夢幻の更新記

ここは「ゆめまぼろし」と読むのでふ。

8月1日(日)

 例えばサードステージという馬がいる。Winning Postシリーズに欠かせない最凶馬の名である。父がトウカイテイオー。ということは祖父はシンボリルドルフである。ルドルフを第一章とし、テイオーを第二、そして第三のステージとして、このサードステージという名なのである。

 例えばスーパーシュートという馬がいる。最後方からの直線一気という極端な戦法しか持たないこの馬の父は、そう、あのサッカーボーイである。

 例えばファーストサフィーという馬がいる。父はダイタクヘリオス。母はダイイチルビー。もうこのカップルを知らない競馬ファンも多いのかな。涙が出そうな(生産の異議を全く無視した)最高の配合である。

 全てのサラブレッドはその父系(父の父の父の・・・という系統)を辿っていくとたった三頭の馬に行きつく。ダーレーアラビアン、ゴドルフィンアラビアン、バイアリータークの三頭である。逆にいえばこの三頭を祖に持たない馬は決してサラブレッドとは呼ばれない。それが競馬の世界である。

 ちなみにサードステージ(Winning Post上の架空の馬だが)は、父系を辿っていくと、トウカイテイオー、シンボリルドルフ、パーソロン、マイリージャン、マイバブー、Djebel、トウルビヨン、13代遡ってヘロド、さらに三代遡るとバイアリータークに繋がる、という血統。これが、競馬。

 人と馬との200年ロマン。上手いコピーフレーズだ。そしてそれはこれからもずっと続いていく・・・。

8月2日(月)

 あなたは何を俺に伝えたかったのか。考えても、悩んでも、それは永遠に分からない。別れの中でも死別というのは多分、最もやりきれないものなんだと思う。どうしようもないのだ。

 かつてライスシャワーの死に直面したとき、正直自殺を考えた。多分あなたは笑うだろう。幸せの絶頂期であっても、多分いなくなった存在に対して、俺は圧倒的に無力だった。だから、死を考えた。死についてどうこう言いたいんじゃない。そういう考え方だってある、という事を知ってもらいたかった。死に対して肯定的な考え方をする人を俺は認めない。それは、自身が免罪符を得ようとしている言動に過ぎない。それは、愚かだ。

 俺は愚かだった。というよりも、今を持って愚かだ。死にたい、と思った事はあまりないが、死んでもいいとは常に思っている。今この時点で人生が終了したとしても、絶対に後悔しない。それは今後何十年生きていても変わらない。死は生きる事の放棄ではないと思っている。そう思いたい。

 捨てる何かがあるのならば、生きていくのが義務だと思うからだ。

8月3日(火)

 至る所で「SPA!」が売りきれていて地元を探しまわった。東芝の問題が載っているという事で結構売れたんだろうか。まあ、ともあれようやく購入。というか馬鹿な(良い意味で)雑誌だな〜、と。毎号買う気にはなれないけどたまに読むには良いかもしれない。

 対戦のページを見つけて遂にWinning Post4を真剣にやり始めた俺。というか何ですか、この配合理論の複雑さは。滅茶苦茶難しいと思うんですけど・・・。まあ、その分面白いんだけど・・・。血脈活性化配合ってなんですか?頭痛いんですけど(笑)。とりあえずまた一つ企画(?)を発案。

 カッコイイ名前、下さい。馬につけます。真剣です。前に小説書くからキャラクター募集、とか募ったら結局3名分集まったのでまあ、良しとするか。まだ募集は続けますが。

 で、馬の名前。9文字以内。できるだけ語呂が良くてカッコイイやつが良いです。「イデア」とか「シーサイドウィンド」とかそういった「おおっ!」と唸るような名前を下さい。神話から拾ってくるのでも良いんだけど・・・。

 とりあえず大募集。ヨロシク!

8月6日(金)−第一部−

 今日も朝から大忙し。朝っぱらから1年以上音沙汰の無かった親友から連絡がある。正直驚いた。もう死んでるかと思ったからだ(笑)。ところでこの親友、立場的に言うならば多分俺の知ってる中で最高のダメ人間である。

 とりあえず高校を中退。「面白くもなんともないから」と教師を一喝したその姿は今も鮮明に残っている。呆然としたその教師の表情と合わせて。しばらく親元を離れ一人暮らし。そこに俺が転がり込んだのが一年ほど前。俺は6月に今の職場に入り、ヤツはゲーセンでバイトしていた。

 顔と性格意外よく似ていると自分で思う。趣味(競馬にゲーム)、風貌(体格がほとんど同じ)、など。ダメ人間まっしぐら!というところまで似なくても良かったのに(苦笑)。バイト先のゲーセンが潰れ、その後地元に戻っていたそうだ。全然知らなかった。俺が急な用事で実家に戻ってから、何か体裁が悪くて連絡を取ってなかたのだが・・・。

 今はバイトすらしていない。夕方起きて、晴れてたらグラウンドまでボールを蹴りに行く。雨が降っていたら家の中でギターを弾いている、そして飯食って風呂入ってTV見て少しゲームやって、朝方寝る。という完璧なダメ生活を続行中らしい。しかも何の危機感も持っていないのだから、大物といえば大物か(笑)。

8月6日(金)−第二部−

 その中には決して死を望んでいた人達ばかりではなかったはずだ。恐怖と絶望が渦巻いていた中、希望を持ってその日を生きていた人たちだって多かったはずだ。たった一発の兵器によって、史上類を見ない大量殺戮が行われた。万単位で人の死が、しかも一瞬で。将来に夢を描いていた子供だっていた。戦争という意味のない戦いを強制される中、ただ無事に帰って来るべき人を待っているだけの女性だっていた。

 それらの魂が、たった一瞬で、強制的に天に召されたのだ。こんなに理不尽な事はない。

 それが現実としてあったのだ。五十年以上前のこの日本で。

 もうこんなことは絶対にあってはならないのだ。その尊い犠牲になった人達はさぞ無念だったろう。もっと生きていたかったろう。ただ悔しいに違いない。だから、もうこんな事は絶対にあってはならないのだ。

 人の死は永遠である。絶対に帰っては来てくれないのだ。天に召されたその想いを思うと、ただもう少し自分は生きる事に一生懸命になれないものかと自己嫌悪に陥る。生きているだけ、幸せじゃないか。中には生きる事を強制で中断された人たちだって一杯いる。そんな人達の冥福を祈る事だけは、今の俺にも出来るはずだ。

 ありがとう。あなた達の勇気ある犠牲によって、俺達は今を生きることが出来ている。

 心配するな。もう、絶対に、こんなことはさせないと、心に誓う。

8月8日(日)

 一つの収穫があった。今日は朝から結構ヤバイくらい体調が悪かった。電車の中で引き返そうかと思ったくらいだ。いつもの調子でいっていたなら、多分昼過ぎでバタン、キュ〜、だったと思う。かなり自信がある。おとなしく、静かに業務にとりかかっていた。なのに「暗い」だの、「不機嫌なの?」だの「怖い」だの散々言われる。

 確かに一日中レジに突っ立っていたら疲れるのは確かだ(だって誰も入らないんだもん。他の仕事しようにも出来るわけ無いじゃん)。だから、体力をセーブして、何とかもった。多分大丈夫だとは思うけど、ちょっと心配。

 疲れが無いとはいえない。ただ、ぶっ倒れるまで働く気も無い。去年の俺とは違う。ヤバくなったら即刻言って帰してもらおうと思ってたんだけど。まあ、無理だったね。もう、期待もしない。倒れてやろうじゃないか。

 今日は、疲れた。こんなこと書きたくないさ。でも、心の本音を書くと、多分俺は明日事務所に呼ばれるだろう。そんな罵詈雑言が蠢いている。好きじゃないさ、俺だって。楽したいし、楽しみたい。でも、仕事。つまり、お金を貰っている、ということ。よく考えたら文句言える立場じゃないんだけどね(苦笑)。

 俺を含めて9/10に3人辞めたらさすがに困るのかな?この店も。なんて考えたりして・・・。

8月9日(月)

 ダンシングブレーブという名馬が逝った。これを書くのは少し遅いかもしれない。亡くなって少しばかり時間が経っているからだ。競馬ファンの掲示板でこの事実を知った時、日記に書こうかとも思ったがいかんせん情報が少なかったのでやめていた。で、今日の競馬ブックに少し詳細が載っていたので改めて書こうと思う。

 80年代の世界最強馬だと言われる。実力、実績、そして人気。全てにおいて突出した馬だったようだ。この目で実際に見たわけじゃないので確かな事は分からないが、文献などを漁っていると確かに物凄い馬だった。

 皐月賞がそのモチーフにした「英2000ギニー」、欧州で一・二を争そう大レース「キングジョージY世&クイーンエリザベスダイヤモンドステークス」、そして言わずと知れた欧州最強馬決定戦「凱旋門賞」等に勝ち、しかも脚質のほとんどが「追い込み」、つまり最後方待機、そして直線一気という豪快な馬だった。

 心不全、だそうだ。冥福を祈る。その血はコマンダーインチーフを始めとする優秀な名馬達が継いでいく。

 そして、系譜は塗り替えられて行く。だがその存在は決して人々の心から忘れられる事は無い。ノーザンダンサーが逝った時、世界中の人々がその死を惜しんだ。だが、その存在は忘れられる事は無く今を進んでいる。

 血は永遠である。変わらない、変えられない。競馬の真髄もまた、そこにあるのだろう。

 今はただ、最強と唄われた一頭の馬の死の冥福を、祈るだけである。

8月10日(火)

 国旗・国歌法の成立。多分これを読んでる人の中で、「よし、やった!」とか「ふざけんな!バカヤロー!」とか思った人は少ない(というかいないはず)だろう。世間の認識なんて甘いものだ。そんなのもなのである。

 強制と習慣は違うという事が何故わからないのだろうか。強烈な被害妄想の持ち主なのか、あの批判していた連中は。さして興味のあった事柄ではないのでよくは知らないのだけど、国の(法の)力を見せつけられる結果となっただろう。これでもまだ反対運動をする連中は、愚かだ(そういえば野党がこぞって不信任案を提出したそうだ。これも愚かだと思うがいかに)。

 根底に根づいているものを法制化しただけ。ただ、それだけ。他に他意も無ければ意味も無い。

8月11日(水)

 皆さんはお休みの日は何時頃に起床しますか?8:00。ふんふん。早いですな。結構な事です。9:00。なるほど、まあ一日を有意義に過ごせる起床時間ですね。10:00。ははぁ、普通はそんなものですか。

 12:00。昼食はどうするんです?

 13:00。起きて何が出来ます?

 14:00。着替えて外出できるようになる頃には陽は傾いてますが?

 今日の起床時間11:00。昨日の就寝時間が0:00。もう少し早く起きる自信があったんだけどな(苦笑)。色々予定も立ててたんだけど、結局全てクリア。すっぽかす。いや、勘違いしないで欲しいんだけどすっぽかせるような予定ばっかりだったからね。こう見えても約束事は守るよ、俺。時間だって守るし。

 まあ、ね。今日起きる予定を二時間過ぎてて、その時点で今日一日のドロップアウト決定。家でダラダラしてました。もうおかげでWinning Post4が進む進む(何やってんだ、俺?)。そろそろ対戦相手に充分な馬が造れたので進出予定。名をマジェスティロード。さあ、ダートの1,600mでその力を見せつけるがいい!

 はぁ、幸せだな、俺。

8月12日(木)

 何度も書いていると思うけど、俺は物事を画一的にしか見れない人間が非常に嫌いだ。あのキクラゲよりも嫌いだ。物事を批判するのはいい。ただし、その言動に全ての責任を伴っていない輩が多い。悪口言うだけなら誰にだって出来る。人の造りたもうた作品・文化に対してあれやこれや批判的な事を言っては自己満足を得る。

 評論家、という人種がとりあえず今大嫌いである。

 俺の周りにはそんな人はいないと思いたい。よく考えてみて欲しい。自分の好きな作品・文化が批判されたとき、あなたは多分不快になるだろう。それをあなたは他の人に言っているだけなのだ。

 例えば、あなたが非常に「パタリロ!」に惚れこんでいるとする。今の所68巻以下続刊中。その中には確かに面白くない、消化不良の話もある。それを見もしない赤の他人がその話だけを見て「これは面白くない」と断言する。

 他に良質の話が沢山あるのにもかかわらず、だ。

 俺の言う所の「画一的」というのはそういった意味である。何も全てを批判するなといってるわけじゃない。ただ、あなたがその作品・文化に否定的な感想を述べる場合、その作品の良い所、誉められるべき部分を、批判的な意見以上に所持していなければ発言権は生まれない。

 その作品・文化に根拠の無い悪口雑言を述べるのは、愚の骨頂馬鹿の極みである。そんな人間にこの世を生きる意味も価値も無いと俺は思う。死んでいい。というかいなくなったほうがこの世のためだろう。

 俺がこのH・Pを含め色んな所で罵詈雑言を罵っている場合、それはその作品・文化の良い所を汲み取った上での発言なのだ。間違い無い。嫌いな作品・文化は多々あれど、根拠の無い発言はしていない。もしそう感じる発言があったなら、一言言って欲しい。訂正しよう。

 ここのところ掲示板でそんな発言がいくつかあった。そういうのは自粛して欲しい。

 嫌いな作品・文化は基本的に無い。嫌いな部分が出てきたら俺はそれに熱中する事をやめている。そうすれば、悪口雑言の類は発言できなくなるからだ。

8月13日(金)

 一つ訂正。昨日の日記で書き忘れてた。人は除く。以上。え?どういうことかって?簡単。速攻で「お前あんなに他人の悪口(悪口じゃない。事実)言ってるのによくあんなの書けるな」という苦情が来たからだ。

 人物を酷評するのは昨日の日記には該当しない。逆だと思う?でも俺はそうは思わないんだな。生まれた作品・文化に何の罪も言われも無い。ただ、その全ての言動が自分の人生を形成する”人間”は別だ。YU−NOをやった人はよくわかるだろう。人生に運命や偶然は無い。全ては自分の言動によって人生は決定する。

 昨日の日記では作品・文化を擁護したが、人物の肩を持ったつもりは毛頭無い。陰口を叩かれる人間には(そういったのは好きではないが)心当たりがあろうと無かろうと絶対に原因があるはずだし、全ての事象は言い方は悪くなるが、身から出た錆、自業自得の世界に生きているのだ。というわけで日記スタート。

 ああごめん。その前に・・・。俺陰口って言わないし。そんな人間だと思われたら嫌だし。事実なら言うけど。

 またも一人倒れる。朝から一人瀕死。大丈夫か、我が職場は。もう何と言っていいのか分からないが、とりあえず体調には気をつけましょう、ということくらいか。どんなに頑張って働いてその結果疲労で倒れたんだとしても、俺はそいつを偉いとは思わない。だって、その時点で他の人間に迷惑かけてるわけでしょ?それはいけない。

 って言って俺が明日にでも倒れたらシャレにならんな。マジでちょっとヤバめかも。今が山場かな。この時期乗り切ったら何とかなるか。疲労困憊ってほどじゃないけど、間違い無く疲れてる。馬育ててる場合じゃないかも(笑)

 遅れ馳せながら暑中お見舞い申し上げます。体調には気を付けてください。あなたが倒れても誰も喜ばないよ。

8月14日(土)

 ありがとうな気持ち。いつも持っていたい大切な気持ち。それすら忘れてしまったら、人は生きる意味を失ったも同然だろう。叱る勇気。時には必要だ。甘やかされて育つ人間に大器はいない。

 夢見る気持ち。とても大事だ。自分の理想を追い求めるのは決して愚かな事じゃない。思いやる心。人と人とを繋ぐ大切な掛け橋。これがあればなんだって出来る。

 俺を含めてあなたもやはり一人で生きてるわけじゃない。まず生まれて始めて母親に世話になっている。あなたが生きる意思を持っていようがいまいが、事実は曲げられない。生きていくのに色々な人の手を借りて、迷惑をかけて、それで今のあなたは成り立っている。

 それら全てに感謝の気持ちを忘れてはならない

 助けを借りて、肩を借りつつ、懸命に生きている。実感は無いかもしれないがそれが生きる、ということなんだろう。俺は父があまり好きではないが、それでも生きている上で一番世話になった人間だろう。感謝している。

 今のあなたは一人で生きてるわけじゃない。そんな事は絶対に出来ない。

 ありがとう。それだけ言えれば、充分だ。

8月15日(日)

 競馬、マジック、職場ネタ、それら以外でここを書いていくのが少し難しくなってきた(笑)。ゲームも最近「WP4」以外やってないし、アニメだって、ねぇ。熱中して見てるものなんて無いし。

 あ、「アークザラッド」が面白そうだ!もう最高。堀江様池田様。この二人が出演なされてるこのアニメを見ない手は無い!これに榊原様か保志様が出演されてたら間違い無く買った。動機が不純だ・・・。

 でも、このアニメなかなかレベルが高いと思うがどうか?オープニングがかなり綺麗に動いていて、作画がとても綺麗。ちょっとエルクの声が拙い感じがするが(それをいえば堀江様も上手いとは言いがたいが)、決して下手なわけじゃない。プロ志向、という表現がいい感じ。

 もう少し安かったら買ったと思う。ビバップが今月分で終了とはいえ、ベターマンを始めとして買わなければいけないものも多い。MDのコンポだって買わないといけないしね(苦笑)。

 人気的にはどうかわからないが、純粋に面白いと思える珍しいアニメだとは思う。

 ゲームも借りた。でも出来ない(苦笑)。

8月16日(月)

 叶う事の無かった夢に思いを馳せて、涙する。それは決して恥ずかしむ事ではない。胸を張って故郷に帰れば良い。君達は全力で戦った。例えその結果が思わしいものにはなかったにしても、評価されるべきは結果だけではない。過程があるからこそ、結果もあるのだ

 沖縄尚学高校。春のセンバツ高校野球大会の優勝校である。昨年の横浜高校に続く二年連続の春夏連覇を目指し、甲子園にやって来た。この春夏の連覇がいかに難しいかは今までの長い歴史の中でたった7校しか達成していない事からもわかる。だからこそ、輝く偉業でもあるわけだが・・・。

 都城高校のエース(名前知らない)から散発の3安打しか打てなかったのは確かに意外だった。結局は一点も取れず甲子園を後にしたわけだが、敗れた戦士達の表情は決して絶望的なものだけではなかった。

 努力の結果が思わしくなかったとしても、その努力を評価してくれる存在が必ずある。間違い無い。それぞれの都道府県の代表として赴く彼らの胸中には計り知れないほどのプレッシャーもあったはずだ。

 甲子園で輝きながらプレーをした君達は、臆する物など何も無い。

 そういう君達の未来は、確実に保証されてるはずだ。ありがとう。俺が言えるのはそんな言葉ぐらいだが、同じ気持ちの人達が大勢いる。ありがとう。もう一度言おう。君達は、素晴らしかった。

8月17日(火)

 家に帰った。すると家族総出で電話機に対面している。表情はかなり深刻だ。事情が飲みこめない俺はとりあえずメールが届いてないかだけ確認するためにPCの電源を立ち上げる。すると・・・。

 接続できない!

 そう、何故かはわからないが急に電話機が故障したのだ!これでは日記のアップは愚か我が家にかかってくる電話は全て闇の中に消えて行ってしまう!これは一大事、ととりあえず俺も電話機に直行する。が、それを待っていたのが家族の俺を睨む目。どうやらパソコン関係に疎い我が家族達は全て俺のモデムに原因があると考えていたようだ。違う、さすがに出勤中は電源は落としてある。何か細工をしない限り原因の一旦となるはずが無いのだ。

 説明しても無駄だった。とりあえず冤罪を晴らすために電話機の修理にとりかかる。が、何をやってもダメ。何処をどう工夫しても症状は改善されず。で、苦肉の策で携帯から家に電話してみた。すると・・・。

お客様のおかけになった電話は、都合により、ただ今通話が出来ません

 これが何を意味しているか。知ってる人はいるだろうか。そう、電話料金の未払いの結果、止められてしまった哀れな末路なのだ(苦笑)。速攻で仕事中の親父の携帯に電話を入れ、近くのコンビニに料金の支払いを命じ、事無きを得た。というか忘れてるんじゃねぇよ、バカ親父!もう少しで悲しい家に思われるところじゃねぇか。

 事の顛末を知った家族は俺に少し優しくなった(笑)。平和だな、と思ったわけだ。

8月18日(水)

 時事問題について書いても仕方ないか。俺当事者じゃないし。当事者でないと分からない事だっていっぱいあるし。分かったふりして堅苦しい事書くのも疲れるし。今日は疲れました。怒涛の如く忙しかった、と言うわけではないんだけど、何分人数的に厳しかった。以上、終わり。

 劇場版のウテナが結構反響を呼んでるらしい。TV放送も見なかった(2話までは見た)俺だけど、今更ながら少し興味津々(苦笑)。貸してあげる、って言われたときに黙って借りとけばよかった。面白いんだろうか。謎だ。今の俺なら結構楽しく見れるかもしれない。誰か貸して(笑)。

 告知厳禁の情報がいくつかあっても、そこら辺見てると結構あっさり情報載ってたりする。情報が漏れてたら発売中止もありうる、とか脅しをかける労力があるんだったらそのあたりに注意を払わないと意味無いんじゃない?ま、完璧にっていうのは無理だけどさ。これじゃ俺達道化だよ、まるで。

8月19日(木)

 波ってあるよね。もう忘れたいのに嫌な事思い出しちゃってさ。ほとんど忘れてたのに。どうせだったら夕方とか仕事終わってから聞きたかったよ。急に不機嫌になって周りに迷惑かけちゃうしさ。

 真実だったら俺は間違い無く最高の道化師だ。とりあえず良い気持ちじゃない。というか裏切られた。想像上で最もあって欲しくはない事態になっていたみたいだ。俺って馬鹿じゃん。そうじゃないかと思っていた事に何かと理由をつけて否定してきたのについにその砂の牙城が崩れた感じ。あっさり。

 緊急告知。明日20日で俺の人生の半分以上が決定する。「YU−NO」で言うならば今宝玉が光ってる状態だ。上に行くのか下に行くのか真っ直ぐなのか。どの結果がどのルートなのかはわからないが、とりあえず体勢は明日で決定する。明日、俺の人生が決まる日。

 一応断っとこ。どうなるかわかんないよ(笑)。

8月20日(金)

 ああいかん。ホワイトドール撮り忘れた。というわけで日記スタート。今日はお金が一銭も入らないアルバイトの日でした。これを社会勉強といいます。いつものバイトより疲れたと思ったのは、多分全然馴れてないからでしょう。今日は本の卸業者へ赴きました。

 パラダイスです。あそこ。本好きにはたまらない最高の場所でしょう。無い本はありません。ここから好きな本を抜き取って店に戻るわけですが、私が選ぶと偏りすぎるので黙って見ていました。その間ずっと立ち読み。普通の本屋ではないので(一般の人は入れないので)非常に乱雑です、本の置き方。もう戦場の様。だから気兼ね無く立ち読み。小説だろうが漫画だろうが成年誌だろうが競馬ブックだろうが何でもありました。

 後ろ髪を思いっきり引かれながら帰ってきたのでした。

 そして超意外な場所で超意外な人に再会した日。この就職難といわれる中同じ高校から市役所に就職する人(出来る人)がいるとは思わなかった。ああ、我が母校はハッキリ言って馬鹿ですので。時代錯誤の集団もいたし。演劇部の送別会以来会ってなかった人。年取ると綺麗になるもんだ。ちょっと後悔してみたり(苦笑)。

 宝玉、明滅しなくなりました。

8月21日(土)

 本屋さんに寄ったのは、電車の中で読み終えるであろう乃南アサの「水の中の二つの月」に変わる新たな文庫本を求めたからだ。決してHな本を買うために寄ったのではない(苦笑)。で、今日の日記。

 う〜ん。何書こうかなぁ。う〜ん(←この十文字強の間に要した時間約5分)。早く書いて∀見たいんだけどなぁ。スラスラ書けるのはどうしても内輪ネタ、競馬ネタに偏っちゃうしなぁ。ああ、今日は「にょ」の日でしたな。ごめんにょ。

 仕方ないから時事ネタでも書くにょ。断っておくけどわかったつもりで書いてる自己満足なので間違っててもツッコミは勘弁して欲しいにょ。で、何にしようかな・・・にょ、これにょ!

 「鈴木その子女優デビュー!」・・・違う違う、駄目にょ、「トルコ大震災」について思うことにょ。

 死亡者数だけで軽く阪神大震災を上回る数にょ。その惨状は我々素人でも想像に固くないにょ?阪神最震災の時、国が動くのがいかに遅かったかは散々叩かれて周知のとおりにょ。でも今回の海外への支援隊の派遣は完璧と言えるくらい早いと思ったにょ。偉い、さすが小渕総理!私はあなたを応援してるにょ!

 確かに莫大な支援金で助かる人だっているにょ。その方が結果的に言えば絶対的に有効にょ。でも、現地で必死に汗を流しながら、何時間もかけて一人の老人を助けるその行為は、莫大なお金に勝るとも劣らない「支援」にょ。人には出来ない事はいくつもあるけど、可能性は無限に広がってるんだにょ。人一人で出来る事はたかが知れていても、集まった力、想いは何物にも勝る可能性と資質を秘めてると思うんだにょ。

 下がった頭を上げられない気持ちにょ。ちょっとは見習うにょ、店で奇行を繰り返す愚者達!

8月22日(日)

 花が好きだと言ったら意外に思うだろうか。俺自身の趣味、性格を意外に思われることがあるが結構ある。多分体格的にイメージが違うんだと思う。例えば、例外無く初対面の人は俺が競馬好きだとは思わないらしい。お酒が飲めるとも思わないらしい。スポーツをするとも思わないらしい(失敬な!まあ今はやりたくても出来ないけど)。

 やってみたい職業の一つに花屋があったりする。別に声優版必殺仕事人をやろうというわけじゃない。単に花が好きなだけ。というのも理由はある。高校時代の演劇の脚本の一つに、そういう脚本があったからだ。いつも澄ました顔をしていて、話す言葉の中に絶対花言葉を含んでいる、というキャラだった。

 だから(?)花言葉を覚える事から始まったわけだ。ちなみにデンドロビウムとは知ってる人も多いとは思うが花だ。決してガンダムに出てくるゴツイMAではない。まあ名前は花からとったものだろう。サイサリスとかいるし。ガーベラとかもいるし。ちなみにデンドロビウムは春の花で花言葉が”わがままな美人”。ガーベラは夏で”神秘”。

 ちなみに俺の誕生花は3月24日でアネモネ。花言葉は”恋の苦しみ”、”はかない希望”、だってさ(大苦笑)。

8月23日(月)

 ちょっとゲームについて書いてみようか。今自分の根源を成している部分でかなりゲームで受けた影響、という比率が大きい。多分。特に最近頻繁に日記に出てくる「この世の果てで恋を唄う少女YU−NO」に受けた影響は計り知れないものがある。このゲームだけは多分お薦めのゲームコーナーにも書かないと思う。

 考え方の根本的な部分を変えさせられた(強制的に)唯一のゲームだったと思う。「ONE」や「Kanon」、「DoaboLiQue」、さらには「EVE」でさえこの圧倒的なシナリオには適わないと思う。こういう考えで生きてきたなら絶対に後悔なんて出来ないはずだ。偶然なんて概念が存在できない世界はある意味怖い

 一度やってみて欲しいとは思うがいかんせん所要時間がかなりかかるのと、シナリオに結構強いアクがある。いまのところプレイした人間で影響を受けてない人間を俺は知らないが、中には鼻で笑った人だっているだろう。

 ただ、俺の生きる上での考え方、というか割り切り方は「YU−NO」によって成されてると言っていい。偶然なんて存在しないし、全ての事象は運命であり、必然である。この世の終わり、というのはかなり文献があって、黙示禄による破滅の予言書や北欧のラグナロクが有名だけど、多分人一人の終わり方は「YU−NO」のように事象の境をさ彷徨っているんだろう。ゲームの終わりに出てくる「この世の果て」は、「この世の果て」。

 確かに彼女は「この世の果て」で「恋を唄って」いた。俺の終わりもこれだったら、幸せではないが、満足だ。

8月24日(火)

 趣味の通じる人間とは比較的仲良くなりやすいですな。というか俺のような人見知りする性格はどうあがいても同じ趣味の人としか仲良くなれないものである。8月6日の日記に登場した最強ダメ人間は典型的な代表であろう。

 高校時代同じ市内とは言え、左遷的な府立高校へ通わざるをえなくなった俺はしばらくふてくされていたが(馬鹿な事をしていたとかいう意味ではない。閉鎖的になっていたという事。本ばかり読んで他人と接する事を避けていた時期があったり無かったり・・・)、この馬鹿と知り合えてかなり高校生活が変わったと思う。

 だからこの馬鹿が高校を中退したとき、俺も高校を辞めようかと思ったくらいで(もう少し視力があったら辞めていただろう)、それくらい高校時代の俺は自分の意志を持たない、周りに流されるままだった。今の所人生の中で高校三年の時期が一番俺的にダメダメだった。平均登校授業が3.5時間目からという重役出勤ばかりだったし、特に何の目的も持たず悪い知人と良くない生活を送っていた暗黒時代とも言える。

 打ち込んでいた演劇同好会も、創立メンバーである一つ上の先輩方がこぞって引退してので俺ももう参加しなかった。というかクーデターに遭って辞めさせられたという意味合いが強い。今となってはどうでもいい話だ。

 難点といえば椎名へ○るに似ている事か(笑)。この馬鹿はこの声優のCDばかり聴いていた。俺はこの独自の生活体系を持つといわれる声優が大っ嫌いで、よく喧嘩もしたものだ。

 親友の定義というものは多分存在しない。だから親友だろう。あなたにも一人はそんな大事な親友がいるはずだ。大事にしないと。人との絆というのは案外簡単に途切れるものだ。でも絶対に途切れないのが親友との絆。

 でもせめてバイトくらい探せよ(苦笑)。ボール蹴ってギター弾いてる場合じゃないぞ(笑)。

8月25日(水)

 アハッ。アハハッ。・・・酔ってます、まだ。久しぶりにお金の都合無くお酒飲めたものだから舞いあがっちゃって。で、今日の報告。合法的な犯罪を紹介しよう。

 今日は仕事が終わってから上司に一杯行くか(少し違う)と誘われる。そして赴いた戦場。ここが凄かった。とりあえずカレー。なんだあれは。あんなに辛い食べ物(もはや食べ物と呼ぶのすら危うい)を生涯始めて味わった。辛さで涙を流したのは生まれて始めてである。とりあえず辛い。ヨガフレイム出そうだった(笑)。汗はダラダラ出るし、口の中は麻痺して上手く言葉も出ない。犯罪である。これを何気なしにルーのみを食す我が上司を見て真剣に「おかしい」と思っていた。あれは辛党とか辛いもの好きとかいう次元ではない。

 まだ口の中がモゴモゴしてる。明日一日は身体の調子がおかしいだろう。で、最初に飲んだあのいわくつきのお酒。デンジャラスエベレストとかいう名前だったと思う。あれも酷い。一気に体温を2℃は上げる効果を持つ。ほんの小さなカップ一杯を三人で分け合ったんだけど、あれで酔えます。あれは相当にキツイです。で、あのカレーだ。

 多分当店の職員は一度は足を運ぶ事になるだろう。その上司は誘う気満々だった。これ以上犠牲者が出ない様にと祈るばかりだ。

 あ〜。酔ってる。ダメ。もう寝るわ。ちなみにそのカレー。俺が食べれたのはスプーン二杯程度。一時期掲示板に書き込みしてくれてた(っていうか書きこんでよ!)油さんはスプーン一杯で轟沈した正真証明の辛さである。酔ったその上司から面白い内部事情とか聞けて(愚痴とも言うが)中々楽しかった。苦労してるんだな、誰も。

 興味を持った人、一度一緒に行くかね?その後は保証しないが・・・。

8月26日(木)

 「ケイゾク」のために少年Aを買ったはいいものの、他に読むものが無いのでちょっと損した気分。「ヨーグモスの取引」のためにライバル店にてマジックを購入するもやはり当たらず。使えないくずレア(ファンカード)ばかり当たって損した気分。うどん屋さんでそばを頼んだのに素でうどんが出てきて損した気分。

 どうでもいい事ばっかだね。特に特記事項無し。でも万引き犯が毎日(本当に毎日じゃない?)捕まる様は滑稽でもあり普段の我々の防犯態勢の甘さを見せつけられたりでもあり複雑な気分。

 コスプレやろっか?「デュエルファイター刃」の「緋沼晶」だったら考えてもいい。「ジェスターセラ」も可。「フェルプゥ」は論外。着ぐるみじゃんあれ。仰々しい格好して「火の玉!」とか間抜けな台詞も嫌だけど(苦笑)。

 どう?お茶を濁すこの内容。だって書く事あっても時期尚早。もうちょっと待って。もうすぐしたら面白い(そうでもないかも)事書けると思うから。ま、職場ネタになっちゃうけど俺を知ってる人にとっては結構意外な事かも。

 マクロスプラスのサントラは?ねぇ。早く貸してってば。待ってるのに。

8月27日(金)

 昔「ウルティマ〜聖者への道〜」というソフトがあったのをご存知だろうか。決して知名度の低い作品の稀少価値を誇ろうと自慢するわけじゃない(俺はそういうなのは嫌い)が、中学生の頃だったか。RPGで最後のボスが存在しないという一風変わったゲームだった。では最後は何なのかと言うと「宝箱」なのである。その中に「真実」が入っているのである。ゲームの中の真実じゃなく、現実の世界の「真実」である。

 やった人の特権としてその内容は黙秘するようにと説明書にあった。馬鹿だなこのメーカー。で、本題。このゲームのコンセプトが「聖者」(アバタール)になる事である。聖者になるためには人間が持っている八つの「徳」を全て極めなければならない。その八つが、「名誉」、「勇敢さ」、「公平さ」、「献身さ」、「清らかさ」、「優しさ」、「誠実さ」、そして「謙虚さ」の八つである。

 人間この中の1つ〜4つくらいは持ってると思う。俺が人を評価(他に良い言い方を思いつかない)する場合、必ずこの八つの中のどれを持っているか、と考える。結構単純な性格だな(苦笑)。例えば「名誉」なんて何を指してるか誤解される場合もあるからあんまりこの考え方を他人に言ったりはしないんだけど(ちなみに簡単に「プライド」の事)ね。誰でも必ず1つは持ってるはず。逆に8つ全てを持ってる人に俺は今まで会ったことは無いし、多分そんな人はこの世にいないだろう。

 あなたは自分で何を持ってると自覚する?俺は自分では・・・2つはあるかな〜と思うんだけど、甘い?

8月30日(月)

 ゲーム、というのはあなたのなんだろう。これを見てる人の中でゲームをやった事なんてない、という人はいないだろうから偏って書かせていただく。

 趣味、息抜き、暇潰し、あるいは人生、なんて答もあるかもしれない。別にゲームに限った事ではない。あなたの持つ趣味に置き換えてもらった方が分かりやすいだろう(ちなみに趣味を持たない人間がおれは大嫌いだが)。趣味という概念は一種の生きがいである。だから基本的には生きてる人間で趣味を持たない人間なんていないはずだがどう見ても人生つまらなさそうな顔をして歩いてる人が多い。

 俺の場合はもちろん競馬になるだろう。ここで記す趣味、というのは「その世界が無くなった場合世を哀れんで身投げできる」程の強烈に愛している文化の事である。中途半端な「好きな文化」とは違う。

 好きこそ物の上手なれ。俺は来年のダービーが開催中止になったら間違いなくこの世から姿を消すだろう。例えイギリスダービーやフランスダービー、東京ダービーが存在していても、だ。笑われても蔑まれてもその意識は変わらない。一つの誇りとして考えている。

 好きな事を持ってる人間はそれだけで輝いている。改めて思う。大事なのは・・・好きでいることだと。

8月31日(火)

 は〜い、いらっしゃい。ちゃんと書いてるよ〜。これ書いてるの9月1日だけどね。で、休みでしたな、この日。じゃあ単純に何をしていたかを記そう。

 午前中。あれやこれやと忙しい。車で市内を走り回る事3時間。昼過ぎにはヘロヘロ。昼ご飯もままならないままに今度はやってないゲームを片っ端から(この時点でもう萎えてる)やってやろうとソフトをテーブルに並べる。

 30分後。「Winning Post4」に興じる我が姿(苦笑)。GTを勝つたびに感慨深く頷き、パスワードを取る。しかしこれがまたあまり強くない。攻略本に載っている馬と対戦させてみた。相手の馬がゴールしたとき、俺の馬は画面からすら消えていた。悲しくなって散歩。

 帰って夕飯食べてさあゲーム。ダンレボ一回踊って(一回で嫌になる。何故でしょう?)、再び馬。で、ここから。なぜ昨日のうちに書けなかったかと言うと、気が付いたら寝ていたからである。

 見ていたはずの「巨人−中日戦」がいつの間にか分けの分からないニュース番組に変化していたのだ。

 もう寝た。以上。