在22:45。人が榊原さんの「ニュースステーション」(しかしこの時点ですでに観点が違う)を諦めてまで何見てると思う?何見てると思うんだっ!そこっ!そこに名折れ!!いや、なんでもない。このぶつけようのない憤りを・・・いや、なんでもない。

 仕事がんばろ。最近毒っぽくていけないねっ☆

4月20日(木)

 「自分の為ではなく、誰かの為に「元気になりたい」と思えるのは、なんと倖せなことでしょう」

 今俺は、親という年齢層と、子供という年齢層のちょうど中間辺りにいる。自分と同じ年か、もっと若い人でも親になっていたり、自分よりも年上なのにまだ何か(大抵は親)に縋りきって悪い意味で子供のままな人達もいるが、基本的にそう解釈してもいいと思う。

 ここで教育問題がどうのこうのという事は論じない。子供ではいられない、かといって親の気持ちなどまだわからないという中途半端な状態である。もちろん子供を創らなければその時間はずっと延長されるわけで、俺みたいに一生絶対自分の子供はいらないと考えている人間は死ぬまでこの中途半端な状態が続くのだろう。そして一生親の気持ちがわかる事は無い。わかったつもりにはなれるかもしれないが、自分が産まないとやはり直接的な気持ちというものはわからないだろう。

 親は子に何を求めるか。逆に、子は親に何を求めるか。仕事の関係上学校へ行く事が多いせいか、ずいぶんそんな事を考えていた。多分、子に何かを求める親の気持ちというのはわからない。相対性でそれが等価値ならば、親が子を殺したり、子が親を殺したりすることはなかったはずだ。

 だから考えてみる。俺は親に何を求めていたか。ちゃんと愛情を注いでもらって育った子供は特に何も求めたりしないのではないだろうか。そして親は子が産まれたという事だけで、この上ない幸福を与えられるものだと何かで読んだ。もし本当にそうなら、何て素晴らしい関係なんだと思う。

 新聞を読んでいると目を覆いたくなるような事件が多い。それも、家族上のトラブルが原因で起こる惨劇というものが多くなっている気がする。加害者がその被をかぶるのは当然として、問題はその原因にある。そしてそれが、とてもやりきれないようなものがほとんどなのだ。

 親になるのにはそれ相応の資格が要る(だから俺は世の中の父親や母親を尊敬する)。短期間ペットを飼うのとは違うだろう。長く積まれてきた人間の歴史の中で、こんなにも残酷な犯罪は現在特有のものではないか。

 そんなことを考えていると、やっぱり俺には子供なんてとてもじゃないけど持てない。

 資格も、自信もない。

4月21日(金)

 「その不安、俺がとりのぞこう。俺はお前を裏切らない。真実を与えてやる。忠誠を誓え、菊之助」

 いや〜、「神風」いいッス。カッコイイねぇ、みんな(こればっか)。というわけでこんばんわ。今日も一杯呑むとそのまま寝てしまいそうだったんだけど、っていうか実際寝てて「あ、今日も日記書けなかったな〜」などと思いつつ夢を見ていたのですが、電話に叩き起こされ(笑)しかもそのまま電池切れるまで話しててそのまま起きてる次第でござんす。電話かかってくるのこういう時有り難いです。起きないとダメですから、この頃。

 あ〜、俺のこの人見知りする性格直らないかなぁ。仕事では全部割りきってるから全然大丈夫なんだけど、友人の友人ってちょっと苦手。まあカッコイイお兄さんとか綺麗なオネイサンとかにはヒョコヒョコ付いて行きそうだけど(待て、コラ)。自分の嫌いなとことか嫌な部分って手に取るようにわかるじゃない?しかもそれがわかってて直せないのが憎いね。

 21年生きてるんだからそんな我侭も通らない事わかってはいるんだけどね。もっと大人にならないと。でもまあ180℃愛想笑いもだめだけど(苦笑)。

4月22日(土)

 「ボクはねとりさんっ、とりさんには佳奈くんよりも二千倍近く、倖せいっぱいになってもらいたいのだよ!」

 ふむ、今日はいつもよりちょっとだけハイテンションだ。かといってどうというわけでもないが。今日は夜中散歩を半年振りくらいに実行するのでもうウキウキだ。明日なんて何の予定もない。なにしようかそれを考えるだけでウキウキだ(しつこい)。

 こういう平凡な一日を大切にしないといけないね〜、とは思うんだけど。何分元来がイベント好きの野次馬なので二分後にこの世界が終わらないかな〜、なんて考えてしまうわけだ。「もしかしたらこの世界は化け物の歯の奥にあるのかも知れぬ」(Byドストエフスキー)ってね。

 JTのグリーンティーについているちゃっちいミニライトを集めてるですよ。なんだかこういうどうでもいい物を集めちゃうですよ。

4月23日(日)

 「ムスメたちよ、母を超えろ」

 いや〜、寝た。寝たね、もう。今日はすんげぇ寝た。というのも昨日布団につくのが3:00くらいで、なんとか明日の競馬中継(午後3:00から)の前までには起きれるかなと思っていたのだけど(それでも12時間寝るつもりだった)、どういうわけか寝付けずうんうん唸っているうちに夜が明けてきた。んでもって起きると17:30。もう夕食の時間じゃ〜ん(苦)。

 いや〜、確かに今日は何の予定もなかったよ?そしてする事も何も決めないでいたのは事実だ。でもさ、この仕打ちは酷いんじゃない?飯食って風呂入って日記書いたら23:00って・・・。いつもより2〜3時間早いだけじゃん。これじゃあ何もできないよね〜。今日はドライブしようと思っていたのに。

 そしてまた明日からお仕事ですか。まあ今度週末に連休あるし。それだけを楽しみに頑張るかな。あ、今週末ってお給料じゃ〜ん。何に使おうっかな〜。日曜日は競馬だしぃ。車で行こうかな(爆)。駐車場から出るのに二時間かかるけどね〜。

 さ、「∀」見ないと怒られるしさっさと見るか(笑)。

4月24日(月)

 「ねぇ、私笑顔でいられてるかな・・・?」

 どうも、今日から「みろみっく」です。ええ、「みるみっく」ではありません。「みろみっく」です。これからヲタクっぽい話をするときはなるだけ「みろみっく」でいきます。「え?じゃあずっと「みろみっく」?」などという手厳しいツッコミは不用です(笑)。通常が「みるみっく」。で、ちょっとズレてヲタクモード発動中は「みろみっく」です。ヨロシク。

 ではでは早速・・・。とはいうもののもうかなりどうでもいい感じになってまいりました(笑)。ちなみになんかずっと続いてる最初の一文の「今日の一言」ですが、これでだいたいその日の状態を察知できます。コミカルな事を書いていると浮かれた日で、何となくわけわかんない事書いてると「辛い日」です。だいたい手元のコミックスから拝借しております。お気づきの方もいらっしゃるのではなかろうでしょうかいな(?)。

 今日のこの一言。なんでしょう?当たった方には50点。800億点集めると・・・え?どうでもいい?そうですね・・・。

4月25日(火)

 「でも、高校時代の一日は大人になってからのひとつき分より、はるかに貴重な日々ですよ」

 今回のテーマは「イジメ」にしよう。これほどおろかで醜い習慣も他に例を見ないと思う。これ以上に嫌悪すべきものというのはそれこそ大罪である「戦争」くらいしか思いつかない。暗く、重く、決して無くなる事のないところは非常に似ている。延長線上、といえば随分違和感を感じるかもしれないが、質的な根本は同じものだと思う。

 これから先は実体験をもとに書くしかないわけだが、今騒がれているような「イジメ」というものほど陰湿な物は学生当時体験もしなければ見る事すらなかった。見えないところであったのかもしれないが、とにかく「イジメ」をお目にかかること自体滅多になかった。そう、あるにはあったのだ。しかしそれも当時の「イジメ」というのは「意地悪」のそれこそ延長線でしかなく(今の「イジメ」はそんな生温いものではない)、見ている側も、そして被害を受けている側でさえ強い危機感を感じる事はなかったはずだ(あくまで想像ではあるが)。

 ではなぜ「イジメ」という習慣は無くならないのか。当初戦争が無くならないのと同じ事だと思っていた。しかし、大昔から「イジメ」があるなどとは聞いた事がない。つまりは近代に始まった悪習だという事だ。頭を捻って虐める側のことを考えてみる。つまりは「自分以外のスケープゴート」が欲しいのだろう。ということは、加害者というのは自分に自信を持たない者だと結論付ける事が出来る。

 恐いのだろう。恐いが故に他者を傷つける事でしか逃れる術を知らない。これはちょっと可哀相だ。無論善悪の概念で言うならば圧倒的に悪なので同情する事もないのだろうが、それをいうならば今のこの時世にこそ(正確にはこの時世に偶然であわした人達に)同情すべきなのだろう。

 解決方法。残念ながら思いつく全ての方法に致命的な欠陥が出てくる。むしろ解決できる事態ならとっくにこんな問題は無くなっているはずだ。さぞかしお偉い学歴だけの頭でっかちが良作を練ってくれている事だろう。だが残念ながら現場の事は現場の者でないと論じる意味がない。机上の空論だけでは自分たちの自己満足にしか繋がらないという事だ。

 教育を語る者にこそ教育が必要だ。根本はそこから始めるしかない。はて何十年かかるのかは知らないが。

4月26日(水)

 「あたしが申し分ない大人になって恋人になるまでは、あんたが虫つかないように防波堤になっててもらわなくちゃ」

 ふむ、日記をアップするとゲームをするので短めにいときましょう(書いてて虚しくならない事も無い)。そう、虚しいのである!どれくらい虚しいかっていうと、読むものが無くなったからと言って数年前に読んだ「ベイビィLOVE」を読みなおすくらい虚しい(やはりかいてて虚しくならない事も無い)。

 そういえば今日ようやくPS2の請求が来ましたな。締めて¥48、000前後なり。これだったらいつ買ってもよかったんじゃん。で、聞いた話なんだけど、PS2でDVD見ると途中で止まる作品があるんだって?「劇場版のやつ」とか。どうすんだよ。俺見れないじゃん(見る気があるのかと問われると少し自信は無いが)。え〜?「今僕」とか途中で止まったらどうすんのよ?LDC燃やすよ?(笑)

 ところでこの一巻だけある「アークザラッド」はどうなるんデショ?どうもならないね、うん(←ダメ)。

4月27日(木)

 「もう一度、自分の歌に自惚れてもいいだろうか・・・?」

 さっさと寝ましょう。眠いのに気が張ってて眠れない事ってあるじゃない?んでもって次の日はいつの間にか起きてるの。眠りにつけたことすら覚えてないの。ああいったときに見る夢って強烈な物が多い。と思う。

 夢も鮮明に覚えている物と全く覚えてない物があって、しかもイメージ(いい夢だったとか恐い夢だったとかの漠然としたモノ)は覚えてても内容は全く覚えてなくてイライラしたり。ない?俺は結構あるんだけどなぁ。でも最近は全然夢を覚えてない。見てないことは無いんだろけど覚えている物に限ってはここ数ヶ月見て無いような気がする。なんか損した気分だ。

 夢の中の自分ってでもやっぱり自分であることが条件になっていると思う。空飛んだり異常に速く走れたり、そんな超人的な自分になった夢ってのを見た記憶が無い。

 一度眠ったら永遠に起きないっていうのもいいかもしれない。逃げてるだけ?おそらくそうだ

4月28日(金)

 「手に入れる為なら多少の偽りも、利用も問わない。たとえそれが誰かを傷つける結果になっても」

 そう、今はすでに29日の土曜日なのである。不思議だ。なぜだ!?いや、俺が昨日超睡(爆睡の誤Ver.)したからに他ならないのだ。帰って飯食って寝た。以上。違う。帰って飯食ってTVを見ていて、気が付いたらそのままの格好(Yシャツにスラックス姿)で朝だった、と。まあ29日の事は下にでも。28日の事。特に無い。よって終わろうかと思う。

 いや、終わるまい。「世界で一番大嫌い」だ。おそらくここを読んでいる人の中で読んだという人は滅多にいないのではないかと。でもタイトルは知ってるっていう人は多いんじゃないかと。面白いんだよ、本当。前のバイト先でどうしてこんなにこのドラマCDがバカ売れするのか不思議で仕方が無かったんだけど(特に絵が好きではなく、余計だった)、読んでみるとまあ!

 特にそれまでの秋吉家のお話もいいのだがやはりDの「世界で〜」が代表作なんだろうな。ちなみにこういうコミックとかゲームで女性キャラを好きになるって事は(お気に入りのキャラがいるかって事)実はほとんど無い。絶対男性キャラに心を奪われる事の方が多い(ダメだ・・・)。

 が、扇子。お前に惚れた(苦)。ダメだ。あの容姿のキャラクター(いわゆるワンレンとかの)なんて一番嫌いだったのに。弱さを露呈したシーンでノックアウトだ。ああ、俺の負けだ。もう何とでも言ってくれ。魂を吐く。あれも好きだ(笑)。

 ふむ。しかし既刊分は読み終えたのでもうこの話題はしない。明日からは〜・・・「∀」だー!!(!?)

4月29日(土)

 「みんな、みんな明日への贈り物なんだね」

 今日か。とにかく散財だ。予想以上に散財だ。もうこんな事を続けていると「みるみっく流四ヵ年計画〜雅〜」が実行できそうに無い。ちなみにどんな計画かって言うと、この間も書いてしかも有言を実行するためにまわりに言いまくっているけど、毎月ある程度の貯金をして、それが溜まったら今の立場を放棄して(言い方が悪いけど)半年間全くなにもせずに遊びまくる計画の事。その金額が溜まるのが大体4年程度なので「四ヵ年」と。

 で、今日。日本橋。実はこの場ではあまり長居し無くなってきている。精神が持たないのも理由の一つだけど、とにかくもう行くお店が決まっているので(もう暗黙のうちに)そこへ連れて行ってもらって(いまだに一人ではどこへもいけない)、3〜4ヶ所周ったら帰る、と。途中昼食がてらによる喫茶店で喋ってる時間と徘徊している時間はほとんど同じ。

 で、なんと「ZOIDS」(つづり合ってる?)を買う。何年振りだ!?鳥のやつと獣のやつ(わかるかっ!)。しかも帰ったら今日のアニメを撮ってあるとの事で上映会が始まる。これがまた面白かったので始末に終えない(苦)。

 ゲーム?もう聞くな。俺は馬鹿だ。えらく金のかかるストレス発散方としか理解できない。クソッ。

4月30日(日)

 「人間が人間に恥じるなんておかしいわ。がんばって、自分が生きて存在する意味を、証をみつけましょう」

 徴兵制度。ドイツを始めとするヨーロッパ圏やアジアの一部の国などではまだ残っているこの制度だが、日本には無いらしい。一応こう見えても20歳を越えてるのでそういった制度があるのならばお声がかかっただろう。しかし、この国に徴兵制度は、無い。

 これはいけない。なければならないとはいわないものの、絶対にあったほうがいい。別に登用するわけではないので自衛隊に混ざって海外の国に派遣されるとか、PKO活動をするとかそういった大掛かりな事ではなく、二年や三年ほど学んでくるべきだ。

 今の若者達に足りないものは数多い。特にマナーや常識、目上の人に対する言葉使いなど、飽きれて物が言えない人間が急増しているらしい。原因はたった一つ。そういった教育を受けさせてもらわなかったからに他ならない。つまりは悪者がいるのならば教育者、ようは両親である。厳しい事はいい事だ。これは絶対だ。俺は長男で、下の弟が生まれる頃はもう六歳になっていた。つまり、その間溺愛されて育った。自覚している。

 だが、次男が生まれて、その二年後に三男まで生まれると自然と与えられる愛は少なくなっていった。そういった中、それに抗ったりもしたものの、ようやく世間というものが見えてくるようになった。そんな俺が言うのも憚られるが、だいたいが過保護で育った人間が多すぎるのだろう。これは手に負えない。過保護は悪だ。注がれすぎた愛情を、子供は消化できない。

 愛情というものは諸刃の剣で、とにかくいいものだ、と考えるのは危険である。そこで徴兵制度。人生70年の中の2〜3年だ。その性根を叩きなおす所としてあったほうがいい。とにかくなんか勘違いしている人間が多すぎる。

 軍というところは非常にそういったところは規律がしっかりしていて、精神的な成長を促してくれる事だろう。誰も軍事力で国を護ってくれなんて言ってない。微弱な軍事力を有するくらいならいっそ完璧に武力放棄して平和主義者達の溜飲を下げさせてやったほうがいいと思うのだが、それはここでは関係無いな。

 それでも学生時代に部活動をやっていると全然違う。これは体育会系の方が望ましい。文化系でもしっかりしていることろはしっかりしているが、架空の部というのも必ず存在してしまうので過信していると痛い目に会う。

 あとは一部の公務員。消防関係などでは徹底的にそういったところを鍛えてくれる。しっかりした人間っていうのはつまりはそういった内面的な人間性のことであり、それは学歴がどうとか、親がどんな仕事だとか、家が裕福だとか、そんなことは一切関係無い。

 尊敬される人間ってみんなそうだ。

 な〜んて事を日本橋に行った時考えてた。あいつら全員自衛隊に行った方がいい。